「芸術を生むために日々努力をしている人に感謝します。僕は芸術なしでは生きられない」(S・ソダーバーグ監督、アカデミー賞受賞式にて)
「人間性への信頼を失ってはならない。人間性とは大海のようなものである。ほんの少し汚れても海全体が汚れることはない」(ガンジー)
「私は祖国を愛している。だが、祖国を愛せと言われたら、私は遠慮なく祖国から出ていく」(チャールズ・チャップリン)
「後世に残るこの世界最大の悲劇は、悪しき人の暴言や暴力ではなく、善意の人の沈黙と無関心だ」(マーティン・L・キングJr)
「文学者の戦争責任は決して過去のことでなくすでに始まっている。気を抜くなよ、俺は自分を含めとっくに厳しくチェックし始めてるぜ」(いとうせいこう)
「私は貴方の意見には反対だ。しかし、貴方がそれを言う権利を、私は命にかけて守る」(ヴォルテール)


米首都ワシントンDC 2013.12
文芸ジャンキー・パラダイス
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オヌシは 番目の旅人でござる
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天安門1989.6.4

文芸ジャンキー・パラダイス(文ジャン)へようこそッ!!
このサイトは映画、文学、音楽、マンガ、絵画等あらゆる芸術ジャンルと、偉人たちの『お墓』情報を、ド根性文芸研究家カジポン・マルコ・残月(49)が、鬼神の如く
全世界へ紹介しまくる、愛と狂気と執念の電脳空間!旅&墓関連の掲載画像は怒涛の6000枚、総コーナー数は100ヶ以上、容量22ギガの暴発HP!
うっかり足を踏み入れたのも何かの縁、この超ド級・文芸天国にトコトンつきあってもらいましょう!そう、毒を喰らわば皿までッ!ビバ、アート・サンダー!!
この世は芸術であふれ返っている!人間に他者への共感力があるからだ。芸術は人類が分かりあえる証拠!人間は国籍や文化が違っても、相違点より
共通点の方がはるかに多い
。常にこれを忘れちゃいけない!他人と自分の中に“違うところ”を見るのが「戦争」、“同じところ”を見るのが「芸術」!
芸術は難しくない!敷居を少しでも低くして全人類が親しめるものにする事が、このHPの主旨ッス!


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毎日更新・人類恩人カレンダー(食前に彼らを讃える杯を!)※記号説明&年間分※1872年以前は旧暦
5月 28日 1907レーチェル・カーソン生(科)1871ルオー生(画)1840パガニーニ命(C)1992長谷川町子命(マ)
1968あずまきよひこ生(マ)、1894ダシール・ハメット生(文)、1956ジュゼッペ・トルナトーレ生(監)、
1910ロベルト・コッホ生(科)、1963いっこく堂生
5月 29日 1944ヘルムート・バーガー生(役)&池上遼一生(マ)、1942与謝野晶子命1917ジョン・F・ケネディ生
1937美空ひばり生、1953ダニー・エルフマン生(S)、1904グレッグ・トーランド生(撮)
1967ノエル・ギャラガー生(M)、2010デニス・ホッパー命(役)、2012新藤兼人命(監)
ダウンロードして使ってネ♪なぜ芸術はスゴイのか!?〜初来訪の方へ

〔おすすめ番組表〕★番組はイチオシ ※過去の番組 ※YouTube ※アマゾン ※musictonic ※翻訳 ※海外 ※映画 ※サーチナ ※乗り換え ※東京新聞 ※地図 ※首相動静 ※護憲運動 ※画像検索
【5月28日のおすすめ番組】 【5月29日のおすすめ番組】
●9時Eテレ『日曜美術館 ブリューゲル×大友克洋』…60cm×75cmの空間に1400人が緻密に描き込まれた16世紀の傑作「バベルの塔」を漫画家・大友克洋が語る!
★9時NHK『日曜討論 賛成?反対? 激論“テロ等準備罪”』…一般の人への影響など法案の是非を専門家が討論。
●12時BSプレミアム『大河ドラマアンコール 風林火山(9)勘助討たれる』…奇襲で城を奪った武田に勘助は対決を挑む。
●20時NHK大河『おんな城主 直虎(21)ぬしの名は』…銭入れを盗んだ犯人を追いかけるが、逆に捕らわれの身に。
●21時NHK『変貌するPKO 現場からの報告』…南スーダンで自衛隊がどんな事態に直面したのか検証。
●5時BSプレミアム『クラシック倶楽部 セルゲイ・ナカリャコフ トランペット・リサイタル』…世界的に活躍するトランペット奏者。
●8時NHK『連続テレビ小説 ひよっこ(49)小さな星の、小さな光』…お父ちゃんを探して東京へ。みね子ガンバレ!
●21時BSプレミアム『世界プリンス・プリンセス物語』…池上彰と有働由美子が世界の王室を取材。



3日おきに更新・人生の名言(救命ロープ)
書物を読むということは、他人が辛苦してなしとげたことを、容易に自分に取り入れて、自己を改善する最良の方法である(ソクラテス)

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“時代に合わない”から憲法を変えるのではなく、憲法がうたう理想の方に時代を変えていかなくちゃならない。非戦を誓った憲法は国民が目指すべき旗。旗を降ろしたときに理想は遠ざかる。僕はこの旗を掲げてきた日本という国が好きだ。

          
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【旗はリアルタイム】★左の地球儀はジョジョコーナー閲覧者/★右の地球儀は墓巡礼コーナー閲覧者/★両方に表示されている人はこのトップを見ている人です


   残月徒然日記(最新文芸情報) ★ほっこり更新!日々前進!笑門福来!★



『ハチョ〜ッ!皆様の御訪問をお待ちしておりました〜ッ!ガルルルル…
(体調やペース配分を考えて、ごゆっくりどうぞ)』


 ダウンロードして使ってネ♪ ヤフーニュースで管理人紹介(2016)  サイト紹介記事(2007)
 


●5月27日…うおお、YouTubeに『アディエマス』の短いライブ映像(4分)があがっていたのか!美しいコーラスで知られるアディエマス(ADIEMUS)は、独自の“アディエマス語”を使った架空の民族音楽を奏でるグループ。英ウェールズのカール・ジェンキンスが率い、1995年にファースト・アルバム『聖なる海の歌声』を発表。計6枚のオリジナル・アルバムがあり、4枚目までヴォーカルを南アフリカ出身のミリアム・ストックリーが担当している。1999年のNHKスペシャル「世紀を越えて」のテーマ曲「世紀を越えて/Beyond The Century」で日本でもブームが起きた。
“いつかライブに行きたい”と思いつつ、2006年の来日公演を最後に10年以上日本でライブがないため、生で聴く悲願は未達成。というより、海外でもめったにライブを開いていない。それだけにこのライブ映像を発見してめっさ興奮した。英国のプロムスでの2001年のライブ。もう16年も前。4年前に6枚目のアルバムが出て、解散報告もないので活動はしているはず。日本に来て〜!というかライブを再開して!せめて公式のライブDVDを出して!買うから!超買うから!

●5月26日…昨夜、安倍氏は赤坂の日本料理店・古母里にテレ朝の早河洋会長と篠塚浩報道局長を呼び出し3時間も長い時間をかけて会食した。このタイミングの食事は明らかに報ステ対策なんだから、早河会長はホイホイ会に行くなって!欧米では権力トップとメディア代表が食事するなんてあり得ない。国民から記事の中立性を疑われるからだ。なんでこんなに誇りがないんだよ…。

/きっこ氏のツイート、キレキレだな。しかも端的にこの通り。→「今の日本に必要なのは「テロ対策」よりも「アベ対策」だろう。このまま安倍晋三のやりたい放題にさせておいたら、日本は東京五輪までに北朝鮮になってしまう」。

●5月25日…官僚トップが正体を明かして安倍政権に反旗を翻すなど前代未聞!「あったものを、なかったことにはできない」「公正公平であるべき行政のあり方がゆがめられた」「政権中枢からの意向、要請に逆らえない状況がある」。政府が存在を否定する、官邸から文科省への圧力を記した文書。“確実にあった”と記者会見を開いた文科省・前事務次官、前川喜平氏の勇気!よく証言してくれた!
事務次官は行政のトップでありそれより上の役職はない。いわば文科行政のすべてを知る人物。今年の1月まで役職につき、加計学園問題の経緯を全部見てきた人。これ以上重要な証言者はいない。
前川氏「文科省の、特に国家戦略特区に関わる職員は本当に気の毒と思う。もともと十分な根拠無く規制緩和が行われて、本来赤信号のところを青信号だと考えろと言われて、赤を青にさせられてですね、さらにその経緯について示す文書も“なかったことにする”と、“知らないことにする”と。実際にある文書を無かったことにするということで、いわば黒を白にしろと言われているようなものですから、本意ではない意に反することをさせられてる、そういう状況がずっと続いている」。

/これをうけてもなお、「再調査はしない」とあくまで言い張る政府・文科省。文科省審議官ら役人とのヒアリングで以下のように訴えた民進・杉尾秀哉議員に同感。「前川氏は元上司ですよ?つい数ヶ月前まで。そういう人がここまで腹をくくって。“行政をゆがめた”と言っているじゃないですか。前次官が、行政のトップですよ?あなた達(文科省役人)はそれで国民に向けてそういう(文書がなかったという)嘘をつき続けられるんですか。誰を向いて誰のために仕事をしているんですか。官邸のために仕事をしているんですか!国民のために仕事をしているんですか!」。

●5月24日…書きたいことが山ほどあるのに、月末は原稿の締め切りラッシュ!仕事とサイト更新の両立、どちらも満足のいくものにしたい。時間が欲しい。

●5月23日…本日、与党と維新が共謀罪法案を衆院本会議で強行採決。そして国連ケナタッチ氏が日本政府からの抗議文に、あらためて警鐘。安倍政権は日本メディアをアンダーコントロールして万能感に酔っているようだけど、国連もアンコンできると思ったら大間違い。(以下、更新中)

●5月22日…昨日触れた国連特別報告者ジョセフ・ケナタッチ氏からの共謀罪法案への懸念文書に、外務省はすぐさま抗議を申し入れたらしい。おいおい、外務省がするべきことは、抗議ではなく質問への丁寧な回答だろう。“言い掛かりだ”というなら、きちんと質問に答えればいい。ケナタッチ氏は日本文化が好きで、30年間も日本を研究してきたという。日本に好意を持っている人に、なんでそんな対応をするかね。
ジャーナリスト・まさのあつこ氏が、管官房長官の“勘違い”をとても冷静かつ分かりやすくただしているので引用。
→「国連人権理事会の特別報告者」とは、菅官房長官が勘違いしているように、単に「個人の資格」でものを言う専門家ではない。国連人権理事会に任命され、報告義務を負い、個別テーマまたは個々の国について、人権に関する助言を行う、独立した立場の人権の専門家のことを言う。
ケナタッチ氏はプライバシーの権利に関する特別報告者だ。「プライバシーの権利」は、「世界人権宣言」12条と「市民的及び政治的権利に関する国際規約」(日本では「自由権規約」と和訳されきた)17条で定義されており、国連人権理事会に報告する任務(マンデート)をケナタッチ氏は果たす立場である。
ケナタッチ氏は、得た情報に基づいて法案についての評価を述べた上で、「早まった判断をするつもりはありません」と断った上で、情報の正確性を確かめるための4つの質問を行っている。つまり、指摘に間違いがあれば正して下さいと質問をしているのだ。
(以下、僕が昨日の日記に書いたケナタッチ氏の5つの懸念、捜査令状の軽視、プライバシー保護の軽視、独立第三者機関を設置すべきなどをあげた後に質問)
1.上記の批判の正確性に関して、追加情報または見解を下さい。
2.法案の審議状況について情報を下さい。
3.国際人権法の規範および基準と法案との適合性について情報を下さい。
4.市民社会の代表者が法案を検討し意見を述べる機会があるかどうかを含め、公衆参加の機会に関する詳細を下さい。

これは、得た情報をもとに評価し、その正確性を相手に確かめたり、説明や協議する機会を得たりする、双方向の公明正大なプロセスだ。指摘に誤りがあれば正し、日本が批准している自由権規約約17条などに適合していないなら、その助言に沿って日本が法案を正せばよいだけの話だ「抗議」をする性質のものではない
ところが、菅官房長は、このプロセスを理解していないのか(外務省が説明をしていないのか)、書簡をまったく読んでいないのか、記者に対して、「抗議を行った」と語気を強めて繰り返した。
外務省は、本当に「抗議」を行ったのか、また、誰に、どのように「抗議」を行ったのか、特別報告者の指摘を認めたものもあるのかどうか、会見の内容からは全く不明である。もし、本当に単に「抗議」を行ったのだとしたら、恥ずかしい事件である。

//安倍氏は「共謀罪はTOC条約加盟のための法整備」と主張してきたけど、TOC条約の正式名は「国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約」であり、国連が進めてきた条約。官邸はその国連サイドに悪態をつく。対応がおかしいだろ。
繰り返し書くけど、そもそもTOC条約を締結するにあたって新たな法整備は必要ない。条文には「締約国の法律に従って運用していい」と書いてあるから、安倍氏の言う「共謀罪をつくらないと加盟できない」というのは明確な嘘。嘘と分かっていて安倍氏の言い分をそのまま否定せず垂れ流す大手メディアは恥を知るべき。また戦前と同じように政府と一緒になって国民を騙すのか。

●5月21日…共謀罪法案が可決された衆院法務委。続いて衆院本会議での強行採決が懸念されるなか、国連人権高等弁務官事務所の特別報告者が共謀罪法案に「深刻な懸念」を表明、安倍首相に質問状を送った!
執筆者は、プライバシーに関する権利の国連特別報告者ジョセフ・ケナタッチ氏。リンク先の訳文から要点を以下にまとめる。

日本が1978年に批准した自由権規約(ICCPR)17条1項では、個人のプライバシーと通信に関する違法な干渉から保護される権利を認め、誰もがそのような干渉から保護される権利を有することを規定。国家はプライバシー保護の義務を負う。
共謀罪法案は広範な適用がされる可能性があり、プライバシーに関する権利およびその他の基本的な国民の自由の行使に影響を及ぼすという深刻な懸念がある。何が「計画」や「準備行為」を構成するのかという点について曖昧な定義になっていること、法案別表(277項目の罪状)は明らかにテロリズムや組織犯罪とは無関係な過度に広範な犯罪を含んでいるために法が恣意的に適用される危険あり。
特にプライバシー関連の保護と救済につき、以下の5つに着目。
1.監視増強にあって、新たなプライバシー保護策が導入されない。
2.監視について事前の令状主義を強化する予定がない。
3.監視活動実施を許可する為の独立第三者機関の設置が想定されていない。
4.警察がGPS捜査や(メールなど)電子機器使用の監視許可を求めてきた際の裁判所による監督と検証の質への懸念。
5.日本の裁判所は極めて容易に令状を発付。2015年の通信傍受令状請求で却下された令状請求はわずか3%以下。

/国連特別報告者は、国連の人権理事会の任命を受けて各国の人権侵害などの状況を調査し、人権理事会や国連総会に報告する役割を担っている。
ケナタッチ氏は実績を重ねてきた法学者。管官房長官は「個人の見解であり国連の意見ではない」と軽くみているが、この質問状は国連のホームページで公開されており、ケナタッチ氏の懸念を無視するなら人権理事会で是正勧告を受ける赤っ恥を日本政府は晒すことになるだろう。

/っていうか、なんで質問状の日本語訳全文を新聞大手は載せないわけ?東京新聞はちゃんと載せているぞ。ネットに出回っている海渡弁護士の訳文以外のものも参照にしたいので、朝日と毎日、リベラルならちゃんと仕事してくれ!

