最新文芸情報


2005.9〜10

 10月31日〜ずっとアップしたいと思っていた『ロード・オブ・ザ・リング』『ハリポタ』のロケ地フォト・レポがようやく完成!シネマ・ジャンキーゆえ、ロケ地も自分にとっては聖地。墓巡礼の日程をやりくりして足を運んできたッ!


フロドの家 ホグワーツ魔法学校
ホビット村の360度動画(25秒)※牛や鳥の声も入ってマス
10月30日〜激ハードだった5日連続のロケが終わり、更新再開!//ロケの初日に徒然草で知られる吉田兼好の墓参をしたんだけど、住職がガンダム・ファンで盛り上がりまくり。カメラが回ると緊張するとのことなので、僕が「スレッガー=ロウの気持ちで軽く行きましょう」と言うと、住職は間髪を入れず「じゃあビグザムに殺られるじゃないですか!」。NH○の音響さんは連邦派。僕と住職は「連邦支持だなんて信じられない!」「ボールに乗れって言われたらどうすんの」。皆で爆笑。こういう会話って絶対に放送されないんだろうな〜。っていうか、兼好法師と全く接点ないし。住職さんは40代。20代から40代までが共通の話題でエキサイトできる、それがガンダム26年の歴史なんだと思った!//今夏の巡礼では、イタリアもルート上にあった。イタリアと言えばジョジョ第5部立ち。実は2年前に果たせなかったヴェネチアでのブチャ&トリッシュの名シーン再現に、再チャレンジしてきました!//久々の更新がマニアック・ネタでスミマセン。r(^_^;)
ブチャのボートを追うナランチャ
 10月26日〜美形仏像ユニット・イケメンズの人気ヴォーカル、「Mr.ヒート・ソウル」空也上人の激レア・スペシャル映像をゲーット!さっそく上記オフィシャル・ページにアップ。見た瞬間、全身に電気が流れまくるハズ!//明日から石川県に3連泊。それゆえ、次回更新は30日の夜になります!(ノートPC持っておらずロケ先からアップできないんデス…)//ゲーテ像とシラー像はドイツ各地にあるんだけど、ペアのものはワイマールのこの像しか見たことなく、興奮して撮りまくった。2人は大親友だったのに、シラーは若くして死んでしまったんだ。シラーの底抜けの優しさを愛していたゲーテは、何日も泣き続けたという。この像はゲーテがシラーの肩にそっと手をかけている。もう、この手を見てるだけでウルウルだ。

仲良きことは美しき哉
 10月25日〜三度のメシより仏像が好きという貴方に朗報!京都国立博物館で開催中の『最澄と天台の国宝展』、めっさお薦めです!会期は11月20日までなんですが、展示品の入替えがあるので、行くならぜひ今月中に!今ならなんと京都ニ尊院の名仏、阿弥陀如来と釈迦如来がダブルで、しかも間近&ガラスケースなしで見られますッ!(普段はお堂の奥の暗がりにいてよく見えない)。あれほど美しい仏像はそうめったにないデス!光背(背後のレリーフ)もクリムトの絵画みたいで超美麗ッスー!
   実に端正なお顔!//明日から30日まで5日連続でNHKの怒涛のロケ!いえ、ロケって言っても例の如く行き先は墓地なんですが…。初日は京都、2日目が大阪、3〜5日目が石川県の墓。撮影の面白い裏話があれば報告しますネ!(#^.^#)
 10月24日〜ベートーヴェンの自筆楽譜がオークションに!あうう…欲しい!だがしかし!3億!個人では絶対にムリ!日本政府はスルーですか!?何とか税金のムダ金を減らして、買えませんかッ!?ぜひ購入して365日ずっと国立博物館に展示して下さいーッ!(どっかの企業が買って寄贈っていうのも可!このサイトを見てる社長さんとかいませんかーッ!?)//大阪天保山の片隅にあったこの看板、最高ッス(笑)
  
 10月23日〜週末恒例、おすすめ番組情報を更新ッ!//今日、投票者1億人以上という世界最大級の国民投票がブラジルで行なわれている。それは「銃&弾丸の販売禁止法案」。ブラジル映画『シティ・オブ・ゴッド』でも銃犯罪の地獄絵巻が描かれたけど、ブラジルでは銃が原因の死者は年間約4万人!1時間に約4人が射殺されている。銃規制派は、オーストラリアで銃規制の5年後に死者数が半減したことや、日本の銃による年間死者数約30人(これは首都サンパウロの1週間分にも満たない数)を例に出し、犯罪抑制に効果的と強調している。いつかブラジルにアイルトン・セナとアントニオ・カルロス・ジョビンの巡礼に行きたいので、大いに投票結果に注目してマス(もち規制希望)。
 10月22日〜三井記念美術館(東京)の開館記念特別展、すごく良かったデス!昨日のアートツアー参加者は約20名。見終わって皆で感想を語り合いました。この展覧会は12月25日までやってますが、展示品が前期と後期で入替わるので、行くなら今の前期(11/13迄)を断然オススメします!(国宝絵画や傑作工芸品、能面関係は全部前期オンリー)。足を運ぶ人の参考になればと、出展作ベスト10を記しておきます!よかったらコピペして御自分の印象と比べて下さいね。※重文=重要文化財
10位…熊野御幸記(百人一首を制定した藤原定家の自筆旅日記!毎日天気から始まり、字を間違えて黒く塗りつぶし、またすぐ間違えてグチャグチャに消してたり、短い時は3行でヤメとか、字もキレイじゃないし、すごく定家を身近に感じる親しみの湧く日記。国宝)
9位…水仙図(円山応挙筆。数本の水仙が描かれただけのシンプルな絵だけど、それは作者が知人の命日に描いた供花なんだ。哀切の思いが込められたグッとくる水仙デス)
8位…黒楽茶碗・銘雨雲(本阿弥光悦の茶碗!光悦は史上初めて茶碗に名前を入れた芸術家。茶碗をただの食器から「作品」に昇華させた。この雨雲は名の通り、黒雲から通り雨が降り注いでいるような絵柄。ある方向から見ると雨降りがよく分かるので、その角度を探して下さいね。重文)
7位…中将(伝福来作の能面。平安時代随一のイケメン、在原業平がモデル。見所は口元!今まさに何かを訴えようとする口元は、お面なのに思わず耳を側立ててしまう。あんなに感情的な口が能面にあるとは。写真では分からなかった)
6位…吉野山蒔絵提重(7代西村彦兵衛作。お花見用のお弁当箱セット。至る所に吉野の美しい景色が描かれた、超ウルトラ豪華な弁当箱だ。水筒も2本入るようになってて、めっさ機能的!素で欲しかった)
5位…雪松図屏風(円山応挙筆。雪を抱いた松が左右の屏風に描かれている。2枚は一方が太い幹の老木、一方が若木で、共に並べると生と死、始まりと終わりが目の前に広がった。間に立つと宇宙に吸い込まれるようだ。下地の白を塗り残して、それを雪と見立てているのも見事。国宝!)
4位…志野茶碗・銘卯花(柔らかな外観に仰天。陶器は硬い物なのに、少し変形させているせいかとてもソフトに見える。穏やかで優しい気持ちになる茶碗だ。国宝)
3位…月宮殿蒔絵水晶台(8代西村彦兵衛作。テーブルの表面に雲海が描かれている。これは水晶玉を月に見立て、上に置いた時に雲の上に見える演出だ。台の2段目には海岸の絵が描かれてて、浮島として水晶の原石などをはめ込み立体的にしていた)
2位…俊寛(利休の親友、長次郎作。平家に反抗して島流しにあった僧侶・俊寛の名を冠したこの黒楽茶碗。黒くドッシリしてて、いかにも信念が強そうなイメージがある。外側は武骨だけど、内側はとても繊細なセピア色。強さと美しさを兼ね備えた奇跡の茶碗!)
1位…孫次郎(第1位は孫次郎が作った能面!泣いた!若くして病で亡くなった、孫次郎の妻をモデルにした女性の面だ。ジッと見てると、どれだけ孫次郎が彼女を愛していたかヒシヒシ伝わってくる。面の裏には「オモカゲ」と彫られているそうだ。世阿弥が生きてた頃の室町時代の能面。今まで焼けず割れなかったのもスゴイ。重文)
←孫次郎。写真の1兆倍本物は良いデス!!
 10月21日〜昨日の多磨霊園巡り、今日の三井記念美術館アートツアーに参加された皆さん、お疲れ様ッス!東京の空は1週間もぐずついていたとのこと。しかし当日は朝から超晴天。最高の「お墓見」日よりだった!巡礼ツアーの参加者は19歳から74歳という、実に幅広い年齢層。各地から30数名の老若男女が集結し、テレビのクルーも加わって墓前はとても和やか。与謝野晶子、中島敦、岡本太郎ほか、訪れた16名の恩人の墓に心を込めて皆で感謝の気持ちを伝えた。当初は13〜16時の予定だったのが、話が弾んで最後に墓地を出たのは18時近く。アッという間に時間が経った。多磨霊園は日本最大の公園墓地で甲子園32個分という広大さ。ほぼブッ通しで歩くことになったけど、心配していた脱落者も出ず、皆で一周できて本当に良かった。約20年の巡礼ライフは、大半が一人ぼっちの寂しい墓参。こんなに大勢で巡礼する機会はめったになく、大好きな恩人に皆で御礼を言う度に、言葉にならない感動が込み上げてきた。講師として呼んで下さった読売文化センターさん、貴重な経験を有難うございました!
北原白秋の墓で『雨雨フレフレ』
『トンボの眼鏡』など彼の童謡
を奉納合唱。素敵なお経デス!
秋の夕陽にたたずむ
三島由紀夫。渋いッス
『山月記』の中島敦は超大人気!
墓が陽射しで暖かくなってて、
触れているとジーンと泣けてく
る。敦と同世代のお爺ちゃんが
「ヒシッ!」
中島敦には誰もが胸に
秘めている、魂の孤独な
部分が共鳴してしまう…
TVの取材班も一緒に
「ヒシッ」&「グッスン」


