| 「芸術を生むために日々努力をしている人に感謝します。僕は芸術なしでは生きられない」(S・ソダーバーグ監督、アカデミー賞受賞式にて) 「人間性への信頼を失ってはならない。人間性とは大海のようなものである。ほんの少し汚れても海全体が汚れることはない」(ガンジー) 「私は祖国を愛している。だが、祖国を愛せと言われたら、私は遠慮なく祖国から出ていく」(チャールズ・チャップリン) 「後世に残るこの世界最大の悲劇は、悪しき人の暴言や暴力ではなく、善意の人の沈黙と無関心だ」(マーティン・L・キングJr) 「文学者の戦争責任は決して過去のことでなくすでに始まっている。気を抜くなよ、俺は自分を含めとっくに厳しくチェックし始めてるぜ」(いとうせいこう) 「私は貴方の意見には反対だ。しかし、貴方がそれを言う権利を、私は命にかけて守る」(ヴォルテール/S・G・タレンタイア) |
![]() 米首都ワシントンDC 2013.12 |
文芸ジャンキー・パラダイス http://kajipon.com since 1999.5.12【祝20周年】 オヌシは 番目の旅人でござる ※2016.10.23/6000万件Hit! ★English Version | ![]() 天安門1989.6.4 |
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| 文芸ジャンキー・パラダイス(文ジャン)へようこそッ!! このサイトは映画、文学、音楽、マンガ、絵画等あらゆる芸術ジャンルと偉人たちの『お墓』情報を、不肖・ド根性文芸研究家カジポン・マルコ・残月(52)が、 鬼神の如く全世界へ紹介する、愛と狂気と執念の電脳空間!旅&墓関連の掲載画像は怒涛の8000枚、総コーナー数は100ヶ以上、容量25ギガ! うっかり足を踏み入れたのも何かの縁、この文芸天国にトコトンつきあってもらいましょう。そう、毒を喰らわば皿まで!ビバ、アート・サンダー!! この世は芸術であふれ返っている!人間に他者への共感力があるからだ。芸術は人類が分かりあえる証拠!人間は国籍や文化が違っても、相違点より 共通点の方がはるかに多い。常にこれを忘れちゃいけない!他人と自分の中に“違うところ”を見るのが「戦争」、“同じところ”を見るのが「芸術」! 芸術は難しくない!敷居を少しでも低くして全人類が親しめるものにする事が、このHPの主旨ッス! |
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| 〔おすすめ番組表〕★番組はイチオシ ※過去の番組 ※YouTube ※アマゾン ※musictonic ※翻訳 ※海外 ※映画 ※サーチナ ※乗り換え ※東京新聞 ※地図 ※首相動静 ※護憲運動 ※画像検索 | |
| 【3月18日のおすすめ番組】 | 【3月19日のおすすめ番組】 |
| ●5時BSプレミアム『クラシック倶楽部 アロド弦楽四重奏団演奏会』…フランスの若手カルテットでメンデルスゾーン。 ●7時Eテレ『シャキーン!』…朝から頭をフル回転!幼児も大人も楽しめるクイズが続々と出てくる、充実の15分番組。 ●8時NHK『連続テレビ小説 スカーレット(141)小さな希望を集めて』…今回のヒロインは陶工(信楽焼)の職人さん。 ●13時BSプレミアム映画『仁義』…アラン・ドロン、イヴ・モンタン、オールスターで描く裏社会の男たちの友情と裏切り。 ●18時45分Eテレ『ねこねこ日本史 やっぱり新選組、回想録!』…歴史上の人物が猫になったほのぼの歴史コメディ。 ●20時BSプレミアム『英雄たちの選択・選 渋沢栄一』…知られざる顔“論語と算盤(そろばん)”を読み解く。 ★22時NHK『本能寺の変サミット2020』…近年新たな史料の発見により従来の信長や光秀のイメージが大きく変化。 |
●5時BSプレミアム『クラシック倶楽部 カルテット・アマービレ演奏会』…ブラームス「弦楽六重奏曲 第1番」ほか。 ●7時Eテレ『シャキーン!』…朝から頭をフル回転!幼児も大人も楽しめるクイズが続々と出てくる、充実の15分番組。 ●8時NHK『連続テレビ小説 スカーレット(142)小さな希望を集めて』…今回のヒロインは陶工(信楽焼)の職人さん。 ●8時BSプレミアム『偉人たちの健康診断「戦国武将・宇喜多秀家 長寿の秘密は島流し!?』…八丈島で84歳の長寿。 ●9時5分NHK『食の起源(1)『ご飯』〜健康長寿の敵か?味方か?』…低糖質ダイエットで敬遠されがちな「ご飯」。 ★13時BSプレミアム映画『アラバマ物語』…1930年代のアメリカ南部の町を舞台に人種差別と闘う弁護士を描く。グレゴリー・ペックがアカデミー主演男優賞を受賞したヒューマンドラマの名作。 ●21時BSプレミアム『ザ・プロファイラー選 マリア・カラス』…母親や夫の金への執着に苦しみ、大富豪との恋も実らず。不幸を歌への情熱に変えた、オペラの女王の一生をプロファイル。 |
| アステアがいなかったら、私が一番だ。だがアステアがいなかったら、私は踊っていなかっただろう(ジーン・ケリー)ミュージカル俳優 |
| 【勝手に支援】リベラル系・外部サイト最新記事【絶滅危機】 ※ポップアップをブロックする「Adblock」をGoogle Chromeに入れるとリンク集が非表示に。個別設定で閲覧許可を。 ※一段目のみ、業者がジャンル無関係に自動表示(消せない…) |
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| “時代に合わない”から憲法を変えるのではなく、憲法がうたう理想の方に時代を変えていかなくちゃならない。非戦を誓った憲法は国民が目指すべき旗。旗を降ろしたときに理想は遠ざかる。誇るべき旗! |
| 【ジョジョラーMAP】(2013.4.21-) 【墓マイラーMAP】(2013.7.5-) |
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| 【旗はリアルタイム】★左の地球儀はジョジョコーナー閲覧者/★右の地球儀は墓巡礼コーナー閲覧者/★両方に表示されている人はこのトップを見ている人です |
残月徒然日記(最新文芸情報) ★ほっこり更新!日々前進!笑門福来!★ 『ハチョ〜ッ!皆様の御訪問をお待ちしておりました〜ッ!ガルルルル…(体調やペース配分を考えて、ごゆっくりどうぞ)』 ※時事問題は新情報が次々と出てきて日記の更新が追いつかない。僕が注目しているニュースはツイッターの方でも流しているので、よろしければフォローして頂けると有難いです。r(^_^;) ※日記の見方…トップのみ「今日の良かった」、それ以降は悲喜こもごも。 −−−−−−−−− ★『残月徒然日記』バックナンバー ★管理人紹介番組(墓マイラー) ★BBCニュース日本語版 ★ 脱「愛国カルト」のススメ (ネットのデマ一覧)外部サイト
●3月17日…明日発売される『週刊文春』最新号に、2年前に森友問題で公文書改ざんを強要され、命を絶った財務省の赤木俊夫さんの遺書が全文掲載されるとのこと。奥さんが公開に踏み切られた。2年間伏せてきたものを公表したことに、奥さんの覚悟を感じる。 ●3月16日…上海は新規感染者がゼロという日が続いており、感染者の9割以上が既に退院しているとのこと。中国政府の発表なのでそのまま信用するわけにはいかないけど、2400万人も住んでいる上海が武漢のようにならなかったのは本当のようだ。欧州はとんでもない状況だけど、ほんの少しだけ終息への希望が見えてきた。 ●3月15日…まだ3月なのに国際ボート連盟が5月にスイスで予定されているオリンピック最終予選を中止に。延期ではなく中止!?予選がないと出場枠を確定できないんだから延期が必須なのに、中止とな。ヤバイ予感しかしない。 ●3月14日…『音楽の友』に3年間連載してきた「世界音楽家巡礼記」、発売中の3月号にて全36回の完結です。最終回は「墓巡礼は一日にして成らず」と題し、人違いで同名の別人の墓に行ってしまったメンデルスゾーン、そして間違えて弟の墓を墓参してしまったハイドンの巡礼エピソード。ハイドン本人の墓前に立てたのは20年後でした(汗)。ネットがない時代はこういう涙目の勘違いが度々ありました。 『音楽の友』との出会いは、約35年前の高校時代、吹奏楽部の部室。バーンスタインやクライバーの来日記事をワクワクしながら読みました。そして今、縁あって連載させて頂くことになり、初回の表紙が小林研一郎さんで大興奮しました。1989年、当時21歳の私はコバケンさんの指揮でマーラーの『復活』を歌いたくて「大阪新音フロイデ合唱団」に参加し、シンフォニーホールで完全燃焼しました。その強烈な記憶のため、表紙のコバケンさんの傍らに自分の名前を見つけて、何だか共演したような気持ちになり、それはもう天にも昇る思いでした。 「感動を与えてくれた作曲家に感謝の言葉を伝えたい」、そのシンプルな願いを実現したくて33年間続けてきた墓巡礼。誌上で紹介した巨匠のお墓の写真は、元々は思い出のために記録したものであり、墓参の体験談も、人に初めて語ったものが大半です。本来なら自分がこの世を去ると共にすべてが消えてしまう巡礼の想い出を、日本で最も長い歴史を持つ音楽誌『音楽の友』の読者の方と共有できたことは、本当に幸せでした。 音楽界のスターが多数登場する華やかな誌面に、“お墓”という決して明るいとはいえない話題を綴るにあたり、当初は一年間の予定で連載が始まりました。限られた回数に収めるために、ベートーヴェンの回にシューベルトの墓を混ぜるなど工夫し、最初の半年は「誰を削るか」で毎号悶絶していました。その後、編集部のご好意で「1年半」「2年」と延長が決まり、ついには3年間となり、120名以上を採り上げる中で、ニールセン、アルベニス、ヤナーチェク、スクリャービン、ブリテンなどの墓参レポートも書け、感無量です。ドニゼッティ、ファリャ、サラサーテなど南欧の作曲家には、連載開始後に初巡礼した人物もいて、忘れ難い“一墓一会”となりました。 この3年は夢のようなひとときでした。連載で採り上げる作曲家の「全曲聴き」を敢行するため、これまで知らなかった“隠れ名曲”に山ほど巡り会いました。ルネサンス期のパレストリーナ、モンテヴェルディから近現代のウェーベルン、ベルク、武満徹までの途方もなく長い音楽の旅。そして改めて思いました。やはり人間は素晴らしい。最初はモーツァルトやベートーヴェンら「作曲家が凄い」でしたが、「これを受け継いできた人間全体が凄い」となりました。ベートーヴェン個人がどんなに偉大でも、誰かが「これを残そう」と思わなければ時代の壁を越えることはできません。そして想いを同じにする人が幾千幾万もいるから残った。けっして綺麗事ではなく、音楽は人が分かり合えることを示す希望だと感じています。 「問題は、音楽が何かを変えられるかではなく、我々が音楽から何を学ぶかということだ」。これはユダヤ系でありながらイスラム圏に友人を多く持つ指揮者、D・バレンボイムの言葉です。200%大賛成です。作曲家のお墓に行くと、様々な人種、国籍の人が足を運んでいます。音楽の何が素晴らしいといって、民族も文化も、そして時代さえまったく異なる人物の感情に、ごく自然に心を重ねられることです。ポーランド語が分からなくてもショパンの想いが伝わってくる、人間のその共感力の素晴らしさ。 近年、国家や民族の分断が叫ばれています。人と人の違いをことさら強調し、対立を煽り立てる風潮が広がっています。ですが、作曲家ごとに個性があるように、人間が互いに異なることは当たり前で、その上で音楽は「人間は相違点よりも共通点の方が“はるかに”多い」ことを最もやさしく教えてくれます。墓巡礼を繰り返す度に、僕は「同じところを見よう」という気持ちがいっそう強くなります。「音楽だけは世界語であって、翻訳される必要がない。そこでは、魂が、魂に話しかける」(エーリヒ・アウエルバッハ/文芸評論家)。 《おまけ:僕が好きな、音楽の名言5選》 ・絶えず変化し続ける。それが音楽の魅力よ。人生と同じで先が分からないから良いの(マルタ・アルゲリッチ)ピアニスト ・言葉で表現できなくなった時、音楽がはじまる(ドビュッシー)作曲家 ・その背後に 思想無くして、真の音楽は無い(ショパン) ・音楽の美は、その一瞬の短さにおいて生命に似ている(三島由紀夫)作家 ・Q.「地球外の文明に人類が贈るべき物は?」A.「バッハの全集だ。自慢しすぎだろうが…」(ルイス・トマス)生物学者 ●3月13日夕方5時25分からテレビ大阪『お墓から見たニッポン』第2回戦国時代編に出演します!信長や秀吉ら武将の墓を訪ねる30分。一緒に巡った“信楽太郎”TKO木本武宏さんのツッコミが面白く、朽木教授(文化人類学)の解説も分かりやすいです。 『お墓から見たニッポン』は関西ローカルの番組ですが、YouTubeに第1回の平安時代編が公式にアップされており、全国どこからでも試聴できます。 日本人の墓を3回シリーズで平安時代、戦国時代、幕末維新と訪ねていく当番組、出演者の僕が言うのもなんですが、平日夕方にこんな超マニアック番組が放送されたものと感嘆しております。NHKならいざ知らず、民放でガチのお墓番組(しかも全3回)、これは奇跡です! ●3月12日…トランプが「英国を除く欧州からの渡航を30日禁止」と宣言。イタリアだけでなく欧州全土を対象に、丸ごと入国禁止にするとは。コロナがこれほどまでに世界に影響を与えることになろうとは。たった3カ月でこうも世界が変わってしまうものか。 トム・ハンクスが映画撮影中にコロナに感染したというニュースにも驚いた。 ●3月11日…春の選抜高校は無観客でやると思ってた。球児にとって一生に一度あるかないかの甲子園。中止にすることない、可哀想すぎる。 //東日本大震災から9年。帰宅できない避難者はなおも4万7737人。しかも公営住宅に入ることができた人でも、行政による所得控除がなくなり、来年度から家賃が当初の4倍に。 ●3月10日…無念ですが今月20日に予定していたオフ会を延期します。やっと抽選で会場が当たったのにほんと残念。ここ大東市でも感染者が出て、いっきにコロナ問題が身近になりました。 //欧米でも感染者が増えているけど、この先は米国が一番ヤバイと思っている。先進国では当たり前の「国民皆保険」が米国になく、とんでもなく医療費が高額。盲腸の手術で600万円請求されたとか、救急車を呼ぶだけで30万円かかるとか、よくそんな話を聞く。国民皆保険がないかわりに巨大な民間保険会社があるけど、貧しくて加入できない人が3000万人くらいいる。そういう人は熱があっても病院に行けない。結果、感染も広がる。米国の保守層は「病気は自己責任、国民皆保険は甘えであり、アカ(社会主義)の政策」と国民皆保険を否定してきた。そんな国でコロナが広まるとどうなるか。爆発的に感染拡大するのは目に見えている。米国も国民皆保険に舵を切るときが来たと思う。 ●3月9日…今朝の報道番組、いろいろ同時に起きすぎ ・イタリア北部(ミラノなど)封鎖決定※死者300人を超えたため ・アメリカ各地で非常事態宣言 ・イラン外務大臣顧問がコロナで他界 ・北朝鮮が飛翔体3発発射 ・日経平均株価が2万円割れ ・1ドルが103円まで上昇 ●3月7日…日本アカデミー賞の結果にめっさ感動!そのことは後ほど書くとして、ぐははあああ、僕が日本アカデミー賞の公式サイトでチェックしていた放送予定、「CS日テレ」のものでした!「地上波」は昨夜でした!勘違い、申し訳ありません(汗)※日記は修正済です。やってしまった。 ●3月6日…今夜の『第43回日本アカデミー賞授賞式』の結果をめちゃ注視している。自分史上、これまでの日本アカデミー賞で最大の注目年。なぜなら、首相官邸の暗部をガチで描いた社会派映画『新聞記者』が複数の部門にノミネートされているからだ。日本アカデミー賞は「映画人による映画人のための賞」と掲げており、約4千人の映画関係者が選考する。日本の映画人、同業者が『新聞記者』をどう評価するか、どの部門で最優秀賞を獲得するのか、受賞者がどんなコメントをするか興味津々。 ただひとつ懸念があるのは、本家アメリカのアカデミー賞が「無記名投票」であることに対し、日本アカデミー賞は「記名投票」であることだ(第1回が記名式であり、その後、無記名に変更されたと聞いてない)。 外国の俳優はどんどん政治的発言をしているけど、日本の俳優の多くは事務所やCM契約のしがらみがあって自主規制している。「この映画に投票したことがバレたら仕事がこなくなる」と“忖度”が働くかも知れない。どうか、『新聞記者』を良い映画と思ったら、勇気を出して気持ちを投票に反映してほしい。 日本アカデミー賞の受賞コメントは優等生的なものが多い。昔は生放送だったけど、今は録画放送になっているため「腹をくくって壇上で発言してもどうせ放送でカットされる」と諦めているのかも。アメリカは生放送だから、大統領に対し「恥を知れ!」(マイケル・ムーア)と叫ぶ人もいるし、「何を言うのだろう」と見ていて緊張感がある。日本も生放送に戻すべき。 明日3月7日は、2年前に森友問題で財務省近畿財務局の赤木俊夫さんが自ら命を断った日だ。赤木さんは遺書に「勝手にやったのではなく財務省からの指示があった」「上からの指示で文書を書き直させられた」「このままでは自分1人の責任にされてしまう、冷たい」と書くなど悩んでいた。遺書には麻生大臣の名前も出ていたという。 森友事件は政治家も役人も全員不起訴に終わったけれど、確実に言えることは、安倍氏が首相でなければ、赤木さんはまだこの世に生きていたということ。同じ自民党でも、石破氏や岸田氏、河野氏が総理だったら赤木さんは自死に追い込まれなかった。 多くの政治家は3月7日が赤木さんの命日ということも覚えてないだろう。メディアだって当日のニュース番組でも総スルー(昨年はそうだった。報ステやnews23でさえ)。でも、もし日本アカデミー賞で『新聞記者』が主要部門に輝いた場合、1社か2社は赤木さんのことに触れるかもしれない。授賞式と命日が続くことに運命的なものを感じる。 //舞台芸術に関係する人が収入ゼロでほんと大変。飲食店も売上げ8割減とかザラにある。災害と同じなので何らかの支援が必要。 ●3月5日…先日鑑賞した公開中の映画『1917』、強烈な映画体験だった。第一次世界大戦の戦場に放り込まれた感じ。カメラが一度も切り替わらず、あるシーンから別のシーンにとばないため、劇中の経過時間と、現実で流れている時間が完全に一致。ゆえに前線の移動はありえない緊張感。 唯一、時間が“とぶ”のは、主人公が気絶しているときだけだから、これは理にかなっている。派手な戦闘シーンはなく、地味な作品なのに、ものすごい没入感。1917年の仏独戦線に行ってきた感覚が1週間経っても残っている。 ●3月4日…正午、大統領選挙予備選の開票速報を見ているけど…バイデン、つっよ!サンダースが複数の州で負けている。大票田のカリフォルニアとテキサス、なんとかサンダースが勝ってほしい。バイデンが悪いというわけではないけど、若者に夢を与えるのはサンダース。 【追記】バイデンが競り勝ったけれど、投票先を年齢別にみると、18歳〜44歳まではサンダースが62%に上り、圧倒的に若者が支持している。大人は若者の意見をもっと聞いてあげて。 ●3月3日、アメリカは今夜がスーパー・チューズデー。これでトランプと戦う民主党の米大統領候補がほぼ決まる。サンダースとバイデンの一騎打ちの様相。サンダースが主張する「超富裕層1%のための政治ではなく、99%の民衆のための政治を」は、黒人層にとっても救済になるのでサンダースを支持して欲しいけれど、オバマを支えたバイデンを黒人層が支持したい気持ちもわかる。スーパー・チューズデーがどういう結果になるのか見当もつかない。 ●中国以外でコロナ感染により亡くなった方は、イラン66名、イタリア52名、韓国34名。イランの感染者は韓国の3分の1しかいないのに、犠牲者が2倍というのが心配。中東は乾燥しているから?大丈夫かな…。 ●ほんまにトイレットペーパー売ってないやん!「不足はデマ」って何度もニュースで言ってるのに、なんで買いだめに走るん…?テレビ・ラジオのない昔ならいざ知らず、この現代でこんなにコロッとデマに踊らされるパニック耐性の弱さが怖い。人の心はこんなにもモロいのか。 ●東京都医師会のコロナ感染症についての解説がわかりやすい 「新型コロナウイルス感染症の感染力、重症度、診断、治療について」 (1)感染力はインフルエンザと同程度かそれより弱いと言われています (2)重症度は、通常のインフルエンザなどと同程度と予想されます(例年のインフルエンザでも高齢者や免疫力の低下した方など重症化し死亡する場合が一定数みられます) (3)簡易的な診断方法が現時点ではありません (4)治療薬はありません(インフルエンザに対するタミフルRのような抗ウイルス薬はまだありません) (5)感染しても多くの方は症状が出ないか、少し長めの呼吸器症状で完治すると予想されます (6)肺炎になった患者さんへの治療法は、他の肺炎治療と大きくは変わりません (7)予防方法も標準的な感染症予防策(うがい、手洗い)で十分と言われています *2009年に流行し大きな脅威になると思われた“新型インフルエンザウイルス”は、近年流行しているA型インフルエンザの主流です。日本の医療体制は今回の新型コロナウイルス感染症に対しても十分対応でき、重症化の可能性も低いと思われます。 ●来週月曜から小中高が春休みまで閉校とは!ほんと大ごとに。対象となる児童は1200万人以上。共働きの家はどうするのだろう。必要な措置とはいえ、低学年の子を一人で置いておけないし…。//自転車操業しているホテル、飲食店などサービス業は客足が遠のき死活問題。災害と同じように何らかの国の支援が絶対に必要。 【追記】学童は開くみたい→「厚生労働省は27日、保育所と放課後児童クラブ(学童保育)を原則開所とする対応について都道府県や指定都市に通知したと発表した」 ●この真上にコロナ感染状況のリンクをしばらく貼っておきます。新たにスイス、スペイン、オーストリア、クロアチアでも感染者。インフルエンザは高温多湿が弱点ですが、コロナは気温32度・湿度80%のシンガポールでたくさん感染者が出ていることが心配。“夏まで待てば”、というのが希望なのに…。 ●2月24日…日本政府の「感染者数を増加させないように、あえて検査をさせない」という方針が厚労省職員の感染騒動で明らかに。五輪のために感染者数を増やしたくないのは分かるけど、そんなことをしていたらどの国も日本政府が出す数字を信用してくれなくなるよ?韓国は1日当たり、日本の20倍も検査している。 //大統領選挙予備選、米民主党のネバダ州党員集会はサンダースの圧勝!2位にダブルスコアきた!!※サンダースの政策は2/13の日記で紹介。 46.8%にビックリ!//昨夜のNHKアニメ『映像研には手を出すな!』第8話「大芝浜祭!」は神回だった!面白すぎる! ●2月23日…〔今日の良かった〕Twitterがフェイクニュースにオレンジ色のラベルを付ける機能を導入準備。かねてから社会実験で言われているように、ネットではデマの方が真実の情報より、はるかに速いスピードで拡散する。デマと判明した後に投稿者本人が訂正情報を出しても、デマ拡散に訂正が追いつかない。このスピード差問題を解決するため、おおもとになっている最初のツイートの色をオレンジに変え、一目でデマツイートを分からせるという。素晴らしい。オレンジラベルの対象となるのは、政治家や企業などの公人が発信したツイート。公人は影響力が高いし順当だ。トランプのツイートがどれだけオレンジになるか。 //最新の各国コロナ感染者表(下にスクロールするとグラフ)。イタリアのコロナ感染者が日本を抜いて世界第3位となり、欧州におけるコロナ震源地となった。北部の街には外出制限令が出てミラノのオペラ座は一時閉鎖に。イランでは感染者急増のため“映画館”が一時閉鎖という、映画ファンにとってつらすぎる状況に。 だが、WHOのテドロス事務局長は「パンデミック(感染爆発)は起きていない」と強気だ。理由は次の2点 (1)中国での感染は先月23日から今月2日の間にピークを迎え、今は減少傾向にある事 (2)より重い症状を引き起こすとも言われるウイルスの変異は確認されていない事 テドロス事務局長のこの判断が当たっていることを願いたいけど…。 ●2月22日…〔今日の良かった〕前回のオフ会で知った“世界最古の音楽”古代メソポタミア(シリア)のシュメール人が3400年前に書いた賛美歌「フルリ賛歌6番」(5分45秒※粘土板に記されたものを復元・編曲したもの)に聴き入る。何度聴いても飽きない。 //来月下旬にコロナ感染が終息に向かっていると信じ、3月20日(祝)の読者交流会=お薦めアート・プレゼン大会の告知をアップ。会場は大阪。前回は2018年12月の開催ゆえ、実に1年3カ月ぶり(会場の競争率が高く年末やっと当選)。開催1週間前となる3月13日時点でコロナ感染が拡大傾向にあればオフ会延期、終息の傾向なら開催と判断します。了承の上でお申し込み下さい。詳細や申込みはリンク先から。 下記、前回のオフ会の様子をレポートします。参加者24人、“お薦めアート”をプレゼンしたのは14人。関西以外の参加者は、宮城、富山、東京、愛知、三重、高知、愛媛。各自がプレゼンしたラインナップは以下の通りです→ “日本刀の美”金工/“世界最古の音楽”シュメール人の賛美歌/初期ゲーム音楽の世界・天才作曲家ティム・フォリン(アルペジオを多用する作風が心地よい):ファミコン版『シルバーサーファー』から「Level1」(3分12秒)、メガドライブ版『TIME TRAX』から「Title」(2分25秒)、スーファミ『ロックンロールレーシング』から「Highway Star」(5分28秒)/アート映画の紹介「謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス」「ゴッホ最後の手紙」「バンクシー・ダズ・ニューヨーク」「バンクシーを盗んだ男」/ブッカー賞作家マイケル・オンダーチェ『ビリー・ザ・キッド全仕事』(1970)波瀾万丈のキッドの生涯を架空のインタビューなど斬新な手法で描く/ダーククリスタル@ジム・ヘンソンのマペット(人形)による大傑作ファンタジー/ロックフェスを語る〜日本各地でフェスだらけ/気功・中国四千年〜人類の叡智を体感/“競馬”という名のアート:感動レースを紹介/「香川照之の昆虫すごいぜ!」はここがスゴイ/浮世絵えほん東海道五十三次/「第2回熊本国際漫画祭〜わさもんが熊本と世界をつなぐ」の紹介※短編漫画・イラストが42ヵ国から700点以上集まった/ピーター・ガブリエル至高のプログレッシブ・ロック2曲「ザ・リズム・オブ・ザ・ヒート」(5分)、「シグナル・トゥ・ノイズ」(7分36秒)を徹底解説鑑賞する!/欅坂46「避雷針」&桑田佳祐「白い恋人たち」の魅力/ヘンリー・ダーガーの世界最長の小説「非現実の王国で」/ストラヴィンスキー「春の祭典」初演を追体験〜映画「シャネル&ストラビンスキー」から/映画『ワンダーウーマン』の革命。
