最新文芸情報


2024.1〜2

●2月9日…〔今日のよかった〕旧ジャニーズ事務所は「SMILE―UP.」に名称を変更したけれど、NHKは「性被害者への救済の動きも、再発防止の取り組みも、新旧の会社の経営の分離も遅れている」として、春の番組改編で所属タレントの出演をゼロにし、現在放送のレギュラー8番組についても降板や番組自体終了させるという。これはNHKからの強いメッセージになると思う。現場のタレントは頑張っているのに、経営の動きが鈍いから、こういうことになってしまう。既に自殺者が出ており、「SMILE―UP.」は改革を急ぐべき。

// ジョジョミュージカル、開幕が2月6日→2月9日→2月12日と、どんどん延期になって目まいがする。理由は「準備不足」という。原作の素晴らしさは何があっても不動とはいえ、荒木先生はいっさい悪くないだけに、マイナス方向で話題になるのが理不尽すぎる。チケット代返金だけでなく、交通費・宿泊代・システム利用料など遠征費用をすべて保証という、ミュージカル界ではおそらく前代未聞の異例の対応であり、そこは英断。だけど振り替え公演なしだと、初日を含め前半の公演チケットを買った激アツのファンほど観られないという悲劇的なことに。主催の東宝はそこの救済策をどう考えているか注視してる。
●2月8日…〔今日のよかった〕クリストファー・ノーラン監督の話題作『オッペンハイマー』、日本公開が3月29日に正式決定!米国では昨年7月に公開されており8カ月遅れての公開。もうお蔵入りかとヒヤヒヤしてた。3月10日にアカデミー賞授賞式があるので、おそらく栄冠を見越しての3月末公開だろう。
●2月7日…〔今日のよかった〕映画ガンダムSEEDの興行収入が傑作「めぐりあい宇宙」を超えたというニュース、オールドタイプの僕としてはなんか悔しいけど、新たなファンがこれだけたくさんいるのはいいこと。ガンダムファンも根本的に世代が変わったのを感じる。SEEDの大ヒットが引き金となって、ガンダム『水星の魔女』『鉄血のオルフェンス』の完全新作が上映されたら嬉しい。
●2月6日…〔今日のよかった〕音楽を武器に人種差別や格差社会と戦った“レゲエの神様”ボブ・マーリーを主人公にした伝記映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』の公開日が5月10日に決定!これまで彼のドキュメンタリーやライヴビデオは観たことがあるけど、役者が演じるボブを観るのは初めて。ミュージシャンの伝記映画は、フレディ・マーキュリー、アレサ・フランクリン、ジュディ・ガーランドと名作が多い。今の混沌とした時代に、ボブ・マーリーの理想主義は絶対に刺さると思う。作ってくれてありがとう!まだ公開してないけど、もう先に御礼を言っておく!ボブの生涯を描いて傑作にならぬはずがない!

 

//情熱的な指揮で人々を魅了し、“世界のオザワ”と讃えられた名指揮者、小澤征爾さんが心不全のため88歳で他界した(6日)。オーストリアのウィーン国立歌劇場は「過去60年間で国際的に最も重要な指揮者の一人であり、当歌劇場の歴史をともに紡いできた」「謙虚でコンサートやオペラ文学に造詣が深く、歌劇場の誰にとっても会話や議論のパートナーとなった。常に芸術的理想と共通の目的に向かう人だった」と追悼声明を出した。
カラヤンとバーンスタインというクラシック界のスーパースターの弟子となり、卓越した技術と感性を得て、「クラシックは白人のもの。(西洋音楽の)歴史のないアジア人にはわからない」という偏見を打ち破り、アジア人がクラシック界で活躍する土壌を作った。偉大なマエストロの死に哀悼の意を表します。
●2月5日…〔今日のよかった〕北欧神話は「ワーグナーのオペラ」「進撃の巨人」「マーベル・シリーズ」など様々なサブカルの元ネタであり、知っておくと楽しみ方が増えるので簡単にまとめました→

天地がない太古の時代、熱風と霜がぶつかり、溶けた滴から巨人ユミルが誕生した。ユミルの汗から男女の巨人が生まれ、ユミルが塩辛い石をなめると人間(ブーリ)が出てきた。巨人の娘とブーリの息子ボルが結ばれ、アース神族となる主神オーディンら3人の男子が生まれる。3人はユミルを殺し、その亡骸から大地を、血から海を、骨から岩を、髪から草を、頭蓋骨から天を、脳みそから雲を創造した。

アース神族は世界の中心のアースガルズ(アスガルド)に住み、そこには巨大なイグドラシル=トネリコの大樹がそびえ、枝は天に達していた。3本の根はオーディンらアース神族と、巨人族と、冥府ニブルヘイム(ニーベルング)の世界に繋がり、それぞれに泉があり、3つの泉の運命の女神3人が、神々と人間の運命をさだめた。

世界や人類を創造した最高神オーディンは、片目と引き換えに知恵を授かった。オーディンは8本足の馬「スレイプニル」、槍の「グングニル」、黄金の腕輪「ドラウプニル」を宝として持つ。オーディンは地上の女神3人を妻にもち、大地の女神ヨルズとの間に雷神トール(ソー)が生まれた。トールはアース神族きっての力持ちであり、どんな敵も必ず倒して手元に戻る魔法の槌ミョルニルを駆使。雷鳴はトールの戦車の音といわれる。ちなみに英語のThursday(木曜日)は「トールの日」の意味で、Friday(金曜日)は美の女神フレイヤを讃えた「フレイヤの日」の意味。アース神族のトールやバン神族のフレイヤらは、巨人族と壮絶な戦いを繰り広げていく。

※悪の精霊ロキはオーディンの義兄弟。ロキは神ではなく巨人族であり、悪戯で災いを起こす。冥府の女王ヘル(ヘラ)はロキと女巨人の娘。世界を支える聖なるトネリコの木「イグドラシル」の3本の根のひとつの下に住む。オーディンによって死者の国ニブルヘイム(ニーベルング)の支配権を与えられた。冥府ニブルヘイムは彼女の名のヘルとも呼ばれ、英語のhell(地獄)となった。
●2月4日…〔今日のよかった〕群馬県は「保守王国」と呼ばれるほど自民の勢力が強く、福田赳夫氏、中曽根康弘氏、小渕恵三氏、福田康夫氏の4人の総理大臣を輩出してきた。それだけに今日の前橋市長選挙で、野党側新人・41歳の小川晶氏(立憲、共産、国民、社民)が、自民&公明が推薦した64歳現職の山本候補を破って初当選したことに驚いた。票数は6万486票と4万6387票で、そこそこ差もついている。前橋市政が始まった132年前の1892年以来、女性市長は初めてといい、時代が変わりつつあるのを感じる。
小川氏「この勝利は、市民の勝利だと思う。なんとか前橋を変えたい、政治を変えたいというみなさんの思いがたくさん集まって、新しい政治の一歩を踏み出すことができた」。