すべての墓に感動あり。
4時間歩きッ放しでもイイ笑顔!
 10月19日〜ダーッ、既に水曜日になってしまったけど、おすすめ番組情報を更新ッ!金曜まで3日分ありマス。//明日は東京に出るので更新お休みです。台風、一昨日の段階では関東直撃コースだったのに急カーブして離れて行った!ラッキー!(^_^)V
 10月18日〜今月21日(金)、東京・日本橋に開館した三井記念美術館に足を運びマス!国産の焼き物では2点しかない国宝のうちの1点「志野茶碗/銘卯花墻(うのはながき)」が出展されるので、それをメインで見ます(次はいつ公開されるか分からないとのこと!)。僕は焼き物についてまだまだ勉強中。国内に無数にある茶碗の中で、なぜ卯花墻が国宝に選ばれたのか、どうして日本茶碗の最高傑作と言われているのか、この目で確かめてみたい。ミニ・アートツアーをやりますので、興味のある方、みんなで一緒に鑑賞して謎を解き明かしましょう。会場7階チケット売り場前で15時に待ってマス。事前申込み不要、参加費無料。チケットは各自で御用意を。※目印で鞄にバンダナ結んどきます。最少催行人数1名(本人含む)。平日の企画でスミマセン。土日はどうしても都合がつかなったんデス…m(_ _)m//20日の多磨霊園巡りに参加される方へ。台風接近中ですが電車が動いている限り、たとえ火が降ろうと槍が降ろうと絶対に決行します!//今月23日まで京都大谷大学で開催中の『ゲーテ/ファウスト展』。入場料300円だけあって小規模な展覧会だけど、ゲーテの自筆メモとシューベルトの自筆楽譜(ファウストを題材にした歌曲)が展示されているので京都に出かける人は立ち寄ってみては。シューベルトの楽譜はヤバイくらいオーラが漂ってます。やっぱ自筆はスゴイっす。本人が実際に生きてたの実感しまくり。//ロッテ、31年ぶりのパ・リーグ制覇おめでとう。千葉の友人、激涙。ロッテ対阪神の日本シリーズなんて、数年前までは宇宙が一巡しないとあり得ないって言われてたからなぁ(ロッテリアが安くなって嬉しい)。ジーンときたのはバレンタイン監督のインタビュー。第3戦、9回裏ツー・アウト満塁で「ファーボール同点押し出し」をやってしまった小林投手を5戦目の最終決戦で登用したことについて「小林の起用は試合前から決めていた。彼の力を信じていた。私は少々の失敗で見限ったりしない。完璧な人間など誰もいないのだから」。
 10月17日〜「あの人の人生を知ろう/グレン・グールド編」をアップ!僕は以前から、いつかこのサイトでピアニストのグレン・グールド(1932-1982、50歳で亡くなった)の素晴らしさを語りたいと思ってた。だけど音楽の場合、言葉ではどうしても伝えきれない部分があって踏み切れないでいた。ところが、先日海外サイトで偶然にも彼が死の直前に演奏した超感動的な演奏--バッハのゴールドベルク変奏曲を聴けるページに出合った!リンク先でその海外サイトも紹介してますんで、ぜひぜひ、どうか御一読を!※文章を読む時間がないという方は、いきなり音源にジャンプ(約3分)して下さい。バッハが300年前に作った子守歌なので、寝る前に聴けばグッスリ眠れるハズ!
 10月16日〜サイトを移転して容量制限が3倍も大きくなり、墓巡礼のミニミニ動画をアップできるようになったのが嬉しいッス(相変わらずよく「閲覧不可」になるけど。涙)。まずは2003年に巡礼した5秒のウィーン中央墓地(5秒)。ベートーヴェン、モーツァルトの記念碑、シューベルト、ヨハン・シュトラウス、ブラームスが並んでて壮観!(モーツァルトは墓じゃないので声で説明してません)。次が映画『アマデウス』の主人公で宮廷音楽家サリエリの墓(4秒)。同じ墓地なのにベートーヴェン達から遠く離れて、路面電車の線路沿いに眠ってる。ひっきりなしに電車が通るので、あれじゃ安らげないと思う…嗚呼、我らのサリエリ。最後は今年の夏。パリで地下鉄に乗ってきたサックス吹きの大道芸人(10秒)。ピアノの伴奏をラジカセで流して、ジャズの名曲「テイク5」を演ってます。とにかくカッコイイ。日本も芸術と日常がもっと身近になればいいのになぁ。(っていうか、その為にこのサイトを作ったわけだけど!)

