「芸術を生むために日々努力をしている人に感謝します。僕は芸術なしでは生きられない」(S・ソダーバーグ監督、アカデミー賞受賞式にて)
「人間性への信頼を失ってはならない。人間性とは大海のようなものである。ほんの少し汚れても海全体が汚れることはない」(ガンジー)
「私は祖国を愛している。だが、祖国を愛せと言われたら、私は遠慮なく祖国から出ていく」(チャールズ・チャップリン)
「後世に残るこの世界最大の悲劇は、悪しき人の暴言や暴力ではなく、善意の人の沈黙と無関心だ」(マーティン・L・キングJr)
「文学者の戦争責任は決して過去のことでなくすでに始まっている。気を抜くなよ、俺は自分を含めとっくに厳しくチェックし始めてるぜ」(いとうせいこう)
「私は貴方の意見には反対だ。しかし、貴方がそれを言う権利を、私は命にかけて守る」(ヴォルテール)


米首都ワシントンDC 2013.12
文芸ジャンキー・パラダイス
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since 1999.5.12
【祝20周年】
オヌシは 番目の旅人でござる
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ダウンロードして使ってネ♪なぜ芸術はスゴイのか!?〜初来訪の方へ

文芸ジャンキー・パラダイス(文ジャン)へようこそッ!!
このサイトは映画、文学、音楽、マンガ、絵画等あらゆる芸術ジャンルと偉人たちの『お墓』情報を、不肖・ド根性文芸研究家カジポン・マルコ・残月(51)が、
鬼神の如く全世界へ紹介する、愛と狂気と執念の電脳空間!旅&墓関連の掲載画像は怒涛の8000枚、総コーナー数は100ヶ以上、容量25ギガ!
うっかり足を踏み入れたのも何かの縁、この文芸天国にトコトンつきあってもらいましょう。そう、毒を喰らわば皿まで!ビバ、アート・サンダー!!
この世は芸術であふれ返っている!人間に他者への共感力があるからだ。芸術は人類が分かりあえる証拠!人間は国籍や文化が違っても、相違点より
共通点の方がはるかに多い
。常にこれを忘れちゃいけない!他人と自分の中に“違うところ”を見るのが「戦争」、“同じところ”を見るのが「芸術」!
芸術は難しくない!敷居を少しでも低くして全人類が親しめるものにする事が、このHPの主旨ッス!


(名言救命ロープ) (恩人墓巡礼) 日本人/外国人 (徒然日記) (ジョジョ総目次) Twitter/フェイスブック/インスタ/育児blog (お絵描き) (掲示板)



アジア大気汚染速報
200深刻/300危険
毎日更新・人類恩人カレンダー(食前に彼らを讃える杯を!)※記号説明&年間分※1872年以前は旧暦
4月 25日 1946星野富弘生(詩)、1942L・M・モンゴメリ命(文)、1948つかこうへい生(演)、1942バーブラ・ストライサンド生、
1934シャーリー・マクレーン生(役)、2012土田世紀命(マ)
4月 26日 1840チャイコフスキー生、1940アル・パチーノ生、1918エラ・フィッツジェラルド生(J)1992尾崎豊命
1941ベルトラン・タベルニエ生(監)、1868近藤勇命1946岩波茂雄命、1950坂東玉三郎生(舞)、
1922三浦綾子生(文)、1969レニー・ゼルウィガー生(役)、1973石橋湛山命(政)、1976キャロル・リード命(監)、
1990デクスター・ゴードン命(J)、1996ソウル・バス命(画)

〔おすすめ番組表〕★番組はイチオシ ※過去の番組 ※YouTube ※アマゾン ※musictonic ※翻訳 ※海外 ※映画 ※サーチナ ※乗り換え ※東京新聞 ※地図 ※首相動静 ※護憲運動 ※画像検索
【4月25日のおすすめ番組】 【4月26日のおすすめ番組】
●5時BSプレミアム『クラシック倶楽部 竹澤恭子 バイオリン・リサイタル』…ブラームス「バイオリン・ソナタ」。
●7時Eテレ『シャキーン!』…朝から頭をフル回転!幼児も大人も楽しめるクイズが続々と出てくる、充実の15分番組。
●8時NHK『連続テレビ小説 なつぞら(22)なつよ、女優になれ』…朝ドラ第100作!ヒロインはアニメーターを目指す。
●15時55分BSプレミアム『アーススキャナー空白地帯の謎に迫る』…ソ連時代にタイムスリップしたかのような街。
★22時BSプレミアム『コズミック フロント☆NEXT あなたと宇宙を結ぶストーリー 銀河大衝突』…僕らが今、この地球で生きているのは100億年前に天の川銀河が他の銀河と大衝突したから。最新天文学から人類誕生の壮大な歴史に迫る。
●22時Eテレ『フランケンシュタインの誘惑E+ (4)脳を切る “悪魔の手術”ロボトミー』…「おとなしくさせる」手術。
★24時25分NHK『平成ネット史』…懐かしい映像と貴重なインタビューでひもとくネット秘話。懐かしの「侍魂」、先行者。
●5時BSプレミアム『クラシック倶楽部 安田謙一郎 チェロ・リサイタル』…ベートーベン「チェロ・ソナタ 第3番」。
●7時Eテレ『シャキーン!』…朝から頭をフル回転!幼児も大人も楽しめるクイズが続々と出てくる、充実の15分番組。
●8時NHK『連続テレビ小説 なつぞら(23)なつよ、女優になれ』…朝ドラ第100作!ヒロインはアニメーターを目指す。
★13時BSプレミアム映画『太陽は光り輝く』…南北戦争後、誠意と勇気で町を治める老判事の心情を描く傑作人情劇。
●21時Eテレ『ららら♪クラシック リミックス 究極の歌声〜デル モナコとカラス』…名オペラ歌手の功績や共通点。
●22時50分NHK『ドキュメント72時間 密着!“レンタル なんもしない人”』…「なんもしない私を貸し出します」そんな不思議なサービスを提供する男性に密着。貸し出しを求める依頼が後を絶たず、ツイッターのフォロワーは10万人を超え。
★★★深夜民放アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(28)今にも落ちて来そうな空の下で』…超重要回。とうとうこの日が。

3日おきに更新・人生の名言(救命ロープ)
あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった者が、あれほど生きたいと願った明日。(趙 昌仁)


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“時代に合わない”から憲法を変えるのではなく、憲法がうたう理想の方に時代を変えていかなくちゃならない。非戦を誓った憲法は国民が目指すべき旗。旗を降ろしたときに理想は遠ざかる。誇るべき旗!

          
【ジョジョラーMAP】(2013.4.21-)              【墓マイラーMAP】(2013.7.5-)
【旗はリアルタイム】★左の地球儀はジョジョコーナー閲覧者/★右の地球儀は墓巡礼コーナー閲覧者/★両方に表示されている人はこのトップを見ている人です


   残月徒然日記(最新文芸情報) ★ほっこり更新!日々前進!笑門福来!★



『ハチョ〜ッ!皆様の御訪問をお待ちしておりました〜ッ!ガルルルル…
(体調やペース配分を考えて、ごゆっくりどうぞ)』


 ダウンロードして使ってネ♪ ヤフーニュースで管理人紹介(2016)  サイト紹介記事(2007)
 

※時事問題は新情報が次々と出てきて日記の更新が追いつかない。僕が注目しているニュースはツイッターの方でも流しているので、よろしければフォローして頂けると有難いです。r(^_^;)
−−−−−−−−−

●4月10日…〔今日の良かった〕“日本資本主義の父”渋沢栄一が最高紙幣に選ばれたのは経歴に相応しいし納得。単なる実業家ではなく日本国際児童親善会を作るなど民間外交のパイオニアとして、ノーベル平和賞候補に2度も選出されている。江戸期の天保年間から始まる人生は大河ドラマにもってこい。埼玉の農家に生まれ、21歳で江戸に出て北辰一刀流に入門。道場では勤王の志士に感化され尊王攘夷運動に傾倒。長州と倒幕運動をするため京にのぼるが、長州は「八月十八日の政変」で都を追い出されており、紆余曲折を経て逆に一橋慶喜(徳川慶喜)に仕え、幕臣となって新選組・土方歳三と浪士を捕縛したことも。
明治維新の前年に27歳でパリ万博を見学、ヨーロッパ諸国を歴訪し進んだ科学技術や経済制度に驚嘆する。明治政府の帰国命令を受けて横浜に帰着(養子は戊辰戦争で官軍と戦い自刃、さらし首に)。大隈重信に説得され大蔵省に入り、株式制度設立、貨幣制度の導入に尽力する。その後、民間から株式会社の設立を指導。日本初の民間銀行・第一銀行(みずほ銀行)、東京海上火災保険、日本郵船、サッポロビール、キリンビール、王子製紙、東京ガス、帝国ホテル、京阪電鉄、時事通信社、共同通信社など500以上もの企業の設立に関わった。また、商法講習所(現・一橋大学)や東京証券取引所設立にも携わった。
69歳からは社会公共事業に集中。日本赤十字社、癩予防協会の設立をサポートし、聖路加国際病院初代理事長などに就任。ワシントン軍縮会議の成功を願って渡米し、日米親善のため講演した。当時、“女子に教育は必要ない”という風潮があったが、渋沢は女子教育を重視し、勝海舟や伊藤博文らと女子教育奨励会を組織し、日本女子大学校の設立に協力した。
人生最期の年となった1931年、日本陸軍は満州に攻め込んだが、渋沢は中国で起きた大水害を心配し、「中華民国水災同情会」の会長となって義援金を募った。同年11月に91歳で他界。他の著名実業家は男爵位どまりのなか、子爵号を渋沢が与えられたのは、“公益”の姿勢が多くの人に感銘を与えた結果だ。
渋沢は「道徳経済合一説」を唱え、「富を貯め込むのではなく、社会に還元する必要性」を訴えている。彼は、岩崎(三菱)、住友、安田、三井といった明治の四大財閥創始者と大きく異なり、「渋沢財閥」を作らなかった。私腹を肥やすことが目的ではなく、「私利を追わず公益を図る」との強い信念を持っていた。
所得格差が広がる一方の日本。億単位の役員報酬を得る経営者がいる一方、低賃金にあえぎ借金苦で自殺する人も。渋沢が今の日本を見れば、内部留保に走って、富を社会にも自社の労働者にも還元しない経営者には喝を入れるだろう。
令和時代の日本が、まともな方向に資本主義国家として発展することを願っての新札の渋沢採用とあれば、僕はナイス人選と思う。

●4月9日…〔今日の良かった〕文部省に楯突いた反骨の細菌学者、北里柴三郎が新千円札に選ばれたことに驚いた。北里は1853年熊本生まれ。東大医学部を経て33歳でドイツ留学し、細菌学者コッホに師事。この当時、傷口から破傷風菌が入って感染する破傷風は、日常生活で発症しやすいうえ致死率が極めて高く恐れられていた。菌の出す毒素が中枢神経(特に脊髄)を冒し、激しい痙攣(けいれん)を起こして高熱を発し、重い場合はたった1日で死に至る。破傷風菌は熱湯で死なない。死者数は年間80〜100万人にのぼり、人類の大きな脅威だった。
留学3年目、北里は世界で初めて破傷風菌だけを取りだす純粋培養に成功。これだけでも画期的だが、北里は「治療・予防法の確立こそが重要」と研究を推し進め、やがて破傷風菌自体が毒なのではなく、破傷風菌が生み出す毒物が原因と気づく。そして翌年(37歳)、破傷風の毒素が含まれた溶液で動物実験を繰り返し、菌体を少量ずつ動物に注射しながら血清中に抗体を生み出す「血清療法」を開発した。実験で動物は致死量でも耐えられるようになり、その動物から採取した「血清」を他の動物に注射すると、なんとそちらも毒素に耐えきった!北里は自身が作り出した血清とワクチン接種による予防法で、世界の人々の生命を救う偉業を成し遂げた。この研究は後にジフテリアのワクチン開発にも繋がる。後にペスト菌を共同発見。
帰国後、彼を待ち受けていたものは先輩学者たちの嫉妬だった。文部省や東大医学部の教授陣から邪魔者扱いされ、自分の研究すら思うように進まなかった。一方、米国から研究所の場所と資金を提供するとの誘いがあり、これを知った福沢諭吉は「いかん、なんとしても頭脳流出を阻止せねば」と、自分の土地を提供し、北里が所長となる私設の伝染病研究所を建設した。福沢の没後、北里は恩に報いるため、慶大医学部創立に尽力し初代学部長となっている。 
1914年(61歳)、北里は新聞を読んで仰天する。自身の伝染病研究所が文部省の管轄になり、東大医学部の付属施設にするというのだ!しかも所長は北里ではなく、東大医学部の学長が兼任。これでは東大側が選ぶテーマしか、研究出来なくなってしまう。北里は「東大と文部省がグルになっては自由な研究が出来ない」と辞表を叩き付け、文部省に対抗して自ら私財を注ぎ込み北里研究所を作る決心をした。
北里が辞表を出したことを知った他の所員たちは、彼の下で働きたいと次々と申し出、ついには全員が辞表を提出した。守衛や事務員までが辞表を出したと聞いた北里は、人目を構わず号泣したという。文部省の伝染病研究所はもぬけの殻になった。翌年、北里研究所の開所式が盛大に行なわれたが、文部省からは一言の祝辞もなかった。
その後、日本医師会を創設し初代会長に就任。1931年、脳溢血のため78歳で他界した。この3カ月後、日本は大陸で満州事変を起こし中国東北部への侵略戦争を開始、310万人が死亡する十五年戦争の泥沼にはまっていく。生命を救うための医学研究に没頭していた彼にとって、生命が紙くずのように軽く扱われる戦争の時代を見ずに済んのは幸せだったかもしれない。
新千円札を手にしたとき、これらのことを思いながら肖像を見つめるだろう。

●4月8日…〔今日の良かった〕17人の肖像画が使われてた日本のお札の歴史で、これまで肖像に選ばれた女性はたった2人。明治時代1881年に発行された1円、5円、10円札の神功(じんぐう)皇后、そして2004年に採用された樋口一葉だけ。それもあって2024年からの新紙幣に女子教育家の津田梅子(1864-1929)が決定して良かった。江戸生まれの津田梅子は、わずか8歳で岩倉具視遣外使節に参加して渡米留学し、日本最初の女子留学生の一人となった。1900年に36歳で女子英学塾(津田塾大学)を設立、女子高等教育に尽力した。津田梅子が主人公のドラマはまだNHKがやってないので100%くるはず。
※新札の津田梅子の肖像写真が左右逆になってて、あれをそのまま使うと髪の生え際も逆でめっちゃ違和感がある。別の写真に変更するより、オーストラリアの20ドル、50ドルのように左側に人物を置いて良いと思う。昔の人物には右向きの肖像しか残っていない人もいるから、津田梅子が左側に人物配置されたお札の第一号になればいい。彼女は第一号が似合う。
※ちなみに神功皇后のお札は日本最初の肖像画入り紙幣でもある。

●4月7日…〔今日の良かった〕なんいうシューベルト愛!心から、『ふぃお〜ら旅に出る』のブログ主さんに敬意を表したい。シューベルトの生家、彼が通っていたカフェやレストラン、住んでいた家、ウィーンにあるシューベルトゆかりの建物を完璧に網羅。脱帽しました!

