一家に一枚!邦楽TOP150 もの申す テクノ 夭折リスト


「クーッ、このサウンドはシビレるねぇ!」
「アタイも泣けてくるよ」

(注)皆さんがお気に入りのミュージシャンが入ってない場合、僕が“未聴”と思って頂いて間違いないです。

このランキングはミュージシャンに優劣をつけたものではなく(芸術にランクは無意味)、あくまでも管理人が人生に
影響を受けた人物や曲順です。いろんな邦楽と出合う為のきっかけ、入門用として書いているので、より本格的な
内容については専門的なサイトが多数ありますので、是非そちらをご参照下さいネ。(*^v^*)


ロック&ポップスの歌詞は著作権の問題があるので、歌詞紹介専門のサイトなんかこの世に存在しないと思っていた。ところが、あった!その名も『うたまっぷ』。ここはちゃんと著作権協会から認可されてるサイト。アニメソングまで網羅し、その数2万8千曲!作詞家の名前も分かるし、なんて便利なサイトなんだ!


1.BUMP OF CHICKENorbital period

“BUMP OF CHICKEN”(バンプ・オブ・チキン)の意は、メンバーいわく“臆病者の一撃”。全員が1979年生まれの幼馴染み。『orbital period』5枚目のアルバム。疾走感のあるハイテンポの曲も透明感のあるバラードも、完成度の高い楽曲ばかり。何より特筆したいのは、ヴォーカルの藤原君が綴る繊細な歌詞!特にスゴイと思ったのが『メーデー』(救難信号)。自分で自分を嫌いになり心の奥底に沈んでしまった友達を助けに行く歌。この曲はありがちな無責任&安易なエールではなく、他者の魂(痛み)と向き合う不安と覚悟も描かれており激感動した。しかも高揚感のあるアップテンポのメロディーが勇気を与えてくれる。3rd&4thアルバムは初登場オリコン第1位に輝いており、一般のバンドなら“売れているうちに”と(事務所の意向もあって)毎年のようにアルバムをリリースするものだけど、彼らは4thを出した後、本当に満足できるものが完成するまで3年4ヶ月も時間をかけた。しかも絵本と合体した歌詞カードは前代未聞の88ページ!(絵本のイラストはヴォーカルの藤原君。彼は2ndと4thのジャケットも手がけている才人)

全5枚のアルバムで強調したいことは、ラブソングがほとんど無い事!邦楽では楽曲の9割がラブソング(しかもただのノロケ歌)というミュージシャンも多い。そんな中これは極めて異例だ。ぶっちゃけ邦楽ポップスの似たり寄ったりのラブソングに食傷気味なので、“人生をどう生きるか”“どんな風に世界と向き合うか”とバンプがストイックに歌い続ける姿勢にマジ惚れまくりッス!
地上波のテレビに出ればセールスはさらに上がるのに彼らは出演せず、そこにも美学を感じる。

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★他の4枚のアルバムもイイ!

【1st/FLAME VEIN】
1stの歌詞カードは手書きの歌詞とイラストでギッシリと埋め尽くされており、初めて見た時仰天した。ジャケをめくると素敵なマフラーを巻いたネコ(ニコル)の絵。このネコ君は涙をひとしずく落とし、こんなセリフを言ってる--「ボクガミンナノブンモナイテアゲルヨ」。もうこれでズギュン。いきなり鷲掴みにされた。ネコ君は自分の居場所を探す旅をしていて、歌詞カードのあちこちに出てくる。この旅の会話が良い!荒野に咲く花と出会ったネコ君「どうしてこんな所に咲いたの?」「こんな所でおかしいの?」「だって、野原にはキミの仲間がたくさんいるけど、ここは地面が見えていて、キミ独りだよ?」「ここも美しい野原よ」「えっ?」「ここも野原になるの。私は最初の一輪」「…さみしくないの?」「全然平気よ。ここにもお日様は出るもの」。ネコ君が人間に話しかける会話はユーモアたっぷり。「こんにちは」「もうこんばんはだよ。マフラーくん」「えっ!もう夜?」「うん。もう月だって出てるよ」「くそー、今日は僕の場所を見つけるつもりだったのに…」「それならまだ朝だと思えばいいよ」「どうやって?」「さっきみたいにこんにちはと言うだけでいいんだよ。キミ次第で世界は朝にも夜にも白くも黒くもなるんだ」「なるほど。やってみよう。こんにちは」「こんばんは」「えー!何で?」「オレ次第でもあるのさ」。ネコ君の旅の最後は太陽との会話だ。太陽は彼にこう言うんだ「どんな景色もキミにピッタリじゃないか。どこだってキミらしいキミがいたもんだよ。そこはもうキミの場所さ」。5thでも最後にこのネコが登場する(再会できて嬉しかった!)。
『ナイフ』…「♪小さな虫だって短い命頑張ってんだからさぁ!」。虫に人生を教わる。
 
 
【2nd/THE LIVING DEAD】
『ランプ』…もうダメだって思った時に、心の中の情熱のランプが「ハロー!」と呼びかけてくれる。素晴らしい。
『K』は貧しい絵描きと黒猫の物語。とにかくこの歌詞を読んで欲しい。3分53秒の友情のドラマだ。“不吉な黒猫の絵など売れないがそれでもアンタは俺だけ描いた--手紙は確かに受け取った”のくだりはメロディーがつくと涙腺ヤバイっす…。
『リリィ』の歌詞は“最高の彼女います宣言”も同然で、女性ファンが減ってもOK?っていうか、彼のファンはこんなことでファンを止めたりしないか。


【3rd/jupiter】
『ベル』…“天体観測”が大ヒットして周囲が急にチヤホヤし始め、人間不信になりかけた時に、友人からの「大丈夫?」に救われて作った曲。

【4th/ユグドラシル(世界樹)】
『fire sign』…『ランプ』と似てるけどこっちもいい。他に『オンリーロンリーグローリー』でコーラスの美しさに聴き入り、『乗車権』の切羽詰まった声に緊迫し、『車輪の唄』の駅での別れに、青春のレモン味を味わった。

彼らのCDにはコミカルな隠しトラックが入ってて、そんな遊び心も楽しい。中でも4thのおまけ『OTOGAME ハート』は80年代ジャニーズ風のパロディ・ナンバーで、架空のバンド名“激シブボーイズ”にも噴き出した(笑)。

  『orbital period』の歌詞カードは怒濤の88ページ!
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“涙で濡れた部屋にノックの音が転がった。誰にも会えない顔なのに もうなんだよどちら様?”。アルバム未収録の作品に超ド級の名曲が残っていた!その曲名は『ラフ・メイカー』!これは訳すと“笑わせ屋”になるのかな。是非、リンク先の音楽とこの歌詞を同時進行で味わって欲しい。たったの3分48秒でここまで心に響く物語を作ってしまうとは、その才能、恐るべし!