 10月15日〜レゲエの神様ボブ・マーリィ。以前に発表した「ジャマイカ/ボブ・マーリィ巡礼レポ」を、写真入り&文章をテコ入れして大幅にバージョンアップ!あれはホントにハチャメチャな巡礼。ぜひ楽しんで下さい!(*^v^*)
 10月14日〜作曲家の生涯を調べて良い言葉があったので紹介!「バッハの音楽は世界のあらゆる人種をつなぐ絆。いうならば全人類の為の民俗音楽だ」(ブラジル人で南米最大の作曲家ヴィラ=ロボス)。「クラシックは理解ではなく体験だ」(“帝王”指揮者カラヤン)。「モーツァルトの音楽は宇宙に以前から存在していて、彼の手で発見されるのを待っていたかのように純粋だ」(アインシュタイン)。//作曲家兼指揮者のマーラーはユダヤ人なんだけど、反ユダヤ主義の作曲家ワーグナーの曲を愛聴していた。ある時ユダヤ人の知人が「ワーグナーなんか聴いてたまるか」と吐き捨てた時、マーラーはこう言った「でも牛肉を食べても、人は牛にはならないでしょう?」。また、指揮者として良い仕事にありつけるように、出世に不利なユダヤ教から国教のカトリックに改宗した時も、マーラーは洗礼後に肩をすくめてこう言った「なに、ちょっと上着を変えただけさ。中身は同じだよ」。マーラーの柔軟なスタンスはすごく大事だと思う。大切なのはハート!
 10月13日〜ここの上にある「サイト内検索ボックス」がパワーアップ!これまでページしか表示できなかったのが、キーワードを太字で表せるようになりマシタ!//スター・ウオーズEP3後のダース・ベイダーの近況を伝える2つのニュース。その1その2。なんともシュールな光景だ(笑)。ダース・ベイダーといえばヤル気のない“帝国のマーチ”が脱力できてリラックスに良し。
 10月12日〜今日は英国に眠る元ローリング・ストーンズのリーダー、ブライアン・ジョーンズ(1942−1969)の墓参エピソードを。彼は、作曲で頭角を現したミック・ジャガー&キースにバンドの主導権を奪われ、彼女もキースにとられ、寂しさからドラッグでボロボロに。結果、リーダーなのにバンドを追放された不憫な男。しかも、ストーンズ解雇(表向きは脱退)の僅か1ヵ月後に、27才の若さでプールで溺死してしまった…。巡礼では、駅から墓地に向かうバスがなかったので、タクシーを利用することに。運転手のロイさんは「お前はストーンズのファンか?それともB・ジョーンズのファンか?」と僕に聞いてきた。質問の意図を理解した僕は後者と答えた。ロイさんは「エクセレント!」。聞けばロイさんはブライアンと年が同じらしく、彼は「アイ・ヘイト・ミック・ジャガー!」とも(爆)。


ブライアン様 m(_ _)mハハーッ! ロイさん
駅に戻った時、メーターは15ポンド(約3千円)だったのに、10ポンドにまけてくれた。理由は「ユー・チョイス・ブライアン」。うおー、『B・ジョーンズ割引』だー!!(05年8月英国、チェルトナム)今日で大阪ジョジョ立ちから2周年。写真を見れば見るほど非現実感があり、なんかもう10年くらい前の出来事に思える。とはいえ、僕のジョジョ愛は増すばかり。早く名場面50選を完成させたいです。天よ我に時間を与えたまえ!※鬼教官は今も超元気デス/
お絵描き板の練習板にアップ
された、ぎぃさんのFF、この
ブルーの美しさに骨抜きッス…
 10月10日〜仕事がたまっててマジに激ヤバイ状況なので、今日、明日の2日間はサイトの更新を休みます。せっかく訪問して下さったのにスミマセン。12日には復活します!復活できるハズ!(>_<) ヒエー

 10月9日〜おすすめ番組情報を更新!//はぎゃーッ!本日アクセス350万ヒット!//世界遺産に指定されている京都・龍安寺は枯山水庭園の傑作がある事で有名だけど、僕は寺の裏庭にある小さな“つくばい”も好きで、あれを時々見にいく。そこには禅の格言「吾唯足知(ワレタダタルヲシル)」が彫られているんだけど、以下の写真のように、漢字の一部、“口”の部分を四つの文字で共有している。お互いが他者と繋がりあい、一部を分け合う事(独占しない事)で「丸く」おさまっている。たったひとつのつくばいで、思想書数冊分の事を伝えてくれる…クーッ、なんて素晴らしいんだろう!
  「吾唯足知(ワレタダタルヲシル)」
 10月8日〜火曜日にNHK教育でオンエアされた『談志が語る手塚治虫』第1回。手塚と深い交流があった談志ならではの、様々な裏話に身を乗り出して聞き入った。談志が強調したのは手塚が“ごく普通の人だった”という意味での「小心さ」「嫉妬深さ」。一般に天才と呼ばれている人は、“我が道を行く”タイプが多いけど、手塚は誰もが認める才能の持ち主であったにもかかわらず、批評家の言葉や新人漫画家の人気など、周りが気になって仕方がなかったという。特に、水木しげるや石ノ森章太郎には対抗心を剥き出しにし、『ゲゲゲの鬼太郎』の人気に嫉妬して“あんなのは僕でも書ける”と『どろろ』を書き、作中でキャラに「水木しげるに聞かせてやりたい」と言わせたり、石ノ森ファンに「あんなのマンガじゃない」と手紙を出してしまい、石ノ森の自宅へ「どうしてあんな事をしたのか分からない。自分でもイヤになる」と謝罪に訪れたという。貴重なインタビュー映像もたくさん出てきて「僕は絵がヘタクソ。本当に絵が描けない。苦しくって仕方がない」と苦悩する生々しい姿が紹介され、“なんて人間くさい人なのか”と驚くと同時に親近感がわいた(※手塚はこの苦しみの中から45歳の時にブラック・ジャックを生み出す)。手塚の、あの「弱さ」こそが作品の「優しさ」に繋がっていると思った。--「僕は読者の人気投票にも脅(おび)えていますし、生涯一新人のつもりでいます。若手のマンガ家に対しても闘争心をかきたててやってきました。四十年余り、負けん気でもっていたようなものかもしれません」「(“手塚はダメになった”と批判する人へ)僕を叩きのめして、次の脱皮へ手塚を追いやって頂きたい」(手塚)。再放送は11日(火)の早朝5時。見逃した方、早起きする価値あります!//明日はジョンの誕生日。生きてれば65歳かぁ。ゲバラは命日だね
 10月7日〜夭折ミュージシャンについて調べる過程で、多くの熱狂的ファンがいることを知ったニック・ドレイクのCDを取り寄せて聴いた。彼は1974年に服毒によって26歳で命を絶った伝説的フォーク・シンガーだ。僕が聴いたのはラストアルバム『ピンク・ムーン』。ギターorピアノの弾き語りというシンプルなもの。…めちゃくちゃ良かった。28分しかない短いアルバムだけど、彼が抱える孤独感や切なさが美しいメロディーと共に炸裂し、大袈裟ではなく本当にニックの魂がすぐそこにあるような気がした。6曲目「シングス・ビハインド・ザ・サン」のイントロのギターに滝泣き。秋の深夜、静まりかえった部屋(世界)に彼の声だけが響く状況は、色んな意味で最強かと…。※アマゾンのユーザーさんのコメント、なかなかいいッス。//サイトを移転してから、何度も深夜になるとエラー表示(503)になって見えなくなる。トップページは見られるのにクリックするとエラーという現象も多発。これって、共有サーバーではなく、専用サーバーをレンタルしろってこと?でも専用サーバーは本格的なPCの知識がいるっていうし…。まいったなぁ。//約半年ぶりにジョジョ名場面50選を追加アップ!シーン44、第6部に突入します!ほんと、つくづくジョジョは素晴らしい。//ダーッ、すみません、今日の巡礼フォトはジョジョファン以外、サッパリかと…。
「祝福しろ」
(フランクフルト空港)
ヘビー・ウェザーでカタツムリ
(グーテンベルクの墓近くで)
エンポリオの店
(ローマ)
こっちもエンポリオ(ローマ)
一巡後の店か?
 10月6日〜明晩(金曜夜)22時からNHK教育でオンエアされる『世界美術館紀行』は、ムーミンの原作者トーヴェ・ヤンソンさんの特集ッ!日本では童話作家の顔しか知られていないヤンソンさんですが、反ファシズムを貫いた信念の芸術家、反骨のヒューマニストとして様々な創作活動が注目され、没後も評価が高まる一方デス。番組ではいろんな切り口から彼女の素顔が紹介されると思います。どうかこの25分間をお見逃しなく!
  