//今日の統一地方選挙の前半戦、大阪は知事と市長のW選挙になった。僕は維新の議員が給与をカットして財源にあてている姿勢、この部分は立派と思う。吉村市長は給料4割カットしているが、それに加えて退職金4千万を受け取らないという。天下り対策も彼らが言うとおり7割削減を実現したのなら、自民時代よりも頑張っている。ただ、大阪人の僕は維新には入れなかった。理由は−−

(1)松井知事に対する不信感
・森友疑惑の「西の本丸」
森友問題は元々は維新の問題。かつて安倍応援団だった籠池氏は「安倍晋三記念小学校」の設立を計画。だがお金も土地もないため、当初は土地を貸してくれと交渉していた。そして「土地から(架空の)ゴミが大量に見つかった」というシナリオを財務省が考えだし、国民の財産である国有地がタダ同然で与えられた。これはすべて大阪府が「認可適当」と判断したところから始まった。
大阪府の私立学校審議会は、経営資金、教員確保、カリキュラムの3点を問題視、長く認可を出さず継続審議としていた。それを急転直下でOKとしたのは維新・松井知事だ。なぜいきなり私学審の懸念が解決したのか松井知事には説明責任がある。
さらに公文書の改ざんで決裁文書から名前が削除された議員10人のうち半数が維新の政治家という高確率。与党議員でもないのに!維新議員は土地代の値下げなどを働きかけていた。安倍氏と昭恵夫人、麻生氏の名前が削除されたのは、政権中枢だからまだ分かる。維新議員の名前をごっそり消したのは、「松井氏への忖度」ではないのか。やましいところがないなら、どうして府議会で徹底調査を行う百条委員会の設置に維新は反対するのか。籠池氏は国会証人喚問で、「怒りを覚えた政治家は」と問われて「大阪府知事です」と即答。森友問題は終わっていない。
※繰り返すが、大阪では「松井知事が極右の小学校建設を認可。その過程が不透明」という問題だった。そこへ安倍氏の「私が関わってたら議員を辞める」答弁があって全国ニュースとなり、首相の答弁に合わせて官僚が公文書から昭恵夫人の名を消すなど改ざんを行い、現場の財務省職員が「汚い仕事をやらされた」と苦悩、自殺に至った。

・カジノを先頭に立って推進している
維新はカジノの経済効果を喧伝するが、誰かが不幸になったカネで発展しなくたっていい。パチンコ依存症が社会問題になっているのに、大規模ギャンブル施設は不要。「カジノは依存症対策がある」というが、内容は「入場回数上限・月10回」「入場料6000円」。月に10回もカジノに行くって、それを依存症って言うんだ。わけがわからない。それにギャンブル中毒になっている人にとって、6千円など全くハードルにならない。

・沖縄に対する無理解な態度
2016年10月、沖縄県東村(ひがしそん)高江地区で新型輸送機オスプレイのヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)建設を巡り、建設に反対してフェンスを揺らしている市民に向かって、大阪府警の20代の機動隊員が「どこつかんどるんじゃボケ、土人が!」などと暴言を浴びせた。松井知事はツイッターで「表現が不適切だとしても、府警の警官が一生懸命、職務を遂行していたのが分かった。出張ご苦労様」と投稿。僕は目が点になった。松井知事はまた「売り言葉に買い言葉」とも。いや、普通は同じ日本人に向って「土人が!」なんて言葉は出てこない。この言葉が日常的に機動隊員の中で飛び交っているから、このように抵抗なく飛び出す。いったい大阪府警は若手の機動隊員にどんな教育をしているのか。とんでもない上から目線の発言であり、松井知事が語るべきことは「今後は沖縄の苦難の歴史を胸におき、再発防止の指導を徹底したい」であり、「表現が不適切だとして」ではない。大阪から沖縄に行ってる機動隊員を知事としてねぎらう気持ちは僕も理解できるけど、「出張ご苦労様」は少なくとも同じツイートに入れるものじゃない。それは別ツイートで書くべき。こんな文面では、「土人」と差別発言された人の心の傷が癒えるどころか、塩を塗り込むようなもの。
※機動隊員から言葉を浴びせられたのは沖縄出身の芥川賞作家、目取真俊(めどるま・しゅん)さん(56)。なんというか…機動隊員は自分の年齢の倍ほどもある人に「土人が!」と言い放っているのか。目取さん「最初はすぐには理解できなかった。土人という言葉が“老人”に聞こえた。まだそれほど年寄りでもないから、なんで老人?後から考えたら決して珍しいことではない。沖縄に対する差別の中で南の島の遅れた地域という意味で言われていた」。

(2)吉村市長に対する不信感
大阪市とサンフランシスコ市は1957年以来、61年の長きに渡って姉妹都市であり、市民同士が交流してきた。ところが昨年10月、吉村大阪市長は自分の判断で勝手に姉妹都市を解消してしまった。理由はサンフランシスコの公用地に「慰安婦像が建立された」からだ。こんな理由で解消するとは信じ難い。世界的に性暴力が問題になっているこの時流にあって、真逆の方向に暴走する吉村氏。新たな慰安婦像の設置は「2015年の日韓合意に違反する」との意見がある。だが、今回の像は「朝鮮半島と中国とフィリピン出身」の若い女性3人が手を繋いでいる像であり、半島の慰安婦のみを対象にしていない。たとえ加害者は日本軍でも、この像から伝わってくるメッセージは、戦争という狂気の中で性暴力に晒された弱い立場の人を忘れてはいけないという思い。普遍的なメッセージだ。そもそもこの像の碑文には、日本へ謝罪や賠償を求める文章はない。それなのに、吉村氏は姉妹都市を解消した。僕は弱者への共感力に欠けた人物に、行政の長となってほしくない。
吉村氏が生まれる前から61年も続いていた歴史ある友好関係を、個人の考えで解消するなどもってのほか。姉妹都市解消の是非について吉村市長は市民に信を問うことがなかったので、この選挙が審判となる。でも、おそらく大阪の人間で姉妹都市解消の一件を知っている人は1割もいない気がする。まったく話題に上がってないから…。

  朝鮮半島、中国、フィリピン出身の女性たち

(3)維新のエース、丸山穂高議員のトンデモ言動
僕はテロ防止策は必要と思う。だけど、自公が強行採決した共謀罪は、捜査対象や犯罪に問われる条件について曖昧で、テロ集団だけでなく「一般人」にも捜査が及ぶ懸念が残ったままだった。だからこそ、慎重のうえにも慎重に議論を重ねて欲しかったのに衆院法務委(2017)での採決において、維新若手の丸山議員(当時33歳)は「もういいでしょう!これまでもう30時間以上質疑してきました!これ以上ピント外れの質疑ばかり繰り返し、足を引っ張ることが目的の質疑は、これ以上は必要ない!ただちに採決を!」。…質疑で“ピント外れ”の答弁をしていたのは政府側だ。金田法相の答弁が質問者と噛み合わず、内容もコロコロ変わるからラチがあかなかった。「30時間以上」というが、追加される罪状は277項目もあり、30時間で277の罪を検討すれば一つ6分しかない。各罪状が必要か不要か、乱用されないか論議せねばならぬのに、あまりに短すぎる。それのどこが「足を引っ張ることが目的の質疑」というのか。
そもそも維新の丸山議員はそれまで法務委員会の審議に来ておらず、この日初めて共謀罪関連で発言。どの口で「審議時間は十分」と言うのか。自民の別動隊に成り下がった維新はタチが悪すぎる。かつて治安維持法はアッという間に拡大解釈されて、国民は言論の自由が奪われ、多くの人が獄死した。大事な法案なんだから、審議の過程で浮かび上がった疑問点を納得できるまで話し合わないとあかん。

/今日の大阪W選挙は維新の大勝利に終わったけれど、2019年にこの大阪に暮らす者として、こういことにこだわっていた少数派もいたんだよと、未来の誰かに伝えるために記録しておきます。

●4月6日…〔今日の良かった〕クイーンが来年1月に来日公演決定。ヴォーカルは定評のあるアダム・ランバート。前回の来日、僕は「ヴォーカルがフレディじゃないバンドはクイーンにあらず」でライブに行かなかったけど、行った人が「最高のパフォーマンスだった」と絶賛していたので、今回はチケット争奪戦に参戦しよう。

●4月5日…〔今日の良かった〕朝ドラ『なつぞら』第4話、草刈正雄が素晴らしすぎる。ヒロインの“なつ”は戦災孤児。見知らぬ北海道の牧場で懸命に働き、初めて搾った牛乳でアイスクリームができる。
「美味しい美味しい」と食べている彼女に、開拓民の草刈爺が語りかける
「それはお前が搾った牛乳から生まれたものだ。よく味わえ。ちゃんと働けば必ずいつか報われる日が来る。報われなければ、働き方が悪いか、働かせる者が悪いんだ。そんなとこは、とっとと逃げだしゃいいんだ。だが一番悪いのは、人がなんとかしてくれると思って生きることじゃ。人は人を当てにする者を助けたりはせん。逆に自分の力を信じて働いていれば、きっと誰かが助けてくれるもんじゃ。お前はこの数日、本当によく働いた。そのアイスクリームはお前の力で得たものだ。お前なら大丈夫だ。だから、もう無理に笑うことはない。謝ることもない。お前は堂々としてろ。堂々とここで生きろ」

  

●4月4日…〔今日の良かった〕昨日の森鴎外に続き、芥川龍之介の『侏儒の言葉』を再読。芥川龍之介が自死したのは、陸軍が中国大陸進出のための謀略、満州事変を起こす4年前。『侏儒の言葉』には“当時”の軍人の横柄な様子を「小児のようだ」と酷評するなど反軍的な主張もあり、没後の1939年、軍人を侮辱しているという理由で検閲され、軍から改訂が命じられた。以下の2項は特に問題とされた。

〔小児〕軍人は小児に近いものである。英雄らしい身振を喜んだり、所謂(いわゆる)光栄を好んだりするのは今更此処に云う必要はない。機械的訓練を貴んだり、動物的勇気を重んじたりするのも小学校にのみ見得る現象である。殺戮を何とも思わぬなどは一層小児と選ぶところはない。殊に小児と似ているのは喇叭(らっぱ)や軍歌に皷舞されれば、何の為に戦うかも問わず、欣然(きんぜん)と敵に当ることである。
この故に軍人の誇りとするものは必ず小児の玩具に似ている。緋縅(ひおどし)の鎧や鍬形(くわがた)の兜は成人の趣味にかなった者ではない。勲章も――わたしには実際不思議である。なぜ軍人は酒にも酔わずに、勲章を下げて歩かれるのであろう?

〔武器〕正義は武器に似たものである。武器は金を出しさえすれば、敵にも味方にも買われるであろう。正義も理窟をつけさえすれば、敵にも味方にも買われるものである。古来「正義の敵」と云う名は砲弾のように投げかわされた。しかし修辞につりこまれなければ、どちらがほんとうの「正義の敵」だか、滅多に判然したためしはない。
日本人の労働者は単に日本人と生まれたが故に、パナマから退去を命ぜられた(注:パナマを支配していた米国が移民制限法を導入。ただし対象は諸外国すべてであり日本を狙い撃ちしたものではない)。これは正義に反している。亜米利加は新聞紙の伝える通り、「正義の敵」と云わなければならぬ。しかし支那人の労働者も単に支那人と生まれたが故に、千住(注:荒川区、足立区)から退去を命ぜられた(失業問題に困り行政が中国人労働者を退去させた)。これも正義に反している。日本は新聞紙の伝える通り、――いや、日本は二千年来、常に「正義の味方」である。正義はまだ日本の利害と一度も矛盾はしなかったらしい。
(略)わたしは歴史を翻(ひるが)えす度に、遊就館(靖国の軍事博物館)を想うことを禁じ得ない。過去の廊下には薄暗い中にさまざまの正義が陳列してある。青竜刀に似ているのは儒教の教える正義であろう。騎士の槍に似ているのは基督(キリスト)教の教える正義であろう。此処に太い棍棒がある。これは社会主義者の正義であろう。彼処(あそこ)に房のついた長剣がある。あれは国家主義者の正義であろう。わたしはそう云う武器を見ながら、幾多の戦いを想像し、おのずから心悸(しんき)の高まることがある、しかしまだ幸か不幸か、わたし自身その武器の一つを執りたいと思った記憶はない。

/漱石は『三四郎』で、日露戦争勝利に沸き立つ国民の様子に「日本は滅ぶね」と予言、森鴎外は軍籍でありながら乃木大将の殉死を美化せず『阿部一族』で反殉死を表明、徳冨蘆花や石川啄木は、大逆事件において無実の罪で処刑された左派活動家(幸徳秋水ら)を追悼。小林多喜二は資本家と軍が結託して労働者を貧困に突き落としていると『蟹工船』で痛罵して特高警察に虐殺され、その死を志賀直哉が嘆く。芥川も、言うときは言う作家だった。

●4月3日…〔今日の良かった〕森鴎外の短編『安井夫人』を読む。芥川龍之介の夫人による回想記によると、芥川25歳、夫人17歳のときに2人は婚約し、芥川は恋文に「私はあなたを愛しております この上愛せないくらい愛しております だから幸福です 小鳥のように幸福です」と書き綴り、初めての原稿料で蝶の形の帯留めを贈ってくれたという。そして鴎外の『安井夫人』を読むよう手渡されたらしい。いったいどんなことが書かれているのだろう、そう思って読んでみると−−

「お佐代さんは夫に仕えて労苦を辞せなかった。そしてその報酬には何物をも要求しなかった。ただに服飾の粗に甘んじたばかりではない。立派な第宅(ていたく)におりたいとも言わず、結構な調度を使いたいとも言わず、うまい物を食べたがりも、面白い物を見たがりもしなかった。」

このように、登場するお佐代さん(安井夫人)は贅沢を好まず黙って夫を支えるという、おそらく芥川が求めていた理想の細君の姿であり、僕が芥川夫人ならちょっとプレッシャーを感じるかも。(^^;)
また、以下のような印象的な一文があった。

「翁は自分の経験からこんなことをも考えている。それは若くて美しいと思われた人も、しばらく交際していて、智慧の足らぬのが暴露してみると、その美貌はいつか忘れられてしまう。また三十になり、四十になると、智慧の不足が顔にあらわれて、昔美しかった人とは思われぬようになる。これとは反対に、顔貌には疵があっても、才人だと、交際しているうちに、その醜さが忘れられる。また年を取るにしたがって、才気が眉目をさえ美しくする。翁はざっとこう考えた」

ここに書かれていることは、男性にもそのまま当てはまることと思った。自戒を込めて当日記に記しておこう。

●4月2日…〔今日の良かった〕映画の予告編だけで涙がにじんだのは久しぶり。フランスの作曲家ドビュッシーが1890年頃に書いた『ベルガマスク組曲』には、第3曲「月の光」(5分12秒)という神曲がある。この素晴らしいピアノ曲を、1974年に冨田勲氏がシンセサイザーに編曲&演奏(5分50秒)し、世界的な話題となった。そして来月31日公開予定の米国版ゴジラ『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の予告編(1分52秒)で、再びシンセサイザーで甦り、これがもう、映像の壮大さとあいまって、とんでもない化学反応を起こしている!!もともと良かったドビュッシーの曲が、神がかったものに!!繰り返して聴けば聴くほど、感電してしまう。
予告編で流れた曲は、必ずしも本編で使用されるとは限らない。どうか、このBGMを本編でも使って欲しい!映画『ソーシャルネットワーク』の予告編でレディオ・ヘッドの名曲「クリープ」の女性コーラス版がかかったのに、本編では最後まで流れなかったあの失望感、もうあんな悲しみは勘弁。この超ド級スーパー「月の光」を劇場の大ボリュームで聴かせてくれ〜い!!

//メルカリのホームページが90年代レトロ調になり話題になってるとツイッターで見て笑った後、この文芸ジャンキーパラダイスを開いて、既にネット・シーラカンスになっていることに愕然。

●4月1日…〔今日の良かった〕新元号の令和、賛否ありますが、これを機に現存最古の歌集「万葉集」(全20巻)を手に取る人が増えればいいなと思う。万葉集は仁徳朝の伝承歌から淳仁朝までの約130年間・約4500首と漢文の詩等を収録。大伴家持が編纂に携わったが最終的にまとめた人物は不明。
新元号の六つの原案は、「令和」「英弘(えいこう)」「久化(きゅうか)」「広至(こうし)」「万和(ばんな)」「万保(ばんぽう)」。個人的には江戸時代っぽい「万保」にして、享保の改革ならぬ「万保の改革」をやってほしかったけど、天保の飢饉・享保の飢饉のように「保」がつく元号は飢饉のイメージもあるので、落選したのかも。
とにかく、先述したとおり、「万葉集」に光が当たったという点は良かったと言っておく。

ちなみに「令」を辞書でひくと−−
【広辞苑 −令−】
(1)命ずること。いいつけ。
(2)おきて。
(3)長官。
(4)他人の家族などを尊敬していう語。

このように良い意味は4番目。現政権の沖縄に対する仕打ちや、公文書改ざんを「命令」されて自殺した財務省職員のことを考えると、「令」のイメージが、命令、号令、指令などに(僕の場合は)直結してしまう。だが、言葉が持つ意味は時代によって変わっていくもの。10年後には「令」の良い意味が1番目にくるような善政がこれから行われるよう切に願う。むろん、そうさせるのは国民であり、幸い今週末は統一地方選挙。誰に投票するにしろ、棄権だけは絶対に駄目。

●3月31日…〔今日の良かった〕4月21日(日)に名古屋で無料の墓マイラー講演決定!主催は旅行会社のクラブツーリズム。会場は名古屋中心部のセントライズ栄4Fです。とことんお墓愛を叫びます。無料なのでお気軽に!

