「芸術を生むために日々努力をしている人に感謝します。僕は芸術なしでは生きられない」(S・ソダーバーグ監督、アカデミー賞受賞式にて)
「人間性への信頼を失ってはならない。人間性とは大海のようなものである。ほんの少し汚れても海全体が汚れることはない」(ガンジー)
「私は祖国を愛している。だが、祖国を愛せと言われたら、私は遠慮なく祖国から出ていく」(チャールズ・チャップリン)
「後世に残るこの世界最大の悲劇は、悪しき人の暴言や暴力ではなく、善意の人の沈黙と無関心だ」(マーティン・L・キングJr)
「文学者の戦争責任は決して過去のことでなくすでに始まっている。気を抜くなよ、俺は自分を含めとっくに厳しくチェックし始めてるぜ」(いとうせいこう)
「私は貴方の意見には反対だ。しかし、貴方がそれを言う権利を、私は命にかけて守る」(ヴォルテール)


米首都ワシントンDC 2013.12
文芸ジャンキー・パラダイス
http://kajipon.com
since 1999.5.12

オヌシは 番目の旅人でござる
※2016.10.23/6000万件Hit!  ★English Version

天安門1989.6.4

文芸ジャンキー・パラダイス(文ジャン)へようこそッ!!
このサイトは映画、文学、音楽、マンガ、絵画等あらゆる芸術ジャンルと、偉人たちの『お墓』情報を、ド根性文芸研究家カジポン・マルコ・残月(50)が、鬼神の如く
全世界へ紹介しまくる、愛と狂気と執念の電脳空間!旅&墓関連の掲載画像は怒涛の6000枚、総コーナー数は100ヶ以上、容量22ギガの暴発HP!
うっかり足を踏み入れたのも何かの縁、この超ド級・文芸天国にトコトンつきあってもらいましょう!そう、毒を喰らわば皿までッ!ビバ、アート・サンダー!!
この世は芸術であふれ返っている!人間に他者への共感力があるからだ。芸術は人類が分かりあえる証拠!人間は国籍や文化が違っても、相違点より
共通点の方がはるかに多い
。常にこれを忘れちゃいけない!他人と自分の中に“違うところ”を見るのが「戦争」、“同じところ”を見るのが「芸術」!
芸術は難しくない!敷居を少しでも低くして全人類が親しめるものにする事が、このHPの主旨ッス!


(名言救命ロープ) (恩人墓巡礼) 日本人/外国人 (徒然日記) (ジョジョ総目次) (育児blog)/Twitter (お絵描き) (掲示板) (リベラルリンク)




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毎日更新・人類恩人カレンダー(食前に彼らを讃える杯を!)※記号説明&年間分※1872年以前は旧暦
4月 19日 1824バイロン命(詩)1882ダーウィン命、1999桂枝雀命(落)、1970上田文人生(G)
4月 20日 1893ミロ生(画)ハロルド・ロイド生(役)1141栄西生(宗)1855犬養毅生(政)1586サンタ・ローサ生(宗)
1991ドン・シーゲル命(監)、2001ジュゼッペ・シノーポリ命(C)
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〔おすすめ番組表〕★番組はイチオシ ※過去の番組 ※YouTube ※アマゾン ※musictonic ※翻訳 ※海外 ※映画 ※サーチナ ※乗り換え ※東京新聞 ※地図 ※首相動静 ※護憲運動 ※画像検索
【4月19日のおすすめ番組】 【4月20日のおすすめ番組】
●5時BSプレミアム『クラシック倶楽部 アキロン・クァルテット 演奏会』…ボルドー国際弦楽四重奏コンクール優勝。
●7時Eテレ『シャキーン!』…朝から頭をフル回転!幼児も大人も楽しめるクイズが続々と出てくる、充実の15分番組。
●8時NHK『連続テレビ小説 半分、青い。(15)恋したい!』…1977年の夏。岐阜の田舎町に赤ちゃんが生まれる。
●16時半BSプレミアム『ザ・プレミアム 風神雷神図を描いた男 天才絵師・俵屋宗達の正体』…正体不明の絵師。
●20時NHK『英雄たちの選択 幕末秘録・琉球黒船事件 調所広郷 命をかけた秘策』…ペリー来航の9年前、琉球にフランス船が到来し開国を迫った。琉球を事実上支配していた薩摩藩の家老が取った命をかけた方策とは。知られざる幕末秘録。
●23時Eテレ『世界の哲学者に人生相談(3)自由になるには?』…サルトルの「人間は自由の刑に処されている」を考察。
★24時45分BSプレミアム『天才画家の肖像 モネ〜うつろいゆく光』…現代の環境芸術の先駆ともいえる個性的な作品群。
●5時BSプレミアム『クラシック倶楽部
●7時Eテレ『シャキーン!』…朝から頭をフル回転!幼児も大人も楽しめるクイズが続々と出てくる、充実の15分番組。
●8時NHK『連続テレビ小説 半分、青い。(16)恋したい!』…1977年の夏。岐阜の田舎町に赤ちゃんが生まれる。

3日おきに更新・人生の名言(救命ロープ)
「理性、判断力はゆっくりと歩いてくるが、偏見は群れをなして走ってくる」(ジャン・ジャック・ルソー)思想家


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“時代に合わない”から憲法を変えるのではなく、憲法がうたう理想の方に時代を変えていかなくちゃならない。非戦を誓った憲法は国民が目指すべき旗。旗を降ろしたときに理想は遠ざかる。僕はこの旗を掲げてきた日本という国が好きだ。

          
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【旗はリアルタイム】★左の地球儀はジョジョコーナー閲覧者/★右の地球儀は墓巡礼コーナー閲覧者/★両方に表示されている人はこのトップを見ている人です


   残月徒然日記(最新文芸情報) ★ほっこり更新!日々前進!笑門福来!★



『ハチョ〜ッ!皆様の御訪問をお待ちしておりました〜ッ!ガルルルル…
(体調やペース配分を考えて、ごゆっくりどうぞ)』


 ダウンロードして使ってネ♪ ヤフーニュースで管理人紹介(2016)  サイト紹介記事(2007)
 

※公文書改ざん等の時事問題、新情報が次々と出てきて日記の更新が追いつかない。僕が注目しているニュースはツイッターの方でどんどん流しているので、よろしければフォローして頂けると有難いです。r(^_^;)
−−−−−−−−−

●4月19日…更新が遅れているのは、ゴールデンウィーク前で仕事の原稿締め切りが軒並み前倒しという切羽詰まった事情にあります。白目むいて半分ひっくり返ってます。あと2、3日で脱稿できるはず…!

/女性への暴言財務次官は辞表を出したけど、辞めるまでの官邸と財務省の態度があまりに最悪で、もういろんな醜い部分が一気に噴出した感じ。ネットの一部は相変わらずの被害者叩き…。この異常な政治状況、世の大人は子どもらになんて説明できるん。

●4月15日…ツイッターで保存した高畑勲監督の言葉
「火垂るの墓は、反戦映画じゃない。戦争は、もっともっと手前で食い止めないと、止められない。ああなったら、もうなんともしようがないんだ」
これ、単に戦争を「手前で食い止める」ではなく「もっともっと手前で食い止める」と、もっと×2というところから高畑監督の想いが伝わる言葉だな…。
そして同じくツイッターで知人が教えてくれた、『火垂るの墓』のポスターの話。息をのんだ。

  

下半分はホタルの光だけど、上半分は爆撃機B29の焼夷弾の光だったのか…。この画像解析を見るまで気づかなかった。巨大な機影まである。

●4月14日…明日朝9時からの『日曜美術館』は17世紀スペイン絵画の巨匠ベラスケス特集!ゲストはなんとジョジョの荒木飛呂彦先生!15年前(2003)、船越英一郎氏が漫画家を取材する伝説の番組『週刊少年「」』で、先生が「尊敬する人は?」の問いに、予想していた手塚先生や横山先生など先人漫画家ではなく「ベラスケス」と答えて以来、ずっと解説を楽しみに!うおお!
※先生がEテレでアートを語るのは、2011年の同番組モーリス・ドニ編、2014年のNHK高校講座(美術)に続いて3度目!
【追記】番組を見ました!あんなに饒舌(じょうぜつ)なマシンガントークの荒木先生をテレビで見たのは初めて!ベラスケス愛を爆発させ、次から次へとあふれる想いが言葉になっていく。素晴らしい時間だった。幸せそうにベラスケス作品の魅力を語る先生の表情を見ているだけで、こちらも幸福な気持ちに。詳細は後日まとめます。
…っていうか、荒木先生がまた若返っていた!小3のウチの子「せんせいは30さいくらい?」。いいえ、今年58歳、あと2年で60歳です!驚異の波紋呼吸法!!

  あと2年で60歳!嘘だろ…

●4月13日…省庁の監督責任は大臣に、大臣の監督責任は首相に、首相の監督責任は国民にある。

/人間は忘れてしまう生物だから文書を残す。安倍氏周辺は「記憶がないのに文書が残っているのはおかしい」と怪文書呼ばわり。なんで「もしかしたら、自分の方が忘れちゃったのもかも」とわずかでも自身を疑わないのかな。

●4月12日…「国際的にはアウトです」(立憲・辻元議員)。ほんと底なしの行政劣化。週刊新潮による財務省トップ・セクハラ常習告発記事。官邸が財務省のリーダーとして選んだ福田淳一次官による女性記者への暴言は、ここに書けないほど酷いのでリンクのみ貼っておきます。発覚当初、福田次官は「失礼なことを言うな!」と逆ギレしていたので、新潮は録音データの一部をYouTubeに公開。これ以上開き直れば全録音が公開されるだろう。
財務省ナンバー2の佐川国税庁長官が事実上更迭され、そして今度はトップの福田次官も更迭となるのか。公文書改ざん問題で国民が財務省を注視しているこの状況で、福田次官は連日連夜飲み歩き、複数の女性にこのような言動。上司からの不本意な改ざん命令で、末端の職員が自殺しているのに、あまりにも当事者意識がなさ過ぎる。

官僚の不始末について内閣全体が連帯責任を負っていることを念押しするため、定期的に次の条文を書いておく。安倍首相、任命責任という言葉を知っていますか。
憲法第66条「内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ」。

/今日の国会では、野党代表の質疑中に佐伯耕三首相秘書官繰り返し野次をとばす場面があった。その後、本人は言い訳しているけど説得力なし。通常、首相への伝達はメモでなされる。国民が選挙で選んだ国会議員に対して、首相秘書官が野次るなど前代未聞。官邸が加速度的に劣化している。

/夜になって農水省でも愛媛県文書と同じ「首相案件」と記された加計学園との会合記録が出てきた。もはや記録と記憶が残っていないのは官邸だけ。文科省、農水省、愛媛県、今治市、全部文書も記憶も残っている。



愛媛県・中村知事のこの目

「国は正直に言ったら
いいのではないかと思う」

●4月11日…今日の国会、愛媛県職員が官邸で柳瀬元首相秘書官から「(加計学園は)首相案件」と言われたことを面談の備忘録に書いていたことについて、「元首相秘書官はそんな発言はしていないし、会ってさえいないと言っている」と全否定。発言どころか会ったことさえ認めない。これは、愛媛県の職員のことを嘘つきと言っているのと同じ。でも、なんで愛媛県の担当者がわざわざ嘘を書く必要がある?動機がない。
首相が愛媛県職員を嘘つき呼ばわりしてまで「加計学園の申請が17年1月20日に(国家戦略特区諮問会議で)認められるまで、加計学園の計画を知らなかった」と言い続けるのは、それ以前に知っているとマズイことになるから。 
(1)学長との関係を首相は「(飲食を)おごり、おごられの関係」と言ってしまった=収賄容疑
(2)大臣規範「関係業者との接触では国民の疑惑を招くような行為をしてはならない」にモロに違反する

  TBS『NEWS23』から

●4月10日…なんで安倍政権はこんな嘘つきなん?この虚偽率は異常。日本国民の代表なんやで?

「首相案件」ない→あった
今治市の面会記録ない→あった
スーダン日報ない→あった
イラク日報ない→あった
文科省のご意向文書ない→あった
厚労省の労働調査票ない→あった
森友の交渉記録ない→あった
森友メールの復元方法ない→あった
森友に価格提示ない→あった
森友への口裏指示ない→あった
籠池氏への逃亡指示ない→あった

//なんと、今夜と明晩、NHKで赤報隊事件の傑作ドキュメンタリーを再放送!未見の方、必見です!なぜ朝日新聞の記者が無差別に銃撃されたか、右翼テロの背景に迫ったNHK渾身の力作。犯行の背後にカルト宗教&極右の統一教会の存在を暗示しただけでも、番組スタッフの勇気に脱帽。

●4月9日…「もっと強気で行け。PMより」。月刊文藝春秋のスクープ。PMとは官僚用語のプライミニスター(首相)。答弁中の佐川氏に首相秘書官がメモを渡し、そこに「強気で行け」と書かれていた。安倍氏はこっそり国会証言を指示していたという、10ページにわたる本気の検証記事。「いっさい総理からの指示はないと」と証言してきた佐川氏、紛糾間違いなし。

●4月8日…京都知事選、立憲民主党が自公に相乗りせずに共産候補を応援していたら、逆転できそうな得票差だった(相手候補の8割に達する票を獲得)。なんやねん立憲…。こういうことをするから、立憲は世論調査で支持率が下がる。

●4月7日…大リーグ、大谷翔平選手の活躍が異次元クラス。3試合連続ホームランに二桁奪三振。現地も日本も、みんなワクワクしているのがいいね。

●4月6日…話題のパスタは太らないという研究データ、マジなら嬉しい。パスタ大好き。

●4月5日…『火垂るの墓』『ハイジ』『母をたずねて三千里』『おもひでぽろぽろ』『かぐや姫』、数々の名作を発表してきた高畑勲監督が他界。享年82。ショック。
追悼で氏の言葉を抜粋(一部要約)。
→攻め込まれて酷い目に遭った経験をいくら伝えても戦争を止める力にはなりにくい。為政者が次なる戦争を始める時は「そういう目に遭わないために戦争をするのだ」と言うに決まっているから。自衛のための戦争だ、と。(為政者は次の戦争では)我々はもっと賢くやる。70年前とは時代が違う」とも言う。本当か。3.11で安全神話が崩れた後の原発をめぐる対応をみても、そうは思えない。成り行きでずるずるいくだけで、人々が仕方がないと諦める所へいつの間にかもっていく。あの戦争の負け方と同じです。
再び戦争をしない為には、あの戦争がどのように進んでいったかを学ばなければならない。私が戦争中の事をどれだけ知っているかと聞かれれば、大したことはない。でも、安倍晋三首相よりは知っている。集団的自衛権の行使を認めるという事は日本がどこでも戦争できるようになるという事。
ひとたび戦争が始まれば歯止めなどかかるものではない。そもそも日本人は戦前から米国が好きだった。ジャズや野球、映画といった文化に親しんでいた。その国と戦争をするとは誰も思わなかった。やっても勝てないと思っていた。戦争に反対して逮捕されたりした人もいたが、ごく少数。
戦争が始まってから反対の声を上げるのは難しい。いやいや戦争に協力させられたのだと思っている人も多いけれど、大多数が戦勝を祝うちょうちん行列に進んで参加した。非国民という言葉は、一般人が自分たちに同調しない一般人に向けて使った言葉です。
「空気を読む」と若者が言う。私はこの言葉を聞いて絶望的な気持ちになる。私たち日本人は昔と全然変わっていないんじゃないか、と。周りと協調することは良いことですが、この言葉は協調ではなくて同調を求めるものです。歩調を合わせることが絶対の価値になっている。
隣国との対立が深まり不穏になっているからといって不戦の理想の方を変えるのはどうかしている。9条を大事にしているという事は、武力で解決するつもりはない、というメッセージになる。これはイニシアチブになる。「普通の国」なんかになる必要はない。ユニークな国であり続けるべき。
戦争ができる国になったら、必ず戦争をする国になってしまう。閣議決定で集団的自衛権の行使を認めることによって9条は突如、突破された。あの戦争を知っている人なら分かる。戦争が始まる前、つまり、いまが大事です。始めてしまえば、私たちは流されてしまう。
だから小さな歯止めではなく、絶対的な歯止めが必要。それが9条だった。「最小限の武力行使」「戦争をやるとしてもうまくコントロールしてやる」なんて、そんな能力を私たち日本人が持っていると思わない方がいい。私たちはこの70年で基本的な体質が変わることはなかったのです。(以上)

●4月2日…『音楽の友4月号』は3年に一度の読者投票「クラシック音楽ベストテン」が発表される特別号。その記念号に、ふかわりょう氏と共産志位委員長の対談が掲載されていてビックリ。志位氏「歴史に埋もれてしまった作品や作曲家もあることでしょう。生きているうちに出来るだけ沢山の作品に触れたいと思っているのです」。アンチ共産、右翼の抗議どうのこうのより、芸術愛を優先&掲載した編集部に敬意。
ちなみに志位氏は中学のときにモーツァルト『フルート四重奏曲第1番』を聴いてモーツァルトにのめり込み、独学でフルートを練習。大学に進む際に、物理学とピアノのどちらを取るかで迷ったほどのクラシックおたく。ツイートも趣味が炸裂してる(笑)。

〔以下、志位和夫@shiikazuoのツイートから〕
・音楽を聴いていていつも不思議に思うのは、いろいろな調性に「色」ともいうべき独特の響きがあることです。ハ長調は堂々たる明るさ。イ長調はどこまでも透明な明るさ。変ホ長調はやわらかい優しさ。ハ短調は悲劇的な情熱。ホ短調は寂しい情熱。振動数が多少違うだけなのに、なぜ調性には「色」が?