2.ゴダイゴ〜スーパー・ツインDX
ゴダイゴは凄い!世の中がピンク・レディーやYMCA一色だった30年近く前(1976年結成)に、全曲が英語でシンセがバリバリ入った“モンキー・マジック”を作った先進性は特筆モノ!その才能はロック(モンキー・マジック)、バラード(ガンダーラ)、アニメソング(999)、メッセージソング(ビューティフル・ネーム)とあらゆるジャンルでいかんなく発揮されている。どんな曲調でも名曲を作ってしまう、バンドとしてのレンジの広さはまさに驚異的!もっと評価されていいはず。
ゴダイゴは本格的に世界に進出した日本初のバンド。名の由来は理想肌の後醍醐天皇。また「GO-DIE-GO」「GOD-I-EGO」という哲学的な意味も。主題歌を担当した『西遊記』がアジア各国でオンエアされ海外でも大人気となり、中国で初めてライブを行ったロックバンドとなった(1980年)。ネパールのカトマンズでは6万人がコンサート会場に足を運び伝説に!アルバムは10カ国以上で発売され米・英・オーストラリアでもヒットした。

『銀河鉄道999』…安らぎを求めようとする歌が多い中で、この曲は“安らぎよりも素晴らしいもの”を目指すのが新鮮!

 

3.Y.M.O〜シールド

テクノ・サウンドを“世界に先駆けて”生み出した彼らにまず拍手。Y.M.O.は音楽以外にも、その髪型、ファッション、ライフ・スタイルに至るまで社会に影響を与えた。存在自体がアートといえる、とんでもないモンスター・グループだ。Y.M.O全盛期は日本の音楽シーンが世界の最先端になった、今思えば信じられないような時代だった。
(彼らの最高傑作は様々な情念が渦巻く「MASS」だと思う!)

 

4.ジョニー、ルイス&チャー(後のピンク・クラウド)〜FREE SPIRIT
とにもかくにもCHARが関わっているバンドは、どれも完全に邦楽離れした超カッチョいいギター・フレーズが洪水のように押し寄せてきて、聴いてる人間はビリビリ感電しっぱなし。バンド名を見ると海外のバンドと誤解されそうだが、メンバーはみんな日本人。観客やマスコミに媚を売らない孤高のバンドだ。名称がピンク・クラウドになってからのアルバムでは「ギブ・ユア・ベスト」がオススメ。

 

5.山崎まさよし〜BLUE PERIOD ~A side集
彼の歌は、ズバリ恋愛で地獄を見てきた男にしか書けん歌詞だ。ミュージシャンってのはモテモテだと確信しているが、彼の歌詞は架空の失恋を想像して書ける内容じゃない。僕は彼を、我らが『恋愛木っ端みじんの会』筋金入りの同志だと確信している。

  デビュー10周年の記念ベスト・アルバム

6.ザ・タイマーズ〜ザ・タイマーズ
忌野清志郎入魂の傑作アルバムだ。一曲目を聴いてイキナリぶっ飛んだ。“いつでも、どんな時も、Timerを持ってる、Timerが大好き”ときたもんだ。その後も『偽善者』『土木作業員ブルース』『総理大臣』『税』など濃いタイトルがズラリと並ぶ。ぜひ、手にとってもらいたい。

 

7.中島みゆき〜生きていてもいいですか
ワーッ、なんてタイトルをアルバムにつけるんだ!しかも一曲目のナンバーがいきなり『うらみ・ます』。緊急避難警報発令モノ!この曲、後半でみゆき姐の声が涙声で裏返っていく部分があり、そのお寒いこと、お寒いこと…寒過ぎて100点満点の超名曲じゃ!部屋の電気を全部消し、体育の三角座りで聴くことが鉄則。…それにしても、この6曲目…CD屋でチェックして欲しいんだけど、6曲目は何故か曲名が空欄になっているんだ。怖いモノ見たさで聴いてミソ。ほとんどの人がその不気味さに速攻でCD止めると思うよ。

  おそらく世界音楽史上最も暗い内容のジャケット

8.Cocco〜ベスト+裏ベスト+未発表曲集
これはベスト+裏ベスト+未発表曲が収められた速攻で国宝に指定すべきアルバム。Coccoほど自分の胸の内をすべてさらけ出したミュージシャンは、男性を含めても他にはいない。しかも、けっして彼女は感情を聴き手に押し付けてはこない。ただそこにいて、独りで立ちすくんで、追い詰められているんだ。なんという凄絶な孤独なのか!
彼女が活動したのは97年3月21日〜01年4月18日の4年間と短いけど、この十数年間に活躍したどのミュージシャンよりも、その存在感を深く深く自分の心に刻み込んでいった。(※06年2月、シングル「音速パンチ」をリリース。Cocco名義で約5年ぶりに音楽活動再開!)
世の中には苦悩をアクセサリーのように身に付けて、それを“売り物”にしているミュージシャンが多いが、彼女のSOSはホンモノだった。ラスト・シングル「焼け野が原」の最後に出てくる“もう歩けないよ”という言葉を聴く度に、無性に泣けて仕方がない。(これはもう男であろうと女であろうと関係ない)
自分の心を表現する者をアーティストと呼ぶならば、Coccoは誰にもまして真のアーティストだった。
※ちなみに『カウントダウン』は男に銃を向けている歌。

