史上最強の超名作洋画
ベスト1000


  401〜500位  

1〜100位  101〜200位  201〜300位  301〜400位 401〜500位
 501〜600位  601〜700位 701〜800位 801〜900位 901〜1000位
 次点1001位〜


401.眼下の敵('57)98分 米
※アカデミー賞(1958)特殊効果賞

402.嘆きの天使('30)107分 独
コケコッコーはトラウマに…。

403.波止場('54)108分 米
※アカデミー賞(1955)作品賞、主演男優賞、助演女優賞、監督賞、脚本賞、撮影賞、美術監督・装置賞、編集賞/ヴェネチア国際映画祭(1954)サン・マルコ銀獅子賞、イタリア批評家賞/NY批評家協会賞(1954)作品賞、男優賞、監督賞

404.エクスカリバー('81)141分 英
※カンヌ国際映画祭(1981)詩学貢献映画賞

405.アンドロメダ・・・('71)130分 米


406.ミクロの決死圏('66)100分 米
※アカデミー賞(1967)美術監督・装置賞、特殊視覚効果賞

407.クローバーフィールド('08)85分 米
映画を超えた体感型アトラクション。モンスター映画の歴史を塗り替える作品。予備知識なしで鑑賞した方がキャラと一体感があるので内容紹介は最低限に止めておく。舞台は夜のNY。海外に転勤する友人の送別会をしていると、突然街が謎の巨大生物に襲われる。ビデオカメラを掴んで通りに飛び出すと、目の前に飛んで来たのは(予告編にある)“自由の女神”の頭。そこから始まる空前絶後の逃避行。全編が手持ちカメラで撮影された記録映像なので、観客は事件に巻き込まれた1人としてNYを駆けずり回る。モンスターの正体は何なのか?どこから来たのか?何も分からないまま展開するが、この映画に関してはそれでいい。もし自分の町が怪獣に襲われてパニックになれば、怪獣の目的や生まれた原因なんか考える余裕などない。僕はゴジラやガメラなどで巨大生物に慣れ親しんできたけど、これまでの怪獣映画にはない、尋常ではない緊迫感があった。あくまでも“記録映像”なので、パニック映画なのにBGMは一切ない。1台のカメラだけで映画を作るので、ワイドショットや相手目線のリバースショットなど、通常のテクニックが何も使えない。その制約の中でよく組み立てたもの。冒頭の20分は退屈なパーティ映像。しかし、ここで20分をかけて人物に肉付けがされたからこそ、非現実的な逃避行の中でも感情移入ができた。ジェット・コースターに例えるなら、上り坂をカタカタカタと上がっていくのが最初の20分で、そこから後は映画のラストまで急勾配を真っ逆さま。上映時間は85分しかない短い映画なのに、巨大怪獣、チビ怪獣、ウイルス、全部が入った幕の内弁当状態。記録ビデオは平和な頃に撮った幸せなデートのテープに重ね撮りされたもの。このアイデアが効いている。崩壊したNYの映像の狭間に幸福なデートの様子が残っており、強烈なコントラストとなって現在の悲劇を浮かび上がらせていた。DVDで観たら面白さは90%減!スクリーンで観なきゃ観たと言えないッス!
※ずっと手持ちカメラで撮られている為に終始「手ぶれ」画像になっており、「映像酔い」の恐れがある。できるだけ後方の席に座るべし!『グエムル』『宇宙戦争』『ブレアウィッチ・プロジェクト』を掛け算した映画。
※マレーナ最高。ハッドのウザさはアカデミー賞もの(笑)。