●5月20日…昨夜の報ステ。衆院法務委で強行採決された共謀罪について、歴史学者・磯田道史(みちふみ)さんが生出演で言い切った。「近代法の大原則は“思っているだけ”では絶対に罰してはいけない。具体的に危害が加えられる行為がなければ罰してはいけない。だが、日本やロシアは戦前に罰していた。日本では日記に書いたり、思っただけの人を大逆罪で死刑にした。ベルギーは王族に危害が加えられても、血が出るまでは死刑に出来ない。日本やロシアは“社会の敵であれば近代法の原則は適用除外でもいいんだ”。それでどんどんまずい方向に行ってしまった。フランス人権宣言(1789)のときから、“思っていること”は罰しない、外に危害が加えられることがあってはじめて罰するが本筋。これを忘れずにコトを進めていかねばならない」。
磯田さんはNHK(BS)の歴史番組で司会をやっている。黙っていれば保身できるのに、政権相手に物怖じしない勇気に脱帽。

それにしても、衆院法務委の採決は怒髪天だった。質疑を打ち切ったのは自公ではなく、“自民の別働隊”日本維新の会。反対派を嘲笑した維新の若手、丸山穂高議員(33歳)の言い草に、僕は自分が侮辱されているような気がした。丸山議員「もういいでしょう。これまでもう30時間以上質疑してきました!これ以上ピント外れの質疑ばかり繰り返し、足を引っ張ることが目的の質疑は、これ以上は必要ないっ!時は来ました、ただちに採決を!」。あのな、質疑で“ピント外れ”の答弁をしていたのは政府側なんだよ。金田法相の答弁が質問者と噛み合わず、内容もコロコロ変わるからラチがあかなかった。大臣が法案を理解できない、説明できない。そもそも、当初から政府与党は「30時間審議したら採決する」と決めていた。実際、審議時間は30時間25分。追加される罪状は277項目もあり、30時間で277の罪を検討すれば一つ6分しかない。各罪状が必要か不要か、乱用されないか論議せねばならぬのに、あまりに短すぎる。大事な法案なんだから、審議の過程で浮かび上がった疑問点を納得できるまで話し合ってくれ。

維新の丸山議員はこれまで法務委員会の審議に来ておらず、この日初めて共謀罪関連で発言した人。委員のメンバーじゃない部外の議員。その丸山議員がどの口で「審議時間は十分」と言うのか。言わせたのは安倍氏と仲良しの松井代表だろうけど、僕なら「自分は審議に参加していないので他の人に」と辞退する。これまでの審議では捜査対象や犯罪に問われる条件について政府の説明が曖昧で、テロ集団だけでなく「一般人」にも捜査が及ぶ懸念が指摘されているから、乱用歯止め策をどうするのか論議になっていた。それを「足を引っ張ることが目的の質疑」というのか、この男は。
丸山穂高議員は2015年12月に酒に酔って東京都内の路上で一般の男性と口論になり、相手の手を噛みつけて警察の事情聴取を受けている。本人にも左足の骨にひびが入る全治6週間のけが。国会議員が都心で泥酔して乱闘なんて聞いたことがない。自分をコントロールできない者に、なんで国家の運営を託さなきゃならんのか。大阪19区といえば泉佐野市一帯。ほんと次は落選させて欲しい。今の維新は政党ですらなく、安倍氏の腰ぎんちゃくに成り下がっている。
元維新・上西小百合議員のツイッター「共謀罪を強行採決させる為だけに出てきた維新の丸山議員の質問後の様子を私の秘書が写真を撮ってきました。見せ場をもらって、余程嬉しかったんですね。松浪議員と遠藤議員とハシャいじゃって、この法案の重みを全くわかっていない。情けない」。

共謀罪は令状がなくても任意で盗聴・監視できる。捜査権の乱用を防ぐためには、裁判所の令状をとることが一定の歯止めになる。通信傍受法では令状が必要であり、2014年は26件の令状が出た。申請が却下されることがほぼないとはいえ、令状をとろうとすることが捜査の暴走を止める一定のハードルにはなっている。共謀罪はまったく歯止めがなく、どんな監視手法がとられているか、何も知ることが出来ない。
金田法相は「共謀罪の不安については、警察が適切な捜査をするから大丈夫」と言っているが、共謀罪がない今でも適切な捜査がされていない。最近も警察が労働組合(連合大分)の敷地に入ってこっそり2台の隠しカメラを設置、出入りする人物、車のナンバーを記録していた。
安倍氏は、「この法律がなければ五輪は開けない」とまで言っていたのに、衆院委の採決の場に出席していない。そしてNHKは「総理がいない」ことを理由に中継なし。この扱いの軽さに呆れ果てる。
京大大学院法学研究科・高山教授「今回は277の新しい犯罪類型を創設しようという法案ですから、(審議時間が)30時間という設定自体がナンセンスだと思います。本来なら一つ一つ検証していかなければならないわけで、こんなに短い時間しか予定していないのは、民主主義的な手続きを無視している」。
日本弁護士連合会・中本和洋会長「対象となる277の罪の中には楽譜のコピー等の組織犯罪やテロ犯罪とは無関係の犯罪が含まれている」「組織的威力業務妨害罪が対象犯罪とされていることにより、マンション建設反対の座り込みなど、市民団体等も対象となる懸念は払拭できない」。

//昨日の日記に「京産大の獣医学部開設要望書はA4用紙20枚、加計学園はA4用紙2枚。しかも加計学園の文書はエボラ出血熱の英語スペルが間違っている」と報ステの内容を書いたのですが、読者の方から「報ステは“今治商工会議所”が提出した2枚の文書と間違えている」と情報を頂きました。確認したところ、確かにあの文書は商工会議所が作成したものであり、該当箇所を削除しました。それにしても、文書に商工会議所の名があるのに、なんで報ステは間違えたのだろう。加計学園にとって名誉棄損であり、問題になっていくと思う。加計学園はホームページですぐに抗議文を出した方がいい。
この件にかかわらず、ネット上にはリベラルと保守の双方が流すデマが溢れている。特にツイッター。センセーショナルなツイートはこの日記に書く前にウラをとろうとするんだけど、大抵はソース不明だったり、とっくの昔に否定された噂の焼き直しだったり。あまり慎重になりすぎると何も書けなくなるし、難しいものです。

●5月19日…先日から一部の官僚が、官邸の不正疑惑を朝日や民進党にリークしている。森友学園疑惑が未解決なのに、さらなる加計学園問題が噴出。加計のライバル、京都産業大学は安倍氏に激怒していい。

1989年から京都産業大学は獣医学部の新設を目指してきた。京産大の大槻公一教授が率いる「鳥インフルエンザ研究センター」は世界的に有名。京産大はネイチャー誌に掲載された論文数が私立大学でナンバーワン!感染症対策も今までずっとやってきた。だが、獣医学会は「獣医は足りている」「むしろ教員が不足」としており、文科省は50年以上も獣医学部の新設を認めていない。

2007年から加計学園も獣医学部の新設を目指す。14年まで加計学園は15回申請し不採用に。
2014年、安倍氏が加計学園グループの千葉科学大学の式典に出席。加計学園の加計孝太郎理事長は安倍氏の学生時代からの親友であり、安倍氏は壇上で演説「私と加計さんはまさに“腹心の友”であると思っています」。※昨年、安倍氏と加計氏は7回食事やゴルフをしている。
2015年6月、加計学園運営の認可外保育施設「御影インターナショナルこども園」(神戸市)の名誉園長に昭恵夫人が就任。同月、安倍氏が“獣医学部新設の検討”を閣議決定!理由は「鳥インフルエンザ等の病気対策が必要」「新薬研究は実験動物として豚などが有効」。京産大と加計学園(岡山理科大)が新設を表明。

2015年9月、昭恵夫人が政府職員2人を連れて加計保育施設のイベントに参加。
2015年12月15日、安倍内閣が成長戦略として愛媛県今治市を国家戦略特区に認定。これは官邸からのアイデアだった。愛媛県の中村知事いわく「内閣府(官邸)の助言があって国家戦略特区の希望を出したら許可が下りた」。

2016年9月26日、文科省職員が“総理のご意向”文書作成。
暴露された文科省と官邸(内閣府)のやり取りを記した内部文書には、内閣府の出席者が「これは“官邸の最高レベル”が言っていること」「平成30(2018)年4月開学を大前提に、逆算して最短のスケジュールを作成し、共有いただきたい」「『できない』という選択肢はなく、事務的にやることを早くやらないと責任を取ることになる。早く政治トップの判断に持って行く必要あり」と露骨な圧力をかけていたことが記録されていた。
2016年10月17日、京産大からヒアリング。
2016年11月9日、官邸(内閣府)が国家戦略特区諮問会議で、突然、新たな条件「周辺に獣医学部がない地域に限る」を追加。全国の獣医学部は16、関西には大阪府立大学があるため京産大は厳しい立場に。
2016年12月22日、さらに追加条件「平成30年度に開設できる1校のみ認める」が加わった。

2017年1月4日、獣医学部新設のたった一週間の公募が始まったが、京産大は「翌春開設は急過ぎて無理」「大阪にも獣医学部がある」と断念に追い込まれた。かくして52年ぶりの獣医学部新設が加計学園に決まった。京産大「最後のチャンスだと思っていたのでこれに賭けたが条件が厳しかった」。
昨年10月に京産大がヒアリングに呼ばれた段階では、京産大にも公募への応募資格はあった。その後の変遷は、公募内容を加計学園だけが応募できるものにしたと思われても仕方がない。

加計学園の“幸運”はこれだけではない。今年3月、キャンパス用地約37億円相当を今治市が加計学園に「無償譲渡」、さらに総事業費192億円のうち約半分の「96億円」を今治市民と愛媛県民が税金で負担することに!加計へのサポートは至れり尽くせり。
当初、愛媛では「大学ができれば若者で街が賑わう」として地元には歓迎ムードがあり、民進党の高井たかし氏など地元議員も誘致に尽力していた。ところが約100億円(96億円)の税負担に市民から「話が違う」「いつ黒字になるのか」と抗議の声が上がり始めた。行政に寄せられた地元民のパブリックコメントは獣医学部開設に反対1026件、賛成246件。

2017年4月23日、今治市内で「今治の“獣医学部”開校について市と市議に話を聞く会」が開催され、今治市の秋山直人企画課長は「加計学園誘致によって毎年3000万円の税収効果がある」などと説明。「3000万円」。100億円を回収するには333年かかる。しかも、これは定員割れしない場合の試算。少子化でマイナーな私立大学は軒並み定員割れになっている。そもそも333年後まで大学が存続しているのか。

実は2004年に加計グループが千葉県銚子市に千葉科学大学を開校した際、銚子市は市の年間予算241億円の約3分の1(77億5千万円)の補助金を加計学園に提供し、土地は無償貸与とした。結果、財政危機が起き、銚子はいま財政再建団体になる寸前、“第二の夕張”と呼ばれている。市民病院が一時閉鎖され、市の関連施設は値上げ、ゴミ袋の値段は倍に、今も借金を年に4億円返済し続けている。この大学を誘致した元銚子市長の野平匡邦氏は加計学園・岡山理科大学の客員教授という親密ぶり。大学誘致の経済効果は想定の3分の1以下にとどまっている。
今治市は既に900億円の負債を抱えている。今治市出身の自民・村上誠一郎衆院議員「(森友学園に続いて)こういうことが長く頻繁に続くと、(首相は)ある程度ご自分の一連の行動に問題があったのではないかと疑われるわけです。加計さんが自分の学校を出すのに自分で費用を出すには全然問題ないと思うが、今治のような財政が厳しいところで100億近く出すということが、正直言って将来の地方の財政において良いのか」。

政府側の答弁は他にもいろいろ問題が多い。
・「学校のための土地無償譲渡はよくあること」→最近10年間で一度もない。少子化が深刻になる前はあった。あと、一般に多いのは無償貸与(貸付)。加計学園の場合は無償譲渡(あげる)
・「四国に獣医師が少ないため四国に限定した。獣医師の偏在がある」→ウソ。全国比でみても四国は不足していない。四国で飼育される家畜数は全国比で豚3.2%、鶏5%、乳牛1.4%、肉牛2.3%であるのに対し、家畜衛生の獣医は全国比6%(200人)が存在する。ペット獣医(1347人)も偏在はない。四国で鳥インフルエンザが発生したこともない。

2017年3月13日、国会で社民党・福島みずほ議員が首相に対し、首相と加計学園理事長との蜜月ぶりに絡め、「なぜ(獣医学部新設の)規制緩和をしたのですか」と質問。首相は「極めて失礼」と激怒した。安倍氏「あなた責任とれるんですか?これまったく関係なかったら!」「私なり、妻なりがかかわっていたら責任をとりますよ!」。福島議員「政府の政策が合理的なのか正すのが国会です。政府の審査をするのが国会議員の仕事で(私達は)野党じゃないですか。その質問に対して何で総理はどう喝するんですか」。

2017年5月17日、衆院文科委で民進の玉木議員が文科省職員作成の文書を公開。中身は「総理の意向」「官邸の最高レベルが言っている」。当初、民進が文書を出したときに管官房長官は「出所も信憑性も定かではない」と怪文書扱いしていた。その開き直りを朝日は見越していたかのように、翌日の朝刊で「会合の日時」「出席者の実名」が入った文書をスクープ。なおも官房長官が「作成日時と作成者の名前がない」と事実を認めないことに、朝日に証言した文科省関係者は「危ない文書という意識があるほど、あえて作成者名や日時を残さず個人メモとして扱うのが通例。ばれてもわからないようにする。そうした文書を霞が関では『詠(よ)み人知らず』と言う」と説明。
文書に出席者として名前が記されていた元農林水産副大臣(自民)、日本獣医師会顧問の北村直人元衆院議員は発言内容を事実と認めた。「文書はこの通り100%本物だと思う」「自分のことが書いてある部分はおおむね紙の通りだ」「(文科省が文書の作成を否定するなら)それじゃあ私の言ったことは一体誰が作ったんでしょうということですよね」。元自民の議員でさえ会話内容を事実と証言している!

森友学園疑惑と加計学園問題は「官僚による異例の措置」「交渉記録の文書が行方不明」「昭恵夫人が名誉校長や名誉園長として協力」「首相と理事の思想が近い」など、あまりに共通点が多い。安倍氏は文科省の権限が及ばない国家戦略特区を設定、そして50年以上新設されていなかった獣医学部を許可。そしてライバルの京産大を“蹴落とす”条件を後付けで設定。来春開設の条件を入れるため「“できない”という選択肢はない」と役人に圧力。すべて親友の加計孝太郎氏のためと思えば辻褄が合う。

日本国憲法第十五条は「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」と定めている。お隣の韓国では、友人のために便宜を図ったパク・クネ氏が大統領を罷免になった。この加計学園問題は官邸の主導という状況証拠が出揃っている。京産大という“被害者”もいるわけで、より一層の真相究明が求められる。加計学園の獣医学部開設には麻生財務相が強く反対していた。今の政府で麻生氏を押しきる権力を持っている人間は1人しかいない。

〔解決されない疑問〕
(1)官邸は獣医学部新設の理由に「鳥インフルエンザなど感染症対策」と挙げているのに、なぜ鳥インフルエンザ研究の実績が世界的に評価されている京産大ではなく、質の高い獣医学部教員をどう確保するのか懸念されている加計学園にこだわるのか。
(2)2020年度の獣医師の確保目標は、京都府は32人だが、愛媛県は0人。京都は獣医師不足、逆に愛媛は足りている。関西では大阪市立大に獣医学部があるとはいえ、なぜ京都ではダメなのか。
(3)そもそも、どうして既に16箇所ある獣医学部の“定員増”ではダメだったのか。日本獣医学会も定員増は認めている。新設ありきになっている異常。

●5月18日…共謀罪強行採決でも内閣支持率が下がらなかったとき、自分の心とどう折り合いをつければいいのだろう。

●5月17日…公明党支持者にお願いしたい。公明党・山口那津男代表は「(共謀罪は30時間の)相当な議論が費やされているのではないか」「(採決の)しかるべきタイミングを判断するところにきている」と言っているけど、法務大臣の答弁はコロコロ変わり、中身スカスカの議論ばかりでいっこうに論点が解決されていない。共謀罪はせめて「継続審議」にするよう創価学会から声をあげてくれないだろうか。
昨日の日記にも書いたように、共謀罪導入の根拠にしている国際条約は、報ステの取材で「実はテロ対策と無関係」と判明し、公明党が推薦した教授の答弁が誤りであると証明された。共謀罪が必要という論理はもはや崩壊した。五輪まで3年ある。いま急いで決めなくていい。もっと法案の与える影響や、現行法でなぜだめか、どういった行為が処罰されるのか、徹底的に議論しないと。

公明党は1960年代に義務教育教科書無償配布に尽力し、富山のイタイイタイ病を全国初の公害病認定実現。70年代は児童手当制度を創設し、駅に点字ブロックを設置した。80年代は犯罪被害者給付金制度を確立し、新幹線に初の禁煙席を導入。90年代は出産育児一時金の増額や育児休業制度で成果を出し、白内障手術に保険適用、救急救命士を法制化するなど医療拡充に取り組んだ。そして2000年代は小中学校の耐震化を加速、ドクターヘリ導入推進、妊婦健診の公費助成、DV防止法推進、ストーカー規制法の制定などで結果を出している。政治家個人への企業団体献金禁止にも前向き。このように良いところはたくさんある。だけど、今回の共謀罪賛同はこれらをすべて吹き飛ばすほどの、取り返しのつかない過ちだ。

戦時中に創価学会創始者の牧口常三郎氏は平和を訴えて軍部に抵抗し、1943年に治安維持法と不敬罪で逮捕され、72歳という高齢で投獄。「国体を否定する事項を流布する目的の結社を組織した」と糾弾されるなか、あくまでも転向を拒否し、釈放されることなく1944年(終戦9カ月前)に“獄死”した。このことからも、内心の自由は学会員にとって最も大切なはず。秘密保護法と安保法制に賛成した学会員でも、これだけは反対を貫かないと、牧口氏を殺した思想に加担することになる。
公明党幹部は戦前の治安維持法による人権侵害や弾圧の悪夢を忘れている。僕は学会員ではないけれど、牧口氏の信念に敬意を持っている。それだけに、277項目という膨大な罪状で国民の言論活動を縛り、政権に都合が悪い人間を監視し、心の中に踏み込んで来る共謀罪は、公明党が先頭に立って反対すべき法案ではないのでしょうか。検討、切に願います。

●5月16日…今夜の報ステ、国民必見の内容だった。安倍氏は「五輪を控え、パレルモ条約(国際組織犯罪防止条約)に加盟するために共謀罪が必要不可欠」と強調してきた。言葉の真偽をめぐり、公明党が衆院法務委に呼んだ中央大学・椎橋隆幸名誉教授は「パレルモ条約にテロ対策が含まれている」と証言し安倍氏を援護。一方、民進推薦の海渡雄一弁護士は「パレルモ条約の目的はマフィア対策、経済的な組織犯罪対策であり、この条約はけっしてテロ対策の条約ではない」と説明、意見が分かれた。
そこで報ステ記者がパレルモ条約に最も詳しい、条約加入のための国連の“立法ガイド”を書いた米ノースイースタン大学ニコス・パッサス教授を取材。同教授は各国がどのような法整備をすべきか決めたまさに当事者。記者「パレルモ条約はテロ対策の条約ですか?」パッサス教授「ノー。この条約は組織化された犯罪行為と戦うために作られたもので、マフィアなど犯罪組織の利益を取り締まることが目的です」「パレルモ条約はテロなど思想由来の犯罪に対応する目的では作られていない」「条約の趣旨から外れているため、テロリズムは対象犯罪から除外されているのです」。なんと、条約の目的は“テロ対策ではない”と明言!完全に安倍氏や公明党推薦の教授の答弁が嘘っぱちであると証明された。
パッサス教授はさらに「東京五輪のようなイベントの開催を脅かすようなテロ等の犯罪に対して、現在の法体系で対応できないものは見当たりません」「思想的なテロに対処するための手段は他にたくさん用意されています。9.11以降、凶悪なテロ集団に対しては国連憲章第7章に基づく決議があります」と解説。イスラム国などへの制裁措置を含めた国連決議が既に機能しており、日本は主要なテロ対策条約13本を既に批准し法整備まで完了している。
とどめは共謀罪がなくてもパレルモ条約に加入できるといった言葉。「それぞれの国は条件を満たしていなくても条約を批准することは可能です。先に条約に入ってから必要であれば法整備を進める方法もある」。そもそも国連にはパレルモ条約に入る為の条件を満たすか審査する機関がないのだ。