同じ日の京都市長選でも元民主党員で鳩山内閣の官房副長官を務めた立憲推薦の松井孝治氏が当選した…が、こちらは自民、公明、国民が推薦しており、地方選挙とはいえ今のタイミングで立憲と与党が手を結ぶことに批判の声があがった。立憲と自公が組んだのは、維新の進出を防ぐためだった(それくらい関西の維新は強い)。ところが維新の候補が問題を起こして推薦取り消しになったため、松井氏は共産・れいわ・社民が推薦する福山和人氏(元京都弁護士会副会長)と戦う構図となった。京都の市民派は、立憲VS共産・れいわ・社民というカオスな選挙に混乱した。選挙結果は松井氏が17万7454票、福山氏が16万1203票。もし立憲が福山氏を推薦していたら結果は違っていた可能性が高い。そのためSNSは、れいわ共産勢から立憲への恨み節であふれている。僕は京都立憲は戦略を誤ったと思う。市長選では勝ったが、市民派との間に大きなしこりを残した。福山氏が勝っていたら、前橋市長選の結果と合わせて、日本の政治を変える力強い一押しになっただろう。リベラル政党は支持者がうまく協力できるよう尽力してほしい。
●2月3日…〔今日のよかった〕愛国教育を訴える杉田水脈議員が、過去5年間に安倍派から寄付された計1564万円を政治資金収支報告書に不記載としていたことが発覚。シンプルに違法行為だ。杉田議員はこれまでさんざん弱者救済NGOや大学教授、市民団体を「公金チューチュー」とデマまで流して侮辱してきた。自身が裏金ガブガブ状態であったことが判明したことで、支持者がダブルスタンダードの矛盾に気づき、同議員の犬笛に反応しなくなるよう切実に願っている。

//米大統領選はまたバイデンVSトランプになりそうで脱力。人口が3億3千万人もいるアメリカで、なぜ人材不足に?どうしてもっと優れた候補者が出てこないのだろう。現在バイデンは81歳、トランプだって77歳。次期大統領に就任するときは82歳と78歳、4年後の退任時には86歳と82歳!バイデンはイスラエルのガザ虐殺を止めることができない情けない人物だが、トランプは大統領時代に国際社会の反対を押し切ってイスラエルの首都にエルサレムを認定するほどのイスラエルびいきであり、再当選するとパレスチナ人にとって地獄のふたが開いてしまう。トランプはロシアと仲が良いので、ウクライナだって支援打ち切りで悲惨な情勢 になる可能性が高い。それなのに、米民主党は再びバイデンで勝負するつもりだ。コロナ後の米社会の貧富の差はえぐいことになっており、バイデンではトランプに勝てないだろう。バイデンは若い有能な後継者を育てて勇退するべきだった!なんであと4年もやろうとするんだ…。
●2月2日…〔今日のよかった〕漫才師・西川のりおさん(72)が吉本興業の先輩としてコメント。松本人志氏を擁護をする芸人仲間に対し「内側からコメントするのは止めたほうがいい。『昔お世話になった』『尊敬している』。そんなコメントは入れない方がいい。論点が間違っている。そういう話は、しなくていい。今、直面してる事例のことを話さなければ意味がない」「(会社側は)ガバナンス(統治)ができていない。コンプライアンスというのだったら、会社側がちゃんと調査しなければいけない。芸人がどのような動きをしているか知らなくては。芸人のことを思うなら、行動がおかしいのを察しなければ。マネジャーから報告が行ってるとは思うが」とのこと。
●2月1日…〔今日のよかった〕日本は過去の戦争体験や平和憲法を念頭に、武器の輸出に歯止めをかけていた。そのお陰で、これまで日本製の武器が外国で命を奪う事態には至ってない。また、中立の立場から独自外交ができる。だが、いま自民は次期戦闘機など国際共同開発する兵器の第三国輸出解禁に前のめりだ。一方、公明党は慎重な立場を示しているといい、自民との協議要請にも応じていない。昨日の自民の国防部会では、公明党に対する反発が相次ぎ、連立解消を求める声も出たという。自民には公明からの選挙協力なしだと落選危機に直面する議員がたくさんいるのに、解消などできるのか?っていうか、むしろ野党支持者は解消を願っている。池田大作氏の亡き後、公明党がどう振る舞うか注目している。
●1月31日…〔今日のよかった〕かつてネットでいわれなき中傷を受けたスマイリーキクチさんが昨日投稿、めっさ共感です。
→「誹謗中傷で警察や弁護士に相談した時「ネットを見なければいい」「嫌ならブログをやめて仕事も変えなさい」が解決策だと。捜査してくれた刑事さんだけが「ネットやっちゃダメなのは中傷してる連中でさ、キクチさんはブログも仕事もやめる必要ないからね」と。“傷つける人が使用禁止”を常識にしよう」

//原作改変ドラマに胸を痛めた漫画家の芦原妃名子さん(50)が命を断たれたという訃報が1月29日に伝えられ、業界全体に大きな衝撃が走っている。漫画『セクシー田中さん』は、「普段は地味で自分に自信を持てないアラフォーのOLが、ベリーダンスと出会ったことで、自分も周囲もポジティブに変えていく」というもの。多くのテレビ局がドラマ化を願う人気作品であり、芦原さんはドラマ制作側に3つの条件を提示していた。
(1)ドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」。漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正をさせていただく。
(2)まだ連載中なので、終盤はドラマオリジナルパートにすること。原作者があらすじからセリフまで用意するし、原作者が用意したものは原則変更しないでいただきたい。
(3)原作者が脚本を執筆する可能性もある。
こうした条件を何度もドラマ制作側に確認していたけれど、毎回、漫画を大きく改編したプロットや脚本が提出され守られなかったという。芦原さんは「あえてセオリーを外して描いた展開を、よくある王道の展開に変えられてしまった」「個性の強い各キャラが原作からかけ離れた別人のようなキャラに変更された(特に朱里・小西・進吾)」「性被害未遂、アフターピル、男性の生きづらさなど、作品の核として大切に描いたシーンが大幅カットや削除されてしまった」ことを残念に思い、また、制作スタッフとドラマの内容について直接話をする機会もなかった。

ドラマは全10話。日テレから提出された8話から10話は内容が芦原さんのものから大幅に改変され、ベリーダンスの表現も間違った部分があった。芦原さんは「原作者が用意したあらすじや台詞をそのまま脚本に落として欲しい、足りない箇所や変更、意見ももちろん伺いますので、脚本として改変した形ではなくて、別途相談してほしい」と返したが、再び日テレから大幅に変えられたプロットや脚本が提出された。小学館が「当初の約束通りに」と日テレに連絡し、これが数回繰り返されたと芦原さんは聞いていたが、なかなか変わらないまま4週間が過ぎ、時間的にも限界を感じた芦原さんが、ラスト2話の脚本を担当することに。