申込みはリンク先のカレンダーから登録をお願いします。
午前の部(10:30〜12:30)
午後の部(14:00〜16:00)
【重要追記4/16】残念ながら申込みが最少催行人数に満たず中止決定です。まだ2万年早かったようです…。

〔内容〕墓巡礼の魅力を400枚のスライドを駆使して伝えます。心に残った国内外の偉人の墓や、旅先で体験した温かい交流について紹介。また、5月22日(水)に実施される京都の坂本龍馬、木戸孝允(桂小五郎)ら志士の墓参ツアーと、6/22(土)に同じく京都で開催される新選組や会津藩士ほか著名人の墓参ツアーのガイダンスも行います。これらは名古屋発のバスツアーですが、現在、関西在住の方が参加しやすいよう現地集合プランをクラブツーリズムさんは検討中とのこと!

●3月30日…〔今日の良かった〕誰かが愛する作品、それが音楽であれ、絵画であれ、熱く語っているのを聞くのが好きなんだけど、サイトのオフ会に参加されたこともある声楽家のみっきーさん(現在イタリア留学中)がブログにアップされた、映画『アリータ:バトル・エンジェル』のレビューが摂氏1万度の熱さでもう最高!16年前にジェームズ・キャメロンが実写化の構想を語った時からひたすら待ち続けたみっきーさん。ネタバレを避けつつ、昔からの原作『銃夢(ガンム)』ファンとして、期待が報われた歓喜の爆発をリミッター解除状態で叩きつけられてます。画像が多くてビジュアル的に分かりやすいし、後半は音楽の紹介まであり。
キャメロンの人望もあって、役者陣はクリストフ・ヴァルツ、マハーシャラ・アリなど旬のアカデミー賞俳優が出演している本作。予告編で主人公の瞳の大きさに戸惑う人がいるかも知れないけど、僕は映画が始まって10分後にはすっかり慣れてしまい、終わる頃にはむしろあの瞳にすっかり魅了されていた。

日本のコミックが海外で実写化されると、ドラゴンボールや北斗の拳のように残念な結果になりがち。でも日本のSFコミックをリスペクトしているキャメロン(制作・脚本)とロバート・ロドリゲス監督なら、安心して鑑賞できたし、実際、想像を超えるハイクオリティ作品になっていた。僕は4DXで鑑賞し、バトルロイヤル・レース“モーターボール”のド迫力にブッ飛び、劇場で原作者の木城ゆきと先生に「先生、圧倒的な映像作品に仕上がり、本当に良かったですね!待った甲斐がありましたね!」と心の中で吠えていた。
※モーターボールといえば、最近はスクリーン3枚を使った新しい上映形態「ScreenX」で楽しめる劇場があるという。『アリータ ScreenX版』のYouTube動画を見てポカーン。視界270度、これ実際に劇場で見たら失神すると思う(汗)。

『アリータ』は天文学的な製作費がかかっているため、続編を作るためには特大ヒットが必要であり、国内外でアリータ中毒の熱狂的ファンが「10回観た」「30回観た」とエールを送っている。近所で公開中の劇場があれば、皆さんも是非出撃を!

〔追記〕みっきーさんはサイト掲示板にもアリータについて投稿されており、以下の情報を書かれています。
『アリータ』の損益分岐点は約4〜5億ドル。2月末での世界興行収入は2億6577万ドル、遅れて公開された日本と中国でのヒットが鍵を握っているため、ネットの日本版予告には海外のファンから「続編の為にも映画館に行ってアリータを救ってくれ!」「中国・日本よ、アリータを支えてくれ!彼女は興行収入で悩んでる。あとは君達しか彼女を救えない!映画館に行ってくれ!」などと熱い応援が書きこまれていた。そして!先日『アリータ』の全世界興行収入が4億ドルを突破!
公開から1ヶ月半で100回鑑賞した人や、映画館を自費で貸し切って会社の同僚103人を招待した人がいるなど、完全にカルト映画と化してきているとのこと!

※みっきーさん情報では、イタリアではIMAX3Dの鑑賞でも13ユーロ(約1500円)。日本は映画が高すぎるよなぁ。

●3月29日…〔今日の良かった〕ネットの差別的書き込みが問題となるなか、昨日、米交流サイトのフェイスブックと日本のYahoo!ニュースが、「コメントの禁止・削除」に関する新たな運営方針を発表。

・フェイスブックは傘下のインスタグラムを含め、白人中心の国家を目指す「白人ナショナリズム」や、「白人分離主義」を称賛したり支持したりする投稿を禁止すると発表し、人種差別対策を強化するとのこと。ニュージーランドの虐殺事件が契機に。米国ではトランプが2017年に大統領に就任して以降、ヘイトクライム(憎悪犯罪)は2割も増加し、KKKをはじめ白人至上主義を掲げる団体は100団体から150団体に5割も増えた。排他的な感情は放置していると必ず先鋭化する。

・Yahoo!ニュースが策定した新しいコメントポリシーから、禁止行為の例。
特定の地域や家柄、障がい者、性別、職業、LGBTなどへの差別的な内容を含むコメント
特定の民族や国に対する差別やヘイトスピーチにあたるコメント
・被害者・被害者の親族、加害者・加害者の親族および関係者などに対する人権侵害、誹謗・中傷に該当しうるコメント
複数のアカウントを取得し、多くの意見として印象を扇動する行為
・特定のユーザーに対して執拗につきまとったり、あおりや誹謗・中傷を繰り返したりする行為
Yahoo!ニュースのコメント欄は長くヘイトの無法地帯だった。パトロール専門部隊が24時間365日対応しているといい、今後はレイシストが我が物顔で差別書き込みできない場所になることを願う。

/ニュージーランドのアーダン首相がイスラム教徒虐殺の容疑者を「暴力的な過激右派テロリスト」と呼び、オーストラリアのモリソン首相も「右翼の暴力的テロリストによる犯行を絶対的に非難する」と声明を出し、単なるテロ犯ではなく「右翼」(right-wing)と明確に区別した。
腑に落ちないのは安倍氏。アーダン首相に宛てた言葉に“右翼”は登場せず「卑劣なテロ攻撃を断固として非難します」「テロはいかなる理由でも決して許されません。共にテロと断固として戦う決意です」。
今回の事件はヘイトクライム(憎悪犯罪)であることが最大の特徴であり、そこに言及しなくてはこの事件の追悼にならない。なぜゆえアーダン首相やモリソン首相が語った「右翼」という言葉を使わないのか。安倍氏には排外主義への危機感をもっと持って欲しい。

/行政のトップである首相がヘイトスピーチやレイシズムに甘い態度をとっているせいか、ここ数日で役人による酷いヘイト騒動が2つ起きた。

(1)3月19日、厚生労働省の武田康祐・賃金課長が韓国金浦空港で泥酔、「韓国人が嫌いだ!」と大暴れして警察に身柄を拘束。本人は反省している様子が全くなく、フェイスブックで「なぜか警察に拘束されています」「変な国です」と投稿。帰国後も「酔っていない」「暴れたが相手には当たっていない」と言い訳をしていたが、ニュース番組で武田氏が空港職員にローキックや右ストレートを放つ証拠動画が流れて、大嘘をついていたことが判明。そもそも国家公務員が渡航する場合に必要な届け出をせず、お忍びで4日間滞在している時点で規約違反を侵している。こっそりと韓国に滞在していた理由は分からない。そして帰国時に金浦空港で職員から泥酔状態と判断され、搭乗を待つように言われて激高、職員に襲いかかった。
この時期、外務省は韓国の「3・1独立運動」100周年記念式典で反日感情が高まっているとして、渡航の「注意喚起」を発している。だが、独立運動がらみで日本人が暴力をふるわれた事件は一件も起きなかったし、結果的には日本の官僚が、わざわざ韓国に出向いて「I hate Korean! I hate Korean!」(韓国人が嫌いだ! 韓国人が嫌いだ!)とヘイト暴言を吐き、韓国の人に殴りかかるという真逆の事態に。国会では厚労省を震源とする統計不正問題で「賃金」が議論になっている只中であり、当事者の厚労省官僚が紛糾する国会をほったらかして言語道断の言動。
 
この武田氏は「安倍総理の強い思いを実現する」など安倍政権を持ち上げる発言を繰り返してきた安倍シンパのひとり。内閣参事官として「働き方改革」に取り組み、政府代表として講演。「アベノミクスの第2ステージ」「究極の成長戦略」とアベノミクスのアピール役を務めてきた。厚労省発行の「総合職入省案内」では、自身について「私は内閣官房一億総活躍推進室・働き方改革実現推進室の総括担当の内閣参事官として、安倍総理を直接支えながら取り組んできました」と紹介している。
海外では公の場で泥酔すると逮捕される国もある。武田氏は泥酔したうえに暴力事件を起こしており、民間企業なら懲戒免職でもおかしくない事例。しかも海外に行く際に必要な上司の承認も得ていない。それなのに、厚労省は武田氏を大臣官房付に更迭するにとどめる大甘の処分。安倍シンパだから忖度されたのか。
【追記】続報により、武田氏は事件発生の2日前の17日にも同空港でトラブルを起こし、飛行機への搭乗を拒否されていたことが発覚。どうしようもない。前々日の15日にニュージーランドで悲惨なヘイトクライムが起きたばかり。民族差別の危険性を世界が再認識している最中のこれ。

(2)3月25日、日本年金機構・世田谷年金事務所の葛西幸久所長が匿名でツイッターに人種差別的な投稿を繰り返していたことが発覚。葛西氏は韓国人について「属国根性の卑怯な食糞民族!」「在日一掃、新規入国拒否でリセットしましょう」などと投稿、野党議員についても「いるだけで金もらえるタカリ集団」と投稿していた。さらには、精神科医の香山リカ氏のツイッターに「さすが金梨花さん」などと事実無根の名前を挙げて返信。香山氏「外国籍の事実はないが、特定の民族への差別的な発言は非常にショックだ。民族差別を煽るような発言は、決して許されるものではない。より悪質なのは、障害年金の診断書を受理する立場の年金事務所の所長がヘイト発言を繰り返していたこと。私が審査した障害年金の申請者について、所長が不利益な扱いをしていないか心配だ。また、私の非公開の医師名(本名)を診断書で確認してネット上にさらしたのであれば、個人情報の漏洩にあたる」。
葛西氏は実名と所属を明かして運用していたインスタの投稿をツイッターに“誤爆”し、「ヘイト発言を繰り返していた人が、年金事務所の所長だったとは」と騒ぎになった。
葛西氏は過去に札幌年金事務所課長、大阪・豊中年金事務所長を務めている。日本年金機構は葛西氏について所長を解任、本部人事部付けに更迭し、調査の上で処分を検討するとのこと。

なんというか、厚労省や年金機構といった人々の暮らしに直接関わる行政の人間が、こんな常軌を逸したヘイトを垂れ流していることに気が重くなる。身元を特定された葛西氏は観念し、「私の個人的な発言により、傷ついた皆様に深くお詫びいたします」と謝罪しており、少なくとも自分が酷い発言をしている自覚はある。問題は、同じ内容のことを書き殴っている作家・百田尚樹氏や医師・高須克弥氏が、社会的な立場を失うどころか、百田氏は普通に連載を持ち続け、高須クリニックのCMを拒否するテレビ局もないこと。公務員なら更迭され、自営業なら許される、それが日本社会。変えていこう。

※高須氏は今月15日、ポーランドにあるアウシュビッツ強制収容所跡を管理、運営するアウシュビッツ・ビルケナウ博物館から抗議を受けている。高須氏がツイッターに「南京もアウシュビッツも捏造だと思う」と投稿したため、博物館側が日本語で「アウシュビッツは世界中の人々の心に絶えず忠告する史実だ」と書き込んだ。これに対し、高須氏は17日、反省するどころか「売られたけんかは買う」と投稿。僕は絶句した。最近はパートナーの漫画家・西原理恵子さんも慰安婦を侮辱する漫画を描いてるしほんと辛い。
高須氏は昨年11月、大西議員(国民民主)に敗訴している。CMが「イエス!○○」と中身がなく陳腐と議員に言われ、名誉棄損として訴えた。裁判官は「この程度の発言で評判は落ちない」と高裁が請求を棄却、高須氏の敗訴が確定した。…っていうか、橋下氏といい、スラップ訴訟(批判封じを目的に法外な金額を賠償請求)はやめてほしい。裁判所は国民の税金で運営されているのだから。

※3月20日の国会では少年院の男性法務教官による“ヘイト洗脳”問題も取り上げられている。この男性教官は以前から「中朝のキチガイ」「在日を送還しろ!」とヘイトスピーチをツイッターに繰り返し投稿。今年、百田尚樹氏の『日本国紀』の制作に携わった有本香氏に、「私は法務教官をしておりますが、自分の担当する寮でも宣伝しまくっています。副読本と併せて、保護者に差し入れを要求する子が急増中です。少年院に入るような少年はあまり勉強していない分、変に染まってないので洗脳…じゃなくて教育しやすいです」と投稿。法務省はこの法務教官の処分方針を示した。法務教官が百田尚樹氏の本で洗脳すると公言、それが許されると思わせる空気が既にあることに目まいがする。

※野党の立憲民主党にもヘイト騒動があった。夏の参院選に立候補を予定していた元東京地検検事で弁護士の落合洋司氏がツイッターに「韓国のようなごろつき、三等国家の大使館が、港区の中心部にあるのは目障りだし迷惑。国交を断ち、民間交流のための連絡所を、邪魔にならないところにひっそりと儲ければ十分だろう」などと投稿。法曹界の人間とは思えぬ書き込み。自民や維新の議員でもここまでは書かない。立憲民主党は「一連の投稿はヘイトスピーチであり、党としては到底、容認できない」として公認の取り消しを決め、枝野代表は「ヘイト対象とされた方、当該投稿を見た方、党にご期待を頂いている方、すべての皆さんにおわび申し上げます」と謝罪した。落合氏の書き込みは数年前のものではなく2月。しかも同種の内容が大量にある。なぜ公認にしたのか、立憲は組織として機能しているのか問われても仕方ない。再発防止体制を早急に確立しないと。

愛国心とは他国を憎むことではなく、自国の文化を愛すること。頭が良いはずの日本のエリート層が、こんなにも簡単に隣国や在日の人への憎悪感情にまみれてしまったことに暗澹たる気持ちに。韓国や中国の人に日本旅行は大人気なのに反日教育と騒ぐことはない。っていうか、歴史を正しく学べば、相手がもっているわだかまりも、同意は出来なくとも理解はできる
憎悪扇動がどれほど危険かは、ニュージーランドの事件が示している。あの犯人は「自分はごく普通の白人」といい、“普通でない”と判断した人間は殺したっていいんだと、幼い子どもまで射殺した。2019年に生きる僕らは、人間は憎悪を煽られるとブレーキが効かなくなる側面があることを、ナチスの蛮行、ルワンダの虐殺をはじめ、歴史から学んできたはず。これでは虐殺の犠牲者を2度殺すようなものではないか。だから、安倍氏には「テロは許さない」ではなく「右翼排外テロは許さない」と事件の本質をきちんと捉えて批判してほしい。

●3月28日…〔今日の良かった〕みうらじゅん氏の以下の例えに目からウロコ。

みうら氏
『(サッカーの国際試合のシーズンは)飲み屋さんでもテレビをつけますから、その季節にはみんなが一丸となって、サッカーの話になります。
隣の席のOLも、ヒゲを生やした社長さんまで、全員がおんなじ話題をする日々です。
ぼくとしては、国宝阿修羅展の話もしたいわけですよ。
おなじ飲み屋でおなじお金を払ってるのに、ずーーーーっとサッカーの話をされて、阿修羅の「あ」の字も出ない状態です。
格差社会とか、よく言われますけど、そんな疎外感を味わってる人の気持ちになったことがあるのか、と言いたいです。
それは貧富の差ではない、気持ちの差です。
世界レベルでいじめを受けている状態です。
そういうことが大きくなると、戦争とかになってくるんですよ。
国をあげてやることは体(てい)のいい戦争なんです。
ほんとうにサッカーが好きなら、「日本、日本」と言わずに「サッカー」と言えばいいんです。
国ではなく、「サッカー、サッカー」と、サッカーを応援してくださいよ。』(リンク元『ほぼ日刊イトイ新聞』

/ユーモアを交えたみうら氏の“物言い”。サッカーに限らず団体戦のスポーツは、無意識に「日本、日本」と言ってしまうもの。それが悪いことではないけど、みうら氏の視点を心の隅にとどめておきたいもの。

●3月27日…〔今日の良かった〕京都に住んでる知人が、「さくらの開花情報が知りたかったらここがおすすめ」と教えてくれた『京都・桜の名所開花情報』。こ、こ、これは使える!情報が新しいし、これまで墓参で行ってたお寺が、実は桜の名所だったと分かる新鮮な発見もある。なんていうか、各地の写真を見ているだけで目の保養に。眼福です!