//眞子さまの婚約報道について宮内庁長官「このように報道されたことは不本意で残念だ」。宮内庁としてはしかるべき時期に発表すべく計画していた。
おふたりは2012年から交際しており、何も今日婚約したわけじゃない。それなのに、なぜこのタイミングで突然「明らかに」されたのか。宮内庁がリークしたのでなければ、犯人は官邸になる。明日にも、共謀罪強行採決、高浜原発再稼働が迫り、森友学園問題の新証拠、加計学園問題のスクープが出てくるなか、ワイドショーは婚約の祝賀報道一色に。他の様々な問題が掻き消されてしまった。宮内庁長官の“不本意”は、政権によって目くらましに使われることに対する不快感だろう。そこまでするかと。
※ネットでは共同通信の記事をもとに“官邸は知らなかった”と書いている人がいるけど、記事では「官邸内で事前に婚約の事実を把握していたとしても、ごく一部だった可能性がある」と書いており、首相が知らなかったとは書いていない。

●5月15日…昨夜8時に国会前に行ったら、共謀罪に抗議している人がたった3人しかいなかったんですが…。大阪から来た僕を入れて4人という…。
与党は今週衆院を通過させる気だから、来週の日曜だともう手遅れ。遠方に住んでいる人間は簡単に国会前に行けないので、政府に対して共謀罪反対の意思を示すことができるのは、遠方組にとって今日が最後の日曜の夜だったんですが…。

現地にいた3人は60歳を超えた男性。僕が大阪から夜行バスできて、その日のうちに夜行バスで帰ると知って驚いていた。Aさんいわく「せっかく大阪から来てくれたのに、こんな寂しい状態で、なんだか悪いね…。秘密保護法、安保法制と2度敗れて学んだことは、反対運動のスタートを早くすること。今回は出遅れないようここに来ている。でも、人数が集まらない。“いくら反対してもどうせ数の力で可決される”と諦めているのか、反対運動に疲れてしまったのか、たぶんその両方だろう」。Bさん「若い人の参加が少ないのが気になる。欧米なら、監視社会への反発は大人より若者の方が大きいのに…」。Cさん「誰かが遠くからここへ来たときに、誰もいないとガッカリすると思ったのも、私がここに来る理由のひとつ」。

国会前。警備の警官はたった2人、
つまり、それで事足りるということ
日曜夜8時というのに3人だけ…
ラストサムライたち…

むろん、世の中には共謀罪に賛成な人もいるし、反対派の人も仕事やプライベートで忙しいのは分かってる。貴重な日曜の夜だ、そこは理解している…。
ただ、それにしてもだ。日本の人口は1億2700万人。事実として1億2699万9996人はそこにいなかった。一般の人はともかく、常日頃から共謀罪に警鐘を鳴らしているジャーナリストや思想家、法案の影響を受ける文筆業など表現者、大学教授など教育者、ことごとく誰もいない。リベラル系著名人は昨日がどれだけ重要な日か分かっていたはず。訳が分からない…。
こうなってくると、集まった4人は“政治にアツくなっている変わり者”“心配性・被害妄想の狂人”も同然ではないか。

我々4人は平行世界にいるんだろうか。ウルトラセブンの『第四惑星の悪夢』
を思い出した。地球と思っていたら、そっくりの別の惑星だったといオチ…

僕はテロには当然反対だし、中国の軍拡路線、北朝鮮の暴走にも懸念を抱いている。だけど、共謀罪はそれらとはまったく違う話。277項目もある罪状で国民を思想調査し、政府に逆らう言動をする者をテロリスト予備軍として監視するものだ。これは大袈裟でもなんでもない。簡単な話だ、人が何かを共謀しているかどうかを調べるためには、メールや電話を根こそぎ監視しなければ分からないからだ。

「自分は別にやましいことは何もしていないので、治安のためなら政府にメールを見られてもいい」という意見も目にするけど、ことはそう単純なものじゃない。「国策に反対する者=あやしい奴」という空気に支配されると、政府が明らかに間違った方向に進み始めても、抗議の声をあげられなくなる。社会を変革できなくなる
外国のスパイでも何でもないのに、“不満分子”として権力側のブラックリストに掲載される、それが分かっていて市民運動に参加する勇気を持つ人がどれほどいるか。国策である原発推進、沖縄新基地建設に逆らうと業務妨害の対象になるわけで、とにかく国の方針には何も言えなくなる。277項目も罪状があれば、どんな理由でも検挙できる。実際に検挙されなくとも、「捕まる“かもしれない”」と思わせて市民活動を萎縮させるだけで支配層には十分すぎる利益がある。こうして一部の特権階級の既得権益は半永久的に守られていく。

〔民衆は立ち上がるか、権力が用意したガス抜きでウップンを晴らすか〕

僕はライフワークにしている墓巡礼を通して、海外の人々の暮らしを見てきた。そして外から日本を見ることで、日本文化の素晴らしさ、日本人が持つ自然を愛でる心の繊細さ、礼儀を重んずる心などを再発見し、ますます日本が好きになった。
一方で、世界語になってしまった「KAROSHI(過労死)」に象徴される、明らかに異常な現代の奴隷社会を国民が黙って受け入れていることが残念でならない。多くの先進国は「残業ゼロ、夏休み約1カ月、週休2日&金曜早退、有休完全消化」が基本。サービス残業はあり得ないし、そんなことをすれば速攻で経営者が逮捕される。みんな17時に帰路につき、お店だって18時には閉店して、家族で夕食を食べ、その後は映画を観たり、音楽を聴きに行ったり。ゆっくり読書する時間もあるし、政治ニュースを見て社会問題を思索する時間も確保できる(コレ重要)。
大学は無料、医療は極めて格安という国も少なくない。それらの国は消費税が高いけど、日本の場合は消費税にプラスして様々な税金が上積みされ、税負担のトータルでは大差ない。

安倍内閣は「残業100時間までOK」と言ってるが、これは厚労省が規定している過労死ラインの80時間を軽く超えており、閣僚全員を殺人未遂罪で逮捕すべき案件。そこまでしないと人命を救えない。殺人はこの世で最も重い罪なのに、いったいなぜ労働者を死に追い込んだ経営者は無期懲役にならないのか。閣僚は、「法令改定後に過労死の犠牲者が一人でも出れば、私を業務上過失致死罪で裁いてほしい」と一筆書くべきだ。人間の命を軽く見過ぎ。

早く帰宅できれば政治ニュースを見る気持ちのゆとりができる。家族とも政治について語り合える。残業でヘトヘトになって帰宅したらスポーツ番組とバラエティしか見る気がしない。後者の番組も重要だけど、社会問題や生活に直結する政治ニュースを知っておかないと、自分の頭で政府方針の是否を判断できなくなってしまう。

1990年以降、多くの国で国民の所得が倍増〜3倍以上になってるのに、日本だけが収入が横ばいどころか、減少している理由が何なのか分からずにいた。こんなに皆がガムシャラに働いて世界第三位の経済大国なのに、どうして貧困率が悪化し、貯蓄ゼロの世帯が激増し、毎日のように首都圏の鉄道が止まるほど個人が追い込まれているのか。昨年、そのカラクリの一端がパナマ文書の暴露で明らかになった。日本のかなりの数の企業が外国の非課税国(タックスヘイブン)の隠し口座に利益を隠し、合法的脱税を行っていることが判明したのだ。個人資産家など大富豪もことごとく口座を作っており、日本人のタックスヘイブン利用率は世界第二位!どおりでいくら国民が稼いでも、国庫の税収は伸びず、経済がうまく回らないはず。本来なら国家を通して国民に再分配されるはずの何兆円もの富が、外国の小さな島に貯えられている。そして政治家たちは、それを何年も前から知っていながら、企業献金欲しさに黙認してきた。

僕は遅かれ早かれ、欧州の人々がとっくに実現している「残業ゼロ、夏休み約1カ月、週休2日&金曜早退、有休完全消化」というまともな生活環境を、日本人が求めて立ち上がるときが来ると信じている。支配層は既得権益を守るために押さえ込みにかかってくるだろう。そのとき、政府は一部の特権階級だけに富が集まるシステムをキープするため、不満を外(他国)へ向けようとしてくる。これは歴史上何度も繰り返されてきた為政者の常套手段だ。支配層が自分たちへの怒りを逸らすため、別の敵を作り上げて国民にそちらを叩かせ、ガス抜きさせるという。近隣国の軍事的脅威を煽り立てれば国防予算も充実、軍事産業は儲かり、国民の批判はかわせるし一石二鳥だ。
人間誰もが持っている負の感情を利用されないよう、細心の注意を払っていかないと。

最後にもう一度強調しておく。共謀罪は、右VS左の問題ではなく、上VS下の問題。共謀罪はテロから国民を守るものではなく、国民から支配層(既得権益)を守るためのもの。市民運動の足かせになる共謀罪に反対していく。

せっかく大阪から来たので「共謀罪反対!」と
何度かシュプレヒコールをやったけど…うーむ
20時の時点で3人だったのが、僕が帰る
22時には6人に増えていた。なんと“倍増”!

「金曜は若い人も来ていたんだよ」ともう
すぐ70歳の年配の方が動画を見せてくれた
別れ際、「夜行バスはお腹が空くから、これを
持っていき」とチョコレートをくれた。有難う(涙)

※現地の人数が少なくて良かったこともある。秘密保護法のときも、安保法制のときも、人が多すぎて誰とも会話せずに帰っていたけど、今回は初めて初対面の人と親しくなり、3人の方から2時間も話を聞けた。連日ここに来ている筋金入りの人たち。あの3人のことを考えると「あんなふうに頑張ってる人もいるんだ」と勇気が湧いてくる。忘れられない夜となった。

//本日、沖縄本土復帰45年。政権からの冷遇、本土の人間の基地問題への無関心など、ウチナンチュの苦難が続く現状を見て、素直に“おめでとう”と言えない。

●5月14日…探墓顕彰会の皆さん、本日の素晴らしい講座をありがとうございました。深川の寺墓地めぐり、歴史の勉強になりました。入魂のレジュメ、熟読させて頂きます!


●5月13日…明日開催される「第14回巡墓会“深川巡墓会〜江戸の始まりと幕末黎明期の群像”」に参加するために今夜上京。次回の更新は15日(月)になります。上京中、巡墓会の前に江東区の芭蕉記念館で芭蕉の俳句を味わい、妙久寺にて元横綱大鵬を墓参したい。

●5月12日…いまNHKのBSプレミアムで月〜木の正午から『関口知宏の中国鉄道大紀行 最長片道ルート36000kmをゆく』の再放送をやっている。チベットからスタートし、一筆書きで中国全土をくまなく巡ってる。収録は2007年だからちょうど10年前。録画して見ているんだけど、こりゃすごい番組だわ。いろんな駅で途中下車しては庶民と交流。一応、各地の世界遺産・自然遺産を目指してはいるけど、メインは断然人々との出会い。
多くの人が、関口さんが日本人と分かったうえで大歓迎してくれる。列車の中で手編みものをしていた人が、その場で小さな可愛い敷物を編んでくれたり、畑仕事の人に「何を作ってるんですか」ときいたら、食事に招待されたり。テレビカメラが珍しいため、農村では関口さんの周りで子どもが飛び跳ねまくってる。中国の人は何かにつけて食べ物をくれるので、関口さんがいつも言ってる「ハオチー(おいしい)」を僕も覚えてしまった(笑)。
中国仏教三大聖地の一つ“峨眉山(がびさん)”の麓で村人と交流した際に、お茶を入れてくれたオジサンが「日本と中国は同じアジアの国だから、お互いに気持ち良く穏やかに付き合いましょう」と言っていたのは特に印象的だったな。
日本と中国は国家間にいろいろ問題を抱えているけど、一般の人々は良い人がいっぱい。政府=国民ではない。両国の関係が感情的対立になった時、相手をひとくくりにしないためにも、これは歴史的価値のある番組になっていくだろう。

●5月10日…穏健派の岸田外相が「憲法九条を変える必要はない」と公言、安倍氏と対立。ついに自民内部から軌道修正きたか。船田議員も異論を唱えている。石破議員もだ。ほんま、待っとったで!

//国会前に共謀罪反対の人が集まりだした。

●5月9日…友人との会話で、サザエさんのフネが48歳で僕より年下と知って驚愕。さすがに波平は54歳で年上だったけど、フネさん年下でしたか(汗)。

●5月8日…ガンダム・シリーズの『サンダーボルト』、ツタヤでレンタルしてブッ飛んだ。戦場の狂気を容赦なく描いた70分の悪夢。原作漫画の世界観を“超絶ハイクオリティ作画”で最大限に引き出している。『サンダーボルト』はガンダム史上屈指のハードボイルド展開、ジオン軍は義手・義足のスナイパーなど傷痍兵部隊、連邦は40人の補充兵が少年兵、どっちも悲劇に直面する。戦争の虚しさがビシバシ。
原作にはパイロットがジャズやブルースを聴きながら戦うシーンが多く、実際にそれらの楽曲が劇中に流れるのがアニメの強み。のめり込んだ。100点!
※YouTubeに前半のバトルが5分強あった。これほんの一部っす。

●5月7日…これまで何度も参加している東京の墓マイラー・イベント“探墓巡礼”(主催:探墓巡礼顕彰会)。次の日曜(14日)に「第14回巡墓会“深川巡墓会〜江戸の始まりと幕末黎明期の群像”」として深川近辺の寺墓地を20〜30名で巡ります。12時半集合、16時半解散。僕は夜行バスで上京し、巡礼後に懇親会に参加、そして再び夜行バスで大阪に戻る強行軍。そこまでして参加したいほど、僕は巡墓会のあの雰囲気が好きなんです。歴史の勉強になって知的好奇心が刺激されるし、参加者も温厚な人ばかり。歴史好きの方、季節も良いので一緒に歩きませんか。申込み概要はリンク先にて。

●5月6日…連休中、吉田兼好や万葉集の山部赤人の墓参りなど行ってました。

//与党は来週にも共謀罪(国民監視法)を衆院通過させる気。いったいどうすれば与党の圧倒的な数の力に対抗できるのか…。どれだけ「共謀罪の目的はテロ防止ではなく、威力業務妨害罪をチラつかせた市民運動つぶし」と訴えても、内閣支持率は高止まり、共謀罪の議論に無関心な人も多く、虚しさがつのるばかり。脱原発デモは電力会社の業務妨害、沖縄の反基地運動も建設会社の業務妨害、国が間違った方向に進むのをやめさせたいと思っても、政権に反対する活動は、277項目もある罪状で手足を縛られる。政府はハッキリとLINEやメールも共謀罪の対象と言っている。SNSで数千人規模に盛り上がったデモ・座り込み参加者に、一人でも過激な人がいれば、全員が監視対象になる。大袈裟ではなく解釈によってそれが可能になっている。「このデモに参加すれば捜査対象になるかもしれない」「携帯を没収されて私的なメールも全部読まれるかも知れない」、たとえ無実でも自分に警察の捜査が入るかもと思ったときに、人は市民運動に参加できるのか。無理だ。日本人の大部分はお上に睨まれることを恐れるから、政府に楯突くことは避けるようになる。歴史は“間違いなくそうなる”と語っている。武器輸出開始、秘密保護法、安保法制、ことごとく敗れてきたリベラル。ほんと正念場だな…。

●5月3日…祝!日本国憲法施行70周年!