昨年末の最終回当日、ドラマの1〜8話を担当した脚本家・相沢友子さん(「ミステリと言う勿れ」「ビブリア古書堂の事件手帖」ドラマ脚本)は、インスタに脚本をめぐっての不満を吐露。「最終的に9・10話を書いたのは原作者です。誤解なきようお願いします」「最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があり、過去に経験したことのない事態で困惑しましたが、残念ながら急きょ協力という形で携わることとなりました」「今回の出来事はドラマ制作の在り方、脚本家の存在意義について深く考えさせられるものでした。この苦い経験を次へ生かし、これからもがんばっていかねばと自分に言い聞かせています。どうか、今後同じことが二度と繰り返されませんように」などと投稿した。「困惑」「残念ながら」「苦い経験」という言葉を突きつけられ、芦原さんは苦悩されたのでしょう。
約1か月後の24年1月26日、芦原さんはブログとXで自身が「9話、10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った経緯や事情」を説明。その後、すぐにこの投稿は削除され、Xには「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と、作者として“作品を守りたかっただけ”という思いを記してブログを閉鎖。28日、芦原さんの関係者から行方不明者届が出され、29日、ご遺体と遺書が発見された。

日テレは訃報の直後に「(ドラマは原作者から)最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております」と保身に走ったようにとられるコメントを出し、しかもそれが芦原さんの認識と真反対のものであったことから“血が通っていない”と非難が集中。脚本家の先の投稿が芦原さんにとってキツい内容だったのは明らかだし、さらに日テレ公式アカウントが最終話に否定的なネット上の投稿にばかり「いいね」を押していたことが発覚しSNSは炎上した。

一方、小学館から脚本家や制作サイドにそもそもきちんと情報が行ってなかったという指摘が“文春”に掲載、「芦原先生の意向を日テレは小学館側から正確に伝えられていないようだ」「原作を変えてほしくないことを脚本家も聞いていなかったようで気の毒」とする業界関係者もいる。
なぜ出版社がテレビ局に作者の要望を伝えないのか?その件については『海猿』の作者・佐藤秀峰氏が、2月2日に漫画のドラマ化についてこう投稿した。

《言えることは、出版社、テレビ局とも漫画家に何も言わせないほうが都合が良いということです。出版社とテレビ局は「映像化で一儲けしたい」という点で利害が一致していました。出版社はすみやかに映像化の契約を結んで本を売りたいのです。映像化は本の良い宣伝になります。だから、漫画家のために著作権使用料の引き上げ交渉などしません。漫画家の懐にいくら入ったところで彼らの懐は暖まらないのです。それより製作委員会に名を連ね、映画の利益を享受したい。とにかくすみやかに契約することが重要。著作権使用料で揉めて契約不成立などもっての外》
《漫画家の中には出版社を通じて映像化に注文を付ける人もいますが、出版社がそれをテレビ局に伝えるかどうかは別問題です。面倒な注文をつけて話がややこしくなったら企画が頓挫する可能性があります。出版社は、テレビ局には「原作者は原作に忠実にやってほしいとは言っていますけど、漫画とテレビじゃ違いますから自由にやってください」と言います。そして、漫画家には「原作に忠実にやってほしいとは伝えているんだけど、漫画通りにやっちゃうと予算が足りないみたい」などと言いくるめます》
https://note.com/shuho_sato/n/n37e9d6d4d8d9

『海猿』は伊藤英明主演で映画やドラマになり、フジテレビのドル箱コンテンツとなったが「(実写は)僕が漫画で描きたかったこととはまったく違いました」「テレビ局にアポなし取材を受けたり、関連本を無断で出版されたり、たくさんの嫌な事がありました」等々から、佐藤氏はフジとの絶縁を宣言し、2017年に《今後テレビやインターネットで放送・配信されることは永久にありません》と報告、現在も『海猿』は再放送・配信されていない。ちなみに『海猿』も『セクシー田中さん』もどちらも小学館だ。

もし出版社が作者の意向よりも「ドラマを放映してもらって漫画の宣伝になればいい」と、お金のことだけを考えていたら、そしてテレビ局がその立場を利用して原作者を軽く見ていたなら、こんな残酷な話はない。芦原さんは自身の脚本に対する批判にナーバスになり「何とか皆さんにご満足いただける9話、10話の脚本にしたかったのですが…素人の私が見よう見まねで書かせて頂いたので私の力不足が露呈する形となり反省しきりです」と書き込んでいた。これは全面的なサポートが必要な心理状態だ。
ドラマ『逃げ恥』の脚本家・野木亜紀子氏は訃報を受け《こんな悲しい結末になってしまうまでに幾つかのポイントがあり、そのどれもがよくない方に働いてしまったであろうことが残念でならない》《これまで実写化に関わった/いま関わっているすべての人にとって他人事ではない》《本来、日テレと小学館の間で話し合い納めるべきだったところがなぜここまでのことになってしまったのか》《誠実であろうとしたために亡くなられた芦原先生のためにも、原作読者・ドラマ視聴者に対しても、これで終われるはずがないし、大きなショックを受けているであろうドラマ出演者や関わった人たちに対しても、日テレには誠実であってほしいです。起きてしまったことに対しての姿勢が問われています》と投稿した。(実際、俳優陣は皆が素晴らしい演技だった)

漫画のドラマ化にも成功例はたくさんある。 よしながふみ氏の『大奥』『きのう何食べた?』、村上もとか氏の『JIN-仁』、二ノ宮知子氏の『のだめカンタービレ』、久住昌之氏の『孤独のグルメ』は原作ファンから高く評価され視聴率もいい。最新映画でも野田サトル氏の『ゴールデンカムイ』はアイヌの生活や原作の世界観を完全再現した傑作だ。脚本家が大胆なアレンジを加えたケースの成功例としては、荒木飛呂彦氏の『岸辺露伴は動かない』があげられる。原作へのリスペクトが根底にあるためオリジナル要素が新たな楽しみを生んでいる。SNSでは《NHKとテレ東は原作に対する敬意を感じる作品が多い。制作陣の原作愛は画面越しでも伝わる》と両局が讃えられ、他局には厳しい声が少なくない。
こんな悲劇が二度と起きないよう、原作者の想いを何より尊重していく業界になってほしい。

『海猿』佐藤氏が、芦原さんは特別に繊細な人だったわけではない、という思いから声明の最後に書かれた言葉が胸に残る。「芦原さんについて『繊細な人だったんだろうな』という感想をいくつか見かけました。多分、普通の人だったんじゃないかと想像します。普通の人が傷つくように傷つき、悩んだのだと思います」。