・国会からの帰りの移動中に、オイストラフのメンデルスゾーンを聴く。古い録音だが、時空を越えた迫力。何が凄いかというと、「音密度」が凄い。普通のヴァイオリニストの何倍もの「音密度」。強いが強圧的ではない。最弱音でも強い。大好きです。

「たとえ両腕を切り落とされても、私はペンをくわえて音楽を書き続けるだろう」(ショスタコーヴィチ)。スターリンの暴圧は、多くの人々を死、屈服、裏切りに追いやりましたが、そのもとでも人間の尊厳を守り抜いた、不屈の営みがあったことも記録されるべきことです。

・移動の時間に久しぶりに音楽をゆっくり聞く時間ができました。バッハの「マタイ受難曲」。バッハの中でも最高峰に燦然と輝く傑作です。これを聴くと無宗教者であるはずの僕も、ある種の「敬虔」な気持ちにさせられます。イエスが処刑されたあとのコラールは聴くたびに熱いものが込み上げてきます

・移動中にモーツァルトの「すみれ」を聴く。僕はこの曲を聴く度に、この詩を書いたゲーテという人物のもつ「巨大な天才の残酷さ」というものを感じないわけにはいかない。モーツァルトもそれを感じたことだろう。だからこそ、最後に自らの手で「可哀想なすみれ、愛らしいすみれだった」と加えたのだ。

  まさか志位氏が『音楽の友』に登場するとは!

//布施祐仁 @yujinfuse→陸自のイラク派遣の日報の存在が確認されたのは陸自研究本部だという。研究本部には教訓センターという部署があり、ここに陸自のすべての活動の教訓が蓄積され、今後の活動に活かしていくことになっている。その研究本部に保管されているのに、「探したがなかった」というのはあり得ないと思います。

●4月1日…エイプリルフールはネットで色んなネタを見られて楽しいんだけど、単に面白いだけじゃなく“勇気あるな”と思ったのは『やや日刊カルト新聞』の記事「“カルト”表示制度がスタート、全国で一斉に表示作業」。安倍政権と親密な統一教会本部の画像にカルト表示、その辺のメディアならビビってできんよ。カルト新聞所属の9人の記者に脱帽。

●3月31日…年末の紅白歌合戦。渋谷のNHKスタジオを4人の悪党「暴力怪人」「差別怪人」「圧力怪人」「忖度(そんたく)怪人」が襲撃した。NHK職員(塚地武雅)が「はっ!お前らはNHKの敵!」と叫ぶと、ウッチャン扮する正義のNHKディレクターが怒りの鉄拳で悪党ども華麗に退治した。怪人たちがバタバタとなぎ倒される中、カメラは成敗される「忖度怪人」をズームで激写。この敵を確実に倒したことを全国に放映した。
「お前らはNHKの敵!」 忖度怪人の襲撃だ!
NHKディレクター(ウッチャン)が戦う! 勝利!返り討ちにされる悪党たち!
この反骨精神あふれるミニドラマを、最も視聴率の高い紅白歌合戦の生放送でオンエアしたことに、僕はNHKの並々ならぬ決意を感じたものだ。

それから4カ月、NHKはどうなったか。3月12日に財務省が「文書の書き換え」を認めると、保守系の読売・産経までが「改ざん」と報じるようになったが、NHKただ一社だけが最後まで「書き換え」と伝え続けた。佐川氏の証人喚問当日(27日)の午後になってようやく「改ざん」に。また忖度病の復活だ。
そして一昨日、NHKの現場が幹部から露骨な圧力を受けていることが、内部告発で明らかにされた。参院総務委員会におけるNHK2018年度予算審議の中で、山下芳生議員(共産)が「政府からの独立が極めて弱い」と指摘した上で、NHK関係者からの内部告発を読み上げた。
看板番組である『ニュース7』『ニュースウオッチ9』『おはよう日本』などのニュース番組の編集責任者に対し、NHKの幹部が森友問題の伝え方を細かく指示しているというのだ。その内容は…

「(森友を)トップニュースで伝えるな」
「トップでも仕方がないが、放送尺は3分半以内」
「昭恵さんの映像は使うな」
「前川前文科次官の講演問題と連続して伝えるな」


とういうもの。実際、森友の報道と前川さんに対する圧力の問題は、間に別のニュースを入れて放送していたことを僕も確認している。NHKよ大晦日の紅白の“誓い”を思い出せ!

//昨日は森友の証人喚問後の最初の金曜夜であり、官邸前に1万人を超える人々が集まって内閣退陣を迫った。ほっしゃん氏も参加。ところが、報ステもNEWS23も、冒頭から大相撲の貴乃花降格や桜の開花ばかりで、官邸前の抗議運動を完全無視!トップニュースで伝えるべき内容を完全スルー、報道番組として恥ずかしくないのか。古館さん、マジで戻って来て。

//ネット掲示板で見つけた名探偵の超推理に噴いた→

〔大発見!佐川、嘘つくときに断言するクセがあった!〕
佐川「文書破棄した」→あった
佐川「復元方法ない」→あった
佐川「価格提示ない」→あった
佐川「価格交渉ない」→あった
佐川「説明に嘘ない」→あった
佐川「総理指示ない」← New!

●3月30日…日本学術会議は1950年と1967年に「戦争を目的とする科学の研究には、今後絶対に従わない」とする声明を発表している。安倍政権は大学の研究予算をガンガン削減する一方で戦前のような「軍学共同」路線を展開、2016年に軍事研究予算を前年の18倍に激増(110億円)させ、各大学に軍事研究を呼びかけている。
これに対し、京都大学は一昨日にHPでこう回答した。「本学における研究活動は、社会の安寧と人類の幸福、平和へ貢献することを目的とするものであり、それらを脅かすことに繋がる軍事研究は、これを行わないこととします」。京大、カッコ良いぜ。

//昨日の麻生財務相。TPP署名式について「茂木大臣がペルー往復(実際はチリ)していたが日本の新聞には一行も載っていなかった(実際は各紙に大きく掲載)。森友の方がTPP11より重大だと考えているのが日本の新聞のレベルで、経済部の奴にボロカス言った」。氏の漢字の誤読はまだいい。妄想をもとにしたバッシングと、自らに監督責任のある財務省の公文書改ざん事件の開き直りは、サイコパス的な怖さがあるというか、内面で何かが崩壊してないか(嫌味ではなく)心配になるレベル。

//年金機構のトラブル。一昔前まで「安易に中国に発注するからいい加減な仕事になる」って思っていたけど、いつの間にか「中国の業者が500万人分の氏名を手入力で正確に入力して、日本側が55万件のミス」っていう時代になっていたことに戦慄。

●3月29日…昨夜の報ステとNEWS23、国会中継の山本太郎議員の一番共感した言葉がカットされて残念。ここを流して欲しかったな→

山本議員「部下の不祥事の責任をトップがとるのは当たり前なんです。神戸製鋼、三菱、シチズン、旭化成、東芝、みんな“トップの私がけじめをつける”と任期途中で引責辞任、これは世の中の常識です。行政において公文書の改ざんが行われ、嘘をベースに国会が一年も続けられた。国会も、国民も、欺(あざむ)かれ続けた。この案件のけじめを誰がとれるかといえば、トップなんです。あなたなんです。総理、いつ辞めて頂けるんですか」

首相「行政の長として責任を痛感しており、問題の全容解明が私の責任。同時に、総選挙で国民に支持されたので公約を実行していくことが私の使命です」

山本「総選挙と言いましたが、その総選挙の手前にあった国会はニセモノの文書で行われたのではないですか。デタラメな国会運営のその先に選挙があって、約束したも何もないじゃありませんか。調査を徹底的にやる、再発防止だ、職務をまっとうするのが責任の取り方?通用しませんよ。行政府のトップのあなたの下で起こった不祥事真相究明、再発防止は次のリーダーの仕事です。地位に恋々としがみつく、日本のリーダーがそれなんて勘弁して頂きたい。一刻も早く責任を取って辞めて頂きたい」
「ロッキード事件では衆議院で24人もの証人を呼んでいます。そのうちの多くが私人でした。一方、アッキード事件はまだ籠池さんしか来ていませんからね。自民党の皆さん、真相を究明するんだったらこれからガンガン証人呼ばないと駄目ですよ」。

//ツイッターで流れてきた言葉がカッコ良くて速攻で保存。
『ワシントンポスト社長キャサリングレアムは、ウォーターゲート事件を取材していた若い記者に「いざとなれば私が監獄に入る」と励ました。国防省ベトナム戦争秘密文書の公表に踏み切ったNYタイムス社主ザルツバーガーは、編集局に”INTO JAIL”「監獄へ入ろう」と貼り出した。』(羽仁五郎)

●3月28日…昨日、天皇陛下がご自身の強い希望で天皇として最後の沖縄入り(実に11回目)。官邸は陛下との比較で自分たちへの反発が強まるとして、この沖縄訪問に反対したという。それを押しての訪問となった。
リテラの記事「天皇“最後の沖縄訪問”は安倍政権への怒りのメッセージだ! 沖縄に対する天皇と安倍政権の真逆の姿勢」に僕も同感。
※今上天皇「(沖縄で)払われた多くの犠牲は、一時の行為や言葉によってあがなえるものでなく、人々が長い年月をかけてこれを記憶し、一人一人、深い内省の中にあって、この地に心を寄せ続けていくことをおいて考えられません」
「これまでの戦争で沖縄の人々の被った災難というものは、日本人全体で分かち合うということが大切ではないかと思っています」

/安倍政権はサンフランシスコ講和条約の発行日1952年4月28日を「主権回復の日」としたが、天皇・皇后両陛下はこの「主権回復の日」に対し、「その当時、沖縄の主権はまだ回復されていません」と拒絶感を示していた。官邸の強い要請で式典に出席したが、式典の最後に「天皇陛下万歳!」の唱和で見送られた天皇は、側近に「不満げな表情」で「私はなぜこの式典に出ることになったのか」と漏らしていたという。

/すごいな今日のNHK『あさイチ』、沖縄の保育園に落下した米軍機部品について、ネット右翼が「保育園の自作自演」と大量に誹謗中傷の書き込みをしたことを正面から取り上げている。政府方針に抵抗する沖縄の人へのネット右翼の中傷を「少しでも汚くののしり、ダメージを与えることがゲームのように行われている」と視聴者が指摘、そして井ノ原さんがネット右翼に怒りを込めて「ぜひ名前を書いて、住所を書いて、そううことはして下さい」と言ったのが印象的だった。同番組は今週で8年間続いた有働アナ&井ノ原さんが降板。最後に沖縄の基地問題を取り上げるスタッフに敬意。

//佐川前理財局長の証人喚問。「安倍夫妻は関与してなかった」「土地取引は通常の手続きで行われたと判断」=それなのに密かに公文書300箇所を改ざん。…ワケが分からない。 部下に自殺者まで出ているのに、そんな答弁が続いたことを心から残念に思う。前任者の迫田氏喚問必須。

●3月24日…今年のアカデミー作品賞に輝いた『シェイプ・オブ・ウォーター』を観賞!長年ハリウッドでは「怪獣映画やヒーロー特撮は作品賞を獲れない」と言われ続けてきたけど、ついにそのジンクスをこの堂々たる“B級”半魚人ムービーが打ち破った。メキシコ出身の個性派ギレルモ・デル・トロ監督が撮った、声を出せない女性と言葉を話せないアマゾンの半魚人との珠玉のラブストーリー。言葉で交流できない両者を繋ぐものが音楽と手話というのもグッとくる。毎年、星の数ほど映画が制作されるハリウッドで、この作品が年間ナンバーワンに選ばれた理由、それは監督が授賞式で語っていたようにマイノリティ視点の物語だからだろう。映画の前半は半魚人をモンスターと思って見ていたけど、途中から“本当のモンスターは、差別主義者の人間じゃないか”と考えるように。予告編に出てくるセリフ「あいつ(半魚人)は人間じゃない」「彼を助けねば私たちも人間じゃない」は思わずメモ。
デル・トロ監督は怪獣映画の大ファンであり、『パシフィック・リム』では「KAIJU(カイジュー)」という日本語をそのまま使っている。本作を怪獣を倒す物語として見た場合こういう構図になる。【以下ネタバレ文字反転】あの白人の暴力的な差別主義者が怪獣であり、怪獣と戦う正義のヒーローが、障がい者、半魚人、ゲイの老画家、黒人清掃婦、冷戦下の宿敵ロシア人という、マイノリティ・チーム!社会的弱者がマッチョな連中を出し抜き、モンスター・ムービーを土台に理不尽な差別問題を浮き彫りにしたデル・トロ監督の手腕は圧巻。現実世界でトランプ大統領がメキシコ移民に圧力を加えるなか、メキシコ人の監督というバックボーンが作品に重みを与えている。ラストシーンの後に冒頭シーンに繋がるのなら、イライザは水中の部屋で幸せに暮らしているね
残念ながら「R15」指定があるため、15歳以下は親同伴でも観ることができない。エロ・グロのシーンさえなければ、多くの人が楽しめて興行収入もアップするのに、監督は収入を下げてでもエロ・グロを入れた。そこに“生命を描く”ことのこだわりがあるからだろう。普通の映画は見えないように隠す部分をあえて描いた。一方で、明るく健全な往年のミュージカルを思わせるダンスシーンも入れてくるのが面白かった。
それにしても過去5年のアカデミー賞のうち4回がメキシコ系の監督とは!『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロン、『バードマン』『レヴェナント』で2年連続のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、そして今回のギレルモ・デル・トロ。メキシコ人の感性は国境の壁をぶち壊す突破力があることが証明された。
最後に。老画家を演じたリチャード・ジェンキンス(71歳)が名優すぎる。俳優さんがあの役をやっているのではなく、老画家本人が出演しているみたい。別人が“演技”をして出ているとは思えなかった。90点。
※マイケル・シャノンのことをホアキン・フェニックスと勘違いしながら観てた(汗)。DCスーパーマンのゾッド将軍だったのか。
※『ドリーム』でも名脇役だったオスカー女優オクタヴィア・スペンサー、存在感あるなぁ。

●3月23日…森友公文書の改ざん事件、佐川前理財局長の国会での証人喚問が27日に決定。
安倍応援団「森友なんかどうでもいい」。ならばなぜ懲役最長10年の重罪で懲戒免職・退職金ゼロになる公文書改ざんを組織ぐるみでやったのか。
「森友もう飽きた」。同感、佐川氏が官邸の誰の指示で動いたか話してくれたらすぐに終わる。自民の西田昌司議員から「佐川事件」とまで言われ、罪を全部なすり付けられている佐川氏。国民のため全部語ってラクになって。

●3月22日…ネットの無料翻訳ツールは精度がまちまち。グーグル翻訳は定評があるけど、訳の分からない文章になることもしばしば。こちらのリンク先なら6種の翻訳サイトを選択できるので便利。おすすめです。

●3月21日…官僚の世界で起きていることは元官僚が一番よく分かっている。「週刊朝日」の最新号から古賀茂明氏と前川喜平氏の森友問題分析を紹介。

古賀茂明氏(元通産官僚)
→官僚視点で考えると、そもそもなぜ正式文書にあそこまでの詳細を記載したのかが解せない。記載すれば相当問題視される話で、普通の官僚なら絶対に書かない。やはり最初の段階から、現場レベルでは相当におかしな仕事をやらされているという感覚があったのでは。近畿財務局長といえば本省のエリートであるし、当然、本省の意向に沿って事を進めたはずだ。
 佐川氏も最初は、本件にどう対応するか、相当悩んだはず。辞任に追い込まれた今、「自分が生け贄にされる」という感覚になっているのでは。心配なのは、重要な人物の証言が得られなくなり、真相が闇に葬られること。最悪の場合、元昭恵夫人秘書・谷査恵子氏が、大使館というある種の治外法権ゾーンで「消される」可能性だってあるし、自殺の連鎖が起きるかもしれない。
 ほころびが出始めた今、これから「佐川は極悪人だ」という政府発の情報が出てくるだろう。品性や人格を疑うような話も飛び出すかもしれない。政府はそこで「(佐川氏が)まさかこんなことをする人だったとは」と、またしても被害者面して見せるのだろう。
 状況を打破する展開があるとすれば、谷氏と田村嘉啓国有財産審理室長(当時)の証言。そもそも、この2人がやりとりをするなんて異例中の異例。財務省の官僚は、他省庁の役人より格上。ノンキャリはキャリアよりもはるか下の存在で、年次も1年違えば虫けら同然という序列社会。その中で、経産省ノンキャリの課長補佐クラス(当時)の谷氏からの問い合わせに、財務省のキャリア管理職が丁寧に回答している。これが昭恵夫人案件だったから可能になったのは明白だ。
 この状況でも安倍政権が続くことになれば、日本の行政は完全に終わり、政権にすり寄って生きるしかない。

前川喜平氏(元文科官僚)
→国政調査権のある国会に提出された文書が改ざんされていたとは、民主主義が崩壊する事態で犯罪的行為だ。こんな悪事を、真面目で小心な官僚が、自らの判断でできるなど、到底考えられない。文書改ざんは、官邸との間ですり合わせがあって行われたとしか思えない。官僚が、これほど危険な行為を、官邸に何の相談も報告もなしに独断で行うはずがない。文書の詳細さを見れば、現場がいかに本件を特例的な措置と捉えていたかがわかる。忖度ではなく、官邸にいる誰かから「やれ」と言われたのだろう
 私は、その“誰か”が総理秘書官の今井尚哉氏ではないかとにらんでいる。国有地の売買をめぐるような案件で、経産省出身の一職員である谷査恵子氏の独断で、財務省を動かすことは、まず不可能。谷氏の上司にあたる今井氏が、財務省に何らかの影響を与えたのでは。今回の問題は、財務省の凋落を象徴しているともいえる。かつての財務省といえば、官庁の中の官庁。官邸内でも、財務省出身者の力が強かった。だが今、官邸メンバーに財務省出身者がほとんどいない。経産省を筆頭に、他省庁の官僚出身の“官邸官僚”の力が増す一方で、財務省は官邸にNOが言えない状態なのだろう。
 佐川氏は今、政治の新たな“犠牲者”になりつつある。彼は“誰か”を守り通すという選択肢以外持ち得ていないようだが、今や一民間人であり、自由人。もう誰にも忖度する必要はない。もし本当のことをしゃべり始めたら、官邸からとんでもないバッシングを受けるかもしれない。しかし私自身がそうだったように、そのバッシングが、身動きの取れない呪縛を解く道につながることもある。
 私も加計学園問題より以前、文科省の天下り問題で国会に参考人招致されたときは、まだ役人体質を引きずっていた。政権を守るために忖度もしなければならないと思っていた。でも、そうした一切の未練が吹っ切れたのが、(加計学園問題で前川氏が会見を開く3日前に掲載された)読売新聞の(出会い系バー)記事。「官邸はこういうやり方をするのか。ならばもう何の気遣いもいらない」と、逆にすっきりした。だから佐川氏も本当のことを言えば、楽になれる。