●5月2日…日本国憲法の実質的な起草者は東北福島の憲法学者・鈴木安蔵であり、アメリカではない。この事実をNHKが『アナザーストリーズ』でハッキリと伝えたのは素晴らしいけど、いかんせんBS放送。地上波でゴールデンタイムにやって、日本人全員に鈴木安蔵の名前を知らしめないと。

鈴木は戦前に京都大学の学生だった頃、軍事教育に反対して治安維持法違反“第1号”となる「学連事件」で摘発され自主退学し、2年間投獄された。出所後、憲法学者となったが著書は発禁処分や伏せ字など厳しく検閲された。やがて軍国主義の嵐の中で、鈴木は圧力に屈し、戦争を肯定し賛美する本を書いてしまう。敗戦後、鈴木は戦争に加担したことを深く後悔し反省する。
そんな鈴木に新憲法の作成を提案したのが、戦時中に言論弾圧を受けた社会統計学者・社会運動家の高野岩三郎(元東大教授、後に初代NHK会長)。鈴木は1945年10月末に「憲法研究会」を結成する。翌月、反権力思想で東大を追われた経済学者の森戸辰男(元東大助教授、後に文部大臣)、岩淵辰雄(政治評論家・元読売新聞政治記者、戦争の早期終結を目指して逮捕)、杉森孝次郎(元早大教授)、室伏高信(評論家・元朝日新聞記者)ら当時日本を代表する言論人が参加し、日本人の手による憲法作成が始まる。鈴木は政治にタッチしない天皇、“象徴天皇”という概念を生み出した。

1945年12月26日 憲法研究会草案(全58条)を首相官邸と連合国軍総司令部(GHQ)に提出。官邸は無反応だったが、GHQからは“これを参考にしよう”と高く評価された
1946年2月12日 GHQ草案完成
1946年3月6日 日本政府が修正を加えた日本政府案完成
1946年5月16日 第90回帝国議会で修正審議開始
1946年11月3日 日本国憲法公布
1947年5月3日 日本国憲法施行

メンバーの中で国会議員になった森戸辰男は、GHQが草案から削った“生存権”(第25条/すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する)を復活させる。

ちなみに、保守勢力から槍玉にあげられている憲法第9条(戦力放棄)は、当時の幣原喜重郎(しではらきじゅうろう)首相がGHQに提案したもの。マッカーサーは1958年12月15日に書いた手紙に「戦争を禁止する条項を憲法に入れるようにという提案は、幣原首相が行ったのです」「提案に驚きましたが、わたくしも心から賛成であると言うと、首相は、明らかに安どの表情を示され、わたくしを感動させました」と明記している。

平和を願い国民ひとりひとりが個人として尊重されることをうたった新しい憲法は、こうして誕生した。

●5月1日…安倍政権は北朝鮮のミサイルの恐怖を煽る一方で、首相はのんきに花見大会をやってるし、閣僚の過半数が連休中に外遊に行ってしまうし、言ってることとやってることがチグハグ。政府は共謀罪を通したいから、最大限に北朝鮮問題を利用している。それが透けて見えるのがほんとイヤ。
そんなに危機が差し迫っているのなら、ターゲットにされると日本が終了する原発を止めるべきだろ。ミサイルが心配で地下鉄を止めるのに、原発は動かしたままってわけが分からん。
※このあたり、リンク先によくまとまっている。

//憲法記念日を前に、NHKが憲法特集を頑張って組んでいる。できるだけ見よう。

●4月30日…鬼才・大友克洋の映画『AKIRA』は、サイバーパンクな映像と共に芸能山城組の音楽も高く評価されている。インドネシアの打楽器ガムラン・ジェゴクと青森ねぶた祭の「らっせーらー」の掛け声を組み合わせたサウンドはテンションが上がる。トランス度を強めたSOLIDSEEKERリミックスのことを友人に教えてもらい、なかなか良かったのでリンク(冒頭しばらく無音ゆえボリューム注意)。

//高名なフランス文学者で文化勲章の受章者、桑原武夫さんの遺族が京都市の中央図書館に寄贈した1万冊の蔵書が、遺族に無断ですべてチリ紙交換に出されたニュースに目まいがした。蔵書には、和漢籍や海外の文献など手に入りにくい貴重な本も含まれていたという。京都大人文科学研究所の高木博志所長「ノートや手紙、蔵書を分析することで桑原先生の学問全体の体系が分かるはずだった。失われたことは非常に問題だ」。京大教育学研究科の福井祐介講師(図書館情報学)は「碩学(せきがく、博学)の桑原氏の資料群だからこそ貴重なもの」。欲しがっている他の図書館もあったはず。これはあかんやろ…。

//生まれてこのかた、ファミレスで22時以降に注文すると10%割増料金になるって知らんかった。昨夜サイゼリアで初めて気づいた。注文するならそれまでにしとかんと。

●4月29日…これだけ各国から注視されているのに、今朝も北朝鮮がミサイル実験。米国にケンカを売り、中国のメンツを潰してまで撃つか。なんなのかね、この金王朝の滅亡に向けて突っ走っている感は。

●4月28日…近年の大河ドラマでは武田の軍師・山本勘助を主人公にした2007年の『風林火山』だけ、きちんと見ていなかった。第四次川中島合戦までの物語と分かっているから、“本能寺も関ヶ原もない、地味”というのが理由だった。ところが今春BSで再放送が始まり1話から見てるうちに、完全にハマった。勘助役の内野聖陽、信玄役の市川亀治郎の火花が散るような演技、重厚な音楽。硬派な作りが実に良い。キタコレだわ。

//うああ、4/17の日記で森鴎外の『高瀬舟』のことを『高瀬川』と書いていました!巡礼ページにはちゃんと『高瀬舟』って書いてるのに、なんで日記に高瀬川と書いてしまったのか。実際、2、3年前から誤字・脱字・記憶違いが多発しており、自分でも空恐ろしいものが…。メールで指摘して下さった読者の方、まっこと有難うございました!

●4月27日…昨日26日、映画「羊たちの沈黙」でアカデミー賞監督賞を受賞したジョナサン・デミ監督が、食道がんの合併症によりニューヨークで他界。享年73。トム・ハンクスがHIV感染者を演じオスカーに輝いた「フィラデルフィア」でも知られる名匠。トム「人の心がどれだけ広くなれるか、ジョナサンは教えてくれた。広い心を持てば、それがいかに自分の生き方や、自分の仕事の仕方を導いてくれるか、教えてくれた」。家族は供花の代わりに移民支援団体「移民のための正義を求めるアメリカ人」に寄付してもらいたいと希望を表明。「羊たちの沈黙」はアカデミー賞の“ビッグ・ファイブ”=監督賞、作品賞、脚色賞、主演男優賞、主演女優賞を受賞。オスカー史において、主要五部門を制覇した作品は、ほかに「或る夜の出来事」(1934)と「カッコーの巣の上で」(1975)のみ。哀悼の意を表します。

//うおお!22時からNHKがスノーデンの独占インタビューやってる!ロシアで収録!これ全日本人が見るべきものだ…。このタイミングでスノーデン特集、間違いなく共謀罪への警鐘。

●4月26日…最近のドキュメンタリーや文化番組のレビュー。
・『ETV特集 獄友たちの日々』(4/22)。30年も無実の罪で投獄されていた人など、冤罪事件に巻き込まれた5人の男性、「布川事件」の桜井昌司さんと杉山卓男さん(故)、「足利事件」の菅家利和さん、「袴田事件」の袴田巖さん、「狭山事件」の石川一雄さんが交流。獄中生活は5人合わせて155年にもなる。彼らは互いを「獄友」(ごくとも)と呼び、支え合う。
“支え合う”と言っても、大袈裟なことをするではなく、一緒に飯を食べたり将棋をしたりするだけなんだけど、そういう日常的なことを通して、袴田さんは“感情”を取り戻していった。番組は彼らが何を失い、何を得たのか、丁寧に取材していた。20歳で投獄され出所したときは50歳…想像を絶する人生。でも桜井昌司さんは、獄中では泣いても叫んでも仕方がないので、置かれている状況から良いことを探し出そうとしたという。“捕まったからこそ、親切で善意あふれるたくさんの支援者と出会えた。人間の良い面を見られた”と。番組の最後は桜井さんの次の言葉で締めくくられた。「何があっても人生って良いなって思うんですよね。普通の人から見たら冤罪で29年も刑務所にいたら、不幸とか悲しいとか思うでしょうけど、私はたくさんの善意の人(支援者)に恵まれて、支えられて幸せだったなぁと思うことがたくさんあったんですよね。その体験があるから、私の人生は不運だったけど不幸ではなかった、そういう思いでいっぱいです」「人生って失敗がいろいろあったり、間違ったこともいっぱいあったりする。でもそういうのがあっていろんな楽しさがある。刑務所生活をしたお陰でそれを知った。皆さんも何か辛いことがあったら、それが良いことと思って頑張って欲しい」。

・『100分で名著 三木清“人生論ノート”』(4/10)。三木は「偽善」について考察。偽善者が意識しているのは他人であり社会。彼らは他者からの評価や社会的な評判だけを気にして、求められた(安全な)役割だけを果たそうとする。つまり、善悪の価値基準を他人に預けて自分では判断しない。これを三木は「精神のオートマティズム」と名付けた。
1941年8月、日米開戦の4カ月前、翼賛体制の重苦しい空気が言論界に垂れ込めるなかで三木は記す「道徳の社会性(=個人よりも社会が優先されるべき、個人の幸福を唱えてはならないという考え方)というが如きことが力説されるようになって以来、いかに多くの偽善者が生じたであろうか」。そして“道徳とはこういうもの”と上から押しつけられる危険性に警鐘。
三木が筆をとったのは、“こんなやり方はおかしい”“これでは国がダメになる”と思っても、あえてそれを口に出さない言論人が、戦争前にたくさん現れ始めたのも理由のひとつ。三木は「発言内容の偽善」だけでなく「発言しないことの偽善」を指摘した。言うべき事を言うという、表現者の責任を決して忘れてはいけないと論ずる。
タレントの伊集院光「僕らは特に耳が痛い。彼は危険を冒してもこれを書いている。僕らは(仕事柄)誰がどう思うかということをすごく考えていて、それが“言わなきゃならないことを言わない”というふうになっているなら、反省しなきゃならない」「言論者、表現者の責任を考えよというと、言ったことの方の責任がクローズアップされている。“言って大ごとになると困るから黙る”(という判断)を責任ある態度と思ってた。表現の機会があったのに言わなかったことも“責任”なんだ」。
※三木清は出征して戦場を見た数少ない哲学者。兵役後に言語の力で戦争を総括しようとした矢先に、左翼の友人を家にかくまった罪で投獄され、終戦時に釈放されずそのまま獄死した。

・『世界のドキュメンタリー “極右”の誘惑 フランス ルペン支持者の本音』(4/25)。これまで極右に差別される側だった同性愛者やイスラム教徒までルペンに投票する人が出てきている。理由は、保守のサルコジに失望し、なんちゃってリベラルのオランドにも失望し、既存政党に“懲罰的投票”をするため。あと、ルペンが父ほどタカ派でなく、党幹部に同性愛者を起用している点など。とにかく、ルペン支持者に共通しているのは、選挙のときだけ綺麗事をいい、当選すると汚職・腐敗に走る従来の政治家への絶望感だった。特に民衆の味方とアピールしながら、実際は金融界に尻尾を振っていたオランドへの反発が凄い。
気になったのは、ルペン支持者が「極右国民戦線なら汚職しない」と強く信じていること。日本の極右政治家の金銭スキャンダル多発を念頭に言わせてもらうと、絶対にルペンの国民戦線も腐敗する。しかも、支持率が下がると、批判の目をそらすためレイシズムが牙をむく。“敵”を作ってガス抜きさせる。もしルペンが大統領になれば間違いなくそうなると予言しておく。



・『NHKスペシャル 激震トランプ時代(2)炎上ヨーロッパ 広がる“自国第一主義”』(4/27再放送)。欧州各地で排外主義が台頭するなか、ドイツは歴史的教訓から差別に強く反対している。もちろんドイツにも右翼はいる。でも右派の集会はその何倍もの左派のカウンターに包囲される。移民が犯罪を犯しても、2度とナチス時代のように人権を軽視しないと誓っている印象。番組の最後にケルン大聖堂の前にEUの青い旗を持って集まった市民たちが、“EU国歌”であるベートーヴェン第九を歌いながら行進しているシーンに泣きそうになった…。第九の歌詞は「♪時の流れで分断されたものは再び一つとなる/すべての人々は兄弟となる」だから。

//世界的に言えることなんだけど、愛国心にもいろいろあるのに、自分が決めた愛国心だけが正しくて、それ以外の愛し方をする人を売国奴と呼んで糾弾する流れがほんとイヤ。愛国心と愛政府心をごっちゃにしている人が多すぎる…。ネットには「選挙という民意で選ばれた安倍首相が嫌なら日本から出て行け」と書いてる人がいるけど、だったらあなたは鳩山首相や菅首相のときに日本から出て行ってたのかと。

●4月25日…今村復興相の「(震災が)まだ東北のほうだからよかった」発言、それ、復興大臣が一番言ってはいけない言葉だろ。2万人を超える人が亡くなっているのに、「よかった」という表現は正気の沙汰と思えない。議員としてというより、人としておかしい。佐賀県の人、もう次は落として下さい。酷すぎ。今村氏は自主避難者を侮辱した“前科”がある。自民執行部が除名せず、ただの大臣辞職で終わらせるなら、東北のことをその程度にしか思ってないということ。

●4月24日…放送50周年記念の『ウルトラセブン展』、26日から京都で。続いて大阪、横浜へ。これは行かねば!

●4月23日…14歳の藤井聡太君が将棋界のレジェンド羽生さんに勝ったのは衝撃的。とんでもない強さ。どんな棋士になっていくのだろう。

//本日20時Eテレ『日曜美術館』は画家ミュシャ特集!パリの華麗なポスターで知られるけど、晩年は祖国チェコ民衆の苦難を描き、ナチ秘密警察に投獄、他界という信念の人。21時Eテレ『クラシック音楽館』はドイツ各地のパイプオルガン弾き比べ。そしてなんとタルコフスキー監督の傑作SF「惑星ソラリス」で流れたバッハの超名曲「“主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ”BWV639」やります!この曲がテレビでオンエアされることはめったにないので録画を熱烈推奨!

●4月22日…民進・枝野議員の発言だけど、公明支持の人は耳を傾けて欲しい。共謀罪の拡大解釈の危険を訴えている大事な内容。閣僚や役人に問いかけているようで、公明党の議員に問いかけている。
枝野議員「治安維持法は、成立当初は『国体の変革を求めること・私有財産制度を否認すること』が取締対象だったが、1943年、創価学会の初代・二代会長が治安維持法違反と不敬罪で逮捕された。創価学会は国体の変革を求めましたか?私有財産制度を否認しましたか?違いますよね。刑事法は法律上絶対に入らないと担保されないといけない」
いくら政府が拡大解釈しないと口約束しても、法案がそれを可能にしているのだから何の保証にもならない。
昨日だけで2つのほころびが。(1)これまで安倍氏は「一般人は捜査対象にならない」と言い続けてきたが、法務副大臣が「組織的犯罪組織と関わりがない一般人でも捜査対象になる」と初めて答弁。「捜査対象になる人数は限定的」とのことだが、「限定的」がどれくらいの規模か決めるのは政府当局。市民ではない。(2)衆院法務委員会で法務省の刑事局長の席に詰め寄った民進党議員に、自民党の土屋正忠理事が「テロ行為だ」とヤジを飛ばした。無闇にテロ認定しないと政府側が説明している国会で、自民の理事がこうも簡単に「テロ行為だ」とヤジを飛ばす異常さ。会議後、土屋理事は「民進の議員が刑事局長の机を叩いていたから」と説明。なんじゃそれは。あの時、民進は法務大臣の答弁を要求しているのに、刑事局長が無視して答弁するから、“あなたに聞いていない”と抗議していた。政府の方針に反対すれば、机を叩いただけでテロ行為になると。“言葉のあや”では済まない。法案の成立前からこれだ。

●4月21日…今夜の実写版『シンデレラ』を見ていて、思わず「そうだったのか!」と声をあげた。以前からどして午前零時の鐘で馬車はカボチャに、馬はネズミに戻ってしまうのに、ガラスの靴だけはずっとガラスのままか不思議だった。今回魔法をかけるシーンを注視していると、ドレスや馬車は別の物質を「変化」させていたのに、ガラスの靴だけは裸足というゼロの状態から魔法で作り上げていた!ガラスの靴は何かが変化したものじゃない!しかも魔法使いはわざわざ「靴の魔法は得意なの」と自分で言ってる。変化じゃないから戻らない、いや〜、スッキリ。

/そんなふうに1人で合点していると、こんなサイトを見つけてしまった。なんと300年前のシンデレラの仏語原文『ペロー童話集』には、馬車やドレスは動詞「etre change 変わる」と書かれ、靴だけは「donna 与える」となっていた。岩波文庫の『完訳 ペロー童話集』でも「ガラスの靴を与えた」と翻訳されている。そうだったのか、靴だけは贈り物だったのか。目からウロコだわ。

●4月20日…地球を20年前に飛び立った土星探査機カッシーニが、土星の輪の向こうに輝く地球と月の写真を14億kmの彼方から送ってきてくれた(NASAが公開)。土星からはこのように地球が見える。周囲は空気のない漆黒の空間。あの光の中に73億の人類と、数百万種の多様な生物が生きていると思うと胸にジンとくる。
カッシーニは13年間土星を観測してきたけど、今年の9月に役目を終えて土星に衝突、消滅するとのこと。ありがとうな、カッシーニ。
左側にうっすら見える光が“月”
この宇宙の静寂

なんだろうね…
ジッと見てると
なんか理由もなく涙腺が緩む

静かに浮かんでいる地球
あの小さな光の中で
「ここが違う」と誰かを差別する無意味さ
テロや戦争で他人を殺すことは
自分を殺すことと同じ−−
そんなふうに考えさせる1枚
自分の肖像写真のようにも見える

●4月19日…「目的はテロ対策じゃない」。沖縄の基地反対運動にも共謀罪は適用されると自民議員が明言。罰則対象の項目が277もあり、“2人から組織とみなす”という状況では、解釈次第でどんな口実でも検挙できる。テロと関係がなくても、原発のように国策に協力する企業の活動を妨害すれば業務妨害罪に。何度でもいう。テロ等準備罪の“等”こそ、政権が一番狙っている部分なんだと。北朝鮮の不穏な動きが続いており、国民には潜在的に不安感が増している。あれだけミサイル発射実験が続けば心配になるのは当たり前。けれど、テロ等準備罪は北朝鮮のミサイルと無関係だし、「国民監視法」「支配層・既得権保護法」が実態なんだから、成立させてはだめだ。既に法案の賛否は拮抗している。あと1回、北朝鮮問題で大きな動きがあれば、一瞬で法案が通りそうでハラハラしている。

//コラムニスト・小田嶋隆氏のツイッター、ほんとコレだ
→『失言で大臣が辞めなくなったのは、国民の側が失言の重大さを判定できなくなっていることの結果だと思う。国民が「辞めたということは重大な失言だったのだな」「辞めないのはたいした失言じゃなかったからなのだろう」と、結果からしか評価できないのなら、辞めない方が良いにきまっている。』

●4月18日…本日発売の『音楽の友』5月号に“世界音楽家巡礼・ショパン編”を執筆しています!