 
●1月30日…〔今日のよかった〕今年で7年目に入ったNHKラジオ『ラジオ深夜便』の出演ですが、1月30日(火)はいつもの23時台に特別番組が入るため、なんと僕の出番は深夜1時すぎ!もちろん生放送です。その昔、受験生時代に「いつかは深夜ラジオのDJをやりたい」と思っていたので、少しドキドキしています(笑)今回の内容は、2024年が「生誕○○年」「没○○年」というアニバーサリーイヤーの偉人の生涯とお墓。
そして偶然、30日は夕方にテレビ大阪『お墓から見たニッポン(3)春日局』の放送日。同じ日にテレビとラジオで喋るのはおそらく生涯で一度きりです。
●1月29日…〔今日のよかった〕映画『ゴールデンカムイ』、めちゃくちゃ良かった。とんでもない原作再現度。ストーリー、俳優の演技、北海道の自然の全てに魅了。アクションは日露戦争など「邦画でここまで出来るのか」と感嘆。何よりアイヌの生活を実写で知ることで文化理解が進むのがいい。希代の痛快娯楽活劇が爆誕、続編が楽しみ!(ただ、今のペースだと5部作とかになるのでは?汗)

//北朝鮮では2020年末に「韓国の映画や歌を視聴したり、流入、流布させた者は5年から15年の労働教化刑(懲役刑)に処す」と定めた反動思想文化排撃法が制定されており、十代の若者までがその対象になる。2021年11月、14歳の中学生が、ウォン・ビン主演の韓国映画「アジョシ」を隠れて見始めてから、たった5分後に逮捕され、見せしめのため14年もの労働教化刑に。2022年10月には韓流ドラマや映画などを視聴し、拡散させたとして摘発された高校生ら3人が公開処刑されたという(参照記事)。さすがにやり過ぎということで、2022年4月に朝鮮労働党法務部が韓流コンテンツなどを隠れて視聴していた少年らに対する処罰を緩和するよう全国の司法機関に指示したが、その後も若者に重罰が下されたケースがあるといい、芸術に触れるのも命がけ。政治思想の主義主張を超えて良い作品はたくさんあるのに、その一切を味わえないという北朝鮮の市民にほんと同情する。
●1月28日…〔今日のよかった〕芸能界でもパワハラを問題視できる空気ができてきたのは良いことだ。昨年の上方漫才大賞で大賞に輝き、吉本の劇場出演数がトップクラスの「プラス・マイナス」岩橋さんが、「パワハラやノリが嫌で(ダウンタウン)浜田さんの軍団を抜けることにしました」「それらが行われてる時、浜田さんは笑ってるだけ」などと複数の実例をあげて告発、それと同時に以下のツイートも。これが本当だったらシャレになってないし、吉本は会見するべき。→「僕らがゲスト漫才と審査員をさせてもらっている地元交野で行われている北河内お笑いコンクール。主催の作家に事前に「この大会はよしもとが主催してるからよしもと以外の芸人は優勝させんといてな」といわれゲンナリ。芸人をそして芸人の人生をなめている。エントリーして遠いところやってきて一筋の光のきっかけを掴みにきてる若手芸人をどう思ってんの?優勝できない事が確定してる中で優勝目指して頑張ってる芸人なんやおもてんの?地元もけなされた気分です。そんな大会なくなってしまえばいい。ちなみにその作家は長い間M-1の審査員もしてました」。

岩橋さんが放送作家に殴打されたり、サザエの殻を噛まされ歯が欠けた話は、パワハラじゃなく暴行傷害。そして、それを誰よりも止められる立場にあった浜田氏が笑ってるだけという…。闇営業、性上納システム、暴行パワハラ。吉本には国民の血税から100億円がクールジャパン事業費として流れている以上、一企業の問題じゃない。
2017年にアメリカ発で世界に広まった「#MeToo運動」は、日本にはあまり波及しなかった。しかし、昨年のジャニーズ被害をきっかけに6年遅れでこの国でも始まった。男から男へのパワハラは軽視されがちだけど、過労自殺に直結する事例がいくつもあるため、もう体育会系のノリで何でも許される時代ではないと言いたい。
●1月27日…〔今日のよかった〕車いすテニスで昨年の全仏オープンとウィンブルドン選手権を制した17歳の小田凱人選手が、初めて全豪オープンでも優勝を飾った(昨年は準優勝)。史上最年少での世界ランク1位といいすごい選手ですね。
●1月26日…〔今日のよかった〕燃料費の下落で大手電力8社が過去最高利益とのこと。ほんじゃ電気代を下げてください!
●1月25日…〔今日のよかった〕29日に放送予定のNHK『クローズアップ現代』(19時半)は、ナチスによるホロコースト生還者やその関係者が、現在のイスラエルによるガザ虐殺をどう感じているか取材したという。そこは最も聞きたかったことだ。予約完了。

//パオロ・マッツァリーノ氏のブログに松本人志氏の問題について書かれていたのでメモ。

「日本の性犯罪認知件数が欧米に比べて少ないのは、犯罪が起きてないからではなく、そもそも警察が性犯罪被害の訴えを門前払いしてしまうからであり、裁判にまでこぎつけるのは被害全体の2%くらいしかないなどといった、法治国家とは思えない実態があります。こんな現状を知ったら、なぜすぐに警察に被害届けを出さなかったんだ、なんて気安くいえませんよね。そういったことも含め、単なる芸能スキャンダルではなく、社会問題として扱おうとする姿勢がテレビから全然伝わってこないのは非常に残念です」

「ネット上には、松本さんがやってないことを証明するのは不可能だ、ないことを証明するのは悪魔の証明だ、なんて意見もありました。今回の場合、犯罪被害を告発した女性側の主張にあきらかな矛盾や虚偽が認められれば、松本さんの潔白が証明されたとみなしてもいいので、悪魔の証明を心配する必要はありません。いまのところ松本さんはほぼ何も主張しておらず、女性側の主張のみが公開されてます。なので現時点では、女性の主張を一方的に検証して攻撃できる松本擁護派が圧倒的に有利なんです。にもかかわらず、松本擁護派のあいだから、女性の主張内容の信憑性を崩す決定的な論は出てません。あとからリークされた女性からのお礼メッセージが合意の証拠にはならないことは、すでに専門家が指摘してます」
「松本さんらの主張内容は、検討したくてもほぼないも同然です。その少ない主張内容のなかで、事実無根といったのに無根でないことが判明したり、会見はせず裁判で戦うといいながら、とうとう出たね、などと自分に都合のいい「キリトリ」のようなあいまいな言葉だけをSNSで流して相手を貶めたりと、法廷外での不誠実かつ疑わしい言動が目立ちます」

「女性の訴えに耳を貸さず、世話になった松本さんを一方的に信じる(立川)志らくさんは非情です」

「『ワイドナショー』では今田耕司さんが、松本さんに女性を用意した小沢さんらを文春が女衒(ぜげん)と書いてるのはヒドいといってました。まあ、正確には女衒は女を女郎屋などに売り飛ばす商売のことなのですが、性行為目的で女性をあっせんする者を指す慣用表現としても使われてきたので、松本さんに女性をあっせんしていた後輩芸人を女衒と呼んだ文春の言葉づかいは間違いとまではいえません。注目すべきは、今田さんが、こうした行為が日常的に行われていたこと自体は否定しなかったこと。つまりその点に関しては、文春の記事は事実であると認めたも同然です。後輩芸人の小沢さん、黒瀬さん、たむらさんは、自ら進んでそんな役目を買って出たのでしょうか。それで自分もおこぼれにあずかっていたのなら、女衒どころか腐れ外道の称号を差し上げますけど、彼らの他にも、松本さんという絶対君主の意向に逆らえず、仕方なくやってた後輩が多いんじゃないかって気もします。今田さんが文春をヒドいと批判するのは筋違いです。自分の絶対的な地位を利用して後輩に女衒めいた役目を強要していた松本さんこそがもっともヒドい人であり、今田さんが批判すべき対象は、松本さんなんですよ。ジャニーさんを批判できる人がいなかったのと同じ間違いが起きてたんです。芸人の世界はタテ社会だから後輩は何もいえない? だったら先輩はいえるはずでしょう。彼らは何をしてたんですか。