408.大理石の男('71)161分 ポーランド
※カンヌ国際映画祭(1978)国際映画批評家連盟賞

409.007/私を愛したスパイ('77)125分 英


410.ランボー/最後の戦場('08)91分 米
「目的もなくムダに生きるか、何かのために死ぬか、お前が決めろ」--生還率0%の人質救出作戦に参加することを尻込みする者にランボーはこう言い放つ。もう行くしかない。ランボー(スタローン@62歳)がミャンマーの国軍を相手に怒りを爆発。今のミャンマー政府は総選挙で大敗したにもかかわらず、軍事クーデターで政権を奪取した軍事政権だ。冒頭でジャーナリストの長井さんが銃撃される場面が映るなど、最初から最後まで緊張感が貫くシリーズ完結編。独立を求める少数民族(カレン族)とこれを弾圧するミャンマー軍の戦いは、60年も続いている世界一長い内戦だ。ある日、破壊された村へ救援物資を送り届けた米国の慈善団体が、ミャンマー軍に拉致される事件が発生する。救出に向ったのは5人の傭兵とランボー。ミャンマー軍は捕虜に地雷原を走らせて賭けをしたり、文章では書けないような残虐行為をやりたい放題。激怒したランボーが放った弓矢が国軍兵士の頭を貫通する。ここからはもう、四方で肉片が飛び散り、血煙があがり、正視できないような人体破壊シーンの連続。主人公だからといって血の出ない殺し方をする訳じゃなく、ナイフで首をグッサリ。特に彼が機関砲を撃ちまくるシーンは、なんというか、敵は手足が残れば良い方で、人間の原型を留めていない。撃たれた人間は痛さを感じる間もなくバラバラに砕け散る。ここまで行くと戦いに勝利しても爽快感やカタルシスなどあろうはずもなく、死体の山がランボーや観客に与えるものはやり場のない虚無感。この映画ではハリウッドでタブーとされてきた女性や子供の虐殺シーンも描かれるし、村人の死骸は放置されて変色しハエにたかられるなど非情なまでにリアル。今までも死体の山を映した映画はあるけど、画面から腐臭まで漂ってきたのは本作品が初めて。『プライベート・ライアン』以降、戦争シーンのリアルな表現が主流になる中、行き着くところまで行った感じ。撮影はミャンマーに隣接するタイのジャングルで敢行され、連日35度を超える過酷な環境の中で、蛇に咬まれ虫に刺されながら行われた。物語の展開に欠かせない水上戦闘のシーンは、川の水位が低かった為に、わざわざダムを建設してまで撮影したという。スタローンは本気だ。この映画を観たカレン族の元傭兵いわく「(国軍の残虐行為を)日本を始め多くの国の人々はあまり知らない。現地を知る私から見ても、映画という制約のある中で、よくぞここまでやってくれたという思いで胸を熱くしたほどだ」。あまりにエグいシーンが続くので万人には薦めにくい。でも本作品が“残酷すぎる”という批判に対し、スタローンはこう答えている「映画の残虐シーンはむしろ生やさしい光景だ」。勇気を出してこの映画に参加したミャンマー出身者の中には、出演を理由にミャンマーにいる家族を刑務所に入れられてしまった人もいることを付け加えておく。85点。※ランボーとロッキーの人物像の違いをスタローンはこう語る「ロッキーは究極の楽観主義者で、人を信じて愛し、何かを与える寛大さを持っている。一方、ランボーは究極の悲観主義者。ダークサイドを持ち、残虐で本能的な部分もある。僕のキャリアでこの2つのキャラクターが与えられたことは驚くべき事だ」。


411.スクール・オブ・ロック('03)110分 米
サイコーに面白かった!アマチュアのロック・バンドをクビになった男が、名門小学校の先生になる物話。生徒の父母や校長に内緒で作った“裏・時間割”がすごい。算数や社会も全部ロックにからめたものに変え、朝から「ロック音楽史」「ロック鑑賞」「楽器練習」という臨時カリキュラムがびっしり。ひたむきにロックの魅力を子どもに訴え続ける姿は、実にピュアで見てて気持いい。低予算の映画でビッグ・スターも出ていないけど、そんなの全然関係ナッシング。映画的な面白さは突き抜けたものがあった!

412.L.A.コンフィデンシャル('97)138分 米
昔から警官汚職内部告発モノに駄作はない。創られた分だけ名作になる。これほど安定したジャンルが他にあろうか!それだけ警官の犯罪はバラエティに富み、ネタに事欠かないということか。
※アカデミー賞(1998)助演女優賞、脚色賞/NY批評家協会賞(1997)作品賞、監督賞、脚本賞