 

9.Mr.Children〜シングル全部
ミス・チルの前向きな歌詞と強烈なビート、大好きッス。ライヴにも足を運んでる。特に歌詞が素晴らしいのは『トゥモロー・ネバー・ノウズ』『名もなき詞』『es』『イノセント・ワールド』かな。もう少し桜井のヴォーカルが何を言ってるのか聞き取れられたら、もっと順位は上がると思うんだけど。

    

※2008北京五輪の公式ソング『GIFT』は素晴らしい!桜井君は楽曲のコンセプトをこう語っている--「金、銀、銅という勝者にのみ与えられる輝きよりも、もっと大切で価値ある輝きが存在していると思っている。勝利をおさめられなかった人の中にも、また勝ち負けのない日常の中で一生懸命暮らしている人の中にも、どんなメダルにも負けない輝きが一人一人にあると思っています」。


10.岡林信康〜狂い咲き
CDになったけどトホホ。僕が持ってるレコードでは「くそくらえ節」も「ガイコツの歌」も、もっともっと過激だったんだけど、物言えば唇寒しのこの時代、歌詞を変えねば発売できないのか。僕は高校時代に岡林のレコードと出合って、全共闘世代の反体制フォーク・ソングに覚醒した。

 

11.BLANKEY JET CITY〜国境線上の蟻~THE BESTX
あり得ない演奏技術の高さに度肝を抜かれた!ギターとドラムに感電されまくり。また、ベースのメロディー・ラインのカッコ良さは他の類似バンドの追随を許さない!作詞、作曲を担当している浅井健一の才能にホレボレ。ホント、解散が残念だ。

  ヤバイよ…このジャケット…

同11.ドリームズ・カム・トゥルー〜GREATEST HITS“THE SOUL”

第10位だけど、もし僕が女性だったら第5位の山崎まさよしと入れ替えているかも。それくらいこの吉田美和の歌詞は傑作揃いだ。特に『すき』『サンキュ。』と、このアルバムに入ってない『そうだよ』『なんて恋したんだろう』は、その驚くほど繊細な心理描写に唸りまくった。この4曲は冗談抜きで一冊の純文学に匹敵する深みを持っている。また、彼女は人間離れした高い歌唱力も備えており、すぐにでも国民栄誉賞を送るべきだ。このベスト盤はファンのリクエストによってセレクトされた最強のベスト。

 

12.河島英五〜ベスト・コレクション

僕は『時代おくれ』というたった一曲をもって、彼をこの高順位に入れた。他にも『酒と泪と男と女』のような良い曲もあるが、この『時代おくれ』一曲があれば充分。無人島に持って行く邦楽一曲を選ぶとしたら、何の迷いもなくこの曲を選ぶ。(突然の訃報は衝撃的だった)

河島英五のお墓


同12.RCサクセション〜カバーズ
メジャーのバンドでCDが発売中止騒動になったのは、今でもこのバンドだけなんじゃないかな。若い人は知らんと思うが、RCはこのアルバムに反原発ソングを入れた為、契約レーベルの東芝EMIがビビッて発売を中止したんだ。この騒動のおかげで、逆にその歌がメッチャ有名になり痛快だった。


13.友部正人〜にんじん

彼の声質は本当に最高だ。優しく、か細く、暖かく、それでいて芯のある声。独自の切ない詩も味わいがあり、良いフォークに飢えてる人にイチオシ。名曲『一本道』に泣け。


14.ザ・ブルーハーツ〜YOUNG AND PRETTY
彼らの歌詞はとにかく奥が深い。ただ元気なだけのパンク・バンドとは訳が違う。社会への単純な反抗歌ではなく、誠実な姿勢と、人生への切実な求道心を感じる!


15.ザ・イエロー・モンキー〜ベスト
『JAM』の叙情的でメランコリックなメロディーや、『楽園』で聴ける高度な演奏技術に裏打ちされた分厚いメロディーなど、イエモンは聴く者を120%のエクスタシーに導いてくれる!


16.ソウル・フラワー・ユニオン〜カムイ・イピリマ
ハートは熱いのに肩の力の抜けた感じが大好き!


17.THE BOOM〜思春期
BOOMは『子供らに花束を』のように、時々深くダークな曲を書く。そういうのを聴くと彼らへの信頼感がグンとアップしてしまう。現実を見ることは大切だもの。後の『風になりたい』も、メロディーの明るさとは裏腹に歌詞はとても痛々しい。

『風になりたい』…明るさと、もの悲しさが入混じった世界の心地よさを味わった。胸の痛みを突き抜けて光の中に入っていく感じ。なかなかこういう歌は書けない。


18.はっぴいえんど〜CITY
日本語ロックの草分け!ロックだけどアルファー波が出ているのがユニーク。


19.松任谷(荒井)由美〜ユーミン・コレクション
アルバムにはハズレの曲も多いけど、ベスト盤はこれでもかというほど傑作揃い。これだけ長期間に渡ってコンスタントに名曲を生み出し続けられるのは驚異的!僕が一番好きな歌詞は『やさしさに包まれたなら』、もしくは『卒業写真』。


20.吉田拓郎〜人間なんて
“人間なんて”での人生に対する底なしの飢餓感が、聴く者の胸を締め付けて苦しくなる。それと同時に『わしらのフォーク村』みたいなトンマな楽しい曲を作れちゃうのがスゴイ。


21.竹内まりや〜インプレッションズ
竹内まりやの『Forever Friends』やユーミンを聴くと、男に生まれてきて損したかなって思うよ…。


22.三上寛〜ひらく夢などあるじゃなし
この救いのない怨み節の数々。中島みゆきを男にして100倍ダークにした感じ。もうここまで行くと、絶望も快楽だね。『一人の女のフィナーレ』はヤバ過ぎて一人で聴けない…。


23.GLAY〜REVIEW
いきなりサビから始まるウケ狙いの曲ばかりで閉口してしまうが、そう思いつつも絶対サビで興奮してしまう自分が歯がゆい。盛り上げ方が上手すぎ(笑)。『BELOVED』を始め楽曲の構成が素晴らしい。一晩のライブで30万人も客を集められるなんて、すごいカリスマ性だよ。あのウッドストックでさえ3日間で40万人だったのに…!