「そんな怪しげな密室飲み会を何十回、何百回とやっていて、性行為は一切なかったと主張するのは不自然です。仮にそのすべてが合意の上だったとしても、自分に逆らえない後輩にそのための女性を用意させていたなら、松本さんのやったことは完全にパワハラです。その事実だけでもテレビ局のコンプライアンス的にはアウトです」
●1月24日…〔今日のよかった〕『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を配信で鑑賞。ご老体となったハリソン・フォードに「アクションはきついのでは」「ケガだけはしないよう」と見守りモードで見ていたり、退屈なストーリーに「インディ・シリーズの最後がこれでいいのか」と思っていたけど、クライマックスの超展開で一気にエキサイト!大好物のSF展開に満足ゲージが跳ね上がった。あのクライマックスは劇場の大スクリーンで観たかったなぁ。とにもかくにも、お疲れさまでした。

//ウクライナ国境付近で悲惨な事故。ウクライナ兵の捕虜を乗せていたロシアの軍輸送機が、ウクライナ側のミサイルで撃墜され76人が死亡。彼らは1月3日の日記で「良かった」として書いていた、捕虜200名の一部だ。もう少しで故郷だったのに、痛ましすぎる。なんでこんなことに。
●1月23日…〔今日のよかった〕第96回米アカデミー賞の候補作として、宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』が長編アニメーション賞に、役所広司さんが主演しドイツのヴィム・ヴェンダース監督が日本で撮影した『PERFECT DAYS』が国際長編映画賞(外国語映画賞)に、そして山崎貴監督『ゴジラ-1.0』が日本作品として初めて視覚効果賞にノミネートされた!3月10日の発表が待ち遠しい!
※既に『君たちはどう生きるか』は、アカデミー賞の前哨戦とされる第81回ゴールデングローブ賞で、日本作品として初めてアニメ映画賞を受賞している。
●1月22日…〔今日のよかった〕『銀河英雄伝説』のヤン・ウェンリーの名言をメモ。
・「人間の行為のなかで、何がもっとも卑劣で恥知らずか。それは、権力を持った人間、権力に媚を売る人間が、安全な場所に隠れて戦争を賛美し、他人には愛国心や犠牲精神を強制して戦場へ送り出すことです」
・「政治の腐敗とは政治家が賄賂を取ることじゃない、それは政治家個人の腐敗であるに過ぎない。政治家が賄賂を取っても、それを批判できない状態を政治の腐敗というんだ」
・「独裁者は出現させる側により多くの責任がある」
・「専制政治の罪とは、人民が政治の失敗を他人のせいにできる、という点に尽きるのです」
・「人間の社会には思想の潮流が二つあるんだ。生命以上の価値が存在する、という説と、生命に勝るものはない、という説とだ。人は戦いをはじめるとき前者を口実にし、戦いをやめるとき後者を理由にする。それを何百年、何千年と続きてきた…」

//21日に行われた東京・八王子市長選挙、これだけ自民に逆風が吹きまくっていても、自民・公明・維新・小池百合子氏が組めば、野党共闘の候補が勝てないことが判明。だが、ダブルスコアで負けたわけではなく、2位と3位の候補者の合計は、余裕で一位を超えている。与党が候補者を一本化しているのに、対抗馬が複数いては勝てるわけがない。しかも市長選は有権者の関心が低く、八王子市の投票率は38%にとどまった。約3人に1人しか投票に行かないのなら、当然ながら宗教団体などの手堅い組織票を持っている人物が勝つ。投票率をあげるために、野党はこれまで以上に政策を見える形でアピールするしかないし、野党同士で足を引っ張り合ってる場合じゃない。

あと、「野党は頼りない」のならば、国民が野党を育てる必要がある。でないと、与党が汚職しても政権交代できず、有権者は投票が無意味に思え、それがまた投票率低下の原因になる。政権交代がなければ与党議員は緊張感を持たず、おごりから汚職も続く。立憲や共産が頼りないなら、国民が教育して政権担当に耐えうる存在にしないと。

前から言ってることだけど、投票率が50%以下だった場合、無効にして再選挙をするべき。現状、市長選では25%以下で再選挙なので、それを過半数の50%に。そうでもしないと民主主義が機能しない。
スイス、ベルギー、豪州など「義務投票制」を採用している国は、投票しなかった場合に罰金がかされ、フィジーやキプロスは罰金に加えて「入獄」までいく。シンガポールでは選挙人名簿から自分の名前が抹消される。ちなみに豪州の投票率は93%。

