映画音楽作曲家TOP30

※ここにあげた作品タイトルがランキングの根拠になっています

1.ハンス・ジマー(1957.9.12〜)
ハンス・ジマーが生み出すメロディーは、ドラマチック&美しいだけでなく、意識の奥底に沈んでいくような精神的深みを持っている。僕はハンス・ジマーの名が後世の人々にとって、ブラームスやワーグナーと同列に並ぶものになると確信しているッ!
※「シン・レッド・ライン」「グラディエーター」「ラストサムライ」「ライオン・キング」「ザ・ロック」「テルマ&ルイーズ」「トゥルー・ロマンス」「パール・ハーバー」「バックドラフト」「フェイス/オフ」「ピースメーカー」「クリムゾン・タイド」「ミッション・インポッシブル2」「アンツ」「レインマン」「ドライビング・ミス・デイジー」「クール・ランニング」「グリーン・カード」

2.エンニオ・モリコーネ(1928.11.10〜)

涙腺刺激しまくりの郷愁に満ちたメロディーを作らせたら、彼の右に出るものはいない。業界の巨匠であるにもかかわらず、無名の新人監督にも曲を提供してあげるその姿勢に拍手!
※「ニュー・シネマ・パラダイス」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」「天国の日々」「夕陽のガンマン」「わが青春のフロレンス」「ミッション」「明日を夢見て」「アンタッチャブル」

3.マイケル・ナイマン(1944.3.23〜)

僕は寄せては返す波のような“ナイマンうねり”の虜だ。「ピアノ・レッスン」はクラシック音楽としても歴史に残る名曲。「ガタカ」のテーマ曲も涙チョチョ切れ!
※「ピアノ・レッスン」「ガタカ」「仕立て屋の恋」「髪結いの亭主」「ナビィの恋」

4.ニーノ・ロータ(1911.12.3〜1979.4.10)

ニーノ・ロータの音楽は映画の顔。ストーリーを知らぬ作品でも、彼の音楽を聴くだけで1本まるまる観た気持になるんだから驚異としか言いようがない。メロディーが全シーンと直結しているんだ!
※「ゴッドファーザー」「ロミオとジュリエット」「太陽がいっぱい」「アマルコルド」「道」「甘い生活」「山猫」

5.ヴァンゲリス(1943.3.29〜)

壮大&幻想的なヴァンゲリス・ワールド。トリップしてあちらの世界へ行きたい人におすすすめ。合法的麻薬。
※「ブレード・ランナー」「1492コロンブス」「炎のランナー」「アレキサンダー」「赤い航路」

6.ジョン・ウィリアムス(1932.2.8〜)

代表作品を見ての通り、現代の映画音楽界のリーダー的存在!スピルバーグやジョージ・ルーカスの盟友。
※「スター・ウォーズ」「未知との遭遇」「ジョーズ」「インディ・ジョーンズ」「E.T.」「スーパーマン」「シンドラーのリスト」「7月4日に生まれて」「JFK」「セブン・イヤーズ・イン・チベット」「プライベート・ライアン」「ミュンヘン」

7.ジョン・バリー(1933.11.3〜)

ドキワクする007のテーマもいいけど、「ダンス・ウィズ・ウルブス」の雄大な音楽、「ある日どこかで」の超美しいメロディーが高順位の根拠ッス!
※「007シリーズ」「ある日どこかで」「真夜中のカウボーイ」「ダンス・ウィズ・ウルブス」

8.ダニー・エルフマン(1953.5.29〜)

ブラックなファンタジーはエルフマンの独壇場!“ナイトメア…”の『サリーのうた』はハンカチ必携。
※「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」「チャーリーとチョコレート工場」「スパイダーマン」「スリーピー・ホロウ」「バットマン」「シザーハンズ」「メン・イン・ブラック」「マーズ・アタック!」

9.ガブリエル・ヤレド※ヤーレ(1949.10.7〜)

うっとりモード全開。美しさの中に漂う悲しみが、さらなる恍惚へと誘う。
※「ラ・マン」「イングリッシュ・ペイシェント」「カミーユ・クローデル」「シティ・オブ・エンジェル」「ベティ・ブルー」

10.エリック・セラ(1959.9.9〜)

「グラン・ブルー」最高!ストイックで透明感のある音に酔いしれた。暗闇で聴いてると瞑想状態に入ってしまう。
※「グラン・ブルー」「レオン」「ジャンヌ・ダルク」「フィフス・エレメント」「ニキータ」「アトランティス」

11.モーリス・ジャール(1924.9.13〜2009.3.29)

享年84歳。アカデミー賞でも何度もその名前が読み上げられたマエストロ。オーケストラの楽器たちが歌う歌う。アラビアの砂漠が見える!
※「アラビアのロレンス」「ドクトル・ジバゴ」「シベールの日曜日」「インドへの道」
※以下の動画は3曲ともアカデミー作曲賞を受賞した雄大な曲ばかりデス!
「アラビアのロレンス」
(7分47秒)
「ドクトル・ジバゴ」(10分)
「インドへの道」(6分20秒)