24.日向敏文〜プレミア
日本人ミュージシャンのインストは大抵が美しいだけで、思想性も何もあったもんじゃないんだけど、この人は違う。曲の奥行きが深いだけでなく、哲学的な匂いすら漂うこともしばしば。


25.細川たかし〜うかれ節
アルバム名は“うかれ節”だが、中に入ってる『北国へ』は切ない!


26.Char〜DAYS WENT BY
う〜ん、ギターかっこよすぎ!男惚れしまくり!


27.矢野顕子〜スーパー・フォークソング
彼女の声は無条件で安心感を与えてくれるよね。弾き語りにウットリ。


28.クレイジー・キャッツ〜クレイジ・キャッツ・デラックス
『ハイそれまでヨ』がおバカで楽しい。


29.高田渡〜ごあいさつ
彼も友部正人と同様、天性の詩情豊かな声質の持ち主。『日曜日』は本当にいいね。


30.ベッツィ&クリス〜ザ・ベスト・オブ・ベッツィ&クリス
なんちゅうハーモニーの美しいデュエットを聴かせてくれるのか!


31.VOW WOW〜Legacy
なんせカッコ良い。このヘビメタ・バンドは日本人でありながら英語の歌ばっかり。『Cry No More』の日本語訳は泣けた。


32.早川義夫〜かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう
このイケてるアルバム・タイトルはどうだ!ミジメでイジイジして情けない、そんな感情移入度120%のファンタステックな早川義夫ワールド。彼の声がまたせつない!


33.坂本龍一〜ビューティ
泣く子も黙る世界のサカモト教授。透明感が心地良い。


34.MY LITTLE LOVER〜my little lover,singles
名曲『NOW AND THEN』に漂う空気は、村上春樹の文学に通ずるものが。このユニットは、ヴォーカルが女性なのに“ぼく”という歌詞が多いので珍しい。初期の曲は激涙歌詞のオンパレード!


35.山下達郎〜オン・ザ・ストリート・コーナー2
自分のヴォーカルに自分でコーラスをつけて、一人ゴスペルをやってるのがスゴイ。


36.サザンオールスターズ〜バラッド'77〜'82
よくもまあ、これだけ良質なメロディー・ラインが次から次へと浮かぶこと!


37.加藤登紀子〜TOKIKO SONGS
『時代おくれの酒場』は文句なしにカッコ良い!よっ、おトキさん!


38.尾崎豊~LAST TEENAGE APPEARANCE
正直言うと、最初は彼のナルシズムにひいていた。しかし、死後にアルバムを色々聴いて、その繊細な魂に触れ、彼の叫びをパフォーマンスと見ていた自分を恥じた。26歳の死はあまりに早い。彼がまだ生きていたら、どんなメッセージを若者たちに発信していただろう。今のような狂気の時代にこそ彼は生きていて欲しかった!

●尾崎豊のお墓


39.さだまさし〜昨日達・・・
彼はミュージシャンであるだけでなく、第一流の叙情詩人だと思う。


40.布袋寅泰〜GUITARHYTHM IV
『薔薇と雨』のメロディーラインは絶品。『SERIOUS?』の歌詞は…ノーコメント(汗)。


41.オフコース〜スーパー・ベスト
これほどコーラスの上手いバンドはめったにない。けっこうドロドロの歌詞が多いけど、曲調が美しいので深刻に聞こえない(笑)。とにかく超ピュアな世界だ。


42.小野リサ〜ミニーナ
ボサノバ・ブームの立役者。彼女の声はなんて耳あたりが良いんだろう!ヒマワリみたいな笑顔も最高。


43.ニュー・エスト・モデル〜ソウル・サバイバー
体を突き抜けていく疾走感がたまらん!


44.椎名林檎〜勝訴ストリップ
彼女の歌を聴いてると、感情の洪水と言おうか、曲の濃密な空気に息苦しくなる。もがいてるのが、生々しく伝わってくる。全作詞・作曲というのも脱帽モノだ。スピード感のある「浴室」、切羽詰った「アイデンティティ」、メロディーラインが素晴らしい「ギブス」。世間的にはブレイクした「ここでキスして。」の入った前作アルバムの評価が高いが、僕はより深みの増した本作を断然支持する。

ぶっちゃけ、最初は好きじゃなかった。僕の大好きなシド・ヴィシャスやカート・コバーンの名前が、まるでアクセサリーのように(とってつけたみたいに)歌詞に出てきてる気がして反感を抱いたんだ。J-POPオンリーの人に、ピストルズやニルヴァーナと出会うきっかけになっていいかな、とも思ったんだけど…。アルバム聴いても、歌詞カードがなければ何言ってるのかサッパリ分からん歌唱法もストレスだった。やたら東京の地名が出てくるのも鼻についた。

だがしかし!彼女は生き方そのもので僕をねじ伏せた。雑誌等のインタビューでしっかりと自分の世界観を語っているし、生命への眼差しにも誠実さを感じる。第一、78年生まれの彼女はファーストの『無罪モラトリアム』を出した時点でまだ20才!僕は自分が20才だった頃の薄っぺらさを考えると(いや、今でも薄っぺらいけど…)、よく自分のことを棚にあげてシドの扱いがど〜のこ〜のと言えたものだと、深く反省した。

※余談だが彼女のアルバムは参加ミュージシャンの肩書きが楽しい。たとえば--
●声ヴォイスと激怒ギター/椎名“マゾヒスト”林檎小娘
●酸欠ギター/名越“ラムネ”由貴夫遅刻王
●全裸ギター/西川“スウィッチ”進元奴隷
●悩殺ベース/亀田“ハレンチ”誠治師匠
●乱闘ドラム/朝倉“アサチャン”弘一親方
●高尚ストリングス/金原“ハイソサエティー”千恵子様御一行
●不吉ストリングス/弦一徹勝ち戦(いくさ)記念楽団
●録音/井上“コンブ”うに天才
他にも、誘惑オルガン、悪意ピアノ、闘病ドラム、小粋トランペット、凄腕音仕上げetc…。


45.大滝泳一〜ロング・バケイション
美しくて、でもどこか悲しい大滝サウンド。名盤だ。


46.X・JAPAN〜ジェラシー
彼らの「クラシックが嫌いな奴にロックを語る資格はない。ロックが嫌いな奴はクラシックを語る資格がない」という言葉を、僕は120%全肯定したい!