//更新が遅れていた当日記を2/11分から一気にアップしました! ●2月21日…〔今日の良かった〕俳優や映画監督の墓参記をいつか連載したいと僕が熱望している『キネマ旬報』。1919年創刊という日本最古の映画誌であり、アカデミー賞より歴史がある。先日同誌において恒例となる年に一度の「キネマ旬報ベスト10」が発表された。洋画、邦画、それぞれのトップ10ムービーは以下の通り。僕は中学2年のときに『ブルース・ブラザーズ』で映画ファンになり、高校になってキネ旬ベスト10の存在を知り、それからは毎年このランキングを鑑賞の参考にしています。 2019年度第93回キネマ旬報ベスト・テン 《洋画》 (1)ジョーカー(トッド・フィリップス監督) (2)ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(Q・タランティーノ監督) (3)アイリッシュマン(マーティン・スコセッシ監督) (4)運び屋(クリント・イーストウッド監督) (5)グリーンブック(ピーター・ファレリー監督) (6)家族を想うとき(ケン・ローチ監督監督)※引退を撤回し撮影 (7)COLD WAR あの歌、2つの心(パベウ・パブリコフスキ監督) (8)ROMA ローマ(アルフォンソ・キュアロン監督) (9)象は静かに座っている(フー・ボー監督)※29歳で自死した中国の監督 (10)バーニング(イ・チャンドン監督) 《邦画》 (1)火口のふたり(荒井晴彦監督) (2)半世界(阪本順治監督) (3)宮本から君へ(真利子哲也監督) (4)よこがお(深田晃司監督) (5)蜜蜂と遠雷(石川慶監督) (6)さよならくちびる(塩田明彦監督) (7)ひとよ(白石和彌監督) (8)愛がなんだ(今泉力哉監督) (9)嵐電(鈴木卓爾監督) (10)旅のおわり世界のはじまり(黒沢清監督) 他に文化映画で「i―新聞記者ドキュメント―」(森達也監督)が選ばれた。 ●2月20日…〔今日の良かった〕エイズはかつて致死率が高く“死の病”として恐れられ、今でも治療法がないと考える人は多い。現在は治療薬の研究が進み、国立国際医療研究センターの岡慎一センター長によると「1日1回、1錠の薬を服用すれば、血液検査でウイルスが検出されないレベルまでHIVを抑えることができる」とのこと。ウイルスが検出されなくなれば性交渉でも感染させないことが複数の臨床研究で示されており、HIVに感染しても早期に治療を始めれば、免疫力が低下することなく、通常の日常生活を送ることができる。今や「死に至る」は偏見。よかった。 //コロナウイルスの中国の死者が昨日累計2千人を超えた。だが、一方で武漢以外での感染者数は減少傾向にある。まだ予断を許さないけど、封じ込めの効果が出てきた。 《メモ》コロナ感染を防ぐための咳エチケット。くしゃみするとき、手で覆うのはNG。曲げたひじの服の部分を口に当てて、咳・くしゃみをすること。 ●2月19日…〔今日の良かった〕“エベレストの登頂にピッケルが不要”という、思わず二度見した記事が朝日にあり興味深かった。登山家・貫田宗男さん(68/イッテQ!登山部)が書かれたコラムから抜粋。 →「ヒマラヤの8千メートル峰で登山隊に参加するためには、ネパールや、北側の中国の登山許可が必要で、エベレストであれば現地の滞在費も含め8万ドル(約870万円)程度かかります。8千メートル峰の中で最も登頂が容易とされるチョー・オユー(8201メートル)でも3万ドル程度といいます。ネパールなど開発途上国にとって登山許可料は貴重な外貨収入なのです。登りたい人は体力と技術の前に、お金を用意できなくてはなりません。 ネパールでは高地民族のシェルパが、中国ではチベット人が組合を作り、頂上までのコースを整備します。公募登山隊はそのルートを使わせてもらう形です。BC(ベースキャンプ)から頂上まで途切れることなくロープが固定され、急な雪の斜面には階段のようにステップが切ってあります。それをシェルパらが毎日点検・整備します。 一昨年春、私は中国側からエベレストに挑みました。これまでの経験から当然ピッケルを持参しましたが、実際には、ピッケルはなくてもよかったのです。頂上までロープが張られているため、ユマールと呼ばれる登高器(輪っかみたいなやつ)をロープにかませ、登高器を体につなげば、万一滑っても、落ちる心配はありません。登高器は前方には動かせても、後方には動かないためです。雪上で滑らないために靴に付けるアイゼンさえはめていればいい。「雪山で体を支え滑落しないために不可欠なピッケルが余分な装備になり、持っていけば体力を奪うだけの道具になるとは」と本当に驚きました。 世界の屋根と言われるヒマラヤ登山に挑み始めて半世紀。まさか、ピッケルなしでエベレストに登れる日が来るとは、考えもしませんでした。ただ、公募隊の出現によって世界最高峰への登頂が容易になったとはいえ、毎年、死者が出ているのが現実で、死と隣り合わせの世界であることに変わりはありません。それを肝に銘じておきたいと思います」 キャンプから頂上までロープが張ってあり、輪っかをつけて登って行く、そんな時代になっているんですねぇ。 //山岳関係でもうひとつ。遭難者のスマートフォンが「圏外」の場合でも、場所を特定したり通話できたりする新しい捜索方法の実験が始まった。防災ヘリに運搬可能な携帯電話基地局を載せて電波を発信し、捜索する計画。通常の基地局が電波を拾えない場所で遭難していても、ヘリから最大約2キロの範囲でスマホが通話できるようになる。さらに、スマホの微弱な電波を基地局が捉えることで、誤差10メートル以内で遭難者の位置も特定できるという。 18年の全国の山岳遭難者3129人のうち、4割弱の1187人は「道迷い」が原因。木々の中だと上空から発見できず命を落とすケースも少なくない。スマホの電源が残っているうちに場所が特定できれば、生存率も大幅に上がるため、早く実用化できるといいですね。 ●2月18日…〔今日の良かった〕私事ですが、3月に関西ローカルでオンエアされるお墓番組の京都ロケ(2日間)が無事に終わりました。平安時代からの“庶民の墓”をテーマにした番組で、全3回を3週にわたってオンエアするという、非常に冒険心あふれる番組です。僕、専門家の大学教授さん、芸人さん(まだ名前を出せない)、女子アナさんの4人で墓トークをするブラタモリ的なカルチャー・バラエティになっています。第1回は3月10日放送なので、来月に入れば具体的な番組告知ができるかと。単発特番のお墓番組は時々放送されますが、民放かつ3回シリーズというのは聞いたことがなく前代未聞では。革命的な番組になったと思います。乞う御期待! ●2月17日…〔今日の良かった〕日本の雇用者の4割弱が非正社員だが、正社員と非正社員の間では依然として賞与や祝日手当の支給額に大きな差がある。先日、日本郵便で働く非正社員ら約154人が立ち上がり、全国6カ所で格差是正を求める訴訟を起こした。労働契約法20条は「労働契約が無期か有期かで不合理な格差をもうけてはいけない」と定めているのに、日本郵便では、住居手当、年末年始勤務手当、扶養手当などは正社員だけに支給されており、原告は計約2億5千万円の損害賠償を請求している。日本郵便の非正社員は約19万2千人もいるため裁判の結果が与える影響は大きい。4月から「同一労働同一賃金」の関連法が整備されるので原告に有利なはず。賞与は10倍から20倍も理不尽な差があり、格差が縮まるような判決が出てくれば非正規労働者の生活はかなり楽になる。勝訴を願って、この動きを“良かった”ニュースとして日記に記録しておこう。 ●2月16日…〔今日の良かった〕人と鬼の戦いを描くジャンプ漫画『鬼滅の刃”(きめつのやいば)』がオリコンの週間コミックランキング(1月27日〜2月2日)で1〜18巻が1〜18位を独占するという史上初の記録を達成した。年間の売上げでも、11年連続で1位だった「ONE PIECE」を抜く快挙となり、社会現象となっている。 先日、子どもの友達(4年生男子2人)から「えっ、アニメの“鬼滅の刃”を観たことないの!?絶対に観た方が良い!!」と熱烈に勧められ、本屋で単行本が平積みになっていることに気づいていたので、第1話を観てみた。冒頭から主人公・炭治郎が血まみれの妹を背負って雪山を歩いており、一家壊滅の描写に「こ、これ、子どもに見せていいんか(汗)」と焦った。人食い鬼に家族を奪われ、唯一生き残った妹も鬼に変えられた。どうすれば妹を人間に戻せるのか…うーむ、こりゃ続きを観たくなる。アニメコラムニストの小新井涼さん曰く「(鬼滅には)“友情・努力・勝利”に代わり、優しいキーワードの“人情・堅実・救済”がある」。ええやん、“救済”ってええやん。 とはいえ!まずは先月上旬から始めたアニメ『キングダム』鑑賞マラソンを完走しないと!先日、第1シーズン最終回の第38話「継承」を万感の思いで見届けた。王騎将軍が初めて登場したときは、まさかここまで器の大きい傑物と思わなかった。副官・騰(とう)の気持ちを思うと切ない。主人公と同じ村出身の農民兵が散ったときは驚いた。最終回近くまで生きていると思っていたから…。悲しみも含め、出会いと別れは作品の魅力になっている。現在第2シーズン第5話「第三勢力」まできてる。このペースなら春の第4シーズン放送に間に合いそう。 ●2月15日…〔今日の良かった〕「報道ステーション」で長く社会問題に取り組み、取材・報道を担当したベテラン派遣ディレクターら約10人を、テレ朝が一斉に“派遣切り”(3月予定)すると通知、これに抗議するためマスコミ労組が戦っている。「真摯に番組制作に取り組んできた労働者の権利と尊厳を踏みにじる行為」「10年前後の経験豊かなスタッフの大量排除は、事実上の番組解体」だとして撤回を求める声明を出し、一昨日に「『報ステ』を問う」と題する集会を衆院第1議員会館で主催した。このマスコミ労組の動きを応援したい。 今、「報ステ」の惨状は見るに堪えないものになっている。テレ朝の早河洋会長は安倍首相にベッタリの“メシ友達”であり、2018年7月に会長の意向でチーフ・プロデューサー(CP)に抜擢された桐永洋CPは就任演説で「今の報ステのイメージは偏差値70くらい。東大入れるんじゃないかという感じ。偏差値50の普通の庶民が見た時に理解できないから、チャンネルを変えちゃおうとなっちゃってる」と発言、庶民をバカにしすぎており古参スタッフを絶句させた。その後、原発問題などで定評のあった敏腕ディレクターやジャーナリズムにこだわった小川彩佳アナは番組を追い出され、今やスポーツと天気の話題が中心の情報番組と化している。昨秋、会長子飼いの桐永洋CPが女子アナたちへのセクハラ問題で番組から更迭され、少しは質が向上するかと期待したのに、今回の大量解雇騒動。契約終了を伝えられた関係者いわく「番組のため10年以上尽くしてきたのに、使い捨てられたようで残念」「日本でいちばん見られている報道番組との自負でがんばってきたが、雇い止めに遭い、自分たちの契約状況が脆弱(ぜいじゃく)だと思い知らされた」。テレ朝広報部は「あくまで番組リニューアルの一環」としているが、リニューアルでヘタレ化を加速させるなら、番組名で“報道”を名乗らず「情報ステーション」に変えてほしい。かつて日本を代表する報道番組と称えられていた『ニュースステーション』が懐かしい。 ●2月14日…〔今日の良かった〕『銀河英雄伝説 Die Neue These』の第1シーズン「邂逅」(民放ではオンエア済)、第2シーズン「星乱」(地上波初)のトータル24話分が4月6日(月曜)22時50分からEテレにて放送開始!まさかの公共放送!個人的には絵柄もBGMも旧作の方が好みだけど(イケメン祭りは個性に乏しく感じる)、原作の素晴らしさと、最新CGで描かれたスタイリッシュな艦隊戦によって、この新シリーズにも大いに魅了された。何より、これまで銀英伝と縁がなかった人が、この新シリーズでたくさんファンになってくれたことが嬉しい。※中国では実写映画化が進行中とのこと。 //今日の首相動静、「コロナウイルス感染症対策本部」に8分間出席し、その後は新聞メディアの幹部らとたっぷり3時間の会食。前日も若手議員と会食。8分間て…そんなんでいいん?各方面の報告を聞いて質問するだけで30分以上かかると思うけど、こんな短時間で舵取りできんの? ●2月13日…〔今日の良かった〕米大統領選のニューハンプシャー州予備選で、民主党はサンダース上院議員(78)が勝利!初戦でアイオワ州を制したブダジェッジ氏(38)はニューハンプシャーでも肉薄して強さを見せたがサンダースがこらえた。一方、世論調査で全米トップのバイデン前副大統領(77)は5位まで沈み、もはや後がない状態。 バイデンはオバマ政権の副大統領という知名度の高さと、穏健派というスタンスからトランプを相手に「勝てる候補」と党内で見られていた。だが格差社会に苦しむ庶民にとって、バイデンは“古い政治”を思わせ、“同じ穏健派なら若いブダジェッジに”となってきた。バイデンはブダジェッジの「経験不足」を攻撃しているけど、それがマイナス要素ではなく「伸びしろ」と受け止められている。 ちなみに、僕は4年前からずっとサンダース支持です。 《サンダースの政策「大・福祉国家」》 ・米国は所得格差が戦後最悪の水準に拡大しており、富裕層に増税をかけ貧困層を救う。 ・公立大学の授業料を無償化し、貧困層の教育格差を減らす。 ・現在教育費の高騰で7割の学生は卒業時に平均3万ドル強(約350万円)のローンを背負っており、これらの学生ローンはすべて帳消しにする。1.5兆ドルを政府が負担して全額免除。 ※免除の財源は株式売買などに新税を課して捻出。 ・温暖化ガスの排出をゼロにする再生エネルギーへの大規模投資 『グリーン・ニューディール』を敢行し、希望者を国が全員雇う「国民皆雇用」を実現。反原発、再生可能エネルギーの普及拡大を推進。 ・米国は先進国では当たり前の国民健康保険がないため、医療費は日本の3倍。症状がとことん悪化するまで病院に行かず命を落とす人もいる。米国でも「国民皆保険」を目指す。 ※国民皆保険には年3兆ドルが必要とされ、富裕層や企業への増税によって10年で14兆ドルを確保。 ・時給15ドル(約1600円の最低賃金)実現。 ・女性の賃金を引き上げ、中絶の権利を認め、女性差別を撤廃。 ・金融危機を引き起こしたウォール街の悪党は牢屋へ。 このようにトランプ政権を上回る革命になる。問題は冷戦時の反共政策で骨の髄から「左派嫌い」の人が米国には一定数いること。民主党中道派でさえ「サンダースに入れるくらいならトランプに入れる」と考える人がいる。ただ、それとて格差がここまで酷くなかったかつての価値観であり、こうまで格差が拡大すれば、生活防衛のため「左派は嫌いだけどンダースに入れざるを得ない」となる人も逆に出てくる気が。22日の西部ネバダ州の党員集会、29日の南部サウスカロライナ州の予備選挙を注視。 ※サンダースはアメリカの若者の8割に支持されている。 //日本で感染ルート不明のコロナ患者が4名発生。いずれも武漢など中国の方との接点はないとのこと。本気でパンデミック(感染爆発)を防ぎたいなら、早期に全員で2週間の自宅待機をやるべきなんだけど、ブラック企業だらけの日本でそれを決断できるかどうかだ。ハッキリ言えることは、感染が拡大してからでは遅いということ。 // ショーン・コネリーやモーガン・フリーマン、ダース・ベイダーの吹き替えを担当してきた俳優の坂口芳貞さんが大腸がんのため他界。享年80歳。 ●2月12日…〔今日の良かった〕墓石に刻まれた文字が英語ならグーグル翻訳に打ち込めるけど、ロシア語やギリシャ語はキーボードで入力できず以前はお手上げだった。知人が「グーグル翻訳は数年前から手書き入力ができるよ」と教えてくれ、目からウロコ、おかげで翻訳できなかった碑文もだいたいの意味が分かるようになってきた。便利すぎだろこのツール! //専門家は「変光星の誤差範囲」と指摘しているけど、期待を込めて記しておこう。冬の夜空を代表する1等星のひとつ、オリオン座の右肩・赤色巨星ベテルギウス(800万歳)がここ3カ月で2等星クラスまで暗くなっている。質量は太陽の約10倍、大きさは太陽の約1千倍もあり、太陽の位置なら木星まで達する巨大さ。仮に超新星爆発を起こすとマイナス10等=半月(はんげつ)ほど明るくなり、数カ月間は昼でも肉眼で見え、5年くらいで見えなくなるという。 超新星爆発が最後に目視されたのはなんといっても約400年前、ほとんどの人類は遭遇できない天体ショーであり、この目で見たいもの。冬の大三角はなくなっちゃうけど…。 ※平安時代の1054年、歌人の藤原定家が日記「明月記」に陰陽師の話を聞いて超新星の記録を残しており、現在その星は牡牛座の“かに星雲”になっている。 ※ベテルギウスは700年光年の距離にあるので、リアルタイムでは既に存在していないかも。 ●2月11日…〔今日の良かった〕8世紀前半、天武天皇の孫・長屋王は日本から唐に送った袈裟(けさ)に「山川異域 風月同天」(山や川は違っていても、吹く風や月は同じだ)と漢詩を刺繍した。この「日本と唐は同じ天で繋がっている」という言葉は、後に唐の高僧・鑑真和上の心を動かし、5回にわたる渡海失敗を克服&視力を失ってまで訪日を試みるきっかけとなったとされる。日本から湖北省(武漢)への支援物資の段ボール箱にある人が「山川異域 風月同天」と書いたところ、中国のSNSで大きな話題となり、たった1日で30万件以上の「いいね」がついたという。これを受け中国外務省の報道局長が「感染症は一時的なものだが、友情は末永いものだ」と感謝を表明した。鑑真が開いた唐招提寺では、引用した漢詩の全文を縫い込んだ袈裟を復元して中国の寺院に寄進する計画が進んでいるとのこと。 ●2月10日…〔今日の良かった〕大快挙!今年のアカデミー賞で、外国語映画として史上初めて韓国映画『パラサイト』が選ばれた!監督賞等も受賞しており四冠達成!これは凄い、凄すぎる。“言葉”という大きな壁を突破した。そして僕は急遽、明朝第1回のチケットを買った!近所のイオンで上映するのを待ってたけど(いつもワンテンポ遅れて話題作をやる)、もうそんなこと言ってられない。梅田に出よう。もう1本、『ジョジョ・ラビット』も観てくる。 【追記】どちらの映画も凄かった!『パラサイト』はユーモラスかつ凄惨、『ジョジョ・ラビット』は笑いと感動、そしてヒューマニズム。『ジョジョ・ラビット』のラストシーンが素晴らしく心が温まった。 ●2月9日…〔今日の良かった〕先日、朝のクラシック番組でお台場の『デジタルミュージアム』の存在を初めて知った(ここで弦楽四重奏曲を演奏していた)。壁面を使ってデジタルアートを見せるという従来の美術館とはまったく異なるスタイル。2018年に開館し、チケットは3200円で美術館にしては高額なのに、初年度来場者は230万人に達した。入館者の半数が訪日外国人で、前売り券を買っておかないと、当日チケットは完売の可能性があるという。今度上京したときに行ってみよう。 公式サイトより。デジタル滝!//14日23時Eテレ『にっぽんの芸能 超歌舞伎・今昔饗宴千本桜』は、最先端テクノロジーと伝統のアナログ文化が融合したサイバー舞台。バーチャルの初音ミクと歌舞伎俳優・中村獅童が共演した「超歌舞伎」。歌舞伎発祥の地・京都南座の公演がオンエアされるとのこと。初めて観るので楽しみ。 ●2月8日…〔今日の良かった〕日本アカデミー賞は優秀賞5作品の中から最優秀賞1本が選ばれるシステム。今年の5本は『キングダム』『翔んで埼玉』『閉鎖病棟』『蜜蜂と遠雷』、そして首相官邸の腐敗に迫った『新聞記者』!マジッすか!しかも、優秀監督でも同作の藤井道人氏が選ばれている。さらに、この映画は松坂桃李とシム・ウンギョンがダブル主人公だったため、それぞれが優秀主演男優賞、女優賞に!日本アカデミー賞は保守メディアの日テレで放映されるから、“忖度”発動で『新聞記者』はなかったことにされるかと懸念していたけど、選考するのは日本国内の映画関係者約3900人であり、ここはアンダーコントロール出来なかったということか。各部門の最優秀賞は3月6日に発表される。僕的には日本アカデミー賞始まって以来の最も注目する年になった! ●2月7日… 〔今日の良かった〕愛知県に再来年開業する「ジブリパーク」の展示内容が明らかになってきた。 「もののけ姫」をイメージした「もののけの里」 「魔女の宅急便」がテーマの「魔女の谷」 「千と千尋の神隠し」に登場する食堂街を模した飲食施設 「となりのトトロ」に出てくる社(やしろ)や散策路、サツキとメイの家 「天空の城ラピュタ」に登場するような空想科学をイメージさせる施設 「猫の恩返し」に登場する「猫の事務所」 ジブリ作品を展示した大倉庫や170席のミニシアター このうち「もののけの里」「魔女の谷」エリアだけ、1年遅れの2023年開業とのこと。 楽しみだけど僕が1番好きな2作品「ナウシカ」「紅の豚」が抜け落ちているのが気になる。今から計画するなら、ナウシカのメーヴェやポルコ・ロッソの愛機で大空の飛行を疑似体験できる4DXアトラクションに期待したい!予算がないなら、風の谷をVRゴーグルで飛ぶだけでもいい。そういうのを是非! //テーマパーク関連でもう一つ。東京都練馬区の遊園地「としまえん」が近く閉園し、跡地に「ハリー・ポッター」の世界観を反映した新たなテーマパークが2023年に開園するとのこと。大阪のUSJにもあるため、東西2カ所のハリポタ・ワールドになる。 ●2月6日…〔今日の良かった〕アメリカ大統領選挙に向けた野党・民主党の候補者選びの幕開けとなるアイオワ州の党員集会は、面白い投票結果となった。1位が38歳のブティジェッジ氏、2位が社会主義者のサンダース氏!得票率はたった0.1%差!ブティジェッジ氏は同性愛者を公言し、パートナーの男性と選挙戦を戦っている。サンダース氏は「富裕層に大増税して社会保険を充実させる」「学生ローン(奨学金)の債務総額1兆6000億ドル(約172兆円)の返済を全額免除」と公約するガチ左翼。1位も2位もかつての米国では考えられない人物。時代が変わった! ●2月5日…〔今日の良かった〕コロナウイルスの広がりで武漢から帰国した日本人を受け入れた千葉のホテル三日月。その近くの砂浜に、誰かが「おつかれさまです!がんばろう」と励ましのメッセージを書いたという。部屋から一歩も出られない生活は気が滅入るし、武漢があの状態では先が見通せなくて不安と思う。書いた人、優しいな。 