//領収書が不要で使途は問われず、会計検査院もノータッチで私的流用しても分からない「官房機密費(内閣官房報償費)」。今年1月、情報公開請求に従うよう最高裁判決が出たことで、請求から11年かけてようやく文書が開示された。支出の9割は領収書が不要な政策推進費だった。
異常な使い方が明らかになったのは2009年の麻生政権。8月末の衆院選で民主党が圧勝した年だ。政権交代の6日前に麻生内閣の河村建夫官房長官(当時)が機密費2億5000万円を引き出していたのだ。官邸は官房機密費を打ち出の小づちのように思っているが、国民の血税だ。たった6日で2億5000万円も何に使うというのか。民主党が引き継いだ金庫は空っぽだった。
−−官房機密費そのものはあって当然と僕も思う。情報収集や外交交渉で表に出せない経費もあるだろう。だが、過去に官房機密費が国会議員のパーティー券や商品券に使われたことが発覚、もっと深刻なのは世論誘導のために政権擁護の政治評論家やいわゆる御用ジャーナリストに大金を渡していることだ。
先日他界した野中広務元官房長官は講演の中で、長官時代に先例に従い引き継がれる帳簿に掲載された複数の評論家に内閣官房費から数百万円を届けていたことを明らかにした。
「言論活動で立派な評論をしている人たちのところに盆暮れ500万円ずつ届けることのむなしさ。秘書に持って行かせるが『ああ、ご苦労』と言って受け取られる」。
受け取ったことを認めた評論家では、『そこまで言って委員会』で安倍応援団の旗振りをしていた故三宅久之氏が知られている。
ちなみに、海外ではマスコミ関係者が時の政権からお金をもらうことは、タブー中のタブーとして忌み嫌われている。そんな金をもらえば、国民が“忖度”を疑って誰も意見を聞いてくれなくなるからだ。テレビ関係者やジャーナリストが政治家から受け取っても許されるのはスタバのコーヒー代まで。それ以上は現場から追放される。安倍氏のおごり(血税)で嬉々として食事に招かれるなどもってのほかだ。その意味で、会食を繰り返す日本のメディア関係者は世界レベルで同業者の恥だし、猛省を促したい。
この機密費は“野党の国対委員長”に渡されることもあったというから深刻だ。「毎月5千万〜7千万円ほどの機密費を使い、首相の部屋に月1千万円、野党工作などのため自民党国会対策委員長に月500万円を渡した」(野中氏)。また、首相の外遊には、一回につき自由に使える1000万円が渡されたといい、今も状況が同じなら外遊しまくっている安倍氏にいくら渡されているのか見当もつかない。
情報公開請求を行った市民オンブズマンは、官房機密費について『国会議員や公務員への支払い禁止』『将来の使途公表』など運用の見直しを求める要求書を菅義偉官房長官に送った。大賛成。
※官房機密費の乱用を問題視した民主党政権の鳩山首相(当時)は、2010年に「一定期間経過後の使途公開」を表明したが、平野博文官房長官(当時)が否定的な考えを示して実現しなかった。

//先の故・野中官房長官は「機密費(1千万円)を拒否し、受け取らなかった評論家は田原総一朗氏」と言っており、この証言で田原氏の株が大きく上がった。その田原氏も「週刊朝日」最新号に以下の寄稿している。

田原総一朗氏
→私は森友学園の籠池泰典・前理事長が逮捕される前、あるテレビ局に頼まれ籠池氏にインタビューした。
「あなたは2015年10月に、安倍昭恵夫人に電話をしましたね。昭恵夫人は海外出張中でしたが、何を頼みたかったのですか」
籠池氏は工事の立て替え金を早く返済してほしいのと、売却価格を安くしてほしい、の2点だと答えた。
その後、昭恵夫人付の女性官僚から連絡があり、昭恵夫人に頼んだことを詳しく知らせてほしいと言ってきたので、手紙に詳しく書いて郵送した。しばらく経つと、頼まれたことをいろいろやったが、うまくいかなかったというファクスが届いた。だが、その後、今年度は無理だが来年度にまたやってみるというファクスが届いたということだ。
そこで、翌年はどうだったか、と問うと、籠池氏は「満額回答だ」と答えた。籠池氏は、昭恵夫人の大変なご尽力で、立て替え金も返済され、売却金も8億円引き下げられた。心から感謝したい、と答えたが、この部分は放送されなかった
籠池夫妻は、現在もなお勾留され続けている。釈放すると、籠池氏が昭恵夫人に、どのような頼み方をし、昭恵夫人がどのような尽力をしたのか、具体的にしゃべられるのが怖いのだろう。(以上)

●3月20日…日本年金機構がやらかした「500万人」分のマイナンバーなど個人情報が中国の業者に流れた件、これはもう、マイナンバーを再発行するか撤廃するレベルの大失態。しかも多数の年金データで入力ミスがあり、130万人の支給額が下がっていたという。前の「消えた年金」事件も安倍政権下。どうすんのこれ…。

//ヘレン・ケラーのお墓はアメリカの首都ワシントンDCのワシントン国立大聖堂にあり、サリバン先生と一緒に眠っている。これまで何の疑問も抱かず墓参していたけど、ヘレンが没したのは1968年。ワシントン大聖堂が完成したのは1990年。あれれ?それでは大聖堂に改葬されるまで、22年間はどこの墓地に眠っていたのだろう。海外サイトを検索しても現在の点字銅板の墓画像しか出て来ない。超有名人なのにどうして古い方の墓石も墓地の名前も出て来ないのかな。読者の方で、ヘレンがワシントン大聖堂の前にどこの墓地に眠っていたのか情報を得られた方がおられましたらメールを頂けると有難いです。m(_ _)m
※グーグルで画像検索すると「同姓同名」のヘレン・ケラーさんのお墓が複数ヒットするのでご注意下さい。1880年生まれ1968年没のヘレン・ケラーさんです。
※っていうか、サリバン先生がもっと謎。先生は1936年没だからワシントン大聖堂が完成するまで54年間は別の墓地にいたはず。半世紀も別の場所にいたのに、その情報が出て来ない。う〜む。あと、ネットでアン・サリバンという同姓同名で、しかも1936年没の墓石を見つけたけど、命日が8月になっていたので違うと思う。サリヴァン先生は10月に他界している。名前も没年も一緒、普通これは間違うなぁ…。
※ワシントン大聖堂は1907年に建設が始まっているので、もしかすると先に地下霊廟が完成して、当初からヘレンの墓は大聖堂にあったのかもしれない。だけど、完成前の教会に墓を造るかな?

【追記!】読者の方からの情報で、ワシントン大聖堂は工事が終了するずっと前から使用されていたことが分かりました。ウッドロー・ウィルソン大統領は1924年に当地で国葬されました。サリバン先生の遺灰壺の隣りに、ヘレンの遺灰壺が安置されたことが確定しました。

●3月19日…教育基本法第16条「教育は、不当な支配に服することなく、法律の定めるところにより行われるべきものであり、教育行政は、国と地方公共団体との適切な役割分担及び相互の協力の下、公正かつ適正に行われなければならない」。
戦前の日本は学校教育に政府・軍部が過度に介入することを防げなかった。その反省から戦後は教育の独立性が重視され、政治家は教育現場への検閲行為を自粛し、個々の学校の独自性を尊重してきた。ところが、先月、名古屋市立八王子中で総合学習の授業として前川喜平・前事務次官が講演した際に、文部科学省が授業内容を報告するよう要求、録音データの提出を執拗に求めた。文科省が個別の学校の授業内容について調べるのは極めて異例。
※前川氏は官僚時代から「家庭が貧困でも誰もが平等に教育を受けられる社会」を実現しようと尽力、全都道府県に「夜間中学」を設置すべく奔走している。

前川氏は加計学園問題で「行政がゆがめられた」と官邸に逆らった人物で、いわば安倍政権の天敵。“出会い系バー”の件はガチの貧困調査で、相手女性が「前川さんのお陰で今の私がいる」と家族ぐるみで感謝していたことが分かっている。
だが、文科省から学校側に届いたメールの文面は、前川氏への露骨な個人攻撃になっており、ドン引きするレベル。当初、文科省は「政治家は関係なく、自分たちが勝手にやった」と答弁していたが、その後、自民党文科部会長代理の池田佳隆衆院議員(安倍氏の愛弟子)と、文科部会長を務める赤池誠章参院議員が、何度も文科省に電話をかけるなど圧力をかけていたことが発覚。池田氏に至っては、学校側に送るメールの内容を事前に添削までして書き換えさせていた。例の如く、2人とも日本会議系の議員。
八王子中の校長と教頭は、前川氏に講演を依頼しただけでも教育者として視野が広いのに、文科省への録音データ提出を「前川氏の許可が必要」と突っぱねるなど肝も据わっている。素晴らしい学校。

愛知県の大村知事「(文科省は)常識外れで、開いた口が塞がらない。問い合わせはしつこく、非常識な文面は圧力以外の何物でもない。文科省は事実関係を明らかにするとともに、関係者の責任を問うべきだ」。
石破茂・自民党元幹事長「“(前川氏の)あんな講演をやるのはいかんじゃないか”といって、文科省が一体どんなことだと(問い合わせる)。それはおかしくはないですか。そんなことをやり始めたら、言論の自由はなくなってしまう
流通経済大・小松郁夫教授(教育行政学)「夜間中学に携わる人が自らの経験を話すことは、文科省が定めた学習指導要領の「総合的な学習の時間」の狙いに照らして問題どころか、ふさわしい。指導要領で決められた教科の履修漏れなどの場合に文科省が是正指導をすることはありうるが、今回は一回の授業が対象であり、根拠がわからない。文科省が各時間の授業の調査をするようになれば、学校現場は萎縮するだろう」
前川氏「教育に対する政治の不当な介入を阻む役割を負う文科省が、逆にそうした政治の介入に屈してしまったことは残念に思います」「ですが、文科省の役人は圧力を受けてやらされたので、彼らをあまり責めないでやって下さい」。
前川氏の講演を聞いた参加者「夜間中学校でのボランティアのエピソードなどを交え、幼少時代の話や科学技術で変わる社会について論じた。政治的な話題や加計学園の話も一切なく、とても和やかな雰囲気だった」。

文科省の主張は「政治家の指示も無かったし忖度もしていませんが、添削はありました」。自民の議員は質問項目を事前に確認し、修正を求めているのだから、モロに「政治家の指示」じゃないか。文科省まで虚偽答弁を繰り返しており、いろいろ民主主義の末期症状が出ている。
いま一度、ワシントンのホロコースト記念館に掲示されている、政治学者ローレンツ・ブリットが分析した『ファシズムの初期症候』を貼っておこう。

『ファシズムの14の初期症候』
・強情なナショナリズム
・人権の軽視
・団結のための敵国づくり
・軍事の優先
・性差別の横行
・マスメディアのコントロール
・国家の治安に対する執着
・宗教と政治の癒着
・企業の保護
・労働者の抑圧
・学問と芸術の軽視
・犯罪の厳罰化への執着
・身びいきの横行と腐敗
・不正な選挙
−−わが国は何項目が当てはまるだろうか。

//発売中の『音楽の友4月号』に「世界音楽家巡礼」連載第13回としてフランスの作曲家の墓参レポートを書いています。また先週木曜発売の『週刊実話』に幕末維新期の著名人22名(西郷、龍馬、新選組等)の人物とお墓を紹介。『清流』『月刊石材』にも墓巡礼レポを連載しています。ジャンルの異なる雑誌ですが、どの編集部も墓巡礼の意義を認めて応援して下さり、その気持ちに感謝です。
  

●3月18日…「時を超え私たちを支えてくれた人たちを決して忘れない」。ディズニーの新作映画『リメンバー・ミー』、最高でした!「死後に誰からも思い出してもらえなくなった時に2度目の死が訪れる」、アニメでこのテーマを描いたスタッフ(傑作『トイ・ストーリー3』のスタッフ!)に最大限の敬意を。通常でも100点なんですが、僕の場合は“墓マイラー加算”があるため、「1億点」という限界突破点に。さすがアカデミー長編アニメ作品賞。僕は油絵アニメ『ゴッホ 最後の手紙』がアカデミー賞に輝くと思っていたので、『リメンバー・ミー』に負けたときに「な、な、なんで!?」と絶句したけど、公開された『リメンバー・ミー』を観て納得した。家に帰ってから感動を再び味わいたく、その場でサントラCDを購入!(ネタバレ防止のため今はここまで!)
/同時上映の『アナと雪の女王 家族の思い出』も、5分程度のミニムービーと思っていたら22分もあって満足度MAXの短編映画。子ども時代に両親をなくしたアナとエルサのために雪だるまのオラフが大奮闘する物語で、『リメンバー・ミー』ともテーマが繋がっている。オラフは本当に、本当に、ほんっとうに良いヤツ!
リメンバー・ミー予告編(2分24秒)//主題歌(3分)少年版(2分)

●3月17日…森友問題のわかりやすい時系列や海外の反応など、13日の日記にアップ。

//NHKも森友のスクープ合戦に参戦するなど、完全に潮目が変わったことを感じる。安保法制や秘密保護法は思想の左右で対立があっても、公文書偽造と行政の私物化は左右関係なく大問題だもんね。

●3月16日…森友公文書の改ざん事件、まずは12日の日記に大幅加筆完了。

●3月13日…刑法155条1項は公文書偽造を重罪とみなし、罰則を最大で「懲役10年」と定めている。懲戒免職となれば退職金もない(佐川国税長官の退職金は7000万円といわれる)。森友公文書偽造はれっきとした犯罪であり、そこに18人ものエリート官僚が関わっているという。元大蔵官僚の法政大・小黒教授いわく「(財務省は)私の知る限りそんなに簡単に三途の川を渡るような役所ではない」「首相は行政の長。行政機関の中がねじ曲がっていたのだから、知らなかったから首相は関係ないというのは成り立たない」。
内閣府公文書管理委員会・三宅弘委員「公文書管理法は政府の政策を検証するために、文書の保存を行政に求めるのもの。ただし、行政が文書の“書き換え”を行うことまでは想定していない。それくらい異常事態だ」。

昨日の財務省の報告を受け、麻生財務相は「この問題の最高責任者は理財局長の佐川だ」とすべての罪を被せ、安倍首相にいたっては「なぜこんなことが起きたのか、全容を解明するため、調査を進めていく」と、他人事のように言い放った。問題の核心は首相本人になのに。
安倍氏は昭恵夫人の言葉として籠池氏が語った「いい土地ですから、前に進めてください」について、「妻はそんなことは言っていないと言っている」と否定した。公文書に記録された内容は、家庭内の夫婦の会話だけで否定できるほど軽いものではないと首相も分かっているはずだ。ならば、議院証言法に基づいて昭恵夫人に証言してもらおうじゃないか。

財務省が森友学園との契約に特別に付けた“特約”が、過去5年間でどれだけ異例中の異例であるか。
1.延納の特約(土地購入費用の10年の分割払いを認める)…契約1214件の中で森友のみ。確率1214分の1。
2.契約金額非公表(契約1カ月以内に公表する必要があるのに非公開)…972件の中で森友のみ。972分の1。
3.売り払い前提の定期借地(期限後は更地にして返す土地を売り払い前提に)…1194件の中で森友のみ。1194分の1。
4.瑕疵担保責任を免除する特約(取引対象に欠陥があっても責任免除)…1214件の中で森友のみ。1214分の1。
これを「偶然」というならば、1194分の1×1214分の1×1214分の1×972分の1=『1兆7104億4047万6128分の1』という確率となる。まさに「安倍友割引」。政治家や私人の昭恵夫人の名前を公文書に記載したのも、通常では決済できない案件を決裁した責任を回避するため。