12.ジェリー・ゴールドスミス(1929.2.10〜2004.7.21)

どんなジャンルの作品にだって最適の音楽を付けちゃう“音の職人”。「氷の微笑」は2度と見る気ないけど、テーマ曲が非常に素晴らしく。その3分間だけの為にサントラを買ってしまった!
※「パピヨン」「スター・トレック」「氷の微笑」「ポルター・ガイスト」「グレムリン」

13.ヘンリー・マンシーニ(1924.4.26〜1994.6.14)

豊かな旋律の宝庫。彼の楽団はイージーリスニングの雄。名曲“ムーン・リバー”最強!
※「ティファニーで朝食を」「酒とバラの日々」「シャレード」

14.ライ・クーダー(1947.3.15〜)

映画界きってのイブシ銀サウンドといえば、このライ・クーダー様だ!ギターがむせび泣くぜ!
※「パリ、テキサス」「ラストマン・スタンディング」「ストリート・オブ・ファイヤー」「クロス・ロード」

15.久石 譲(1950.12.6〜)

北野映画、宮崎アニメをはじめ、邦画でもTV界でも引っ張りだこになってる作曲家。浮遊感のある透き通ったサウンドが特徴だ。最高傑作サントラは誰が何と言おうと、宮崎監督の「ナウシカ」!
※「風の谷のナウシカ」「紅の豚」「ソナチネ」「となりのトトロ」「天空の城ラピュタ」

16.坂本 龍一(1952.1.17〜)

日本が生んだオスカー受賞作曲家、世界のサカモト。のたうつような情念が楽譜から立ち昇って来る。
※「戦場のメリー・クリスマス」「ラスト・エンペラー」「シェルタリング・スカイ」「王立宇宙軍オネアミスの翼」

17.チャールズ・チャップリン(1889.4.16〜1977.12.25)

チャップリンは現代のダ・ヴィンチ。監督、製作、脚本、主演、そして音楽まで担当してしまうとは。しかも「ライムライト」のテーマ曲や「モダン・タイムス」の“スマイル”は、本業の作曲家が色を失うほど美しい絶品。まいりました。
※「ライムライト」「モダン・タイムス」「街の灯」

18.早坂 文雄(1914.8.19〜1955.10.15)

「七人の侍」冒頭の地を這う音、「羅生門」のボレロのリズム…早坂音楽なしの黒澤映画は考えられない。
※「七人の侍」「羅生門」「生きる」「雨月物語」

19.ミシェル・ルグラン(1932.2.24〜)

全セリフが歌という「シェルブールの雨傘」を書き上げた偉大な作曲家!
※「シェルブールの雨傘」「愛と哀しみのボレロ」

20.バーナード・ハーマン(1911.6.29〜1975.12.24)

ヒッチコックの恋女房。「サイコ」のシャワー・シーンに使われた心拍数マックスの曲は、映画音楽の作曲家全員から絶賛されている。
※「サイコ」「ハリーの災難」「めまい」「タクシー・ドライバー」「市民ケーン」

21.アンジェロ・バダラメンティ(1937.3.22〜)

リンチ監督の独特の映像美はバダラメンティの音楽を得て完成される。
※「ブルーベルベット」「ツイン・ピークス」「ワイルド・アット・ハート」「ストレイト・ストーリー」「マルホランド・ドライブ」

22.ビル・コンティ(1942.4.13〜)

音楽史上、最強最高に盛り上がりる“ロッキーのテーマ”を作ったのがビル・コンティ!おそらく彼はこれを書き上げた時、「お、俺はとんでもない曲を作ってしまった!やってしまった!」と、興奮して部屋中をメチャメチャにひっくり返したんじゃないかな。今後、音楽界にあれ以上テンションの上がる曲は現れるのだろ〜か?
※「ロッキー」「ライトスタッフ」

23.フランシス・レイ(1932.4.26〜)

オシャレ感の漂うダバダバ音楽の傑作「男と女」の作曲者。ポール・モーリアとの相性も良い。
※「白い恋人たち」「男と女」「ある愛の詩」

24.レナード・バーンスタイン(1918.8.25〜1990.10.14)

クラシックの大指揮者バーンスタインは作曲家としても有名。特に「ウエスト・サイド物語」は全曲ハズレなしの名曲揃いだ。敵対する両グループが決闘前に歌うコーラスに、ラブソングの“トゥナイト”が重なるシーンは、何度聴いても感動で涙がほとばしる。
※「ウエスト・サイド物語」「踊る大紐育」「波止場」

25.グスターボ・サンタオラヤ(1952.8.19〜)

2005年、2006年と2年連続でアカデミー作曲賞に輝いたサンタオラヤ。旋律が胸に染みる。
※「モーターサイクル・ダイアリーズ」「バベル」「ブロークバック・マウンテン」

26.ジョルジオ・モロダー(1940.4.26〜)