画像はヤフーニュースから//ガーン、来週観に行くつもりの映画『キャッツ』が、米国のワースト映画の祭典『第40回ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)』に9部門も最多ノミネートされてしまった。トム・フーパー監督って『英国王のスピーチ』でアカデミー監督賞を獲っているのに、そこまで激スベリするのか?逆に興味が湧いてくる…。あと、今年から「人命軽視および公共物破損が目に余る作品賞」が新設された。この着眼点は面白い。 //『炎の人ゴッホ』『スパルタカス』『パリは燃えているか』『海底二万里』『ユリシーズ』で知られるハリウッドの人気俳優カーク・ダグラスが5日に他界。享年103歳!ゴッホを描いた映画・ドラマは無数にあるけれど、僕がもっとも引き込まれたのはカークがゴッホを、アンソニー・クインがゴーギャンを演じた『炎の人ゴッホ』(1956)。もう何度観たかわからない。風貌がうり二つのカークがゴッホを超熱演、純粋さゆえに周囲と衝突し、精神的に追い込まれていくゴッホを見事に演じきった。映画を観ていることを忘れ、ゴッホ本人としか見えなかった。名優の魂に合掌。※ちなみに息子のマイケル・ダグラスは現在75歳。 ※なんとYouTubeに日曜洋画劇場で放送された吹替え版『炎の人ゴッホ』が一部アップされていた!よくこんな映像が残っていたなぁ。 ●2月4日…〔今日の良かった〕NHKのニュース報道は政権に甘々で、首相が支離滅裂な答弁をしていても、そこを掘り下げようとしない。2014年に籾井氏が会長に就任した際は「政府が『右』と言うものを『左』と言うわけにはいかない」と語り、官邸との近さが問題にされた。上田会長になっても、時々スクープはあったものの、森友・加計学園問題で腰の引けた報道が続いていた。だが、その官邸寄りの上田体制でさえ安倍氏は不満だったようで、新会長にみずほフィナンシャルグループ元会長で、安倍氏を後押しする経済人による「四季の会」メンバーの前田晃伸(てるのぶ)氏をねじ込んだ。またしても「首相官邸の人脈」であり、官邸がコントロールしやすい人材がトップとなり、僕は脱力感に包まれた。 ところが、先日の新就任会見で前田氏がこう発言した。「公共放送であるNHKには、正確で公正・公平な情報発信、豊かで良質な番組を幅広く提供し、わが国の民主主義の健全な発展と文化の向上に寄与するという大切な使命がある。この使命を果たすために、しっかりと軸のぶれない組織運営をしていきたい」「権力が報道機関から批判されることは当たり前で、それが民主主義だ。政治との距離感については、与党とも野党ともすべて等距離でやる、どちらにも偏らないというのが私の信念だ」。 前田新会長の口から、「民主主義」という言葉が二度も登場したことにおったまげた。ちょっと希望がわいた。これが心からの言葉なのか、ポーズだけのフェイク会見なのか、今年のNHKを注視していきたい。 ●2月3日…〔今日の良かった〕最近のニュースで最も期待に胸が膨らんだのは、文房具で普通に売っている「液体のり」の成分が、癌治療に効果的という話題。東京工業大のチームが発見した。放射線治療では癌細胞に薬剤(ホウ素化合物)を取り込ませておき、中性子を当てて癌細胞を壊す。この放射線治療は正常な細胞へのダメージが少ない一方、薬剤が癌細胞から流出しやすいのが課題だった。そこで薬剤に「液体のり」の主成分ポリビニルアルコールを混ぜるとスライムのように分子が長くなることを応用、癌細胞が薬剤を取り込みやすい形にしたという。その結果、癌細胞に入る薬剤(ホウ素化合物)の量は約3倍になり、とどまり続ける時間も長くなったため、マウスの実験では「大腸癌がほぼ消失」したという!「液体のり」の主成分ポリビニルアルコールは価格が安い上に大量に生産できる。臨床実験がうまくいって、早く実用化されますように!ほんと目からウロコ、こんな身近な物質で、薬剤が癌細胞にとどまりやすくなるとはねぇ。 //よっしゃあああ!昨日の更新と合わせて、日記〔今日の良かった〕を1/16から20日分、一気に書きあげた!追いついた! ●2月2日…〔今日の良かった〕今月から登場する新型パスポートに、浮世絵師・葛飾北斎の「富嶽三十六景」が登場!ハンコを押す査証ページの背景に描かれており、10年用は見開き2ページごとに24作品、5年用は16作品が採用されている!幕末1866年に日本で初めてパスポートが発行されて以来、芸術作品が用いられるのは初めてとのこと。偽造防止対策にも効果があるだろう。僕は3年後に切り替え、その時が楽しみだ。 ※2018年末時点で有効なパスポートは約3千万冊。 ●2月1日…〔今日の良かった〕新しい長距離列車「WEST EXPRESS銀河」が5月に登場!寝台列車の旅はロマンがあるけれど高すぎる。1泊2日〜3泊4日で観光地をめぐるJR九州の「ななつ星in九州」やJR東日本の「トランスイート四季島」、JR西日本の「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」は至れり尽くせりのサービスが売りだけど、瑞風の料金は1人あたり最低でも約25万円!そんな旅は一生不可能。新しい「銀河」は、内装やおもてなしをシンプルにして、一番高いグリーン車の個室(1泊2日/関西〜出雲)が1万8560円、これならちょっと無理をすれば手が届く。普通車の2段ベッドはゆったり眠れるよう193cmあり、グリーン車にはフルフラットになる座席や個室もある。ボードゲームが楽しめるボックス席も備わっているとのこと。寝台以外に普通座席もあって、途中乗車や下車もできる。関西から山陰、山陽方面に行くときの選択肢に。 ●1月31日…〔今日の良かった〕納豆や味噌など発酵性大豆食品の摂取量が多いと病気の死亡リスクが低下することを、国立がん研究センターの研究チームが追跡調査で証明。チームは、国内の成人男女約9万人を1995年以降、平均15年間追跡調査した。発酵性大豆食品を最も多くとるグループ(1日におよそ50グラム=納豆1パック)は、最も少ないグループと比べて男女ともに約10%死亡率が低かったという。具体的には、男女とも脳卒中や心筋梗塞など循環器の病気による死亡率が低下し、特に女性は納豆や味噌を多くとると死亡リスクが下がる傾向が顕著という。 //今日でイギリスは欧州連合(EU)を離脱。物流は税関で時間がかかって移動コストが跳ね上がるし、関税上の不利益が生じるのに、どうして英国民は自分の国にセルフ経済制裁するのか…。イギリスの中間層の暮らしが厳しいのは、移民が仕事を奪うからではなく、超富裕層がタックスヘイブンに資産を隠すなど、富の再分配をちゃんとしていないから(これは英国だけじゃなく日本を含め世界中で起きていること)。一部の富裕層だけがどんどん金持ちになるシステムを変えない限り、EUを離脱しようが移民を排除しようが、中間層の貧困化は止まらない。 気の毒なのは英国の若者たち。EUの一員であれば、加盟国の大学で学んだり、働いたりする場合に学生ビザや就労ビザは必要ないし、学費もEU域外の学生より格段に安いのに。EU域内を自由に行き来できるメリットを犠牲にして、何が得られるというのか…。スコットランドと北アイルランドはEU残留を希望していた。それをイングランドとウェールズが押し切った。これがきっかけとなり、英国は分裂するかも知れない。 //拡大し続けるコロナウイルスの惨禍。1か月前の大晦日、ミカンを食べながらのんびり紅白歌合戦を楽しんでいた。それからたった1か月で、世界がこんなに変わってしまうなんて想像だにしなかった。いずれ収束するにしろ、あと何カ月かかってしまうのか。 SF小説には人類が核戦争ではなく、ウイルスで絶滅する設定がよくあるけど、こうも簡単に感染範囲が拡大してしまうものなのか。医学技術の発達した現代では、パンデミック(感染爆発)はもっと起きにくいと思っていた。現状を目の当たりにしてもなお、これが現実とにわかに信じられず。 ●1月30日…〔今日の良かった〕『無国籍者の強制送還は違法(東京高裁)』…旧ソ連出身の無国籍の男性(52)を難民と認めず、強制送還を命じた国の処分の是非が争われた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は昨日、処分を違法と認めて取り消した。裁判長は男性が難民に当たると指摘した上で、「地球上で行き場を失うのは明らかだ」として送還を命じた国の判断を批判した。男性は旧ソ連時代に現在のジョージア(グルジア)で生まれたアルメニア民族。ジョージア政府によるアルメニア民族の迫害で、無国籍のまま出国を余儀なくされた。2010年に訪日して難民認定を申請したが認められず、ジョージアへの強制退去を命じられ、15年に処分取り消しを求めて提訴した。判決は、出国前に男性が暴行や自宅を荒らされるといった被害を受けていたなどと認定し、「人種を理由に迫害を受ける恐れがある」として難民に当たると指摘。退去先をジョージアとしたことについても「帰国すれば迫害される恐れがあるとの主張には合理性がある」と判断した。判決後の男性「これで未来を向ける」。出入国在留管理庁は「判決の内容を十分に精査し、適切に対応したい」としている。どうか、行き場がない人を控訴しないで。 //武漢から政府チャーター機で帰国した日本人の中に、発熱も咳もないのに新型コロナウイルスに感染している人が出て懸念している。中国以外で、症状がない人の感染が確認されたのは日本が初めて。潜伏期間が2週間だから、そういう人もいるとは思ってたけど…。 帰国者の大半は、空港からホテルに直行して2週間の経過観察となったけど、厚労省の不手際で、宿泊者200人に部屋が140室しかなく、相部屋になる人が出ている。隔離という名目で帰宅せずホテルに泊まっているのに、相部屋だと意味ない! アッという間に国内で感染確認は二桁(11人)になった。ワクチンの開発は早くて夏、初動での封じ込めに失敗すると、冗談抜きでオリンピック中止になってしまうで…。ちなみにSARSの感染は4〜5月がピークだった。中国では死者170人(5日前は41人)、患者数は7711人に達している。 ●1月29日…〔今日の良かった〕今朝の新聞読者欄に共感した投稿があったので紹介。 →『「障害者」の呼称を「要助者」に//リハビリテーション科の医師として、高齢者や障害者の方々と日々過ごしています。「障害者」という呼称について、以前から違和感を感じていました。(略)英語の「スペシャルニーズを持つ人」に倣って、「障害者」という呼び方を「要助者」に変更してはどうかと考えました。要助者とは、助けを要する人という意味です。要助者の前にそれぞれが配慮を必要とする部分をつけて個性を表します。例えば、身体が不自由な方は「身体要助者」、心の病気を抱える方は「心要助者」、高齢のため介護が必要な人は「高齢要助者」、子育てに悩む人は「子育て要助者」、経済的問題を抱える人は「経済要助者」、孤独を感じる人は「孤独要助者」など…。生まれてから死ぬまで、誰の助けも借りず、完全に自立して生きていける人はいません。自分が抱える問題をわかりやすく表現し、他人が抱える問題を理解することで、健常者と障害者、支援者と被支援者を隔てる壁がなくなり、お互いが助け合える社会を築けたらいいと思います』(勤務医・奥谷珠美) //元プロ野球選手の清原和博さん(52)のインタビュー記事を読み、薬物中毒の恐ろしさを改めて知る。「もし覚醒剤を手渡されたら?」という質問への答え。 「薬物依存症専門の先生は、やはり手の上に載せられたら、それを自制するのはほぼ不可能だろう、とおっしゃっていました。僕もそう思います。怖いですね。薬物依存症は、回復することはできても、治ることはない病気だと言われています。だから一生、闘い続けていかなければいけないと肝に銘じています。」 ●1月28日…〔今日の良かった〕先日、広島高裁が四国電力伊方原発3号機を「運転してはならない」と決定。裁判長は、「原発付近に活断層がないとした四電の調査は不十分で、阿蘇山(熊本)の大規模噴火時の想定も過小評価」と判断。この仮処分はただちに法的拘束力を持つため、今後の司法手続きで覆らない限り、定期検査を終えても運転できない。住民側は国内最大規模の活断層「中央構造線断層帯」に関連する活断層が原発の沖合約600メートルにある可能性を訴えていた。裁判長は、四電が十分な調査をしないまま活断層が存在しないとして原子炉の設置変更許可などを申請したと指摘。これを問題ないとした原子力規制委員会の判断に「過誤ないし欠落があった」とした。また阿蘇山噴火についても、火山灰などの噴出量は四電の予測の約3〜5倍に上り、想定は過小だと指摘した。 ※日本では文明を滅ぼすほどの「破局噴火」が過去12万年の間に18回起きている。9万年前の阿蘇山の破局噴火は日本最大級であり、流れ出た火砕流は九州全土をのみ込んだだけでなく、当時陸続きだった山口県や、四国西端にまで達した。 日本では約6700年に一度のペースで破局噴火が起きているが、最後に起きたのは7300年前の鹿児島県南方沖の海底火山(鬼界カルデラ)噴火。この鬼界カルデラの破局噴火は西日本の縄文文化を壊滅させた(だから縄文遺跡は青森など東北に多い)。 阿蘇山は分かっているだけで4回も破局噴火を起こしている。いま日本人は、阿蘇山はもう破局噴火しないという前提で玄海原発と川内原発を九州に造り、四国に伊方原発を造っているけど、その根拠はなに? //今日の国会、「桜を見る会」をめぐる安倍氏の「募っているけど募集していない」、この迷答弁に耳を疑った。“安倍晋三事務所”名で、「桜を見る会」を含む観光ツアーへの参加を募る文書が地元有権者に送られていたことについて、野党は「募集していることはいつから知っていたのか」と追及。すると安倍氏は「私は、幅広く募っているという認識だった。募集しているという認識ではなかった」と答弁。募集の『募』は『募る』という字であり、『募る』というのは『募集する』というのと同じ意味。中学生でも知っていることなのに、なんで国のトップがこんな言い訳するんだろ。 ●1月27日…〔今日の良かった〕昨日の大相撲初場所の千秋楽は熱かった。幕内で1番下位となる「幕尻」(西前頭17枚目)の徳勝龍が14勝1敗で優勝!幕尻力士の優勝は貴闘力以来20年ぶり2人目。そして奈良県出身の力士としては98年ぶりの優勝。33歳5カ月での優勝は年6場所となった1958年以降で3番目の年長記録だ。徳勝龍はこれまで十両転落を繰り返し、今場所は4場所ぶりの幕内復帰。十両から戻った場所で優勝した力士は過去にいない。優勝インタビューが面白く、「千秋楽の前日は優勝を意識せず、試合に集中していました。…嘘です、バリバリ意識していました、優勝インタビューの練習をしていました」と“告白”し、場内はバカウケ、笑いに包まれた。一方、場所中に恩師が他界したことについてインタビュアーが触れると、徳勝龍は一気に涙ぐみ、師弟の強い絆を感じ観客は胸を動かされた。おめでとう、徳勝龍! //先日の衆院代表質問で、選択的夫婦別姓に関する野党の質問時に、自民の杉田水脈(みお)衆院議員が「それなら結婚しなくていい」というヤジをとばした件。選択的夫婦別姓の問題で苦しんでいる人を傷つけるものであり、こんなヤジを国会議員が、それも女性の側が言うのかと絶句。杉田議員はLGBTと呼ばれる性的マイノリティーの人たちについて「生産性がない」と主張し問題になったばかり。世界の潮流はLGBTの悩みに耳を傾けようというもの。同じ自民の野田聖子元総務相でさえ「選択的夫婦別姓は多くの支持を得ている。世の中にもっと寄り添ってほしい」と苦言。 …だが、杉田議員は強気だ。なんといっても安倍氏の虎の子であり、前回の衆院選では安倍氏のゴリ押しで比例中国ブロックの単独候補最上位とされ当選したから。比例の名簿トップであり、落選するわけない。安倍氏にとっては他のベテラン自民議員よりも杉田氏が有能に見えるのだろう。そして杉田議員はいまだに、安倍氏に最も近いジャーナリストに暴行を受けた女性について、「男性と2人きりで酩酊するほど多飲した(被害者は薬物混入と疑念)から、女性の方に落ち度があった」と攻撃している。正直、ドン引きです。 ●1月26日…〔今日の良かった〕奈良時代に遣唐使船で留学生として唐に渡り、帰国後、日本の政権中枢で活躍した吉備真備(きびのまきび/695−775)。これまで真備の書はひとつも見つかってなかったが、中国滞在中に真備が筆をとったとみられる8世紀前半の墓誌が中国で見つかったと昨日発表された。中国人の墓誌を日本人が書いたことが確認されたのは初めて。 吉備真備は後世の菅原道真と並ぶ学者政治家で、儒教や兵法などに通じていた。のちに唐で官僚になった阿倍仲麻呂らと一緒に717年に留学生として唐に渡る。帰国後は政権内で活躍したが左遷され、遣唐副使として再び唐に渡った。再帰国後に政権中枢の右大臣まで出世し81歳で他界。 真備が書いたのは、唐王朝で外国使節の接待などをつかさどる「鴻臚寺(こうろじ)」という役所の中級官僚だった李訓(りくん)の墓誌で、開元22(734)年6月20日に死去し、同年6月25日に洛陽の郊外に葬られたことなどが、長さ35cm、幅36cm、厚さ8.9cmの石に計19行、328字が楷書で刻まれている。末尾の1行に「秘書丞(ひしょじょう)ちょ思光(ちょしこう)文」と「日本国朝臣(あそん)備書」とあり、文章を考案したのが中国人で実際に書いたのが「備」と呼ばれる日本人とある。 真備は鴻臚寺に招かれた教師から儒教や歴史などを教わったとみられ、墓誌がつくられたのと同じ年の10月に帰国船に乗っている。東野治之氏(日本古代史)「鴻臚寺で勉強した真備が李訓からお世話になった可能性があり、その訃報に接し、ゆかりのある真備が筆をとったのかもしれない」。20年近い留学生活を探る貴重な史料となった。 「日本国朝臣(あそん)備書」とある●1月25日…〔今日の良かった〕宮崎駿監督は引退宣言を撤回し、いったん解散したジブリのスタッフを再結集し、新作『君たちはどう生きるか』を制作中。スタジオの新体制について語ったインタビュー(新聞)が良かったので抜粋。 「働き方改革で(午後)8時には帰れってなっているんですよ。僕ははじめ抵抗していたんですが、8時にみんな帰った後、ひとりでたばこを吸っても、1時間と持たない。「誰もいないな」って(笑)。だから結局僕も8時に帰るようになったんです。ただ僕は出てくるのがどうしても遅いんです。そうなると「おれが一番働いていない」って。だからつじつまを合わせるために、(スタジオは)土日が休みだから、土曜半日出て、晩飯までには帰る。 この前、土曜が用事でつぶれて日曜に出たんですよ。そしたら月曜からダメージがもろにきて。1週間に1日も休まないっていうのは本当にだめになっています。昔は日曜も平気で出ていたけど、もうだめですね。働き方改革なしで夜12時までやっていたら進むのかと言ったらたぶん進まないですね。だから8時には帰ると決めたのは悪くないですね。一斉に潔く帰っちゃう。そうするとなんとなくみんなでぞろぞろ帰る。8時には帰るようになってみんな人間的な顔になった。土日休みでしょ、月曜日ちゃんと明るい顔して出てくるから。」 //中国で猛威をふるう新型肺炎コロナウイルス。ニュースを見るたびに感染者が増え続け、今朝は死者が41人に跳ね上がった。中国は今日から旧正月に入り、“のべ30億人”が里帰りや旅行を行う世界最大規模の民族大移動が始まる。いったいどうなってしまうのか。収束の目処が立たず心配している。 ●1月24日…〔今日の良かった〕先月、米下院がウイグルでの人権弾圧に関わった中国政府高官らに制裁を科すことを求める「ウイグル法案」を可決して良かった。中国当局は新疆(しんきょう)ウイグル自治区内の収容所にウイグル族ら80万〜200万人以上を拘束し、虐待や拷問、殺害をしていると言われている。国連人種差別撤廃委員会も不当に拘束されたウイグル族の解放を中国政府に勧告してはいるが、国連は深刻な財政難に陥っているため、世界2位の国連予算分担国の中国の人権問題に及び腰だ。トランプ氏は就任以来、米中関係で貿易問題ばかりを重視し、ウイグル族の大規模拘束問題に殆ど触れてこなかった。「ウイグル法案」は人権弾圧に関与した中国当局者らへのビザ発給を制限し、中国の28機関・社に輸出を制限するもの。ウイグル族の人権救済に向け、事態が前進しますように! ●1月23日…〔今日の良かった〕ゼネコンの前田建設工業「ファンタジー営業部」は、アニメに登場する巨大建造物を真面目に設計、見積もりするユニークなチーム。有名なマジンガーZの格納庫の以外も計算していたので以下にメモ。999の宇宙行き出発レールが想定より安く、これ造ってほしい。空に向かって伸びるレールはオブジェとしても美しいと思う。 2003年 「マジンガーZ」地下格納庫 72億円 「銀河鉄道999」地球発進用高架橋 37億円 2010年 「機動戦士ガンダム」ジャブロー基地を創ろう 2532億円 2011年 「サンダーバード」トレーシーアイランド 4496億円 2011年 ドミノ・ピザ月面店舗 1兆6700億円 2013年 「宇宙戦艦ヤマト2199」建造準備及び発進準備工事 1207億円 ●1月22日…〔今日の良かった〕英国ダイアナ妃はパパラッチに追われ、交通事故で悲劇的最期を遂げた。その息子のハリー王子(35)とメーガン妃(38)が、過熱する報道に疲れて王室の主要メンバーから身を引きたいと宣言したのは理解できるし、希望が叶えられて良かったと思う(一部の公務を続けたいとする思いは却下されたけど)。 ちなみに日本の場合も、皇室で生まれた女性皇族や天皇から血縁の遠い男性皇族は、15歳以上になると皇族や三権の長らでつくる皇室会議で認められれば、自らの意思で皇族の身分を離れることができる(皇室典範)。ルール上は、愛子さまや眞子さまも、しんどいときは皇族をやめることが可能だ。 //3年間連載した『音楽の友』の最終回を入稿。感無量なり。掲載は3月号。全36回で125名の音楽家、書きに書いた! ●1月21日…〔今日の良かった〕自認する性と体が異なるトランスジェンダーなど性的少数者(LGBT)が、本人が望む性で制服を選べるように「性別表現の自由」を尊重することを盛り込んだ全国初の条例改正案を、東京都港区が2月の区議会定例会に提出する。これまでも区立の中学校ではトランスジェンダーの生徒から申し出があった場合、ズボンやスカートなど本人が望む標準服(制服)を選ぶことができたが、最終的な判断は校長にゆだねられていた。条例を制定することでトランスジェンダーの方の生きづらさの解消に繋がるといいな。 //少女×ヘビメタという異色のユニット「BABYMETAL(ベビーメタル)」。今年、結成10周年を迎える彼女たちは国境を超えて支持を広げ、昨秋3枚目のアルバム「METAL GALAXY」が米ビルボードの総合アルバムチャートで、日本人ユニットで最高位の13位を記録した。日本語の歌声とダンスを融合したスタイルをどの国でも貫き、「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のライブにゲスト出演するなど、国内より海外の人気がすごい。墓巡礼で渡航した際、彼女たちの巨大看板をイギリスやドイツで何度か見かけた。 ※BABYMETALファンの人に、今度のオフ会で魅力をレクチャーしてほし〜い! ●1月20日…〔今日の良かった〕東京のみで上演された歌舞伎版『風の谷のナウシカ』、児玉竜一さん(早稲田大学教授)のレビューを読んで益々観たくなった。 →「新作歌舞伎の上演史においても、主演の尾上菊之助の個人史においても、特筆される壮挙ではあった。初日に所見。新作歌舞伎としては異例の昼夜通しで、幕間(まくあい)を除くと6時間。映画版の内容は85分の序幕で早々に終わり、腐海の謎、世界の謎を探る原作版の物語が続く。映像効果をできるだけ抑え、古典歌舞伎風のアナログ手段を応用するのがみそ。音楽は和楽器で演奏され、差し金による虫の動きや、子役を使った遠見、衣装の色を変える引き抜きが効果をあげる。王蟲との交感や、虫たちの大暴走への失意は舞踊で表現され、巨神兵と墓の主の対決は、尾上右近と中村歌昇らが獅子の姿を借りる形に置き換えられた。キツネリスのテトが「本朝廿四孝」の狐火(きつねび)よろしく、ナウシカを覚醒させるのも原作にはないが面白い。複雑な長編をよくぞ描いたが、ダイジェストが得意な演出家G2の仕事なら予想通り。(略)菊之助は明確なせりふで、大詰(おおづめ)の対決を盛り上げた。中村七之助のクシャナが、役の置かれた位置を明快に示して圧倒的にすばらしく、片岡亀蔵のクロトワ、市村橘太郎のミトをはじめ、絵から抜け出たような脇役も活躍する。」 ※映画版のナウシカの歌舞伎化と思いきや、上演時間6時間で原作漫画全7巻をやったという!先日のEテレ『ETV特集』では、衣装、背景美術、音楽、ゼロから舞台が出来ていく過程が丁寧に記録されていた。