→巡礼フォト/トーヴェ・ヤンソンさんの墓情報を求めて、フィンランド西部にある「ムーミン・ランド」へ。完全再現されたムーミン谷に圧倒された!(05年7月フィンランド、ナーンタリ)
 10月5日〜サイト移転、無事に完了ッ!と、言いたいところだけど、昨夜分かってるだけで3度もサーバーがダウン(?)して見られなくなっていた…。メンテナンス情報は出てない。初日からこんなことでは困る。もうこれ以上移転したくないよ〜。//カール(チーズ味)って、牛乳と一緒に食べると、口の中でポタージュスープが出来上がるよね。//昨日、友人らと『うさぎとかめ』の教訓が何か話題になった。一般的な解釈は「コツコツした努力が大切」「急がば回れ」だと思うけど、「亀はスポーツマンシップに欠ける。寝てるなら起こしてやれ」「ウサギの為にも起こさなかったのは正解。負けたことでウサギも成長したハズ」「亀を尊敬。ヤツは漢(おとこ)。始めから負け戦と分かっていてもあえて挑む。これぞロマン」「何でもやってみないと分からない、これが教訓」など色々出てきた。一番胸に残ったのは「ウサギが見ていたのは亀。亀が見ていたのはゴール。ウサギは亀を見ていたから気が散ったり油断が生れたけど、亀は最初からゴールだけしか見ていなかった。他人との比較で人生を考えず、目的に向かって自分の人生を歩めというのが、この物語の魂メッセージだ」という解釈。素晴らしいッ!(☆o☆)※最後の解釈は映画『ガタカ』を彷彿させるなぁ。
 10月4日〜人前で話すたびに緊張して口の中を噛みまくるので(汗)、2時間の『話し方』講座に行って来た。何か参考になればと思い、主な内容を紹介。--「最も重要なのは、まず“話がしたい!”と思うこと。“この話がしたくてたまらない”という風に。あるいは“私はこの話をする為に生れてきた”って思うくらい自分を信じ込ませること。熱意は技術に優る」。これに激しく共感。どんなに話術が巧みでも心が入ってなければ薄っぺらに聞こえるし、ポツリポツリと語る人でも、それが魂から絞り出された言葉と伝われば、思わず耳をそばだたせるもの。「スピーチは頼まれた段階で出来ると思い込む。依頼者には話せるというビジョンが既に見えているのだから、それを自信に。自分の話を皆が聞きたがっていると、自らを良い意味で“洗脳”してしまう」。「落ちついたフリをすること。わざと間(ま)をとる。たとえフリでもそれで空気が変わる」「準備不足は緊張感の最大原因。下準備を完璧にすれば気持ちに余裕ができ、間(ま)を楽しむことが出来る。トチッても話題の引き出しが多い分、真っ白にならない」「アガリまくったら“すみません緊張しているので”と正直に言って笑ってもらったらいい。応援してもらえるし、笑えばリラックスできる」。「聞き手が複数の場合、必ず両端の人も見つめて1対1の雰囲気を作ること。人は5秒近く見つめられると集中力があがる」。「語尾をしっかり言うだけで同じ内容でも印象が格段にアップ。文章を短文にする。言葉の間に“え〜”“ま〜”“あの〜”を挟まない」。「どうしても緊張感がとれないまま舞台に上がることになってしまったら、スピーチの最初に結論を言う。これでまず時間切れの心配はなくなる。しかも聞き手はゴールが分かっているので、話が多少バラバラになっても、断片を集めて脳内補完してくれる。聞き手の力を借りるのも大切な手」etc。//とっさに喋ることになった場合等の訓練方法。自分で「自己紹介」「仕事」「特技」「流行」「趣味」「恋愛」「教育」「ネット」「政治」「事件」「人権」「ポリシー」等とトピックを書いたカードを作り、めくったものについて1分間話すようにする(3分、5分でもいい)。コツは一番強調したい事を最初に決めておくこと。そうすれば話が散漫にならなずメリハリができる。これはめちゃくちゃ効果的とのこと!//健治君という双子の友人がいるんだけど、弟が康治君と判明。健治と康治で“健康に治す”。ワンダフォー!
 10月3日〜今週のおすすめ番組情報が完成したのでアップしました!談志が手塚治虫御大の魅力を語ったり、ムーミンの作者トーヴェ・ヤンソンさんの特集があったり、すっごく楽しみな週デス。//お菓子の『小枝』の期間限定(この言葉に弱い)“ブルターニュキャラメル”味、口の中でキャラメルの香りが広がり、チョコもすごく濃厚で、超甘党の自分としては大満足ッス!
 10月2日〜少し熱が下がってきたので夭折ミュージシャン・リストを更新。大物ジャズ・メンがたくさん抜けていたので25人をドーンと追加アップしました(現在115人)。作曲家の滝廉太郎が若死にしたのは知っていたけど、23歳というのは知らなかった。あまりに早い死だ。「鳩ぽっぽ」「荒城の月」「花」「お正月」「鯉のぼり」「桃太郎」…有名な曲ばかり。長生きして欲しかった!//宇宙への3人目の旅行者が飛び立った。う、羨ましい!ツアー代は22億か…。//明日は今週の番組情報をアップできると思います。
   女の子と遊んでいるチャッピー!
→巡礼フォト/ヴィスコンティ監督の墓に向かう途中。今までに出合った犬で、一番カワイイと思ったのがこの「チャッピー」!(勝手に自分で名付けたんだけど、絶対にチャッピーのハズ!)。フェリーに他の犬がいてもチョ〜おとなしいし、内股でチョコンと立つ姿がなんとも愛くるしい。なんかもう、涙が出そうだった。※横で新聞読んでるオジサンが飼い主。(05年7月イタリア、ナポリ湾で)
 