モダン&スケール感のあるシンセサイザー・サウンドがカックイイ!
※「ミッドナイト・エクスプレス」「スカー・フェイス」「メトロポリス」

27.伊福部 昭(1914.5.31〜2006.2.8)

「ゴジラ」の重さを感じる重厚な音楽は、ジョン・ウィリアムスの「ジョーズ」と並ぶ、ヘビー級音楽の最高峰。
※「ゴジラ」「王将」「座頭市物語」

28.ジョルジュ・ドルリュー(1925.3.12〜1992.3.10)

主にトリュフォー監督と組んで、作品のカラーにあった心象音楽を生んできた。ストーン監督の「プラトーン」では、クラシック(弦楽のためのアダージョ@バーバー)を効果的に使用。
※「恋のエチュード」「突然炎のごとく」「ジュリア」「アメリカの夜」「隣の女」「プラトーン」「サルバドル」

29.ジェームズ・ホーナー(1953.8.14〜)

「タイタニック」が多くの人の心を揺さぶったのは、あのノスタルジーで哀愁を帯びた音楽の力も大きい。セピア色の出港シーンと、ケルト音楽風のテーマ曲に冒頭から引き込まれた。南北戦争を描いた「グローリー」の少年コーラスもいい。
※「グローリー」「タイタニック」

30.ラロ・シフリン(1932.6.21〜)

「燃えよ!ドラゴン」のテーマ曲に役者の声を入れたのは画期的!ブルース・リーの“ホワチャ〜ア”が、ちゃんとメロディーとして機能している!「スパイ大作戦」の複雑なリズムもカッチョイイ!
※「燃えよ!ドラゴン」「ダーティハリー」「スパイ大作戦のテーマ(TV)」

(次点)
●すぎやま こういち(1931.4.11〜)…宗教音楽のような「イデオン」は圧巻!アニメ音楽と馬鹿にさせない!
※「伝説巨神イデオン」「ドラゴンクエスト(ゲーム)」
●東海林 修(年齢非公開9.6〜)…「さよなら銀河鉄道999」もアニメのジャンルを超えた不朽の名盤!
※「さよなら銀河鉄道999」
●エリオット・ゴールデンサール(1954.5.2〜)…「フリーダ」でオスカー受賞。みなぎるパッション!
※「エイリアン3」「フリーダ」「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」
●ハワード・ショア(1946.10.18〜)…ファンタジー「ロード・オブ・ザ・リング」の音楽は映画にピッタリ。
※「ロード・オブ・ザ・リング」「セブン」「ディパーテッド」
●アラン・メンケン(1949.7.22〜)…ディズニー映画で親しみやすいメロディーを作ってきたのがアラン・メンケンだ(97年の“ヘラクレス”まで)。
※「美女と野獣」「ノートルダムの鐘」「アラジン」「リトル・マーメイド」
●ジョン・カーペンター(1948.1.16〜)…SFサスペンスやB級ホラーにカルト作品を量産しているカーペンター監督は、自身で音楽だって付けちゃう。僕の知る限り、監督と音楽を担当しているメジャーな映画人は、チャップリンとカーペンターの2人だけ。
「ニューヨーク1997」「遊星からの物体X」



【おまけ】サウンド・トラックのベスト

07年秋、1913年創刊の米国の老舗雑誌バニティ・フェアが映画サントラのベストを選出。1位パープル・レイン、2位ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!、3位ハーダー・ゼイ・カム、4位パルプ・フィクション、5位卒業。以下、スーパーフライ、トレインスポッティング、サタデー・ナイト・フィーバー、アメリカン・グラフィティ、再会の時、等々。パープル・レインはビルボードで24週連続1位の快挙を達成しただけあってさすがに強いね。

これを機に僕もCDラックの前で腕を組み、サントラTOP20を選んでみた(作曲家ではなく、サントラ単位のベスト)。バニティ・フェアとはまったく異なるものだった。

1位 ブレードランナー
2位 ガタカ
3位 時計じかけのオレンジ
4位 グラン・ブルー
5位 伝説巨神イデオン・発動篇
6位 ある日どこかで
7位 ゴッドファーザー
8位 シン・レッド・ライン
9位 ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
10位 天国の日々
11位 ピアノ・レッスン
12位 スター・ウォーズ
13位 グラディエーター
14位 フリーダ
15位 さよなら銀河鉄道999(マジ名盤)
16位 ムーラン・ルージュ
17位 パリ、テキサス
18位 ニュー・シネマ・パラダイス
19位 ラ・マン
20位 ダンサー・イン・ザ・ダーク
次点 スカー・フェイス、バグダッド・カフェ

基本的に静かな曲やイブシ銀の曲(哀愁系)が好きというのが分かった。この20枚のサントラは、仕事で疲れた時や、逆に仕事にノッてる時に、必ず出番が回ってくる感じ。ただ、サントラって名盤でも全部がアタリじゃなく、スカな曲も入ってるので要編集っすね。サントラは音楽そのものの美しさに、映画のストーリーの素晴らしさが重なり、感動がダブルで押し寄せるのでホント大好き。




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