5代目尾上菊之助の本気を見た! ●1月19日…〔今日の良かった〕大河ドラマ『麒麟がくる』第1話がついにオンエア!20年前からサイトで訴え続けてきた「明智光秀視点の大河を!」がようやく実現、感無量。初回では、僕が好きな戦国武将の1人、松永久秀(吉田鋼太郎)が長いセリフ付きで登場し嬉しかった。壮大なテーマ曲を手がけたジョン・グラムは米国の作曲家。ハンス・ジマーばりに重厚なサウンドで、一気に引き込まれた。ぶっちゃけ、映画音楽が好きな僕でもジョン・グラムなんて名前は初耳。制作陣はよくこの人を見つけてきたなぁ。 ●1月18日…〔今日の良かった〕先日、末端の暴力団組員関与のオレオレ詐欺で、暴力団トップの責任を認定する初の高裁判決が出た。代表者としての責任を認めた地裁判決を維持し、暴力団側の控訴を棄却した。問題となったのは、住吉会系の組員らが茨城県内の3人に親族を装う電話をかける手口で、計500万円をだまし取るなどした事件。暴力団対策法は、組員が組の威力を利用して資金を獲得した場合に組の代表者も賠償責任を負うと規定。これに基づき、被害者3人が住吉会トップとナンバー2の最高幹部2人に賠償を求めて提訴していた。 …暴力団がらみの事件が起きる度にいつも思う、なぜ国家権力は犯罪組織の存在を黙認しているのかと。政府は遠い中東のホルムズ海峡に自衛隊を出す前に、まず国内の一般市民を暴力団から守ってくれと。こっちの方がよほど日常生活に危機を及ぼしている。 「任期中に暴力団を撲滅する」と公約を掲げる首相や政党が現れれば、多くの人が票を投じると思う。オレオレ詐欺を左翼過激派や国際イスラム過激派が実行していたら、公安・警察は組織の威信をかけて壊滅まで追い込むだろう。それと同じ熱量を暴力団に向けてほしい。映画監督・伊丹十三さんは個人でヤクザと戦ったためターゲットにされた。武装した国家の実力組織しか暴力団と戦えないのだから、ほんと頼む、頼みます。 ●1月17日…〔今日の良かった〕香港の民主活動家が温暖化問題と民主化運動弾圧について「中国はいずれの問題でも信頼に値しない。世界が目的達成のため、団結しなければならない」と呼びかけ、これにスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(16)が「勇敢に鼓舞する重要なメッセージだ」とコメント。グレタさんは米タイム誌の「今年の人」に選ばれるなど影響力を強めており、香港への苛烈な弾圧の牽制という意味でも、香港デモ支持の態度を表明するのは良いことだと思う。ネット掲示板には、アンチ・グレタの人が「彼女は背後で中共政府と繋がっている」などと書き込んでいたから、これでその手の中傷はグッと減るだろう。 //6434人が犠牲になった阪神・淡路大震災(1995)から25年。当時の僕は27歳、ボランティアで入った神戸では、下層階が押し潰されたマンションやアパートの多さに立ちすくんだ…。失われたたくさんの生命に合掌。 ●1月16日…〔今日の良かった〕文化庁が「あいちトリエンナーレ」に補助金(約7800万円)“不交付”を決定したことについて、文化庁前長官・青柳正規の「私なら辞めている」などの抗議コメントが良かった。 「補助金を出すことは審査委員会で決めたのに、彼らの意見を聞かずに不交付にしたのは、非常にまずい。デュープロセス(適法手続き)になっていない」 「公的な補助金については、必ず公の審査委員会の判断で、公平性、公正性、透明性を確保することが近代国家の大前提。それを破っている。オーバーランです」 「ある芸術の評価は、専門家に任せるべきです。文化政策において、常に念頭に置いておかなければならないのが、ナチスの文化政策です。政治への防御壁を作っておく必要がある」 「本来は、英国のようにアーツカウンシル(芸術評議会)を作って本省から資金を出し、そこから専門家の判断で補助金を交付することが望ましい。政治との間にワンクッションが必要なんです」 「あいちトリエンナーレの動きのなかでいえば、一貫して『表現の自由』を唱え、介入しなかった大村秀章・愛知県知事の姿勢はぶれずに、非常によかった」 「(私が文化庁長官なら)もちろん辞めます。だってトップは、何か起きたときに辞めるためにいるんだから」 ●1月15日…〔今日の良かった〕昨年11月30日に76歳没した旧ソ連・ラトビアの指揮者マリス・ヤンソンスさん。誕生時の1943年はナチス占領下にあり、ユダヤ人の母は家族をゲットーで殺害された。朝日の追悼コラムで紹介されていたヤンソンスさんの言葉が良かったのでメモ。 「政治家は、芸術と娯楽を常に一緒くたに考える。物質社会のもと、心に栄養を与える芸術が軽んじられている。真の芸術を未来へと継承する責任が、私にはある」。 //『音楽の友・2月号』に「世界音楽家巡礼記・第35回」を寄稿。今号は初の日本人音楽家特集。滝廉太郎、山田耕筰、伊福部昭、團伊玖磨、武満徹など8名を紹介。 瀧廉太郎は21歳の時に、日本人による初の合唱曲、“春のうららの隅田川”で有名な『花』を含む組歌『四季』を作曲する。ピアノの伴奏がついた歌曲というのも日本で第一号だった。同年に『荒城の月』も作曲。二十歳すぎと思えぬイブシ銀の曲調で月下の古城跡を旋律にした。 1902年、悲願のドイツ留学(文部省からの男子音楽留学第一号)を果たした滝廉太郎は、半年後に現地で結核を発症。無念の帰国後、曲を発表するあてもないまま、死の4か月前に最後の力を振り絞って絶筆のピアノ曲『憾(うらみ)』を作曲した。この“憾”とは未練や無念という意味であり、恨みの意味ではない。自筆譜の余白に「Doctor Doctor」と走り書きがあり、生を繋ぎとめようとする廉太郎の叫びが伝わる。享年23歳10カ月。 ※:『憾(うらみ)』 (2分50秒) 最期の言葉は枕元の父親に語った「お父さん、意気地なく、御恩の万分の一もお返しできず…お許し下さい」。34曲が残っているが、死因が結核であるため没後に多くの楽譜が焼却されたといい、それもまた廉太郎の悲劇といえる。 楽譜に医者を呼ぶ言葉が…/来月の『音楽の友』で3年間の連載がついに完結。紹介した音楽家は100人を超え、最後に紹介するハイドン、メンデルスゾーンを激筆中。年末年始はひたすらハイドンをスピーカーで流しまくり、交響曲第1番から第104番まですべて聴いた。ハイドン・マラソンだ!弦楽四重奏曲68曲やミサ曲も織り交ぜ、隙あらばハイドン、帰省中も妻の実家の台所で聴き続けた。交響曲104曲を聴き終えた後、印象を言語化するために、もう一度、第1番から交響曲を聴き直し、昨日2巡目がようやく終わった。ハイドンの原稿が完成し、続いてメンデルスゾーンに突入。彼は38歳で病没しているので同情心もあり、これまた一音、一音、聴き逃すまいと集中。 ここ数日、サイト日記の更新が遅れていますが、26日頃に脱稿するので、そしたらまた一気に日記をアップします。わが人生の特別な3年間、クラシック漬けの3年間がもうすぐ終わる。達成感もあり、寂しさもあり。 ●1月14日…〔今日の良かった〕先入観というのはやっかいなもの。読者の方に危ないところを救っていただいた。年末にアップしたシネマ・レビューに重大な間違いがあった。傑作映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』の感想で、マンチェスターはイギリスという思い込みが僕にあったため、「北部イングランド・マンチェスターの寂しげな風景が心にしみる」と書いた。でも登場人物の会話にボストンが出てくるのにイギリスのわけがない!映画には港が出てくるけど、英国マンチェスターは内陸部にあり、そもそも海に面してない。アメリカにあるマンチェスターなのになんで英国と…(汗)。連絡を下さったNさん、本当に有難うございました。一般メディアに書いていれば赤っ恥のこきっ恥でした。 50歳をすぎて日に日に記憶力の劣化を痛感する今日この頃、文芸ジャンキーは読者の方に支えられて、今日も運営されています。 //朝ドラ『スカーレット』のBGMがとても素晴らしい。クラシック風、ジャズ風、タンゴ風、ロック風、インド音楽風、まるで音の万華鏡!作曲者は冬野(とうの)ユミさん。ウィキを見ても年齢がわからなかった。担当した作品も多いとは言えない。番組製作者はよくこの人を抜擢したなぁ。選んだ人えらい!オリジナル・サウンドトラックをマジで買おうかな。 //これ自民の内部でも絶句している人いるだろう。昨年の参院選、同じ選挙区(広島)に2人の候補を立て、アベ・菅のお気に入りの河井案里氏(夫は首相の側近中の側近)には自民党本部から「選挙資金」を1億5000万円入金、もう一人の候補・岸田派の溝手顕正氏にはその10分の1の1500万円入金。結果、溝手氏は落選。同一選挙区の同じ党の候補者同士で10倍もの差をつけるなんて聞いたことがない。っていうか、前代未聞だろう。同じ自民党議員同士で、官邸に覚えめでたいかどうかで10倍も差をつける、このえこひいきの露骨さよ。まったくフェアではない。挙げ句の果てには、公職選挙法違反疑惑(ウグイス嬢問題)で河井案里氏の事務所に家宅捜索。秋の国会をサボって150連休してボーナスだけ受け取る。訳がわからない。 官邸に近い人物の自民党の下村博文・選挙対策委員長ですら昨日はこんなコメントをしている。「(1億5千万円の支払いは)私にとっても想像を超えている。候補者に直接、党本部が政治資金含めて選挙活動費を振り込むことはありえない話。確かに、接戦の所は相場に上乗せすることもあるが、ちょっと桁が違うと驚いている。(誰の判断なのかについて)党本部ということであれば(二階俊博)幹事長、あるいは(安倍晋三)総裁の判断ということ。振り込みだからどこの指示かは分からないが、そういうレベルだろう。」 ●1月13日…〔今日の良かった〕日曜深夜のNHKアニメ『映像研には手を出すな!』が大当たり。『ヴィンランド・サガ』を同時間枠でセットしていたので、最終回のあと自動的に『映像研』第1話が入っていた。“消す前に主題歌だけでも聴くか”と何となくつけていたら、主人公(高校女子)が『未来少年コナン』の動画的魅力を熱く語り始め、思わずガン見。コナン(探偵じゃないよ)に登場するフライングマシンの素晴らしい浮遊感や、空中要塞ギガントの巨大さを見せるために小さな飛行艇が必ず画面を横切る演出など、当方コナンをリアルタイムで見ていた世代ゆえ、「そうそう、そうなんよ!そこがいいんよ!」と共感ツッコミ。 当初、“アニメを描きたい少女と仲間”という設定に“またどっかで聞いたことがある話…”と完全に食傷気味&興味ゼロだったけど、主人公の浅草さんがやりたいのはキャラを動かすことではなく、メカや世界観=設計デザインと知って興味を惹かれたうえ、登場する映像が、まるで宮崎駿さんのラフスケッチ!ジブリ絵!同志になった人物画の水崎さんもアニメへの情熱は本物。一方、浅草さんの友人金森氏(女性)がカネの亡者で、アニメ制作の志が極めて低いという温度差も面白い。原作はスピリッツ(月刊)に連載されているとのこと、ネタバレを阻止するため『映像研』関連の一切の情報を遮断して日曜夜を楽しみに待ちたい。 ●1月12日…〔今日の良かった〕昨日の台湾総統選は中国・習近平主席に抵抗する蔡英文現総統が、台湾選挙史上最多となる817万票を獲得して再選・圧勝!投票率は74.9%、国民の意は決した。親中派の国民党は完敗だ。昨年11月は香港区議選で民主派が大勝しており習近平は2連敗。もはやこの民主主義を求める流れは止まらない。中国共産党による一党独裁は明確にノーを突き付けられている。 人間は生活が安定していても、それが抑圧された状態であれば、必ず自由を渇望するようになる。旧ソ連がそうだった。餓死する国民がおらず、マフィアがいなくて治安が良く、米国に対抗できる軍事力があっても、民衆は言論の自由、秘密警察に突然逮捕されない社会、良心の解放を求めた。賢明なゴルバチョフは、武力で民主化運動を弾圧せず、国民に銃口を向けず、大流血なしに北の帝国を民主国家にソフトランディングさせた。 中国共産党も永遠に一党独裁などできず、必ずどこかで民主化を決断するときがくる。中国の人口は約14億人、絶対に泥沼の内戦だけは避けなければならない。中央アジアに近い地域は必ず独立を求めるから、住民投票を実施して平和的に解決すること。この対応を誤ると取り返しがつかなくなる。 習近平もまさかこれほどまでに、台湾と香港で親中派がボロ負けするとは思わなかっただろう。現実をその目で見たのだから、ほんと、ここからは、慎重のうえにも慎重に、細心の注意を払いながら、民主化の準備を進めてほしい。党中央は経済が大きく発展すれば台湾・香港が北京になびくと思っていただろうけど、人間というのはカネより個人の尊厳が重要なのだと、2つの選挙結果は世界に示した。 ●1月11日…〔今日の良かった〕仕事をしてると昔のようにアニメを見る時間がなく、毎週見られるのは1、2本、要厳選だ。年末に超重厚アニメ『ヴィンランド・サガ』が圧巻の最終回を迎え、しばし虚脱状態になっていたけど、そろそろ次の作品をという気持ちになり、「ヴィンランドのように歴史アニメがいいな」となっていたところ、以前からいろんな人にお勧めされていた『キングダム』のことを思い出した。 ちょうどネットフリックスにあったし「試しに1話だけ見てみよう。実写映画になったし、マンガ大賞だし、本屋では平積みだし、よっぽど良いんだろう」、そんな軽い気持ちで見始めた。アニメ化(第一期)は2012年、もう8年も前に放送されたようだ。 「ほほう、三国志の時代より500年くらい昔の春秋戦国時代の中国が舞台か。この2人の若者、信(しん)と漂(ひょう)が主人公なんだな。2人とも孤児で下僕。ふむ、なるほど、この2人の成長物語で、最後は2人が国家の中央に登りつめるっぽい。もしくは、たもとを分かち最強のライバルとなって互いに立ちはだかるか、そういう展開になるのだろう。ただこのCGアニメの動き、不気味というか、ちょっと生気がなくて抵抗があるな…」 第1話だけが50分構成。そして50分後の僕。 「えっ!?えええ!?えええええええーーーーーっ!?うっそ!!うそうそうそ!!なんで?どうなってんの!?」 まったく予想してなかった強烈なツカミ。衝撃の展開に絶句していると、ネットフリックスが「第二話まであと10秒」とタイムカウントを始めた。うお、自分で停止ボタンを押さないと、自動的に次の話がオンエアされるのか。しかもオープニングの歌をカットして本編から初めてくれる丁寧さ。アイ・キャント・ストップ、「そりゃ、最初の10分だけでも続きを見ないと。彼はどうなってしまったん!?」 …それからは「ダーッ!またこんな良いところで終わったら続きを見るしかないやろ」「王騎将軍ってイイモノ?ワルモノ?こういう唇は敵っぽいが違うのか?」「貂ちゃんのフクロウ、フィギュアあったら買うぞ」「山の民のお面が気になる」「ムタさん…」「宮廷はクズの巣窟」「壁(へき)さんガンバレ!」 あれよあれよで、王都攻防戦に一区切りがつく第15話まで2日でイッキに見てしまった。面白すぎる。次の呂とかいう男も、相当手強そうだし、とにかく話の持っていき方がうまい。そりゃ人気が出るはずだ。CGの人形っぽい動きは早々に慣れた。 ウィキを見るとアニメ第一期は38話、第二期は39話、さらにこの春から第三期がNHKで始まるとのこと。楽しみはまだまだ残っている。掲示板やメールで『キングダム』を推薦して下さったすべての方に感謝! ※『キングダム』を一通り見終えたら、その次にお薦めされることが多い、噂の『ゴールデンカムイ』にデビューしたい。同作のヒットでアイヌ文化に注目が集まったとか。もうめっちゃ期待している。 ●1月10日…〔今日の良かった〕大作曲家ワーグナーは間違いなく真の天才なんだけど、傲慢・不遜な性格でドン引き発言も多々あり個人的には友達になりたくないタイプだった。そう、“だった”であり今は過去形だ。なぜか。作曲家ウェーバーの墓のことを調べていて、大感動した発見があったからだ。 もうすぐ来月号に切り替わってしまうけど、発売中の『音楽の友1月号』に「世界音楽家巡礼記(34)伝説の指揮者たち」を寄稿しており、その原稿を書いていたときのこと。トスカニーニ、ワルター、ベームなど大指揮者の墓を紹介するなかで、指揮棒を初めて使ったドイツの作曲家カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826)のことも採り上げた。 ウェーバーはベートーヴェンと同時代の人物で、ドイツの音楽界がイタリア語オペラに支配されていた時代に、ドイツ民話にもとづくドイツ語オペラ『魔弾の射手』を発表して大喝采を浴びた。だが、結核におかされ、愛する家族を養うために演奏会で渡ったロンドンで病状が悪化、わずか「39歳」で客死する。子どもは4歳と1歳、没する2日前、ドイツにいる妻に最後の手紙を綴った。「神が我が家の全員を祝福し、健康を与えて下さるように」「君たちの側にいたい…」。遺骨は18年後にワーグナー(当時31歳/1813-1883)がドイツに改葬した。彼はウェーバーの27歳年下で、若いころ『魔弾の射手』に感激して作曲家を志しており心からウェーバーを敬愛していた。 僕がドレスデンでウェーバー家に初墓参した際、大黒柱を失った妻子がどうなったのか気になっていたので、真っ先に墓石の没年をチェックした。「1800年代始めだし50歳までは生きててほしい…」。カロリーネ夫人は55歳、ホッ。次に別れ際に駅馬車のお馬さんを撫でていた4歳のマックス坊やは58歳。よし。そしてまだ1歳だった次男アレクサンダーは…19歳、この子は早逝していた。アレクサンダーが他界したのは1844年。待てよ、ワーグナーがロンドンからウェーバーの遺骨をドイツに帰してあげたのも1844年だ。繋がった…繋がってしまった!おそらく若死にしたアレクサンダーを不憫に思って、父子を同じ墓所に埋めてあげたんだ。それならワーグナーの株は僕の中で爆上げだ。ワーグナーは改葬の前年に“楽劇(ワーグナー・オペラ)”の出発点であり、初期を代表する歌劇『さまよえるオランダ人』をドレスデン歌劇場で初演している。墓地は歌劇場の近くだ。彼は恩返しのつもりでウェーバー家のために尽力したのでは。1歳で父と別れたアレクサンダーは顔を覚えていないし寂しかっただろう。晩年の手紙で家族との再会を切望していたウェーバーの想いを考えると、ひとつの墓石にウェーバー家みんなの名があるのを見ていると目頭が熱くなった。 このウェーバー&ワーグナーのエピソードにはさらに胸熱の後日談がある。ワーグナーはウェーバーの改葬から3年後、墓地の真向かいの家に引っ越してきた。道を渡ってたった10秒。今、その家は現地で“ワーグナーハウス”と呼ばれ、壁面にワーグナーの肖像がかかっている。引っ越し当時のワーグナーは、自信をもって初演した『さまよえるオランダ人』も『タンホイザー』も人気が出ず、上演がすぐに打ち切られたりしていた。そしてこの家で『ローエングリン』を書きあげたものの、初演のメドさえ立たなかった。だが、尊敬するウェーバーだって、イタリア・オペラ全盛期に自分の楽才を信じてドイツ・オペラ(魔弾の射手)を、肺結核を抱えながら3年かけて書きあげている。ヒットの保証はなかった。おそらくワーグナーは、心が折れそうなときにウェーバーの墓前で勇気とパワーをもらいたくて、墓の前に転居してきたのだろう。そうとしか考えられない。その2年後、ワーグナーはドレスデンの革命運動・五月蜂起に参加したことで指名手配され、スイスに亡命。かの地で『トリスタンとイゾルデ』『ラインの黄金』など代表作を生み出していく…。30歳代半ばの、才能を開花させる前、大ワーグナーになる前の彼が、ウェーバーの墓前で自分を励ましている姿を想像するとグッとくる。ほんと、墓というものは本人が他界した後も誰かの人生を支えていくのだとしみじみ思った。
//ぐおおお、3日がかりで日記&「今日の良かった」を1/2〜1/9まで遡って加筆!時事問題で暗いニュースがあっても、毎日、良いことだってあるはず。昨年は半年で筆を折ったので、今年こそ最後まで完走するつもり!リテラの『芸能人よく言った大賞』『御用ジャーナリスト大賞』は共感ポイント多し。 ●1月9日…〔今日の良かった〕『メガヒット相次ぐ、国内映画興収2019年は過去最高』 映画ファンとしてこれは嬉しい!映画の売り上げを表す国内の興行収入が、昨年は最高の2500億円を超える見通しに。6月には多くの映画館で入場料金を100円値上げしたにもかかわらず、入場者数も最多の1億9千万人超になる見込み。興収100億円超のメガヒット作品が相次ぎ、大都市に進出してきた大型シネコンが普及したことが背景にあるとのこと。 2018年の100億円超えは『ボヘミアン・ラプソディ』の1本のみだったが、19年は新海誠監督の『天気の子』が140億円、ディズニーの実写版『アラジン』が121億円、『トイ・ストーリー4』が100億円を記録するなど3桁超えのメガヒットが3本あった。50億円超えも『名探偵コナン 紺青の拳』(93億円)、『ライオン・キング』(66億円)など8本!正月前後や春夏休み、ゴールデンウィークがない閑散期でも、『ジョーカー』『翔んで埼玉』などヒット作が続いた。11月下旬公開の『アナと雪の女王2』も100億円超え目前らしい。ネットフリックスの上陸をビビっていた映画界だけど、家庭で気軽に観られるネットフリックスやアマゾンプライムが、映画ファンを増やすことに貢献しているのかも知れない。 //日産の従業員をクビにしまくって自分自身は10億円を超える役員報酬をもらっていた非情な“ミスター・コストカッター”カルロス・ゴーン。年末の逃亡劇は仰天したし、姑息なやり方に腹が立っているけど、今日の森雅子法相の会見「潔白というのなら司法の場で無罪を証明すべきだ」には椅子から転げ落ちそうになった。国際的に司法は推定無罪が原則。有罪の立証責任は検察官にあり、被告に無罪の立証責任はない。森法相は「言い間違えた」と言ってるが、ツイッターにもフェイズブックにも「無罪を証明すべき」と書いており、言い間違いではなく、本当にそう思っていたようだ。元弁護士なのに。 ゴーンは「日本の司法制度は北朝鮮なみ」と煽ってるが、奇しくも森法相自身がそれを体現してしまった。それとは別に、諸外国の司法制度に比べて日本が圧倒的に遅れているのは、「取り調べの弁護士立ち合い」だ。ハリウッド映画を観ると、必ず犯人の隣りに弁護士がいる。米国だけじゃない。イギリス、フランス、ドイツ、韓国、どこも取り調べの際は弁護士が同席している。この制度がないだけで、世界はゴーンの話を聞いて「そりゃ酷い」ってなってしまう。世界標準に合わせて早く改正するべき。 → |
