●8月31日…今夏の欧州巡礼では、自分がアジア人であることを認識する出来事もあった。
連日墓地を歩き続けたため、ロンドン中心部で靴底が剥がれてしまい靴屋さんへ。手頃なスニーカーを探して試し履きしていると、背後でご年配の客と、2人の若い女性店員が論争を始めた。聞こえてきたのは「コロナ」「チャイナ」「店から出せ!」。仰天して振り向くと、その客は僕を凝視していた。 若い店員さんは「ここはパブリックな空間で誰が来ても良い。そしてあなたには出て行く自由がある」と一歩も譲らず、客は出て行った。 僕は守ってくれたことに感動し、レジで店員さんに御礼を言うと「当然のことよ。それより不快な思いをさせてごめんなさいね。イギリスを嫌いにならないでね」。 「なるわけないです!」と答えた。 店を出た後、子ども(中2)が現場を見ていたので説明が必要と感じ、2つのことを伝えた。 ひとつは、旅をしていると、めったにないことだけど、現実問題としてアジア系であるために不当な目に遭うことがある。でも、圧倒的多数の人は、相手が誰であろうとひとりの人間として向き合ってくれる優しい人で、困っている人を見ると親身になって助けてくれる。現にカジポン家はこれまで何度もそういう人たちに助けられて墓巡礼を続けられており、それは見てきたはず。(子どもは強くうなづいていた。妻も「ほんとそうやで」) ふたつめは、あのご年配は特別な事情があったかもしれないこと。コロナで大切な人を失うとか、本当に怖い目にあった可能性もあり、それなら敏感に反応するのも無理もなく、一方的に人格を決めつけてはいけないこと。 人生はそれ自体が長い旅のようなもの、いろいろありますね。 茶色系の落ち着いたスニーカー(しかもそんなに高くない)が手に入って良かった。これから、この靴を履く度にあの店員さんを思い出すだろう。 ![]() ![]() |
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●8月30日…明治時代の北の大地を舞台に、アイヌが隠した金塊の争奪戦を描く『ゴールデンカムイ』。実写版のキャスティングをした人に拍手!特に玉木宏さんの鶴見中尉、眞栄田郷敦さんの尾形百之助は、300%イメージ通り&完全にシンクロ!原作はアイヌ文化に対するリスペクトに満ちており、実写での解説が楽しみ。公開は2024年1月19日、待ち遠しいです! ※予告編(52秒) ![]() |
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●8月29日…今夜23時7分すぎから、NHKラジオに生出演『ラジオ深夜便 世界偉人伝』を放送します。このシリーズも「第20回」まできました。 今回は報道写真家ロバート・キャパの墓参りエピソードを中心に、今夏パリで巡礼した恋人ゲルダの墓や、彼が世界大戦で従軍したノルマンディーの海岸の現在など、最新情報を交えお話しする予定です。パソコン、スマホでもNHKの『らじる★らじる』で聴取可能です! https://www.nhk.or.jp/radio/ |
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●8月28日…ミュージカル版『ジョジョの奇妙な冒険』の配役が発表され、同時に東京の帝国劇場だけでなく、北海道や兵庫でも公演されることが判明!大阪人としては、西日本公演がほんと有難い。ジョナサンはWキャスト、ディオは朝ドラ『らんまん』で自由民権運動の血気盛んな志士を演じた宮野真守さん。心配していたスピードワゴンがカットされなくて良かった。 | ||||||||
●8月27日…ロンドンのウェストミンスター寺院が内部の写真撮影を解禁、今回の巡礼では4時間をかけて偉人90名の墓&慰霊碑を探し出した。近年、新しく加わったのはブラックホール研究の第一人者で宇宙物理学者のホーキング博士と、南アの元大統領ネルソン・マンデラ。ホーキング博士の墓にはブラックホールの絵と、温度を導き出す計算式が刻まれていた。 ネルソン・マンデラはアパルトヘイト(人種隔離政策)と戦って終身刑を言い渡され、27年間の牢獄生活。うち18年間が独房という、考えただけで気が狂いそうな日々を生き延び、解放後は南ア大統領に。追悼碑にはそんな彼の人生の信条である2つの言葉−− 「FORGIVENESS(許し)RECONCILIATION(和解)」 が刻まれていた。