413.ミツバチのささやき('73)99分 スペイン
少女と負傷兵の心の交流。なんとも静かな映画だった。こういう美しい映画は世界の財産っす。


414.マルホランド・ドライブ('01)146分 米
観終わった直後はここまで高い順位ではなかった。後半があまりに難解で、正直チンプンカンプンだったから。「きっと監督自身も物語の収拾がつかなくなって、中途半端に投げ出したのだろう」そんな風に考えていた。自分は愚かだった!監督のインタビューや解読サイトを読んで、自分が作品の奥深さをいかに理解していなかったかを悟った!“難解”どころか、これほど映画全体に親切なヒント(小道具や意味深なセリフ)が散りばめられているミステリーはない。単に自分がそうしたヒントを全部見落としていただけだ!ワシのアホ!そして、なんと悲しいラブストーリーだったのか。物語の複雑かつ見事な構成、情感たっぷりの美しい音楽、俳優たちの名演。さすがカリスマ&鬼才と呼ばれるだけある!
※カンヌ国際映画祭(2001)監督賞/NY批評家協会賞(2001)作品賞

415.ライフ・オブ・デビッド・ゲイル('03)131分 米
死刑制度の是非を問う映画はこれまでに何本も作られきたけど、こんな斬新な(そして壮絶な)物語は初めて。単に冤罪の問題定義をするだけでなく、サスペンスとしても良く練られていた。役者も上手い。犯人探しと衝撃の結末は、ミステリー・ファンも満足するのでは。(ダーッ!ミステリー映画ともいえるので、何を書いてもネタバレになり、何も書けない!)

416.ピアノ・レッスン('93)121分 豪
マイケル・ナイマンの音楽が素晴らしすぎる!ヒロインのダンナさんがちょっと可哀相だよね…。ハーヴェイ・カイテルの存在感はハンパない。
【ネタバレ文字反転】
ピアノと一緒に水底に沈んでいく劇的なシーンで、“さあ今から泣くぞ”と気合入れた直後に肩透かしをくらった時の、あのやり場のない感情をどう処理すればいいのか。あそこで昇天していたらこの映画はTOP100確定だった。
※アカデミー賞(1994)主演女優賞、助演女優賞、脚本賞/カンヌ国際映画祭(1993)パルム・ドール、女優賞/NY批評家協会賞(1993)女優賞、監督賞、脚本賞

417.ボーン・アイデンティティ('02)119分 米
ド派手な特撮はないが、脚本でグイグイひっぱる良作だった。火薬を大量に使うだけのカス映画が多い中、久しぶりにまともなサスペンスに出会えた。マット・デイモンは優等生っぽくて苦手だったけど、この作品で高感度アップ。

418.セブン・イヤーズ・イン・チベット('97)126分 米
壮大なチベット寺院のセットに感嘆!悲劇の歴史の勉強にもなった。
※このセリフは思わずメモった!「解決できる問題をあれこれ悩むのはムダ、解決できぬ問題をくよくよ悩むのもムダ」

419.ベスト・フレンズ・ウエディング('97)104分 米
この作品は毎年ハリウッドで大量生産されるラブコメの中でも快心の一作だね。超オンチが判明したキャメロン・ディアスやヒロインの親友(ゲイの彼)などワキを固める役者たちの好演が光っていた。ラストも安易な路線に走らず粋に終わった。

420.フランスの思い出('87)107分 仏


421.ノートルダムの鐘('96)90分 米
主人公の名はカジモド。僕の名はカジモト。これが感情移入せずにいられようか!僕の祖先はフランス人ではと、かねてから思ってたけど、これで実証されたようなもの。これからは僕をムッシュとお呼びあれ(笑)。ちなみにフランス語のカジモドは“出来損ない”という意味。これもまた僕に相応しく、ちょっと嬉しい。


422.ブエノスアイレス('97)98分 香港・日本
なんつってもピアソラの音楽がいい!得点の4分の3は音楽。
※カンヌ国際映画祭(1997)監督賞


423.父の祈りを('93)133分 英・米
こういう良心的な作品に出会えることが、映画ファンであり続けるモチベーションになる。
※ベルリン国際映画祭(1994)金熊賞