〔森友問題の時系列を整理〕
2012年3月…大阪音楽大学が大阪府豊中市の国有地(音大から100mの空き地)を7億円で購入しようとしたが、国側は9億円(埋没ゴミ撤去費込み)を提示したことから購入を断念
2012年10月…森友学園の籠池氏が右系の小学校建設構想を昭恵夫人に相談
2014年3月…籠池氏が再び昭恵夫人に相談。昭恵夫人の返事「主人に伝えます」「(他に)何かすることはありますか」
2014年4月…籠池氏が昭恵夫人を小学校建設予定地に案内※音大が買えなかった場所。そもそも、この土地は災害時の一時避難地の公園を作るという理由で複数の住民が立ち退かされ、国有化された土地。
2015年5月…森友学園と近畿財務局が国有地の貸し付け契約を結ぶ
2015年7月31日…安倍氏が迫田理財局長(佐川の前任者)や財務省事務次官と会う
2015年8月7日…安倍氏、麻生財務大臣、迫田英典理財局長、事務次官が会合。
2015年9月3日…安倍氏が迫田理財局長、財務省・岡本薫明官房長と会う。
2015年9月4日…安倍氏が国会会期中(安保法制の審議中)なのに国会を抜け出して大阪へ。夜、公明党・故冬柴国交相の息子で、経営コンサルタントの冬柴ひろし氏(りそな銀行出身)がオーナーの料理店で会合。後日、森友に都市銀行(りそなと見られる)から20億円が融資されることに。
同日(9月4日)…森友学園の建設工事関係者(キアラ設計所長、中道組所長)、近畿財務局池田統括管理官、大阪航空局高見調整係が、近畿財務局9階会議室で会合。
同日(9月4日)…国交省の「平成27年度サステナブル建築物等先導事業(次世代木造建築)」で森友の新小学校が選ばれ約6200万円の補助金交付が決定。ちなみに新小学校は候補の中で唯一木造ではなく“鉄筋”だが外観に木を使っているので選ばれた。
2015年9月5日…昭恵夫人が籠池氏の経営する幼稚園で講演し、小学校(瑞穂の國記念小學院)の名誉校長に就任
2015年11月…昭恵夫人付き・谷 査恵子氏が籠池氏の要望を受け財務省に問い合わせ
2016年3月…「建設予定地から膨大なゴミが見つかった!」と学園から近畿財務局に報告
2016年4月…国土交通省大阪航空局がゴミ撤去の費用を8億2000万円と鑑定※通常は大阪航空局が鑑定せず民間の不動産会社が鑑定
2016年5月…籠池氏と近畿財務局の価格交渉についてのやり取りが音声データに残る。籠池「ぐーんと下げなアカンよ」近畿財務局「0円になるよう頑張っている」
2016年6月…財務省が『1億3400万円』で売払契約。さらに「ゴミの撤去」「土地汚染対策」の名目で1億3200万円の公金を森友に支給。つもり、森友が払ったのは、実質わずか200万円にすぎない。
2017年2月17日…国有地払い下げ問題が発覚。安倍氏「私や妻が関わっていたら首相も国会議員も辞める」佐川氏「国有地は時価で売るのが基本で、適正な価格で売っている」
2017年2月末…財務省で公文書の組織的な改ざんが始まる
2017年3月…学園が小学校の設置認可申請を取り下げ。籠池氏の証人喚問
2017年3月15日…佐川氏が「価格につきまして、こちらから提示したこともございませんし、先方から、いくらで買いたいといった希望があったこともない」と答弁
2017年4月…公文書の組織的な改ざんが終了
2017年4月10日…佐川氏が「(メールなど電子データは)短期間で自動的に消去されて、復元できないようなシステムになっている」と答弁
2017年7月…大阪地検特捜部が籠池夫妻を逮捕
2017年8月…籠池氏と近畿財務局の秘密交渉(「0円になるよう頑張っている」)の音声データがスクープ公開される
2017年11月…会計検査院が「売買価格の根拠が不十分」とする検査結果を公表
2018年3月2日…朝日新聞が“書き換え疑惑”を報道
2018年3月6日…国会で麻生財務大臣と理財局長が「改ざんの責任は近畿財務局にある」と近財に責任を押し付ける発言
2018年3月7日…近畿財務局の男性職員が自殺
2018年3月9日…佐川前国税庁長官が辞任
2018年3月11日…財務省が公文書の300カ所以上の改ざんを認める。

//外国メディアは安倍政権をまったく忖度しないので、極端な愛国教育を行う籠池氏と極右の安倍氏に高い親和性があることを報じている。日本のメディアは昭恵夫人の関わりを注視しているが、海外は右翼の疑獄という面に注目している。
英国…英紙タイムズ「偽造された文書、ゆがんだ不動産取引、自殺、そして子どもたちが戦前の軍国主義を習う国家主義的な幼稚園。1年間のスキャンダルの後、こうした疑わしい要素が一つになって、右派の安倍首相を脅かす政治危機となっている」。森友学園を「戦前の日本で主流だった愛国主義と自己犠牲を教える幼稚園」と描写。英紙ガーディアン「夫人が関わった身びいきのスキャンダルで、安倍晋三首相の政治的将来は不確かに」「官僚は、保守ロビー団体、日本会議への安倍氏の支援に言及した部分も削除していた」。
フランス…フィガロ紙「様々な問題を乗り切ってきた安倍首相の不敗神話に対し、『森友問題』が終わりを告げる鐘になるかもしれない」。経済紙レゼコー「身びいき問題で日本政府が動揺している。首相や財務相は厳しい状態にある」。
韓国…放送局JTBC「北の非核化をめぐる議論が急進展し、『日本が疎外された』という指摘が国内外から出る中で、スキャンダルが重なり、(安倍政権は)内憂外患で窮地に追い込まれた形だ」。
ロシア…インタファクス通信は財務省近畿財務局の職員が自殺していたことを紹介。タス通信「麻生氏が辞任を拒否」と見出しでうたい、謝罪しながら自身の責任は否定する対応のちぐはぐぶりを強調。
通信社…AFP通信「著しいひいきと隠蔽のスキャンダルで、首相への圧力が増している」。

//今までの官邸スキャンダルと異なる空気を感じるのは、自民支援者の経済同友会から直球の苦言が出ている点だ。小林代表幹事は決裁文書改ざんについて「立法府がばかにされ、無視されたということで、国民そのものが無視されたということだ。民主主義にとって重大な問題だ」と指摘、麻生大臣の責任についても「民間の社長の場合は、自分が知っていようがいまいが、不祥事を起こしたら普通は辞める。辞めるかどうかは政治家の美学だが、監督責任はある」と、監督責任は免れないと見解を示した。経済同友会は経団連よりマトモと実証。

●3月12日…本日、「森友学園」への国有地売却を巡る決裁文書改ざん疑惑に関し、財務省は『14文書』『300カ所以上』という膨大な改ざんを認めた。この国の戦後民主主義システムが根底から揺らぐ公文書改変事件に発展してしまった。削除部分には5カ所にわたって昭恵夫人の名があり、また複数の政治家の名前もあった。文書から削除された政治家のうち、“現役”の政治家は安倍晋三氏、麻生太郎氏、中山成彬氏、杉田水脈氏、鴻池祥肇氏の5人。
最初に昨年2月下旬から4月にかけて5つの決裁文書が改ざんされ、その辻褄を合わせるために9つの文書も改ざんされた。「本件の特殊性」「特例的な内容」といった“忖度”を象徴する文言も、国会に開示された文書で削られていた。

森友学園との売買決裁文書では「学園の提案に応じて鑑定評価を行い、価格提示を行うこととした」との文言も消えた。土地貸し付けの経緯を説明した文書からは、昭恵夫人から「いい土地ですから、前に進めてください」とのお言葉をいただいたと森友側が発言していたという記載が削除され、「安倍首相夫人が森友学園に訪問した際に、学園の教育方針に感涙した」という文章や、昭恵夫人が森友で講演したという記述もなくなった。
森友学園の籠池泰典前理事長を「(右翼の)日本会議大阪に関与」と紹介し、関連の日本会議国会議員懇談会を「特別顧問として麻生氏、副会長に安倍総理らが就任」と説明した部分も削除された。

/僕らの選んだ国会議員が丸一年もニセモノの資料で議論していたなんてクラッとくる。どれだけの審議時間とお金が無駄になったのか。削られた言葉で最も目を引いたのは「本件の特殊性」。多数の政治家が絡んでいた点、そして昭恵夫人が付き人を通して(結果的に)目に見えぬ圧力をかけていたという特殊性。官邸擁護派は「昭恵夫人の“いい土地ですから、前に進めてください”発言は籠池が言ったものだから真偽不明」と主張しているけれど、財務省に影響を与えたのはそのひとつの言葉ではない。名誉校長であること、森友で3度も講演していること、園児たちとの交流で感動の涙を流したこと、すべてが合わさって“忖度”が発動している。

【昭恵夫人の森友学園の講演時の発言】
「籠池先生の教育に対する熱き想いに感銘を受け、このたび名誉校長に就任させていただきました」
「籠池園長、副園長の本当に熱い思いを何度も聞かせていただいて、この小学校に何か私もお役に立てればいいなと思っておりました」
「主人も時間があれば幼稚園に来たいと言っている」
「(建設予定の)小学校にたくさんの生徒さんが集まって発展してほしいと、主人も私も望んでおります」
「こちらの教育方針は主人も大変素晴らしいと思っているが、総理在任中は批判に晒されることもあるので、もし(安倍晋三記念小学校という)名前をつけるなら、総理大臣を辞めてからにしていただきたい」
「籠池園長も大きな天命を神からいただいている方。いつも熱い思いを伺いながら感じております。どうかご夫妻にはお元気で頑張っていただきたい」
「みなさんのご要望を主人に伝えるのが私の仕事だと思っている」

決裁書に昭恵夫人の名前が載っているということは、たとえ官邸の意図でなくとも、財務省にとってはそれが重大な判断基準のひとつになっているということ。また、名誉校長まで引き受けて森友を応援していた昭恵夫人にとっては、狙い通りに忖度させたともいえ、無関係とは言えない。
…っていうか!「土地貸し付けの経緯」の文書に昭恵夫人“付き人”の谷 査恵子さんの名前がまったく登場しないのはおかしい。谷さんのファックスが最大の破壊力を持っていたと言われているのに。
谷さんは籠池氏に次のファックスを送っている。「籠池様 平素よりお世話になっております。先月頂戴しました資料をもとに、財務省国有財産審理室長の田村嘉啓氏に問い合わせを行い、以下の通り回答を得ました。(1)10年定借の是非…通常、国有地の定借は3年を目安にしているが、今回は内容を考慮し、10年と比較的長期に設定したもの。他の案件と照らし合わせても、これ以上の長期定借は難しい状況。(等々)」「なお、本件は昭恵夫人にもすでに報告させていただいております」
ファックスの内容が“ゼロ回答”であったとしても、名誉校長に就任した首相夫人付きの秘書が直接財務省へ「問い合わせ」をすれば、それが事実上の「口利き」になる。夫人が私人であれば関係箇所を削除する必要はなく、僕は財務省がこの件を記録した文書をまだ隠していると見ている(しかもこの“ゼロ回答”は最終的に“満額回答”になっている)。
そして問題の核心である、誰が誰の指示で改ざんしたのか、その最も重要なポイントが今日の報告では抜け落ちたままだ。仮に百歩譲って官僚の暴走であったとしても、「官僚が勝手にやった」では済まされない。官僚が暴走しないように政治家がいるからだ。

〔ツイッターの反応〕
・Shoko Egawa江川紹子@amneris84『財務省の決済文書の改ざんは、戦後営々と築いてきた(と思っていた)民主主義の基盤が足元で崩れていく感じがする。たかだか(と敢えて言うが)安倍政権が退陣するかどうかの問題というより、この70年はなんだったのか、というくらいの衝撃を覚えている』
・町山智浩@TomoMachi『「官僚の人事は内閣主導にする」といって内閣人事局まで作って、任命した官僚が人事権を持つ内閣の顔色うかがって文書改竄しても内閣は責任取らないのか。それって官僚がただただ悲惨すぎるだろ』
・小田嶋隆 @tako_ashi『一部の人々が言っているとおり、いわゆる「モリカケ」問題は、些細な公私混同か、でなければよくある粗雑な利益誘導の事案にすぎないのかもしれない。でも、それらを隠蔽するために政権に連なる人々がやらかしたことは、民主主義の前提と歴史をまるごとひっくり返す暴挙だったと思う』
・小沢一郎@ozawa_jimusho『もはや書き換えなどという甘いものではない。ごっそり削除されている。これが隠蔽でなくて何なのか。総理夫妻の関与を隠蔽するため役所が狂奔する。国会では平然と嘘をつく。こんな行政、誰が信頼できるのか。それでもまだ総理が「美しい国」を目指したいというなら、もはやできることは一つしかない』
・ぐちうら@guchirubakari『日本の若者が公文書改竄が起きてすら政治に興味ない、民主主義とかどうでも良い、デモださい、与党に任せときゃ良いと思ってるとしたらそれはその親世代にも責任あるだろうなあ。50代くらいか?』
・渡辺輝人@nabeteru1Q78 『安倍昭恵の証人喚問、待ったなしだろう。決裁文書って、メモ書きと違うからな。なんで実質タダで国有財産を売らなければならないのか、その理由を書いた文書だ。そこに、昭恵が森友学園に行って講演しただの、教育方針に感涙しただの、良い土地なので進めて欲しいと言っただの、出てくるんだ』

//日本最大の右派団体・日本会議は森友文書に名前が載ってしまい焦ったのか「籠池氏と本会の関係は7年前に消滅している。今回の財務省の決裁文書の書き換え問題に関し、日本会議に疑惑の目を向けられるいわれはない」と緊急声明を出している。ところがだ。昨年の段階では籠池氏を運営委員と認めている。「同氏は本会の“運営委員”として名前は連ねておりますが、“代表”ではありません。」と。この後者の説明は今でも日本会議のHPで確認できる

●3月11日…東日本大震災から7年、慰霊と祈りの日。原発事故による避難途中の死など、震災関連死を含めると犠牲者は2万2081人。今も避難生活を送ってられる方は7万3千人。


●3月10日…憲法第66条「内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ」。そう、内閣は政治を行う際に、全国民を代表する議員からなる国会に対して『連帯責任』を負っている。内閣法も第1条がこの連帯責任条項になっており、重要な基本原則だ。公文書の偽造、改ざんは重罪。安倍氏はいつもドヤ顔で「最高責任者はこの私」と言ってるのに、現国会では「私のあずかり知らぬ話」と責任を回避してばかり。憲法66条、お忘れなく。

//朝日と毎日は腹を決めてジャーナリスト魂を見せているのに、読売グループは何をしているのかと思ったら、佐川辞任の昨夜、首相と日テレの大久保社長と粕谷報道局長が夜に会食の宴!普通、このタイミングで社長と報道局長が揃って首相と会食するか?周囲も止めろよ…。読売のスクープときたら前川歌舞伎町だもんな。

//アメリカと北朝鮮が史上初めてトップ会談することになり、中国と韓国がこの会談の橋渡し役となった。日本政府は完全に蚊帳の外で置いてけぼりになっているが、これは「安倍政権は、もうもたない」とトランプ政権が思っているから大事な連絡が来ないのか。「日米は完全に一致」と言えなくなってる。

●3月9日…4日前(3月5日)の参院予算委員会で山本太郎議員が、「官僚の皆さん、自分の命を大切に」「あなたはこの国をもう一度立て直すためにも必要な人材なんです」と心底から訴えた。そんな呼びかけをしたのは山本議員だけだ−−このことを日記に書こうとしていた矢先に、土地売買で森友学園を担当していた近畿財務局の職員が自死との報道。このような悲劇的な結果となり、あまりに痛ましすぎる。真相究明が長引けばそれだけ苦しむ人も増える。これ以上犠牲者を出さないために、即刻、当事者、関係者は公文書偽造の真相をすべて語って、この災厄に終止符を。

・山本議員が国会で語ったこと→
「(公文書改ざんが確定しても)総辞職しないとなれば、トカゲの尻尾切りですか。担当する省庁の官僚が何かとがめを受ける話になるんですか。この内閣について行く、そのつもりで沢山の工作に関わったとしてたら、官僚の皆さん、もうやめた方がいいですよ。価値がないです。一緒に沈む気ですか。情報隠しのためにこのまま自分の命まで奪われかねないような状況になっちゃったらもったいな過ぎる。あなたは、この国に生きている官僚の皆さんは、この国をもう一度立て直すためにも必要な人材なんですよ。今持っている情報があるんだったら、ぜひ出していただきたい。そしてちゃんとした国づくりのために力を合わせていただきたい。決して自分の命を無駄にするようなことはしないでいただきたい。」(動画 1分45秒)

//今朝の朝日、スクープ第二弾「森友文書、項目ごと消える」。森友学園への国有地売却時に作成された財務省の決裁文書について、国会議員に開示されたものでは、当初あった1ページ分の「貸付契約までの経緯」という項目が丸ごとなくなっていることが判明。この項目には、財務省理財局長の承認を受けて特例的な契約を結ぶ経緯が記されていた。
契約当時の調書には、学園から「借り受けて、その後に購入したい」との要望があり、近畿財務局が「本省理財局に相談した」と記載。
また、10年以内の売買を約束した貸し付け契約が「特例的な内容となる」として「理財局長の承認を得て処理を行う」とし、15年4月30日付で承認を得たと記されていた。
「売払いに至る経緯について」でも、「学園の提案に応じて鑑定評価を行い価格提示を行うこととした」という文章が削除されている。

//夜になって佐川国税庁長官が事実上の更迭になった。「国会審議の混乱を招いた責任」とのことだけど、だったらせめて退任会見で公文書改ざんの有無をハッキリさせないと。それに、誰の命令で虚偽答弁を繰り返したのかも。
監督責任を問われた麻生財務相は、会見で「今でも適材適所の人事と思っている」「佐川氏は極めて有能だし、まじめだし、理財局長時代を含めてきちんと対応してきた」と最後まで譲らず。そんなに有能なら、なぜ佐川氏に対する減給20%3カ月の懲戒処分を発表したのか。適材適所なのに減給って訳が分からない。麻生大臣は自らのの進退について、「(適材適所だったのだから)特に今は考えていない」。
それは、安倍氏と麻生氏にとっての“適材適所”であって、国民にとっての適材適所ではない

//財務省はいまだに「捜査に影響があるので原本の改ざんの有無など言えない」の一点張りだが、野党の議員から「検察から捜査に支障が出るから喋るなと言われたのか」「誰がそう言っているんだ」とただされ、「いえ、検察の方からは特に何も言ってきていません」と回答。そうだと思った。勝手に財務省(っていうか官邸)が「捜査に影響がある」って、検察を誤魔化しに口実に使っているだけじゃないか。検察も怒れ。