47.少年ナイフ〜712
超絶技巧なんか出てこないのに、なぜかノッてしまうのが不思議。


48.小沢健二〜ライフ
音楽センス抜群。誰からも愛されるキャラクターだ。


49.J-WALK〜Start From The Beginning
様々な人生遍歴に裏づけされた音楽には、説得力アリ。


50.THE ALFEE〜夢幻の果てに
このアルバムはどの曲も凝っている。1曲の中に3曲分くらいメロディーが詰まっている印象。別アルバムに入ってる曲でお気に入りは『追想』のアコースティック・バージョン。あの鬼気迫る絶望感は病みつきに…。


51.甲斐バンド〜プラス
元祖カリスマ・ハードロック・バンド。リアルタイムでライヴに行きたかったなぁ。


52.大黒摩季〜BACK BEATs#1
ここに紹介する3曲の歌詞はほんとスゴイ!“姉御、ついて行きますッ!”って感じ。彼女は禅寺の達観した坊さんのよう。


53.GONTITI〜ヴァカンス
日曜日に堤防でゴロ寝して聴きくと至福の極み。


54.喜納昌吉〜花
“HANA”はハングル語で“ひとつ”という意味。いまやアジアを代表する一曲に成長した。


55.浜田省吾〜J.BOY
ハマショーからは“伝えたいことがあるから歌うんだ!”という熱いハートを感じる。


56.はちみつぱい〜センチメンタル通り
ポワワ〜ンとした、のんびりロックが気持ち良い。


同56.スピッツ〜はちみつ
なんだろう…この湧き上がるような懐かしさは。時代の流れに影響されないマイ・ペースな彼らに好感。アルバム『三日月ロック』も全曲ハズレなし、珠玉の名盤!(なんか、はちみつ続きになった)


57.BORO〜季節のない季節
名歌『海賊船』でBOROが見せた人生観に感動!聴く度に号泣してしまう。


58.スーパーカー〜HIGHVISION
映画『ピンポン』でスーパーカー・サウンドに目覚めた!天を翔けるような疾走感の虜になった!「STROBOLIGHTS」は繰り返して聴いていると、最初はノリノリだったのに、そのうち何だか泣けてきた。素晴らしい。(言葉遊びの多い歌詞も楽しい)


59.シング・ライク・トーキング〜SECOND REUNION
『Spirit Of Love』はメロディー、コーラス、歌詞の内容、どれも最高点。哀しみだけでなく、歓びにも揺らがないということが、実は夢の一番重要な部分かも!


同59.B'z〜The 7th Blues
B'zの真価はロックよりブルースで発揮される。もっとブルースを!


60.筋肉少女帯〜筋肉の大水銀
放送禁止になった『遺言動物ドルバッキー』。いい曲だと思うけどな。タイトルがマズかったか。


61.モダン・チョキチョキズ〜別冊モダチョキ臨時増刊号
初めて『新・オバケのQ太郎』を聴いた時は、あのジェット・コースターのようなグルーブ感におったまげた!


62.加川良〜<教訓>
『教訓T』はつい口ずさみたくなるカントリー・ソング風の曲。歌詞に込められたメッセージも良い。


63.豊田勇造〜チャオプラ河に抱かれて
ああいうギターとジーンズとスニーカーの似合う、カッコ良い漢になりたい。


64.憂歌団〜17/18オンス
彼らの演奏するブルースには何度も鳥肌が立った。ヴォーカルの味わい深い声は、ブルースとの相性がカンペキだった。


65.泉谷しげる〜泉谷しげる
最近はなんだかテレビ・タレント化しているが、ミュージシャンとしても多くのものを創り上げてきた。“春夏秋冬”の世界観にシビレた。


66.エレファント・カシマシ〜浮世の夢
エネルギッシュなビートの演歌ロック。熱さが好感!


67.シオン〜Ain't Nothing I Can Do
『夢を見るには』の雰囲気が好き。


68.喜多郎〜亜細亜
「シルクロード」だけが喜多郎ではない。他にも良い曲はたくさんある。


69.シャ乱Q〜シングルベスト10
『シングルベッド』を始め、シャ乱Qの曲に漂うあのめめしい空気は、実は僕、嫌いじゃなかった。惜しいバンドだ。


70.立花ハジメ〜ハジメヨケレバスベテヨシ
ディープで熱狂的なファンがついてる立花ハジメ。多芸多才だ。


71.フリッパーズ・ギター〜海へ行くつもりじゃなかった
生きの良い軽妙なギター・サウンドが風のように気持ち良かった。


72.頭脳警察〜BEST
伝説の反体制バンド。彼らほど国家に正面から反逆したバンドはない。曲のタイトルも「銃をとれ!」「世界革命戦争宣言」など直球オンリー。カーブやシュートは一切ナシ。ファースト・アルバムは録音終了後に発売中止になり、セカンドは店頭に並んだものの即行で発売禁止。サード・アルバムが事実上のデビュー・アルバムという凄まじさ。真の意味で“反権力”というロックの本道を突き進んだ。