●4月17日…昨年、森鴎外の故郷の島根・津和野を訪れ、鴎外の分骨墓(本墓は東京三鷹)や生家へ。それに伴い巡礼コーナー『森鴎外編』を大幅に加筆!鴎外は作家であると同時に陸軍軍医のトップ、軍医総監になった人物。本来なら権力サイドの人間として体制擁護に走ってもおかしくない。ところが、明治天皇崩御に際し乃木大将が殉死したことで国内に殉死を美化する空気が漂うと、小説『阿部一族』を発表して“部下の命に対する権力者の無関心”を描き、他人の死に自分の尊い命を捧げることには何の意味もないと叫んだ。これはめちゃくちゃ勇気がいること。
あまり知られてないけど、鴎外は短編『沈黙の塔』で表現の自由の弾圧と戦ったり、『食堂』で明治天皇の暗殺未遂者として報道されている人物(大逆事件の幸徳秋水ら)に同情を示すことも含め、地位を失うことを恐れず信念を貫いている。『高瀬舟』では現代に通じる安楽死の問題に迫った。
退役後に帝室博物館総長に就任すると、当時の正倉院は皇室関係者など一部の特権階級のみに拝観が許されていたのを、「正倉院の宝物は国民全員の宝物なり」と、一般の研究者へ門戸を開いた。軍医時代に脚気の犠牲者を防げなかった黒歴史ゆえ、漱石に比べて大っぴらに讃えられない部分はあるけど、鴎外が持っていた反骨の義心を僕は伝えたいな。

※1910年、右傾化した朝日新聞は自然主義・社会主義が伝統的な価値観を破壊する思想として「危険なる洋書」を連載、オスカー・ワイルド、ニーチェ、モーパッサンなどを攻撃した。鴎外はワイルドの『サロメ』を日本に最初に紹介するなど、戯曲を多く翻訳していたことから、朝日は危険な洋書の共感者、警戒すべき文学者として鴎外の名を挙げ(妻の名までも掲載)、メディアにもかかわらず政府の発禁乱発に荷担した。
以下は鴎外『沈黙の塔』より→
「芸術も学問も因襲の目からは、危険に見えるはずである。なぜというに、どこの国、いつの世でも、新しい道を歩いて行く人の背後には、必ず反動者の群がいて隙を窺(うかが)っている。そしてある機会に起って迫害を加える。ただ口実だけが国により時代によって変る。危険なる洋書もその口実に過ぎないのであった。」
「芸術の認める価値は、因襲を破る処にある。因襲の圏内にうろついている作は凡作である。因襲の目で芸術を見れば、あらゆる芸術が危険に見える。」
大逆事件で幸徳秋水、菅野スガら12名が冤罪で死刑になると、随筆『文芸の主義』にこう記した。「無政府主義と、それといっしょに芽ざした社会主義との排斥をする為に、個人主義という漠然たる名を附けて、芸術に迫害を加えるのは、国家のために惜むべき事である。学問の自由研究と芸術の自由発展とを妨げる国は栄えるはずがない。」
※「交響楽、交響曲」は鴎外の作った訳語(造語の和製漢語)なんだけど、“響きが交わる音楽”=交響楽って良い言葉だなぁとしみじみ。

//スマホで当サイトを見ると、下の方に広告が出て困る。閲覧しにくいため“広告バナーなし”をポリシーにやってるのに、なんで契約してない広告が…。アクセスカウンター&解析は有料オプションを使ってるから引っ掛からないハズなんだけど…。
〔追記〕うわ、業者の説明によるとスマホは強制的に広告が出るシステムなのか!なんじゃそりゃあ!別のツールに乗り換えるべきか…。でも全ページのツール貼り替えなんて何日かかるか分からんぞ…。
〔追記2〕げっ、有料オプションの契約期間が終わってたのか!契約終了メールもない、自動更新システムもない、商売っ気がなさ過ぎだろ…。って思ったら、アクセスカウンターと解析はそれぞれ別料金で、広告非表示のためには各々別払い、合計で年間5000円だと?商売っ気ありすぎだろ…。でも忍者ツールズは抜群の安定性、細かい調整もいろいろ出来て便利。背に腹はかえられぬか…。
〔追記3〕お〜し、契約完了!これでスマホで見ても広告が出なくなった!皆さん、文芸ジャンキー・パラダイスを今後もよろしくお願いします!(そしてアマゾンの検索ボックスも活用…ゴホン、ゴホ)
※でも月々約400円と思えばそこまで高くないか。

●4月16日…“あの人の人生を知ろう”コーナーの『ゴッホ編』の最後に、一昨年にオランダで撮影したゴッホの生誕地や両親と暮らした牧師館、彼が絵の修行をした土地などの写真を追加しました。『ベートーヴェン編』にも加筆・画像追加しました。墓巡礼コーナーでは画家モネ編シェイクスピア編を大幅に加筆!中でもセザンヌ編は超ボリュームに。

●4月15日…全力で書きます。
天皇陛下の退位問題、陛下は退位のための恒久法を希望されているのに、官邸はあくまでも“一代限りの特例法”で押し切るつもりだ。安倍官邸VS天皇家で陛下が今まさに敗れようとしているんだけど、日本の右翼はこのまま陛下を見捨てるつもりなのか。本来なら、日本中の右翼が国会前に結集し「陛下が求める恒久法を!」と訴えるべき状況。日頃勇ましく軍歌を流していても、相手が官邸となった途端にこの存在感の無さ…。
一方、右翼が“反日”とレッテル貼りをしてきたリベラル側は、きちんと陛下のお気持ちを理解し、「天皇の意向に沿えば政治介入になるというなら、国民投票で解決を」と提案している。国民に『生前退位の条項を恒久的な制度にするのか』と聞くだけでいい。実にシンプル。世論調査では国民の8割が恒久法に賛成であり、国民の民意という形なら憲法的に問題ない。リベラルの僕が言うのもなんだけど、安倍・日本会議一派のようなエセ右翼ではない、本物の右翼はもっと気骨を見せて欲しい。「陛下のお気持ちを踏みにじるな」と訴えて欲しい。
陛下は昨夏の声明で「一代限りの特例法ではなく恒久法を」「摂政は置かない」「公務は減らさない」と3点を強調されていた。それなのに、安倍氏は自分に近い退位反対派の学者をかき集めて“有識者会議”を組織し、はじめに結論ありきの議論をさせ、“ほうら、有識者も恒久法に否定的”と無理やり特例法の流れを作った。同時に、官邸は不遜にも皇室イジメを行い、テレビでのお気持ち表明の報復として、陛下が信頼する側近を2人もクビに。
後世のために、陛下の切実な思いと、安倍一派のエゲツないやり方を、時系列にまとめておく。
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〔時系列整理・天皇陛下、退位恒久法を求める戦い〜国民の応援がなければ、このままでは陛下は官邸に敗北する〕

2016年7月10日、参院選で与党大勝。改憲派が勢いづく。

2016年7月13日、NHKが「陛下に退位のお気持ちあり」とスクープ。国会は皇室典範の改正を優先させなければならず、改憲ムードが吹っ飛ぶ。直後から官邸ではスクープの“犯人探し”が始まった。陛下を想う秋篠宮殿下の意を受けた宮内庁幹部(宮務主管)が、NHK記者を殿下に引き合わせる役割を担い、殿下を通じて“お気持ち”を内々に聞かされた記者がスクープという流れだった。

2016年8月8日、天皇陛下がテレビで退位のお気持ちを表明。公務の縮小に反対し、摂政を置くことも否定(摂政は根本的解決にならない)。これは自称保守・日本会議系の学者が、それまで「摂政を置けばいい」「公務を減らせばいい」と主張していたので、明らかにこれらの意見をけん制したご発言。僕は陛下が官邸・御用マスコミを信用できず、全部すっ飛ばして直接国民に語りかけたように感じた。また“象徴(天皇)”という言葉を6回も使うことで、自民改憲案の天皇の“元首”化に抵抗されているように思えた。

2016年9月26日、皇室を政治利用させぬよう官邸に楯突くような発言を繰り返していた宮内庁の風岡典之長官が退任に追い込まれる。風岡長官は陛下の忠臣だった。官邸にとっては面白くない“お気持ち表明”が決行されたことに「誰かが落とし前をつけないと駄目だ」(政府関係者)。

2016年10月1日、NHKに譲位という陛下のお心を伝えた宮内庁の西ヶ廣渉・宮務主管を官邸が事実上のクビに。西ヶ廣氏は宮家のお世話担当の責任者であり、陛下のお気持ちに間近で触れている人物。そして信頼されているからこそ、西ヶ廣氏はNHKとの橋渡しを託された。宮務主管に定年はなく前任者は10年務めたが、わずか2年半の退官であり、あからさまな懲罰人事憲政史上、皇室に報復した首相は安倍晋三だけ

2016年10月17日、安倍氏の諮問機関である有識者会議が発足(官邸が人選し、国会は無関係)。座長は今井経団連名誉会長。メンバー16人のうち“退位反対”を公言するカルト極右・日本会議系の学者、百地章(日本会議・常任理事)、八木秀次(新しい歴史教科書をつくる会)、櫻井よしこ(国家基本問題研究所)、渡部昇一(南京大虐殺の歴史捏造を正す国民会議)らが8人も選ばれ、さらに残りの退位賛成派も8人のうち6人が「特例法を容認」という、国民の大半が恒久法を求めている実態とはかけ離れたものに。特に渡部昇一氏は『WiLL』9月号で「皇室の継承は(1)種(たね)の尊さ(2)神話時代から地続きである、この二つが最も重要」「種(たね)さえ守り続ければいい」「それだけを考えればいい」と、陛下の活動や人間性を無視するような侮辱発言をしている。

2016年10月18日、『別冊宝島 天皇と皇室典範』において首相ブレーン、日本会議系の学者・八木秀次氏が「官邸は退位反対派に“おことば”の内容を事前に漏らしていた」と得意気に自爆告白。お気持ち表明の前週に官邸スタッフから“おことば”の概略を知ったという。官邸が極右陣営に「おことば」の内容を先に報告したのは、お気持ち表明に先手を打って反対派に備えさせ、カウンター的に反対論を流して世論が恒久法に傾かぬようにする狙いがあった。
※ちなみにこの八木秀次氏は、天皇・皇后が日本国憲法を高く評価していることに対して、2014年に『正論』誌上で「両陛下のご発言が、安倍内閣が進めようとしている憲法改正への懸念の表明のように国民に受け止められかねない」「宮内庁のマネジメントはどうなっているのか」と苛立ちをぶつけている。「天皇は我が国の国家元首であり、祭り主として『存在』することに最大の意義がある」(八木氏)

2016年11月7日、有識者会議の初回ヒアリングで平川祐弘東大名誉教授(日本会議別働隊「美しい日本の憲法をつくる国民の会」代表発起人)が“陛下はちょっとおかしい”と暴言。「ご自分で拡大された天皇の役割(被災地や戦地訪問等)を絶対的条件にして、それを果たせないから退位したいというのは、ちょっとおかしいのではないか」「外へ出ようが出まいがそれは一向構わないことであると、陛下に申し上げる方がいらっしゃるべきだった」。陛下は憲法に定められた“国民の象徴”の役割を果たすべく尽力されているのに、平川氏はまるで天皇がわがままで役割を拡大したかのように言わんばかり。なぜこうも上から目線なのか。この後、第2回ヒアリングで櫻井よしこ氏は「譲位ではなく摂政を置かれるべき」と退位に反対、陛下が否定していた「摂政」設置に執拗にこだわっている。

2016年11月30日、秋篠宮さまが51歳の誕生日に記者会見。陛下のお気持ちを聞いたのは「かなり以前」で、「折々にそういう考えがあるということを伺っていた」。その上でお気持ち表明について「考えてこられたことをきちんとした形で示すことができた、これは大変良かった」「様々な制限がある中、最大限にご自身の考えを伝えられた」。この会見は秋篠宮さまが涙目をされていたのが印象的だった。秋篠宮さまは2011年に「定年制はやはり必要になってくると思う」と話している。

2016年12月1日、天皇陛下の4歳の頃からの旧友がメディアで異例の証言。明石元紹氏(82)は幼稚園の頃から赤坂離宮で陛下と遊び、一緒に日光への疎開も経験。戦前から学友として交流が続いている。お気持ち表明の3週間前に陛下から電話があり、以下のように打ち明けられた。陛下はご自身のことを“僕”と呼んでおり、親密ぶりが伝わってくる。
「今度の(退位の)話については、僕は随分前から考えていた。天皇の在り方は歴史上いろいろな時代があった。特に明治以前の天皇については途中で譲位をしたり、いろんな形でいらした天皇はたくさんいる。それが、いろんな結果を生んだのは確かだ。けれど、譲位は何度もあったことで、僕が今、そういうことを言ったとしても、何もびっくりする話ではない」
「摂政を置いた方が良いという意見もあるようだが、僕は摂政という制度には賛成しない。(大正天皇のときに、昭和天皇が摂政になられたときに)国の中に二つの意見ができて、大正天皇をお守りしたい人と摂政の昭和天皇をもり立てようとする二派ができ、意見の対立のようなものがあったと聞いている。僕は、摂政は良くないと思う」
「この問題(退位)は僕の時の問題なだけではなくて、将来を含めて譲位が可能な制度にしてほしい
「天皇が元気なうちに譲位することは合理的だ。四六時中、象徴天皇としての活動ができないのであれば、若い世代にバトンタッチするのが当然」
私的な会話とはいえ、退位の在り方について陛下の具体的な考えがこれで明らかになった。明石さんは陛下からの電話内容を明らかにした理由について、「有識者会議の議論は陛下の考えとは違う意見が多く、陛下が気の毒だという義憤からだった」。有識者会議で退位を認めない意見があることについては「80歳を超え、すでに定年を迎えた高齢者にいつまでも働けと言っているのと同じ。大変失礼な発言だと思う」「友人の一人としては陛下の意をくんだ結論を早く出して欲しい」と訴えた。

2017年12月末、東京新聞のインタビューで有識者会議座長代理の御厨貴・東大名誉教授が“はじめに特別法ありき”。「十月の有識者会議発足の前後で、政府から特別法でという方針は出ていた。政府の会議に呼ばれることは、基本的にはその方向で議論を進めるのだと、個人的には思っていた」と吐露

2017年1月10日、「文藝春秋」17年2月号に陛下の旧友・明石氏が官邸の本音を暴露。明石氏は昨年7月に天皇からの電話を受けて、陛下の“本当のお気持ち”を官邸に知らせるために知人を介して麻生太郎副総理に打診。杉田博官房副長官を紹介され、ビデオメッセージ公開の2日前(8月6日)に首相官邸で面会すると、杉田氏から「恒久法は国会議員の総意を得るのは大変むずかしい」と言い放たれた。明石氏いわく「当時は、まだ有識者会議すら設置されていなかったころです。にもかかわらず、まるで一代限りの特例法で対処することを、すでに決めているような口ぶりでした」「あのときの杉田氏の態度を思い返すにつけ、有識者会議で専門家の意見を聞いているふりをしながら、実際には政府の方針は初めから決まっていたのではないかと、勘ぐらざるを得ません」。そして「安倍晋三総理はじめ、いまの政治家の方々からは、皇室の問題にきちんと向き合おうという姿勢が見られない」と強く批判。

2017年1月23日、有識者会議が「論点整理」を公表し、安倍氏に手渡した。“今の天皇に限り退位を可能とする特例法の制定が望ましい”と伝え、政府が検討する「一代限り」の方針を後押し。メンバー16人のうち、退位そのものに反対が8人、退位賛成だが一代限りの特例法で良いが6人、肝心の陛下が求める恒久法(皇室典範の改正)を支持したのはたったの2人!「論点整理」には恒久法への賛成意見10項目に対し、反対意見を倍以上の23項目もあげ、“一代限りの退位が望ましい”と強くにじませた。安倍氏に送り込まれた自称保守論客たちは、普段は「今の憲法は米国の押しつけだ!」と憲法を叩きながら、こういう時だけ「天皇の“お気持ち表明”は憲法に抵触する」と憲法重視のダブルスタンダード。

2017年4月11日、朝日新聞が宮内庁からのリークを掲載。1月23日の有識者会議の記者会見では、今井敬座長が“一代限り”とした理由として「譲位はもともと非常に問題」「皇統の継続に非常に問題がある」と語った。宮内庁関係者によると、この言葉に天皇陛下は“納得がいかない表情を浮かべた”という。天皇は立場的に政治的発言ができない。だから、“納得がいかない表情を浮かべた”という表現になる。この報道はケタ違いに重要だ。陛下の表情を近くで見ることが出来るのはごく僅かな人間だけ。これ以上ないというほど明確な意図のもとで、“納得がいかない表情を浮かべた”情報が国民へのメッセージとしてリークされている。だが、このニュースがテレビで大きな話題になることもなく、多くの国民は気づかずにいる…。
※官邸は譲位(退位)があたかも極めて異例のことのように印象操作しているが、第124代昭和天皇までの歴代天皇のうち、約半数の「58人」が譲位している。陛下は「譲位は歴史的にも驚くようなことではない」と周囲に語り、承久の乱など一時期をのぞけば、譲位があったからこそ平和に代替わりできたとの歴史認識も“繰り返し”口にされたという。