●3月8日…朝日に続いて毎日新聞も夕刊でスクープ。これによって、財務省が国会に開示した文書とは別の決裁文書に、「本件の特殊性に鑑み」「学園に価格提示を行う」などの表現があることがわかった。これまで佐川長官が言い続けていた「価格提示は一切してない」がウソ答弁という証拠。見事な毎日の援護射撃。
毎日は1月の時点でこの事実を掴んでいたといい、財務省が嘘に嘘を塗り重ね、自分のついた嘘で身動きがとれなくなる“ここぞ”というタイミングでスクープを出してきた。

時系列はこうなる。

佐川(現国税長官)は森友の件に「特殊性」も「学園に価格提示を行う」こともなかったと答弁

国会議員に開示された決裁文書でも、確かにその通り書かれていた

ところが朝日が、「その決済文書は書き換えた疑いあり」と指摘

財務省は否定できず

毎日が他の決済文書に「特殊性」「学園に価格提示を行う」を発見

毎日が公開した画像

佐川長官の答弁が虚偽だったことが確定&国会議員に開示された決済文書ではどうしてその文言がないのか疑問が生まれ、自民党の内部からも内閣に苦言。自民は二階(志師会)、岸田(宏池会)、額賀(平成研)、石破(水月会)、逢沢(谷垣G)が政府に説明を要求。歯切れが悪いのが石原(近未来研)。完全に沈黙しているのは細田(清和会)、麻生(志公会)のみ。

//いま政府は朝日がどんな証拠を握っているのか分からないため強く出ることができない。首相の取り巻きは「朝日は早く証拠の入手文書を公開しろ」と言ってるけど、絶対に先に公開しては駄目。既にいろんなバージョンの文書があるのが分かっており、朝日と違う資料を出して誤魔化されるだけ。財務省が「改ざんはありません」、政府が「改ざんがあれば内閣総辞職する」と確約した後、「じゃあこれは何ですか」と朝日が初めて証拠を出すようにしないと。

●3月7日…政権側は朝日のスクープをフェイク扱いする方向に持っていきたいようだけど、朝日側は「記事には絶対の自信を持っている。手がけたのは森友問題を継続的に取材してきたチーム。功名心に逸らず堅実に慎重に取材するタイプ。吉田調書報道の二の舞とならぬよう二重三重にチェックされた。保秘は徹底され、編集幹部やデスクも1日夕の会議で初めて原稿を見せられた」。
一国の首相対新聞社。僕らは歴史的瞬間に立ち会っている。朝日のスクープがデマだと社運が尽きるし、真実と分かればこれが米国ならピュリッツァー賞もの。一気にクオリティ・ペーパーとしての信頼度も増す。
しっかし、真相究明を求める「野党6党」に維新が入ってないのが何とも。松井大阪知事も疑惑がかかってるから、そりゃ消極的になるわな。

●3月6日…パロディー動画の総統閣下シリーズにさっそく今回の安倍氏VS朝日新聞編があって笑った。
※『総統閣下は朝日新聞に完全敗北しそうでお怒りのようです』(4分)

//森友問題の公文書が答弁に沿う内容に書きかえられた疑惑、今度という今度こそは、行くところまで行くかもしれん。新聞だとけっこう踏み込んだ暴露記事が出ている。官僚の不正の責任者は各大臣だからな。そして大臣に対する任命責任が首相にはある。

●3月5日…今日のアカデミー賞、主演女優賞に輝いたフランシス・マクドーマンドの女性の権利を訴えたスピーチがあまりに感動的でガチ泣き。そして、ゲイリー・オールドマン、ギレルモ・デル・トロ監督、ついに念願のオスカー受賞、おめでとう!

●3月4日…明日、第90回アカデミー賞授賞式!!

●3月1日…青森から帰宅。強風で予定していた飛行機が欠航になったけど、別便で大阪へ。青森で出会った親切な方々に心から感謝です。※棟方志功さんの墓は完全に雪の下でした。市内の沢田教一さんが育った場所には行けました。

●2月27日…明日から2日間、冬の青森を訪れ、現地の石材屋さんと交流。年末に書いた『墓マイラー今昔物語〜30年を振り返って』をお読みになられ、墓巡礼の話をもっと聞かせて欲しいと声をかけていただいた。有難いです。語ります。めっちゃ語ります。

/そんなこんなで、次回更新は3月2日の予定です。青森といえば三内霊園に板画家・棟方志功さんと、若くして亡くなった戦場カメラマンの沢田教一さんが眠っている。積雪がどうなっているか。

●2月26日…2013年に当サイトのミニ・オフ会をロサンゼルスで開いた際に参加された、チョーク・アーティストの西村秀二さんが民放の『グッと!地球便』(22分20秒)で紹介されたときの動画がYouTubeに!路上に絵を描くチョークアートは、油絵と違って作品が後世に残らない。どんなに素晴らしい作品でも短期間で消されてしまう。ほんの少しの間、誰かに感動を与えて去って行き、後は思い出の中に残る。その点でチョークアートは生命にも似ていると感じた。西村さんいわく「残せないんじゃなくて、残さないアートというのが、チョークアートの醍醐味と思ってます」。目からウロコ。

  
どこの美術学校にも行かず独学で画法を習得。炎天下42℃の地面に手袋もせず指先でチョークを伸ばす。動画では描き方も説明されている。600人が参加したロサンゼルス最大のチョークアートのイベントで見事ナンバーワンに選ばれた!(3度目の優勝!)

/ネットというツールは、悪意のあるデマが拡散したり、犯罪に使用されるなど負の側面もあるけれど、このサイトを作らなければ僕は西村さんと出会うことがなかったわけで、人と人を結ぶ超強力&革新的コミュニティ・ツールであることは確か。20年前にニフティのチャットで、生まれて初めて沖縄の人とリアルタイム会話したときの感動(というか衝撃)は今でも忘れられない。電話じゃないし、メールアドレスも知らない、それなのにキーを打つだけで会話ができる…ドエライ時代に突入したことを悟った。他人との間に、違いよりも共通点を見つけていくための貴重なツールとして使いたいもの。

●2月25日…外交や国防、歴史認識については右派と左派で意見が分かれることがあっても、いま国会で安倍自民がゴリ押ししようとしている裁量労働制=「働かせ放題」残業代ゼロ法案は、確実に労働者全体を追いつめるものなんだから、思想の左右関係なく一致して戦えるはず。経団連の要請を受けた政府は、捏造データまで使って法案を通そうとし、データの間違いが発覚しても再調査しないと答弁。完全に労働者をなめている。子育てどころじゃなくなり、ますます少子化が進む。

いま過労死の過半数が、過労死ラインとされる100時間以下で起きており、厚労省は過労死のボーダーラインを80時間としている。それにもかかわらず、政府の「働き方改革」は基準を超える100時間を残業の上限に決めている。高橋まつりさんの悲劇を経てもまだこれ。国民の生命をここまで軽く考えているとは。戦時中の支配層も国民の生命を紙切れ1枚分の軽さとしか考えていなかったが、73年経っても全然認識が変わってない。そもそも、労働基準法で残業時間は月45時間までになっている。日本以外の先進国はそのルールを守っている(っていうかそもそも残業がない)。ドイツでは退社後や休日に上司が部下へメールを送ることは違法だ。

「残業代がないと生活できない、45時間じゃ無理」という思考は経営側の思うツボ。国民全体が「正社員・非正規にかかわらず、8時間労働で生活できる賃金を」と声をあげるとき。もはや待ったなし。「日本スゴイ」系の本やテレビがブームだけど、ならば欧州の人々には普通のこと(残業ゼロ、完全週休2日、夏休みあり、有休完全消化、時給1500〜2000円、若者は大学無料)をスゴイ日本人が出来ないはずがない。

本来ならこの国の格差社会の固定化を進める支配層に、変革を求めてぶつかって行くはずの若者たち(欧米社会の若者達の社会運動のパワーは半端ない)が、批判の矛先が中国・韓国叩きに向くよう誘導され、そればかりか嘲笑系、冷笑系になって、行動を呼びかける同世代を馬鹿にするという状況を見るにつけ、自分の力のなさに地団駄を踏んでいる。(むろん、中国政府の独裁体制、言論の自由の弾圧は批判されるべきもの。だが相手政府さえ叩いていれば、自国の政府が正しいとは限らない)

ツイッターから。
OGAWA Kandai→『「奴隷制はわが国の産業構造に適している」「奴隷制がないと国際競争に勝てない」「奴隷制で回している産業の利益で国の経済は回ってるんだから文句を言うな」「奴隷でいて幸せだと言う人もいる」と全部南北戦争前の米南部の主張なんだが、21世紀のどこかの国でも同じようなことを言う経営者らがいる。』

kentaro isaka→『日本の生活保護叩きのほとんどは、自分たちは真面目に働いてるのに「ずるい」という感情からのように見える。でも、本当におかしいのは「真面目に働いていて、生活保護受給者に「ずるい」という感情を抱く程度しか稼げない」ことのはずなんですよ。何でみんな、そこに腹を立てないんだろう。』

//伊藤詩織さんが勇気を出して告発した首相お抱えジャーナリストの性犯罪揉み消しも、政治思想の関係なく放置されてはいけないこと。逮捕状を持って空港で待機していた捜査官が、目の前を容疑者が通過するのを見ているしかなかったなんて、そんな忖度があっていいわけがない。

//母の胃癌の摘出手術がうまくいき胸を撫で下ろす。

●2月24日…発売中の『音楽の友 3月号』、連載の「世界音楽家巡礼」が第12回、つまり1年を迎えた。今回はフランスの作曲家(前編)ということで、ビゼー、ドビュッシー、フォーレ、サティの墓参レポと人物紹介を激筆。誌面の関係で2500字しか載せられないけど、カット前の原稿は2万5千字に達した。この仕事に取り組んだおかげで、一生聴く機会がなかったであろうマイナー作品とたくさん出会え、日々感涙。今は次号に向けてサン=サーンスやベルリオーズ、ラヴェルを聴きまくってる。
19世紀のフランス音楽界は、オペラ作曲家だけが重んじられ、器楽曲の作曲家は軽視されていた。その中にあって、あらゆるジャンルに作品を書いたサン=サーンスはほんと開拓者だと思う。彼の弟子のフォーレも師に劣らず室内楽の良作を書いた。この1カ月フランス産のクラシックにどっぷりです。
※サン=サーンス『ピアノ協奏曲第4番』の最後の6分間、ピアノが天空を駆け巡るような解放感があり、気持ち良いのなんの。未聴の方に是非聴いてほしいデス。
※サン=サーンスが没する2年前に作曲した『糸杉と月桂樹』(9分12秒)、このライブ動画の演奏は「日本IBMの社員楽団」、つまりアマチュア・オーケストラとのことだけど、聴き惚れてしまった!驚くほどレベルが高い。パイプオルガンの低音と、輝やくトランペットの音色が合わさるとたまらない。フィナーレまで存分に楽しんだ。サン=サーンスがこれを書いたのは84歳。その高齢でこんなに迫力&カタルシスのある曲を書くとは。ちなみにサン=サーンスは世界初の映画音楽を作曲(1907年)した人でもある。

  
尊敬する池辺晋一郎先生や大好きな辻井伸行さんと同じ場所に名前を(恐れ多くも)載せて頂き、感無量。なんかもう夢のようです。連載は全24回を予定しているのでここが折り返し点。残りも全身全霊を注ぎたく!!

●2月23日…新種目のスピードスケート女子マススタート、初代女王に日本の高木菜那選手が輝いた!集団でのレース、駆け引きの緊張感がハンパなかった。高木選手はパシュートに続いて今大会2つ目の金メダル。決勝の出場選手16人のうち最も小柄だったのに凄いなぁ。

●2月22日…平昌五輪、スピードスケート女子500メートルで五輪新記録をたたき出し、日本女子で初となる金メダルを獲得した小平奈緒選手。彼女はサポートしてくれる企業が見つからず、遠征費など彼女を支えてくれたのは地元長野の相沢病院だった。小平選手はメダルを病院の患者さんたちに見せたいという。相沢理事長いわく「これからも彼女を優しく包み込む居場所であり続けたい」。宣伝効果がないとみるや即サポートをやめる企業が多いなか、結果を出せないときでも9年間ずっと病院側は応援してきた。素晴らしい。
そしてレース直後に小平選手が銀メダルのライバル、韓国・李相花(イ・サンファ)選手に駆け寄り、「あなたをリスペクトしている」と健闘を称えたのも印象的。泣き崩れる李選手を抱きしめ、その後にそれぞれが国旗を掲げて、時おり手を繋ぎながら場内の歓声に応えていた。

  

後の会見でも、お互いに自然に手を繋ぐ場面があった。両者はプライベートでも親友で、小平選手は李選手が好きな日本食を送ったり、李選手からトレーニングを一緒にしようと誘うことがあるという。米AP通信は「歴史的な問題で仲が良くない両国が、スピードスケート競技場では和合を見せてくれた」と強調。米NBCも「新チャンピオン小平とオリンピック3連覇に失敗した李相花が互いに激励する場面は、スポーツマンシップとは何なのかということを見せてくれた」と讃えた。韓国でも「これがまさにスポーツ選手のあるべき姿」との声。
それから女子パシュート団体の金メダル!決勝のオランダ戦の生中継はめっちゃ手に汗を握った。背の高いオランダチームに小柄な日本選手が勝利するのは胸熱!おめでとう!

/今回の五輪では生中継で「歴史的なキス」が放映された。フリースタイルスキー男子スロープスタイルで、アメリカのガス・ケンワージー選手が競技前に交際相手の男性と交わしたキスがオンエアされたのだ。相手は俳優マシュー・ウィルカスさん。オリンピック中継で同性カップルのキスが放映されたのは前例がなく、ネットには「こういう何気ない愛情表現の瞬間が、世界中のLGBTQに希望を与えてくれる」「未だにこの歴史的な『オリンピックキス』に心を揺さぶられてる。世界中のLGBTQを勇気付けてくれてありがとう!」との書き込み。
ケンワージー選手は2014年のソチオリンピックで銀メダルを獲得した際は、自分のセクシュアリティを明らかにしていなかったが、後にこうカミングアウトした。「今までずっと自分はゲイだという真実を認めるのが怖かったけど、嘘をつき続ける痛みがその恐怖を上回るようになった。いま、この壁を取り払うことができて、本当に誇らしく思う」。

  歴史的なオリンピックキス

ケンワージー選手は競技後のツイッターに「この瞬間が撮られているとは気付かなかったけど、撮ってくれて本当にうれしい」「子ども時代の僕は、オリンピックでゲイの選手がキスをしている姿を見られるなんて夢にも思わなかったけど、今テレビの前にいる子どもたちはそんな選手を見ることができたから」と投稿。さらに「(4年前は)怖くてできなかったことだったからこそ、あの瞬間彼にキスできたこと、僕たちのお互いへの愛情が世界中に放送されたことは、本当にすごいことだと思う」「同性愛への偏見を変え、壁を壊してホモフォビア(同性愛者嫌悪)をなくすためには、僕たちが前に出て、自分たちの姿を見せることが大切だと思う。僕が子どもの頃、そうした選手の姿を見ることができたなら、もっと苦しまずに済んだから」。

●2月21日…俳優・大杉漣さんの突然の訃報にショック。享年66歳、急性心不全とのこと…。シン・ゴジラの首相役から戦国武将、仮面ライダーの地獄大使、ホームドラマのパパ役までどんな役でも存在感をもって演じられた大杉さん。これから70歳、80歳になって、どんな重厚な演技をされるか楽しみにしていた。昨日まで普通にテレビで見ていた人が急にいなくなる寂しさ…。

●2月20日…今度という今度こそ米で銃規制が進むかもしれない。乱射事件(17人犠牲)が起きたフロリダの高校の生徒達が州議事堂前で集会、「米に銃はいらない、大人達のせいで僕達は命を落としている」「全米ライフル協会(NRA)から巨額の寄付金を受け取っている政治家たちは恥を知れ!」「祈りや追悼だけでは足りない!政府関係者は行動を起こして!それをしないなら辞めろ!」と訴えかけ、「私達の生命の値段はいくらなのか?」「銃を持つ権利を守るより、子どもを守ってほしい」とプラカードを掲げた。
彼らは「自分たちの高校を襲った悲劇が米国の銃規制の転換点にならなくてはならない」と強調。

銃所有権を強力に推進する圧力団体「全米ライフル協会(NRA)」から3000万ドル(約30億円)という巨額の寄付金をトランプ大統領は受け取っている。乱射が続く間、学校の講堂の床に伏せて隠れていた生徒の一人「もし大統領がここに来て私に面と向かって、ひどい悲劇だった、こんなことはあってはならないと言いながら、でも何も対応はしないんだと言おうものなら、私は全米ライフル協会からいくら受け取ったのか、喜んで聞いてやる」。

報道映像ではホワイトハウスの前にも集まり始めており、この動きは全米に拡大する気配。これまで銃規制に消極的だった共和党議員は「銃規制派は左翼」と言って誤魔化し、銃メーカーも金と圧力で銃規制案を握り潰してきたが、子ども達には左翼のレッテルもお金の力も通用しない。来月24日にワシントンで若者による「私たちの命のための行進」が実施され、主催する高校生たちは同じ日に全米各地で同様に行動して欲しいと呼びかけている。
大人というものは、同じ大人の集団に抗議されるより、子ども達の集団に抗議される方が動揺するもの。本当に「大転換」する可能性がある。3月24日を注視。
「アメリカに銃は必要ない!」
銃規制の強化を訴える若者たち
銃拡散を放置するホワイトハウスに
向かって「恥を知れ!」とコール

●2月19日…世界の超絶彫刻がツイッターで話題になり、その表現力にうなる。これは是非とも本物を見てみたい!