73.東京スカパラダイスオーケストラ〜スカパラ登場
大所帯(11人!)だが各自の個性がちゃんと光っている、非常にバランスの良いバンドだ。


74.松田聖子〜Bible
彼女はずっとブリッ娘と言われてたし、実際最初の頃は歌が上手いとは思わなかったけど、歌い続けているうちにとても歌唱力が上がったと思う。


75.槇原敬之〜セルフ・ポートレート
『さみしいきもち』は共感大。『猫がふんじゃった』はめちゃハートフル。クスリにさえ手を出さなければ…。


76.中森明菜〜YOUR SELECTION
かつてのアイドルブームの中で、彼女の歌唱力は飛び抜けて高かった。


77.ダウン・タウン・ブギウギ・バンド〜ベスト
“港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ”は何度聴いても、無音になった部分で電気が走る。もう渋いのなんの。


78.聖飢魔II〜THE OUTER MISSION
凝りに凝ったサウンドに圧倒された。それにしても、デーモン閣下は日本の音楽業界で一番マトモなお方なのでは?閣下が社会問題や国際情勢について発言したもので、これまでに的外れだと思ったものはひとつもない。政治的な問題にも自分の考えを、要点を絞って言葉に出来る、めちゃくちゃ頭の良いお方だと思う!デーモンどころか、稀に見るヒューマニストだ。


79.奥田民生〜29
『息子』のシンプルなメロディーラインは、めちゃ心地良かった。


80.安全地帯〜安全地帯・BEST
良質な音楽を作っていたので、もっと活動してて欲しかった。以下に、“安全地帯”解散後ないんだけど、ヴォーカルの玉置浩二がソロになってから涙チョチョ切れの名曲を残しているので紹介したい。


81.真島昌利〜夏のぬけがら
マーシーのソロ・アルバム。実にドラマチックな作品だった!


82.馬呆(BAHO、バホ)〜PINK&BLUE
CHARと石田長生の激シブ・ギター・ユニット。関東の馬鹿と大阪の阿呆の2人が合体してバホとは、なんと心憎いネーミングか。


83.井上陽水〜シングル・コレクション
あの声は天がくれた宝ものだね。


84.サディスティック・ミカ・バンド〜幕の内
良い意味で職人集団。


85.知名定男〜島うた
琉球音楽が大ブレイクするずっと以前から、島うたの素晴らしさを地道に伝えてきた。


86.近藤房之助〜My Innocent Time
ちびまるこちゃんで新境地。


87.四人囃子〜HISTORY
ライブでの長大な演奏時間に並々ならぬ気合を感じる。


88.矢神純子〜ベスト・オブ・ミー
クリア・ヴォイスの才能豊かなシンガー・ソング・ライターだ。


89.アリス〜グレイテスト・ヒッツ
こんなカッコ良いオヤジ・バンド、もうでないのかなぁ。


90.おおたか静流〜リピート・パフォーマンス
うーん、なんてのびのびとしたいい声なんだろう。


91.オルケスタ・デ・ラ・ルス〜ラ・ヒストリア
音楽に勢いがあるので、盛り上がるのなんの。


92.NOKKO〜カラード
『人魚』『イ・ノ・チ』のNOKKOのスーパーヴォーカルは必聴だね。昇天しそう。


93.寺尾聰〜ニュー・ベストナウ
クーッ、こんな声に生まれてきたかった!(T_T) ウルウル


94.ミッシェル・ガン・エレファント〜GRATEFUL TRIAD YEARS
サウンドは骨太で好みなんだけど、歌詞が自分には抽象的でのめり込めなかった(ファンの人、ゴメン)。「赤毛のケリー」「スモーキン・ビリー」などのギター・サウンドはメチャ良い。


95.三波春夫〜三波春夫オリジナル・ベスト
浪曲という未体験ゾーンの扉を開けてくれた。


同95.CHAGE&ASKA〜スーパー・ベストII
90年代前半の日本の音楽シーンの覇者。甘々もひとつの美学。


96.北島三郎〜北島三郎全曲集
演歌の中にはロックより迫力ある曲もあることを知った。


97.沢田研二〜灰とダイヤモンド
元祖ビジュアル・フェロモン系。


98.美空ひばり〜川の流れのように
確かに歌が上手い!レパートリーのジャンルは、ポップス、ジャズ、演歌と幅広く、没後は国民栄誉賞をおくられた。

●美空ひばりの墓


99.横浜銀蠅〜ぶっちぎり
もうこのアルバム・タイトルからして涙を禁じえない。


100.ピンクレディー〜スペシャル・セレクション
ピンク・レディーがギリシャのミコノス島で歌った『サウスポー』(3分38秒)。疾走感とカタルシスがあり大好きな曲。場所が場所だけに口パクかと思いきや、最後にマイクを置いた瞬間に「ゴツン」という音が入りライブと判明。プロ魂を見せつけられた。しっかし今見てもメチャクチャ激しい振付けだね。これをゼーハー言わずに歌いきる体力もスゴイ!

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美しいハーモニーと開放的なメロディーが心地良く、時々無性に聴きたく&歌いたくなるアバの『ダンシング・クイーン』(3分41秒)。この動画は歌詞付きなので、風邪をひいたジャイアンより音痴な僕は、一人の時にめちゃくちゃな発音で一緒に吠えていたりする。
で、久々に動画を再生したところ、リンク一覧に昭和アイドルの代名詞キャンディーズが歌う(3分33秒)ダンシング・クイーンがあった!期待半分、冷やかし混じりでクリックしたら、これが結構良い!最初のフレーズからオオッて身を乗り出した。こんなに上手いと彼女達の色んなカバーをもっと聴きたくなるなぁ。間奏の“ジュディ・オング舞い”は謎だったけど(笑)
そして、これを再生してる時に、リンクから「キャンディーズとピンク・レディーが共演」している夢みたいな『ペッパー警部』(3分4秒)を発見!僕らの世代には“奇跡の映像”っすよ。一緒に歌っているところを見ると、ピンク・レディーは背が高く、デビュー曲と思えないほどの存在感。時代の変化を予感させるものがあった。/で、今度はそこから「ピンク・レディーとモー娘。が共演」している『SOS&ザ☆ピ〜ス!』(4分27秒)と出合い、こんなコラボがあったのかとビックリ。モー娘。の顔ぶれを見ると人気最高潮の頃っぽい。歌の最後にピンク・レディーの2人が息切れし、ギャグで「もうできない」「冗談じゃないわ」と言ってたのがウケた。


101.ゲルニカ〜電離層からの眼指し
狂気という快楽。


102.都はるみ〜BIRTHDAY
『北の宿から』『BIRTHDAY』がいいね。特に後者は演歌にもかかわらず恋愛至上主義を正面から否定しており、絶対目からウロコ間違いなし!