●1月8日…〔今日の良かった〕イランからの報復爆撃は死傷者ゼロ人、トランプもイラン側も「これ以上軍事作戦は行わない」と宣言、まだまだ予断を許さないけれど、ひとまずは中東の破滅的な軍事衝突は回避できたようで良かった。ただあのイラン人数百万人が参列したソレイマニの葬儀を見ると、これで終わることができるのか、崇拝者が納得できるのか、そこが心配。 〔1/12追記〕民間航空機の誤射事件を発端に、イランで反政府デモが始まった。飛行機撃墜ではイラン人もたくさん亡くなったのに、イラン指導部が当初誤射を否定し、国民に不信感を与えた。もともと昨年11月に反政府デモで死傷者が出る不安定な政情、反政府運動が拡大する可能性がある。 ●1月7日…〔今日の良かった〕年末の川崎簡裁の判決で、ネット上の差別的な書き込みに対し、全国で初めて迷惑行為防止条例違反が適用された。川崎市でヘイトスピーチに反対する活動の先頭に立ってきた在日コリアン3世・崔江以子さんに対し、ツイッターで「差別を楯にのうのうと暮らす在日朝鮮人を許さない。一切の権利を認めない」など名誉を傷つける投稿を“匿名”で繰り返した神奈川の池田茂幸氏(51)に、川崎簡裁は罰金30万円の略式命令を出した。今回適用されたのと同様の規定は、北海道、東京、愛知、大阪、福岡など、他の都道府県にもある。崔さんの弁護士は「同様の行為に対する抑止力となる」と評価。2016年に成立したヘイトスピーチ対策法には罰則規定がないので、今回の迷惑行為防止条例違反適用がほんと抑止効果になってほしい。 //(昨日の続き)2019年を振り返ったリテラによる『御用ジャーナリスト大賞』の完結編。僕がこれをまとめるのは、個人の糾弾が目的ではなく、問題の内容を通して、この国のあり方を考える為です。保守の人にとっても、リベラルが何にこだわっているのか分かるし、本意が誤って伝わっているなら、どう伝え方を変えれば良いか考えるヒントになると思います。 《元記事から要約》 5位:吉本芸人(松本人志、千原せいじ、ほんこん、小籔千豊、加藤浩次) 吉本興業は近年、安倍政権やその周辺から行政関係の仕事を受注しまくっている。問題化して回収になった小籔起用の厚労省「人生会議」ポスターには4070万円もの血税が投入され、国土交通省のおかずクラブ、外務省のケンドーコバヤシ、消費者庁のロバート・秋山竜次、防衛省・自衛官募集キャンペーンへのNON STYLEや尼神インター起用と、各省庁のPRのタレント起用は枚挙にいとまがない。加えて、吉本興業が関わる教育コンテンツなどを国内外に発信するプラットフォーム事業に「クールジャパン機構」が最大100億円を出資することも判明した。吉本芸人の安倍政権御用化はこうした行政ビジネスとセットになっている。ワイドショーに芸人たちを大量に送り込み、安倍政権擁護のコメントを言わせ、その見返りに行政プロジェクトを受注するという構図がここに。松本人志、小籔千豊を筆頭に、近年は千原せいじやほんこんが頭角を現し、せいじは覚えめでたく今年「桜を見る会」に招待。ほんこんは極右雑誌「正論」に登場、「桜を見る会とか追及してる場合ちゃうで」などと連発。闇営業問題で反上層部の急先鋒だった加藤浩次も、『スッキリ』で「桜を見る会」のジャパンライフ会長招待問題について「4年前は普通にマルチの商売をしている会社にすぎない」と、事実を無視した政権擁護をして批判を浴びた。 4位:恵俊彰(+八代英輝) 恵俊彰は菅官房長官と定期的に会食している関係といわれている。MCを務める『ひるおび!』(TBS)では、田崎史郎や八代英輝弁護士と一緒になって政権擁護し、中でも無茶苦茶な“菅官房長官擁護”が問題に。側近の菅原一秀経産相らのスキャンダル辞任、「桜を見る会」をめぐる対応で、影響力低下が指摘される菅官房長官を特集した際、恵が唐突に「その菅官房長官、なんと今日お誕生日でした!」と言い出すというありえない展開。スタジオで失笑が漏れるなか、記者に誕生日を祝われた菅官房長官が返した言葉まで紹介。菅官房長官が会見で窮地に立たされ、官僚のメモに何度も頼るシーンが流れた後も、「ちゃんと資料見て言葉を選んでらっしゃる」と無理やりフォロー。特集の間、絶えず「安定感」「安心感」「鉄壁」と視聴者に擦り込むように連呼し、「ポスト安倍のなかに必ず名前があがる人になってきた」などヨイショ。 3位:田崎史郎 「御用ジャーナリスト」の代名詞的存在として昨年も君臨。政治と金の問題で河井克行法相と菅原一秀経産相がスピード辞任した件に対しては「早めに辞めさせて、後任もすぐに選んでいるんです。これ、危機管理としてはスピード、ここがいちばん大事なんです。そういう意味では非常に優れた内閣」と解説するなど、絶句のエクストリーム擁護を連発。だが、当ランキング3年連続第1位から3位に転落。原因は田崎が「桜」追及の舞台から早々に撤退してワイドショーに出演しなくなったから。田崎自身がジャパンライフの懇談会に参加し、宣伝に協力していたという問題を抱えているため出演を辞退している。 2位:三浦瑠麗 テレビやSNSで“神目線”の政権擁護を連発。「桜」問題では〈桜を見る会が中止に。おそらく「国民感情」への配慮。時の権力者が催す宴には「なぜあいつが呼ばれた」になりがち。全ては国民感情次第ということなのでしょう〉などと“呼ばれていない人たちの嫉妬”にすり替えてヒンシュク。「当たり前のことを前置きして聞き手を納得させ、その流れで唐突に政権擁護へ切り替えて全体が正しいかのように錯覚させる」という三浦論法のトリックは、もうほとんどの人にバレてしまっている。ちなみに三浦氏は2019年に永田町の豪華オフィスに事務所を移転。首相の出身派閥である清和政策研究会(細田派)の勉強会で講演をおこなった。三浦氏いわく「『保守速報』を禁じるんだったら『リテラ』も禁ずるべき」。 1位:岩田明子 元TBS記者・山口敬之や産経新聞・阿比留瑠比と並んで「安倍首相にもっとも近い記者」と呼ばれてきたNHK政治部の岩田明子記者。近年は格上げされ「首相の代理人」「官邸からの出向記者」に。宮内庁担当記者でもないのに特番に登場、新元号が発表された直後にはその言葉(令和)の意味や“安倍首相の思い”まで事細かに解説。それは事前に最高機密である新元号を知らされ、挙げ句、選定した理由まで伝えられていたとしか考えられないものだった。 岩田記者は「文藝春秋」12月号に「安倍晋三VS.文在寅「激突900日」」なるレポートを寄稿、中身は安倍首相を主人公にして現実を二次創作した小説に近いもの。NHKでは奮闘する社会部やWeb版に対し圧力がかかり、その先頭に立っているのが政治部だ。他部署のスクープを潰し、安倍擁護報道を垂れ流す、そうした政治部の象徴こそが岩田記者。公共放送が官邸筋に支配されているのは大問題。 /おそらく来年の正月は状況が激変していると思う。自民岸田文雄、自民石破茂、立憲枝野幸男、れいわ山本太郎、誰かが国のトップになっていることを切望。でないと、森友問題で自ら命を断った財務省近畿財務局の赤木俊夫さんが浮かばれない。赤木さんは遺書に「勝手にやったのではなく財務省からの指示があった」「上からの指示で文書を書き直させられた」「このままでは自分1人の責任にされてしまう、冷たい」と悲鳴を記していた。また、国会で財務省佐川局長(当時。後に国税長官に栄転)が、「財務省側と学園との交渉記録は廃棄した」と答弁していることについて、「資料は残しているはずで、ないことはありえない」と疑問を投げかけていた。親族には「自分の中の常識が壊れてしまった。定期異動で今の部署から移れると思っていたのに異動できず、心身の不調が進んだ」と話していた。親族の方「誠実で正義感が強く、愚痴や人の悪口を言わない人だったのでなぜ死んだのか知りたい」。今年の3月7日で没2年。 ●1月6日…〔今日の良かった〕『交通事故死最少3215人・車両性能向上など奏功』。 僕が子どもの頃、交通事故の死者は過去最悪の1万6765人(1970年)を記録し「交通戦争」という言葉が飛び交っていた。昨年は3215人と激減。シートベルト着用の定着、酔っ払い運転の減少、自動ブレーキといった車両性能の向上などが複合的に奏功。ちなみに都道府県別では愛知が17年ぶりにワーストを脱し、千葉が初のワーストに。以下、愛知、北海道、兵庫、東京、神奈川、大阪、埼玉の順。 //将来、いったい昨年2019年の日本がどういう状況だったのか参考にできるよう、リテラによる『芸能人よく言った大賞』に続き、ワーストである『御用ジャーナリスト大賞』も以下にまとめておきます。 《元記事から要約》 10位:立川志らく 「あいちトリエンナーレ」の「表現の不自由展・その後」をめぐる発言。芸術監督・津田大介氏と中継で「表現の不自由展・その後」について生討論した際、「再開反対」で息巻く志らくは、「子供の虐待の映像を見せて、これも表現の自由なんだということをやり始めたら、津田さんはどう思いますか?」。保守派が攻撃した「昭和天皇の肖像を焼く映像」と、志らくが例にした「子どもの虐待映像」はまったくの別物であり、前者は戦争時のトップであり公人中の公人、後者は当たり前に犯罪行為。それを同列に並べるのは違う。志らくはさらに「(自民党は)こういう(慰安婦像のような)ヘイトを含むものを芸術としてやるならば、国は金を出しませんよと。そうはっきり言ってくれれば」とした。これは“政府が認めたものだけが芸術”という独裁国家の検閲官のような芸術観であり、愛知の大村知事が呆れていた暴論。 ※「毒舌」というのは権力者に向けられるから喝采したくなるのであって、強者目線で弱者へ向けられた毒舌は「嘲笑」と同じで聞いててつらいしカッコ悪い。落語家や漫才師がカッコいいのは、自分より強い者に笑いでしっぺ返しする姿。慰安婦の中には騙されて慰安婦にされた人もいたのに、日本軍は故郷に帰さなかった。いろんな人を演じ分ける噺家さんであればこそ、その辛さを想像できるはず。不幸な境遇にあった弱い立場の人に寄り添ってほしいと切に願う。 9位:堀江貴文 「老後2000万円」問題をめぐり、東京で行われた「年金払え」デモの参加者を〈ほんとそんな時間あったら働いて納税しろや。税金泥棒め〉とツイート。政府への抗議デモはどこの民主主義国でも普通に保障されている市民の権利であるうえ、デモがあったのは日曜。ツイッター読者から〈(税金泥棒というなら)加計学園問題とかもっともっと突いてよ〉と反応されると、〈それこそなんの問題もないっしょ。あほなの?〉。ホリエモンが立ち上げたロケット開発企業は経産省の事業の委託先になっており、リテラはそれで政権に従順なのかと推測。 8位:有働由美子 NHKを退局して「ジャーナリスト」に転身すると宣言、『news zero』キャスターに就いたものの、政権批判はまったくといっていいほど口にせず、「桜を見る会」問題についても当たり障りのない紹介をしているだけ。安倍首相がゲストにきても忖度に終始。 ※リテラは「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」の司会を引き受けたことも批判しているけど、そこはセーフでいいと思う。お二人の笑顔、涙ぐまれた皇后、辻井伸行さんのピアノ、嵐のハモった歌、僕はグッと来た。人間は生まれながら平等という立場から、作られた身分制度としての天皇制は問題だけど、古来からの文化継承者という意味で僕は敬意を抱いている。あと、護憲、平和主義者としての姿勢にも。 7位:小松靖 『ワイド!スクランブル』(テレ朝)は小松アナのせいで露骨な安倍政権擁護やヘイトに近い中国・韓国バッシングを繰り返す『虎ノ門ニュース』(DHC)のような番組になってしまった。「(文大統領には支持率以外に)北と繋がる別の理由があるのではないか」なる陰謀論をまくし立て、旭日旗問題をとりあげるなかで戦中に日本軍が旭日旗を掲げて侵略戦争を行った史実を矮小化。「桜を見る会」をめぐる反社会的勢力との関係について「吉本芸人と一緒にするのは無理がある。反社会勢力から対価を得るということは犯罪によって得たお金を対価としてギャラとしてもらったということだから、それとはちょっとワケが違う」とアクロバット擁護。「桜を見る会」に招待されたという事実をジャパンライフが詐欺に悪用したように、招待そのものが人物や関係企業に「政府によるお墨付き」を与えることになる。闇営業で反社と絡んだ芸人よりもよっぽど罪が重い。 6位:辛坊治郎 選挙前に安倍首相を単独出演させてPRを電波に乗せた“大阪の腰巾着”。ゲスト出演した首相は年金問題や進展のない外交問題について一方的な成果を主張しつづけ、辛坊もフォローを入れつづけた。この日は参院選公示日を少し後に控えたタイミングであり、あきらかに事前運動。首相は放送中に立憲民主党・枝野幸男代表や共産党・志位和夫委員長への猛批判をはじめ、「今度の参議院選挙においては、審議すらしない政党を選ぶのか、審議をする政党を選ぶのか、それを決めていただきたい」などと宣言。この宣言は総理としてではなく、完全に自民党総裁としての発言。「偏向」というのは、まさにこのこと。他にも辛坊は「桜を見る会」問題について「追及している野党の人たちはバカなんじゃないかと多くの人は思う」などと野党批判にすり替え。 特別賞:山口敬之と山口を擁護する安倍応援団 性暴力を働いた山口氏と、伊藤詩織さんに対する卑劣攻撃を繰り出した連中が全員安倍応援団だったというのは偶然ではない。山口氏は「安倍首相にもっとも近いジャーナリスト」として安倍首相の礼賛本を出版、ワイドショーに出演しまくって露骨な首相擁護を繰り広げてきた。一方、安倍首相や官邸の側も山口氏に対して破格の扱いをし、関係者以外が立ち入ることのできない首相執務室での写真をカバーに使わせ、TBS退社後の再就職先の世話や海外の研究員への推薦などに動いていた。そして、詩織さん事件で、山口氏の逮捕が直前に取り消されたのも、こうした癒着関係の結果だった。この問題をめぐっては、小川榮太郎や百田尚樹、上念司、「月刊Hanada」の花田紀凱編集長などといった安倍応援団が、こぞって性暴力を振るう人間を擁護し、平気で性被害者バッシングを繰り出している。決して偶然ではなく、同じ価値観ということ。(つづく) ●1月5日…〔今日の良かった〕(つづき)リテラ『芸能人よく言った大賞』のまとめ後編。この先、リテラが万が一閉鎖された時のため、こういう良い記事は当日記でも要点をまとめておきたい。今回は上位5人! 《元記事から要約》 5位:松坂桃李 多くの芸能人が出演拒否した政権批判映画に覚悟の出演 東京新聞の望月衣塑子記者の同名ノンフィクションを原案にした『新聞記者』の主人公のひとりを演じる。安倍政権の現在進行形の不祥事や官僚支配、謀略体質を題材に、官邸の内閣情報調査室の暗躍を正面から描いた本作。政権の方針に反抗的な官僚のスキャンダルをマスコミ関係者にリークしたり、“総理べったり記者”による性暴力と逮捕もみ消しを告発した女性のバッシング情報をネットに投下したり、こうした工作は北村滋内閣情報官が率いる内閣情報調査室の謀略そのもの。この調査室のエリート官僚を演じたのが松坂桃李であり、上司からの命令と、官僚としての理想や良心との狭間で葛藤・苦悩する若手官僚を好演。「日刊スポーツ映画大賞」作品賞受賞の壇上で松坂のコメント。「『これが公開されたら、僕らいないかもね』とプロデューサーに言われていました。無事公開できればいいなという思いが強かった」。 4位:GLAY 令和ブームと安倍政権の歴史修正主義を批判 GLAYが発表したアルバム『NO DEMOCRACY』はいまの政治状況への危機感を表現する楽曲が複数収録。たとえば、「戦禍の子」。〈国を奪われ家族とはぐれ/国境を目指す民に/機関銃〉〈今度生まれてくる時は/ちゃんと見つめてもらいなよ/ちゃんと守ってもらいなよ/ちゃんと愛してもらうんだよ〉と歌われるこの曲は、難民問題を題材にした曲だが、TAKUROはインタビューで「日本における子供の貧困っていうのも、同一線上にもってきたいと思いました」と語る。アルバム最後を飾る「元号」では〈かつて兵士たちは目隠しのままで玉砕しました/消え去った祖国の夢と/今もあの戦争(とき)を悔やんでいるならば/声をあげて欲しい 新しい元号の下で〉〈かつて俺たちは人生の舵を預けていました/放棄していました/誰も誰かの人としてあるべき尊厳を/奪えはしないのだ 新しい元号の下で〉 安倍政権下で進む、戦争肯定、歴史修正主義に抵抗するかのように、昭和の時代に日本が起こした戦争に言及。当曲についてTAKUROいわく「時々自分たちの立ち位置を見失わないように、そして『ロックミュージックってものの本質って何だろう?』って、そのことを理解しているわけではないけれども、立ち返る必要がある時には、やっぱりああいう曲は積極的に出していきますね」。 3位:所ジョージ “お気楽”が売りの大物タレントがプロテストソング 「世田谷一郎」名義のYouTubeチャンネルで沖縄の三線を弾きながらこう歌った。〈アメリカの飛行機/アメリカに降りてョ/周辺諸国の防衛/沖縄の人の感情/両者正義で何年ももめて/その間諸国は攻めるの休んでくれているのか?な?〉 これは明らかに「周辺諸国の脅威から防衛するため、沖縄に米軍基地は必要」という安倍政権や基地移転推進派に痛烈な皮肉を込めた所流のプロテストソング。 2018年にも「沖縄の土地」という楽曲で米軍基地問題を追及。他にも〈原子力の片付け終わっちゃいないのに/安全の基準値を満たしてるんじゃないのかと/痛い目忘れ/やる事はやっていますョと/やってて片付かないんじゃ 次も同じでしょう/電気に群がる我々って 何?〉と再稼働に疑問を投げかけた「全員集合」なる曲も発表。さかのぼれば2013年の「コントロール」では、アベノミクスの格差助長政策について〈株価が上がって/やったみたいな顔してますが/大きい企業のための日本ではないはずなのに/お腹の空いてる皆さんの前に安いもの並べても/ガマンできるものだと思っている〉。 2位:村本大輔(ウーマンラッシュアワー) 吉本上層部からの圧力のなか政治発言がさらに深化 村本は3年にわたってMCを務めた『AbemaPrime』を降板、吉本上層部から政治発言をやめるように言われ続けてきたことを告白。「番組終わった後、楽屋に毎回、吉本の社員とか偉い人が待ってて、そのまま取り調べみたいなの受けるでしょ?そうなんですよ。僕、最近、吉本の社員のこと、「公安」って呼んでるんですよ。治安維持法でね、ちょっと僕がつぶやいたらしょっぴかれて」「この前なんか社長が楽屋に座ってるんですよ。アベプラが終わったら、『ちょっと来てください』って言われて、『こないだのTwitterの件やけども、これはどうにかならんか、百田(尚樹)さんや高須(克弥)さんのこと』ということで、楽屋に30〜40分も閉じ込められて、ずっと言われたんですよ」。 沖縄の基地問題、原発、在日差別の問題でも、村本は実際に現場に足を運んで、虐げられている人たちの生の声に耳を傾けている。元山仁士郎氏が沖縄県民投票の実施を求め宜野湾市役所前でハンガーストライキを行った際には、直接会いに行ってインタビューしているし、朝鮮学校にも実際に出かけ生徒と差別の実態や無償化除外による困窮などについて話している。 年末の『THE MANZAI 2019』で披露されたネタでは、吉本芸人の闇営業問題、原発問題、沖縄米軍基地問題などを風刺。 「あの台風19号の夜、ホームレスが避難所から追い出されましたね。それに対してですね、ホームレスは『“みんな”の迷惑になるから』という奴がいました。でも、そのホームレスは“みんな”のなかにはいないわけですね。たとえば、このまえ朝鮮学校に行ってきました。朝鮮学校の子どもと友だちになりました。そんな話をいろんな人に喋ったら、みんなが『どういうテンションで聞いたらいいかわからない』って言われました。その“みんな”のなかに朝鮮学校の子どもはいないわけですね。いつでも“みんな”のなかにいない人がいて、“みんな”のなかにいない人が透明人間にされて、透明人間の言葉は誰も聞かれないようになるんですよ。 その透明人間が日本にはいっぱいいるわけですよ!」 そうした人々は社会からの助けを得られぬまま耐え忍び、その状況の苦しさを訴えたら、助けられるどころか責め立てられる。村本は、その構図に視聴者も加担し、誰かの「生きづらさ」を放置することで快適な生活を送っている残酷な構図に気づくべきであると喝破。放送後の「note」に村本はこう書く。〈誰かの評価を欲しくてあの場に行くんではない。おれはそのバラエティのお茶の間にその透明人間達を連れて行きたかった〉。 ★大賞:上田晋也(くりぃむしちゅー) 「圧力がかかっているのは政治的発言でなく政権批判」と本質を指摘 人気芸人でありながら、吉本の御用芸人コメンテーターたちとはまったく違って、これまでことあるごとに真っ当な政権批判を口にしてきた上田。『上田晋也のサタデージャーナル』(TBS)では舌鋒鋭く、辺野古新基地建設をめぐる沖縄県民投票の結果を蔑ろにする安倍政権の対応について、「沖縄の県民投票。『この結果を真摯に受け止める』と安倍総理はコメントしたわけなんですけれども、政府の対応はまるで真逆と言いましょうか、真摯に受け止めるっていうのは、無視することなのかなと思ってしまいそうな対応なんですけれども」と厳しく批判。 芸能人の政治的発言炎上問題について、佐藤浩市、村本大輔、りゅうちぇる、ローラといった、ここ最近に起きた芸能人の政治的発言が原因の炎上案件を紹介。「なんで最近芸能人が政治的発言をしちゃいけないって言われ出したのかも、そもそもがよくわからないんですよ。別に民主党政権のときだっていっぱい言ってたし、その前の麻生政権、福田政権、その前の安倍政権のときも言ってた。でも、そのときの安倍政権って別にこんな空気はなかったですよね」。上田は「芸能人は政治的発言するな」という風潮が、実は「第二次安倍政権下」特有のものであると、いまの安倍政権下の異様な言論状況を喝破した。政権との癒着や政権擁護発言は問題にされず、政権批判や政権と争う姿勢だけが問題にされていることを指摘。「自由闊達な議論を許さない空気というのは世の中をどんどん萎縮させ、閉塞感のある社会を生み出してしまいます。自分と考えの違う意見を封殺しようとすることは、ひいては自分自身の首を締めることになる。後々、自分も意見を言えない世の中を生み出してしまうのではないでしょうか」。そして9月の最終回、最後のメッセージ。上田「私はこの番組において、いつもごくごく当たり前のことを言ってきたつもりです。しかしながら、一方で、その当たり前のことを言いづらい世の中になりつつあるのではないかなと。危惧する部分もあります。もしそうであるとするならば、それは健全な世の中とは言えないのではないでしょうか」。 ●1月4日…〔今日の良かった〕著名人が安倍政権を批判すると仕事を干されたり、ネット右翼から大バッシングを受け“炎上”するリスクがあるのに、それでも堂々と持論を述べる人はほんと勇気があると思う。リベラル系のニュース・サイトのリテラが年始に発表している恒例の『芸能人よく言った大賞』、そしてワーストである『御用ジャーナリスト大賞』が、僕の肌感覚とほぼ一致していたので日記でも紹介したい。年明けでもあり、最初は“良かった”方のベストから。自分が喝采を送った人が正当に評価されるのはほんと嬉しい。 《元記事から要約》 10位:明石家さんま 闇営業問題の渦中に吉本芸人でただひとり政権との癒着に皮肉。 吉本は安倍首相を新喜劇の舞台に出演させる(しかも統一地方選挙の前日)など、政権PRに全面協力している。税金を使った公的ビジネスに芸人を送り込んで巨額の政府補助金を得たり、大崎会長は沖縄米軍基地跡地利用の有識者懇談会メンバーに選ばれている。「闇営業」騒動に関して会社の上層部に加藤浩次(極楽とんぼ)、近藤春菜(ハリセンボン)、友近などが批判の声をあげたが、批判のポイントは芸人の待遇に限られており、松本人志が「大崎が辞めたら俺も吉本をやめる」と大崎擁護を宣言すると腰砕けになってしまった。だが明石家さんまは引き続き大崎会長や岡本昭彦社長を批判。歴代総理が訪れたうどん店のロケで吉本と安倍政権の関係をこう皮肉った。「今、吉本もな、安倍さんとアレしてるからなぁ。ここでやってるんとちゃうか?安倍さんと大崎と、ゴチャゴチャ言うて。『ちゃんとしてくれよ!大崎くん』とか言うてやな」。オリンピック招致が決まった時は、首相や竹田JOC会長の被災地切り捨て姿勢を真っ向から批判し、トランプが挑発的姿勢を繰り返したときは、戦争に予算を使う政府に憤り、税務署に文句を言いに行ったことがあるというエピソードを語ったこともある。 9位:古舘寛治 ネット右翼から「通報」されても政権批判を継続 欧米人は総じて「もの申す」人々で、芸能人であっても申さなかったら馬鹿にされるような文化がある。日本では大半の俳優が政治的なことに一切口を閉ざしているのが現状。岸部一徳が「政権に忖度しないところが好き」と、玉川徹ファンであることを漏らし、その程度で話題になる。 政権批判をツイートした大河「いだてん」俳優の古舘寛治は、ネット右翼から送られてきた〈大河という公営放送の看板番組に出ている俳優が政治的に偏った発言繰り返すのはいただけないので、各所通報しておきました〉というリプライを引用リツイートするかたちでこう反撃。〈私通報されたようです!なんの罪なんだろ?政治偏向罪?俳優政治発言罪?アベ批判罪??俺日本にいるつもりだったんだけど…どこの国に迷い込んだんだ?おっそろしいな?私はどうも全体主義国家にいるようですぞ!〉〈言論の自由が保障されてるはずの国でこんなに政治発言がしにくい国は日本くらいでしょう。つまり他の国よりずっと全体主義が近い。現に僕に絡んでくる人たちは無意識にせよ全体主義を渇望している。現政権を批判する事自体が許せないのですから。「政府に楯突くなんて許せん!」ですから〉。 ※特別賞 『いだてん』と宮藤官九郎 放送開始前は五輪礼賛、国威発揚ドラマになるのではとの危惧もあったが、ふたを開けてみれば、戦前日本の「負の部分」から逃げなかった稀有な大河に。関東大震災を描いた回では、朝鮮人虐殺を示唆する場面を入れ、虐殺の事実をなかったことにしようとする歴史修正の動きに抗った。ベルリン五輪では、朝鮮半島出身にもかかわらず日本の植民地支配により祖国を奪われ日本代表として日の丸・君が代をバックにメダルをもらうことになったマラソンの孫基禎選手と南昇竜選手のエピソードや、オリンピックの舞台となるはずだった国立競技場から学徒動員で戦地へ向かい死んでいった若者の悲劇などを、実際の映像を交えながら描いた。終戦直後、満州で日本人がソ連兵から略奪や虐殺を受けたことに触れる際には、戦争中の日本人も中国の人々に対して同じことをしていたと「加害」について触れることもしている。現在の政治状況下において、「大河ドラマ」というメジャーな枠でそうしたシーンを少しでも描こうとしたことは高く評価されていい。 