でも、日本人に罰則は必要ない。それよりも「50%以下で再選挙」がもっとも効果的。なぜなら、再選挙になれば再び億単位の無駄な税金が選挙費用としてかかるため、その分、「福祉予算が削られてしまう」と考えれば、「選挙を無効にさせるわけにはいかない」と投票所へ行くだろう。
日本では人に迷惑をかけないことがよしとされ、そして国民性として隣近所の目を非常に気にするため、「行かなかったら噂になるかも」と心配になり、投票率は爆上げになると思う。かつては金持ちしか投票できなかったり、女性は選挙に参加できなかった時代があり、先人が大変な苦労(投獄などの弾圧)を体験して、誰もが一票を手にする世の中になった。中国ではいまだに国民に投票権がないし、せっかく手にした権利を大切に使わないと。
●1月21日…〔今日のよかった〕大河『光る君へ』の第3話も面白かった。初回の視聴率が歴代大河ワースト(12.7%)だったことが話題に。僕は第一話を楽しんだし、これまで名前を覚えてもすぐに忘れてしまう大量の藤原氏について、「俳優さんの顔と、役柄の名前のお陰で、やっと区別をつけて覚えられる」と喜んでいたので、視聴率など気にせず脚本家にはやりたいことをやってほしい。史料が少ない女城主の井伊直虎でも、良い脚本があれば1年を完走できることが証明されたわけで、謎の多い紫式部の生涯の、今後の架空のエピソードに期待。ネットに「こんな史実あったか?」と叩かれても、「この事実がなかったと書かれた史料はない」の精神で爆走を(笑)
※ちなみに、オープニング曲のテロップだけで藤原姓が11名も登場!
●1月20日…〔今日のよかった〕宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型無人探査機・SLIM(スリム)が午前0時20分、月面に着陸!月面着陸に成功したのは日本初で、旧ソ連、米国、中国、インドに次いで5カ国目となった。また、目標としていた誤差100メートル精度のピンポイント着陸を達成できたことも海外の注目を集めている。
●1月19日…〔今日のよかった〕安倍派、二階派、岸田派が派閥解消と報道。2年前にこんな未来を誰が予想しえただろう。ただ、裏金の問題は脱税と使途不明になっている使い道にある。派閥かどうかなんて関係なく、政治資金収支報告書を偽って裏金を作っていた法律違反が焦点。そこを掘り下げないなら、それを誤魔化すための派閥解消と見なされても仕方がない。
日本の政治の最大の癌は、派閥ではなく企業献金。これがある限り、国民よりも企業の利益を優先する政治家が出てしまう。政党交付金の禁止よりも、企業団体献金を禁止する方が民主主義として正しいあり方。政治に新しい空気を取り入れるために政治家の定年制も必要。83歳の麻生氏、84歳の二階氏など全くアップデートできていない。派閥解散でお茶を濁して終わり、それはもう通用しない。
●1月18日…〔今日のよかった〕23年の長きにわたって共産党委員長を務めてきたの志位和夫議員が退任し、後任に「桜を見る会」問題に火を付けた田村智子政策委員長が就任。同党初の女性委員長。志位氏は大きな失策をしたわけではないけど、あまりにも、あまりにも23年は長すぎた。たとえ民主的に党内選挙で選ばれたとしても、こうも長くトップを続ければ、それは後継者を育ててないことと同義になるし、他党から独裁といわれても仕方がない。以前からこの日記でも求めていた委員長の交代であり、同党初の女性党首ということで時代にもあっている。あとは、すぐに党員を除名しないこと!ルール違反を犯したとしても印象が悪すぎる。共産党=粛清という、スターリンや中共のイメージを強化するだけ。
あとは共産党の党名を変更する英断を下し、立憲左派、社民、れいわと合体して、大きな市民政党になってくれたら言うことなし。
●1月17日…〔今日のよかった〕日経平均株価が約34年ぶりに3万5000円台を回復。僕は株をやっていませんが、この34年ぶりの高い株価の好況感が、一般労働者の給料アップに繋がりますように。役員と株主だけ笑顔では何の意味もなし。

//政治家の裏金問題、検察は安倍派幹部7人の立件を見送り、会計責任者だけを訴追するという。つまり、「もしバレたら議員が立候補できなくなる重い罪なのに、会計責任者が勝手に裏金づくりしていた」という、あり得ないストーリーを検察が認めたということか。一方、4000万円以上も事実上の脱税をした2人の議員は金額がでかいのでアウトという。「4000万円以上」というのは検察が自分で決めた謎ルール。国民だと1円でも脱税は違法なのに、政治家なら4000万円未満はセーフって、それは法の下の平等に反するだろう。同じ法律が、ある人には適用され、ある人には適用されない、そんな国でいいのだろうか。
山本太郎議員「とっとと逮捕しろなんですよ。一般の人で3000万以上、隠しガネで納税しなかったらどうなりますか。汚いおっさんだけが免罪ですか。あり得ない」「3000万、4000万の脱税は無罪であると立法府として形にしなきゃ、整合性はとれない」。
●1月16日…〔今日のよかった〕本日は2019年に日テレ『笑ってコラえて!』で墓マイラー・カジポンとして特集を組んでいただいてから、ちょうど5年目に。この放送はいろんな変化をもたらしました。オンエア直前に、友人が「せっかくの機会だからフェイスブックとインスタグラムも始めてみたら?」と勧めてくれ、思い切って開設。お陰で高校時代の旧友に再会できるなど、新たに人との繋がりが生まれ、本当に始めて良かったと思います。

放送後は、視聴された方から講演のお声がかかり、まず愛媛の中学校で総合学習の時間に墓マイラー講演が実現し、世界を前向きにとらえた偉人の言葉や生き方を子どもたちに紹介。墓前に立つと、遠い存在に思えた歴史上の人物が、確かにこの世にいたのだと実感でき、言葉を超えた感動があるとお話しました。異郷の地で、墓参りの旅を通して知った人の心の優しさも、どうしても伝えたかったことです。

昨年は関西一帯の私立小学校の社会の先生が集まった研修会、そして地元・大東市の公立中学校の社会の先生の会合でも講演する機会があり、どちらも発起人の先生は『笑ってコラえて!』で僕を知った方でした。
社会の先生は歴史好きなので、こちらとしても大変しゃべりやすく、前者の講演では3時間ぶっ続けでお話しました(トイレタイムも休憩時間用の講演をしていました、笑)。ある先生は「お墓に刻まれた言葉(辞世の句や座右の銘)や、誰と誰の墓が隣り同士とかは、授業の小ネタになる」とおっしゃっていました。

『笑ってコラえて!』は1996年の放送開始からもうすぐ30年を迎える長寿番組です。コロナ初期の2020年、番組ロケができなかった時期に、番組史上初めて過去の放送分を丸ごとアンコール放送することになりました。そのとき、3本の作品が選ばれ、僕の出演回がそこに含まれたことに大変驚きました。追加撮影で後日談のビデオメッセージも流れ、これも番組初だったそうです。

先述したように、もう本放送から5年が経っており、最近このホームページを知った方はこちらに動画(38分)があります。お楽しみいただければ幸いです!(ゲストは菅田将暉さん、坂口健太郎さん)
※初期設定で音声オフになっているようなのでオンにしてくださいね。
※当日は同時間の視聴率単独1位、途中から裏番組で『相棒SP』が始まったのですが、1位タイをキープしたと、後日ディレクターさんから連絡がありました。
●1月15日…〔今日のよかった〕昨日、岸田文雄首相が能登半島地震被災地を初視察。あまりに遅い視察だけど、とにかく実現してよかった。そして、首相は24年度予算案の予備費を1兆円に倍増すると表明。1日も早く被災者の方が落ち着いた日々を取り戻せますように。
●1月14日…〔今日のよかった〕昨日の台湾総統選挙で、台湾独立派で与党・民主進歩党の頼清徳候補(64)が勝利。同氏は5月20日から総統に就任する。まだ台湾人の心は折れていない。
●1月13日…〔今日のよかった〕今年はサイト開設25年!きたる2月23日(祝)、5年ぶりにお薦めアートを紹介しあう読者交流会(オフ会)を大阪で開催します!2009年に始まった交流会。持ち時間15分で、映画、マンガ、音楽、小説、画集など推し作品を披露するプレゼン大会です(シャイな方は見学オンリーでも可)。
コロナ禍によって長く中断していましたがついに実現。当日は朝10時から夜10時まで会場を抑えており、部分参加も可能ですので、皆さんぜひアート尽しの一日を一緒に楽しみましょう♪
※申込み先のメルアドなど紹介は以下の特設ページにて!