 10月1日〜うぐー、まだ熱が下がらないので更新は休みマス。

 9月30日〜ムギュー、体調崩してダウン…。今日の更新は以下だけです…。明日は熱が下がりますように。//
 
→巡礼フォト/英国の鉄道マンは入墨野郎が多い。僕も射手座だけど、腕にデカデカと「射手座」と彫るのはチョット恥ずかしくて無理。(05年8月英国、バーミンガム駅)
 9月29日〜今日の巡礼フォトはカフカやミュシャが眠るチェコのプラハ。裏通りの雑貨屋のレジで、店主から「日本人か?」と訊かれてうなずくと、「オー、ジャパニーズ!ヤスナリ・カワバータ!ケンザブロー・オーエ!」といきなり日本人ノーベル賞作家の名を連呼、続けてレジの下から「ハイク!タンカ!ビューティフル!」と鼻息荒く俳句の本を引き出してきた。さらには日本語で「ゴー・シチ・ゴー!ワンダフル!」。もうびっくり。お名前はラファエルさんといって、御自分でも俳句を詠んでらっしゃるとのこと。ただの下町のオヤジさんと思っていたら、すっごい読書家の風流人だった。俳句文化や川端康成、大江健三郎という作家を熱烈に称賛されると、やっぱ日本人として素直に嬉しいねぇ(&照れくさかった)。ジェクユ・ヴァーム(ありがとう/チェコ語)、ラファエルさん!(*^v^*)
 →めっさ大興奮のラファエルさん(05年7月チェコ、プラハ)
 9月28日〜心を揺さぶる純文学としても、良質のサスペンスとしても第一級の作品、ドストエフスキー『罪と罰』。この小説は、人間の残酷さや弱さを全面に出しながらも、それでもなお人類を信じていたいという作者の切実な叫びが読み手のハートをブチ抜きます。“長編文学はニガテ”という方には中央公論社「世界の文学」シリーズの16巻(『罪と罰』池田健太郎訳、1963年初版)がお薦め!既に絶版になってますが、少し大きな古本屋なら大抵は置いてます。単に翻訳が読みやすいだけでなく、主人公が歩いた19世紀当時のペテルブルグ市街図が付いてて臨場感がアリアリ。その上、たくさん掲載されている挿絵がどれもチョ〜素晴らしい!ロシアの有名な挿絵画家D・A・シマリーノフの筆によるもので、非常に精神的な深みを感じる感動的な絵ばかり。秋の夜長はロシア文学にGOッス!(古本屋で見かけたらP.33にある挿絵を是非ひと目ご覧下さい!あれこそ主人公ラスコーリニコフです!)//NASAが発表した月への最新有人飛行計画は2018年。実に13年も先!待てん!なんで1969年(36年前)に出来たことが、これから13年も準備にかかるのか〜。//サイト移転に向けて着々と準備進行中。
 
→巡礼フォト番外編/文学名場面再現『罪と罰』〜作中に登場したセンナヤ広場(実在してる!)にて“大地への懺悔キス”を再現!(05年8月ロシア、サンクト・ペテルブルグ)
 9月27日〜サイト読者の方から、「シアトルに眠ってるギターの神様、ジミ・ヘンドリックスの墓が新しくなっていた!」とメールで教えて頂きました!(しかも画像付)うう、超感謝ッス!こうやって最新の墓情報を交換するのは、僕の昔からの夢でした。一般に墓石というのは永久不変というイメージがあるけど、実は子孫の方が建替えるケースもけっこう多いのデス。皆さんが恩人に御礼を言いに巡礼した時、このサイトの画像と今の状態が違っていた場合は、教えて下さいね〜ッ!//友人が映画『ホテル・ルワンダ』の日本公開を求める運動をしている。この映画は今年のアカデミー賞主要3部門にノミネートされたにもかかわらず、ルワンダ虐殺(国連軍からも見放された悲劇)という重いテーマで日本の配給会社が敬遠し、いまだ公開のメドが立ってないということです…。//
  
→巡礼フォト/(左)エストニアのバス(右)フィンランドの船。僕は人が眠ってるとこを見るのが好きだ。その人の額のシワや、履き込んだ靴から人生を想像したり、子ども時代を想像してみたり。65億人なら65億通りの人生があることを寝顔から感じてマス。※左写真の奥の人、ほんと気持ち良さそう(笑)。
 9月26日〜先週の『世界一受けたい授業SP』は、言葉の語源(“冷たい”は“爪痛し”)、アハ・チェンジ(間違い探しで脳を活性化)、モーツァルトの素晴らしさを科学で証明など、色んな雑学の宝庫でとっても楽しかった。番組を見逃した方、公式サイトがとても充実しているので是非どうぞ(リンク先の「今回のホニャララ授業復習コーナー」をクリックして下さい)。//「パフィー、米国で大ブレイク」。この記事にあった“世界に通用するのに“外国人”にならなくてもいいんだよ”はグッときた//どひー!今週のジャンプ『太臓もて王サーガ』、ここまでジョジョ・パロをメジャー誌でディ・モールト(非常に)全開させたのを初めて見た。ノーブレーキ、フル・スロットルで大爆走。//
  
↑巡礼フォト/週末のアムステルダム。いくら探しても安宿がなく、酒場のビリヤード台の裏のベンチで寝かせてもらう。すると頭上には武器を持ったこんな絵が…マジ、ビビッた。(アムステルダム、05年7月)
 9月25日〜おすすめ番組情報に金曜分までを追加アップ完了!//NHK『その時歴史が動いた』の二宮尊徳(金次郎)の回はすごく胸に響いた。これまで“仕事をしながら勉強していた”程度しか知らなかったけど、成長後は領主にかけ合って年貢を4分の1にしたり、農民を指導して荒地を田畑に変えていったという。全国で数十万の餓死者を出した天保の大飢饉でも、尊徳がいた小田原藩ではただ一人の餓死者も出さなかった(城の米倉を開放させて貧困者に毎日一合ずつお粥を配給した尊徳はこう声をかけた「体は痩せるだろうが、決して餓死する心配はない。〔次の収穫まで〕寝たければ寝ていてよい。空腹をこらえることを仕事だと思って頑張ってくれ」)。“耐える事も立派な仕事”と言うことで気力と誇りを与えたんだ。「私の願いは人々の心の田の荒廃を開拓して、天から授かった善の種を育てて、また蒔き広めることにある。心の荒廃を一人が開けば、土地の荒廃が何万町あろうと恐れるものではない」(尊徳)。なんてカッコイイんだろう!尊徳の墓は栃木県今市だという。巡礼すべき墓がまたひとつ増えた。
 9月24日〜「私の居場所は修道院の中ではありません。カルカッタの最も貧しい民衆の中です」--公開中の映画『マザー・テレサ』、とても良かった!“目の前で苦しんでいる人を助けてあげたい”このシンプルな思いも、実現するには様々な壁があった。孤児へ食料を与える為に市場を回ると「修道女が物乞いするとは何事か」と教会側から叩かれ、道端に倒れている人を介抱すると「ヒンズーからキリスト教に改宗させる気だ」と周辺住民から批判され、役所から活動拠点の閉鎖命令を受けたり、詐欺事件や人身売買の疑惑騒動(もちろん無実)に巻き込まれたり…。しかし、困難に遭遇する度に溢れるバイタリティと持ち前のユーモア(コレ大事)で克服していく姿は、目からウロコの連続。相手の目を真っ直ぐに見て良心に訴えることで、マザーを敵視する人々が善意の協力者へと変わっていく過程は、(それが事実なだけに)見ていて鳥肌が立った。計画実現の為にヴァチカンでローマ法王と直談判するなど、彼女の小さな体のどこからあんなパワーが湧き出てくるのか、驚嘆せずにはいられない。ノーベル平和賞の晩餐会でも「この贅沢な料理は幾らするのか?それを貧困者にまわせるのに」と、常に他者のことしか考えていなかった彼女。トコトン無欲。旧ユーゴ生れのマザーがインドで没した時、人々はマザーをガンジーのように「国葬」で手厚く葬った。主演のオリビア・ハッセーは歩き方、話し方、目ヂガラまでマザーそのもの。正直、少女時代の『ロミオとジュリエット』以降は鳴かず飛ばずだったので、僕は彼女の存在を忘れていた。すごい女優になったものだ。
「私たちの行いは大海の一滴に過ぎません。しかし、何もしなければその一滴も永遠に失われます」(マザー・テレサ)
※映画には出てこなかった僕の好きなエピソードを紹介。
 9月23日〜明日は月刊『ランティエ』の発売日だけど、僕の連載「御礼墓参行脚」はもう載っていません…。同誌は靖国礼賛記事など右傾化がみられ、記事の中立性を希望していたのですが、その結果、“紙面刷新”“方向性の違い”を理由に契約を切られてしまいました。うーん。『ランティエ』は男性対象でありながらHなグラビアはゼロ、歌舞伎や能、仏像など、日本文化を紹介する硬派ぶりが好きだっただけに、連載の最後がこんな結果になって本当に残念。何はともあれ、大きな雑誌で墓巡礼の素晴らしさを語る機会を与えて貰えたことに感謝しています。「墓参行脚」を楽しみにして読んで下さった皆さん、半年間ありがとうございました。m(_ _)m//捨てる神あれば拾う神あり。12月上旬、日曜夜のNHKBS『熱中時間』に出演することになりました。あと、当サイトの墓巡礼コーナーをDVDシリーズ化する企画が着々と進行中!(元レベッカの方が音楽を付けて下さるとのコト!)//マンガ『ガラスの仮面』といえば約30年も物語が続いている大長編。作品中で“究極の演劇”として登場する「紅天女(くれないてんにょ)」が、なんと作者・美内すずえの監修のもと、お能になって東京・国立能楽堂で上演される(来年2月24、25日)。演出・主演は巨匠、梅若六郎。能で描かれる『ガラスの仮面』ワールド。どんな舞台か全く想像できないだけに、これは観てみたい!//
 ←巡礼フォト/ベルンのクレーの墓から伊に向かう途中のアルプスにて。バッハアルプゼーの湖で釣りをするお爺さん。地球ってヤバイくらい美しい!(スイス・フィルスト、05年7月)
 9月22日〜いよいよウチのサイトは、プロバイダーのニフティが使用可能容量の上限に定めている150メガが目前に迫ってきた。そうなるともう更新(アップ)ができなくなる。以前、このコーナーで移転先を相談したところ、複数の方から“さくらネット”を勧められたので、そこに引っ越そうかと考えています。でもそうなると、トップページだけでなく全コーナーのアドレスが変わってしまうので、せっかくこれまで長年かけてリンクを貼って頂いたのが全部パーになってしまう…そう考えるとなかなか移転に踏み切れない。うーむ。//インコのチロタンの動画を発見!あうう、可愛くて骨抜きになりマス。僕も小さい時に黄色のインコ(キーちゃん)を飼ってたので、それ思い出して懐かしくなった。キーちゃんは「ハヤクオキナサイ!」って叫ぶんだ(夜もね)。//掲示板で教えてもらったガンダム・ファン感涙の『ガンダムショットバー』。くーっ、仙台に住んでる人が羨ましいッ!ジーク・ジオン。//
  