//先日のイチロー選手の引退会見、最後の部分が印象に残った。「アメリカに来て、外国人になったことで、人の心をおもんばかったり、人の痛みを想像したり、今までなかった自分が現れたんですよね。この体験というのは、本を読んだり、情報をとることができたとしても、体験しないと自分の中からは生まれないので、孤独を感じて苦しんだこと、多々ありました。ありましたけど、その体験は未来の自分にとって、大きな支えになるんだろうと今は思います。だから、つらいこと、しんどいことから逃げたいと思うことは当然のことなんですけど、エネルギーになる元気な時に、それに立ち向かっていく。そのことはすごく、人として重要なことなんではないかなというふうに感じています」。

//大御所声優の白石冬美さんが昨日他界。享年82歳。僕の世代は、ガンダムのミライさん、イデオンのカーシャ、パタリロ・ド・マリネール8世、あしたのジョーのサチなど、思い出の多い声優さん。特にカーシャの「じゃあ、あたし達はなぜ生きてきたの!?」の叫びは、わが記憶の最深部に刻まれており、常にあの声が体内でこだましている状態。心から哀悼の意を表します。

●3月26日…〔今日の良かった〕ニュージーランドの面積は北海道を引いた日本の面積と同じくらい。人口は480万人だから福岡県よりちょっと少ないくらい。その小さな島国の女性首相が、凶悪な差別テロが起きた際に指導者が取るべき対応の手本を示している。
アーダン首相は38歳という若さ、そして世界で初めて首相在任中に産休をとった政治家として知られている。今月15日に白人差別主義者が50人のイスラム教徒を虐殺した翌日、アーダン首相は現地ヌールモスクを訪れ、「私たちが共通の価値観として掲げるのは多様性だ」とヒジャブ(イスラムの女性が髪を覆うスカーフ)を被って被害者家族を抱擁するなど、すぐさまムスリムコミュニティを守る行動に出た。これは事件後にイスラム教徒の女性から「怖くてヒジャブを被って外を歩けない」という声があがったことも理由だ。
(注)中東イランでは街中でヒジャブを外すと投獄されるため、ヒジャブが女性を抑圧していると、近年はヒジャブ義務づけ反対運動も起きている。アーダン首相の場合は、「怖くて被れない」という言葉へのリアクション、「連帯のシンボル」としての着用。

アーダン首相は自動小銃の所持を禁止する法案を議会に提出すると既に発表している。トランプと大違いというか、とにかく動きが速い。そして銃撃犯についての歴史的名演説を行った。
移民・難民はニュージーランドを自らの故郷に選びました。彼らは私たちの仲間です。このような差別テロを行った者は仲間ではなく、ニュージーランドには彼らの居場所はありません」
「私が彼(犯人)の名前を口にするのを皆さんが聞くことは決してないだろう。彼はテロリストであり、犯罪者であり、過激主義者だが、私が話す時は名前で呼ばない。皆さんも命を奪った者ではなく、奪われた人々の名前を語ってほしい。あの男は悪名をはせようとしたのかもしれないが、我々ニュージーランド人は彼に何ひとつ与えない。名前さえも」。
  

22日の追悼礼拝では、イスラム教徒5千人に加え一般市民1万5千人も参列。SNSで「調和のためにスカーフを」と呼びかけがあり、スカーフの女性が多かった。キリスト教徒の女性が、イスラムの隣人からスカーフを借りて着用したという。参列者「イスラム女性たち、安心してほしい」。
事件後、ニュージーランドのメディアには、容疑者ではなくアーダン首相の姿が繰り返し登場し、迅速な対応が称えられている。

//オーストラリアの極右アニング議員が「ニュージーランドの銃撃事件の原因は移民政策」「世界中でイスラム教徒が信仰の名のもとに人々を殺している」と発言、この議員に対して17歳の少年が頭に生卵ぶつけ、逆上したアニング議員はその場で少年の顔面を張り倒し、二発目を入れるところを周囲の大人たちに制止された。この様子は複数のカメラに映っており、巨漢の極右議員が無抵抗の子どもをぶん殴る様子は拡散され、「差別主義者の暴力性」が改めて知らされることになった。豪州のモリソン首相もツイッター上で「(移民政策が原因という)このような考え方がオーストラリア国内に、ましてや議会に存在する余地はない」と強く非難している。豪のネットでは「豪州に新たな英雄が誕生した」「よくやった卵少年」などの書き込みが相次いでいる。

●3月25日…〔今日の良かった〕昨日の番組を見た方から「芥川龍之介の本を読みたくなりました」「サイボーグ009の6巻を読みます」という感想をいただき、感無量。墓参りをする姿を通して、故人の作品や人生に興味を持ってもらえたら、それこそ墓マイラー冥利に尽きます!僕にとって故人への恩返しになります(涙)

//発売中の『音楽の友』4月号に「世界音楽家巡礼記(25)」を寄稿。今号はイタリアの作曲家・前編です!

●3月24日…〔今日の良かった〕本日、BSフジ『散策・お墓プラネット〜墓マイラーと行く!偉人メモリアル』が放送された!事前に見せてもらってないので、どんな編集になったのかドキドキしながら見てた。そして、見終わってすぐにディレクターさんに御礼の言葉を伝えた!文学や芸術が人間にとっていかに大切か、お墓とはいえ先人に直接お礼を言えることがどれほど嬉しいか、墓巡礼は感謝を伝える旅、重要な部分はすべて放送された!(番組の随所に「カジポン語録」が登場、笑)

自分で言うと恥ずかしいですが、なかなか良い番組になっていたかと!作家枠に漱石や芥川、画家枠に葛飾北斎、漫画家枠に石ノ森章太郎、音楽家枠にいずみたく、学者枠に伊能忠敬、番外編にねずみ小僧など、いろんなジャンルの人が入っていて人選が良かった。そして、北斎の墓を守るお寺でのご住職の貴重な墓トークがあり、ねずみ小僧の墓所でもお寺の方のトリビア情報をいただき、雑司ヶ谷霊園では世界墓マイラー同盟の同志・黒坂君による墓解説もあって、番組に深味が出たと思う。『サイボーグ009』第6巻名シーンの画像使用許可をとって頂いたBSフジさんに感謝。

そして最大の幸運は天気!前日と翌日は雨。撮影日だけが晴天!後半の芥川の墓地までずっと良いお天気。冬の雨に打たれながら傘を差して案内するのと、陽だまりの中で故人を回想するのは全然ビジュアル的に違う。墓前の花も風雨に凍えるより、暖かい陽射しの中で輝いてる方が絶対に良い。お墓参りという行為は、一般的に地味で少し暗いイメージがあるので、「恩人に御礼を言うのは楽しいこと」と伝えるためにも、晴れていることは超重要だった。ロケの朝、青空を見た瞬間に番組の成功を確信した。
私事だけど、半生が詳しく紹介された『笑ってコラえて!』と、具体的に墓巡礼の意義を伝えた『お墓プラネット』、この2本は車の両輪のように2つでワンセットであり、将来、ウチの子が大きくなって両番組を見たときに、父はどんな人生で、何を想って墓マイラーを続けていたか、メッセージの大事なところは伝わるだろう。そんなことを思う51歳の春。いつか地上波でもオンエアされるといいな。

  動画リンク(43分)

/番組のナレーションをされた方のブログに「あまりに感動的な内容で、原稿を読んでいて、思わず泣きそうになってしまいました」とあり、それを読んでこちらもグッときました。

●3月23日…〔今日の良かった〕本日の富山県での墓マイラー講演会、足を運んで下さった31名の方、本当にありがとうございました!遠くは、静岡、京都、東京、岐阜からのご参加。講座をする側としても胸熱でした。参加者に中学一年生の男の子がいて、ジョジョ好きかつ墓トークにも興味あり、彼の将来がとても楽しみです。
そして様々な経費がかかっているにもかかわらず、この講演を文化事業と位置づけ「参加費無料」として下さった主催の杉本工業所さん、その志に感動しました!懇親会もみんなが食べきれないほどの料理を用意して頂き、感謝×感謝です。

今回の富山講演は、僕にとってかつて体験したことがないほど話しやすく、講演後、理由を考えてみました。そして分かりました。理由はただひとつ、参加者の多くの方が、開始前に「“笑ってコラえて!”を見ましたよ」と声をかけて下さったからです!あの番組を見たということは、既に僕の人生、墓マイラーになった経緯を知っていて、当方は自己紹介を済ませた状態です。参加者の方とは「初対面だけど初対面じゃない」という不思議な関係になっています。
カジポンが何者か分かった上で来場されている=話を聞く態勢が最初からできあがっているのが分かり、それゆえに話しやすかった。「墓マイラー?何それ?なんか怪しい人だな」という警戒オーラをまったく感じませんでした。結果、最初からフルアクセルで講座ができ、2時間強を全力で駆け抜けました。ほんと『笑コラ』が取り上げてくれてよかったです。

懇親会の後の、喫茶店での2次会も楽しく、27歳のS君が「気温が下がっているから」と自分の着ているパーカーをくれたことに感激しました。端から見ると、51歳のオッサンが若者の身ぐるみを剥がすような光景であり、何度も「ほんとに良いの!?」と確認したのですが、彼はどうぞと言ってくれるし、初対面の人から着ている服をもらうのは初めてというレアイベント性もあって、本当に大阪まで着て帰りました。っていうか、今も部屋の中でそのパーカーを着てこの日記を書いてます。
富山では年内にもう一度講演する計画が進行中で、こちらは青空の下、初の野外ライブになりそうです。墓巡礼の素晴らしさを、またいろんな方と分かち合えますように。


2時間10分ノンストップで
墓巡礼の魅力を吠えたおしました

//前述した『笑ってコラえて!新春SP』が、奇遇にも本日関東エリアで再放送。これもほんとラッキーなことで、もともと再放送の予定はなかったものが、番組改編前&本放送が好評だったこともあり、土曜の昼間に再びオンエアされることに。再放送は時間が少し短いため、本放送が少し編集されているのですが、菅田将暉さんのコーナーと僕のコーナーはノーカットでそのまま残ったとのこと!


●3月22日…〔今日の良かった〕映画にはお墓が登場する名シーンがある。1971年公開の『小さな恋のメロディ』に11歳の2人(ダニエル&メロディ)が“墓地デート”(人が少ないから冷やかされない)をしているときに、ある墓石の碑文をメロディが読み上げる。
「愛する妻エラ、ここに眠る。50年の幸せに感謝を捧げる。1893年7月7日。夫ヘンリー、エラの元へ旅立つ。1893年9月11日。奥さんが死んで2カ月後よ」「すごく愛してたんだ」
亡き妻に夫が「50年の幸せに感謝を捧げる」と。石の墓なればこそ言葉が残り、想いも後世に伝わる。この映画のように親族以外の人にも…!(予告編

●3月21日…〔今日の良かった〕『法務省、集団への差別表現も削除求める』。共同通信の記事が伝えた3行の記事。内容の全文は「法務省がインターネット上のヘイトスピーチの削除対象について、個人に向けた差別表現だけでなく、集団に向けた表現にも広げるよう全国の法務局に通知したことが21日、分かった」、ただこれきりなんだけど、法務省はこれまで個人への差別のみを問題とし、集団(「韓国人」「中国人」等)に対しては「被害を特定可能な個人がいない」と不問にしてきた。今回の通知を機に、ネットに蔓延する民族差別、憎悪煽動に歯止めがかかることを願っている。
何度も言うけど、他国政府の政策に対する批判はOK、民族丸ごと侮辱したり見下すのはNG。“民族丸ごと”はナチスがユダヤ人にやったこと。

この通知がどれほど重要か。警察はレイシスト(差別主義者)に対して甘く、反レイシスト(カウンター)に対して厳しいという現実があり、レイシストは自分が公権力に守られていると悦に入ってヘイトを垂れ流しているからだ。3月9日に起きた京都の事件はその典型。
以下、 詳細を伝えるリテラ記事を要約&自分の意見をつけて解説。
→その日、観光客でごった返す京都の繁華街に4人のレイシストが集まった。彼らはかつて朝鮮籍の小学生が通う小学校に“授業中”に押しかけ、拡声器を使って「スパイの子」「日本から出て行け」「犯罪者に教育された子ども」と連呼、子どもたちは震え上がって泣きだし、多くの子にトラウマを植え付けた。この「朝鮮学校襲撃事件」では、メンバーの一部が威力業務妨害などで逮捕され、複数のメンバーに有罪判決が下った。さらに名誉毀損で約1200万円という高額賠償が命じられ、司法が「ヘイトスピーチは人権侵害行為」だと強い姿勢を明確に示した判例となった。それにもかかわらず、このヘイトデモは「朝鮮学校襲撃事件」の“10周年記念”として企画され、有罪判決を受けたK氏(元「在特会」副会長)も参加。