来週21日に(もはや“朝敵・逆賊”の)有識者会議が最終提言を出す予定。陛下に「ちょっとおかしいんじゃないか」と絡んだ平川氏や、「天皇は種さえあればいい」という失礼な渡部氏、「皇居の中で祭祀だけすればいい」の櫻井氏らが、どんな冷酷な最終提言をするのか心配だ。皇太子殿下はもうすぐ60歳。今回、議論を先送りしても20年後に同じ問題が起きてくる。だからこそ、陛下は子や孫のことまで考えて、退位を可能にする法整備を求めてこられた。この問題は何も難しくない。皇室典範第4条を次のように改正するだけでいいんだ。「天皇は、皇嗣(こうし、お世継ぎ)が成年に達しているときは、天皇自身の意思に基き、皇室会議の議を経て退位することができる」。

●4月14日…ネット掲示板に自称保守派が「今の天皇は愛国心が足りない」と書いてて椅子から転げ落ちそうに。安倍政権の誕生以降、これまで見た中で最強インパクトの書き込みだわ。

●4月13日…昨日のフィギュアスケート浅田真央選手の引退記者会見、ファンへの感謝の言葉から始まったので、目頭が熱くなった。
「長い選手生活だったんですけど、たくさん山がありました。でも、そのたくさんの山を乗り越えられたのも支えてくださった方々や、たくさんのファンの方々の応援があったからだと思っています。今日は感謝の気持ちを皆さんにお伝えできればと思い、このような場を設けさせていただきました」。
浅田選手、感謝したいのはこちらです。努力に努力を重ねて、誰も挑戦しなかったトリプルアクセルを五輪で成功させ、複雑かつ美しいステップでも魅了し、約10年にわたって感動を与え続けてくれた。僕は自分の半分ほどの年齢の浅田選手が健闘しているのを見て、何度勇気づけられたか。浅田選手は10代の頃からインタビューの受け答えがしっかりしており、競技とは別に人間性にも敬意を感じていた。本当にありがとう、そしてお疲れさま。ソチ五輪のフリー演技、一生忘れません。

//本日未明、リアルロボットアニメの金字塔『装甲騎兵ボトムズ』(1983)や、政治的大河ロボアニメ『太陽の牙ダグラム』(1981)でキャラクターデザインを手がけた塩山紀生さんが、埼玉県の団地火災で他界。享年77。突然の訃報、ショックすぎる…。中学でダグラム、高校でボトムズをリアルタイムで見ていた僕にとって、両作品は青春そのもの。ガンダムがブームになるなか、ボトムズのキリコ・キュービィーの似顔絵をノートに描いてました…。

●4月11日…4月14日(金)はアート番組の当たり日!早朝5時BSプレでミニマルミュージックの旗手スティーヴ・ライヒの80歳記念コンサート!21時半Eテレにて『ららら♪クラシック』は冷戦時代に幻のピアニストと呼ばれたソ連のリヒテル特集!そして深夜2時20分にBSプレで絵画に革命を起こしたセザンヌのドキュメンタリー!このセザンヌ特番、解説が分かりやすいし再現ドラマとかも凝っていて、近年の美術番組では屈指のお気に入りです!

●4月10日…日本最大の右翼勢力・日本会議の母胎が、新宗教“生長の家”(満州事変の前年に誕生)を追放された人々であると解説したテレ東ニュース番組の動画を見つけたのでリンク
この“生長の家”創始者、故・谷口雅春氏は「戦争は人間の霊魂進化にとって最高の宗教的行事」(詳細後述)という過激な信念を持っていたが、祖母の代からの熱心な信者である稲田朋美防衛大臣は、かつて講演会で谷口雅春氏の著作『生命の実相』を振りかざし、「私は谷口雅春先生の教えをずっと自分の生き方の根本に置いてきた」と熱弁している。谷口雅春氏は日本国憲法の改憲ではなく“破棄”を主張、明治憲法の復活を目指していた。

リンク先の資料2に掲載されている谷口雅春氏の主張を要約すると−−
・国家は我々の最高理念。国民は国家のために、一切をなげうって奉仕しなければならぬ。奉仕には戦争も含まれ、奉仕することそのことが喜びであり、個人という小さな理念的存在が、国家という最高の理念に包まれ向上できる唯一の道。出征のため親戚・友人に送られ旅立つ軍人の歓呼、それは見送る人も、見送られる人も、個の生命が最高の理念に包まれ向上する瞬間。

・『爆弾を抱いて、そのまま敵のトーチカ(陣地)に跳び込め!』、これに対して軍人はただ『ハイ』と答えて跳び込む、素晴らしい。たとえば、宗教の修行では教祖の命令通り跳び込まなくても、『修行が足りない!』程度で許されるが、それは修行の『型』をやっているだけ。それに、その命令者はあくまでも教祖という個人。
しかし戦争においては言葉通り肉体の生命が放棄せられる。軍隊の命令者は天皇であって、肉体の放棄と共に天皇の大御命令に帰一(きいつ※最後に繋がる事)する。肉体の無と、大生命(国家)への帰一とが、同時に完全融合して行われる。戦争は人間の霊魂進化にとって最高の宗教的行事だ。
※つまり、自爆攻撃を命令され肉体が吹き飛んだ瞬間に大生命=国家と完全融合する、だから最高の宗教的行事と主張。まさにカルト。アジア各地で多数の市民を殺害した侵略戦争という概念がここには全く存在しない。

・「多くの人たちは戦争の悲惨な方面ばかり見ていて、その道徳的、宗教的意義を理解しない。そして動もすれば戦争を忌避するのであるが、戦争は実に真剣な、否応なしに左右をいわずに、ただひたすらに至上命令に従うところの激しき宗教的行事なのである。」

・天皇はすべての宗教の原点。
「すべて宗教は、天皇より発するなり。大日如来も、釈迦牟尼仏も、イエスキリストも、天皇より発するなり。ただ一つの光源より七色の虹が発する如きなり。各宗の本尊のみを礼拝して、天皇を礼拝せざるは、虹のみを礼拝して、太陽を知らざる徒なり。すべてのもの、太陽にて生くるが如く、すべてのもの、天皇の大御いのちにて生くるなり。」
※この一文だけでも、公明党が日本会議を応援しているのは違和感。あまり話題になってないけど、3月30日に日本会議系の改憲集会に史上初めて公明党の議員が出席、それも斉藤鉄夫幹事長代行という幹部。登壇した斉藤議員は「1回目の(改憲)国民投票は必ず実現させる」と挨拶し、改憲に前のめりの姿勢をアピールした。ここまで来たか公明党!なんか絶望的になる。

「天皇への帰一の道すなはち忠なり。忠は、天皇より出でて天皇に帰るなり。天皇は一なり。ハジメなり。一切のもの、天皇より流れ出て、天皇に帰るなり。」
この苛烈な天皇崇拝と国家主義を掲げた谷口雅春氏率いる“生長の家”は、初代教祖の死後、次第に極右路線から離れ、2代教祖、3代教祖と時間をかけて歴史認識などの間違いを正していった。そして、その路線変更に反発し、あくまでも初代教祖を信奉する「原理主義者」のウルトラ極右は“生長の家”を追い出され、最終的に日本会議を組織した。

昨夏の参院選では、現在の生長の家が安倍内閣を公然と批判する声明を出した。
安倍政権は民主政治の根幹をなす立憲主義を軽視し、福島第一原発事故の惨禍を省みずに原発再稼働を強行し、海外に向かっては緊張を高め、原発の技術輸出に注力するなど、私たちの信仰や信念と相容れない政策や政治運営を行ってきた」
「同政権は、民主政治が機能不全に陥った時代の日本社会を美化するような主張を行い、真実の報道によって政治をチェックすべき報道機関に対しては、政権に有利な方向に圧力を加える一方で、教科書の選定に深く介入するなど、国民の世論形成や青少年の思想形成にじわじわと影響力を及ぼしつつあります」
現在の閣僚の8割が日本会議国会議員懇談会に所属しているといいます。これが真実であれば、創価学会を母体とする公明党以上に、同会議は安倍首相の政権運営に強大な影響を及ぼしている可能性があります」
わが国の総理大臣が、本教団の元信者の誤った政治理念と時代認識に強く影響されていることを知り、彼らを説得できなかった責任を感じるとともに、日本を再び間違った道へ進ませないために、安倍政権の政治姿勢に対して明確に「反対」の意思を表明します。この目的のため、本教団は今夏の参院選においては「与党とその候補者を支持しない」との決定を行い、ここに会員・信徒への指針として周知を訴えるものです」
「当教団では、元生長の家信者たちが、冷戦後の現代でも、冷戦時代に創始者によって説かれ、すでに歴史的役割を終わった主張に固執して、隠密的活動をおこなっていることに対し、誠に慚愧に耐えない思いを抱くものです。先に述べたとおり、日本会議の主張する政治路線は、生長の家の現在の信念と方法とはまったく異質のものであり、はっきり言えば時代錯誤的です。彼らの主張は、「宗教運動は時代の制約下にある」という事実を頑強に認めず、古い政治論を金科玉条とした狭隘なイデオロギーに陥っています。宗教的な観点から言えば“原理主義”と呼ぶべきものです。私たちは、この“原理主義”が世界の宗教の中でテロや戦争を引き起こしてきたという事実を重く捉え、遺憾の想いと強い危惧を感じるものです」

非常に鋭い指摘だ。ぶっちゃけ、昨夏に「“生長の家”が安倍政権を批判した」という話を聞いたとき、僕は“宗教右翼というイメージを誤魔化すためのカモフラージュでは?”と疑っていた。だけど、今回きちんと声明文を読んで、これは本気で極右思想と訣別していると実感。疑ったことを申し訳なく思った。
生長の家を追い出された過激思想の連中が、日本会議という国内最大の右翼組織を結成し、ときの総理大臣まで取り込み、同会議のシンパが閣僚の8割に達しているということを国民は理解する必要がある。もはや自民党は昭和の自民党と同じ政党ではない。

※谷口雅春氏を一点だけフォローしておくと、「戦争は人間の霊魂進化にとって最高の宗教的行事」等々と書いたのは、1941年という開戦の年であり、国内世論はイケイケの状態。戦争後期の南方戦線での日本兵の大量餓死、神風特攻、広島・長崎の原爆、そういう悲劇が起きる前の言葉。とはいえ、宗教家なのに戦争協力を行った点への反省の弁の記録は見当たらないけど…。
※関連ツイート/著述家・菅野完氏『「日本は右傾化した」という話は、「社会構造の変化による影響」というよりも、「(生長の家→日本会議の)一部のキチ○イ人脈が、40年近く全く同じ話を繰り返し叫び続けて知らず知らずに皆それに汚染された」としか思えないわけです』

//中国の習近平はいま金正恩に亡命を勧めているだろう。それが現実的な解決策。中国は北朝鮮の対外貿易の約9割を占めており、それだけ圧倒的優位な立場にあって金正恩を説得できないなら、中共政府は無能っぷりを証明することに。

●4月9日…フォークシンガーの加川良さんが、今月5日、骨髄性白血病のため他界。享年69。
僕が大学生の頃(80年代後半)、1970年前後の抵抗歌、反戦フォークにハマって、巷にたくさんあった中古レコード店をめぐり、中津川フォークジャンボリー(日本初の野外音楽フェスティバル。ウッドストックより先!)のLPを探したりしたもの。岡林信康さん、高石友也さん、高田渡さんなど、手に入ったレコードを大喜びして聴いた。そして、プロテストソングを集めたオムニバス盤に必ず入っていたのが加川良さんの代表曲『教訓T』(3分15秒)だった。

〈命はひとつ 人生は1回だから命をすてないようにネ 慌てると ついフラフラと御国のためなのと言われるとネ/青くなって尻込みなさい 逃げなさい 隠れなさい〉
〈御国は俺達死んだとてずっと後まで残りますよネ 失礼しましたで終るだけ 命のスペアはありませんよ/青くなって尻込みなさい 逃げなさい 隠れなさい〉
〈死んで「神様」と言われるよりも 生きて「バカだ」と言われましょうよネ きれいごと並べられた時も この命をすてないようにネ/青くなって尻込みなさい 逃げなさい 隠れなさい〉

3年前の西日本新聞に加川さんの貴重なインタビューが載っていた。加川さんが『教訓T』を歌ったのは23歳のとき。67歳になっても「歌う度に新曲」という実感があったという。原発事故や集団的自衛権などで、この曲を時代が新曲にしてしまう。
加川良さん「歌うたんびに新曲だと思えるんです。今は「集団的自衛権」というタイトルで歌ってます(笑)。歌詞は何も変えてません。「福島第1原発」というタイトルでもこのまま(当てはまるわけ)ですし。当時はベトナム戦争があってましたから反戦の歌だと思われがちですけど、ほんとは命の歌。生きているからこそ良き人と出会っていい時間を持てる」
「今、ヤバいなと思うのは戦争に行ったことがない、戦争を知らない人たちが政治を動かしている。僕らの小さい頃はまだ戦争を知ってる人がたくさんいた。戦争に行った人は皆、二度と戦争はするな、戦争は絶対やったらいかんと言った。今は戦争を知らない人が戦争やろうと言う、ような。それはお国のためというよりお金のためじゃないですか。でもね、この世界をつくったのは戦後生まれの僕ら。選挙で一人一人がちゃんと人を選ばないかんと思います…」。

※1991年の青森・六ヶ所村“いのちの祭り”に当時24歳の僕は大阪から向かった。初めて体験するテント持参の野外フェス。ライブを聴くだけじゃなく、アボリジニの楽器ディジリドゥを手に入れて練習したり、染め物のワークショップに参加したり、ジャニス・ジョプリンのTシャツを買ったり、何もかも新鮮だった。初日の夕暮れ時、丘の上の原っぱに腰掛け、120%リラックスしてライブを鑑賞していると、斜め後ろで同じように足を投げ出してのんびりライブを聴いているおじさんがいた。なんと、加川良さん(当時44歳、おじさんって書いたけど今の僕より若いじゃないか!)だった。おったまげてドギマギしてると、「どっから来たの?」「良い祭りだね」等々気さくに話しかけてきて下さり、ノートにサインして下さった。歌声の通り、本当に優しい方でした!哀悼の意を表します。
※追記…『教訓T』の後年のライブ動画があった。
※今回、岡林信康さんの『くそくらえ節』(7分24秒)、『がいこつの歌』(3分17秒)がYouTubeで見つけて仰天。昔、めちゃくちゃ探した発禁レコード。クリックひとつでこんな簡単に聴けるとは…!

●4月8日…政治学者ローレンス・ブリットがヒトラー(ドイツ)、ムッソリーニ(イタリア)、フランコ(スペイン)、ピノチェト(チリ)、スハルト(インドネシア)ら独裁者5人のファシズムを研究し、2003年に14項目の共通点を指摘。この『ファシズムの初期症候』は米ホロコースト記念博物館に展示されているとのこと。今の日本に当てはまりすぎて戦慄。

 
強情なナショナリズム/人権の軽視/団結のための敵国づくり/軍事の優先/性差別の横行/マスメディアのコントロール/国家の治安に対する執着/宗教と政治の癒着/企業の保護/労働者の抑圧/学問と芸術の軽視/犯罪の厳罰化への執着/身びいきの横行と腐敗/不正な選挙

//明日19時から大阪・通天閣そばの朝日劇場で、吉本ジョジョ芸人さんたちのジョジョライブ第2弾が開催されます!今年はジョジョ30周年、ファンとしてもいろいろ盛り上げていきたいですね。

●4月7日…尊敬していた作家が弱者の側に立たず二次加害者になっているWEB日記を見て、ショックで寝込みそう。もともと世の中のものを何でも茶化すのが氏のスタイルだし、騒動後「ぼくは戦争前から生きている人間だから、韓国の人たちをどれだけ日本人がひどいめに遭わせたかよく知っています」と記者に答えており(氏は82歳)、いわゆるネット右翼の悪態でないことは分かっている。だけど、それでも今回は少女像を性的対象にし、ここに書けないような酷い言葉で侮辱するのは一線を超えている。あの美しい作品、『時をかける少女』に触れる度に今回の発言を思い出すだろうし(それくらい破壊力がある)、ほんと辛いな…。

何度も言うけど、慰安婦の問題は、日本政府は「強制連行の有無」「どう連行したか」にこだわっているけど、世界で批判されているのはそこじゃなくて、「業者に騙されて慰安婦にされた女性を、どうして解放してあげなかったのか?なぜ自由を与えなかったのか?」であり、「本人の意思に反することを強要=奴隷状態」「行動の自由を与えないこと=強制連行」という認識で“強制連行された性奴隷”として問題にしている。被害者は今の高校生くらいの年齢だった女性も多く、軍が管理・募集している慰安所に連れて来られた以上、本来なら人道的措置として帰国のための旅費を負担してあげるのが人の道。きちんとこの辺のことをメディアが伝えないから、大型掲示板などでもセカンドレイプが終わらない。

元慰安婦の人が韓国社会でなかなか名乗り出ることが出来なかったのは、現在こそ元慰安婦に韓国の世論は同情的だけど、以前は「敵に抱かれた汚らわしい存在」として、猛烈な差別があったから。韓国は儒教社会で家のメンツが非常に重要。だから、一族に慰安婦がいることは恥ずべき事だった。多くの慰安婦が過去を秘密にして結婚しており、名乗り出られる訳がなかったんだ。
ところが日本の一部保守派が「慰安婦の強制連行なんてなかった」と言い始めたから、「私が証拠だ」とすべてを捨てて名乗り出た。親族から「一族の汚名になるからやめてくれ」という制止を振り切って、「日本が強制連行はないというなら、私の人生は何だったのだ」と。