→巡礼フォト/作曲家シベリウスの墓の巡礼途中、マックの喫煙コーナーで見かけた、めっさ偉そうにあぐらをかいてるドナルド人形(笑)。ヘルシンキ中央駅のコインロッカーには、ゴミを大量廃棄しているマックを皮肉ったシールが。北欧はエコに熱心だもんね(フィンランド・アイノラ、05年7月)
 9月21日〜セキセイインコのチロタン、すごすぎ!こんなこともあるんだねぇ(苗字もあるのが微笑ましい)。//引越してきた家は家賃が良心的だけど隣がボウリング場。朝のすがすがしい空気を吸おうと窓を開けた瞬間、目の前にドドーンと飛び込んでくるのは巨大なピン!毎朝「ブハッ」って吹き出してます。(*^o^*)
 →なぜか不思議と見飽きないこの形。宇宙の真理が隠されているのかも。
 9月20日〜欧州巡礼のまとめや引越しの後片付けで「お墓お散歩ブック」関西編の執筆が遅れているので内心焦っていたら、担当の編集者さんから「ワレモノ」と書かれた宅配便が届いた。何だろうと思って開けてみると、“スパーク・ユンケル”と“リポビタン・ゴールド”がドッサリ!そして「原稿書いて下さい」と短くメッセージが添えられていた。ドヒーッ!頑張りマス!
→す、す、すごい説得力…!
//引越しの荷物から劇場版「999」や「さらば宇宙戦艦ヤマト」の“ドラマ編”カセットテープが出てきて超懐かしかった(ドラマ編はサントラとは違い、映画をそのまま録音したもの)。僕が中学の頃はまだビデオなんて存在せず、このドラマ編のテープを夜、布団の中で擦り切れるほど聴きまくった。映像がなくても音だけで各場面が見えてくるんだから、人間の脳ってすごいッス。
 9月19日〜ズドドドド!読売文化センター町屋の講師として10月20日(木)に東京・多磨霊園をガイドします!多磨霊園は甲子園球場32個分という超巨大墓地。与謝野晶子、三島由紀夫、岡本太郎、大岡昇平、北原白秋、江戸川乱歩、中島敦、吉川英治、長谷川町子、有島武郎、向田邦子、堀辰雄、岸田劉生、山田康雄ほか、そうそうたる顔ぶれが眠っています。しかし!あまりに広大な為によほど効率よく巡礼しないと、途中で体力が尽き、マジで日が暮れてしまいます。そこで僭越ながら自分が最短コースをあぶり出し、3時間でガイドし尽くします!平日の13時スタートなので参加は厳しいかと思いますが、都合のつく方はぜひどうぞ!(公式サイト)参加費は1575円、申込みは電話03-3802-7115読売文化センターへ。※僕が大阪から東京へ出る交通費は出ないので、文化センターから講師代を頂いてもぶっちゃけ1万円以上の赤字ッ!フギャー!だけどいいんです、損をしても。墓巡礼の素晴らしさを一人でも多くの方と分かち合いたいんですーッ!(追記。30名を超えた場合、受付終了になるかも知れません。それと、どうやらNHKが取材に来るようです)//「2005年衆議院選挙に思う」をアップ完了!
 9月18日〜おすすめ番組情報に月から金までのオンエア分を追加アップ完了!//
  
→巡礼フォト/画家ダリの墓。誰も足下の墓(白い部分)に気づかず、ダリは踏まれまくりだった…(スペイン・フィゲラス、05年6月)

 9月17日〜おすすめ番組情報をアップしました!
 9月17日〜それにしても音楽業界大手エイベックスのやり方は酷い。匿名掲示板のマスコットキャラそっくり(っていうか同じとしか見えない)キャラクターを「オリジナルキャラ」として商標登録し、著作権を主張するとは。正気と思えない。エイベックスといえばダビング防止を理由に悪名高いコピーコントロールCD(CCCD)を日本で最初に導入した会社だ。自社の著作権には病的なほど神経質なのに、他人の創作物には全く無配慮とは呆れかえってしまう。//明日、映画『マザーテレサ』を観て来ます。
 ←巡礼フォト/月夜にコペルニクスの墓の近くで(ポーランド北部の海、05年7月)
 9月16日〜ミュージカルの名作『サウンド・オブ・ミュージック』や『ウエスト・サイド物語』でアカデミー賞作品賞&監督賞を受賞した巨匠ロバート・ワイズ監督が一昨日亡くなった(91歳)。『市民ケーン』の編集でハリウッド入りしたワイズ監督は、楽しいミュージカルだけでなく、『砲艦サンパブロ』といった社会派作品、未知なるウイルスの恐怖を描いた『アンドロメダ…』(モンスターは出てこないSF映画だけどマジびびった!)など、良質な作品を多く残した名監督だった。合掌。//今日はNHKやDVD会社の人と仕事の打ち合わせで、東京に日帰りで行ってきた!
 9月15日〜やっと荷物を全て運び込めた!雨はギリギリセーフ。ダンボールの山に埋もれたパソコンから更新を再開しますッ!//先日アップした夭折ミュージシャン表、当初の71名から85名に増えました。掲示板やメールでアドバイスをして下さった方、本当に有難うございました!//本日アクセス340万件ヒット!

 9月14日〜うう、早く更新したい!もう引越しはコリゴリ!