8位:水原希子&ローラ 若い女性が社会的発言をするだけで袋叩きの日本で発言 在日韓国人の母親と米国人の父親の間に生まれた出自をめぐって、ヘイト攻撃を受けながらもまったく怯まず、「反差別」や「多様性の大切さ」を堂々と語ってきた水原希子は、困っている外国人をなかなか助けない成田空港の入国審査官を批判した。入国管理局収容施設における人権侵害問題など入管は外国人に対してまったく寄り添う姿勢を見せない。その後、彼女はネット右翼から〈米国人と韓国人のハーフが日本人の振りして偉そうに日本人を批判してんじゃねーよ?〉と出自を取り上げヘイト攻撃を受ける。 2018年、米軍の辺野基地建設に反対姿勢を示し、炎上状態になったローラ。アマゾン森林火災についていち早くインスタで発信。〈今ブラジルでは、大規模な山火事が3週間続いています。なのにこの件はほとんどのメディアが取り上げていません。〉〈森が無くなることで地球温暖化はさらに加速し、これから様々な問題が発生します。私たちが何を食べるか、選ぶかで私たちの未来が決まります。〉と呼びかけた。その際、投稿写真に過去の火災写真が混じっていたため、「嘘つき」「フェイク」と非難される。本質からずれたミスを騒ぎ立てられ、「物を言う女はウザい」というミソジニー(女性嫌悪)心性の被害者。 7位:石田純一 嫌韓を批判し「桜を見る会」の実態を暴露 「デイリー新潮」の連載コラムで、元徴用工の問題やレーダー照射の問題について、〈日韓問題はたがいに感情的になっているかぎり解決しない。メディアもことさら嫌悪感情を煽らないでいただきたい〉と釘を刺し、「日韓請求権協定で韓国の請求権は放棄されているので、徴用工問題は解決済み」と突き放す日本側の姿勢に再考をこう促した。〈1965年当時の韓国は朴正煕大統領による軍事政権下で民意が抑えられていた。だから、韓国人の国民感情としては、その時代に解決済みだといわれてもなかなか納得できない。そして強制労働や、劣悪な環境の労働に対する反省や謝罪は、やはりなかった。〉さらに石田は安倍政権の韓国への対応と、米露に対する対応の違いについても疑問を呈した。〈ロシアのプーチン大統領や外相から「北方領土はロシア主権下にあると認めることが平和条約交渉の前提だ」なんて言われても言い返せないし、トランプ大統領にねじ込まれるまま何千億円分も武器を買う弱腰の総理が、韓国にだけ強い態度に出るというのは、いかがなものか〉 そして「桜を見る会」に招待された体験者として、安倍政権の招待者選別の実態を暴露。石田は首相と古くからの友人で、2014年と2015年は「桜を見る会」に参加していたのだが、政権批判を行うと招待されなくなった。 6位:大島麻衣&島崎遥香(元AKBの2人) 嫌韓に危機感を覚えて韓国の本当の姿を発信! K-POPや韓国コスメを紹介するだけで、「反日」「売国奴」とネット右翼から攻撃を受け大炎上状態になる昨今。大島麻衣と島崎遥香は相次いで韓国旅行に出かけ、韓国の人たちが日本で喧伝されているような「反日」ではなく、実際に肌で感じた韓国人のやさしさや良い面を伝え、偏見を取り払うようSNSで訴えた。 差別丸出しの罵声に対して大島は、「It’s a small world」の歌詞(世界中どこだって笑いあり涙あり/みんなそれぞれ助け合う小さな世界)を貼り付けて〈この歌知ってます? 韓国の話するとキーキー言う人多いね。私が好きなだけで人に迷惑かけてない。好きなものを好きと言う。それだけ。シンプルな話。世界にはいろんな人がいます。気にしないで〉と宣言。さらに、「ファンだったのに残念」「失望しました。もうファンやめます」といった類のコメントが多数寄せられると、〈何がですか? 私はもともと韓国が好きと言ってるのに今更残念がられても〉〈日本人だから日本しか好きじゃないとダメなんですか? 地球の外に出たから地球が青いとわかったんじゃないんですか? 外の世界に出てみないとわからないことってたくさんありませんか?〉。ソウルの繁華街で日本人女性が韓国の男性から髪をつかまれるなどの暴行を受けた事件を持ち出して批判してくる意見に対しては〈それは人間性の問題です。私は日本で男性に声をかけられ怖い思いをしたこともあります。韓国人だから。ではなくどこの国でもその人が危険な人なら危険ということではないでしょうか?〉と返答、個人の犯罪を民族や国民性の問題にすり替えるヘイト的手法の問題点を突くコメントをした。もう一人、島崎遥香は炎上を受けて投稿を削除したものの、〈今日のツイートで考えても考えてもやっぱり他国の方が快く思わないコメントが多くて、日本人として悲しくなったので消させてもらいました。私に向けての誹謗中傷は構わないんですけどね〉と投稿。 ※大島麻衣さん、「韓国の話するとキーキー言う人多いね」「日本しか好きじゃないとダメなんですか?」とか凄すぎる。攻撃にまったくひるんでいない。大人の男でも一連のツイートはなかなか書けない。ファンになった。(つづく) ●1月3日…〔今日の良かった〕元旦に観た『カツベン!』良かったです。コメディ(『Shall we ダンス?』)にも社会派作品(『それでもボクはやってない』)にも定評のある周防正行監督が、大正時代の無声映画の活動弁士を主人公に、映画愛をたっぷり込めて完成。頭を空っぽにして楽しめるドタバタ喜劇でお正月映画にもってこいだった。主役の成田凌の名口調は、本職の活動弁士のように聴かせるものがあった。昇り調子の黒島結菜も良い演技。人気のある活動弁士はスターのようにモテモテで、映画館が引き抜き合戦をしているとか、当時の映写室の様子とか、映画ファンには好奇心がそそられるネタが満載だった。88点。 ※外国には活動弁士が存在せず、日本だけの文化。厳密な意味で日本にはサイレントの時代がほとんどなく、黎明期からトーキーだった。 //おそらく日本中の墓マイラーがバイブルにしてきたサイト『名墓録』が削除されてキャッシュにすら出てこないという衝撃!ここは1万5千人以上の歴史上の人物の墓所が都道府県別に網羅されていた。僕は20年前から、初めての土地に行く際は『名墓録』を見てから出発していた。その神サイトが消えてしまった!何が起きたのか分からないけれど、あのサイトがこの世から消えるなんて思いもせず、まったく保存していなかった…。運営者の矢島さんは1944年生まれ。これはもう日本政府が動くべき緊急事態。ショックすぎる!(昨年11月下旬はまだ閲覧できていた。もし保存されていた方がおられましたら、是非メールでご一報を!ちなみに復元ツール「Web archive」を使うと1ページ目だけ、北海道の冒頭99人は閲覧可能。“名墓録”はトップページの上部に並んでいます) /このサイト消滅事件、これがネットの怖さ。どんなに史料的価値のある重要サイトであっても、プロバイダーとの契約が終われば、この世から跡形も無く消えてしまう!この文芸ジャンキー・パラダイスだって、地道に20年書き続けても、何らかの理由で僕が銀行に入金できなくなり、引き落としがストップしたら、プロバイダーが契約を切ってもうそれまで。「404」になってしまう。 昨春の「Yahoo!ジオシティーズ」閉鎖のように、業者がホームページのサービスそのものから撤退するケースもあり、安全な場所はない。紙媒体として自分の仕事を残さないと…!本は絶版になっても、大きな図書館とか親族・友人の本棚とか、どこか世界の片隅に残るもんね…。 //年明けで世界が新年を祝うなか、トランプ大統領の命令で米軍がイランの国民的英雄で次期大統領候補・ソレイマニ司令官をミサイルで殺害、中東の緊張が高まっている。ブッシュもオバマもソレイマニ司令官の殺害を検討しながら、そんなことをすれば、反米路線ではあるものの本格的な軍事衝突を望んでいないイランを追い込むことになると殺害を見送った。主権国家の要人を殺すという荒っぽいことをやり、この先どんなことが起きるのか見当がつかない。イランはメンツを重んじる国、報復しないという選択肢はないだろう(そうしないと指導部が突き上げを食らう)。国連のグテレス事務総長はすぐさま「新たな湾岸戦争に対応する余裕は今の世界にはない」と警告した。各国指導者は最大限の自制を働かせるとき。 ●1月2日…〔今日の良かった〕元旦は映画が安い“映画の日”ゆえ、シリーズ第50作『男はつらいよ お帰り 寅さん』、周防正行監督『カツベン!』を鑑賞。どちらも良い映画、特に寅さんは泣けた。何に?優しさに!!寅さんは徹底して弱者の味方。徹頭徹尾、人生にもがき、心で泣いてる人の味方。現代のイライラ、ピリピリした日本社会にマジで寅さん的思考が必要っす…。なぜ今の時代に山田洋次監督が回想シーンを多用してまで、あえて本作を作ったのか言葉でなく心で理解できた。 この最新作で、寅さんは長旅に出ていることになっている。でも、“いつものような”旅ではないことを観客は分かっている。従来なら寅さんが映画の途中でふらっと『とらや』に帰ってくるけど、渥美清さんが1996年に年に亡くなっているため、どれだけさくらと一緒に“お兄ちゃん”を待っても帰宅しないことを知っている。決して帰ることのない人を待ち続けている状態の方が、旅先で死んだという展開にするよりも、いっそう“寅さんロス”の寂しさがこみ上げてくる。 今回、大画面で寅さん映画を観て改めて思ったのは、回想シーンに登場する歴代マドンナを演じられた女優さんの美しさと、太地喜和子さんなど既に他界された複数の女優さんと再会できた懐かしさ。吉永小百合さん(当時27歳)が銀幕に映った瞬間、観客が息を呑むというか、場内の空気が明らかに変わったのを感じた(これは妻も同意見なのでほんとそう思う。妻いわく「しかも吉永さんがすごいのは今も美しいこと」)。 劇中、「こんなとき伯父さん(寅さん)ならこう言うよ」と、寅さんならどう考えるかと観客が想いを馳せるシーンがある。架空の人物なのに、観客はみんな寅さんの過去の言動を思い出し、実在した人物のような感覚で、「ああ、寅さんならそう言うだろうな」って涙ぐんでいた。これこそシリーズ50本の力であり、他の単発作品とはまったく違う映画体験だった。 最後はエンディングの歌で劇場全体の涙腺が決壊。そして歌が終わるタイミングで場内の照明が点くので困った。点灯が早すぎる!(汗)92点 ※映画が良いだけに、山田監督が横尾忠則さんを怒らせてしまったのは残念。アイデアをもらったら、ちゃんとクレジットに出さないと。 ●1月1日…〔今日の良かった〕2020年新年あけましておめでとうございます!本年も文芸ジャンキー・パラダイスをよろしくお願いします!何はともあれ2020年代に突入!1967年生まれの僕にとって、2020年は遠い未来でした。鉄腕アトムの設定上の誕生年は2003年であり、手塚マンガなら今はチューブの中を車で空中移動している時代。『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』でデロリアンが空を飛んだのは2015年、パトカーが空を飛ぶ『ブレードランナー』も大友克洋のサイバーパンク『AKIRA』も2019の設定。この非現実感、タイムマシンでものすごい未来にきた感じです。文明が滅ぶほど大量の核兵器を保持しながら、滅亡することなく2020年代に達したことをまずは祝いたい! //昨年は年始から書き始めた〔今日の良かった〕が尿管結石の七転八倒で6月13日で途絶えてしまった。今年こそ大晦日まで完走させたい! ●12月31日…大晦日。今年もいろんなことがありましたが、なんといっても1月に放送された『笑ってコラえて!新春SP』が最大の出来事でした。出演したおかげで多くの人と知り合うことができ、秋には公立中学校で若者たちに講演(墓巡礼を通しての人間讃歌)するという夢が叶いました。オンエアを機にフェイスブックを開始したことでたくさんの人と繋がることができ、人生の転機となった2019年でした。 墓巡礼はこれまで欧米の芸術家や思想家を中心に墓参していましたが、今年からアジアの巡礼を開始。韓国を縦断して台湾を一周し、現地の偉人や、異国で土となった日本人の墓に手を合わせました。アジア巡礼は日本の植民地支配の歴史と向き合うことでもあり、これは欧州の巡礼と大きく異なる体験でした。来年は劉備、曹操、諸葛孔明など三国志の英雄や孔子の墓参で中国を訪れる予定。 『音楽の友』の連載を通して、執筆の過程で数多くの隠れ名曲と出会い、あと2号で予定していたすべての原稿を脱稿&完結するので、連載終了後にどんどん隠れ名曲をサイトで紹介するつもり。 アニメ化を期待していた第5部ジョジョ、ヴィンランド・サガ、どちらも素晴らしい内容でファンとして感涙にむせびました。大河『いだてん』も、東京五輪をテーマにしながら、昭和初期の軍部の暴走、戦争に至った過程が予想以上にしっかり描写され、クドカンの“本気”に感動しました。 一方、政治の現状にはまったく納得していません。官邸は勝手に公文書を廃棄していますが、公文書は現在の国民の財産であるだけでなく、未来の日本人にとっても大切な宝です。指導者たちがどんな議論を通して政策決定に至ったのか、後世の歴史家が過程を検証するため絶対に残すべきものです。公文書を民主主義の血液として扱う人物を国家のトップに。 ※健康面では尿管結石で6月から9月まで苦しんだので、もう来年は結石にならないことを祈るばかり。あと、マジで歯がヤバイ。ガチヤバイ。歯医者さんから“お餅禁止令”が出てしまった。嘘だろ、まだ52なのに、残りの人生お餅を食べられないなんて…。若い方、人生は1に歯磨き、2に歯磨きです!今すべき最優先事項は歯磨きです! ※来年は1月25日から長崎でジョジョ展、4月25日から金沢でジョジョ展! ●12月30日…『スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け』、めっちゃ良かったです!劇場の大きなスクリーンで観るべき映画。前2作は小者感があったカイロ・レンですが、一気に心を掴んでいった!EP8の最後の少年はいったい何だったのか引っかかるけど、レイの正体は十分驚きに値するものだった。“まさか”とのけぞった。ラストシーンも素晴らしかった。エンディングロール、暗闇に響き渡るスターウォーズの名旋律を聴きながら「大ボリュームでこのエンドタイトルが聴けるのもこれが最後か」と、1977年、小学4年生のとき母に連れられて大阪梅田のOS劇場シネラマスクリーンで旧第1作を観たときのことを思い出し、このシリーズと歩んだ42年をしみじみと噛みしめ、妻子に悟られないよう落涙。ありがとう、すべての制作スタッフさん!タトゥイーンの双子の太陽がいつまでも瞼の裏に。92点。 //『アナと雪の女王2』はそれなりに面白かったけど、前作からの期待値が高すぎた。もっとユーモアいっぱいの話が観たかったなぁ。っていうか、「自分ガンバレ」「私ガンバレ」ソングばかりで、なんか強迫観念で窒息しそうになった…。あと、主題歌はサビの日本語訳が問題。「ありのままで〜」は母音で始まる開放感があったけど、今回の「未知の旅へ〜踏み出せと〜未知の旅へ〜」は早口で舌を噛みそうだし子どもには歌いにくい。訳が違ったらもっとヒットしたと思う。なんでGOサインが出たかな、意訳でも良いのに。75点。とはいえ、パート3が作られたらもちろん観に行く。 //『ターミネーター:ニューフェイト』、賛否あるけど僕は大いに楽しめた。っていうか、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン、28年ぶり63歳)がお婆ちゃんになってもバズーカ砲ぶっ放して頑張ってる、その姿を見られただけで胸熱だった。85点(うちリンダ・ハミルトン80点)。 ●12月29日…先日の朝ドラ『スカーレット』、北村一輝扮するお父ちゃんが他界するシーン、ほんと胸にきた。主人公の喜美子が、もう息がこと切れたお父ちゃんに、ニコニコと思い出話をするシーンがたまらなかった。その後も喜美子の台詞にかぶせて、お母ちゃんとお父ちゃんの別れ、悲しむ妹と彼女を慰める幼馴染み、それを同時進行で見せていく流れは、見事な演出だった。喜美子ひとりの語りで進行することで一層悲しみが深まった。エグ泣きってやつだ! しっかし朝ドラって不思議。あんなにハマった『なつぞら』がもう遠い空の彼方に。『まんぷく』は月軌道上、『半分、青い。』は冥王星あたりに。 ●12月28日…今年鑑賞した映画の第1位はDVDで観た2017公開の韓国映画『タクシー運転手〜約束は海を越えて』です!こちらも1億点! 実話がベース!※『タクシー運転手〜約束は海を越えて』予告編(2分)既に予告編が傑作 時代は1980年5月。韓国南部の光州市で全斗煥(チョン・ドファン)将軍の軍事独裁政権に対する民主化要求デモが起き、これに軍隊が無差別発砲を行い、死者約200人、行方不明約400人を出した「光州事件」を描く。外国軍から国民の命を守るべき軍隊が、あろうことか国民に向けて無差別発砲する光景に愕然。現場の軍人は上官から「民主化デモをする人間は北朝鮮のスパイ」と決めつける教育を受けており、“正義感”から市民を殺害していた。 主人公キムは日々の生活に追われて政治に無関心なソウルのタクシー運転手(ソン・ガンホ好演)。「光州に取材に行きたい」というドイツ人ジャーナリストのピーター(実在したユルゲン・ヒンツペーターがモデル)を乗せて光州に入ったキムは、軍による苛烈な武力弾圧を目撃する。 キムはピーターを降ろし、とっととソウルに帰るつもりだったが、軍支配下のテレビは真実を伝えず、「暴徒が不法に暴れている」と報道していることに疑問を抱く。銃撃された市民が多すぎて救急車が足りないため、光州のタクシー運転手はボランティアで負傷者を病院へ搬送しており、キムも行動を共にする。銃弾をくぐり抜け、血まみれの学生や市民を病院へ送り届けるキム。 当初は政治に興味がなかった彼が、後半は「何としてもピーターを光州の外に脱出させ、世界中に真実を伝えなければ」「撮影したフィルムを新聞に」と覚悟を決める姿が胸熱。そしてキム&ピーターを逃がすため、“盾”になって独裁軍から守ろうとする光州のタクシー運転手連合がカッコよすぎる! シリアスな題材ながら、随所にユーモアが散りばめられ笑うシーンが多く、迫力いっぱいのカーチェイスもあるなど、自国の黒歴史をエンタメ作品にしてしまう韓国映画の底力を感じた。 戦前の事件とかじゃなく、ほんの40年前の出来事ということに改めて驚く。デモ鎮圧シーンは非常にリアルで、鎮圧棒で殴られる痛みが伝わった。軍人の中にも良心に目覚める人がいるのが救いだ。 鑑賞後、多くの血を流しながらも命懸けで国家を民主化した韓国の人々の、その勇気と行動力に胸中で敬意を表した。アメリカから棚ぼたのように民主主義を与えてもらった日本人と、流血と引き換えに民主主義を勝ち取った人々との、政治に対する責任感の差が投票率に現れているように感じた。光州事件等を念頭に、韓国の人には「この政治腐敗を許せば、民主化運動で犠牲になった先人に申し訳ない」という思いがある。 2019年春、僕は『タクシー運転手』にあまりに感動しすぎて、実際に光州に行ってタクシーに乗り込み、主人公と同じルートを走ってしまった!そして光州市郊外にあるドイツ人記者ピーターのお墓に足を運んだ。彼の決死の取材によって国際社会は軍事政権を非難し、韓国の民主化運動を強力に後押しした。「あなたのフィルムが歴史を変えた。ありがとう」と合掌。
●12月25日…私事ですが、クリスマスの1週間前、別室に保管していたクリスマスプレゼント(ラッピング済)が、ふう(子ども)に発見されるという大惨事がありました。彼は10歳、この年齢になると“機密事項”に気づく子どももいるのですが、ふうは昨年のNHKニュース(1分)でフィンランド北部ラップランドからサンタクロースが出発するその“決定的瞬間”を見ており、サンタの存在を確信しています。それゆえ、彼は驚倒せんばかりの表情で「お父さん、お母さん、もしかしてサンタってもう来たの!?」。 僕は深刻な顔をして「ふう、実は世界中の大人が秘密にしていることがる…」と切り出しました。それを聞いた妻が、「カジポンッ!」と殺気を込めた目で僕を睨んだ後、とっさの機転でこう言いました。 「サンタさんはフィンランドに住んでいるの。日本からは飛行機で18時間もかかっちゃうところ。世界中の子どもの数は20億人いるのに一晩で回れると思う?実はね“24日の夜にサンタさんが来る”っていうのはフィンランドだけのお話なの。それでね、遠くの国の子どもには先に親に渡しておくの」 ふう「そっか!フィンランドは遠いから!」 妻「でもプレゼントの中身は分からないから、サンタさんにちゃんと手紙を書いて、良い子だったらその通りのものに変身するし、悪い子だったらクリスマスの朝に煙になって消えてしまうの」 僕「そうそう!大人たちはみんなそのことを秘密にしてるねん!」 ふう「たった一晩でどうやって世界中に行くのだろうって、このごろ不思議に思ってたから、なっとく!ちょうなっとく!」。 あ、危なかったです。アマゾンの箱に入っていたのに、なぜかそこはまったく疑念ナッシング。たぶん、生まれてからずっとアマゾンの箱を見ているので、「世の中のものはこの箱で配達される」という認識っぽいです(笑) ※後日談。クリスマス後、夜のお風呂で。 「ところで、お父さん、手紙がなくなっていたけどサンタさんは取りに来たのかな」 「ああ、あれはな、弟子たちが取りに来た。サンタの弟子はいっぱいいるからな…」 「あ、わかってしまったかも」 「え!?何がわかった!?(ドギマギ)」 「荷物がなくて手紙だけ集める専門だから、子ども全員まわれるんだね。ふうはわかってしまった」 「お、おう…」ホッ! ![]() ●12月24日…今年鑑賞した映画の第2位はDVDで観た2012年の日本映画『道〜白磁の人』(監督高橋伴明・主演吉沢悠)です!100点満点中で1億点という久々の銀河点を叩き出した作品。邦画ですが舞台は日本統治時代の韓国。この映画を見た人と見ていない人では、韓国という国に対する印象が大きく異なると思う。こんな傑作が7年も前に公開されていたとは! ![]() 物語の舞台は日本統治時代の朝鮮。日韓併合から4年(1914)、山梨県出身の林業技術者・浅川巧(たくみ/1891-1931/当時23歳※実在の人物)は、日本の乱伐で禿山になった朝鮮の山を植林で緑化するために渡航する。日本人の多くが朝鮮人を蔑視するなか、浅川は同僚の朝鮮人職員チョンリムから朝鮮語を習って友情を育み、朝鮮の風土を研究して発芽しやすい植林方法を発見する。浅川とチョンリムは種子採集のため一緒に朝鮮各地の山々を巡り、無二の親友になっていった。浅川はまた、初めて朝鮮の陶器、白磁を見て素朴で温かみのある白色に「まるで目から入る音楽だ」と美を見出し、壺や茶碗など暮らしの中の工芸品を収集し始める。浅川は朝鮮古陶磁研究者の兄・伯教(のりたか)と700ヶ所に及ぶ窯跡を訪ね歩き、兄は誰も注目してこなかった朝鮮古陶磁の歴史をまとめあげた。 そんな中、言論の自由も選挙権も、土地という経済的基盤さえも日本に奪われた人々の間には独立の機運が高まり、1919年3月1日、民衆蜂起『三・一独立運動』が勃発する。「独立万歳」を合言葉に、またたく間に全土に広がった。日本は容赦なく武力鎮圧を行い、3ヶ月間の朝鮮人の犠牲者数は、総督府(日本側)の発表では死者553人、負傷者1409人、朝鮮側の発表では死者7509人、負傷者15961人にのぼる。林業試験所の朝鮮人職員にも犠牲者が出た。 浅川はこの事件に衝撃を受け、日本人がいかに朝鮮の地で横暴に振る舞っているか痛感し、現地文化を尊重する意味からも日本人でありながら朝鮮服チョゴリを着るようになる。日本の軍人はそんな浅川を馬鹿にし因縁をつけて殴打した。チョンリムは浅川に朝鮮民衆の思いを語る。「みんながあなたに笑顔を見せるのは、日本人が怖いからです」「本当に朝鮮人の味方なら、独立させて下さい」。朝鮮人が最も求めているのは国家の独立であり、どんなにインフラを整えようと、学校を作ろうと、民族の誇りを奪われて喜べるはずがないと。 ![]() −−36年間に及ぶ日本の支配。日本の保守派はよく「日本の植民地政策は欧米に比べていいものだった」という。だがその言葉は、「確かに殴ったけど、他の人よりそんなに強く殴ってない」というのと同じで、支配された側にはなんの言い訳にもなっていない。「併合は韓国側が望んだもの」という言葉もネットにあふれている。この言葉をより正確にいうならば「“合併を望んだ”のは韓国政府ではなく、一進会というただの政治結社であり、しかも一進会の要求は“対等合併”であり、日本による“吸収合併”ではない。日本は“対等合併”のふりをして一進会を騙し、条約締結後に用済みとなった一進会を解散させている」。 この映画には「民芸品」という言葉を生み出し、僕が敬愛している東京生まれの民芸研究家・柳宗悦(むねよし)も登場する。浅川の生きる姿勢、日常品に美を見つけ出す視点は柳に影響を与えた。