『ヴェールの乙女』:ジョバンニ・
ストラッツァ(1815-1878)の1850年頃
の作品。半透明のヴェールも大理石!
その1世紀前にはジュゼッペ・サンマル
ティーノ(1720-1793)がキリストの全身
をヴェールに包んだ作品を彫っている
『Disinganno(暴かれた欺瞞)』:
Francesco Queirolo(1704-1762)
網に囚われた男。信じ難いことに
この網も大理石という…(検索画像
ナポリのサンセヴェーロ礼拝堂に
ヴェールのキリスト像と共にある
 
『プロセルピナの略奪』(1622):ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ(1598-1680)
冥府王ハデスがペルセポネーを連れ去る場面。肌にくいこむ指先!

『嘆きの聖母』:ペドロ・デ・メナ
(1628-1688)スペインの彫刻家。
木彫りで涙まで再現!

『ラオコーン』:古代ギリシャ・ロドス島の3人の
彫刻家の合作。トロイアの神官ラオコーンと2人
の息子が、女神アテナが放った海蛇に殺される。
紀元前の作品だが、劇的表現の頂点

/当サイトでジョジョ立ちページを作る前に、最もアクセスがあったコーナーは、15年前にアップした「仏像イケメンズ」。先月のオフ会でも、「イケメンズで初めて文ジャンを訪れた」という方が複数おられました。上で大理石彫刻の話題が出たので、仏像のことも触れようと思ってページを開いたら、あちこちで改行がおかなしなことに(汗)。修正してリフォームしました。新しいメンバーを探して各地のお寺を訪れているのですが、この5人を上回るイケメン仏とは15年経った今もまだ出会っていません。

●2月18日…ツイッターで問題になった「台湾の地震で募金する人の注意事項」デマ。内容は「ドラえもん募金(朝日系列。一部しか届かず残りは朝鮮へ)サザエさん募金(フジ系列。同じく)日本ユニセフ(一番ダメ。アグネスチャンやスタッフの収益に大半が消費される)ピースウインズ(北朝鮮系。言わずもがな)」。このとんでもないデマ・ツイートが一晩で6万回以上もリツイートされて大拡散し、“いいね”が5万回も押された。名指しされた4団体は内容を完全に否定。

ドラえもん募金→寄付先公表してる
サザエさん募金→寄付先公表してる
日本ユニセフ→ユニセフ本体との取り決めで最大25%まで経費と認められてる。2016年は募金総額の82%をユニセフに送った。アグネス・チャンは活動を「無償」で応援しておりユニセフからの利益はない。会長以下役員は、全員ボランティアとして協力しており天下りもいない。
PWJ→財務諸表を公表。20年前(1998)に一度北朝鮮に米を支援したが必要としてるところに届いてるか確認できないから止めた。

デマを指摘された投稿者は「当該ツイートは削除しました。 また、行き過ぎた表現がありました事、関係者の皆様へお詫び申し上げます」と謝罪しツイートを消した。ところが、このお詫びツイートは約150件しかリツイートされておらず、その後ページが非公開になってしまった。デマ拡散の6万リツイートに対して、デマ謝罪はたった150リツイート。ガックリとくる。投稿者は過去に差別用語で半島の方を罵倒するツイートを繰り返しており、典型的なレイシスト。「行き過ぎた表現がありました事」というのも意味不明で、行き過ぎた表現じゃなくて明らかにデマ。本来は「捏造した情報でヘイトを煽ったこと」を謝るべき。大量にデマが拡散された後に、それを削除&謝罪するツイートが流れても、それが再び拡散されることがなく、デマが事実として一人歩きしていく…。もう何度この光景を見てきたか。

このデマツイートに対し、台湾出身の方が「台湾人です。私の故郷の災難を利用しデマを流し、自国の自分の気に入らない団体やマスメディアを攻撃するのをやめなさい。最低な人間です」と投稿。すると別の右派の人が「私達日本人は台湾を愛しています。どうか、この一件で日本人を、日本を嫌いにならないで下さい」とリプライ。それに対する台湾の方の言葉に胸を打たれた。「日本を愛していないか、台湾を愛していないか、中国を愛していないか、国籍はどこの国なのかは別にして、明らかに他人の不幸を利用してデマを流すのをやめてほしいです。人間としての誠実さがないと、台湾を愛しても意味がないです」「あとこういうデマツイートを六万人以上の人がリツイートするという事実から、このような人達は台湾の人の安否より自分の国内のデマを流すのを大事にしていると考えられます」。…核心を突いていると思う。

ネット上には別の台湾出身の方も次のように書かれていた。「この際、宣言しておこう。台湾“は”好きといいながら他の国を悪口をほのめかしたり貶めたり『あなたは台湾人“だから”味方してあげる』的な態度で近寄られるのは超迷惑です」「補足。日本の方々の台湾が好きという気持ちはむしろとてもうれしいんです。ただ、台湾人はあの国きらいだよね、ね、ね、みたいな空気で迫られると、正直しんどいんです。あたしあの子きらい。あなたもあの子きらいだよね、ね、ね、だからあの子がきらい同士の私たちは仲良しだよね、ね、ね、みたいで…」。

/そして本当に危険なのは、差別主義者がデマを書き殴ったことではなく、デマをデマと見抜けず6万人がリツイートしたこと…。
※デマに悩まされる日本ユニセフは「日本ユニセフ協会に関するデマや誤情報にご注意ください」と説明ページを作っている

●2月17日…平昌オリンピック男子フィギュア、羽生選手が金メダル、宇野選手が銀メダルのワンツーフィニッシュ!すごすぎる!優勝が確定したときの羽生選手の涙目を見て、もらい泣きしそうに。伝説となるであろう戦いを生中継で見られた至福。男子の金連覇は66年ぶり。宇野選手も技術点では羽生選手を上回っていた。
/そしてネイサン・チェン(アメリカ)選手にたまげた。なんと五輪史上初めて4回転を5回も成功させた。1回ミスがなければ6回の成功になっていた。今後、この異次元ジャンパーと日本勢は戦うことになる。

//今日は将棋界でも快挙が。15歳の藤井聡太五段が“全棋士参加”の朝日杯将棋オープン戦で羽生善治竜王(47)と公式戦初対局。藤井君がせめぎ合いを制して15歳6か月の史上最年少棋戦優勝!藤井君は本日付で六段に昇段した。羽生さんに勝つのはまだ先と思っていたのでビックリ。どんどん強くなっている。

今日は羽生(はにゅう)くんが勝ち、羽生(はぶ)さんが負けるという、ニュースの見出しが混乱しそうな日に。

●2月16日…ベートーヴェンが世を去って約200年が経つ現在、僕らはベートーヴェンが偉大な作曲家ということを小学校の音楽の授業などで知っている。それでは、彼の音楽を初めて聞いた同時代の人々の感想はどうだったのか。作曲家ベルリオーズが素晴らしい一文を残しているので紹介したい。
まだベートーヴェンが存命していた1825年(他界2年前)、パリで作曲を勉強していたベルリオーズは22歳。彼は晩年に当時をこう回想している。

『今から約35年前、フランスではまったくと言ってよいほど知られていなかったベートーヴェンの作品が“試演”された。現在では想像もつかぬことだが、当時はその見事な音楽も多くの芸術家達からのごうごうたる非難を受けたものだ。「旋律らしい旋律がなく、転調は洗練度不足、和声も粗野であり、やたらに騒がしく表現は大袈裟、おまけに難解である」…というふうに。

ベートーヴェンの音楽をフランスに紹介しようとする者は、王立音楽アカデミーの人々の趣味に合わせるため、言語道断の“部分カット”を施さねばならなかった(管理人注:信じ難いことだけど、当時のフランスはベートーヴェンの交響曲のある楽章を、別の曲の楽章と入れ替えて演奏するようなことが普通に行われていた)。そして、もしそのような修正を行わずにいたとしたら、おそらくベートーヴェンは試演の機会さえなかっただろう。
(フランスの名バイオリニスト)クロイツェル氏は耳をおさえて逃げ出したことがあり、全身の勇気を奮い起こさなければ交響曲第2番を全部聴く気になれなかったそうだ。もっとも、その頃のパリの音楽家の99パーセントはクロイツェル氏と同意見であったから、それと正反対の意見を主張する、ごく一部の人々の粘り強い尽力がなかったら、この近代における最も偉大な作曲家は今日でも一般には知られていなかったかもしれないのだ。

同時に、ベートーヴェンの普及は一般民衆の力によることも大きい。自己の感性だけで物事を判断でき、どの党派にも組みせず、偏向した批評家の屁理屈にも惑わされぬ人々。民衆は誤った見方に陥る例も少なくないが、ことベートーヴェンに対しては、その根幹の長所を、いち早く直感的に認めていたのであった。彼らはどれそれの転調はどの転調に関わりがあるかや、和声の構造には少しもかまわず、ベートーヴェンの音楽を貫く高貴な情熱にあふれた旋律、力強い楽器法が伝えるまったく新しい強烈な感銘のみを問題としたのであった。
フランス人は音楽によって熱狂的感動におそわれることは少なく、それだけにいざ本当に興奮する時は、その感動を与えてくれた芸術家には、こよなく感謝の意を捧げる。民衆がはっきりと示し始めたベートーヴェンへの興味によって、反対者たちの多くは沈黙するか、あるいは殆ど無力な状態に追い込まれていったものだ。
最初はごくほのかに差し始めた光であったが、目ざとい人々はそれだけで太陽の昇ってくる方向を知った。そして現在の素晴らしい(パリの)コンセルヴァトワール演奏協会が、いわばベートーヴェンひとりのために誕生したのであった。』
(『大作曲家は語る』小林利之訳編/東京創元社から※訳者の方に申し訳ないのですが、長文ゆえ管理人が部分要約しています)

●2月15日…森達也(映画監督・作家)さんのツイートを紹介。「マイケル・ムーアはアメリカ社会が銃を手放せない理由を、黒人や先住民族を迫害・弾圧してきたからこそ不安と恐怖をどうしても拭えないのだと喝破した。つまり勇敢ではなく臆病なのだ。だからこそ抑止力にすがる。その抑止力が結果的に自分たちに牙をむく。全米ライフル協会は銃を保持する理由を、銃を持った悪人に対抗できるのは銃を持った善人だけだと説明する。これに同意する日本人はほぼいないと思うけれど、実はこのロジックは世界のスタンダードでもある。軍隊の存在理由だ。」

//アメリカのハイスクールでまた恐ろしい銃乱射事件。17名が死亡。いつになれば銃規制するのか。米国では毎年、約3万5000人が銃撃により落命。うち1万3000人が殺人で、残りの2万1500人が銃を使っての自殺。されど、トランプはまったく規制する気なし。

●2月14日…国会で立憲民主党と共産党が森友加計問題の新証拠をいろいろ引き出し、残業代ゼロ法案の不備の追及など、めちゃくちゃ頑張ってる(枝野議員が佐川国税長官の国会招致を求める動画・この辺とか)。けれど、NHKは夜のニュースで完全に黙殺、もしくはほとんど報道しない。オリンピックは確かに大切。だけど暮らしに密着する国会討論も同じくらい重要。
リベラルはニュース番組にスルーされることを嘆くだけじゃなく、どんどんYouTubeなど動画サイトを活用していかなきゃ。テレビが政権に忖度して無視するならネットで対抗を。(現状、ネットの国会動画は保守がリベラルのことを冷笑・嘲笑する黄文字&赤文字の動画ばかり)

●2月12日…芸能ニュースの『綾瀬はるか、夢は「世界平和」 壮大過ぎる願いに周囲があ然』というタイトルに、こっちが唖然。

立川談四楼さんのツイートに同感。→『綾瀬はるかが映画公開の舞台挨拶で、願いはと問われ「世界平和です」と答えたが、彼女に天然とのレッテル貼りはズレている。その前に「オリンピックも開催中ですし」と言い「皆さんがいつも笑顔で健やかに過ごせる世の中がいいです」とも付け加えている。彼女が広島出身というのを忘れちゃいけないぜ。』

mipokoさん→『世界平和を願うと「あ然」という記事が書かれる現状に、各メディア記者は「愕然」とした方がいいよ。知らず知らず平和を冷笑するシニシズムやニヒリズムに毒されてないか。それが何を招くのか。よく考えて。』

エリック ・Cさん→『最初はデモに出るような人達をヒステリックだと言って来た日本社会。劣化が進んで、今ではついに世界平和を望むという人も批判する対象の社会となって来た。異常な安倍日本。異常さに気がつかない人達が増えていてどんどん危険な社会となって行く。その速度はさらにどんどん早くなっている。』

//報ステの内容が相撲騒動からずっとスカスカ。薄っぺらなワイドショー化が止まらず。政権運営に斬り込む骨太な特集が極端に減った。古館さん、戻って来て。

●2月11日…『マジンガーZ:インフィニティ』、予告編に出てないバトルシーンがいっぱい出てきた!冒頭のグレートマジンガーの戦いから「うおお」と熱くなり、そこからオープニングの有名な主題歌が流れてオッサン観客(女性観客ゼロ)がどよめき、場内の温度が上がった!ストーリーはあってないようなもの(こちらも特に求めていない)、ラスト30分のマジンガーZの大暴れはカタルシスがあった。昔のテレビアニメと一番異なったのは機械獣の重量感がある動き。あの重さを感じさせる動きを見られただけでも足を運んで良かった。ロケットパンチを発射する度にエンドルフィン大分泌。なんならドラマ部分はいっさいなくて、90分ひたすらZとグレートの無双でも良い。

●2月10日…歴史的に日本人が飼うペットは「犬」が第1位だったけど、2017年に初めて「猫」が犬を上回ったという。しかも、猫950万匹、犬890万匹と一気に60万匹の差をつけての逆転。ニャンのブームはすごいっすね。

//迷ってたけどもうすぐ上映が終わる『マジンガーZ:インフィニティ』を観に行くか。予告編で良いシーンを全部観てしまった気もするが…。

●2月9日…ベストセラー『未来の年表』著者の河合雅司氏は日本の少子化を次のように警告。「いまの日本は少子高齢化が進み、人口が大きく減り始めています。日本の総人口は約1億2700万人ですが、このままだと50年で3分の2の数になり、100年で半減していく。100年あまりで人口が半減しようとしている人口大国は、世界の歴史のなかでもひとつもない。北朝鮮のミサイルの脅威や大災害と同じように、国家を滅ぼし得る脅威であり、これを私は“静かなる有事”という言葉で説明しています」
「2020年には女性の人口の半分が50歳以上の社会となる。それについては、出産適齢期を過ぎた女性が、日本の女性人口の半分を占めるという見方もできる。そうなれば少子化は一気に進むでしょう。機械的な計算をすれば、西暦3000年に日本の人口は2000人になると試算されています」

この問題を解決するためには、出生率の高いフランスのように、
・労働者は残業がなく皆が早く帰宅できる
・社会人になっても1ヶ月の夏休み(バカンス)がある
・有給休暇を完全に消化可能
・賃金の上昇(同一労働同一賃金の徹底、むしろ非正規こそ高給に)
・子育て家庭への育児ヘルパーなど行政の手厚いサポート
・育児費用が殆どかからない社会=欧州の大学はほぼ無料
と、政策を真似すれば良いだけ。不具合が出れば、日本なりに調整を加えていけばいい。それが分かっていながら実行しない日本政府は、もう国策としてこの国を滅ぼそうと思っているのと同じだし、労働者をこき使うことしか考えない企業経営者も、愛国心を説きながら少子化問題をスルーしている保守論客も、日本の未来なんて何の関心もなく、今さえ、自分さえ良ければいいとしか思えない。

大変な状況なのに、国民の怒りがこの国の支配層に向かぬよう、近隣国の悪口に明け暮れるネット世論を見ると、ほんと戦うべき相手を間違っているというか、ガス抜きさせられてる場合じゃない(しかも歴史修正主義者が流すデマのヘイト煽りで)。安倍政権は厚労省が過労死の危険ラインと定めている残業80時間を超える100時間を上限に決めるなど、合法的に“国民を殺しにかかっている”状態なのに、国会へのデモが起きる気配もなし。

日本の100万ドル以上の資産を持つ富裕層の数は2016年時点で282万6000人であり、これはアメリカに次いで世界第二位(トップから順に米国、日本、英国、独、仏、中国、伊、カナダ、豪、スイス)。日本の富裕層の資産は英国貴族を抜いた。
それどころか、富裕層人口の増加数では、日本がアメリカを抜き初めて世界一に。それでは「さすがアベノミクス!日本人は豊かになった!」なのかというと、庶民の90%は逆に資産が減少し、貯金ゼロ世帯は3割を突破するという猛烈な格差拡大が起きている。タックスヘイブンの利用率も日本の富豪が世界第二位。
何度も書いてるけど、今や日本の富裕層上位40人の資産が日本の人口の半分6千万人の資産と同じになってしまった。何も私有財産のない共産国家を目指せと極論を言っている訳じゃない。資本主義体制を持続させたいなら、金儲け一辺倒のこのグロテスクな構造を変えないと確実に自壊するし、その大混乱を避けたいんだ。少子化対策の核心である労働条件の劇的な向上に本気で取り掛かるべきだし、それをやろうとせず金持ち&大企業ばかり優遇する政権は日本を滅ぼすので国民が退場させるか意識を変えさせるしかない。

●2月8日…台湾で大きな地震が起きる一方、日本でも政府の地震調査委員会が静岡県から九州の太平洋側に延びる南海トラフにおいて、今後30年以内にマグニチュード(M)8〜9級の巨大地震が発生する確率を、従来の「60〜70%」から「70〜80%」に引き上げた。今後10年以内の発生確率も、これまでの「20〜30%」から「30%程度」に。50年以内の確率は「90%程度、もしくはそれ以上」となった。
南海トラフでは100〜150年おきにM8級の海溝型地震が発生してきた。調査委は平均発生間隔を88.2年と仮定。南海トラフの前回地震は1946年の南海地震(72年前)。前々回はその92年前の安政南海地震。内閣府の被害想定は関東以西の30都府県で30万人以上が死亡するなど、甚大な被害を予想している。30万人以上、あらためて恐ろしい人数だ…。