424.レベッカ('40)130分 米
※アカデミー賞(1941)作品賞、撮影賞

425.自由の幻想('74)104分 仏


426.銀河('68)102分 仏・伊


427.ミッドナイト・ラン('88)126分 米


428.情婦('57)117分 米


429.ロミオ+ジュリエット('96)120分 米
映画の冒頭、スタイリッシュなモンタギューとキャピュレットの対決シーンに身を乗り出した。ディカプリオの熱演もあり、「これは神映画かも」と思ってたら、楽しみにしていたバルコニーのシーンがプールに改悪…原作ファンの僕はトホホ。
※ベルリン国際映画祭(1997)銀熊賞(男優賞)


430.ニュールンベルグ裁判('61)194分 米
※アカデミー賞(1962)主演男優賞、脚色賞/NY批評家協会賞(1961)男優賞、脚本賞

431.天国から来たチャンピオン('78)101分 米
※アカデミー賞(1979)美術監督・装置

432.タイム・ウィル・テル('91)86分 英


433.シェルブールの雨傘('63)91分 仏
※カンヌ国際映画祭(1964)パルム・ドール

434.我等の生涯の最良の年('46)170分 米
勝ち戦の第2次大戦でも、米兵の心に戦争後遺症が残っていたことを知った。
※アカデミー賞(1947)作品賞、主演男優賞、助演男優賞、監督賞、脚色賞、編集賞/NY批評家協会賞(1946)作品賞、監督賞

435.ガントレット('77)115分 米


436.レ・ミゼラブル('95)174分 仏
※ゴールデン・グローブ(1995)外国映画賞

437.リトル・ダンサー('00)111分 英
親父さんの涙だけで映画代のモトはとった。最後にアダム・クーパーがもっとグルグル踊っていればTOP100に入ったかも。

438.未来惑星ザルドス('74)106分 英


439.クリムゾン・タイド('95)115分 米


440.カイロの紫のバラ('85)82分 米
※カンヌ国際映画祭(1985)国際映画批評家連盟賞/NY批評家協会賞(1985)脚本賞

441.地下鉄のザジ('60)93分 仏


442.ロジャー・ラビット('88)104分 米
※アカデミー賞(1989)特殊視覚効果賞、編集賞

443.黒猫・白猫('98)130分 仏・独・ユーゴ
世界の火薬庫と言われている旧ユーゴが舞台ということで、見る前は沈痛な作品だと思っていた。ところが始まってみると、民衆の底抜けにパワフルでギラギラした生命力に心底から圧倒された。また、バルカン半島の激しくエネルギッシュな民俗音楽(ブラスバンド)にフラフラになった。えらく体力のいる映画だった。(監督の誕生日が僕と同じ11月24日なので、順位に手心アリ)
※ヴェネチア国際映画祭(1998)監督賞

444.友へ チング('01)118分 韓国


445.ヘンリー5世('89)137分 英
※アカデミー賞(1990)衣裳デザイン賞/NY批評家協会賞(1989)新人監督賞

446.リービング・ラスベガス('95)112分 米
※アカデミー賞(1996)主演男優賞/NY批評家協会賞(1995)作品賞、男優賞

447.インサイダー('99)158分 米
この作品は、近年稀に見る硬派な社会派サスペンスの傑作だ。タバコの有害性をタバコ会社の社員が内部告発し、企業側があらゆる方法で彼を脅迫するという内容(実話)で、企業、マスコミ、人物、そのすべてが実名ってのがすごい。ラッセル・クロウの鬼気迫る演技は見もの。こういう作品がハリウッド資本で作られることに、アメリカ社会の良心を感じる。アル・パチーノも好演。

448.英雄/HERO('02)99分 香港・中国
秦VS趙の激戦や映像の美しさに息を呑んだ…が、惜しいかな、途中まで物語のテンポが良かったのに、後半3分の1はまったく話が進行せず、退屈を超えて拷問だった。基本的にスローテンポの“雰囲気映画”も好きだけど、それだって限度がある。惜しい。(始皇帝の涙は良いシーンだ)
※NY批評家協会賞(2004)撮影賞/ベルリン国際映画祭(2003)アルフレード・バウアー賞

449.ムーラン・ルージュ('01)128分 米
映像は噂通り、凝りに凝っていた!まさに色の洪水。ズーム、ロングショット、特撮が多用され、冒頭から頭はクラクラ。設定が100年前のショウなのに、音楽はエルトン・ジョン、ニルヴァーナ、ポリス、マドンナを使っていて、実に斬新だった。肝心のストーリーは…最後の5分で盛り下がったのが残念。う〜ん、惜しい。ま、好みの問題か。

劇中で使用されてるエルトン・ジョンの“僕の歌は君の歌”(原題ユア・ソング)の後半が、あまりに良い歌詞なので紹介!