103.アン・ルイス〜WOMANISUM3<泣くため用>


104.斉藤由貴〜ユキズ・ミュージアム


105.高石友也〜受験生ブルース


106.LUNA SEA〜MOTHER


107.THE MODS〜PROUD ONES
『それで満足かい?』(抜粋)※この歌はバブル全盛の頃に作られた。


108.戸川純〜昭和享年
強烈な彼女の個性が曲の中にその存在感を感じさせる。


109.チェッカーズ〜ザ・チェッカーズ
『I have a dream #2』※チェッカーズにもこんなシリアスな曲が!


110.メスカリン・ドライブ〜スプーニー・セルフィッシュ・アニマルズ
『TELL ME BABY』は短いながらも、彼女の“やってられっか”という怒りがよく伝わってくる。


111.爆風スランプ〜“青春玉〜学生時代”


112.杏里〜思いきりアメリカン
当時21歳の尾崎亜美が作曲し、17歳の杏里が大ヒットッさせた“オリビアを聴きながら”。このバラードは、歌詞がとにかく生々しい。この歌詞は言う方も言われる方も、共につらい、失恋経験者は平常心を保つことが困難な恋愛血みどろソングだ。特に2番の後半、僕はかつて全く同じことを言われたことがある…。(T_T)
ちなみに、オリビアは女性POP歌手オリビア・ニュートンジョンのこと(若い人は知らないと思うので念のため)。


113.森高千里〜古今東西


114.TRF〜WORLD GROOVE


115.すかんち〜OPERA


116.電気グルーヴ〜フラッシュ・パパ・メンソール


117.BACK-TICK〜殺シノ調べ


118.ユニコーン〜ザ・ベリー・ラスト・オブ・ユニコーン


119.SMAP〜006
『それが痛みでも』※教科書の歴史問題に触れており、耳を疑った。SMAPってこんな歌詞も歌うんだ。


120.ピチカート・ファイヴ〜TYO


121.今井美樹〜アイボリーII


122.山口冨士夫〜アトモスフィア1


123.パーソンズ〜Singin'


124.西村由紀江〜レスポワール


125.高橋真梨子〜コレクション


126.大沢誉志幸〜Yーnaive collection


127.久保田利伸〜BADDEST


128.石原裕次郎〜俺の人生
『俺の人生』のひらきなおりがいい。


129.BOOWY〜“SINGLES”


130.久宝留理子〜ヴォーカリーズ


131.ツイスト〜ベスト・ヒット・シングルズ
『あんたのバラード』は文句なしにカッコ良い!当時は“あたい”なんて歌詞の歌がオリコン1位になる素晴らしい時代だった。


132.森進一〜悲しいけれど


133.柳ジョージ〜ベスト・セレクション


134.嘉門達夫〜ザ・ベスト・オブ・嘉門達夫
『怒りのメドレー』『自転車』『家族旅行』は爆笑!


135.白鳥英美子〜ハートサイド


136.中山美穂〜Collection III


137.あがた森魚〜僕は天使ぢゃないよ


138.上々颱風〜上々颱風


139.財津和夫〜THE BEST OF KAZUO ZAITSU


140.長渕剛〜ステイ・ドリーム


141.藤井フミヤ〜エンジェル
『TRUE LOVE』。フミヤも声質が財産だね。


142.クリスタル・キング〜THE BEST


143.小椋佳〜RE BEST


144.小田和正〜Oh!Year!
『ラブ・ストーリーは突然に』。このサビの最初の2行は本当に素晴らしい。小説がまる一冊費やして語る恋愛の真実を、たった2行の言葉でよくぞ表現した。心から賞賛の拍手を送りたい!


145.久保田早紀〜ベスト・コレクション


146.宗次郎〜FRESH AIR


147.姫神〜ベスト


148.プリンセス・プリンセス〜SINGLES
『ダイアモンド』は元気さと繊細さを兼ね合わせていて、よく出来た曲だ。


149.八代亜紀〜花束(ブーケ)
『恋は火の川』は熱い、熱すぎる!


150.美川憲一〜「お元気?」



次点 フライング・キッズ〜ゴスペル・アワー



★YouTubeで聴く、カジポン特選・邦楽集!

今のポップスにも良い曲は多いけれど、60年代〜80年代の曲は、物語性のある歌詞が美しいメロディーで綴られ、心が心に語りかけてくる気がする。もちろん個人的な過去の体験もセットになって甦るので、感情移入が強くなっている部分はあるけれど。演奏時間は今の半分くらいなのに(2、3分で終わる曲が多い)、なぜか忘れられない。お気に入りの曲をいくつか紹介しますね。

●「悲しくてやりきれない/フォーククルセイダーズ」(3分10秒)…青春のやるせない歌詞と美しいハーモニーがタマラン。
●「悲しくてやりきれない/オダギリ・ジョー」(2分32秒)…同曲のオダギリ・ジョー版。映画「パッチギ」のサントラだけに入ってるレア・バージョン。素朴なオダギリ君の歌声がいい。っていうか、「天は二物を与えず」って嘘だろ…。イケメン、演技上手い、歌も良い、背が高い、もう勘弁してくれって感じです(笑)
●「異邦人/久保田早紀」(3分30秒)…歌詞が出るので一緒に歌える!久保田さんの遠くを見る目線がいい。笑えるのは背後のセット。本物のラクダがスタジオにいる!(殆どヌボ〜っと立ってるだけ)
●「時代おくれ/河島英五」(4分44秒)…全オッサン号泣。故・阿久悠さんが書いたこの詩には、大長編文学に匹敵する“人生”が描かれているかと!故・河島英五さんも素晴らしい熱唱!
●「青春の影/チューリップ」(4分13秒)…財津和夫さんの透明感のある声とドラマチックな楽曲。映画を1本観た気分。ファンの間で高い評価を得ている1976年のバージョンっす!(オルガンもコーラスもいい!)
●「あの素晴らしい愛をもう一度/フォーククルセイダーズ」(3分15秒)…最後にもう一曲フォーククルセイダーズの名作を。せつない歌詞と疾走感のあるメロディーが良いんだよね〜。