ヘイトデモのスタート地点・円山公園前にカウンターが集まったが、そこに立ちはだかったのが大勢の警察官たち。現地にはレイシスト4人が集まり、うち3人が車に乗車し、K氏ひとりが車道を歩いた。彼らは予想通り拡声器で「朝鮮人は朝鮮半島にさっさと帰れ」とヘイトスピーチを繰り広げ、円山公園から祇園、四条大橋を渡って観光客が往来する河原町通を警官に囲まれながら行進。途中から車は消え、何度も事件を起こしてきたK氏という、たったひとりのレイシストを100人を超える警察官たちが“護衛”したことで、京都のど真ん中でヘイトスピーチが公然と垂れ流されてしまった。
京大出身の作家・平野啓一郎氏のツイッター「国家の要人のSPでもあるまいし、馬鹿じゃないのか何が悲しくて税金でヘイトのボディガード代を出さなきゃいけないのか日本の異様さを国際観光都市が全力でアピールしてる」と非難。日本文学研究者のロバート・キャンベル氏「異様な光景。警官の膜にやさしくくるまれて流れるヘイトという毒魚」。
このデモではレイシストの車が出発しようとしたとき、カウンター市民が非暴力・無抵抗のシットイン(座り込み)で対抗。「ヘイトデモ中止!」と訴えたが、警察は市民を排除する一方、レイシストを乗せた車を大勢で何重にも取り囲んで守り車を出発させた。車中の人物はスピーカーを通してカウンターにこう叫んでいた。
「轢くぞ、轢くぞー! 帰れバーカ、バーカ」「おらおらおら。来いよお前ら、来いや来いや。おらおら。轢くぞ轢くぞ、いけいけいけ」
このような故意の暴力を公言する人物を乗せた車を、警官は何重にも守る…こうした“どっちの味方なんだ”案件は何度もあった。
・2013年、カウンター市民に対し警察が抗議プラカードを抑止したり、肉声の抗議に対しても取り囲みをおこなって現場から離れさせる処置。中心的なカウンターはその場にいるだけで警官に取り囲まれ、隔離され、「今日は逮捕するぞ」などの脅し。プラカードを規制する権限は警察にないし、無言で立っているだけで「逮捕するぞ」は越権行為。
・2016年JR川崎駅前で極右政治団体「新風」の街宣で、「これからヘイトスピーチをします」という宣言に対し、「デマを言うな」と声を上げた男性がヘイト街宣参加者十数名からリンチされた際、現場にいた多数の警官は、暴行を制止せず、現行犯逮捕もしなかった。
・同じ2016年、新大久保のヘイトデモに抗議していたカウンターの女性が、「警視庁」の腕章をした私服警官に首を鷲づかみにされ、女性が身を仰け反らせるほどの力が加えられた。
  「差別をやめて」と訴える148cmの女性を押し込む
国会で有田議員(現立憲)が「警察官は安全を図るためにヘイトスピーチに反対する人の首を絞めるんですか」と追及。警察庁長官官房の答弁は「道路上にとどまりつづけたため女性の肩に手を伸ばしたところ、結果的に女性の首に当たってしまい、そのまま歩道まで押してしまった」「首を絞めたというものではない」。映像では「結果的に首に手が当たった」というようなものではない。
警察は「デモが安全におこなわれるための警備」と言いながら、プラカードを掲げるという非暴力・無抵抗のカウンター運動に対して、時に直接的に暴力まで行使し、レイシストたちを守っている。これで差別主義者が増長しないはずがない。海外なら逮捕されるヘイトデモが、逆に日本では過剰警備によってレイシストに万能感を味わせている。僕は差別に荷担するために納税しているんじゃない。

●3月20日…〔今日の良かった〕24日15時からBSフジ『散策・お墓プラネット〜墓マイラーと行く!偉人メモリアル』(番組HP)にて1時間まるまる東京の著名人墓所を案内します!葛飾北斎、伊能忠敬、夏目漱石、芥川龍之介、石ノ森章太郎などなど!尊敬している恩人に、墓石とはいえ直接お礼の言葉を伝えることができる至福。これ以上の喜びはないです(キッパリ)。BSが映らないという方、まだ2日あります、これを機会に受信セットを揃えましょう!最近は良い映画もたくさんやってます。
関東地区の人は、前日23日昼の『笑ってコラえて!』再放送と合わせて墓マイラー2DAYSです!よくこんな偶然が重なったと驚いてます。っていうか、23日夜は富山で墓巡礼講演をやるので3つが2日間に集中(汗)
それにしてもBSフジ、番組URLが http://www.bsfuji.tv/hakamaira/pub/index.html と、中に墓マイラーの文字が入ってる。わざわざこのURLを収得したところに番組スタッフの本気を感じました!

●3月19日…〔今日の良かった〕ウルトラジャンプ4月号を見て仰天、東京&大阪で26万人以上が足を運んだJOJO展が、来年なんと九州に初上陸!『荒木飛呂彦原画展 長崎県美術館』は2020年1月25日〜3月29日の日程で開催。東京展が約1カ月ちょい、大阪展が1カ月半だったことを考えると、九州の人は2カ月超えでめちゃラッキーだね!実物原画はケタ違いにに発色が美しく、サイズも大きくて構図の迫力が異次元アップ、塗り重ねた筆先から荒木先生の息づかいまで伝わってくる。独自の生命力があり、印刷物とはまったく違〜う!一度原画に触れて感動すると、しばらくすると「またあの黄金体験を!」と原画ジャンキーになるので、今回のように東京、大阪とは別の年に日本のどこかで開催してくれると、定期的に“充電”できるのでホント嬉しい!
直近の大阪展から1年の間隔が
開くので、展示作品に追加される
ものもあると思う。
長崎展用のキーヴィジュアルと
なる新作絵に期待ッ!!

●3月18日…〔今日の良かった〕富山県にて講演決定!
日時は3月23日(土)18:00〜19:30、無料です!会場は富山県民会館704号室。墓巡礼の魅力をスライド上映と共に語ります!主催は地元の石屋さん「杉本工業所」。杉本さんは『笑ってコラえて!』の放送直後に「もっと墓巡礼の話を聞きたい、墓マイラーの想いを知りたい」と熱い感想を送って下さり、この講演が実現しました。
施設の使用料金や大阪から僕を呼ぶことで経費がかかっているのに、「石の墓の文化を守り伝えるために」との想いから無料で開催され、その心意気、志に胸を打たれました。
先着順で40名まで受付ますので、富山近辺の方、よろしければ是非!墓巡礼スライド400枚紹介します。
※申込み先の電話番号はリンク先のチラシに。オープンなフェイスブックですが閲覧できない場合は、杉本工業所に御電話076-472-0472をお願いします。

●3月17日…〔今日の良かった〕取り急ぎ、上映中の『キャプテン・マーベル』『アリータ:バトル・エンジェル』『ドラえもん のび太の月面探査記』どれも良かったです!知人が『スパイダーマン:スパイダーバース』(今年のアカデミー・アニメ長編賞)を絶賛しており、早く行きたい。

//ロックミュージシャンで俳優の内田裕也さんが他界。享年79歳。パートナーだった樹木希林さんが昨年9月に旅立たれて、わずか半年。

●3月16日…〔今日の良かった〕17日夜8時の『日曜美術館 奇想の画家たち〜江戸絵画に見る“前衛芸術”』(再)は永久保存版です!先週の本放送めっちゃ良かったです。江戸時代の超個性的な6人の画家、伊藤若冲、岩佐又兵衛、狩野山楽、曾我蕭白(しょうはく)、長沢芦雪(ろせつ)、白隠禅師の作品と人物に迫る45分。“異端”とされた画家たちが、今やこんなにも愛されている!

//昨日発生したニュージーランドのモスクでの銃乱射事件。犠牲となった50人には子ども2人も含まれている。血も涙もない凶行、ほんと酷すぎる。犯人はイスラム移民を敵視し、侵略者は出て行けと言うが、それをいうならニュージーランドは先住民マオリのものだ。そして豪州はアボリジニのもの。自分が白人の侵略者ということを棚に上げてる。犯人の論理なら、まず自分自身がそこから出て行けと。
犯人は低所得層の白人とのことだけど、もし仕事を移民に奪われて生活が厳しいというなら、問題をはき違えている。誰が好き好んで生まれ育った国を捨てて海を渡るだろう。経済や治安の問題で仕方なく見知らぬ土地に来ている。前者は構造的に固定化した“富めるものはより豊かに、貧しき者はより貧しく”という社会システムの被害者だし、後者は国家丸ごと武器商人のような大国が武器をばらまいたせいで治安が悪化した。
目の前の移民に仕事を奪われることは敏感なのに、「世界の超富裕層26人が世界人口の半分38億人の総資産と同額の富を独占している」ことを大問題と感じない。おかしいだろ、26人と38億人の資産が同じ額って…。国際NGO「オックスファム」によると、最富裕層がたった0.5%多く税金を払えば、現在教育を受けられずにいる子どもたち2億6200万人に教育を授け、330万人の命を救えるだけの保健医療を提供しても、余りある資金を確保できるという。諸悪の根源は、グロテスクなまでに広がりすぎた貧富の差。ここを改善しない限り、世界はヘイトクライム(憎悪犯罪)が続発する。
※シンガポールは国民の暮らしが安定しているから、イスラム、ヒンズー、キリスト、仏教、それぞの信者が互いに尊重しあい、主義主張を強要することもない。あの国を訪れるたびに、「こんな小さな国土で宗教衝突もなく犯罪も少ない」と驚く。将来に不安がなく、毎日きちんと食べていられるなら、他人がどの宗教であろうと憎悪感情は生まれない。第一次世界大戦の前は、中東パレスチナでさえパレスチナ人とユダヤ人とが仲良く近所づきあいしながら共存していた。
※犯人はトランプを支持しているという。ほんまトランプ、いい加減にしろと。憎悪を焚き付けるなと。

●3月15日…〔今日の良かった〕ジョジョ5部アニメの新エンディング曲、エニグマの『Modern Crusaders』(3分50秒)が神曲すぎる!これ途中からカール・オルフが作曲したカンタータ『カルミナ・ブラーナ』(2分16秒)の旋律やん!ちょうど歌詞の部分が運命論になっており、いかにも5部にあっている。これ以上ないというほどの選曲に震える。前回のエンディング曲は荒木先生ご自身のチョイスなので、このエニグマも間違いなく先生が選ばれたものだろう。ひょえ〜。

●3月14日…〔今日の良かった〕日テレ『笑ってコラえて!』のスタッフから連絡があり、僕が出演した新春スペシャル回が好評とのことで、3月23日土曜日の14時半から再放送されるとのこと!関東地区のみだけど、めっさ嬉しい。土曜日の午後なら、また異なる視聴者層の方に墓巡礼の魅力を伝えることができる。この再放送はゲストの菅田将暉さんというのが大きい。菅田さんがゲストの回でホントよかった。未見の方、ぜひ楽しんで下さいね!

●3月13日…〔今日の良かった〕僕が続けている墓巡礼は、感謝の言葉を伝えるのが目的だから、故人が芸術家の場合は基本的に作品に触れた後で墓前を訪れている。でも中には例外がいて、劇作家のアーサー・ミラー(1915-2005)はその1人だ。彼がピューリッツァ賞を受賞した代表作『セールスマンの死』は、演劇ということもあってなかなか鑑賞する機会がなかった(映画化されているけど、舞台版と同じではない)。それでも、彼がマッカーシズム(赤狩り)への警鐘を鳴らしていたこと、戦後アメリカが繁栄するなか社会の影を見つめ続けていたことを知っていたので、敬意を払っていることを伝えたくて墓参をした。そしてミラーの墓前で、『セールスマンの死』を見ることを誓った。ちなみにミラーはマリリン・モンローの3番目の夫でもある。
先日、BSの深夜番組で『セールスマンの死』全2幕(長塚圭史演出)がオンエアされ、ついに鑑賞できた。63歳の主人公ウィリー・ローマンの死に至る最後の2日間を描いた戯曲。ローマンを演じるのは風間杜夫さん。鬼気迫る入魂の演技に圧倒された。長年勤めた会社はリストラ、30代になっても自立できない2人の息子とはケンカばかり、ローマンは過去の思い出にすがるばかり。
一方、長男は長男で、父の過剰な期待で窒息寸前、「父さん、僕を解放してくれ!」の嗚咽が切実だった。妻リンダは最大の理解者だったのに、ローマンは八方塞がりで耳を貸す余裕がない。リンダが一番可哀想。労働者の使い捨て、親子の断絶、行き場のない若者など、1949年の作品だけど、現代でも問題は共通しており普遍性のある脚本だった。ローマンの最大の悲劇は、成長期のアメリカ社会にあった「幸福な家庭はこうでなければならない」という思いに縛られ過ぎたこと。「さもなければ不幸」、こんな考え方こそ自分も周囲も不幸にする…。

//昨夜のピエール瀧氏の逮捕は衝撃的だった。麻薬がダメなのは、それが暴力団など反社会勢力の資金源になるからだ。「健康被害が出ても自己責任だし」では済まない。同い年だから応援していただけに残念だ。一方、俳優としても引っ張りだこであったtめ、これまで無数の映画やドラマに出演している。公開を控えている作品もある。それら多数の人間の血と汗の結晶がお蔵入りになるのは、あまりに可哀想すぎる…。ここは本当に難しいところ。「ここまで大ごとになる」と示すことで、薬物と訣別する人間がいるかもしれない。だが、そんな判断ができる人なら、そもそも薬物にのめり込まないとも聞く。ほんと、どうすればいいんだろう。アナ雪のオラフのように子どもの人気キャラの声優を引き受けるならドラッグをやめるべきだし、自分の意思でやめられないならオラフ役を引き受けるべきではなかった。まったく、取り返しのつかないことを…。

●3月12日…〔今日の良かった〕先日BSでやっていた『最後の講義 みうらじゅん』が面白かった。この番組は“もし人生最後の講義とすれば何を語るか”というコンセプトで各界の著名人が教壇に立っている。
みうらさんは学生たちを相手に「人間は比較して生きているから不幸になる」「比較なんかしちゃいけない」と『比較三原則』を主張。比較三原則で比較を禁じているのは、「他人」「過去の自分」「親」。この三つと比較しそうになったときは、小さく「比較三原則」と呟いて我に返り、平穏な心を取り戻すという。僕もまったく同感で、20代の頃は他人と比較して何かと落ち込んだりしていたけど、墓巡礼に人生を捧げようと決意した30代以降は、もう比較をやめてマイペースで生きている。みうらさんの場合、そこに「過去の自分」まで入っているから一歩進んでいる。
みうらさん「自信満々のときって一番油断しているから、そういうときこそ小さい声で“比較三原則”と口に出すよう心がけている」。
講義ラストの“走馬灯プロジェクト”は圧巻だった。死ぬ直前に見るという人生の走馬灯を、先に映像で作っておいて、死ぬ前にそれを思い出して「何だかんだで良い人生だったな」と満足しながら死のうという計画。
みうらさん「走馬灯は記憶が編集した、人生のベスト盤になるらしい。僕は男子校でモテなかったから、そんな映像が1枚でも走馬灯に入ったらもったいない。だからいっぱいチョコをもらってることにし、死ぬ前に“あれ?そうだっけな”とか思いつつも、最期だし誰にも見せないし、“少し盛ってあるけど、まっいいか!”みたいな、そんな走馬灯を作ってきた」
「今からみんなこれを頭に焼き付けて、“つまんねえ人生だったな”と思ったときに、すぐこの映像に切り替えて死ぬように」。
上映された走馬灯は、大河ドラマのOPのように白い馬が駆け、スター・ウォーズのテーマ曲が鳴り響き、お乳を飲んでいる幸せな赤ん坊時代、テスト100点だらけの小学生時代、ラブレターをいっぱいもらった思春期、ラグビー部に入って優勝した思い出、他校の番長と夕暮れの堤防で殴り合って友情が生まれたこと、海外留学で卒業式に帽子を投げたこと、就職後は営業部トップの成績だったこと、クールな車で彼女とアメリカの西海岸をドライブしたこと(みうらさんは免許を持っていない)、自分のお葬式にいっぱい人が来ていること、そういった映像が次々と出てくる。エンドロールが映ると「ほら、こんなにいろんな人と関わってきたんだなぁ、1人じゃないんだ、ああ楽しかった〜!」、そう叫んで講義は終わった。みうらさんの人柄がにじみ出た、優しい講義だった。

●3月11日…〔今日の良かった〕東日本大震災から8年目、慰霊の日。正直、避難中の被災者の方がいまだ5万人以上いるので、“今日の良かった”という心境ではない。避難先での孤独死も多い。
強いて“良かった”を書くなら、「防災省」の創設の動きと、東北岩手出身の小林陵侑選手の奮戦。

現在、災害対応や被災者支援は主に内閣府の防災担当があたっており、定員は約90人だけ、幹部は各省からの出向で、2〜3年で戻るため、 防災や危機管理の知識が継承が困難だ。結果、避難所の質に格差が生まれるという同じ様な事態が繰り返されている。全国知事会や自民・石破元幹事長が提言している「防災省」は、単なる復興庁の後継ではなく、防災・減災から、復旧、復興までを総合的に担う役所を想定。専門的な人材を育成し、現場のノウハウを共有した災害対応に専念できる組織だ。専門職員がいれば過疎地向けの復興制度も作れる。地震や豪雨被害は毎年のように起きており、確実にやって来る南海トラフ巨大地震(250万棟全壊予想)や首都直下地震に備えるためにも、今から司令塔となる防災省を作っておくべきだ。

スキージャンプ男子のW杯で、岩手出身の小林陵侑(りょうゆう)選手(22)が日本男子初となる個人総合制覇達成の快挙を達成!W杯開始から40季目にしてついに日本人が制した。っていうか、日本初にとどまらず、欧州勢以外で初だ。まだ若く、今後の活躍が本当に楽しみ。

/先日、報道番組で東北の方が、「“復興五輪”から“復興”の二文字をとってほしい。東京が盛り上がっているだけで、福島には何の恩恵もない。五輪の開催地を決める際に、“復興”という言葉が利用されただけだ」と、憤っておられた。故ドナルド・キーンさんいわく「敗戦直後の日本はみんなが貧しかったから、自分が生きるので精一杯、困っている人を助ける余裕がなかったのもわかる。現代は違って、震災の被害を受けていない人がたくさんいるのに、被災者をもっと助けようとしないのが寂しい」。

●3月10日…〔今日の良かった〕菅田将暉さんが教師を演じたドラマ『3年A組 今から皆さんは、人質です』の最終回が素晴らしかった!マジでネット世代全員が見るべき必見作だった。こんなに良い最終回なら、もっと前から宣伝すればよかった!