「♪屋根に座り爪先で苔を蹴りながら  考えあぐねながら生み出したこの歌
優しい太陽はその間僕を見守っててくれた  君のような人がこの歌に魂を
吹き込む  許してほしい舞い上がってる僕を  グリーンかブルーかその区別
もつかない僕  ただ分かるのは君に捧げるこの想い 僕は永遠に君の虜
皆に言うがいい “これは私の歌”と  ささやかで小さな歌だけど君に捧げよう
どうか気に入って欲しい 僕の想いをつづった歌を  ああ、生きるって素晴ら
しい この世界を君と分かち合いたい!」

人間って、こんな素敵な歌を作っちゃう生き物なんだよネ〜。
※アカデミー賞(2002)美術賞、衣裳デザイン賞

450.ライト・スタッフ('83)160分 米
※アカデミー賞(1984)作曲賞、音響賞、音響効果編集賞、編集賞

451.オーケストラ!('09)119分 仏
音楽が持つ“力”を描いた作品。主人公はソ連政府のユダヤ人弾圧で名門オーケストラを追われた元指揮者。30年後、ひょ んなことから楽団再結成のチャンスが到来し、パリ公演に向けてバラバラになった元楽団員が再結集。だが、ブランクが長すぎて気持ちが一つにならず、音も不 安定で酔いどれている。果たして無事に公演できるのか?後半のコンサートまではベタな“元楽団員の再結集もの”。いわゆるドタバタ喜劇。ラストの10数分 間のチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」で空気が激変する。
【以下ネタバレ文字反転】極 寒の流刑地で横死した名バイオリニストを讃えた「アンヌ=マリーのために」の一言と、出生がいわくつきの女性ソリスト(バイオリン)の音を聴いた瞬間に稲 妻が走り、一気に楽団員たちが時間の壁を突き破っていく様子に鳥肌。演奏中にみるみる音も魂も甦っていく。リハなしでいきなり名演というのはアレだけど、 それを許せてしまうくらいに音楽が良い。他にも、見かけがとても胡散臭かったり、見すぼらしくても、その人がヴァイオリンの弓を握って一音出しただけで、場の空気がガラリと変わり、偏見を抱いて彼を見ていた人が自身を恥じるエピソードも好き。


452.海を飛ぶ夢('04)125分 スペイン
尊厳死というハードな内容、それも実話にもかかわらず、主人公がユーモアに富みジョークばかり言うので、劇場では笑いが絶えなかった。どう死ぬかという問題を通して、どう生きるかということを問いかけてきた作品だ。主人公の夢想シーン(窓から羽ばたいて野を越え山を越え、海岸まで飛んでいく夢)はBGMのプッチーニのオペラ「トゥーランドット/誰も寝てはならぬ」の名曲と相まって、めちゃくちゃ感動した!※アカデミー賞(2005)外国語映画賞/ヴェネチア国際映画祭(2004)男優賞、審査員特別賞