  
●1月12日…〔今日のよかった〕大河ドラマのオープニング曲は、以前はすぐに削除されてYouTubeになかったんだけど、この方の『大河ドラマ神曲メドレー』(41分)で「龍馬伝」「新選組!」「八重の桜」など全部聴けてありがたい!あとは『黄金の日日』が入っていれば完璧。
●1月11日…〔今日のよかった〕フランスのマクロン大統領が、首相にガブリエル・アタル国民教育大臣を任命。同氏は34歳で史上最年少の首相であり、なおかつ同性愛者を公表している初めてのフランスの首相となった。日本の閣僚も若返ってほしい。

//能登地震の被災者は家、職場、家族を失った人が多いのに、政府(厚労省)は被災世帯に対し、最大20万円貸付(返済義務あり)を決定したという。鬼かと思った。物価高のいま、20万では生活再建などできないし、しかも3年以内に返せと。
岸田政権は、昨年2月のトルコ地震で850万ドル=約12億円の支援金を出した。海外に向けた優しさを国内でも見せてほしい。ちなみに、東日本大震災の際、当時の民主党政権は亡くなった方のご遺族に向けて、生計維持者が亡くなった場合 500万円、その他の方が亡くなった場合 250万円を支給している。

/岸田首相と石川県の馳知事は、1月13日に被災地の視察を行う予定という。これほど大災害の場合、一般に欧米のトップの多くは、被災の当日か翌日に、自分の目で現状を把握するため、上空からヘリで視察している(これなら地上の救援活動の邪魔にならない)。約2週間も経ってからというのが理解できない。
輪島で救護活動した医師「地震後、一日二日は生きておられたことがわかる御遺体も何名もあった」「柱の下敷きになったまま救出されず、低体温症で亡くなられた」。震災被害を過小評価した政治家による初動体制の遅れの犠牲者であり、その意味では人災と僕は認識している。
●1月10日…〔今日のよかった〕過酷な視聴率争いが日夜繰り広げられている「民放地上波」のハードな世界にあって、「30分まるごとお墓の話題」で貫徹している異色のカルチャー番組、『お墓から見たニッポン』シーズン7(全3回)の放送が間近になり、公式ホームページが公開されたのでリンクを紹介しますね!
いちシーズン3本のシーズン7、つまり「第21話」まで来たことが本当に感慨深いです。平日の夕方にテーマがお墓の30分番組、普通なら企画を通すのも難しい内容であり、当番組を“民放の奇跡”とたとえても大袈裟ではありません。それが21本!
ここまで続く理由は、考古学者の朽木教授がとても分かりやすくお墓の歴史を解説してくださること、テレビ大阪の制作スタッフさんが心のこもった温かい内容にしよう、日本のお墓文化を未来に繋げようと努力されていることが本当に大きいです。番組に堅苦しさがなく、ときにユーモアも交え、だけど根本は大真面目、そんな絶妙なバランスで作られてきました。
各回、前半は日本史の偉人巡礼で、これまでに織田信長、坂本龍馬、豊臣秀吉、楠木正成、明智光秀、源義経、真田信繁(幸村)、赤穂浪士、お市、細川ガラシャ、淀殿、木曽義仲、大谷吉継、近藤勇、大塩平八郎ほかのお墓を取り上げました。
続く後半は庶民のお墓の歴史の紹介で、シーズン2からは実際に各地の古いお墓を訪ねて、どのように日本のお墓の形や弔い方が変わってきたのかを見てきました。
僕は、この番組に関わらなかったら一生知らなかったであろう名もなき庶民の古いお墓にめぐり会えたこと、そして各々の庶民の墓にもドラマがあることに胸を打たれ、いつも帰りのロケバスで朽木教授やスタッフの方に感謝しています。
※シーズン6からは脳科学者の中野信子先生も参加され、脳科学から見たお墓のお話は本番中にメモを取りたくなります。
番組後半の「庶民のお墓コーナー」は、他番組でここまで系統立てて深掘りしているものがないので、唯一無二、まさに『お墓から見たニッポン』の真髄であると確信しています!
https://www.tv-osaka.co.jp/sp/ohaka_nippon/
オンエアされるのは関西ローカルのテレビ大阪ですが、放送後にYouTubeにアップされるので全国どこでも視聴可能です。
そろそろ何か国際的な放送文化賞が授与されるのではと期待しています(笑)
●1月9日…〔今日のよかった〕「約50分のドラマが、まるでオリバー・ストーンの映画を見るような衝撃と迫力。いやあ、凄い。実写の映像が挟まるので、余計、衝撃が倍化される」(鴻上尚史/作家・演出家)
SNSで話題になっている1/9放送分『ザ・世界仰天ニュース』を視聴、後半1時間をかけての再現ドラマに息をのむ。内容は安倍元首相の国会答弁から始まった森友問題で、公文書改ざんを命じられた財務省近畿財務局・赤木俊夫さんが自死に至るまでの心理描写と、残された夫人の真相究明を求める孤独な戦い。
「私の雇い主は日本国民」との信念を持っていた赤木さん。公文書改ざんは、住民票やパスポートを改ざんするのと同じであり、公務員として絶対にやってはいけないと赤木さんは涙ながらに抵抗したが、財務省上部の圧力に屈して安倍昭恵夫人の名前を公文書から削除、心が壊れていった。
森友問題については映画『新聞記者』やNetflix版の同名作品があるけど、あくまでもモチーフにしただけで人物の名前も事件そのものも大きく変更されている。僕が知る限り、『ザ・世界仰天ニュース』が史上初の実名かつ克明な再現ドラマであり、俳優も赤木さんにそっくりだった。
なぜ赤木さんが6年前に死に追い込まれたのか知らない人も多い。ゴールデンタイムの地上波、それも再現ドラマで(わかりやすく)赤木さんの苦悩を伝えたことは非常に大きな意味があり、“こんな酷い話があっていいのか”と絶句した視聴者も多いはず。赤木夫人の願いは、「夫の上司にせめて墓参りにきてほしい、墓前で手を合わせてくれたら裁判などすぐにやめる」という切実なもの。ほんとお墓参りしてあげて。
※TVerの見逃し配信で1/16(火)21時まで視聴可能とのこと!

//「雨の慕情」「舟歌」などで知られる歌手の八代亜紀さんが昨年12月30日に肺炎で他界されていたことが発表された。享年73。アニメ『ファインディング・ドリー』で今の子どもにも知られた方でした。合掌。
●1月8日…〔今日のよかった〕東京地検特捜部がついに動く。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で、安倍派の池田佳隆衆院議員を政治資金規正法違反容疑で逮捕。ここからどこまで政界に切り込んでいけるか、国民は見ている。

//ダウンタウンの松本人志氏が芸能活動を休止すると吉本興業が発表。性的スキャンダル報道を受け裁判に注力と説明。
告発者A子さん「吉本さんのコメントを読み、大きなショックを受けています。『当該事実は一切ない』としていますが、『事実』とは一体どの部分を指すのですか。飲み会自体が行われていないとでも言うのでしょうか。それとも私が松本さんとの性行為を好んで受け入れたとでも言いたいのでしょうか。本当に馬鹿にされた気分で、心の底から怒りが湧き上がってきます」。
●1月7日…〔今日のよかった〕宮ア駿監督の「君たちはどう生きるか」が米ゴールデングローブ賞のアニメ映画賞を受賞!アカデミー賞の前哨戦で栄冠!