舞台は高校。フェイク動画を拡散され、SNSの誹謗中傷に晒された女子生徒が自殺したことから、教師の柊(ひいらぎ)は生徒29人を監禁し、真犯人に迫っていく。事件解決まで10日間にわたり、ネットはいわゆる“祭り”状態の大騒ぎに。最終回で、主人公はこの事件をアレコレと噂するネット民に向けて、約10分にわたって、怒り、悲しみ、祈りにも似た想いを訴える。

柊「(自殺に追い込んだ人物を推測する全国のネット民に)お前たちはこの10日間でどれだけ自分の意見を変えた?信憑性のない情報を頼りに、どれだけ心ない言葉をネットで浴びせた?俺はそんなお前らの愚かな行動をあぶり出すために、この事件を引き起こしたんだよ!「関係ねー」じゃねえんだよ!これを娯楽としか思っていないアンタに言ってんだよ!おい!そこの!周りに流されて意見を合わせることしかできない、お前に言ってんだよ!お前ら(自殺した)景山の何を知ってたんだよ?会ったことねえだろ!話したことねえだろ!何も知らねえだろ!たいして知りもしねえのに、なんであんなに叩けるんだよ。「ウザイ」「キモイ」「死ね」、よくもまぁそんなゲスな言葉がポンポン出てくるもんだわ恥ずかしい。それだよそれ!そのお前の自覚のない悪意が!景山を殺したんだよ!お前らネットの、何千何万という悪意にまみれたナイフで、何度も何度も刺されて、景山の心が殺されたんだよ!
…フェイク動画が景山を苦しめたことに違いはない。けどあれは言わば、一次災害に過ぎなかった。あのフェイク動画を鵜呑みにしたお前たちが、誹謗中傷を浴びせた二次災害こそが景山を死に追いやった原因なんだよ!景山はネットの罵詈雑言によって、幻覚や幻聴を感じるようになった。彼女の気持ちが分かるか?お前らが浴びせた言葉の暴力が、彼女の心を壊したんだぞ!お前たちが、景山の命を奪ったんだ」

この言葉に対してドラマ内のネットの反応は「自由に言えるのがネットの良さでしょ」「ネットの意見を真に受けた景山が悪い」「傷つくならネットなんか見なきゃいいのよ」

そして柊「お前も!お前も、お前も!今まで散々正義感を振りかざしてきたくせに、分が悪くなった途端に、子どものように責任転嫁を始める。自分を正当化するのに必死だ。つまんねえ生き方してんじゃねえぞ!!」

ネット「ふざけんなよ、バーカ」「くっさwww」「暑苦しいwww」

柊「ふざけてんのはお前らだろーが!自分の親や、友達に面と向かって言えない言葉を、見ず知らずの他人にぶつけんなよお前のストレスの発散で他人の心をえぐるなよ、分かるだろ?俺の言葉が。お前らそこまでバカじゃねえだろ!気づいてくれ…。
いいか、マインドボイス(SNS)は誰もが気軽に繋がれる便利なツールだ。気の合う友達を見つけて、いつでもどこでもコミュニケーションがとれる。人によっては心の拠り所になるだろう、それも大切だ、否定はしない。けど…その一方で恐ろしい暴力装置にもなり得る。言葉は時として凶器になる。ナイフなんて比にならないくらい、重く、鋭く、心をえぐってくる。だから刻んで欲しいんだよ!右にならって吐いた何気ない一言が、相手を深く傷つけるかも知れない、独りよがりに偏った正義感が束になることで、いとも簡単に人の命を奪えるかも知れないってことを!そこにいる君に!これを見ているあなたに!一人一人の胸に刻んで欲しいんだよ。
他人に同調するより、他人をけなすより、まずは自分を律して、磨いて行くことが大切なんじゃないのか?ってか、そっちの方が楽しいだろ。その目も、口も手も!誰かを傷つけるためにあるわけじゃない!誰かと喜びを分かち合うために、誰かと幸せをかみしめるためにあるんじゃないのか?そうだろ!もっと人に優しくなろうぜ!もっと自分を大事にしようぜ!
…俺の言葉が…どれだけ届いているのか…。きっと、ほとんどの人間には痛くもかゆくもないないだろう。でも誰か1人でいい、君1人でいい、感情に任せた言葉が、景山のような犠牲者をつくるかもしれない、そう思って踏みとどまってくれたら、俺が今ここに立っている意味がある。そしていつかきっと、その1人が10になって100になって1000人になって行く、俺はそう信じてる!だからどうか、だからどうか!あなたに届いて欲しい。…聞いてくれて、ありがとう。Let’s think.」

−−事件の一年後、大きく世の中が変わったわけではないが、あるネットユーザーが「お前なんか死ねばいいのに」と文字を打ち込んだ後、EnterキーではなくBack spaceキーを推して削除する描写が映り、そこでドラマは終わる。ほんの少しでも誰かに届くことを願っていた、柊の言葉と想いは伝わっていた。

/ネットの大型掲示板では「氏ね」という言葉を目にせぬ日はない。あまりにも簡単に「氏ね」と書き込んでいる。人間が人間に対して、最も言ってはいけない、この言葉を。僕は怖くて自分の名前を何年も検索していない。20年前、このサイトを立ち上げた頃は、乱暴な言葉遣いをする者がいたら、周囲が「いくら匿名でもそんなことを言ってはダメだ」「ネットマナーを守れ」と諭したもの。いまやネットマナーなんて死語に近く、何でもありの状態だ。どうか、他者を攻撃するためのツールでなく、理解するためのツールに!

●3月9日…〔今日の良かった〕お寺の前にはよく良い言葉が書かれており、気に入ったものは写メってる。先日台東区で見かけたこの言葉は特にグッと来た。





難なき人生は
無難な人生
難あり人生は
有り難き人生

これを読んで次の三つの言葉を思い出した。
「恥じなんてかいてナンボだ。“失敗した”って事は“挑戦した”って事だからな。何もやんねーで他人の事笑ってる人生よりずっとマトモだ」(羽海野チカ『3月のライオン』)
「負け犬の本当の意味は、負けることを怖がるあまり挑戦しないヤツらのことだ」(映画『リトル・ミス・サンシャイン』)
「失敗を恐れるな。失敗することが罪ではなく、目標を低く掲げることが罪なのだ。大きな挑戦では、失敗さえも栄光となる」(ブルース・リー)

●3月8日…〔今日の良かった〕先日のNHKアニメ『ピアノの森』第16話「約束」、主人公カイがショパンコンクールに挑み、演奏後にポーランドの聴衆が「ナシャ・ポルスカ!(私たちのポーランド!)」と喝采を送ったシーンに感動した。日本人ピアニストに向かって「ナシャ・ポルスカ!」って、ショパンを弾く者にとって最大級の褒め言葉。第18話「レクイエム」では、ワルシャワの聖十字架教会に眠るショパンの墓が登場。ショパンは遺言で「私の葬儀でモーツァルトのレクイエムを演奏してほしい」と願ったことから、この教会ではコンクール期間中の命日にレクイエムを演奏している。墓マイラー的にも嬉しい回だった。

//昨日は森友問題で自殺に追い込まれた財務省近畿財務局・赤木俊夫さんの命日。たった一年前のことなのに、メディアはもう忘れ去っている。7時のNHKニュースは1秒も触れなかった。国民がメディアに「忘れるな」と言い続けるしかない。

●3月7日…〔今日の良かった〕今回、東京では巡礼2日目に遠藤周作『沈黙』のモデルになった“転びバテレン”の宣教師や“最後の宣教師”を墓参できた。

フェレイラ神父 (ロドリゴ)キアラ神父 シドッティ神父
(1)クリストヴァン・フェレイラ(1580-1650)…ポルトガル人の著名な司祭・神学者。29歳のときに来日、イエズス会の指導者として布教活動を行い尊敬を集めた。だが、キリシタン弾圧により53歳で捕縛され、5時間に及ぶ苛酷な拷問に耐えきれず棄教する(この時、中浦ジュリアン神父@天正遣欧少年使節は殉教)。その後、「沢野忠庵」の名を与えられ、日本の女性と結婚。フェレイラが殉教せず棄教を選んだことは当時のキリスト教社会に衝撃を与えた。江戸にて70歳で他界。墓所は谷中の瑞輪寺。娘婿で幕医の杉本忠恵の代々墓に合葬。

(2)ジュゼッペ・キアラ(1602-1685)※『沈黙』の主人公ロドリゴ司祭のモデル…イタリア人宣教師。『沈黙』ではフェレイラの弟子。棄教した宣教師仲間を救うべく密入国するも捕縛、激しい拷問を受け浄土宗に“転ぶ”。殉教した武士の後家を幕命で妻とすると共に、その男の「岡本三右衛門」の名を与えられた(妻の夫とは別人という説もある)。1646年から江戸小石川(文京区小日向)の切支丹屋敷に39年間も幽閉され(同屋敷の最初の幽閉者)、隠れキリシタンの吟味に協力、そのまま83歳で生涯を終えた。小石川無量院に葬られたが廃寺となったため、墓石は雑司ヶ谷霊園に移され、そこから子孫のイタリア人が持ち去った後、調布のサレジオ神学院に移された。一方、遺骨は最初の埋葬地にあると思われ、付近の小石川伝通院に「ジョセフ岡本三衛門」の名で供養碑が建立された。宣教師の帽子を被ったような墓になっている。墓碑銘は「入専浄真信士霊 貞享二乙丑年七月廿五日」。

(3)ジョヴァンニ・シドッティ(1668-1714)…イタリア人司祭。“最後の宣教師”。『沈黙』の神父ではないが切支丹屋敷の最終入牢者として有名。1708年に40歳で日本に潜入、捕縛される。新井白石の尽力もあり、「布教しないこと」を条件に助命され、切支丹屋敷に送られた(最初に入牢したキアラ司祭から62年後)。だが、6年後に監視役の世話係2人がシドッティから洗礼を受けたことが発覚し、屋敷内の地下牢に3人とも入れられ、10ヶ月後に衰弱死した。享年46歳。シドッティの死の10年後に切支丹屋敷は火災で焼失。そして没後300年となる2014年に切支丹屋敷跡地を発掘した結果、3体の遺骨が発掘され、DNAから1体がイタリア系男性と判明、年代からシドッティと確定した。残りの日本人2体は例の世話係と思われる。
切支丹屋敷跡地には洋墓風の記念碑があり、僕はこの石をシドッティの墓と見立てて追悼。隣りには、拷問で殉教した信者の墓石と伝わる「八兵衛石」が現存する(写真左端の小さい石塔)。

●3月6日…〔今日の良かった〕東京から帰宅。上京中、仕事の合間を縫って、前からお墓参りしたかった、女優川島なお美さんと、ミュージシャン・かまやつひろしさんの墓前に。2人は同じ麻布の賢崇寺に眠っている。
「お墓はその人そのもの」といつも感じているんだけど、お二人の墓石はまさにその典型。川島さんのお墓は石で出来た素敵な帽子を被っていて、墓前にはワインボトル、ロマネ・コンティの石像が置かれている。こんなオシャレな墓を見たことがない。戒名がこれまた美しく「秋想院彩優美俊大姉」というもの。夫の名パティシエ鎧塚俊彦さんが、心を込めて建立された。墓前は色とりどりのバラで埋め尽くされている。
かまやつさんのお墓は前面にザ・スパイダース時代のヒット曲「なんとなくなんとく」の楽譜(作詞作曲かまやつさん)が彫られ、その下に「Keep On」の文字。そして赤色の石を使ったギター、そして愛煙していたフランスの煙草ゴロワーズののモニュメントが置かれていた。う〜ん、カッコいい!お二人に合掌。※すぐ側に政治家・与謝野馨さんの墓。近隣の善福寺には、福澤諭吉と俳優原田芳雄さんが眠る。

   

●3月4日…〔今日の良かった〕先日のジョジョ5部アニメ第21話は、ギャングのボスのゲスっぷり(麻薬を街に流す&身バレ防ぐため娘を消そうとする&自分の利益の為だけに他人を利用)に激怒した同組織の幹部が、裏切ってボスに戦いを挑むという最高度に胸熱展開の神回。絶大な力を持つボスを裏切ることは、死を意味する。それにもかかわらず、一緒に戦ってくれる勇気のある仲間がいて、そのことに感動した幹部が、これまで見せたことがないウルウル瞳になり(普段は厳しい表情)、そこに全世界のジョジョラーがもらい泣き。
海外在住のジョジョ友が、ツイッターで教えてくれたコラ画像は、名シーンの表情をルーブル美術館など各地で展示しており、感動と爆笑が同時に来た!
 元ツイートはコチラ
 左の元絵はルーブルのモナリザ!
 このセンスが素晴らしい

いやはや、ブチャラティは愛されてるなぁ。そういや、ウチの子が2歳のときに、最初に好きになったキャラもブチャラティだった。
『ジョジョの奇妙な2歳児』(2分13秒)この動画、いつの間にかアクセス12万超え。その9割以上が海外のジョジョラー。

//今夜から上京し、テレビ局の方と東京の墓所を7カ所巡礼。無事にロケが終われば今月下旬に放送予定!詳細は近日中に。

●3月3日…〔今日の良かった〕一昨日の日本アカデミー賞にて是枝裕和監督『万引き家族』が8部門制覇!これを機に鑑賞する人がまた増えるといいな。
ところで、日本アカデミー賞がいまいち盛り上がりに欠ける要因のひとつに、本家アメリカは「ノミネート作から作品賞を選ぶ」ことに対して、日本アカデミー賞は「優秀作品賞に選ばれた5作品から最優秀作品賞を選ぶ」というややこしさにあるだろう。人物の場合は、優秀主演男優賞や優秀主演女優賞から最優秀を選ぶ。
…なんで日本アカデミー賞はこんなやり方にしたのか。おそらく日本の映画会社が宣伝の際に、「ノミネートはインパクトが弱いので“優秀賞”という言い方にしよう、それなら宣伝チラシに使える」と考えたのではないだろうか。ノミネートされるだけでも凄いんだから、受賞出来なくてもノミネートを誇れば良いのにねぇ。

【最優秀作品賞】「万引き家族」
優秀賞:「カメラを止めるな!」「北の桜守」「孤狼の血」「空飛ぶタイヤ」

【最優秀アニメーション作品賞】「未来のミライ」
優秀賞:「ドラゴンボール超 ブロリー」「ペンギン・ハイウェイ」「名探偵コナンゼロの執行人」「若おかみは小学生!」

【最優秀監督賞】是枝裕和「万引き家族」
優秀賞:上田慎一郎、白石和彌、滝田洋二郎、本木克英

【最優秀主演男優賞】役所広司「孤狼の血」
優秀賞:岡田准一「散り椿」、舘ひろし「終わった人」、濱津隆之「カメラを止めるな!」、リリー・フランキー「万引き家族」

【最優秀主演女優賞】安藤サクラ「万引き家族」
優秀賞:黒木華「日々是好日」、篠原涼子「人魚の眠る家」、松岡茉優「勝手にふるえてろ」、吉永小百合「北の桜守」

【最優秀助演男優賞】松坂桃李「孤狼の血」
優秀賞:岸部一徳、ディーン・フジオカ、西島秀俊、二宮和也

【最優秀助演女優賞】樹木希林「日々是好日」「万引き家族」
優秀賞:篠原涼子、深田恭子、真木よう子、松岡茉優

【最優秀外国作品賞】「ボヘミアン・ラプソディ」
優秀外国作品賞:「グレイテスト・ショーマン」「シェイプ・オブ・ウォーター」「スリー・ビルボード」「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」