453.ファントム・オブ・パラダイス('74)94分 米


454.1900年('76)316分 伊・仏・西独


455.セルピコ('73)130分 米
※ゴールデン・グローブ(1973)男優賞

456.WALL-E / ウォーリー('08)97分 米
ロボットの純愛ラブストーリー(CGアニメ)。最初はセリフも表情もない主人公に共感できるか不安だったけど、愛らしい仕草や身体の震え方にキュン!みるみる感情移入させてしまうのがスゴイ。背景に描かれた廃墟となった地球の風景も超絶クオリティ。映画のコピーは「700年、ずっと一人ぼっちだったから、ずっと一緒にいたかった」。この映画は“もし人類が地球を脱出することがあって、一台だけロボットのスイッチを切り忘れたら、そのロボットはどうなる?”というアイデアから生まれた。前半のウォーリーの日常を描いた他愛もないシーンが、いじらしくてジワッときた。ウォーリーが好意を寄せるイヴの笑った目はこっちも嬉しくなるし、お掃除ロボもお気に入り。ただ、ピクサー社がこれまでに作ってきた「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」「ファインディング・ニモ」などに比べると、物語の深みに物足りなさはあった。でもそれは、“セリフが話せない”という圧倒的に不利な条件を考えると、他作品と同列で比べるのは可哀相っす。ゴキちゃんの生死を観客に心配させた映画は後にも先にもこの映画だけだろう(笑)。
【以下ネタバレ文字反転】→エンディングにシビレた!ロボットと人類の新しい歴史を、古代エジプト壁画、スーラ、ゴッホの画風で表現するなんてツボすぎる。絵がCGになってもアナログ絵へのリスペクトを忘れないっていう絵描きのハートを感じた。地球に戻るつもりがないのにオートが植物を探査させてた理由や、祖先の2度目のメッセージを隠してた理由がスルーされるなど、ツッコミどころ満載の脚本だけど、スクラップ寸前のポンコツ・メカが団結してウォーリーを助けるとか、クールなイヴが懸命にウォーリーを守るとか、グッとくる場面がたくさんあったので、細かいことは気にしない。人類が自力で歩くシーンで「2001年宇宙の旅」の如く“ツァラトゥストラ”が流れたのもオイシかった♪
※まさかゴキブリのことを心配する瞬間が自分の人生に訪れるとは思いもしなかった(笑)。


457.誓いの休暇('59)88分 ソ連
※カンヌ国際映画祭(1960)ユース賞(海外作品)

458.カジュアリティーズ('89)114分 米


459.酒とバラの日々('62)117分 米
※アカデミー賞(1963)歌曲賞

460.熱いトタン屋根の猫('58)108分 米


461.靴をなくした天使('92)118分 米
雑誌に『男版シンデレラ』と書いてあったのでパスしてたけど、この前何気なく観始めて釘づけに。特に中盤以降の盛り上げ方に唸りった。


462.バーバー('01)116分 米
※カンヌ国際映画祭(2001)監督賞

463.スーパーマン2・冒険編('81)126分 米


464.続・猿の惑星('70)96分 米
核戦争後のNY。猿、人間、ミュータントの三つ巴の戦いを描く。ラストシーンの衝撃は、映画ファンの間で語り草になっている。僕自身、これほどブッ飛んだラストシーンを他に見たことがない。しばらく思考停止に陥った。
【ネタバレ文字反転】
「人間は悪だ!破壊以外何もできん能無しだ!」「この…クソッタレ!」ゴゴゴゴゴ。『大宇宙の銀河系にある、数え切れない天体のひとつに、中型の恒星がある。その周りを回っている星のひとつ、緑豊かな、取るに足らない惑星が、今、消滅した』
山ほどあるハリウッド映画の中で、地球そのものが消滅してしまう映画は、自分が知る限りこの作品だけ。それを考えると、何でもハデ好きなハリウッドといえども、キリスト教的な宗教上の抵抗感からか、ここまでするのは抵抗があるのかもしれない。(神が創った世界を吹き飛ばすのは、映画といえども踏み切れないのかも)



465.トロン:レガシー('10)126分 米
CGをふんだんに取り入れたバトルの見せ方がクール&スタイリッシュ。電脳ワールドのどんな壮大な光景よりも朝陽の方が美しいと認識させてくれる脚本も良い。特筆したいのは音楽!重厚なデジタル・サウンドが心地良く、映画鑑賞の翌日にはサントラを購入してしまった!もう何回このCDを聴いたか。『インセプション』のサントラと並ぶ近年の名盤。


466.わが命つきるとも('66)120分 英
※アカデミー賞(1967)作品賞、主演男優賞、監督賞、脚色賞、撮影賞、衣装デザイン賞/NY批評家協会賞(1966)作品賞、男優賞、監督賞、脚本賞

467.グッドモーニング・ベトナム('87)120分 米
R・ウィリアムズ扮する米軍向けラジオの人気DJが主人公。ベトナム戦争当時、大統領や将軍までブラック・ユーモアのネタにしたことで軍の上層部が激怒し、放送禁止処分をくらった伝説のDJだ。ルイ・アームストロングの名曲「素晴らしきこの世界」が劇中で使用されたことから、以降、戦場シーンで同曲を使用するTVドキュメンタリーなどが多発する。