証言をしたお婆さんの中には、韓国社会から“日本兵の慰み者”と差別されることを恐れるあまり、同情してもらうために戦時中の年齢を若く言ってしまったり、体験談に尾ヒレを付けて悲劇性を強調してしまった人もいる。その事情を無視して、日本の一部保守派は「嘘つきで信用できない」と切り捨てる。儒教社会の韓国で元慰安婦だったということを告白することがどれほど大変なことか分かっていない。僕は過去を語った元慰安婦を“勇気ある人”としてリスペクトしている。「少女像を撤去しろ」とか加害者の日本が指図することでさらに被害者を傷つけてて胸が痛い。“あの像は韓国が置いているのではなく、日本の強制連行否定派が置かせている”という共通認識が日本人全体に必要。自虐史観云々とは別次元の話。

※慰安婦問題については過去に徹底的に調べ込んで別ページを作ってます。タブー視されている日本人慰安婦にも触れており、未読の方は是非。
・「慰安婦問題は朝日新聞が最初に焚き付けた」→ウソ。読売新聞の方が先。詳細は上部リンクに。
・「河野談話は朝日のデマが原因」→ウソ。聞き取り調査や吉田報告と無関係。
・「強制した資料が見つからない」→ウソ。軍が廃棄しきれなかった関係資料は見つかっているし、河野談話の後も様々な資料が発掘されている。
・「慰安婦は高給だった」→話のすり替え。受け取ったお金は日本軍が現地通貨を廃して作った独自通貨=“軍票”であり、それはすべて敗戦と共に紙クズになった。しかも、この言い方ほど元慰安婦を侮辱するものはない。想像して欲しい。もしあなたが給仕や工員募集に応募したのに戦地へ連れて行かれ、性交を毎晩15〜20人も強要され(水木しげる氏は“80人”も目撃している)、「金をやるんだからいいだろ」と、札束で頬を叩かれる扱いを受けて納得できるのかと。
・「いつまで謝罪せねばならないのか」→開き直ってドヤ顔で二次加害する人間がいなくなるまで。
その他、別ページに全部まとめてます。
※慰安婦のことを勉強したい人は東京にある「女たちの戦争と平和資料館」(wam)に行かれることをお薦め。水曜から日曜のみ開館。昨年訪問していろいろ資料文献を購入しました。余談だけど、ここの職員の方がウチのサイトの「愛国リベラル近代史年表」をご存知で驚いた。オフ会以外であの年表を知っている人に出会ったのは初めて。
※2011年に「慰安婦問題はでっちあげ」の意見広告を賛同者として米紙に出した与野党の議員(すべて当時)
【自民党26名】安倍晋三(山口)、伊東良孝(北海道)、稲田朋美(福井)、金子恭之(熊本)、北村誠吾(長崎)、下村博文(東京)、新藤義孝(埼玉)、北村茂男(石川)、高市早苗(奈良)、竹本直一(大阪)、古屋圭司(岐阜)、松野博一(千葉)、山本有二(高知)、塚田一郎(参・新潟)、西田昌司(参・京都)、山谷えり子(参・比例)、山本順三(参・愛媛)、義家弘介(参・比例)、上野通子(参・栃木)、江藤晟一(参・比例)、岸宏一(参・山形)、岸信夫(参・山口)、有村有子(参・比例)、磯崎仁彦(参・香川)、熊谷大(参・宮城)、世耕弘成(参・和歌山)の26名。
【民主党(民進党)11名】柴崎正直(岐阜)、田村謙治(静岡)、花咲宏基(岡山)、福島伸享(茨城)、松原仁(東京)、三浦昇(山口)、向山好一(兵庫)、吉田泉(福島)、渡辺周(静岡)、金子洋一(神奈川/参)。長尾敬(大阪)は署名後に自民に鞍替え。計11名。野党もこの有り様。
この議員センセイたちになんと言えば目を覚ましてくれのか。「二次加害者」なんてヌルい言葉じゃなく、「あんたらは被害者から見れば二次強姦魔だ」ときつく言えば、少しはどんな酷いことをやったか考えてくれるのか。“日本人の誇りを取り戻すためにやった”と誇らしげな顔をしているが、世界の人権感覚からすれば、反省できない低モラルの国民と映り、日本人を貶めているだけ。
※森友学園事件や自衛隊PKOの日報廃棄事件でも分かるように、この現代でさえほんの1年前、ときには半年前の資料すら政権に都合が悪いと廃棄される。まして戦争終結時は徹底的に戦犯に不利になる資料は焼却されたわけで、それをもって「いくら探しても資料がない」とは被害者を馬鹿にというか、最悪の形で侮辱している。日本政府がイメージしている「銃を突き付けてトラックで強制連行」が実際にインドネシアで起きており(スマラン慰安所事件)、なぜ同様のことが他の地域で起こらなかったと断言できるのか。そういう狭義の強制連行が実際に軍命令で一度もなかったというなら、それを証明するためにもすべての資料を廃棄せず保存すべきだったんだ。「ここに当時の命令書はすべて保管してあり、どこにも軍命令の記載はない」と主張する為にも。なのに、徹底的に機密命令を燃やしたから、反論にまったく説得力がない。

//昼のニュースで米軍がシリア軍の空軍基地にトマホーク(巡航)ミサイル59発を叩き込んだと速報。その空軍基地から、3日前に子ども達を毒ガスで殺害した戦闘機が飛び立ったという。シリアでは2013年にも化学兵器で数百人が虐殺されたほか、他にも複数回化学兵器が市民に使用されてきた。トランプ大統領いわく「私はすべての文明国に対してシリアでの虐殺と流血の事態を終わらせるよう求める」「可愛い子どもさえ残酷に殺害された。どんな子どももこうした恐怖を味わうべきでない」「アサドの行動を変えさせる為の何年にもわたる取り組みは大きな失敗に終わった」「独裁者アサドは超えてはならぬ一線をいくつも超えた」。トランプ氏には複雑な感情を持っている僕だけど、シリアはアサドが君臨する限り悲劇が続くわけで、このトランプの呼びかけに同意…。ただし、主権国家(シリア)に対して他国がいきなりミサイルをブチ込むのはそれもまた国際法違反。国連決議も得ていない。そこに葛藤がある。

大きな懸念はロシアの出方。今回のサリン虐殺について、ロシアとアサドは「反政府軍の武器庫を爆撃したらそこに毒ガスがあった」と主張。攻撃前に米側からロシア側に事前通告し、ロシア人を避難させる配慮はあった。ロシアが冷静に対応してくれればいいが、事態の推移を注視。
※うーむ。日本で現地シリア人を支援しているパキスタン人男性「第三者の国がこういうふうに攻撃するのは賛成できない。結局、一般の人が犠牲になる。シリア人が平和的なやり方で解決した方が良い」。そう、本当はそれがベスト…。でも2011年に始まった内戦はもう6年目になり、状況は改善するどころかより酷く…。
※今回の攻撃で最も震え上がっているのは間違いなく金正恩。北朝鮮のミサイル実験もレッドラインを超えており、次にまた弾道ミサイルの実験をすればトマホークの雨が降る可能性があるからだ。おりしも今日は米中首脳会談。トランプは「中国が何もしないなら我々が解決する」と揺さぶりをかけている。理想的には中国が経済制裁で北朝鮮を締め上げて、金正恩を穏健路線に転じさせること。もし北朝鮮の核施設をミサイル攻撃して放射能汚染が起きれば、中国・韓国にも被害が出るためこのあたりは本当に難しい判断になってくる。



 ※これ以前は『最新文芸情報バックナンバー』へ!


 
日本だけ労働者は涙目。もう自民政権ではこの構造を変えることは出来ない。固定化してしまっている。電力会社などの企業献金に支配されて、他国のような労働者保護の政策がとれない。
戦後1000兆円も借金を作ったうえに(同じ敗戦国のドイツは借金ゼロ)、少子化問題を放置、タックスヘイブンも野放し、過労死多発でもサービス残業を取り締まらない(独仏の労働者は残業なし、夏4週間・冬2週間の休み。現政権は憲法破壊の安保法制強行、不必要な原発再稼働、財源がなくても議員や公務員の給料はアップ実施、もうめちゃくちゃだ。


昨年、安保法制の強行可決後、安倍氏がNYの
国連本部に行った際に出迎えた反戦市民グループ。
画像はコラじゃなくガチ。
「宗主国へようこそ・お土産は戦争法制」
宗主国(そうしゅこく)とは植民地の主。“日本は米国のポチ、
主権なんかない”という皮肉MAXの言葉。
そして左の女性が持っているプラカード、ここには『1984年』
に登場する以下の有名な洗脳スローガンが書かれている。

「戦争は平和なり
自由は隷従(れいじゅう)なり
無知は力なり」

★YouTube『新型学問 はまる!ツボ学/ジョジョ立ち学』(12分)



討論の相手が普通の自民支持者なら会話が成立するけど、新興宗教の信者だと本当に骨が折れる。あまりに教祖がすべて過ぎ、話が一向に進まない。疲れる。真言宗、天台宗など昔からある宗派は反戦・非暴力が信条だし、日本の古いカトリック教会や修道会もリベラル。秘密保護法、安保法制などタカ派の安倍内閣を支持、或いは協力しているのは幸福の科学、統一教会、創価学会という3大新興勢力。創価には知り合いがいる(しかも良いヤツ)からあんまり批判したくないけど、立憲主義を踏みにじってはカルトと言われても仕方がない。安保法制が絶対に必要なら、ちゃんと憲法改正すればいいのに、それをやろうとしない。僕が持っている釈迦やキリストのイメージは、秘密保護法や戦争法を容認する人物じゃない。むしろ真逆。

 
 
 ★動画リンク→「安保法制採決、山本太郎議員の渾身の叫び」(60秒/YouTube)
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【緊急声明】憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に断固反対。安倍政権は憲法に基づく政治という近代国家の立憲主義を否定している(2014.6.9)
「やられたらやりかえす」のは個別的自衛権。これは問題ない。集団的自衛権は日本が「やられていないけどやりかえす」こと。中国や北朝鮮と不測の事態になれば個別的自衛権で対応できる。

〔安倍氏から日本を取り戻す〜時事まとめ〕 集団的自衛権 / 秘密保護法 / メディア /
自民憲法草案の条文解説

●サイトで自分の思いを語るということ
HPで意見を発表すると、自分の「間違った知識」や「一方的な思い込み」を指摘され、初めて誤りに気づけます。これは本当に有難いことです。勘違いしたまま一生を終えるところを、真実に気づくことが出来るからです。自分が独りよがりな誤った考え方をしていないかを確認する為にも、勇気を出して積極的に意見を発表していきますネ!!(*^v^*)
僕は過去の反省と愛国心は両立すると考えている。
むしろ、過ちを反省できぬ国なら情けなくて愛せない。


歴史認識問題に決着!…日本と韓国 /中国 /台湾 / 東南アジア / 米国
・昭和天皇かく語りき / 靖国問題 / 愛国心 / 君が代起立強制 / 消費税 / 残業問題
・安倍首相は原発事故を防げなかった責任を感じて欲しい
・集団的自衛権の問題点
●二次加害者にならないために〜日本人慰安婦の話(美輪明宏)と元日本軍慰安婦に関する正確な知識

・日本軍の記録に残る南京大虐殺(軍命令により実施) http://urx3.nu/ouPU (7分)
・残念だが南京事件はあった〜当時の陣中日記から(2008) http://goo.gl/d2fGMA (32分)
・当時の一次史料『南京事件・兵士たちの遺言』(2015) http://goo.gl/K0U1Ef (45分)
・南京大虐殺の証拠〜当時の記録映像と生存者の確実な証言(32分40秒)

(愛国心を強制することは、「国民には愛国心がない」「法律で“愛せ”と命令せねば愛してもらえない国」と世界に公言してるのと同じ)
「生活」「社民」「共産」は小異を捨て大同団結すべし。リベラル大連合を作り、EU、北欧のように残業ゼロの社会を!EU、北欧に可能なら日本でも可能なはず。日本人に人間らしい生活を!
日本には過労死するほど仕事があり、自殺するほど仕事がない。
※一般市民が他人の財布からお金を盗めば、すぐ警察に捕まる。だけど、経営者が従業員の財布からお金を盗んでも処罰されない。これが「残業代未払い」。他国では許されない。

●『アイヌ、琉球は縄文系=本土は弥生人との混血』…国立遺伝学研究所(遺伝研)や東大などの研究チームが過去最大規模の細胞核DNA解析を行った結果、日本人を北海道のアイヌ、本土人、沖縄の琉球人の3集団に分けた場合、“本物の日本人”は縄文人に起源があるアイヌと琉球人が近く、本土人は中国大陸から朝鮮半島経由で渡来した弥生人と縄文人との混血(弥生人7〜8割、縄文人2〜3割の混血)と判明。国籍や人種にこだわる人はこれで冷静になるだろう。

●『なぜ当サイトは原発再稼働に反対するのか

●YouTube『メディアは沈黙・3分でわかる日米原子力協定の闇
“時代に合わない”から憲法を変えるのではなく、憲法の理想の方へ時代を変えて行かなきゃならない。「人に無理強いされた憲法だと云うが、拙者は戦争はいたしません、というのはこの一条に限って全く世界一の憲法さ」(坂口安吾/作家1906-1955)

「多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。みながみな口を揃えてだまされていたという。(略)だますものだけでは戦争は起らない。だまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるようになってしまっていた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである。そして、このことはまた、同時にあのような専横と圧制を支配者にゆるした国民の奴隷根性とも密接につながるものである。「だまされていた」といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。」(伊丹万作/1946年8月「映画春秋・創刊号」)

//ルイ・アームストロングが歌いあげる『ホワット・ア・ワンダフル・ワールド』(2分15秒)を聴きまくり。この全てを包み込む優しい笑顔がたまらない。目を見てるだけでウルウルくる。歌詞も最高!『♪僕は緑の木々や赤いバラを見る/それは僕らのために花開く/僕はしみじみ思うんだ/なんて素晴らしい世界かと/僕は青い空や白い雲を眺める/明るく喜びに満ちた昼、暗く神聖な夜/そして僕はしみじみ思うんだ、なんて素晴らしい世界なのかと/七色の虹が空にかかり、行き交う人々の顔を染めている/僕は友人たちが「ご機嫌いかが」と挨拶しながら握手を交わす姿を見る/彼らは心から告げる「アイ・ラヴ・ユー」と/赤ん坊の泣き声が聞こえる。僕はあの子らが僕よりも多くのことを学び成長していくのを見守ろう/思わず感動してしまう/なんと素晴らしい世界じゃないか/そうさ、僕はしみじみ思うんだ/嗚呼、この世はなんて素晴らしい世界なのかと!」。2分チョイの短い曲なのに、胸がジワ〜と温まり、歩き続ける力をくれる素晴らしい作品っすね。※影絵とのコラボAmazing Hand Shadow(2分21秒)も泣かせます!


●特選レポ&動画…命の環の話//サービス残業問題//普天間基地は国外へ//チェ・ゲバラ巡礼レポ//アフガン伊藤和也さんを悼む//パレスチナについて//暴力団について//2008 南極・スコット巡礼 //チベット問題について//障害者自立支援法の問題点//『YouTube Classic』//静止画像と思えないヘビの回転テントウ虫//ミルクとパンダの赤ちゃん(53秒)//ウーマン・イン・アート(2分52秒)//『世界一周ダンス』(3分42秒)世界7大陸・39カ国をダンスで巡る。見終わって何とも言えない幸福感に包まれる動画。地球最高!※最新版もスゴイ!(4分半)//『SF名文句集』//ボブ・マーリィ巡礼レポ//人体の免疫効果を調べている阪大の研究チームによると、「1日に8回以上笑うことでガンに対する免疫があがる」とのこと。
宇宙はこんなに美しく、
そして果てしなく広大!
究極の天体写真10選
をアップ!美の極致ッス


 

ミレーとゴッホの『種まく人』〜負け戦が続いても、死後に実る麦の種を撒いたと信じて今日頑張る

東京ローカルのMXテレビがパナマ文書に踏み込んだ内容を放送(8分43秒)。パナマ文書リスト記載者の言い訳は全部同じ。
以下の7つを繰り返しているだけ。番組内で企業や投資家の弁明を論破していた。

「ビジネスのためで租税回避(脱税)目的でない」
→租税回避(脱税)目的以外で租税回避地は使われない

「投資先の依頼で」
→投資先の租税回避(脱税)に協力、さらに自分も租税回避、言い訳にならない

「損したから租税回避ではない」
→国内で課税対象の元本の租税回避であり、投資後のゲイン(利益)の話ではない。
 租税回避への投資そのものが税逃れ行為。

「租税回避地と認識していなかった」
→契約書に登記地明記。プロとしてあり得ない。

「金額が小さい」
→大小の話ではなく国民の当たり前の義務を回避したということ

「政治家でないから節税は問題ではない」
→節税ではなく脱税。政治家でなくても犯罪。

「みんなやっている」
→子供の論理
 










大手メディアがひた隠しにする“ほんとうのリスト(一部)”

「電通、東電、JALの社名を一切出さない
日本のメディアはジャーナリズム失格、
国会で取り上げない政治家たちも同罪」


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文芸ジャンキー版・東京探訪MAPを作成!
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アメリカ自然史博物館(NY)が制作した『The Known Universe』はヒマラヤ発→宇宙の果て→ヒマラヤ着を6分半で表現しており、美麗映像とコスモな音楽がめっさ心地良い!現世から遊離したような、神さま目線の浮遊感覚を味わった。ぜひ最大画面で壮大な旅を味わって欲しい。時々画面の下に出ているのは“光年”などの距離情報。地球の周囲の無数の軌道は人工衛星のもの。その後の軌道は月。70光年離れると青い光で包まれるけど、あれは人類の電波が現時点で届いている距離(つまりそれより遠い惑星に異星人がいても、UFOで来ない限り人類の存在に気づけない)。さらに離れると宇宙が扇状に見える。ホントは球形だけどまだ未観測部分があるため扇状に表示されているんだって。なんちゅう、贅沢なひととき!