●2月7日…「最も暗い時代においてさえ、人は何かしら光明を期待する権利を持つこと、こうした光明は理論や概念からというよりはむしろ少数の人々がともす不確かでちらちらゆれる、多くは弱い光から発する」(ハンナ・アーレント)

●2月6日…花粉症対策で不覚。舌の下にスギ花粉の液を少量滴下して耐性を高め、スギ花粉症を治す「舌下免疫療法」がとても良いという噂を聞き、昨日病院へ行ったら「この療法は、今年はもう間に合わないので、6月に来院してして下さい」と言われた。花粉症が本格的に始まる季節の前なら間に合うと思っていたけど、そんな甘いものじゃなかった。腹をくくって春を待つ。

/左肩の激痛たまらず、初めて整骨院へ。なんせ寝返りで「ハウッ!」ってなるレベル。診断結果は「肩甲骨が外側にズレたまま固まっていますね」。適切な肩の運動をしていれば全治2ヶ月とのこと。取りあえず、治るということが分かったので一安心。今は着替えすらままならない。
整骨院の先生は「ここまで肩甲骨が中心から離れるのは、長年、原稿を書く仕事をしているから。仕事のしすぎですね」。“仕事のしすぎ”、嗚呼、この言葉を妻と子に聞かせてやりたかった。とにかくパソコンに向かう時は猫背厳禁、常に鳩胸で作業っす。

●2月5日…列島大雪、福井県で車1500台が立ち往生。これはもう災害クラス。

●2月4日…名護市の選挙結果に打ちのめされたけど、それをもって本土の左派が基地容認派の名護市民に「沖縄に基地固定化してもいいのか!」と批判するのはちょっと違うと思う。その問いかけは、本土の人間が自分にすること。

/最新の「沖縄タイムス」社説によると、反新基地の稲嶺氏は敗れたものの、勝利した渡具知氏も公明から推薦を受ける際、政策協定書で「日米地位協定の改定及び海兵隊の県外・国外への移転を求める」と誓約。出口調査でも辺野古移設反対が約65%。
今回の選挙は公明の組織票が大きいと各紙報道で分析されている。渡具知氏が「県外・国外移転」を公約に掲げて当選した事実は重い。是非とも、市長就任後もぶれることなく「県外・国外移転」を追求し、地位協定見直しに向け積極的に取り組んで欲しい。学会の方、新市政への厳しいチェックをホントよろしくお願いします。

●2月3日…昨日、米トランプ政権が「これから核兵器を増強する」「通常兵器で攻撃された場合でも報復で核を使うことがあり得る」と驚愕の宣言。“核なき世界”を目指すといったオバマ前政権からの方針転換。昨年、国連では『核兵器禁止条約』が採択され、ノーベル平和賞を該当団体が受賞したのに、それらの核軍縮の流れに逆行する選択。具体的には「低出力核」と呼ばれる威力を抑えた核兵器を増産し、SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)として搭載するとのこと。これは、より実戦向きな核兵器であり、発射スイッチを押す心のハードルが低くなる。拡散も助長される。オバマ前政権で軍縮に取り組んできたカントリーマン元国務次官補いわく「50年にわたってアメリカの核兵器の数を減らそうと取り組んできた流れを逆行させている」。
同氏はロシアの保有戦術核の多さ、中国の不透明な軍拡規模、核開発を進める北朝鮮という現実があったとしても「(露中北に対しては)アメリカはすでに強大で柔軟に運用できる核戦力を保有している」「我々がやらなければならないのは、外交をさらに活用することでアメリカの指導力を強めることだ」と見解。

米政府の180度の政策変更に対し、唯一の被爆国として日本政府はどう反応したか。なんと河野外務大臣は「米政府の判断を高く評価する。抑止力の強化になる」と耳を疑う談話を発表した。
広島の被爆者で日本被団協の箕牧智之代表理事「大国の大統領が核兵器をもっと増やして近代化を図ろうということになれば、私たち被爆者が生きている間に核兵器をなくすことはできず、非常に怒りを感じる」「核兵器があるから安全だという考え方で増強ばかりを進めていく世界であってはならない。大きかろうが小さかろうが核兵器を使うべきではないという私たち被爆者の考えとは全く相いれない」。
長崎の被爆者団体、「長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会」の川野浩一議長「去年、核兵器禁止条約が採択され、ようやく私たちが望む時代が来るのかと思っていたところに、頭から冷水をかけられたような気持ちだ。米軍基地がある日本も無関係ではない」。
長崎市の田上富久市長「今回のアメリカの核態勢の見直しは、通常兵器による攻撃に対しても核兵器の使用の可能性を示唆する内容になっており、核兵器の使用の危険性が高まる。二度と被爆者をつくらないために、日本政府に対してアメリカの方針に追随しないよう求める」。
米国の「核の傘」に依存する姿勢を一層鮮明にした安倍政権。日本は唯一の戦争被爆国として核廃絶を目指してきたが、トランプ政権が核軍縮の流れに逆行しているのは明らか。日米同盟は確かに重要。でも、被爆国としてここだけは同意したらダメだろう。「高く評価」などもってのほかだ。

//『ガタカ』『キル・ビル』などで人気のハリウッド女優ユマ・サーマンが、沈黙を破って性被害を告白。ユマまでこんな目にあっていたのか。

●2月2日…映画ファンの間で、上映中の『花筐/HANAGATAMI』『パディントン2』の評判がやたら良い。『花筐』(予告)は癌を発病した大林宣彦監督の渾身の反戦メッセージが込められているといい、観に行きたいな。

●2月1日…インドの財務大臣がビットコインなどの仮想通貨を「法的な通貨と認めない」と公言。中国も仮想通貨から撤退路線。僕も暴力団や犯罪組織のマネーローンダリングに悪用される仮想通貨に否定的。社会が混乱するから、金融と農業(食糧)は投機の対象にしたらいかんと思うのよ。

//このページの上方にあった47NEWSのリンクが見られなくなっていたので、試験的にヤフーニュースのトピックを導入。当ページのポップアップをブロックしていなければ見られるはずです。

//1904年、もしくは1905年(資料によって異なる)に、作曲家のエリック・サティが演奏会場で、「雨傘」を使って決闘したらしいのですが、詳細が分かりません。相手は音楽評論家で作家のヴィリー(本名アンリ・ゴーティエ=ヴィラール/1859-1931※当時は作家コレットの夫)で、どうやらサティのことを侮辱したらしいのですが…。この件でサティは警察に拘留されています。両者の間に何が起きて雨傘の決闘になったのか、ご存知の方はメールで情報を頂けると有難いです!
【追記】海外在住の読者の方の協力で次のことが分かりました。
事の起こりは12年前の1892年。サティが前年に発表した付随音楽『星たちの息子』に対してヴィリーが「キャバレーで弾いてる元ピアニスト」「ナーバスすぎる」「蛇口のセールスマン」などとこき下ろし、怒ったサティ(当時26歳)が公開書簡で「頭の鈍い売文野郎」「文芸界のゴミ溜めの一部」とやり返し舌戦が激化。この年シュヴィヤールの演奏会で鉢合わせになったサティはヴィリーの帽子を地面に投げつけ、ヴィリーが杖で殴りかかるという事態に発展した。「雨傘で決闘した」という話は、おそらくヴィリーの杖VSサティの雨傘という状況のことを指すのだろう。

//報ステもNEWS23も、ちゃんと国会質疑を報道してくれ…。伊藤詩織さんのこととか。あまりに短すぎる。


 ※これ以前は『最新文芸情報バックナンバー』へ!


 
日本だけ労働者は涙目。もう自民政権ではこの構造を変えることは出来ない。固定化してしまっている。電力会社などの企業献金に支配されて、他国のような労働者保護の政策がとれない。
戦後1000兆円も借金を作ったうえに(同じ敗戦国のドイツは借金ゼロ)、少子化問題を放置、タックスヘイブンも野放し、過労死多発でもサービス残業を取り締まらない(独仏の労働者は残業なし、夏4週間・冬2週間の休み。現政権は憲法破壊の安保法制強行、不必要な原発再稼働、財源がなくても議員や公務員の給料はアップ実施、もうめちゃくちゃだ。


昨年、安保法制の強行可決後、安倍氏がNYの
国連本部に行った際に出迎えた反戦市民グループ。
画像はコラじゃなくガチ。
「宗主国へようこそ・お土産は戦争法制」
宗主国(そうしゅこく)とは植民地の主。“日本は米国のポチ、
主権なんかない”という皮肉MAXの言葉。
そして左の女性が持っているプラカード、ここには『1984年』
に登場する以下の有名な洗脳スローガンが書かれている。

「戦争は平和なり
自由は隷従(れいじゅう)なり
無知は力なり」

★YouTube『新型学問 はまる!ツボ学/ジョジョ立ち学』(12分)



討論の相手が普通の自民支持者なら会話が成立するけど、新興宗教の信者だと本当に骨が折れる。あまりに教祖がすべて過ぎ、話が一向に進まない。疲れる。真言宗、天台宗など昔からある宗派は反戦・非暴力が信条だし、日本の古いカトリック教会や修道会もリベラル。秘密保護法、安保法制などタカ派の安倍内閣を支持、或いは協力しているのは幸福の科学、統一教会、創価学会という3大新興勢力。創価には知り合いがいる(しかも良いヤツ)からあんまり批判したくないけど、立憲主義を踏みにじってはカルトと言われても仕方がない。安保法制が絶対に必要なら、ちゃんと憲法改正すればいいのに、それをやろうとしない。僕が持っている釈迦やキリストのイメージは、秘密保護法や戦争法を容認する人物じゃない。むしろ真逆。

 
 
 ★動画リンク→「安保法制採決、山本太郎議員の渾身の叫び」(60秒/YouTube)
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【緊急声明】憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に断固反対。安倍政権は憲法に基づく政治という近代国家の立憲主義を否定している(2014.6.9)
「やられたらやりかえす」のは個別的自衛権。これは問題ない。集団的自衛権は日本が「やられていないけどやりかえす」こと。中国や北朝鮮と不測の事態になれば個別的自衛権で対応できる。

〔安倍氏から日本を取り戻す〜時事まとめ〕 集団的自衛権 / 秘密保護法 / メディア /
自民憲法草案の条文解説

●サイトで自分の思いを語るということ
HPで意見を発表すると、自分の「間違った知識」や「一方的な思い込み」を指摘され、初めて誤りに気づけます。これは本当に有難いことです。勘違いしたまま一生を終えるところを、真実に気づくことが出来るからです。自分が独りよがりな誤った考え方をしていないかを確認する為にも、勇気を出して積極的に意見を発表していきますネ!!(*^v^*)
僕は過去の反省と愛国心は両立すると考えている。
むしろ、過ちを反省できぬ国なら情けなくて愛せない。


歴史認識問題に決着!…日本と韓国 /中国 /台湾 / 東南アジア / 米国
・昭和天皇かく語りき / 靖国問題 / 愛国心 / 君が代起立強制 / 消費税 / 残業問題
・安倍首相は原発事故を防げなかった責任を感じて欲しい
・集団的自衛権の問題点
●二次加害者にならないために〜日本人慰安婦の話(美輪明宏)と元日本軍慰安婦に関する正確な知識

・日本軍の記録に残る南京大虐殺(軍命令により実施) http://urx3.nu/ouPU (7分)
・残念だが南京事件はあった〜当時の陣中日記から(2008) http://goo.gl/d2fGMA (32分)
・当時の一次史料『南京事件・兵士たちの遺言』(2015) http://goo.gl/K0U1Ef (45分)
・南京大虐殺の証拠〜当時の記録映像と生存者の確実な証言(32分40秒)

(愛国心を強制することは、「国民には愛国心がない」「法律で“愛せ”と命令せねば愛してもらえない国」と世界に公言してるのと同じ)
「生活」「社民」「共産」は小異を捨て大同団結すべし。リベラル大連合を作り、EU、北欧のように残業ゼロの社会を!EU、北欧に可能なら日本でも可能なはず。日本人に人間らしい生活を!
日本には過労死するほど仕事があり、自殺するほど仕事がない。
※一般市民が他人の財布からお金を盗めば、すぐ警察に捕まる。だけど、経営者が従業員の財布からお金を盗んでも処罰されない。これが「残業代未払い」。他国では許されない。

●『アイヌ、琉球は縄文系=本土は弥生人との混血』…国立遺伝学研究所(遺伝研)や東大などの研究チームが過去最大規模の細胞核DNA解析を行った結果、日本人を北海道のアイヌ、本土人、沖縄の琉球人の3集団に分けた場合、“本物の日本人”は縄文人に起源があるアイヌと琉球人が近く、本土人は中国大陸から朝鮮半島経由で渡来した弥生人と縄文人との混血(弥生人7〜8割、縄文人2〜3割の混血)と判明。国籍や人種にこだわる人はこれで冷静になるだろう。

●『なぜ当サイトは原発再稼働に反対するのか

●YouTube『メディアは沈黙・3分でわかる日米原子力協定の闇
“時代に合わない”から憲法を変えるのではなく、憲法の理想の方へ時代を変えて行かなきゃならない。「人に無理強いされた憲法だと云うが、拙者は戦争はいたしません、というのはこの一条に限って全く世界一の憲法さ」(坂口安吾/作家1906-1955)

「多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。みながみな口を揃えてだまされていたという。(略)だますものだけでは戦争は起らない。だまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるようになってしまっていた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである。そして、このことはまた、同時にあのような専横と圧制を支配者にゆるした国民の奴隷根性とも密接につながるものである。「だまされていた」といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でも既に別の嘘によって、騙され始めているに違いないのである」(伊丹万作/1946年8月「映画春秋・創刊号」)

//ルイ・アームストロングが歌いあげる『ホワット・ア・ワンダフル・ワールド』(2分15秒)を聴きまくり。この全てを包み込む優しい笑顔がたまらない。目を見てるだけでウルウルくる。歌詞も最高!『♪僕は緑の木々や赤いバラを見る/それは僕らのために花開く/僕はしみじみ思うんだ/なんて素晴らしい世界かと/僕は青い空や白い雲を眺める/明るく喜びに満ちた昼、暗く神聖な夜/そして僕はしみじみ思うんだ、なんて素晴らしい世界なのかと/七色の虹が空にかかり、行き交う人々の顔を染めている/僕は友人たちが「ご機嫌いかが」と挨拶しながら握手を交わす姿を見る/彼らは心から告げる「アイ・ラヴ・ユー」と/赤ん坊の泣き声が聞こえる。僕はあの子らが僕よりも多くのことを学び成長していくのを見守ろう/思わず感動してしまう/なんと素晴らしい世界じゃないか/そうさ、僕はしみじみ思うんだ/嗚呼、この世はなんて素晴らしい世界なのかと!」。2分チョイの短い曲なのに、胸がジワ〜と温まり、歩き続ける力をくれる素晴らしい作品っすね。※影絵とのコラボAmazing Hand Shadow(2分21秒)も泣かせます!


●特選レポ&動画…命の環の話//サービス残業問題//普天間基地は国外へ//チェ・ゲバラ巡礼レポ//アフガン伊藤和也さんを悼む//パレスチナについて//暴力団について//2008 南極・スコット巡礼 //チベット問題について//障害者自立支援法の問題点//『YouTube Classic』//静止画像と思えないヘビの回転テントウ虫//ミルクとパンダの赤ちゃん(53秒)//ウーマン・イン・アート(2分52秒)//『世界一周ダンス』(3分42秒)世界7大陸・39カ国をダンスで巡る。見終わって何とも言えない幸福感に包まれる動画。地球最高!※最新版もスゴイ!(4分半)//『SF名文句集』//ボブ・マーリィ巡礼レポ//人体の免疫効果を調べている阪大の研究チームによると、「1日に8回以上笑うことでガンに対する免疫があがる」とのこと。
宇宙はこんなに美しく、
そして果てしなく広大!
究極の天体写真10選
をアップ!美の極致ッス


 

ミレーとゴッホの『種まく人』〜負け戦が続いても、死後に実る麦の種を撒いたと信じて今日頑張る


東京ローカルのMXテレビがパナマ文書に踏み込んだ内容を放送(8分43秒)。パナマ文書リスト記載者の言い訳は全部同じ。
以下の7つを繰り返しているだけ。番組内で企業や投資家の弁明を論破していた。

「ビジネスのためで租税回避(脱税)目的でない」
→租税回避(脱税)目的以外で租税回避地は使われない

「投資先の依頼で」
→投資先の租税回避(脱税)に協力、さらに自分も租税回避、言い訳にならない

「損したから租税回避ではない」
→国内で課税対象の元本の租税回避であり、投資後のゲイン(利益)の話ではない。
 租税回避への投資そのものが税逃れ行為。

「租税回避地と認識していなかった」
→契約書に登記地明記。プロとしてあり得ない。

「金額が小さい」
→大小の話ではなく国民の当たり前の義務を回避したということ

「政治家でないから節税は問題ではない」
→節税ではなく脱税。政治家でなくても犯罪。

「みんなやっている」
→子供の論理






大手メディアがひた隠しにする
“ほんとうのリスト(一部)”

「電通、東電、JALの社名を一切出さない
日本のメディアはジャーナリズム失格、
国会で取り上げない政治家たちも同罪」


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●12年の名品…オペラ座の怪人・25周年ロンドン公演
●13年の名品…レ・ミゼラブル/ハッシュパピー/荒木飛呂彦の超偏愛! 映画の掟
●14年の名品…ゼロ・グラビティ/ガンダムUC(7)/アナと雪の女王/日本鬼子・元皇軍兵士の告白
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文芸ジャンキー版・東京探訪MAPを作成!
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アメリカ自然史博物館(NY)が制作した『The Known Universe』はヒマラヤ発→宇宙の果て→ヒマラヤ着を6分半で表現しており、美麗映像とコスモな音楽がめっさ心地良い!現世から遊離したような、神さま目線の浮遊感覚を味わった。ぜひ最大画面で壮大な旅を味わって欲しい。時々画面の下に出ているのは“光年”などの距離情報。地球の周囲の無数の軌道は人工衛星のもの。その後の軌道は月。70光年離れると青い光で包まれるけど、あれは人類の電波が現時点で届いている距離(つまりそれより遠い惑星に異星人がいても、UFOで来ない限り人類の存在に気づけない)。さらに離れると宇宙が扇状に見える。ホントは球形だけどまだ未観測部分があるため扇状に表示されているんだって。なんちゅう、贅沢なひととき!