●3月2日…〔今日の良かった〕浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)の傑作『北斎漫画』が、電子書籍で4カ月前に出ていた!『北斎漫画』は、北斎が人物、動植物、風景、妖怪、歴史上の偉人などを描いたイラスト大百科事典。1814年、54歳のときに第一巻が刊行され、最終第15巻が刊行されたのは、死後約30年が経った1878年!完結まで64年もかかった空前絶後の作品集。北斎はシリーズ15巻970ページを通して、約4000カットもの絵で森羅万象を描き尽くした。この労作について、北斎は「気の向くままに漫然と描いた画」と語り『北斎漫画』と名付けた。
まともに書籍で買えば数万円するので諦めていたけど、Kindle電子版なら1500円。紙のような味わいはないけれど、背に腹はかえられぬ、速攻で購入した。これからあまり知られていないマイナーなカットを見るのが楽しみだ。

●3月1日…〔今日の良かった〕以前からコンビニオーナーの極端に長い労働時間が問題になっていたが、ついに問題解決に向けた動きが出てきた。
セブンイレブン・ジャパンは契約時に「文書による特別の合意をしない限り、24時間未満の開店営業は認められない」と取り決めている。だが、東大阪市のセブンイレブンの店主は人手不足を理由に24時間営業をやめた。この店で働いていたオーナーの妻が亡くなり、オーナーは勤務時間が連日16時間超に。やむを得ず今月から営業時間を短縮したところ、本部から契約解除と違約金1700万円を求められたという。オーナーは勇気を出して本部の無茶ぶりをメディアにあかし、「非人道的な契約はそれ自体が無効と判断されるべきだ」と主張。他のオーナーと連帯して戦っている。
コンビニ加盟店ユニオンの執行委員長「コンビニのオーナーは、労働者なら過労死が認められるほどの長時間勤務が当たり前。人の命を大事にするのか、チェーンのイメージを大切にするのか、本部は真剣に考えてほしい」。
地方のコンビニだと、人手不足を補ってくれる外国人も少なく、時給1200円で募集しても厳しい。西日本のあるオーナー「深夜バイトの休憩時間を確保するため“45分だけ閉めたい”と相談したが、本部は“契約上ダメ”の一点張り。いっそやめたいとも思うが、違約金は6千万円といわれた」。福井県のセブンイレブンでは、昨年2月の豪雪で店員が出勤できなくなり、オーナーは断続的に50時間以上働き、妻も過労で救急搬送されたが、本部は閉めさせてくれなかったという。
外国なんか首都でも24時間営業は珍しい。ちょとくらい不便になっても、過労で命を危険に晒す人がいない世界の方が良い。お客様満足度で何度も第1位になっている北海道の「セイコーマート」は24時間営業を前提としておらず、24時間は全体の2割ほど。ずっと店を開けてなくても1位になれるんだ。


 ※これ以前は『最新文芸情報バックナンバー』へ!


 
日本だけ労働者は涙目。もう自民政権ではこの構造を変えることは出来ない。固定化してしまっている。電力会社などの企業献金に支配されて、他国のような労働者保護の政策がとれない。
戦後1000兆円も借金を作ったうえに(同じ敗戦国のドイツは借金ゼロ)、少子化問題を放置、タックスヘイブンも野放し、過労死多発でもサービス残業を取り締まらない(独仏の労働者は残業なし、夏4週間・冬2週間の休み。現政権は憲法破壊の安保法制強行、不必要な原発再稼働、財源がなくても議員や公務員の給料はアップ実施、もうめちゃくちゃだ。


昨年、安保法制の強行可決後、安倍氏がNYの
国連本部に行った際に出迎えた反戦市民グループ。
画像はコラじゃなくガチ。
「宗主国へようこそ・お土産は戦争法制」
宗主国(そうしゅこく)とは植民地の主。“日本は米国のポチ、
主権なんかない”という皮肉MAXの言葉。
そして左の女性が持っているプラカード、ここには『1984年』
に登場する以下の有名な洗脳スローガンが書かれている。

「戦争は平和なり
自由は隷従(れいじゅう)なり
無知は力なり」

★YouTube『新型学問 はまる!ツボ学/ジョジョ立ち学』(12分)



討論の相手が普通の自民支持者なら会話が成立するけど、新興宗教の信者だと本当に骨が折れる。あまりに教祖がすべて過ぎ、話が一向に進まない。疲れる。真言宗、天台宗など昔からある宗派は反戦・非暴力が信条だし、日本の古いカトリック教会や修道会もリベラル。秘密保護法、安保法制などタカ派の安倍内閣を支持、或いは協力しているのは幸福の科学、統一教会、創価学会という3大新興勢力。創価には知り合いがいる(しかも良いヤツ)からあんまり批判したくないけど、立憲主義を踏みにじってはカルトと言われても仕方がない。安保法制が絶対に必要なら、ちゃんと憲法改正すればいいのに、それをやろうとしない。僕が持っている釈迦やキリストのイメージは、秘密保護法や戦争法を容認する人物じゃない。むしろ真逆。

 
 
 ★動画リンク→「安保法制採決、山本太郎議員の渾身の叫び」(60秒/YouTube)
--------------
「やられたらやりかえす」のは個別的自衛権。これは問題ない。集団的自衛権は日本が「やられていないけどやりかえす」こと。中国や北朝鮮と不測の事態になれば個別的自衛権で対応できる。
〔安倍氏から日本を取り戻す〜時事まとめ〕 集団的自衛権 / 秘密保護法 / メディア /
自民憲法草案の条文解説

●サイトで自分の思いを語るということ
HPで意見を発表すると、自分の「間違った知識」や「一方的な思い込み」を指摘され、初めて誤りに気づけます。これは本当に有難いことです。勘違いしたまま一生を終えるところを、真実に気づくことが出来るからです。自分が独りよがりな誤った考え方をしていないかを確認する為にも、勇気を出して積極的に意見を発表していきますネ!!(*^v^*)
僕は過去の反省と愛国心は両立すると考えている。
むしろ、過ちを反省できぬ国なら情けなくて愛せない。


歴史認識問題に決着!…日本と韓国 /中国 /台湾 / 東南アジア / 米国
・昭和天皇かく語りき / 靖国問題 / 愛国心 / 君が代起立強制 / 消費税 / 残業問題
・安倍首相は原発事故を防げなかった責任を感じて欲しい
・集団的自衛権の問題点
●二次加害者にならないために〜日本人慰安婦の話(美輪明宏)と元日本軍慰安婦に関する正確な知識

・日本軍の記録に残る南京大虐殺(軍命令により実施) http://urx3.nu/ouPU (7分)
・残念だが南京事件はあった〜当時の陣中日記から(2008) http://goo.gl/d2fGMA (32分)
・当時の一次史料『南京事件・兵士たちの遺言』(2015) http://goo.gl/K0U1Ef (45分)
・南京大虐殺の証拠〜当時の記録映像と生存者の確実な証言(32分40秒)

(愛国心を強制することは、「国民には愛国心がない」「法律で“愛せ”と命令せねば愛してもらえない国」と世界に公言してるのと同じ)
「生活」「社民」「共産」は小異を捨て大同団結すべし。リベラル大連合を作り、EU、北欧のように残業ゼロの社会を!EU、北欧に可能なら日本でも可能なはず。日本人に人間らしい生活を!
日本には過労死するほど仕事があり、自殺するほど仕事がない。
※一般市民が他人の財布からお金を盗めば、すぐ警察に捕まる。だけど、経営者が従業員の財布からお金を盗んでも処罰されない。これが「残業代未払い」。他国では許されない。

●『アイヌ、琉球は縄文系=本土は弥生人との混血』…国立遺伝学研究所(遺伝研)や東大などの研究チームが過去最大規模の細胞核DNA解析を行った結果、日本人を北海道のアイヌ、本土人、沖縄の琉球人の3集団に分けた場合、“本物の日本人”は縄文人に起源があるアイヌと琉球人が近く、本土人は中国大陸から朝鮮半島経由で渡来した弥生人と縄文人との混血(弥生人7〜8割、縄文人2〜3割の混血)と判明。国籍や人種にこだわる人はこれで冷静になるだろう。

●『なぜ当サイトは原発再稼働に反対するのか

●YouTube『メディアは沈黙・3分でわかる日米原子力協定の闇
“時代に合わない”から憲法を変えるのではなく、憲法の理想の方へ時代を変えて行かなきゃならない。「人に無理強いされた憲法だと云うが、拙者は戦争はいたしません、というのはこの一条に限って全く世界一の憲法さ」(坂口安吾/作家1906-1955)

「多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。みながみな口を揃えてだまされていたという。(略)だますものだけでは戦争は起らない。だまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるようになってしまっていた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである。そして、このことはまた、同時にあのような専横と圧制を支配者にゆるした国民の奴隷根性とも密接につながるものである。「だまされていた」といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でも既に別の嘘によって、騙され始めているに違いないのである」(伊丹万作/1946年8月「映画春秋・創刊号」)

//ルイ・アームストロングが歌いあげる『ホワット・ア・ワンダフル・ワールド』(2分15秒)を聴きまくり。この全てを包み込む優しい笑顔がたまらない。目を見てるだけでウルウルくる。歌詞も最高!『♪僕は緑の木々や赤いバラを見る/それは僕らのために花開く/僕はしみじみ思うんだ/なんて素晴らしい世界かと/僕は青い空や白い雲を眺める/明るく喜びに満ちた昼、暗く神聖な夜/そして僕はしみじみ思うんだ、なんて素晴らしい世界なのかと/七色の虹が空にかかり、行き交う人々の顔を染めている/僕は友人たちが「ご機嫌いかが」と挨拶しながら握手を交わす姿を見る/彼らは心から告げる「アイ・ラヴ・ユー」と/赤ん坊の泣き声が聞こえる。僕はあの子らが僕よりも多くのことを学び成長していくのを見守ろう/思わず感動してしまう/なんと素晴らしい世界じゃないか/そうさ、僕はしみじみ思うんだ/嗚呼、この世はなんて素晴らしい世界なのかと!」。2分チョイの短い曲なのに、胸がジワ〜と温まり、歩き続ける力をくれる素晴らしい作品っすね。※影絵とのコラボAmazing Hand Shadow(2分21秒)も泣かせます!


●特選レポ&動画…命の環の話//サービス残業問題//普天間基地は国外へ//チェ・ゲバラ巡礼レポ//アフガン伊藤和也さんを悼む//パレスチナについて//暴力団について//2008 南極・スコット巡礼 //チベット問題について//障害者自立支援法の問題点//『YouTube Classic』//静止画像と思えないヘビの回転テントウ虫//ミルクとパンダの赤ちゃん(53秒)//ウーマン・イン・アート(2分52秒)//『世界一周ダンス』(3分42秒)世界7大陸・39カ国をダンスで巡る。見終わって何とも言えない幸福感に包まれる動画。地球最高!※最新版もスゴイ!(4分半)//『SF名文句集』//ボブ・マーリィ巡礼レポ//人体の免疫効果を調べている阪大の研究チームによると、「1日に8回以上笑うことでガンに対する免疫があがる」とのこと。
宇宙はこんなに美しく、
そして果てしなく広大!
究極の天体写真10選
をアップ!美の極致ッス


 

ミレーとゴッホの『種まく人』〜負け戦が続いても、死後に実る麦の種を撒いたと信じて今日頑張る


東京ローカルのMXテレビがパナマ文書に踏み込んだ内容を放送(8分43秒)。パナマ文書リスト記載者の言い訳は全部同じ。
以下の7つを繰り返しているだけ。番組内で企業や投資家の弁明を論破していた。

「ビジネスのためで租税回避(脱税)目的でない」
→租税回避(脱税)目的以外で租税回避地は使われない

「投資先の依頼で」
→投資先の租税回避(脱税)に協力、さらに自分も租税回避、言い訳にならない

「損したから租税回避ではない」
→国内で課税対象の元本の租税回避であり、投資後のゲイン(利益)の話ではない。
 租税回避への投資そのものが税逃れ行為。

「租税回避地と認識していなかった」
→契約書に登記地明記。プロとしてあり得ない。

「金額が小さい」
→大小の話ではなく国民の当たり前の義務を回避したということ

「政治家でないから節税は問題ではない」
→節税ではなく脱税。政治家でなくても犯罪。

「みんなやっている」
→子供の論理






大手メディアがひた隠しにする
“ほんとうのリスト(一部)”

「電通、東電、JALの社名を一切出さない
日本のメディアはジャーナリズム失格、
国会で取り上げない政治家たちも同罪」


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●09年の名品ベスト3…イデオン総音楽集/ザ・ビートルズBOX/EX合金ウルトラホーク1号/スター・トレック&エンタープライズ号
●10年の名品…美女と野獣スペシャル・エディション/トイ・ストーリー3/フィギュア・次元大介
●11年の名品…岸辺露伴ルーブルへ行く/戦国無双3 Z/アメトーーク17・ジョジョ芸人/奇妙なホラー映画論
●12年の名品…オペラ座の怪人・25周年ロンドン公演
●13年の名品…レ・ミゼラブル/ハッシュパピー/荒木飛呂彦の超偏愛! 映画の掟
●14年の名品…ゼロ・グラビティ/ガンダムUC(7)/アナと雪の女王/日本鬼子・元皇軍兵士の告白
●15年の名品…インターステラー/荒木飛呂彦の漫画術

【 各種リンク※クラシックは「ユング君」
PART1(71個) お笑いフラッシュ他(44個)
★2014年のお薦め展覧会&美術館リンク集

文芸ジャンキー版・東京探訪MAPを作成!
北海道 東北 愛知・岐阜 四国 奈良 九州
 東京2
 静岡 北陸 北関東 大阪・三重 京都・滋賀 山陽・山陰 神奈川
ヨーロッパ アメリカ

アメリカ自然史博物館(NY)が制作した『The Known Universe』はヒマラヤ発→宇宙の果て→ヒマラヤ着を6分半で表現しており、美麗映像とコスモな音楽がめっさ心地良い!現世から遊離したような、神さま目線の浮遊感覚を味わった。ぜひ最大画面で壮大な旅を味わって欲しい。時々画面の下に出ているのは“光年”などの距離情報。地球の周囲の無数の軌道は人工衛星のもの。その後の軌道は月。70光年離れると青い光で包まれるけど、あれは人類の電波が現時点で届いている距離(つまりそれより遠い惑星に異星人がいても、UFOで来ない限り人類の存在に気づけない)。さらに離れると宇宙が扇状に見える。ホントは球形だけどまだ未観測部分があるため扇状に表示されているんだって。なんちゅう、贅沢なひととき!