1920年、浅川兄弟は日本の同化政策で朝鮮文化が消え去ることを危惧し、朝鮮民族の美術館設立を計画し、柳宗悦に協力を求めた。そして4年後に、彼らは朝鮮初の私立美術館となる「朝鮮民族美術館」を設立した。朝鮮総督府は美術館の名前から「民族」の名を消し、「朝鮮美術館」にするよう何度も圧力をかけてきたが、柳は「民族という言葉が大事なんだ。そこに自分たちの芸術を守り伝えていく気持ちが生まれる」と意見を通した。 1931年、浅川は肺炎により40歳で他界する。臨終前の言葉は「私は死後も朝鮮に留まる。だから亡骸も朝鮮式に埋葬してほしい」。この遺言により、浅川は林業試験場に近い里門里(いむんり)の朝鮮人共同墓地に葬られた。1942年、墓は都市計画により忘憂里(まんうり)共同墓地に改葬され、1966年に浅川を慕う林業試験場の職員たちが功徳碑を建て、1986年にはハングルで「朝鮮の山と民芸を愛し、韓国人の心の中に生きた日本人、ここ韓国の土となる」と刻まれた追慕碑が職員一同の手で建てられた。既に他界から90年近くなるが、朝鮮の山を甦らせるため尽力した浅川の墓は、今も韓国の人々によって大切に守られ続け、常に献花が絶えない。 浅川巧を演じた吉沢悠、柳宗悦役の塩谷瞬、チョンリム役のペ・スビン、各々の好演が光る。負の歴史を描いた日本映画がほとんどないなか、過去を美化せず描ききった高橋伴明監督に敬意。併合の名の下の植民地支配がどういったものか、相手の視点で知ることができる貴重すぎる作品であり、多くの国民がいま最も見るべき映画だと思う。 ※『道〜白磁の人』予告編(2分)アマゾン・プライムでいつでも鑑賞可能っす! ●12月19日…スターウォーズの最新作(完結編)、まだ未見だけど良い評判が多く嬉しい!前々作、前作ともに、駄作ではなかったものの、このシリーズに求められている期待値を超えるものではなかったから…。今日までいっさい予告編は観てこなかった。劇場で予告編が始まるとカジポン家は全員目を瞑っていた。ゆえに完全に白紙の状態。世紀のビッグイベントであり、絶対に4DXで見たい。 ●12月18日…この日記でも過去に採り上げてきた、性犯罪被害者の伊藤詩織さんの裁判。今日の全面勝訴、本当におめでとう。被告は安倍首相の伝記を2冊書き、首相の携帯電話に直接電話できるジャーナリスト山口敬之氏。海外メディアは忖度しないから「安倍首相に最も近い人物」として山口氏を紹介している。山口氏が暴行の言い訳を書いたフェイスブックには、昭恵夫人が「いいね」を押していた(昭恵夫人と山口氏の姉は古い友人)。 山口氏がどう反論しようと、意識がない女性への性行為は絶対にアウト。しかも避妊もせず悪質すぎる。伊藤さんはアフターピルを買いに行っており、痛ましすぎる…。 被害女性が名前と顔をメディアに公開して告発するのは、この国ではとても勇気がいること。現に彼女へは、安倍シンパの男性だけでなく同じ女性の一部からも「ハニートラップ」「売名行為」「枕営業失敗」など、残酷でおぞましい二次加害の言葉が雨あられと浴びせられていた(国会議員の杉田水脈氏も彼女を嘲笑)。レイプを告発した女性がここまで叩かれる社会は狂ってる。 判決後の会見で、伊藤さんが記者から「性暴力被害者に伝えたいことはありますか」と問われて、彼女が搾り出した言葉が深く心に残った。「(被害者の方へ)まずは生き延びること。きょうこのメッセージを聞いていてくれたら、今日まで生き延びてくれて本当にありがとうと伝えたいです。そして、力が出たら、歩みを共にしていきたい」。 ![]() 伊藤詩織さんのインタビューを少しでも見た人わかると思うけど、彼女は「私が、私が」ではなく、いつも一歩引いて、他の被害者のことを念頭に行動している。自分だけがどうこうじゃなく、2度と同じ様に辛い体験をする人が出ないよう、どうすれば日本社会を変えていけるか、法整備も含めて考えている。その強い想いに頭が下がる。 本日の勝訴判決を受けて、報ステ、news23、news ZERO、すべての報道番組が、ようやく伊藤さんの事件をトップニュースで伝えてくれた。これまで官邸の顔色をうかがっているのか、まともに報道してこなかった。だが、まだだ。肝心のことを3番組とも掘り下げていない。 米TIME誌の見出しは「安倍晋三首相と密接な関係にある山口は違法行為を否定したが、裁判所は却下した」。 山口氏には強姦容疑で裁判所から逮捕状がいったん出ており、捜査員が海外から帰国する山口氏を空港で待ち構えていたのに、逮捕直前になって警視庁の上層部から逮捕中止命令が出て、捜査員の目の前を山口氏が通り過ぎた不可解な出来事がある。近代日本で『逮捕令状出ているのに逮捕されなかった』のは前代未聞。 どうしてそんなことになったのか、報道番組はそこをきっちりと取材し、警察上部に説明する義務があることを指摘しないと、いまの裁判結果の伝え方だけでは不十分すぎる。 〔政府側関係者整理〕 安倍首相:山口敬之氏に自身の礼賛本を2冊書かせる、携帯に直接電話の仲 昭恵夫人:山口氏が強姦を否定したFBに「いいね!」、山口の姉と同級生 菅義偉官房長官:TBS退職後の山口敬之氏に広告会社の顧問の職を斡旋 中村格:高輪署が山口敬之氏を逮捕しようとしたところ、証拠も見ずに逮捕中止命令を出す(次期警視総監候補) 北村滋:週刊新潮が山口敬之氏の強姦事件を取り上げたときに、助けを求めたと疑われている「きたむら様」 〔政府以外〕 警視庁捜査一課:伊藤詩織さんを弁護士事務所に連れて行き示談を強要 有本香、小川榮太郎、青山繁晴、阿比留瑠比、上島嘉郎、西岡力:山口氏を励ます会を開催 百田尚樹、居島一平、健康サプリのDHC:山口敬之氏を呼んで伊藤詩織さんを口撃 花田紀凱:月刊Hanadaに山口敬之氏による反論記事を掲載 大塚拓衆院議員(丸川珠代の夫):国会で伊藤詩織さんの件が取り上げられたときに野次を飛ばし続けた 杉田水脈議員、はすみとしこ:ネット番組でハニートラップ呼ばわり、下品なイラストで嘲笑 ![]() 山口氏は「本当の性被害者はテレビに出て笑ったり、上を見たりすることは絶対にない、そのように本当の性被害に遭った方が言った」とし、だから伊藤詩織さんは性被害に遭った女性とはいえないという。…これを加害者が言うのか。暴行を受けた者はずっと下を向いて生きろと、笑うなと?ただただ絶句。もう勝訴とか敗訴とか関係なく、山口氏を安倍首相シンパという理由だけで擁護している人はほんと考えた方がいい。この件は右とか左とか関係ない。 〔元東京地検特捜部副部長・若狭勝氏〕 「元TBS 記者山口敬之氏に係る準強姦罪の被疑事件につき、所轄警察署が告訴状を受理した上、カメラ映像の分析などの捜査をした結果、裁判官に逮捕状を請求した。所轄警察署の現場警察官も、昨今のえん罪事件に留意し、慎重な判断のもとで逮捕状の請求に至ったと思われる。しかし、山口氏が空港に到着次第逮捕するべく、所轄の警察官が態勢を整えていたところ、こともあろうに、警視庁本部中村格刑事部長(当時)からの突然の指示で逮捕状の執行が見送られた。私は、逮捕状とその執行実務に精通している。その私の目からすると、通常ではあり得ない事態。この種の犯罪で、所轄警察署が入手した逮捕状につき、警視庁本部刑事部長がその逮捕状の執行をストップすることは通常絶対にあり得ない。裁判官は、逮捕の必要もない、ひいては、逮捕するに適さない案件に逮捕状を発付したということなのか。中村刑事部長(当時)に問い質したい。裁判官の逮捕を許可した判断と、何がどう変わったのか。逮捕状の発付後に、裁判官の判断を覆す特殊な事情が生じたとでもいうのか。逮捕状の執行を阻止した説明を納得のいく形でしない限り、私は中村刑事部長(当時)を許せない。これまで多くの人が、何にも代え難い法治主義を守るため、我が国の刑事司法の適正に向けて努力してきたのに、警察内部からその適正を崩壊させることは絶対に容認できない。 ●12月17日…今年鑑賞した映画のトップ3は第3位が『ジョーカー』なんですが、同じ3位にDVDで鑑賞した2014公開の台湾映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』をあげたい。 「蕃人(ばんじん/先住民)は足が速い、漢人は打撃が強い、日本人は守備に長けている、こんな理想的なチームはどこにもない!」。一度も試合で勝ったことがない台湾のヘッポコ野球チーム・嘉義農林学校野球部(KANO)が、新任の熱血監督・近藤兵太郎のもとで各選手が得意分野の能力を伸ばし、ついには台湾代表として夏の甲子園に乗り込むという実話。3民族混成チームが初出場で決勝まで進み、一球入魂、決して諦めない戦いぶりで甲子園の観客の心を鷲づかみに。公開当時、主演が永瀬正敏だから日本映画と誤解していた(汗)。台湾人の監督、台湾資本で作られた完全台湾映画と知って驚いた!しかも、当時アジア最大のダムを作った水利技術者・八田與一(よいち)まで登場するとは! 登場する日本人の中には「野蛮な高砂(たかさご)族は日本語を理解できんの?」など心ない言葉で選手を馬鹿にする者もいるが、監督の近藤は「野蛮?あなた一体何を見ているんですか。民族の違いは関係ない。他のチームの子と同じ、野球の大好きな球児です」と偏見から生徒を守る。指を負傷した呉投手に、他の部員が「俺たちが守るから打たせればいい」と声をかけるシーンが良い。3時間の大作だが長さを感じさせない素晴らしい青春ドラマ。日本語、台湾語、アミ語(先住民語)が使われている。台湾映画界からの素晴らしい贈り物に感謝。 ※『KANO 1931海の向こうの甲子園』予告編…約6分のロング予告編!アマゾンのプライム・ビデオやNetflixに現在この映画がないので、特大ロング予告で世界観を味わってほしい。 ●12月16日…「水がなく食料生産が上がらないから栄養失調になる。水が汚いから下痢なんかで簡単に子どもが死んでいく。医者を100人連れて行くより水路を1本作った方がいい。病気の予防という観点からすれば、水路1本が医者数百人分の働きをする」(中村哲) 先日、アフガンで非業の死を遂げた中村哲医師の人柄や偉業についてまとめた追悼ページ『中村哲医師を忘れない』を作りました。ここ数日、日記の更新が停滞していたのは、このページを作ることに集中していたからです。画像が40点あり、視覚的に分かりやすいかと思います。 11年前に現地で凶弾に倒れた伊藤和也さんと同じページに、いま再び犠牲となった中村医師について追悼を綴るのは辛かったです…。日本にはまだ中村さんのことを知らない人がたくさんいます。一読いただければ有難いです。
アフガンの大統領が送り出した中村さんの棺が着いた成田空港に安倍首相の姿はなく、茂木外相も出迎えず、誰1人閣僚は来なかった。2名の外務“副”大臣のうち鈴木氏1人だけが成田空港で出迎えた。そして、映像を見る限り、駐日アフガニスタン大使の職員の方が日本人より多い。その同じ時間、安倍氏は私邸でくつろいでいた。中村さんが行った35年間の活動に対する評価が、日本(っていうか日本政府)ではあまりに低すぎる…。僕は首相に出迎えてほしかった。中村さん自身は“首相の出迎えなど無用”と思うかも知れないけど、首相が出迎えることで、より多くの人が「それほどの人だったのか」と、中村さんの活動や人物に関心を持ってくれたろうから…。 「アフガン問題とは政治や軍事問題でなく、パンと水の問題である。“人々の人権を守るために”と空爆で人々を殺す。果ては“世界平和”のために戦争をするという。いったい何を何から守るのか。こんな偽善と茶番が長続きするはずがない」(中村哲) ●12月12日…英国総選挙の開票が迫るなか、クイーンのギタリスト、ブライアン・メイがコメント。ブライアンはライヴ・ツアーで世界各地を訪れており、それを踏まえての発言。「英国は既に3年もカオス状態でこれからさらに悪くなる。(EU離脱派は)うその情報で人間性の負の部分につけこんだんです。人間という生き物は排外的な傾向を持っています。理解できないこと、異国のもの、異色なものを恐れます。EU離脱という思想はそうした恐怖を利用したんです。酷い話です。離脱は間違っています。世界を旅すればどこへ行っても人間は同じで、自分たちが世界という共同体の一部であるべきだと実感します。EU離脱は暗黒時代への後退です。もし離脱すればイギリスは再び小さな島国です。悲劇です、酷い過ちです。」 〔追記〕開票結果はEU離脱派の圧勝。まさかここまで大差になるとは…。ブライアン・メイさん大丈夫かな…。 ●12月7日…本日23時からEテレ『ETV特集・選 追悼 中村哲さん〜武器ではなく 命の水を』放送。3年前にオンエアされた傑作ドキュメンタリー。荒れ地が緑になるまでの不屈の15年の記録。必見です。 ●12月6日…大阪オフ会の会場、抽選にハズレ続けていたんですが、ついに来年3月20日(祝)に当選しました!もう忘年会でも新年会でもなく、「春の文芸まつり」です!(笑)オフ会参加希望の方、今から3月20日を空けておいて下さいませ! ●12月5日…年末恒例のシネマ・レビュー(その2)昨年公開を含む過去作品 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(93点)他人に心を閉じた男の秘められた過去が淡々と綴られる静かな映画。過去、様々な映画に取り返しのつかない失敗をした主人公が描かれてきたけど、これほど凄絶な失敗をした人物はそういない。でも、現実問題として、我々の人生には主人公ほどの失敗でないにせよ、思い出すだけで息ができなくなるような絶望的失敗があるもの。つらい思い出に押し潰されないために、人生のリハビリ映画として心に刻んでおきたい作品。アメリカ東海岸ボストンに近いマンチェスター(英国のマンチェスターじゃない)の寂しげな風景が心にしみる。警察署で主人公がとった行動に号泣。アカデミー主演男優賞(ケイシー・アフレック)、脚本賞を受賞。 『スリー・ビルボード』(90点)登場人物たちのイライラと鬱憤が重なり続け、観てる側が酸欠になりかけた頃、怒りの連鎖を断つ署長の遺書と、加害者が被害者からもらうオレンジ・ジュースで、映画の空気が一気に変わった。主演女優賞フランシス・マクドーマンドの存在感はハンパなく、彼女にしかあの狂気ギリギリの役は出来ないと思う。助演男優賞に輝いたサム・ロックウェルも名演。犯罪を自慢していたあのクズにアイダホで天誅を。 『くるみ割り人形と秘密の王国』(65点)もっとチャイコフスキーを聴かせてくれい!バレエ曲「くるみ割り人形」は名曲揃いなのに、ごく一部しか使っていない…。 『未来のミライ』(78点)4歳男児のくんちゃんに、大人の観客がどこまで感情移入できるか。表情は生き生きしていた。後半、失速。 『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』(84点)米国女子フィギュアスケート選手で初めてトリプルアクセルを成功させながら、ライバル選手(ナンシー・ケリガン)への襲撃事件でスケート界を追放されたトーニャ・ハーディングの半生。銀盤での戦いを描きつつも、白人貧困層の実状にスポット。あれほど練習に練習を重ねたのに、周囲の人間に恵まれず、試合以外でボロボロになっていく姿が気の毒だった。自称ボディガードの外道っぷりに唖然。強烈な個性を持つタフな母を演じたアリソン・ジャネイがオスカー助演女優賞を受賞。 『SING/シング』(75点)楽しいけれどひとつひとつのエピソードが弱く、後に残るものがない。水槽が割れるあの試練は必要ないと思う。 『ソロモンの偽証 前篇・後篇』(68点)4時間半もかけてたどり着いた事件の真相が“え、結局そうなん?”と何の意外性もなく、そこに逆に驚いた。1本で上映するべき。 いじめっ子が鬼畜すぎて頭にくるが、その親がまた酷すぎる。観客にまで画面からパワハラ。 『ボヘミアン・ラプソディ』(93点)劇場の大音響でクイーンの名曲を楽しめる幸福。再現されたライブエイドのステージは鳥肌モノだった。フレディに再会できて良かった。バイセクシャルであることを包み隠さず描き、大ヒット映画となったことも意味深い。(つづく) ●12月4日…戦乱と干ばつが続くアフガニスタンで用水路を建設した日本人医師、中村哲さんの死が悲しすぎる。ショックすぎる…。あんなに、あんなに良い人が。 「水がなければ農業が続けられず、日々の糧を得ることができない、しかも綺麗な水がなければ伝染病の蔓延を防ぐこともできない」とアフガン各地で井戸を掘り、また巨大な用水路の建設を始めた。その結果、東京ドーム約3500個分にあたる約1万6000ヘクタールの農地を復興させ、65万人が飢餓から救われた。 ![]() 中村医師は自分が特別なことをしていると考えていなかった。アフガニスタンは内戦や干ばつで泣いている人がたくさんいて、食べるものがない。「泣いたり困っているのを見れば誰だって“どうしたんですか”って言いたくなるでしょう」。 そして中村医師は政府軍、タリバン、ISが三つ巴の戦いをしている危険地帯で、アフガニスタンの最も弱い立場の人々を助けることに人生の大半を捧げた。 2008年、仲間の伊藤和也さん(享年31)が武装勢力の凶弾に倒れてからは、仲間をみんな日本に返し、自分一人だけが現地に残って活動を続けた。その中村さんの姿勢にアフガン政府は敬意を表し、今年、アフガンで外国人初の名誉国民に選ばれた。 日本にはまだ中村さんが亡くなったことを知らない人がたくさんいる。多くの人に中村さんを、その人生を知ってほしい。 12月7日(土)23時からEテレで『ETV特集・選 追悼 中村哲さん〜武器ではなく 命の水を』が放送されます。3年前にオンエアされた名作ドキュメンタリー。「戦乱は武器や戦車では解決しない。農業復活こそがアフガン復興の礎だ」と白衣を脱ぎ、用水路建設に乗り出した中村さん。渇いた大地に再び緑を取り戻すまでの15年の不屈の歩みをアンコール放送。必見です。 中村医師は断ると思うけれど、こういう人こそ、真の意味で国民栄誉賞や国葬に相応しいと思う…。 〔12/6追記〕報ステ、沢尻エリカの保釈ニュースをトップで延々と伝えるよりも、中村さんの続報を先に伝えて欲しい。まだ事件から2日なのに、後ろに回しすぎる…。 ●12月3日…年末恒例のシネマ・レビュー(その1)。まずは2019年公開作品から。既に日記に書いた『イエスタデイ(88点)』『ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ(50点)』『天気の子(90点)』『新聞記者(95点)』『アリータ:バトル・エンジェル(90点)』は除外しています。新作の半分以上が4DX鑑賞という、以前とは別次元の好環境で映画を“体験”できる有り難さ。今の若い人は想像つかないと思うけれど、僕の学生時代は劇場には煙草の煙が充満、入れ替え制じゃないため何度も繰り返して鑑賞できるメリットがある反面、座席が空かないので立ち見や通路に座って観るのが当たり前だった。エンドロールが始まって席を立つ人がいると、情け無用の座席争奪戦が始まり、後ろの席はスクリーンが見えず、場内に殺気が充満。つまり最終上映以外は余韻に浸るとか無理…。 事前にネットで座席指定できる現代は夢のようだ。ただし、たまに上映中にスマホをチェックしている極悪人がいるけど…あれは刑法でとんでもない重罪にすべき。※「アナ雪2」「ターミネーター」「i 新聞記者ドキュメント」は12月8日のチケットを買いました。 『4DX トイ・ストーリー4』(84点)ウッディの決断が過去のシリーズと矛盾するものであっても、自由意志を持った彼が選んだ道だから受け入れるしかないし、こうなった以上、彼の幸せを祈っている。最後のフォーキーの哲学問答、僕なら「笑うためじゃないかな」って答えるなぁ。 『ジョーカー』(98点)映画の冒頭からラストまでヒリヒリする緊張感が貫いていた。トッド・フィリップス監督いわく「この映画の大きなテーマのひとつは“思いやりの欠如”だ」。ベネチア国際映画祭金獅子賞も納得。今年の日本は超富裕層や権力者を指す「上級国民」という言葉をよく見かけた。格差は縮まるどころか拡大する一方。大きな格差はあって当然と考える人間が行政を支配しているんだから当然そうなる。そして、「自己責任」の名の下に弱者は切り捨てられていく。社会から「思いやり」が消えた時に、この映画のようなジョーカーを生む。一歩間違えると暴力扇動ととられる内容だけど、あれだけ踏んだり蹴ったりのキツい体験ばかり続けば、“プッツンするジョーカーが悪い”と言い切れない自分がいる。ゴッサム・シティの他者に無関心な社会の空気は、日本の近未来を見ているようだ。絵空事と思えない映画。 ※一部の富裕層は庶民から向けられる怒りを「嫉妬」と呼ぶが、庶民は努力して財を築いた人に文句など言ってない。法律が平等に適用されないことを怒っているだけだ。 『4DX アベンジャーズ/エンドゲーム』(95点)2008年の「アイアンマン」第1作から11年越しの大団円。勝利確率1400万分の1の戦い、上映182分はアッと言う間だった。アイアンマンとキャプテン・アメリカのプライベートなドラマも完結。ありがとう、悩みを背負ったヒーローたち。ありがとう、アベンジャーズ。※農作業してたサノス、敵ながらなんか良かったな…。 『4DX スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(78点)「エンドゲーム」でド派手なCGに麻痺してしまい、余程のスペクタクルでないとアクションに興奮できなくなった今、敵キャラに魅力があることが名作の絶対条件。そこをクリアーできなかった。 『4DX キャプテン・マーベル』(88点)もう強いのなんの!マーベル・ヒーローで最強、パワーバランスなんかどうでもいい、彼女が規格外すぎて面白い。しかも、脳天気に楽しいだけじゃなく、何度でも立ち上がる姿はそれだけで感動があるし、宇宙人の難民のエピソードもよかった。宇宙猫フラーケンも(笑) 『メリー・ポピンズ リターンズ』(70点)前作へのオマージュは丁寧だったけど、ミュージカルの生命である印象に残る曲がないのが残念すぎる。 『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(75点)タイトルになっているにもかかわらず、肝心のビースト(魔法生物)があまり活躍しないのはどういう了見なのか。ビーストが出なくても話が先に進んでるんですけど!?クライマックスの舞台がパリの有名なペール・ラシェーズ墓地だったので、そこは墓マイラー的に嬉しかった(加算要素)。 『4DX シュガー・ラッシュ:オンライン』(65点)アーケードゲームから広大なネット世界に飛び出し、しかもディズニープリンセスを自由に使えるという大ボーナスがあるんだから、映画の制作陣は、もっと、もっと面白く出来たはず。設定を活かしきっていない。何よりヴァネロペ、前作であんなに自分のゲームを大切にしていたのに、あれは何だったのか…。殺伐とした世界が好きというイメージは前作になかったよ。ラルフがSNSで中傷されて落ち込むシーンを入れたのは、ネットのダークサイドについての大事な警鐘であり評価。 『4DX アクアマン』(90点)祝!DC映画史上興行成績No.1。僕は水が噴き出す4DXで鑑賞、今まで観た映画で最も服が濡れ、ちょっとしたウォータースライダー体験だった。そして意外にイタリア・ロケの地上戦も良かった。アクションのこだわりは海だけじゃない。ストーリーは二の次、それでも高得点。(つづく) //『永遠の門 ゴッホが見た未来』の予告編が良く、見たいけど近所で公開していない…。ウィレム・デフォーはゴッホそのもの、まるで憑依したみたい。来年はゴッホ没後130年。 ●12月2日…発売中の『音楽の友12月号』に「世界音楽家巡礼記(33)」を寄稿。今号は“近代の作曲家たち・後編”として、バルトーク、コダーイ、ヒンデミット、バーバー、ブリテン、そして「ゴッドファーザー」「太陽がいっぱい」など映画音楽で有名なニーノ・ロータの墓参レポートを書いています。ロータいわく「本業はあくまでクラシックの作曲で、映画音楽は趣味にすぎない」。近年は名ヴァイオリン奏者のギドン・クレーメルがロータの『弦楽協奏曲』(16分)を採り上げて話題に。 ※『ゴッドファーザー』(愛のテーマ) (4分52秒)何度も映画を見ているせいか、映像を見てるだけで泣ける。音楽の力だろうか、暴力の嵐なのに泣ける。 ナチス嫌いのバルトークはファシスト政権の弾圧を避けてアメリカへ移住。終戦翌月に病没し、遺言で「ナチスドイツや共産主義ソ連の影響が残る間は祖国ハンガリーに埋葬しない」と求めたことから、亡骸はニューヨーク州のファーンクリフ墓地に埋葬された。バルトークの遺族は葬儀費用もないほど貧しかったため、アメリカ作曲家協会が費用を丸ごと負担。その後、ハンガリーで共産政権が一党独裁を放棄するなど民主化が進んだことから、バルトークの弟子だったハンガリー人指揮者ゲオルク・ショルティと、バルトークの2人の息子の尽力で、1988年7月に棺がハンガリーに移され、国葬を経てブダペストのファルカシュレーティ墓地に改葬された。11年後にショルティが他界し、今、バルトークの隣りに眠っている。 ※バルトーク『ルーマニア民俗舞曲』(9分)素晴らしい! ヒンデミットは妻がユダヤ人であること、音楽仲間のユダヤ人と録音を続けたこと、社会主義の作家ブレヒトと仕事で組んだことがナチスの不興を買い、オペラ版『画家マティス』が上演禁止となる。1936年にはヒンデミットの音楽が「ドイツ文化を破るもの」としてドイツ国内で公式に演奏禁止となり、彼はドイツを見限りスイスに、そして米国に移住した。墓は晩年教壇に立っていたスイス・チューリッヒ。 バーバーはアメリカ出身の作曲家として初めて国際的名声を得た人物。27歳で発表した『弦楽のためのアダージョ』(10分)で注目を浴びる。7段の総譜に書かれたわずか67小節の本作がバーバーの名を不動にした。哀感に満ちた心を揺さぶる旋律が弦楽器のみで展開されていく傑作だ。 ペンシルベニア州のバーバーの墓の右隣には「To The Memory Of Two Friends(2人の友人の記憶へ)」と刻まれた石碑がある。もともと、右隣は40年余りも私生活のパートナー(同性愛)だった台本作家メノッティのために確保していた場所だった。メノッティはバーバー没後、さらに26年も生きて95歳で他界し、養子と暮らしていたスコットランドに遺言で埋葬される。そこでバーバーのファンが募金活動を始め、右隣の空き地に友情を讃える石碑を置いた。嗚呼メノッティ、隣りに来てあげて…。 ※「弦楽のためのアダージョ」の原曲『弦楽四重奏曲』第二楽章(7分50秒)も心に染みる。深夜に聴くと最高。 ベンジャミン・ブリテンは第二次世界大戦時に良心的兵役拒否者として非戦を貫き、社会から排斥された人物に寄り添うオペラ作品を多く書いた。戦後、代表作『戦争レクイエム』を完成させ、犠牲者の哀悼を通して戦争の不条理さを炙り出した。ブリテンの墓はイギリス東海岸の小さな漁村にある。こちらは私生活のパートナーだったテノール歌手ピーター・ピアーズと墓が並ぶ。英国では約50年前(1967年)まで同性愛は“違法”であり刑事罰の対象だった。1861年までは死罪。2人は関係を秘密にし続け、厳しい偏見が向けられていた時代を40年近く生き抜き、今は同じ形の墓に肩を並べて入っている…胸が熱くなる光景だった。 ※『シンプル・シンフォニー』第3楽章 (8分)。作曲当時21歳でこの情感!控え目に言って天才だろ、ブリテン…。この曲は鬼才レオス・カラックス監督のフランス映画『汚れた血』(1986)のラストシーンで使用された。僕はてっきり映画用の音楽と思っていたので、原稿を書くために「全曲聴き」をするなかで『シンプル・シンフォニー』と出会い、「ぬおっ!“汚れた血”やんけ!」と仰天、公開から33年を経て改めて大感動、アート・サンダー直撃となった。