(STOP THE HATE!! 国連本部前のオブジェ)
「科学と芸術は全世界に属する。それらの前には国境など消え失せてしまう」(ゲーテ)
「あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった者が、あれほど生きたいと願った明日」(趙 昌仁)作家
「人間の先祖は本人の血族ばかりでなく、文学の内にも存在している」(オスカー・ワイルド)作家
「人を憎んでいる暇はない。わしにはそんな時間はない」(黒澤監督の映画『生きる』から)
「私は殺されることはあっても、負けることはない」(ヘミングウェイ)作家
「僕が最もウンザリするもの、それは無知による憎しみだ」(マイケル・J・フォックス)俳優
「船は港にいる時、最も安全であるが、それは船が作られた目的ではない」(パウロ・コエーリョ)作家


●『戦争絶滅受合法案』 (原案は第一次世界大戦の終結後、1929年にデンマーク人フリッツ・ホルムが起草したもの)※長谷川如是閑の創作説もあるけど、ウィキに原文=1928年11/16発表があり、やはり本物のようだ。
戦争開始後、10時間以内に次の行動をとること。以下の者を順番に“最下級”の兵士として召集し、できるだけ早くこれを最前線に送り、敵の砲火の下で戦わせること。
1.国家元首。君主も大統領もこれに該当。ただし男子に限る。
2.国家元首の男性親族で16歳以上の者。
3.総理大臣、及び各国務大臣、並びに次官。
4.国会の男性議員。ただし戦争反対の投票をした者は除く。
5.キリスト教や仏教のほか、あらゆる宗教関係者の高僧で、公然と戦争に反対しなかった者。
付記.該当者の妻、娘、姉妹等は、戦争継続中、看護婦または使役婦として召集し、最も砲火が接近した野戦病院に勤務すること。
(後年の妙案)
※有権者の責任…戦争に賛成した議員を選んだ選挙区の有権者から順番に徴兵せよ。
※戦費について…戦費は戦争に賛成した議員の資産、及びその議員を選んだ選挙区の財政でまかなうべし。

  文・糸井重里


●「もともと普通の人々は戦争したいと思っていない。運がよくてもせいぜい無傷で帰って来る位しかない戦争に、貧しい農民が命を賭けようと思うはずがない。だが、国の政策を決めるのは結局指導者であり、反対の声があろうがなかろうが、人々を指導者の望むようにするのは簡単だ。民主主義であろうと、ファシストの独裁であろうと、共産主義であろうとそれは同じだ。『我々の国が攻撃されている。愛国心のない反戦・平和主義者が国を危険にさらそうとしている』と非難しさえすればいい。この方法はすべての国で同じように上手くいく」(ヘルマン・ゲーリング)元ナチス最高幹部/秘密警察創設者
●「(終戦翌年に記す)多くの人が、今度の戦争で騙されていたという。みながみな、口を揃えて騙されてたという。私の知ってる範囲では、“俺が騙したのだ”と言った人間はまだ1人もいない。(略)“騙されていた”といって、平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でも騙されるだろう。いや、現在でもすでに別の嘘によって騙され始めているに違いないのである」(伊丹万作)※伊丹十三監督の父
●「最初にナチスが共産主義者を弾圧した時、不安に駆られたが、私は共産主義者でなかったので、何の行動も起こさなかった。次にナチスは社会主義者を弾圧した。私はさらに不安を感じたが、社会主義者ではなかったので何の抗議もしなかった。それからナチスは学校、新聞、ユダヤ人等をどんどん攻撃し、その度に私の不安は増したが、それでもまだ行動に出なかった。ある日、ついにナチスは教会を弾圧してきた。そして私は牧師だった。だから立ち上がって行動に出たが、その時はもうすべてが遅かった」(マルチン・ニーメラー牧師)
※結局のところ、武器に頼ろうとする弱虫より、他人を信じて武器を捨てる勇気を持つ人間に、全人類がなれるかどうかということ。たとえ非武装の結果、信じた相手に裏切られようと、僕は弱虫として死ぬより、勇気ある人間として死にたい。これは名誉やプライドの問題でもある。僕はどの戦争であろうと、「侵略」かどうかを決めるのは、「軍隊を送った側ではなく、送られた側」だと思ってマス。これは自虐的云々ではなく当たり前のこと。

高畑勲監督(79)といえば『かぐや姫の物語』の他にも、戦争の悲劇を描いた『火垂るの墓』で知られている。監督は9歳の時に岡山で空襲に遭い、焼夷弾の中を家族とはぐれな がらも逃げのびた。東大卒業後、東映動画で「ハイジ」「三千里」などを演出し、宮崎駿さんとジブリを設立した。2015年の元旦、神奈川新聞に載った高畑監督の メッセージが素晴らしかったので以下に紹介。
→(高畑)原爆をテーマにした「はだしのゲン」もそうですが、日本では平和教育にアニメが用いられた。もちろん大きな意義があったが、こうした作品が反戦 につながり得るかというと、私は懐疑的です。攻め込まれてひどい目に遭った経験をいくら伝えても、これからの戦争を止める力にはなりにくいのではないか。
なぜか。為政者が次なる戦争を始める時は「そういう目に遭わないために戦争をするのだ」と言うに決まっているからです。自衛のための戦争だ、と。惨禍を繰り返したくないという切実な思いを利用し、感情に訴えかけてくる。
「戦争をしたとしても、あのような失敗はしない。われわれはもっと賢くやる。70年前とは時代が違う」とも言うでしょう。本当でしょうか。私たちは戦争中 の人と比べて進歩したでしょうか。3.11で安全神話が崩れた後の原発をめぐる為政者の対応をみても、そうは思えません。成り行きでずるずるいくだけで、 人々が仕方がないと諦めるところへいつの間にかもっていく。あの戦争の負け方と同じです。
再び戦争をしないためには、あの戦争がどのように進んでいったかを学ばなければならないと思うのです。私が戦争中のことをどれだけ知っているかと聞かれれば、大したことはない。でも、安倍晋三首相よりは知っています。
集団的自衛権の行使を認めるということは、海外では戦争ができない国だった日本が、どこでも戦争できるようになるということです。政府は「歯止めをかける」と言うが、あの戦争を知っている者にとっては信じられません。ひとたび戦争が始まれば歯止めなどかかるものではありません。そもそも 日本人は戦前から米国が好きだった。ジャズや野球、映画といった文化に親しんでいた。その国と戦争をするとは誰も思わなかった。やっても勝てないと思っていた。
ところが、真珠湾の奇襲作戦が成功して戦争になってしまったら、あとは日本が勝ってくれることだけを皆が願い始めた。それはそうでしょう。負けたら悲惨なことになるに決まっているんですから。
息子の兵役を逃れさせたり、戦争に反対して逮捕されたりした人もいたが、ごく少数。始まってから反対の声を上げるのは難しい。いやいや戦争に協力させられたのだと思っている人も多いけれど、大多数が戦勝を祝うちょうちん行列に進んで参加した。非国民という言葉は、一般人が自分たちに同調しない一般人に向けて使った言葉です。
「空気を読む」と若者が言うでしょう。私はこの言葉を聞いて絶望的な気持ちになります。私たち日本人は昔と全然変わっていないんじゃな いか、と。周りと協調することは良いことですが、この言葉は協調ではなくて同調を求めるものです。歩調を合わせることが絶対の価値になっている。
日本人は昔から意見の対立を好まない。皆を仲間内にして、和気あいあいとして争いを避ける。寄り合いも全員一致主義で、どうしても駄目なら村八分にする。 個を確立し、意見が異なっている人との違いを認め、その上でうまくやっていくという努力を好まない。議論を戦わせない。古くからあるこの体質によって日本 は泥沼の戦争に踏み込んでいったのです。私はこれを「ズルズル体質」と呼んでいますが、「空気を読む」なんて聞くと、これからもそうなる危うさを感じずに はいられません。
だからこそ憲法9条の存在が大事だと思うのです。これこそが「ズルズル体質」を食い止める最後の歯止めです。
戦後の平和をつくってきたものは何かといえば、9条です。基地の負担を押し付けられている沖縄の犠牲を忘れてはなりませんが、米国が戦争を繰り返す中、9条のおかげで日本人は戦争で命を落とすことも人の命を奪うこともなかった。政権の手足を縛ってきたのです。
これを完全にひっくり返すのが安倍政権です。それも憲法改正を国民に問うことなく、憲法解釈の変更という手法で、です。
隣国との対立が深まり、不穏になっているからといって不戦の理想の方を変えるのはどうかしています。9条を大事にしているということは、武力で解決するつ もりはない、というメッセージになる。東アジアに戦争の記憶が残る中、戦争をしないというスタンスはイニシアチブになるはずです。「普通の国」なんかにな る必要はない。ユニークな国であり続けるべきです。戦争ができる国になったら、必ず戦争をする国になってしまう。閣議決定で集団的自衛権の行使を認めることによって9条は突如、突破された。私たちはかつてない驚くべき危機に直面しているのではないでしょうか。
あの戦争を知っている人なら分かる。戦争が始まる前、つまり、いまが大事です。始めてしまえば、私たちは流されてしまう。だから小さな 歯止めではなく、絶対的な歯止めが必要なのです。それが9条だった。「最小限の武力行使」「戦争をやるとしてもうまくコントロールしてやる」なんて、そん な能力を私たち日本人が持っていると思わない方がいい。安倍首相だけが特別無自覚というわけではないと思います。私たちはこの70年で基本的な体質が変わることはなかったのです。(神奈川新聞2015.1.1より)


奴隷は、奴隷の境遇に慣れ過ぎると、驚いた事に自分の足を繋いでいる鎖の自慢をお互いに始める。
どっちの鎖が光ってて重そうで高価か、などと。そして鎖に繋がれていない自由人を嘲笑さえする。
だが奴隷達を繋いでいるのは実は同じたった1本の鎖に過ぎない。そして奴隷はどこまでも奴隷に過ぎない。
過去の奴隷は、自由人が力によって征服され、やむなく奴隷に身を落とした。
彼らは、一部の甘やかされた特権者を除けば、奴隷になっても決してその精神の自由までをも譲り渡すことはなかった。
その血族の誇り、父祖の文明の偉大さを忘れず、隙あらば逃亡し、あるいは反乱を起こして、労働に鍛え抜かれた肉体によって、肥え太った主人を血祭りにあげた。
現代の奴隷は、自ら進んで奴隷の衣服を着、首に屈辱のヒモを巻き付ける。
そして、何より驚くべきことに、現代の奴隷は、自らが奴隷であることに気付いてすらいない。
それどころか彼らは、奴隷であることの中に自らの唯一の誇りを見い出しさえしている。
(リロイ・ジョーンズ 1968年、NYハーレムにて)
※ニュージャージー出身、1934年生。詩人、脚本家、小説家(イスラム名/アミリ・バラカ)

格差拡大・福祉削減路線の政治ではなく、所得再分配・社会福祉拡充路線の政治を切望!!

《最後に、これだけは言わせて欲しいッ!》
〜他人と自分の中に“違うところ”を見るのが「戦争」、“同じところ”を見るのが「芸術」〜

人間は国籍、人種、宗教など、自分と「違うもの」を理由に戦争するけど、芸術を味わうことは他人の中に自分と「同じもの」を見つけることだ。相手(作者)の気持ちに心を重ね共感した時、人は初めて“感動”できる。
僕は確信している、人類は絶対に分かり合えると。そうでなければ、こんなにも多くの作品が、時代や国境を越え残っているはずがない。ここまで世界が芸術で溢れ返っているはずがない。芸術の存在が、国家、民族、文化を越えて人々が分かり合うことが可能だと証明している!
芸術は生き続ける力をくれる。もう人生の選択肢がなくなった、行き詰まって打つ手がない、そう思ったときに文学や映画を通して違う価値観、別の生き方の存在を知ることはいくらでもある。僕は何度もそうやって救われてきた。
こんな時代だからこそ“あえて”叫びたい。この世界は断固生きるに価するとーッ!!

※やたらと「日本人は他民族と違う」と強調している人には「日本人は他民族と異なる部分が多い。ただし共通点はさらに多い」と付け加えて欲しい。
※言葉や口先だけの“人間は素晴らしい”では、僕は納得できない。僕だって“素晴らしい”という証拠が欲しいんです。だからこそ、手当たり次第に音楽を聴き、映画や絵画を見、文学を読み漁るのです。確かな証拠が欲しくて!そして「見つけた!」と思ったものを、このサイトで報告しているのです。

民主主義は「最大多数の幸福を目指す」で思考が止まってはいけない。「最大多数の幸福によって救われない可能性のある少数派をいかに救うか」、そこまで考えるのが真の民主主義

過去の反省と愛国心は両立する:歴史認識問題に決着!…日本と韓国 / 中国 / 台湾 / 東南アジア / 米国 / 昭和天皇かく語りき


日本に誇りを持つ者として、「日の丸を拒否する自由を認ない愛国者」ではなく、個人の内面を大切にし「日の丸を拒否する自由も認める愛国者」で僕はありたい。


愛国心とは他国を憎むことではなく、自国の文化を愛すること


【管理人の雄叫び〜リベラル派は力を合わせてCS専門チャンネル開設を!】NHKが秘密保護法の問題点を伝えず、民放が原発問題を避けるように、大手メディアは政権やスポンサーの顔色ばかりうかがい、時事問題に深く斬り込みません。歴史認識問題についても、一部保守メディアが架空の近代史を広め、ネット上には戦争被害者に対する二次加害の言葉が飛び交っています。保守はCS「チャンネル桜」をフル活用していますが、リベラルでは岩上安身氏の動画配信サイト、IWJが孤軍奮闘している状態。CSに専門チャンネルを持つには多額の資金が必要ですが(“桜”は資本金1億)、リベラル側には宮崎駿氏、坂本龍一氏、大江健三郎氏、山田洋次氏、菅原文太氏、吉永小百合氏といった著名人のほか、ノーベル賞・益川敏英氏などの大学教授がたくさんおり、法曹界にも日弁連の弁護士が大勢います。戦後民主主義が最大の危機に晒されている今、開局資金は集まるかと!池上彰氏や堀潤氏がメインキャスターになれば視聴率も期待可。右傾化が進んでいる若者たちに「リベラルはお花畑」と言われないよう、ちゃんと南京事件の証拠となる一次資料を伝え、慰安婦問題なども保守サイドの認識が国際社会の常識からズレている理由を丁寧に解説すれば、理解してもらえると思うのです資料その2)。権力者は特定の国を敵視させることで内政から目を逸らさせています。若者の義憤は、政治家や官僚の腐敗(天下り、ズブズブの特別会計予算)、生存に直結する労働問題(非正規雇用4割=約2043万人、サビ残・ブラック企業野放し)、原発問題(核ゴミの捨て場なし)、オレオレ詐欺・弱者を苦しめる暴力団、タイミング最悪の増税等々に向けられるべきもの。早急に政権からも企業からも干渉されない、真にジャーナリズム魂・反骨精神のある専門チャンネルを立ち上げましょう。秋には秘密保護法が施行されるため状況は待ったなしです。(2014.3)

 ←安倍氏とベッタリの食事友達(寿司友)の提灯記事に要警戒

ジャーナリズムとは報じられたくない事を報じることだ。
それ以外のものは広報に過ぎない(ジョージ・オーウェル)




★近年公開された激涙・満点レビュー映画!映画ファンで良かった!

善き人のためのソナタ リトル・ミス・サンシャイン ブラッド・ダイヤモンド トンマッコルへようこそ ツォツィ シッコ ※激解説
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重要なのは行為そのものであり結果ではない。行為が実を結ぶかどうかは、生きているうちに分かるとは限らない。
正しいと信ずることを行いなさい。結果がどう出るにせよ、何もしなければ何の結果もないのだ(ガンジー)

闇は闇を追い払えない。ただ光だけがそれをなし遂げる。憎しみはヘイトを駆逐できない。ただ愛だけがそれを叶える(マーティン・L・キングJr

「生まれながらに肌の色のせいで他者を憎む者などいない。人は憎むことを覚える。ならば、愛することを学べるはずだ。なぜなら、
愛というものは人の心にとって、ずっと自然なことだから」(ネルソン・マンデラ/獄中27年)

戦前の日本について肯定的に評価する政治家たちは歴史認識が不十分で、見ていて恐ろしい。考えが足りない人たちが憲法に手を付けるようなことはあってはならない(宮崎駿)

Now is the time

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(問題がある場合はお知らせ下さい。すみやかに対処します)

「海外の活動家は自らが自殺しない宣言をする」(フィフィ)。あえて“自殺しない宣言をする”意味は何かあるのか?ある。「自殺に見せかけて消されるジャーナリストや活動家がいるから」。
うおお…。それであれば、僕も宣言しておく。絶対に自殺はしない、と。(2012.12.17)

『ある芸術作品に関する意見がまちまちであることは、とりもなおさず、その作品が
斬新かつ複雑で、生命力に溢れていることを意味している』 by オスカー・ワイルド

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2010.6.8 ツイッター開始



著者近影/ラジオ・墓マイラートーク(48分)