(STOP THE HATE!! 国連本部前のオブジェ)
「科学と芸術は全世界に属する。それらの前には国境など消え失せてしまう」(ゲーテ)
「あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった者が、あれほど生きたいと願った明日」(趙 昌仁)作家
「人間の先祖は本人の血族ばかりでなく、文学の内にも存在している」(オスカー・ワイルド)作家
「人を憎んでいる暇はない。わしにはそんな時間はない」(黒澤監督の映画『生きる』から)
「私は殺されることはあっても、負けることはない」(ヘミングウェイ)作家
「僕が最もウンザリするもの、それは無知による憎しみだ」(マイケル・J・フォックス)俳優
「船は港にいる時、最も安全であるが、それは船が作られた目的ではない」(パウロ・コエーリョ)作家


●『戦争絶滅受合法案』 (原案は第一次世界大戦の終結後、1929年にデンマーク人フリッツ・ホルムが起草したもの)※長谷川如是閑の創作説もあるけど、ウィキに原文=1928年11/16発表があり、やはり本物のようだ。
戦争開始後、10時間以内に次の行動をとること。以下の者を順番に“最下級”の兵士として召集し、できるだけ早くこれを最前線に送り、敵の砲火の下で戦わせること。
1.国家元首。君主も大統領もこれに該当。ただし男子に限る。
2.国家元首の男性親族で16歳以上の者。
3.総理大臣、及び各国務大臣、並びに次官。
4.国会の男性議員。ただし戦争反対の投票をした者は除く。
5.キリスト教や仏教のほか、あらゆる宗教関係者の高僧で、公然と戦争に反対しなかった者。
付記.該当者の妻、娘、姉妹等は、戦争継続中、看護婦または使役婦として召集し、最も砲火が接近した野戦病院に勤務すること。
(後年の妙案)
※有権者の責任…戦争に賛成した議員を選んだ選挙区の有権者から順番に徴兵せよ。
※戦費について…戦費は戦争に賛成した議員の資産、及びその議員を選んだ選挙区の財政でまかなうべし。

  文・糸井重里


●「もともと普通の人々は戦争したいと思っていない。運がよくてもせいぜい無傷で帰って来る位しかない戦争に、貧しい農民が命を賭けようと思うはずがない。だが、国の政策を決めるのは結局指導者であり、反対の声があろうがなかろうが、人々を指導者の望むようにするのは簡単だ。民主主義であろうと、ファシストの独裁であろうと、共産主義であろうとそれは同じだ。『我々の国が攻撃されている。愛国心のない反戦・平和主義者が国を危険にさらそうとしている』と非難しさえすればいい。この方法はすべての国で同じように上手くいく」(ヘルマン・ゲーリング)元ナチス最高幹部/秘密警察創設者
●「(終戦翌年に記す)多くの人が、今度の戦争で騙されていたという。みながみな、口を揃えて騙されてたという。私の知ってる範囲では、“俺が騙したのだ”と言った人間はまだ1人もいない。(略)“騙されていた”といって、平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でも騙されるだろう。いや、現在でもすでに別の嘘によって騙され始めているに違いないのである」(伊丹万作)※伊丹十三監督の父
●「最初にナチスが共産主義者を弾圧した時、不安に駆られたが、私は共産主義者でなかったので、何の行動も起こさなかった。次にナチスは社会主義者を弾圧した。私はさらに不安を感じたが、社会主義者ではなかったので何の抗議もしなかった。それからナチスは学校、新聞、ユダヤ人等をどんどん攻撃し、その度に私の不安は増したが、それでもまだ行動に出なかった。ある日、ついにナチスは教会を弾圧してきた。そして私は牧師だった。だから立ち上がって行動に出たが、その時はもうすべてが遅かった」(マルチン・ニーメラー牧師)
※結局のところ、武器に頼ろうとする弱虫より、他人を信じて武器を捨てる勇気を持つ人間に、全人類がなれるかどうかということ。たとえ非武装の結果、信じた相手に裏切られようと、僕は弱虫として死ぬより、勇気ある人間として死にたい。これは名誉やプライドの問題でもある。僕はどの戦争であろうと、「侵略」かどうかを決めるのは、「軍隊を送った側ではなく、送られた側」だと思ってマス。これは自虐的云々ではなく当たり前のこと。

高畑勲監督(79)といえば『かぐや姫の物語』の他にも、戦争の悲劇を描いた『火垂るの墓』で知られている。監督は9歳の時に岡山で空襲に遭い、焼夷弾の中を家族とはぐれな がらも逃げのびた。東大卒業後、東映動画で「ハイジ」「三千里」などを演出し、宮崎駿さんとジブリを設立した。2015年の元旦、神奈川新聞に載った高畑監督の メッセージが素晴らしかったので以下に紹介。
→(高畑)原爆をテーマにした「はだしのゲン」もそうですが、日本では平和教育にアニメが用いられた。もちろん大きな意義があったが、こうした作品が反戦 につながり得るかというと、私は懐疑的です。攻め込まれてひどい目に遭った経験をいくら伝えても、これからの戦争を止める力にはなりにくいのではないか。
なぜか。為政者が次なる戦争を始める時は「そういう目に遭わないために戦争をするのだ」と言うに決まっているからです。自衛のための戦争だ、と。惨禍を繰り返したくないという切実な思いを利用し、感情に訴えかけてくる。
「戦争をしたとしても、あのような失敗はしない。われわれはもっと賢くやる。70年前とは時代が違う」とも言うでしょう。本当でしょうか。私たちは戦争中 の人と比べて進歩したでしょうか。3.11で安全神話が崩れた後の原発をめぐる為政者の対応をみても、そうは思えません。成り行きでずるずるいくだけで、 人々が仕方がないと諦めるところへいつの間にかもっていく。あの戦争の負け方と同じです。
再び戦争をしないためには、あの戦争がどのように進んでいったかを学ばなければならないと思うのです。私が戦争中のことをどれだけ知っているかと聞かれれば、大したことはない。でも、安倍晋三首相よりは知っています。
集団的自衛権の行使を認めるということは、海外では戦争ができない国だった日本が、どこでも戦争できるようになるということです。政府は「歯止めをかける」と言うが、あの戦争を知っている者にとっては信じられません。ひとたび戦争が始まれば歯止めなどかかるものではありません。そもそも 日本人は戦前から米国が好きだった。ジャズや野球、映画といった文化に親しんでいた。その国と戦争をするとは誰も思わなかった。やっても勝てないと思っていた。
ところが、真珠湾の奇襲作戦が成功して戦争になってしまったら、あとは日本が勝ってくれることだけを皆が願い始めた。それはそうでしょう。負けたら悲惨なことになるに決まっているんですから。
息子の兵役を逃れさせたり、戦争に反対して逮捕されたりした人もいたが、ごく少数。始まってから反対の声を上げるのは難しい。いやいや戦争に協力させられたのだと思っている人も多いけれど、大多数が戦勝を祝うちょうちん行列に進んで参加した。非国民という言葉は、一般人が自分たちに同調しない一般人に向けて使った言葉です。
「空気を読む」と若者が言うでしょう。私はこの言葉を聞いて絶望的な気持ちになります。私たち日本人は昔と全然変わっていないんじゃな いか、と。周りと協調することは良いことですが、この言葉は協調ではなくて同調を求めるものです。歩調を合わせることが絶対の価値になっている。
日本人は昔から意見の対立を好まない。皆を仲間内にして、和気あいあいとして争いを避ける。寄り合いも全員一致主義で、どうしても駄目なら村八分にする。 個を確立し、意見が異なっている人との違いを認め、その上でうまくやっていくという努力を好まない。議論を戦わせない。古くからあるこの体質によって日本 は泥沼の戦争に踏み込んでいったのです。私はこれを「ズルズル体質」と呼んでいますが、「空気を読む」なんて聞くと、これからもそうなる危うさを感じずに はいられません。
だからこそ憲法9条の存在が大事だと思うのです。これこそが「ズルズル体質」を食い止める最後の歯止めです。
戦後の平和をつくってきたものは何かといえば、9条です。基地の負担を押し付けられている沖縄の犠牲を忘れてはなりませんが、米国が戦争を繰り返す中、9条のおかげで日本人は戦争で命を落とすことも人の命を奪うこともなかった。政権の手足を縛ってきたのです。
これを完全にひっくり返すのが安倍政権です。それも憲法改正を国民に問うことなく、憲法解釈の変更という手法で、です。
隣国との対立が深まり、不穏になっているからといって不戦の理想の方を変えるのはどうかしています。9条を大事にしているということは、武力で解決するつ もりはない、というメッセージになる。東アジアに戦争の記憶が残る中、戦争をしないというスタンスはイニシアチブになるはずです。「普通の国」なんかにな る必要はない。ユニークな国であり続けるべきです。戦争ができる国になったら、必ず戦争をする国になってしまう。閣議決定で集団的自衛権の行使を認めることによって9条は突如、突破された。私たちはかつてない驚くべき危機に直面しているのではないでしょうか。
あの戦争を知っている人なら分かる。戦争が始まる前、つまり、いまが大事です。始めてしまえば、私たちは流されてしまう。だから小さな 歯止めではなく、絶対的な歯止めが必要なのです。それが9条だった。「最小限の武力行使」「戦争をやるとしてもうまくコントロールしてやる」なんて、そん な能力を私たち日本人が持っていると思わない方がいい。安倍首相だけが特別無自覚というわけではないと思います。私たちはこの70年で基本的な体質が変わることはなかったのです。(神奈川新聞2015.1.1より)


奴隷は、奴隷の境遇に慣れ過ぎると、驚いた事に自分の足を繋いでいる鎖の自慢をお互いに始める。
どっちの鎖が光ってて重そうで高価か、などと。そして鎖に繋がれていない自由人を嘲笑さえする。
だが奴隷達を繋いでいるのは実は同じたった1本の鎖に過ぎない。そして奴隷はどこまでも奴隷に過ぎない。
過去の奴隷は、自由人が力によって征服され、やむなく奴隷に身を落とした。
彼らは、一部の甘やかされた特権者を除けば、奴隷になっても決してその精神の自由までをも譲り渡すことはなかった。
その血族の誇り、父祖の文明の偉大さを忘れず、隙あらば逃亡し、あるいは反乱を起こして、労働に鍛え抜かれた肉体によって、肥え太った主人を血祭りにあげた。
現代の奴隷は、自ら進んで奴隷の衣服を着、首に屈辱のヒモを巻き付ける。
そして、何より驚くべきことに、現代の奴隷は、自らが奴隷であることに気付いてすらいない。
それどころか彼らは、奴隷であることの中に自らの唯一の誇りを見い出しさえしている。
(リロイ・ジョーンズ 1968年、NYハーレムにて)
※ニュージャージー出身、1934年生。詩人、脚本家、小説家(イスラム名/アミリ・バラカ)

格差拡大・福祉削減路線の政治ではなく、所得再分配・社会福祉拡充路線の政治を切望!!

《最後に、これだけは言わせて欲しいッ!》
〜他人と自分の中に“違うところ”を見るのが「戦争」、“同じところ”を見るのが「芸術」〜

人間は国籍、人種、宗教など、自分と「違うもの」を理由に戦争するけど、芸術を味わうことは他人の中に自分と「同じもの」を見つけることだ。相手(作者)の気持ちに心を重ね共感した時、人は初めて“感動”できる。
僕は確信している、人類は絶対に分かり合えると。そうでなければ、こんなにも多くの作品が、時代や国境を越え残っているはずがない。ここまで世界が芸術で溢れ返っているはずがない。芸術の存在が、国家、民族、文化を越えて人々が分かり合うことが可能だと証明している!
芸術は生き続ける力をくれる。もう人生の選択肢がなくなった、行き詰まって打つ手がない、そう思ったときに文学や映画を通して違う価値観、別の生き方の存在を知ることはいくらでもある。僕は何度もそうやって救われてきた。
こんな時代だからこそ“あえて”叫びたい。この世界は断固生きるに価するとーッ!!

※やたらと「日本人は他民族と違う」と強調している人には「日本人は他民族と異なる部分が多い。ただし共通点はさらに多い」と付け加えて欲しい。
※言葉や口先だけの“人間は素晴らしい”では、僕は納得できない。僕だって“素晴らしい”という証拠が欲しいんです。だからこそ、手当たり次第に音楽を聴き、映画や絵画を見、文学を読み漁るのです。確かな証拠が欲しくて!そして「見つけた!」と思ったものを、このサイトで報告しているのです。

民主主義は「最大多数の幸福を目指す」で思考が止まってはいけない。「最大多数の幸福によって救われない可能性のある少数派をいかに救うか」、そこまで考えるのが真の民主主義

過去の反省と愛国心は両立する:歴史認識問題に決着!…日本と韓国 / 中国 / 台湾 / 東南アジア / 米国 / 昭和天皇かく語りき


日本に誇りを持つ者として、「日の丸を拒否する自由を認ない愛国者」ではなく、個人の内面を大切にし「日の丸を拒否する自由も認める愛国者」で僕はありたい。


愛国心とは他国を憎むことではなく、自国の文化を愛すること


【管理人の雄叫び〜リベラル派は力を合わせてCS専門チャンネル開設を!】NHKが秘密保護法の問題点を伝えず、民放が原発問題を避けるように、大手メディアは政権やスポンサーの顔色ばかりうかがい、時事問題に深く斬り込みません。歴史認識問題についても、一部保守メディアが架空の近代史を広め、ネット上には戦争被害者に対する二次加害の言葉が飛び交っています。保守はCS「チャンネル桜」をフル活用していますが、リベラルでは岩上安身氏の動画配信サイト、IWJが孤軍奮闘している状態。CSに専門チャンネルを持つには多額の資金が必要ですが(“桜”は資本金1億)、リベラル側には宮崎駿氏、坂本龍一氏、大江健三郎氏、山田洋次氏、菅原文太氏、吉永小百合氏といった著名人のほか、ノーベル賞・益川敏英氏などの大学教授がたくさんおり、法曹界にも日弁連の弁護士が大勢います。戦後民主主義が最大の危機に晒されている今、開局資金は集まるかと!池上彰氏や堀潤氏がメインキャスターになれば視聴率も期待可。右傾化が進んでいる若者たちに「リベラルはお花畑」と言われないよう、ちゃんと南京事件の証拠となる一次資料を伝え、慰安婦問題なども保守サイドの認識が国際社会の常識からズレている理由を丁寧に解説すれば、理解してもらえると思うのです資料その2)。権力者は特定の国を敵視させることで内政から目を逸らさせています。若者の義憤は、政治家や官僚の腐敗(天下り、ズブズブの特別会計予算)、生存に直結する労働問題(非正規雇用4割=約2043万人、サビ残・ブラック企業野放し)、原発問題(核ゴミの捨て場なし)、オレオレ詐欺・弱者を苦しめる暴力団、タイミング最悪の増税等々に向けられるべきもの。早急に政権からも企業からも干渉されない、真にジャーナリズム魂・反骨精神のある専門チャンネルを立ち上げましょう。秋には秘密保護法が施行されるため状況は待ったなしです。(2014.3)

 ←安倍氏とベッタリの食事友達(寿司友)の提灯記事に要警戒

ジャーナリズムとは報じられたくない事を報じることだ。
それ以外のものは広報に過ぎない(ジョージ・オーウェル)




★近年公開された激涙・満点レビュー映画!映画ファンで良かった!

善き人のためのソナタ リトル・ミス・サンシャイン ブラッド・ダイヤモンド トンマッコルへようこそ ツォツィ シッコ ※激解説
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重要なのは行為そのものであり結果ではない。行為が実を結ぶかどうかは、生きているうちに分かるとは限らない。
正しいと信ずることを行いなさい。結果がどう出るにせよ、何もしなければ何の結果もないのだ(ガンジー)

闇は闇を追い払えない。ただ光だけがそれをなし遂げる。憎しみはヘイトを駆逐できない。ただ愛だけがそれを叶える(マーティン・L・キングJr

「生まれながらに肌の色のせいで他者を憎む者などいない。人は憎むことを覚える。ならば、愛することを学べるはずだ。なぜなら、
愛というものは人の心にとって、ずっと自然なことだから」(ネルソン・マンデラ/獄中27年)

戦前の日本について肯定的に評価する政治家たちは歴史認識が不十分で、見ていて恐ろしい。考えが足りない人たちが憲法に手を付けるようなことはあってはならない(宮崎駿)

Now is the time

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「海外の活動家は自らが自殺しない宣言をする」(フィフィ)。あえて“自殺しない宣言をする”意味は何かあるのか?ある。「自殺に見せかけて消されるジャーナリストや活動家がいるから」。
うおお…。それであれば、僕も宣言しておく。絶対に自殺はしない、と。(2012.12.17)

『ある芸術作品に関する意見がまちまちであることは、とりもなおさず、その作品が
斬新かつ複雑で、生命力に溢れていることを意味している』 by オスカー・ワイルド

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2010.6.8 ツイッター開始



著者近影/ラジオ・墓マイラートーク(48分)
墓マイラー再現VTR(36分)




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