//能登半島の志賀原発の海岸に大量の油が浮いているとのこと。地震で変圧器の配管が壊れており、その辺りから漏れているのか。現在、外部電源の一部が届かなくなっているが、北陸電力は心配無用という。その言葉を信じるためにも、もっと迅速に情報公開してほしい。
●1月6日…〔今日のよかった〕ボクシング世界スーパーバンタム級主要4団体王者の井上尚弥選手が米専門誌の2023年の年間最優秀選手に選ばれた。日本選手は初めて。

//ニュースの街頭インタビューを見ていると、松本人志氏が活動休止宣言したことで「テレビがつまらなくなる」「テレビは終わった」とか話している人がいるけど、うちのサイトの「お薦め番組情報」は、氏の動向に関係なく、書き切れないほど良い番組が以前から毎日あり、まったくテレビがオワコンとか感じてないし、単に優れた番組の存在を知らないだけではと。(^^;)
●1月5日…〔今日のよかった〕朝ドラ『ブギウギ』は戦時中に表現の自由が失われていく様子が丁寧に描かれ、体験したことのないその時代の空気が伝わってくる。硬派なエピソードとユーモアが絶妙なバランスで同居し、『カムカムエブリバディ』『らんまん』と並ぶ傑作朝ドラになってきた。

//能登地震、派遣されている自衛隊員の数が極端に少ない。初動で千人、3日目でも2千人。規模が異なるとはいえ、東日本大震災では初動2万人、翌日に「5万人」を菅直人首相が動員している。熊本地震でも安倍首相が2日後に1万5千人、3日後に2万人を派遣している。なぜ岸田首相は2千人なのか…。たぶん、世論に押されて派遣人数を増やしていくと思うけど、生存率が下がる「発生後72時間」までにどれだけ救出できるかが重要であり、これから増やしても人命救助の点では遅きに失する。もし道路状況が悪くて大勢を派遣できないのなら、ヘリコプターを使えばいいのに、現地からの報告ではヘリの投入量が少ないという。救える命を救わない首相、わけがわからない。
●1月4日…〔今日のよかった〕俳優の広瀬アリスさんの投稿に思わず「いいね」。X(ツイッター)には被災者を騙ってヘイトデマを流したり寄付を得ようとするアカウントがいくつもあり酷い状況。本当に助けを求めている人の声が、悪党の投稿によって埋もれてしまうって何の地獄だ。イーロン・マスクの無策ぶりよ。そもそもイーロンは大統領選でデマを撒き散らしたトランプ元大統領を、いまだに支持している男だ。公共性が高いネットの情報ツールを、倫理観のない人間に握らせた結果が今のボロボロの劣化ツイッター、Xだ。広瀬アリスさんの投稿に共感。
広瀬アリス@Alice1211_Mg 「こんな時にデマ流すヤツ、ヤツって扱いで良いよね?人としてちゃんと軽蔑するからしっっかりブロックする。以上」

//友人に「元旦に午後から映画SPY×FAMILYを観に行った」と言ったら、「それを言うなら元日の午後やで」と。恥ずかしながら、僕はこの年になるまで元旦が「元日の朝」限定の言葉と知らなかった(汗)もし同じように誤解している人がいたらと、ここに記しておきます。

//写真家の篠山紀信さんが老衰のため83歳で他界。優れた写真家ではあるけれど、篠山さんが青山霊園でゲリラ的にヌード撮影をしたために、霊園側をカンカンに怒らせ、一時期は普通に墓巡礼で訪れている墓マイラーまで肩身が狭くなって大変だった…(汗)
●1月3日…〔今日のよかった〕第100回箱根駅伝で青山学院大学が大会新記録の10時間41分25秒で優勝(7度目)。100回記念で大会新記録を出す、なんてドラマチックなのか。

//ウクライナとロシアが、それぞれ200人超の捕虜の解放を発表。両国による大規模な捕虜の交換は5カ月ぶり。ゼレンスキー大統領は「長らく待たれていた良いニュースだ」と歓迎し、今後も捕虜の帰還のために尽力する考えを示している。
●1月2日…〔今日のよかった〕昨日録画したBS(NHK)の『カラーで蘇る古今亭志ん生』が素晴らしかった。「落語の神様」と讃えられる昭和の大名人が現代に復活。これまで記録映像のようなモノクロ映像でしか見たことがなかった。色がつくだけで、こんなに存在感をもって目の前に現れるのかと驚いた。演目は「風呂敷」「巌流島」、どちらも楽しく録画DVDは永久保存版になった。

//夕方、テレビをつけていると突然羽田空港の画像に切り替わり、日航機のエンジンから火が出ていた。“いったい何が起きているんだ”と中継を凝視していると、火の手が内部に広がり青ざめた。乗客の安否について報道がなく心配していたら、やがて「乗員乗客379人は全員脱出」と報道、よくあの短時間で全員が脱出できたものと、誘導した乗務員に拍手した。一方、衝突した海上保安庁機では5人の犠牲者が出ており、しかも能登に向けて救援物資を運ぶ途中といい、決してハッピーエンドの事故ではなく、殉職された方に哀悼の意を表します。

//北陸の大地震、まだ余震が続いています。大阪もかなり揺れました。現地の方、どうか身の安全をお守りください。
●1月1日…〔今日のよかった〕2024年、新年明けましておめでとうございます!内外のトピックから“その日よかったこと”を探して、今年1年書き続けようと思います。
政治の世界、芸能界と、昨年からいろんな意味で浄化が始まっており、この国はまっとうな方向へ進みつつあると感じています。今年の年末にポジティブな気持ちで1年を振り返られると期待しています。良い年にしましょう!

《2024:大きな予定》
3月15日 ロシア大統領選挙
3月16日 北陸新幹線金沢-敦賀間開業予定
7月3日 日本の紙幣が渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎に刷新
7月26日-8月11日 パリ五輪。パリ開催は100年ぶり3回目
9月 自民党総裁選挙。岸田首相の再選なるか
11月5日 アメリカ大統領選挙

【追記】午後4時過ぎに石川県能登地方を中心にM7.6の大地震が発生し、多数の死傷者が出ているとのこと。その時間帯、僕は大阪の映画館で家族と『SPY×FAMILY CODE: White』を観るためチケットを買っていました。大阪でも強い揺れでロビーは騒ぎに。震源地が石川と知って、「遠い大阪でこの揺れなら現地はどうなっているのか」と不安に包まれました。お正月で帰省している人も多いはず、寒さもあり、一刻も早く助けを待つ人が救助されますように。







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