●「勝手にしやがれ/沢田研二」(1分20秒)…ジュリーのフェロモン大爆発。中盤の帽子投げがカッコ良すぎる!ファンの歓声も入って当時の人気ぶりがよく分かる。あと、紅白バージョン(2分38秒)は2番の「ワンマンショーで」まで入ってマス。
●「心の旅/チューリップ」(3分31秒)…何年か前にCMで使われたので、知っている若い子も多いんじゃないかな!しかしもう35年も昔の曲になるのか〜。
●「愛はかげろう/雅夢」(4分9秒)…心に浸みるメロディーライン。この2人は今でいう“ゆず”的なフォーク・デュオだけど、寂しげなたたずまいが何とも言えない。4分間の映像なのに、左の人のアップがたった2回しかないのが可哀相すぎる。
●「22才の別れ/風」(3分19秒)…この曲も切々と歌うフォーク・デュオ。この時代って現代のように元気ハツラツ&高らかに希望を歌い上げる曲は少ないんだよね。だがそこがいい。※男が振られる時の歌詞「あなたはあなたのままで変わらずにいて下さい」、コレ、僕が好きな女性が“全く同じセリフ”を僕に言って、他の男とくっついたことがあり、軽くトラウマに…。“今の振られた俺のままで変わるなって、ど〜すりゃいいの!”って布団に突っ伏した二十歳の夜(いや、正確には27だったです…)。
●「季節の中で/松山千春」(3分5秒)…頭がフサフサの頃の松山千春。「登る朝日のまぶしさの中、はるかな空を目指し、はばたけ高く、はばたけ強く、貴方の旅が始まる」。良い歌詞!客席が聴き入り、ライブということを忘れてしまうほどの会場の静けさだ(2分過ぎてから微妙な手拍子が起きる)。美声に聴き惚れるッス

●「翼をください/赤い鳥」(2分41秒)…中学の頃にもうこの曲は音楽の教科書に載っていた。発表から教科書掲載までアッという間の名曲。後年赤い鳥はハイファイ・セットと紙ふうせんに分裂。
●「ささやかなこの人生/風」(3分49秒)…爽やかなメロディーで心の痛みを歌い上げた青春の一曲。冒頭の「花びらが散った後の桜がとても冷たくされるように、誰にも心の片隅に見せたくないものがあるよね」からツカミOK。最後の「ささやかなこの人生を喜びとか悲しみとかの言葉で決めて欲しくはない」もいいね。※子供時代、お袋がこのシングル・レコードを買ってきた。日曜の昼はいつもエンドレスでかかってたなぁ。
●「あずさ2号/狩人」(2分55秒)…歌詞の「こんな形で終わることしか出来ない私を許して下さい」「私はあなたから旅立ちます」って、多くを語らずとも、本当に苦しかった恋に決着をつけるんだなぁと伝わってきた。小さい頃に流行った曲を大人になって聴き直すと、深さを再発見する事が多い。※この時代って、男性が女性の立場になって歌う曲が多いよね。特に「神田川」とかフォークは。今は殆どそんな曲はない。何が背景になった現象だったんだろ。
●「あの日に帰りたい/荒井由美」(3分28秒)…ユーミンの荒井由美時代の神曲。ノスッタルジックな旋律が浸みる。
●「卒業写真/ユーミン」(3分51秒)…「あなたは私の青春そのもの」。もうね、このフレーズを聴く度に胸が激詰まりっすよ。皆さんにとっての“青春そのもの”の人はどんな人かな。※荒井由美&ハイファイ・セットという激レアバージョン(3分9秒)もアップされている!
●「やさしさに包まれたなら/ユーミンとオールスターズ」(3分24秒)…バックバンドがあり得ないほど豪華メンバー!「大人になっても奇跡は起こるよ」って、この曲を聴く度に“ありがとうユーミン!”と心の中で叫ばずにはいられないッス!






Illustrationヒット・アルバムに、もの申す Illustration

★近年のJ-POPを見渡すと、次の条件に当てはまる曲が圧倒的に多い!

●極度の恋愛依存症。しかも他人に“幸せにしてもらう”歌ばかり。何も与えない。
独り者は幸せになれないという大前提があり、その異常な強迫観念に閉口。
●エールの歌は肝心の歌詞に説得力が乏しく、その結果、口先だけに聞こえてしまう。
●アルバム一枚全曲ラヴソングで、社会に対する思想性・メッセージ性のカケラもない。
●曲の始めがいきなりサビで始まる売れ線狙いミエミエの曲。構成が単純すぎ。
●原曲を台無しにするカバー&アレンジ。ほとんど冒涜。

洋楽には男女の愛ではなく人類愛を歌ったものが多い。後期ビートルズのアルバムはラブソングは僅かしかなく、世界と自分との係わり合いや精神的なメッセージなどを歌ったものがほとんど。現在ロック界の頂点にいるU2は、人種差別や貧困問題、環境保護にも注目している。見ているものが“世界”なんだ。僕は恋愛ソングを否定しないけど、J-POPはあまりに視野が狭すぎ、個人的で目先の幸せしか見ていない曲が多い。もちろん、そうじゃない曲も中にはある。だけど、市場に出てくるのはラブソングのオンパレード。メッセージ・ソングだけじゃ堅苦しいとはいえ、もう少し、恋愛以外のことにも目を向けて欲しい(そしてそれがヒットして欲しい。SMAPの「花」みたいに)。そう、切に願ってます。












オヌシは 番目の旅人でござる