 9月13日〜グハーッ!引越しが終わって何とかネットは繋げたけど、家に入りきらない荷物が外に30箱!ほとんどが本。早く本棚を組み立て、室内を整理して家に入れないと、今日か明日に雨が降ったらオシマイ。時間との戦いなので、サイトの本格更新はもうちょっと待ってクダサイ!(>_<)

 9月11日〜明朝、引越しするので今夜は更新を休みマス。荷造り率60%。ダーッ、徹夜ッス!
 9月10日〜おすすめ番組情報、土日の分のみ先にアップしました!//開催中のベネチア映画祭で、宮崎駿監督が栄誉金獅子賞を受賞!//科学ニュース。なぜ夜食べると太るのか?日大薬学部の研究チームが、午後10時から午前2時ごろにかけて増えるタンパク質BMAL1に、脂肪を体にため込む働きがあることを突き止めた。このタンパク質は昼間は体内に殆ど存在しないという。気になる人はご注意を。(*^o^*)//主権在民。どこに入れるにしろ、明日は投票に行きましょうね。世界には独裁国家や投票することさえ命がけの国もたくさんあるのですから。ビバ、民主主義!
 9月9日〜私事デス。現在、大阪北部(某茨木市)に住んでいるのですが、3日後に大阪東部に引っ越します(駅前なのに家賃が安い物件があった!)。11年ぶりの引越し。引越し業者に一番安くすむ日程条件を聞いたら、「仏滅の平日午後、上旬から中旬迄」とのこと。それにピッタリなのは9月12日!迷わずその日取で申し込んだ。ということで、ここ数日モーレツな勢いで荷造りをしてます。膨大な数の小説、美術本、マンガ(ジョジョとガラスの仮面だけで約130冊だもんね)、CD、ビデオ(軽く千本)、DVD、レコード(ビートルズはレコードが良い)、ガンプラ、ベートーヴェンや坂本龍馬、ソクラテスの胸像など、ダンボールに詰めても詰めても作業が終わらない。期限はあと3日。間に合う、合わないの問題じゃない。絶対に間に合わなくても間に合わせなきゃならない!(☆o☆)※業務連絡…新住所の連絡があるまで郵便物は待って下さいね。//千葉松戸のバンダイミュージアム7階にあるガンダム博物館(リンク先上部のガンダムのシルエットをクリック)に1/1サイズのコクピットが加わったらしい。画像を見ると非常にリアルだ。しかし、ただ座るだけで500円、しかもコクピットの写真撮影は禁止、記念写真はミュージアム側が撮ったもののみOKで1枚1000円ってのはどうよ?第一、入場料も別で払ってるのに。信じられん。ちょっとエゲツないぞバンダイ!(アムロの声が聞こえるらしいので、座った人、感想求ム!)//うーん、選挙の争点は郵政だけじゃないと思うけどなぁ…。
 9月8日〜この秋に刊行予定の音楽雑学本で、ミュージシャンの墓レポートを数ページ担当することになったんだけど、若くして亡くなったミュージシャン達の年齢や死亡原因を調べているうちに、ロックやポップスだけでなく、ジャズやクラシック、ワールドミュージックまで範囲を広げて享年順にリストアップしようという野望に火がつき、81名に及ぶ『音楽関係者、炎の夭折リスト(50歳未満で散っていた英雄たちに捧ぐ)』になってしまった!全体を見渡すと、約3分の1のミュージシャンが薬物やアルコールで絶命している。これは一見華やかに見える音楽界でも、ミュージシャン達は「才能が枯れた」と言われる恐怖、ヒット曲を生み出し続けねばならない重圧、前作より優れた内容に仕上げなきゃいけないプレッシャー、早朝から深夜まで狭いスタジオにこもってのレコーディングなど、こうした極度のストレスが日々襲いかかり、ドラッグ等に逃げてしまうのだろう。ジャズメンの苦悩を描いた名作映画『ラウンド・ミッドナイト』には、こんなセリフがある--「毎晩創造(演奏)するということは、それがどんなに美しいものでも死ぬほど苦しいんだ」。僕は文字通り魂を削って素晴らしい作品を生み残してくれた、全てのミュージシャンに心から感謝しますーッ!!(>_<)
 9月7日〜名古屋の覚王山日泰寺(にったいじ)にある奉安塔には、タイ王室から譲り受けた釈迦の遺骨(舎利という。モチ本物。19世紀に発掘され、釈迦実在の決定的証拠となった!)が収められているとのこと。スッゲ!同寺はその性格上、どの宗派にも属さない超宗派寺院。日本唯一の仏教徒全員の寺として、19宗派の管長が3年交代で住職を務めている。各宗派が思想の違い、立場や確執を超えて一緒に管理しているのが素晴らしい。この奉安塔には扉がなく、遺骨は永遠に封印され見る事はできない。また塔そのものも非公開で側に近寄ることもできないという。ただ、稀に特別公開されるらしく、その時は塔の近くまで接近可能との事。こりゃ、要チェックだ!//毎日いろんな方から小説や漫画、CDのお薦めメールを頂くのですが(返事をなかなか書けなくてスミマセン)、複数の方から強く薦められてるのが、フランス文学の『ボヴァリー夫人』と、長編ボクシング漫画『はじめの一歩』(森川ジョージ作)。前者は4分の1ほど読み進んでおり、後者も70巻以上あるけど何とか早く読みたいデス。※メールの中には画像付で送ってくださる方もおり、『はじめの一歩』の57巻には以下のジョジョ・パロディがあってビックリしました!(*^o^*)
   ディオが降臨してるッ!
 9月6日〜クラシック音楽は、難解、退屈、古くさい、というレッテルを貼られ、ロック&ポップスに比べ圧倒的にファンが少ないけど、今は古典といわれている作品だって、完成当時はバリバリの最先端音楽だったわけで、当時の人々が「これはスッゲー名曲だぜッ!」とド感動したからこそ、百年、二百年後の世界まで残ってきた。むろん、オリコン1位になっても数ヶ月で忘れられる曲が多いように、クラシックでも無数の作品が時間の波に消えていった。それだからこそ、今現在も演奏される曲には、鼻血が出るほど巨大な魅力が隠されていると断言していい。今日、僕はシューベルトの歌曲『死と乙女』を聴いて、歌詞とメロディーに全身が感電してしまった(同曲には弦楽四重奏曲版もあって、そっちは旋律がドラマチックで以前から愛聴)。歌曲の歌詞をじっくり読んだのは初めてだった。歌い手は乙女と死神の2役を演じ、最初に死に怯える乙女、次に死神の歌と続く。「去りなさい、恐ろしい死神よ。私はまだ若いわ、さあ行って。どうか私に触れないで!」死神に触れる事=死である為、彼女は必死で抗おうとする。メロディーも激しく揺れ動く。一瞬静寂に包まれると、次に鬼火が暗闇にゆらめき、そこから細い銀の川が流れていくような、この世のものと思えないメロディーに変わる。「--手を貸しなさい。美しく優しい生き物よ。私は味方だ。罰しに来たのではない。勇気を出せ。恐れることはない。私の腕の中で静かに眠りなさい」。死神は乙女に永遠の若さを与えてやると誘惑する(死ねば人々の記憶の中でずっと若いままだ)。乙女の死への不安は、やがて憧れに変わり、最後に連れ去られてしまう。なんと恐ろしく、また危険な誘惑に満ちた曲だろう。ヤバすぎだぜ、シューベルトさんよ!※シューベルトはクラウディウスの詩『死と乙女』からインスピレーションを得た。//今コンビニで売ってるモンテールのクリームプリン、めっさオススメ!見かけたら即買いッス。プリン、カラメル、ホイップクリームのバランスが絶妙ーッ!!