468.アメリカン・ヒストリーX('98)120分 米

人種問題を扱った映画だ。この作品は「(他人種への)怒りに身をまかせるには人生は短すぎる」と訴える。もう、この言葉に尽きるとしか言いようがない。

(主演のエドワード・ノートンは振り返る)「オファーが来た時、別の作品の誘いもあった。そっちは初の超大作で出演料も半端じゃなかったけど、それを断ってこの作品に出たんだ。決断する時、こう考えたのを覚えてる。“こんな役はこれっきりだろう。もう二度と来ないかもかもしれない。でも最悪の結果もありうる…胸にカギ十字だし…。この役をやって一体何の意味がある?でも上手くいけば衝撃的な作品に…観客の心を揺さぶり、今この国で何が起きてるのか考えさせる、そんな作品になるはずだ。やる価値はある!”と」。

469.紅夢('91)125分 香港・中国
※NY批評家協会賞(1992)外国映画賞/ヴェネチア国際映画祭(1991)銀獅子賞

470.フライド・グリーン・トマト('91)130分 米


471.マルクス兄弟・オペラは踊る('35)91分 米
なんといっても圧巻は“船室おしくらまんじゅう”だ!久々に笑いすぎて呼吸困難を味わった。


472.スローターハウス5('72)103分 米
※カンヌ国際映画祭(1972)審査員賞

473.バウンド('96)108分 米


474.インディペンデンス・デイ('96)145分 米
初めて劇場で観た時、月や地球に影が出来るくらい巨大なUFOにエキサイトした。アメリカ万歳映画ではあるけど、このノリはアリ!
※アカデミー賞(1997)視覚効果賞


475.靴みがき('46)90分 伊
※アカデミー賞(1948)特別賞

476.夜と霧('55)32分 仏


477.恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ('89)109分 米
評判通りの大人の映画。安易なラストシーンじゃなかったことに好感。
※ゴールデン・グローブ(1989)女優賞/NY批評家協会賞(1989)女優賞


478.アメリカン・グラフィティ('73)110分 米
※NY批評家協会賞(1973)脚本賞
479.17歳のカルテ('99)127分 米

界性人格障害(ボーダーライン・ディスオーダー)と診断され、病院に入れられる主人公。異常と正常の違いを何を基準に判断するのか、どこからが異常という境界なのか、そういったことを考えさせられた。「あたしのどこが好きなの?」「ただ好きなんだ」という会話に、いつも“自分はなぜ好きなのか”と考え過ぎる僕は、カコンと頭を叩かれた気がした。
※アカデミー賞(2000)助演女優賞
480.シャイニング('80)119分 英


481.ユージュアル・サスペクツ('95)105分 米
犯人のカイザー・ソゼが意外すぎた!登場人物が脇役まで名演技するので観ていてゾクゾク。冒頭から作り手の美学がプンプン匂ってきた。
※アカデミー賞(1996)助演男優賞、脚本賞/NY批評家協会賞(1995)助演男優賞


482.裏窓('54)113分 米
※NY批評家協会賞(1954)女優賞

483.鉄道員('54)115分 伊


484.戦火のかなた('46)114分 伊
※NY批評家協会賞(1948)外国映画賞/ヴェネチア国際映画祭(1946)特別賞

485.わが教え子、ヒトラー('07)95分 独
「この時間は贈り物なんだ 」が重い。


486.処刑人('99)110分 米
撃って撃って撃ちまくりの映画。法で裁けぬ悪党どもに死の制裁を加えるハイテンション兄弟の物語だ。僕は基本的に死刑制度には反対だし、犯罪者を裁判抜きであの世に送るなんてもってのほかだと思っているが、この作品の爽快さ、あれは何なのだろう!?兄弟を追うFBI捜査官はウィレム・デフォーなんだけど、彼もまたブチ切れ系のキャラで、後半の物語の展開がえらいことに。続編希望!!

487.リロ&ステッチ('02)86分 米
最高!ストーリーもいいけど、キャラの動きにすごく生命力がある!極悪モンスターと少女の友情を描いており、劇場は涙、また涙。隣席にいた学生(?)は嗚咽していた。両者が出会う場面から、すでに自分もウルウルきてた。全然悲しい場面じゃないところで泣けてくるのは名作の証拠!