●12月1日…会津若松の講演から帰宅。会場に足を運んで下さった方、有難うございました!滞在中、仕事の合間を縫って、地元の石屋さんと会津の墓巡礼。大河『八重の桜』を観て以来墓参したかった会津藩の家臣、山本権八(八重の父)、西郷頼母とその妻子、萱野権兵衛、神保内蔵助、中野竹子のほか、歴代会津藩主や名家臣田中玄宰(はるなか)、近藤勇や斎藤一ら新選組関係者の墓参ができて嬉しかった。滝沢本陣では戊辰戦争時の弾痕が建物のそこら中にあり、当時の激戦がしのばれた。 白虎隊記念館では学芸員の方から、「自刃したのは20名ではなく7名のようです」と聞いてびっくり。じゃあ架空の13名を足しているのかといえばそうではなく、みんな実在した若者。つまり、死亡した状況が分からない10代の白虎隊隊士を、飯盛山の自刃者とひとまとめにしているだけで、実際に若い生命が失われた悲劇には違いない。墓前にて合掌。4度目の会津巡礼で初めて“さざえ堂”も見学。上り階段と下り階段がすれ違わない建物で面白かった。 ※会津の馬刺しがまっこと美味しく、これまで馬は可愛い動物と思っていたのに、食べ物に見えてしまう(汗)。あと椎茸の天ぷらと思って食べたら、あんこ団子でびっくり。会津では甘い団子を天ぷらにするそう。この3日間のすべての出会いに感謝です。
![]() 日本だけ労働者は涙目。もう自民政権ではこの構造を変えることは出来ない。固定化してしまっている。電力会社などの企業献金に支配されて、他国のような労働者保護の政策がとれない。 戦後1000兆円も借金を作ったうえに(同じ敗戦国のドイツは借金ゼロ)、少子化問題を放置、タックスヘイブンも野放し、過労死多発でもサービス残業を取り締まらない(独仏の労働者は残業なし、夏4週間・冬2週間の休み。現政権は憲法破壊の安保法制強行、不必要な原発再稼働、財源がなくても議員や公務員の給料はアップ実施、もうめちゃくちゃだ。
★YouTube『新型学問 はまる!ツボ学/ジョジョ立ち学』(12分) 討論の相手が普通の自民支持者なら会話が成立するけど、新興宗教の信者だと本当に骨が折れる。あまりに教祖がすべて過ぎ、話が一向に進まない。疲れる。真言宗、天台宗など昔からある宗派は反戦・非暴力が信条だし、日本の古いカトリック教会や修道会もリベラル。秘密保護法、安保法制などタカ派の安倍内閣を支持、或いは協力しているのは幸福の科学、統一教会、創価学会という3大新興勢力。創価には知り合いがいる(しかも良いヤツ)からあんまり批判したくないけど、立憲主義を踏みにじってはカルトと言われても仕方がない。安保法制が絶対に必要なら、ちゃんと憲法改正すればいいのに、それをやろうとしない。僕が持っている釈迦やキリストのイメージは、秘密保護法や戦争法を容認する人物じゃない。むしろ真逆。 ![]() ★動画リンク→「安保法制採決、山本太郎議員の渾身の叫び」(60秒/YouTube) -------------- 「やられたらやりかえす」のは個別的自衛権。これは問題ない。集団的自衛権は日本が「やられていないけどやりかえす」こと。中国や北朝鮮と不測の事態になれば個別的自衛権で対応できる。 〔安倍氏から日本を取り戻す〜時事まとめ〕 集団的自衛権 / 秘密保護法 / メディア /自民憲法草案の条文解説
//ルイ・アームストロングが歌いあげる『ホワット・ア・ワンダフル・ワールド』(2分15秒)を聴きまくり。この全てを包み込む優しい笑顔がたまらない。目を見てるだけでウルウルくる。歌詞も最高!『♪僕は緑の木々や赤いバラを見る/それは僕らのために花開く/僕はしみじみ思うんだ/なんて素晴らしい世界かと/僕は青い空や白い雲を眺める/明るく喜びに満ちた昼、暗く神聖な夜/そして僕はしみじみ思うんだ、なんて素晴らしい世界なのかと/七色の虹が空にかかり、行き交う人々の顔を染めている/僕は友人たちが「ご機嫌いかが」と挨拶しながら握手を交わす姿を見る/彼らは心から告げる「アイ・ラヴ・ユー」と/赤ん坊の泣き声が聞こえる。僕はあの子らが僕よりも多くのことを学び成長していくのを見守ろう/思わず感動してしまう/なんと素晴らしい世界じゃないか/そうさ、僕はしみじみ思うんだ/嗚呼、この世はなんて素晴らしい世界なのかと!」。2分チョイの短い曲なのに、胸がジワ〜と温まり、歩き続ける力をくれる素晴らしい作品っすね。※影絵とのコラボ『Amazing Hand Shadow』(2分21秒)も泣かせます! ●特選レポ&動画…命の環の話//サービス残業問題//普天間基地は国外へ//チェ・ゲバラ巡礼レポ//アフガン伊藤和也さんを悼む//パレスチナについて//暴力団について//2008 南極・スコット巡礼 //チベット問題について//障害者自立支援法の問題点//『YouTube Classic』//静止画像と思えないヘビの回転、テントウ虫//ミルクとパンダの赤ちゃん(53秒)//ウーマン・イン・アート(2分52秒)//『世界一周ダンス』(3分42秒)世界7大陸・39カ国をダンスで巡る。見終わって何とも言えない幸福感に包まれる動画。地球最高!※最新版もスゴイ!(4分半)//『SF名文句集』//ボブ・マーリィ巡礼レポ//人体の免疫効果を調べている阪大の研究チームによると、「1日に8回以上笑うことでガンに対する免疫があがる」とのこと。
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| 東京ローカルのMXテレビがパナマ文書に踏み込んだ内容を放送(8分43秒)。パナマ文書リスト記載者の言い訳は全部同じ。 以下の7つを繰り返しているだけ。番組内で企業や投資家の弁明を論破していた。 「ビジネスのためで租税回避(脱税)目的でない」 →租税回避(脱税)目的以外で租税回避地は使われない 「投資先の依頼で」 →投資先の租税回避(脱税)に協力、さらに自分も租税回避、言い訳にならない 「損したから租税回避ではない」 →国内で課税対象の元本の租税回避であり、投資後のゲイン(利益)の話ではない。 租税回避への投資そのものが税逃れ行為。 「租税回避地と認識していなかった」 →契約書に登記地明記。プロとしてあり得ない。 「金額が小さい」 →大小の話ではなく国民の当たり前の義務を回避したということ 「政治家でないから節税は問題ではない」 →節税ではなく脱税。政治家でなくても犯罪。 「みんなやっている」 →子供の論理
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| 【 各種リンク 】※クラシックは「ユング君」 PART1(71個) お笑いフラッシュ他(44個) ★2014年のお薦め展覧会&美術館リンク集 文芸ジャンキー版・東京探訪MAPを作成! 北海道 東北 愛知・岐阜 四国 奈良 九州 東京2 静岡 北陸 北関東 大阪・三重 京都・滋賀 山陽・山陰 神奈川 ヨーロッパ アメリカ アジア |
| アメリカ自然史博物館(NY)が制作した『The Known Universe』はヒマラヤ発→宇宙の果て→ヒマラヤ着を6分半で表現しており、美麗映像とコスモな音楽がめっさ心地良い!現世から遊離したような、神さま目線の浮遊感覚を味わった。ぜひ最大画面で壮大な旅を味わって欲しい。時々画面の下に出ているのは“光年”などの距離情報。地球の周囲の無数の軌道は人工衛星のもの。その後の軌道は月。70光年離れると青い光で包まれるけど、あれは人類の電波が現時点で届いている距離(つまりそれより遠い惑星に異星人がいても、UFOで来ない限り人類の存在に気づけない)。さらに離れると宇宙が扇状に見える。ホントは球形だけどまだ未観測部分があるため扇状に表示されているんだって。なんちゅう、贅沢なひととき! |

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●『戦争絶滅受合法案』 (原案は第一次世界大戦の終結後、1929年にデンマーク人フリッツ・ホルムが起草したもの)※長谷川如是閑の創作説もあるけど、ウィキに原文=1928年11/16発表があり、やはり本物のようだ。
戦争開始後、10時間以内に次の行動をとること。以下の者を順番に“最下級”の兵士として召集し、できるだけ早くこれを最前線に送り、敵の砲火の下で戦わせること。 1.国家元首。君主も大統領もこれに該当。ただし男子に限る。 2.国家元首の男性親族で16歳以上の者。 3.総理大臣、及び各国務大臣、並びに次官。 4.国会の男性議員。ただし戦争反対の投票をした者は除く。 5.キリスト教や仏教のほか、あらゆる宗教関係者の高僧で、公然と戦争に反対しなかった者。 付記.該当者の妻、娘、姉妹等は、戦争継続中、看護婦または使役婦として召集し、最も砲火が接近した野戦病院に勤務すること。 (後年の妙案) ※有権者の責任…戦争に賛成した議員を選んだ選挙区の有権者から順番に徴兵せよ。
※戦費について…戦費は戦争に賛成した議員の資産、及びその議員を選んだ選挙区の財政でまかなうべし。
文・糸井重里●「もともと普通の人々は戦争したいと思っていない。運がよくてもせいぜい無傷で帰って来る位しかない戦争に、貧しい農民が命を賭けようと思うはずがない。だが、国の政策を決めるのは結局指導者であり、反対の声があろうがなかろうが、人々を指導者の望むようにするのは簡単だ。民主主義であろうと、ファシストの独裁であろうと、共産主義であろうとそれは同じだ。『我々の国が攻撃されている。愛国心のない反戦・平和主義者が国を危険にさらそうとしている』と非難しさえすればいい。この方法はすべての国で同じように上手くいく」(ヘルマン・ゲーリング)元ナチス最高幹部/秘密警察創設者 ●「(終戦翌年に記す)多くの人が、今度の戦争で騙されていたという。みながみな、口を揃えて騙されてたという。私の知ってる範囲では、“俺が騙したのだ”と言った人間はまだ1人もいない。(略)“騙されていた”といって、平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でも騙されるだろう。いや、現在でもすでに別の嘘によって騙され始めているに違いないのである」(伊丹万作)※伊丹十三監督の父 ●「最初にナチスが共産主義者を弾圧した時、不安に駆られたが、私は共産主義者でなかったので、何の行動も起こさなかった。次にナチスは社会主義者を弾圧した。私はさらに不安を感じたが、社会主義者ではなかったので何の抗議もしなかった。それからナチスは学校、新聞、ユダヤ人等をどんどん攻撃し、その度に私の不安は増したが、それでもまだ行動に出なかった。ある日、ついにナチスは教会を弾圧してきた。そして私は牧師だった。だから立ち上がって行動に出たが、その時はもうすべてが遅かった」(マルチン・ニーメラー牧師) ※結局のところ、武器に頼ろうとする弱虫より、他人を信じて武器を捨てる勇気を持つ人間に、全人類がなれるかどうかということ。たとえ非武装の結果、信じた相手に裏切られようと、僕は弱虫として死ぬより、勇気ある人間として死にたい。これは名誉やプライドの問題でもある。僕はどの戦争であろうと、「侵略」かどうかを決めるのは、「軍隊を送った側ではなく、送られた側」だと思ってマス。これは自虐的云々ではなく当たり前のこと。 |
| 高畑勲監督(79)といえば『かぐや姫の物語』の他にも、戦争の悲劇を描いた『火垂るの墓』で知られている。監督は9歳の時に岡山で空襲に遭い、焼夷弾の中を家族とはぐれな
がらも逃げのびた。東大卒業後、東映動画で「ハイジ」「三千里」などを演出し、宮崎駿さんとジブリを設立した。2015年の元旦、神奈川新聞に載った高畑監督の
メッセージが素晴らしかったので以下に紹介。 →(高畑)原爆をテーマにした「はだしのゲン」もそうですが、日本では平和教育にアニメが用いられた。もちろん大きな意義があったが、こうした作品が反戦 につながり得るかというと、私は懐疑的です。攻め込まれてひどい目に遭った経験をいくら伝えても、これからの戦争を止める力にはなりにくいのではないか。 なぜか。為政者が次なる戦争を始める時は「そういう目に遭わないために戦争をするのだ」と言うに決まっているからです。自衛のための戦争だ、と。惨禍を繰り返したくないという切実な思いを利用し、感情に訴えかけてくる。 「戦争をしたとしても、あのような失敗はしない。われわれはもっと賢くやる。70年前とは時代が違う」とも言うでしょう。本当でしょうか。私たちは戦争中 の人と比べて進歩したでしょうか。3.11で安全神話が崩れた後の原発をめぐる為政者の対応をみても、そうは思えません。成り行きでずるずるいくだけで、 人々が仕方がないと諦めるところへいつの間にかもっていく。あの戦争の負け方と同じです。 再び戦争をしないためには、あの戦争がどのように進んでいったかを学ばなければならないと思うのです。私が戦争中のことをどれだけ知っているかと聞かれれば、大したことはない。でも、安倍晋三首相よりは知っています。 集団的自衛権の行使を認めるということは、海外では戦争ができない国だった日本が、どこでも戦争できるようになるということです。政府は「歯止めをかける」と言うが、あの戦争を知っている者にとっては信じられません。ひとたび戦争が始まれば歯止めなどかかるものではありません。そもそも 日本人は戦前から米国が好きだった。ジャズや野球、映画といった文化に親しんでいた。その国と戦争をするとは誰も思わなかった。やっても勝てないと思っていた。 ところが、真珠湾の奇襲作戦が成功して戦争になってしまったら、あとは日本が勝ってくれることだけを皆が願い始めた。それはそうでしょう。負けたら悲惨なことになるに決まっているんですから。 息子の兵役を逃れさせたり、戦争に反対して逮捕されたりした人もいたが、ごく少数。始まってから反対の声を上げるのは難しい。いやいや戦争に協力させられたのだと思っている人も多いけれど、大多数が戦勝を祝うちょうちん行列に進んで参加した。非国民という言葉は、一般人が自分たちに同調しない一般人に向けて使った言葉です。 「空気を読む」と若者が言うでしょう。私はこの言葉を聞いて絶望的な気持ちになります。私たち日本人は昔と全然変わっていないんじゃな いか、と。周りと協調することは良いことですが、この言葉は協調ではなくて同調を求めるものです。歩調を合わせることが絶対の価値になっている。 日本人は昔から意見の対立を好まない。皆を仲間内にして、和気あいあいとして争いを避ける。寄り合いも全員一致主義で、どうしても駄目なら村八分にする。 個を確立し、意見が異なっている人との違いを認め、その上でうまくやっていくという努力を好まない。議論を戦わせない。古くからあるこの体質によって日本 は泥沼の戦争に踏み込んでいったのです。私はこれを「ズルズル体質」と呼んでいますが、「空気を読む」なんて聞くと、これからもそうなる危うさを感じずに はいられません。 だからこそ憲法9条の存在が大事だと思うのです。これこそが「ズルズル体質」を食い止める最後の歯止めです。 戦後の平和をつくってきたものは何かといえば、9条です。基地の負担を押し付けられている沖縄の犠牲を忘れてはなりませんが、米国が戦争を繰り返す中、9条のおかげで日本人は戦争で命を落とすことも人の命を奪うこともなかった。政権の手足を縛ってきたのです。 これを完全にひっくり返すのが安倍政権です。それも憲法改正を国民に問うことなく、憲法解釈の変更という手法で、です。 隣国との対立が深まり、不穏になっているからといって不戦の理想の方を変えるのはどうかしています。9条を大事にしているということは、武力で解決するつ もりはない、というメッセージになる。東アジアに戦争の記憶が残る中、戦争をしないというスタンスはイニシアチブになるはずです。「普通の国」なんかにな る必要はない。ユニークな国であり続けるべきです。戦争ができる国になったら、必ず戦争をする国になってしまう。閣議決定で集団的自衛権の行使を認めることによって9条は突如、突破された。私たちはかつてない驚くべき危機に直面しているのではないでしょうか。 あの戦争を知っている人なら分かる。戦争が始まる前、つまり、いまが大事です。始めてしまえば、私たちは流されてしまう。だから小さな 歯止めではなく、絶対的な歯止めが必要なのです。それが9条だった。「最小限の武力行使」「戦争をやるとしてもうまくコントロールしてやる」なんて、そん な能力を私たち日本人が持っていると思わない方がいい。安倍首相だけが特別無自覚というわけではないと思います。私たちはこの70年で基本的な体質が変わることはなかったのです。(神奈川新聞2015.1.1より) |
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奴隷は、奴隷の境遇に慣れ過ぎると、驚いた事に自分の足を繋いでいる鎖の自慢をお互いに始める。
どっちの鎖が光ってて重そうで高価か、などと。そして鎖に繋がれていない自由人を嘲笑さえする。
だが奴隷達を繋いでいるのは実は同じたった1本の鎖に過ぎない。そして奴隷はどこまでも奴隷に過ぎない。
過去の奴隷は、自由人が力によって征服され、やむなく奴隷に身を落とした。
彼らは、一部の甘やかされた特権者を除けば、奴隷になっても決してその精神の自由までをも譲り渡すことはなかった。
その血族の誇り、父祖の文明の偉大さを忘れず、隙あらば逃亡し、あるいは反乱を起こして、労働に鍛え抜かれた肉体によって、肥え太った主人を血祭りにあげた。
現代の奴隷は、自ら進んで奴隷の衣服を着、首に屈辱のヒモを巻き付ける。
そして、何より驚くべきことに、現代の奴隷は、自らが奴隷であることに気付いてすらいない。
それどころか彼らは、奴隷であることの中に自らの唯一の誇りを見い出しさえしている。
(リロイ・ジョーンズ 1968年、NYハーレムにて)
※ニュージャージー出身、1934年生。詩人、脚本家、小説家(イスラム名/アミリ・バラカ)
格差拡大・福祉削減路線の政治ではなく、所得再分配・社会福祉拡充路線の政治を切望!! |
| 《最後に、これだけは言わせて欲しいッ!》 〜他人と自分の中に“違うところ”を見るのが「戦争」、“同じところ”を見るのが「芸術」〜 人間は国籍、人種、宗教など、自分と「違うもの」を理由に戦争するけど、芸術を味わうことは他人の中に自分と「同じもの」を見つけることだ。相手(作者)の気持ちに心を重ね共感した時、人は初めて“感動”できる。 僕は確信している、人類は絶対に分かり合えると。そうでなければ、こんなにも多くの作品が、時代や国境を越え残っているはずがない。ここまで世界が芸術で溢れ返っているはずがない。芸術の存在が、国家、民族、文化を越えて人々が分かり合うことが可能だと証明している! 芸術は生き続ける力をくれる。もう人生の選択肢がなくなった、行き詰まって打つ手がない、そう思ったときに文学や映画を通して違う価値観、別の生き方の存在を知ることはいくらでもある。僕は何度もそうやって救われてきた。 こんな時代だからこそ“あえて”叫びたい。この世界は断固生きるに価するとーッ!! ※やたらと「日本人は他民族と違う」と強調している人には「日本人は他民族と異なる部分が多い。ただし共通点はさらに多い」と付け加えて欲しい。 ※言葉や口先だけの“人間は素晴らしい”では、僕は納得できない。僕だって“素晴らしい”という証拠が欲しいんです。だからこそ、手当たり次第に音楽を聴き、映画や絵画を見、文学を読み漁るのです。確かな証拠が欲しくて!そして「見つけた!」と思ったものを、このサイトで報告しているのです。 |
【管理人の雄叫び〜リベラル派は力を合わせてCS専門チャンネル開設を!】NHKが秘密保護法の問題点を伝えず、民放が原発問題を避けるように、大手メディアは政権やスポンサーの顔色ばかりうかがい、時事問題に深く斬り込みません。歴史認識問題についても、一部保守メディアが架空の近代史を広め、ネット上には戦争被害者に対する二次加害の言葉が飛び交っています。保守はCS「チャンネル桜」をフル活用していますが、リベラルでは岩上安身氏の動画配信サイト、IWJが孤軍奮闘している状態。CSに専門チャンネルを持つには多額の資金が必要ですが(“桜”は資本金1億)、リベラル側には宮崎駿氏、坂本龍一氏、大江健三郎氏、山田洋次氏、菅原文太氏、吉永小百合氏といった著名人のほか、ノーベル賞・益川敏英氏などの大学教授がたくさんおり、法曹界にも日弁連の弁護士が大勢います。戦後民主主義が最大の危機に晒されている今、開局資金は集まるかと!池上彰氏や堀潤氏がメインキャスターになれば視聴率も期待可。右傾化が進んでいる若者たちに「リベラルはお花畑」と言われないよう、ちゃんと南京事件の証拠となる一次資料を伝え、慰安婦問題なども保守サイドの認識が国際社会の常識からズレている理由を丁寧に解説すれば、理解してもらえると思うのです(資料その2)。権力者は特定の国を敵視させることで内政から目を逸らさせています。若者の義憤は、政治家や官僚の腐敗(天下り、ズブズブの特別会計予算)、生存に直結する労働問題(非正規雇用4割=約2043万人、サビ残・ブラック企業野放し)、原発問題(核ゴミの捨て場なし)、オレオレ詐欺・弱者を苦しめる暴力団、タイミング最悪の増税等々に向けられるべきもの。早急に政権からも企業からも干渉されない、真にジャーナリズム魂・反骨精神のある専門チャンネルを立ち上げましょう。秋には秘密保護法が施行されるため状況は待ったなしです。(2014.3) ←安倍氏とベッタリの食事友達(寿司友)の提灯記事に要警戒
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『ある芸術作品に関する意見がまちまちであることは、とりもなおさず、その作品が 斬新かつ複雑で、生命力に溢れていることを意味している』 by オスカー・ワイルド |