(STOP THE HATE!! 国連本部前のオブジェ)
「科学と芸術は全世界に属する。それらの前には国境など消え失せてしまう」(ゲーテ)
「あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった者が、あれほど生きたいと願った明日」(趙 昌仁)作家
「人間の先祖は本人の血族ばかりでなく、文学の内にも存在している」(オスカー・ワイルド)作家
「人を憎んでいる暇はない。わしにはそんな時間はない」(黒澤監督の映画『生きる』から)
「私は殺されることはあっても、負けることはない」(ヘミングウェイ)作家
「僕が最もウンザリするもの、それは無知による憎しみだ」(マイケル・J・フォックス)俳優
「船は港にいる時、最も安全であるが、それは船が作られた目的ではない」(パウロ・コエーリョ)作家


●『戦争絶滅受合法案』 (原案は第一次世界大戦の終結後、1929年にデンマーク人フリッツ・ホルムが起草したもの)※長谷川如是閑の創作説もあるけど、ウィキに原文=1928年11/16発表があり、やはり本物のようだ。
戦争開始後、10時間以内に次の行動をとること。以下の者を順番に“最下級”の兵士として召集し、できるだけ早くこれを最前線に送り、敵の砲火の下で戦わせること。
1.国家元首。君主も大統領もこれに該当。ただし男子に限る。
2.国家元首の男性親族で16歳以上の者。
3.総理大臣、及び各国務大臣、並びに次官。
4.国会の男性議員。ただし戦争反対の投票をした者は除く。
5.キリスト教や仏教のほか、あらゆる宗教関係者の高僧で、公然と戦争に反対しなかった者。
付記.該当者の妻、娘、姉妹等は、戦争継続中、看護婦または使役婦として召集し、最も砲火が接近した野戦病院に勤務すること。
(後年の妙案)
※有権者の責任…戦争に賛成した議員を選んだ選挙区の有権者から順番に徴兵せよ。
※戦費について…戦費は戦争に賛成した議員の資産、及びその議員を選んだ選挙区の財政でまかなうべし。

  文・糸井重里


●「もともと普通の人々は戦争したいと思っていない。運がよくてもせいぜい無傷で帰って来る位しかない戦争に、貧しい農民が命を賭けようと思うはずがない。だが、国の政策を決めるのは結局指導者であり、反対の声があろうがなかろうが、人々を指導者の望むようにするのは簡単だ。民主主義であろうと、ファシストの独裁であろうと、共産主義であろうとそれは同じだ。『我々の国が攻撃されている。愛国心のない反戦・平和主義者が国を危険にさらそうとしている』と非難しさえすればいい。この方法はすべての国で同じように上手くいく」(ヘルマン・ゲーリング)元ナチス最高幹部/秘密警察創設者
●「(終戦翌年に記す)多くの人が、今度の戦争で騙されていたという。みながみな、口を揃えて騙されてたという。私の知ってる範囲では、“俺が騙したのだ”と言った人間はまだ1人もいない。(略)“騙されていた”といって、平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でも騙されるだろう。いや、現在でもすでに別の嘘によって騙され始めているに違いないのである」(伊丹万作)※伊丹十三監督の父
●「最初にナチスが共産主義者を弾圧した時、不安に駆られたが、私は共産主義者でなかったので、何の行動も起こさなかった。次にナチスは社会主義者を弾圧した。私はさらに不安を感じたが、社会主義者ではなかったので何の抗議もしなかった。それからナチスは学校、新聞、ユダヤ人等をどんどん攻撃し、その度に私の不安は増したが、それでもまだ行動に出なかった。ある日、ついにナチスは教会を弾圧してきた。そして私は牧師だった。だから立ち上がって行動に出たが、その時はもうすべてが遅かった」(マルチン・ニーメラー牧師)
※結局のところ、武器に頼ろうとする弱虫より、他人を信じて武器を捨てる勇気を持つ人間に、全人類がなれるかどうかということ。たとえ非武装の結果、信じた相手に裏切られようと、僕は弱虫として死ぬより、勇気ある人間として死にたい。これは名誉やプライドの問題でもある。僕はどの戦争であろうと、「侵略」かどうかを決めるのは、「軍隊を送った側ではなく、送られた側」だと思ってマス。これは自虐的云々ではなく当たり前のこと。

高畑勲監督(79)といえば『かぐや姫の物語』の他にも、戦争の悲劇を描いた『火垂るの墓』で知られている。監督は9歳の時に岡山で空襲に遭い、焼夷弾の中を家族とはぐれな がらも逃げのびた。東大卒業後、東映動画で「ハイジ」「三千里」などを演出し、宮崎駿さんとジブリを設立した。2015年の元旦、神奈川新聞に載った高畑監督の メッセージが素晴らしかったので以下に紹介。
→(高畑)原爆をテーマにした「はだしのゲン」もそうですが、日本では平和教育にアニメが用いられた。もちろん大きな意義があったが、こうした作品が反戦 につながり得るかというと、私は懐疑的です。攻め込まれてひどい目に遭った経験をいくら伝えても、これからの戦争を止める力にはなりにくいのではないか。
なぜか。為政者が次なる戦争を始める時は「そういう目に遭わないために戦争をするのだ」と言うに決まっているからです。自衛のための戦争だ、と。惨禍を繰り返したくないという切実な思いを利用し、感情に訴えかけてくる。
「戦争をしたとしても、あのような失敗はしない。われわれはもっと賢くやる。70年前とは時代が違う」とも言うでしょう。本当でしょうか。私たちは戦争中 の人と比べて進歩したでしょうか。3.11で安全神話が崩れた後の原発をめぐる為政者の対応をみても、そうは思えません。成り行きでずるずるいくだけで、 人々が仕方がないと諦めるところへいつの間にかもっていく。あの戦争の負け方と同じです。
再び戦争をしないためには、あの戦争がどのように進んでいったかを学ばなければならないと思うのです。私が戦争中のことをどれだけ知っているかと聞かれれば、大したことはない。でも、安倍晋三首相よりは知っています。
集団的自衛権の行使を認めるということは、海外では戦争ができない国だった日本が、どこでも戦争できるようになるということです。政府は「歯止めをかける」と言うが、あの戦争を知っている者にとっては信じられません。ひとたび戦争が始まれば歯止めなどかかるものではありません。そもそも 日本人は戦前から米国が好きだった。ジャズや野球、映画といった文化に親しんでいた。その国と戦争をするとは誰も思わなかった。やっても勝てないと思っていた。
ところが、真珠湾の奇襲作戦が成功して戦争になってしまったら、あとは日本が勝ってくれることだけを皆が願い始めた。それはそうでしょう。負けたら悲惨なことになるに決まっているんですから。
息子の兵役を逃れさせたり、戦争に反対して逮捕されたりした人もいたが、ごく少数。始まってから反対の声を上げるのは難しい。いやいや戦争に協力させられたのだと思っている人も多いけれど、大多数が戦勝を祝うちょうちん行列に進んで参加した。非国民という言葉は、一般人が自分たちに同調しない一般人に向けて使った言葉です。
「空気を読む」と若者が言うでしょう。私はこの言葉を聞いて絶望的な気持ちになります。私たち日本人は昔と全然変わっていないんじゃな いか、と。周りと協調することは良いことですが、この言葉は協調ではなくて同調を求めるものです。歩調を合わせることが絶対の価値になっている。
日本人は昔から意見の対立を好まない。皆を仲間内にして、和気あいあいとして争いを避ける。寄り合いも全員一致主義で、どうしても駄目なら村八分にする。 個を確立し、意見が異なっている人との違いを認め、その上でうまくやっていくという努力を好まない。議論を戦わせない。古くからあるこの体質によって日本 は泥沼の戦争に踏み込んでいったのです。私はこれを「ズルズル体質」と呼んでいますが、「空気を読む」なんて聞くと、これからもそうなる危うさを感じずに はいられません。
だからこそ憲法9条の存在が大事だと思うのです。これこそが「ズルズル体質」を食い止める最後の歯止めです。
戦後の平和をつくってきたものは何かといえば、9条です。基地の負担を押し付けられている沖縄の犠牲を忘れてはなりませんが、米国が戦争を繰り返す中、9条のおかげで日本人は戦争で命を落とすことも人の命を奪うこともなかった。政権の手足を縛ってきたのです。
これを完全にひっくり返すのが安倍政権です。それも憲法改正を国民に問うことなく、憲法解釈の変更という手法で、です。
隣国との対立が深まり、不穏になっているからといって不戦の理想の方を変えるのはどうかしています。9条を大事にしているということは、武力で解決するつ もりはない、というメッセージになる。東アジアに戦争の記憶が残る中、戦争をしないというスタンスはイニシアチブになるはずです。「普通の国」なんかにな る必要はない。ユニークな国であり続けるべきです。戦争ができる国になったら、必ず戦争をする国になってしまう。閣議決定で集団的自衛権の行使を認めることによって9条は突如、突破された。私たちはかつてない驚くべき危機に直面しているのではないでしょうか。
あの戦争を知っている人なら分かる。戦争が始まる前、つまり、いまが大事です。始めてしまえば、私たちは流されてしまう。だから小さな 歯止めではなく、絶対的な歯止めが必要なのです。それが9条だった。「最小限の武力行使」「戦争をやるとしてもうまくコントロールしてやる」なんて、そん な能力を私たち日本人が持っていると思わない方がいい。安倍首相だけが特別無自覚というわけではないと思います。私たちはこの70年で基本的な体質が変わることはなかったのです。(神奈川新聞2015.1.1より)


奴隷は、奴隷の境遇に慣れ過ぎると、驚いた事に自分の足を繋いでいる鎖の自慢をお互いに始める。
どっちの鎖が光ってて重そうで高価か、などと。そして鎖に繋がれていない自由人を嘲笑さえする。
だが奴隷達を繋いでいるのは実は同じたった1本の鎖に過ぎない。そして奴隷はどこまでも奴隷に過ぎない。
過去の奴隷は、自由人が力によって征服され、やむなく奴隷に身を落とした。
彼らは、一部の甘やかされた特権者を除けば、奴隷になっても決してその精神の自由までをも譲り渡すことはなかった。
その血族の誇り、父祖の文明の偉大さを忘れず、隙あらば逃亡し、あるいは反乱を起こして、労働に鍛え抜かれた肉体によって、肥え太った主人を血祭りにあげた。
現代の奴隷は、自ら進んで奴隷の衣服を着、首に屈辱のヒモを巻き付ける。
そして、何より驚くべきことに、現代の奴隷は、自らが奴隷であることに気付いてすらいない。
それどころか彼らは、奴隷であることの中に自らの唯一の誇りを見い出しさえしている。
(リロイ・ジョーンズ 1968年、NYハーレムにて)
※ニュージャージー出身、1934年生。詩人、脚本家、小説家(イスラム名/アミリ・バラカ)

格差拡大・福祉削減路線の政治ではなく、所得再分配・社会福祉拡充路線の政治を切望!!

《最後に、これだけは言わせて欲しいッ!》
〜他人と自分の中に“違うところ”を見るのが「戦争」、“同じところ”を見るのが「芸術」〜

人間は国籍、人種、宗教など、自分と「違うもの」を理由に戦争するけど、芸術を味わうことは他人の中に自分と「同じもの」を見つけることだ。相手(作者)の気持ちに心を重ね共感した時、人は初めて“感動”できる。
僕は確信している、人類は絶対に分かり合えると。そうでなければ、こんなにも多くの作品が、時代や国境を越え残っているはずがない。ここまで世界が芸術で溢れ返っているはずがない。芸術の存在が、国家、民族、文化を越えて人々が分かり合うことが可能だと証明している!
芸術は生き続ける力をくれる。もう人生の選択肢がなくなった、行き詰まって打つ手がない、そう思ったときに文学や映画を通して違う価値観、別の生き方の存在を知ることはいくらでもある。僕は何度もそうやって救われてきた。
こんな時代だからこそ“あえて”叫びたい。この世界は断固生きるに価するとーッ!!

※やたらと「日本人は他民族と違う」と強調している人には「日本人は他民族と異なる部分が多い。ただし共通点はさらに多い」と付け加えて欲しい。
※言葉や口先だけの“人間は素晴らしい”では、僕は納得できない。僕だって“素晴らしい”という証拠が欲しいんです。だからこそ、手当たり次第に音楽を聴き、映画や絵画を見、文学を読み漁るのです。確かな証拠が欲しくて!そして「見つけた!」と思ったものを、このサイトで報告しているのです。

民主主義は「最大多数の幸福を目指す」で思考が止まってはいけない。「最大多数の幸福によって救われない可能性のある少数派をいかに救うか」、そこまで考えるのが真の民主主義

過去の反省と愛国心は両立する:歴史認識問題に決着!…日本と韓国 / 中国 / 台湾 / 東南アジア / 米国 / 昭和天皇かく語りき


日本に誇りを持つ者として、「日の丸を拒否する自由を認ない愛国者」ではなく、個人の内面を大切にし「日の丸を拒否する自由も認める愛国者」で僕はありたい。


愛国心とは他国を憎むことではなく、自国の文化を愛すること


【管理人の雄叫び〜リベラル派は力を合わせてCS専門チャンネル開設を!】NHKが秘密保護法の問題点を伝えず、民放が原発問題を避けるように、大手メディアは政権やスポンサーの顔色ばかりうかがい、時事問題に深く斬り込みません。歴史認識問題についても、一部保守メディアが架空の近代史を広め、ネット上には戦争被害者に対する二次加害の言葉が飛び交っています。保守はCS「チャンネル桜」をフル活用していますが、リベラルでは岩上安身氏の動画配信サイト、IWJが孤軍奮闘している状態。CSに専門チャンネルを持つには多額の資金が必要ですが(“桜”は資本金1億)、リベラル側には宮崎駿氏、坂本龍一氏、大江健三郎氏、山田洋次氏、菅原文太氏、吉永小百合氏といった著名人のほか、ノーベル賞・益川敏英氏などの大学教授がたくさんおり、法曹界にも日弁連の弁護士が大勢います。戦後民主主義が最大の危機に晒されている今、開局資金は集まるかと!池上彰氏や堀潤氏がメインキャスターになれば視聴率も期待可。右傾化が進んでいる若者たちに「リベラルはお花畑」と言われないよう、ちゃんと南京事件の証拠となる一次資料を伝え、慰安婦問題なども保守サイドの認識が国際社会の常識からズレている理由を丁寧に解説すれば、理解してもらえると思うのです資料その2)。権力者は特定の国を敵視させることで内政から目を逸らさせています。若者の義憤は、政治家や官僚の腐敗(天下り、ズブズブの特別会計予算)、生存に直結する労働問題(非正規雇用4割=約2043万人、サビ残・ブラック企業野放し)、原発問題(核ゴミの捨て場なし)、オレオレ詐欺・弱者を苦しめる暴力団、タイミング最悪の増税等々に向けられるべきもの。早急に政権からも企業からも干渉されない、真にジャーナリズム魂・反骨精神のある専門チャンネルを立ち上げましょう。秋には秘密保護法が施行されるため状況は待ったなしです。(2014.3)

 ←安倍氏とベッタリの食事友達(寿司友)の提灯記事に要警戒

ジャーナリズムとは報じられたくない事を報じることだ。
それ以外のものは広報に過ぎない(ジョージ・オーウェル)




★近年公開された激涙・満点レビュー映画!映画ファンで良かった!

善き人のためのソナタ リトル・ミス・サンシャイン ブラッド・ダイヤモンド トンマッコルへようこそ ツォツィ シッコ ※激解説
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重要なのは行為そのものであり結果ではない。行為が実を結ぶかどうかは、生きているうちに分かるとは限らない。
正しいと信ずることを行いなさい。結果がどう出るにせよ、何もしなければ何の結果もないのだ(ガンジー)

闇は闇を追い払えない。ただ光だけがそれをなし遂げる。憎しみはヘイトを駆逐できない。ただ愛だけがそれを叶える(マーティン・L・キングJr

「生まれながらに肌の色のせいで他者を憎む者などいない。人は憎むことを覚える。ならば、愛することを学べるはずだ。なぜなら、
愛というものは人の心にとって、ずっと自然なことだから」(ネルソン・マンデラ/獄中27年)

戦前の日本について肯定的に評価する政治家たちは歴史認識が不十分で、見ていて恐ろしい。考えが足りない人たちが憲法に手を付けるようなことはあってはならない(宮崎駿)

Now is the time

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「海外の活動家は自らが自殺しない宣言をする」(フィフィ)。あえて“自殺しない宣言をする”意味は何かあるのか?ある。「自殺に見せかけて消されるジャーナリストや活動家がいるから」。
うおお…。それであれば、僕も宣言しておく。絶対に自殺はしない、と。(2012.12.17)

『ある芸術作品に関する意見がまちまちであることは、とりもなおさず、その作品が
斬新かつ複雑で、生命力に溢れていることを意味している』 by オスカー・ワイルド

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2010.6.8 ツイッター開始



著者近影/ラジオ・墓マイラートーク(48分)