 9月5日〜超久しぶりにおすすめ番組情報を更新ッ!いろんなジャンルの番組があって今週は面白いね。//大河ドラマ『義経』。壇ノ浦の合戦のショボさにガックシ。史実通り両軍約1300隻の激戦を再現するのは不可能としても、CG全盛の現在、もう少し何とかならなかったのか。数隻の船で“合戦”しても、全く迫力無し。でも、滅亡する平家軍を見て平知盛が自害する際に言った「見るべきものは全て見た」はジーンときた。
 9月4日〜マンガ『CIPHER(サイファ)』『エイリアン通り(ストリート)』の作者、成田美名子の特集番組に胸を揺さぶられた。売れ始めた当初の彼女は、どこか読者と距離を置いていたという。ところがある時、イジメで自殺をした少女(中学生)の遺書に「“エイリアン通り”の○巻と○巻を棺に入れて下さい」と書かれていた事を知り愕然とする。同マンガにもイジメの話が出てくるからだ。『エイリアン通り』は500万部の大ヒット作。作品の影響力の大きさを痛感した成田さんは、“どうして私は、何が何でも生き抜こうって話を描けなかったのか”と心から後悔したという。そして次回作にはハッキリしたメッセージを込める決意をする。それは--“過酷な運命でも生きてれば何とかなる、いつか解決する時がある、だから何とか生きててくれ”、というものだった。そしてペンをとったのが『CIPHER』だったという。「人は別にマンガがなくても生きていける。じゃあマンガは何の為にあるのか。そう考えると、読んでくれる人の為に役に立たなくちゃと思うようになった。ちょっとでも元気になるとか、読んでる間だけでも今の心配事を忘れてくれるとか」。「“辛くても生き抜こう”、この姿勢は一生変わらない」そんな風に語る彼女は素晴らしいと思った!//今夜のドキュメンタリーで1961年にアイゼンハワー大統領が軍産複合体(企業と軍部の複合体)の危険性を警告した演説を思わずメモッた-「(米国の)市民が安全と自由を手に入れる為には、巨大な軍産複合体への警戒を怠らず、それらに平和的手段と目的を持たせることが重要なのだ」。米大統領でこんなことを言った人がいたとは。拍手。現在のCIA顧問が「しかしその後、私達は“警戒”を怠ったのです」と静かに語ったのが印象的だった。
 9月3日〜米国の「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」(日本庭園専門誌)が、日本全国の庭園693カ所を対象に「庭の管理と建物との調和、接客態度」を評価した結果、ベスト・オブ・庭園の第1位に3年連続で島根県安来市の足立美術館が選ばれた。3年連続というのはスゴイ。僕はまだ足立美術館を訪れたことがないので、ぜひ行ってみたいッス!※同美術館は今年が開館35周年。ちなみに2位は桂離宮(京都)、3位は山本亭・旧山本栄之助邸(東京)。詳しいランキングはコチラ(英語)。//出国中に溜まっていた少年ジャンプを一気に読む。めっちゃ興奮したイチオシ作品は『ハンターXハンター』!先が読めない神展開は、毎号毎号、他のマンガとは別格の面白さ。絵の雑さは相変わらずだけど、ストーリーの運び方、バトルの見せ方の上手さは鳥肌モノ。次に良いのはやっぱり『デスノート』。ぶっちゃけ、第一部より複雑化しすぎて(特にノートの所有権問題)勢いは落ちてるんだけど、それでも米政府を巻き込むビッグ・スケールと映画さながらのスピーディーな展開は読まずにいられない。『ワンピース』は長い停滞期を過ぎてかつての面白さを取り戻しつつある。でも今の敵は完全な悪党ではない(彼らなりの大義名分がある)ので、敵を倒してもあまり強烈な爽快感はない…。『ジャガー』は笑いに嫌味がなくて好き(銀魂と違って下ネタに走らないし)。少ないページ数なのに、いつの間にか単行本が9冊も出てて、あの『マサルさん』より長い連載になってるんだね。『ナルト』はくどい回想シーンが減ったのがGOOD。そして完結した『いちご100%』。あんな最終回になるとは思ってもみなかったので、一気に好感度アップ!他の作品は特に語ることなし。//米国の超巨大ハリケーン「カトリーナ」は未曾有の災害となった。治安悪化の記事を読むと、もう悲惨としか言いようがない。これがあの“世界のリーダー”文明国アメリカなのか?(これでブッシュが地球温暖化の危険性に気づき、京都議定書を批准してくれればいいけど…)
 9月2日〜先日掲示板の方で『テクノ音楽』が話題になり、僕は自分がテクノ好きであるにもかかわらずサイトでまだ紹介してなかったことに気づき、テクノ・オススメ曲20選を急遽アップしました。ポップスは歌詞があって聴いてしまうので、仕事中はもっぱらクラシックかテクノばかり聴いてマス。(*^v^*)//『スター・ウォーズEP3』『宇宙戦争』をやっとこさ見た!巡礼中、何度も映画館に入りかけたけど、外国の映画館は現地の言葉で吹替えられていることが多いので、帰国までずっと我慢してた。『EP3』は冒頭でジャーンと有名なテーマ曲が流れた瞬間、小学校4年の時に劇場で旧第1作を観て以来約30年の月日が流れたことを思い、“ああこれでついにスターウォーズも終わるんだなぁ”とセンチな気分になり、いきなりウルウル。しかし、その直後に始まった壮大な空中戦で一気にハイテンションに!オビワンとアナキンの軽妙な言葉の掛け合いも面白く、つかみは大オッケーだった。その後のアナキンのダークサイド落ちは、肝心の“生命支配”の秘技がまだ分かってなかったこともあって説得力にやや欠けたけど、そうしたモヤモヤはオビワンとの最終決戦の衝撃的映像で吹き飛んだ感じ(アナキン、壮絶すぎ!)。『宇宙戦争』はあまりに人が死にすぎて殆どホラー映画だった。最大の見所は前半の異星人出現シーン。地面が陥没して教会が真っ二つになるド迫力のカットは鳥肌が立った!後半の強引な展開は賛否両論だけど、原作がああなんだから仕方ない。スピルバーグはよく緊張感を出していた。それにしても、生き残った人間同士の醜い争い(群集心理の恐怖)は、宇宙人に襲われる場面よりも見てて怖かった。//明日はドラえもんの誕生日なんだね。//出国中にプロレスラーの橋本選手が亡くなった。まだ40歳だ。まだたくさん夢があったと思う。僕の心にはUWFインターとの交流戦(96年4月29日東京ドーム)で高田を破った時の激カッコ良い姿がずっと焼付いている。本当に、本当に、残念だ。合掌。
 9月1日〜昨夜、無事に帰国!生還しましたッ!2ヵ月半に及ぶ欧州・ロシア・アラスカ大巡礼は、これですべて完了!連日の墓地探しで石畳を歩きすぎて最後の3週間は腰痛との戦いとなり、現在コルセット&湿布で治療中。体重は6キロ減!これから、巡礼中に撮り溜めた6千枚以上の写真の大整理に突入ッス。とにかく、どの墓も大変な苦労を経てたどり着いたものばかりなので、早くサイトに画像や墓参エピソードをアップして、世界の芸術・文学ファンに墓情報を伝えたい。この作業が終わって初めてこの大巡礼が真の意味で完結する!







【最新ランク】 DVDトップ100 本のベストセラー100 音楽CDトップ100 玩具のトップ100/(GAME)


愛と情熱のメインページにGO!!