488.俺たちは天使じゃない('55)106分 米


489.山の郵便配達('99)93分 中国

山間の寒村を3日間かけて郵便物を届ける2人の男と一匹の犬。各村々では素朴な心の交流が待っている。映画のテンポは歩調にあわせたゆっくりしたものだが、“歩き”でしか見えてこない世界が丁寧に描かれ、自分も彼らと道行を共にしている錯覚を味わった。酸素だらけの山の空気、ひんやりした川の水、むせ返る様な草の匂いが僕を包み込んだ。セリフの少ない地味な作品だが、登場人物の優しい瞳がいつまでも心に残る珠玉の1本だ。ハリウッド映画の爆音や銃声が最近キツくなってきてるので、こういう作品は本当にありがたい。
490.チョコレート('01)113分 米
ハル・ベリーがアカデミー主演女優賞をとった話題作。心に傷を追った2人の男女が、共に生きる姿を静かに追った良作。人ってすごく落ち込んでても、チョコレート・アイスクリームを食べると不思議に元気が湧いてくるよね(状況は何も変わってなくても)。つくづく人間って面白いな〜って思う。
※アカデミー賞(2002)主演女優賞/ベルリン国際映画祭(2002)銀熊賞(女優賞)

491.禁じられた遊び('51)87分 仏
※アカデミー賞(1953)名誉賞/ヴェネチア国際映画祭(1952)サン・マルコ金獅子賞/NY批評家協会賞(1952)外国映画賞

492.ウルヴァリン: X-MEN ZERO('09)108分 米・豪・ニュージーランド
寿命の長いミュータントたちが、近世アメリカの戦争(南北戦争、第1次大戦、第2次大戦、ベトナム戦争)に時空を超えて出陣していく…このオープニングシーンのスケールの大きさにまず唸った。ストーリーも裏切りあり、熱いバトルありで息つく暇なし!ただ、ウルヴァリンを助けてくれた老夫婦の運命はトラウマになりそう…。


493.アメリカの夜('61)110分 伊


494.戦争と平和('56)208分 米・伊
※ゴールデン・グローブ(1956)外国映画賞

495.イヴの総て('50)138分 米
アカデミー賞(1951)作品賞、助演男優賞、監督賞、脚色賞、衣装デザイン賞、録音賞/カンヌ国際映画祭(1951)審査員特別賞、女優賞/NY批評家協会賞(1950)作品賞、女優賞、監督賞

496.地下室のメロディ('63)121分 仏
※ゴールデン・グローブ(1963)外国映画賞

497.メリーに首ったけ('98)119分 米
作品中の数々の差別発言はワーストもの。それでもベスト上位なのは、差別発言をする健常者がアホ度120%オーバーなので、目くじら立てて怒ることがナンセンスに思えてしまうからだ。また、一線を越えたシモネタのオンパレードにはいつしか感動すらおぼえていた(髪を立てる台本を受け入れたキャメロン・ディアスに拍手。大抵の女優はあそこで役を降りるハズ)。僕も劇場で“ギブス犬”ぬいぐるみを買った。
※NY批評家協会賞(1998)女優賞

498.天と地('93)141分 米
オリバー・ストーンはアメリカ映画界に殆ど友だちがなく、孤立無援の状態。敵の多さは、彼の頑固なまでの誠実さの反映。ストーン監督の作品はいつも所々に鬼気迫る臨場感があり、しかも場面展開がうまく、俳優の使い方も大胆かつツボを得ている。「天と地」における前半の田園地帯の映像美は実に見事。ストーン監督が人間以外のものを撮っても、人を感動させることができるのだということを初めて知った。主人公のラストのナレーションもよかった。


499.わが谷は緑なりき('41)118分 米
※アカデミー賞(1942)作品賞、助演男優賞、監督賞、撮影賞、室内装置賞/NY批評家協会賞(1941)監督賞

500.突然炎のごとく('61)107分 仏




★次へ(501位〜) ★タイトル編

1〜100位  101〜200位  201〜300位  301〜400位 401〜500位
 501〜600位  601〜700位 701〜800位 801〜900位 901〜1000位
 次点1001位〜


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オヌシは 番目の旅人でござる