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●8月26日…先日、旧日本軍の細菌戦部隊「731部隊」の元隊員の証言が新聞に。ネットで「うそつき」と書かれても語り続ける、その覚悟が記されていた。貴重な話なので以下に紹介。 →長野県宮田村に住む清水英男さん(93)は、戦後、三つの誓いを固く守って生きてきた。 一、軍歴を隠すこと。 二、公職につかぬこと。 三、隊員相互の連絡をとらぬこと。 終戦からちょうど70年、2015年の8月のことだった。妻と、戦争にまつわる遺品を展示する展覧会に出かけた。会場には旧日本軍の細菌戦部隊「731部隊」の資料が展示してあった。 壁にかかった写真には、レンガ造りの重厚な建物が写っていた。忘れもしない、建物だった。思わず妻に話しかけていた。 「これが本部の正面で、この2階にな……」 清水さんは731部隊の生き残りだった。 1945年3月、国民学校高等科を卒業した清水さんは、恩師から「満州で働かないか」と勧められた。声をかけられたのは、みな工作好きな生徒だったので、「軍需工場にでも行くのかな」と考えた。 同郷の6人で塩尻から名古屋へ汽車で移動。米原では米軍機の空襲に遭い、博多から朝鮮半島へ渡った。ハルビンからトラックに乗せられ、郊外へ。デコボコ道の土ぼこりの先に、青々とした麦畑が広がっていた。 何も知らずに到着したレンガ造りの建物が、「関東軍防疫給水部」。つまり731部隊の本部だった。 当時14歳。一緒に着いた34人も同じような年頃だった。731部隊の「少年隊員」の4期生となった。 10日ほど、軍人勅諭や「生きて虜囚(りょしゅう)の辱(はずかし)めを受けず」の戦陣訓を暗記させられた。その後配属されたのが教育部実習室。白衣を渡され、面食らった。細菌の検査法や培養のやり方など、病原菌についての勉強をさせられた。ネズミの尻からプラチナ製の耳かきのようなもので採取した細菌を、シャーレの寒天に植え付ける作業もあった。 実習室と少年隊舎を往復する日々。作業内容は、寝食を共にする同期にも極秘だった。他班の仕事も分からず、日々接している軍人や軍医、技師らの名前すら教えてもらえなかった。 7月のあの日のことは、今も夢に出てくる。 本部棟2階の「講堂」に連れて行かれた。中は標本室だった。 瓶がズラリと並んでいた。人の背丈ほどある大きなものもあった。中には、ホルマリン漬けにされた人体の一部があった。首や手や、あらゆる部位があった。 「マルタ(丸太)を解剖したものだ」。引率の隊員は短く説明した。「マルタ」とは捕虜を指す言葉だとは聞いていたが、おなかの大きい女性の遺体もあった。中の胎児が見えるように、腹が切られていた。胎児には、髪の毛が生えていた。 人の遺体を見るのは初めてだった。涙がポロポロ出た。引率の隊員はそんな清水さんを見ても、何も言わなかった。 部隊での生活は、短かった。翌8月、ソ連軍が旧満州に侵攻した。 9日夜にはソ連軍の照明弾が空に上がった。逃げ込んだ防空壕(ごう)では、大量の蚊に襲われ閉口した。 12日、「マルタ小屋」と呼ばれた監獄に入った。「マルタの骨を拾え」と命令されたからだ。中庭に掘られた穴の中で、焼かれていた骨を拾った。100体以上はあった。 信管を抜いた爆弾を同期4人でマルタ小屋まで運び、工兵隊が爆破すると、ボイラー室の後ろに隠れた清水さんのところまで、破片が飛んできた。証拠隠滅の片棒を担がされたのだと、後になって分かった。 撤退用の列車に乗り込んだ時には、青酸化合物を渡された。受けた命令は「捕まった場合は自決せよ」。盲腸の治療中だった仲良しの先輩は、青酸化合物で「処理」されたと聞いた。 帰国後、旧満州で見聞きしたことは封印した。除隊時、「三つの誓い」を守るよう厳命されたからだ。 学歴もなく、就職には苦労した。父の大工仕事を手伝い、10年の実務経験を積んでようやく建築士の資格を取った。家族に恵まれ、ひ孫も生まれた。 しかし、心の傷が癒えることはなかった。標本室の遺体の夢を見て、うなされる晩もあった。家族にも打ち明けられなかった。玄関に飾った孫やひ孫の写真を見ると、ホルマリン漬けの胎児の映像がフラッシュバックし、涙が出た。 妻に打ち明けた戦後70年目のあの日から、自身の経験を広く世間に話そうと決めた。 地元の講演会で、731部隊での出来事を話し始めた。メディアでも取り上げられるようになった。 インターネット上では、「このジジイ、嘘ついてやがる。か、実在しない人物だな」と書かれた。このブログ記事を印刷し、ラミネート加工して保存した。目にする度に怒りがわいた。 ある本を読むと、731部隊が「でっち上げ」と断じられていた。 「じゃあ、私の経験は何だったんだ。史実をゆがめているのは、どっちなんだ」 昨年5月、飯田市に平和祈念館が開館した。清水さんの部隊での経験の一部も、証言パネルにまとめられ、展示されるはずだった。 ところが、展示は見送りになった。市の教育委員会によると「731部隊は研究途上で、社会的にも様々な意見が存在しており、慎重に検討する必要がある」とのことだった。「事なかれ主義だ」と感じた。 731部隊についての証言は、ネットで「うそつき」と書かれ、書籍で「でっち上げ」と書かれる。そんな社会に生きている。清水さんには強い危機感がある。 「日本が過去、他国の人にどんなひどいことをしたか。何と言われようが本当のことを言い続けないとこれからの世代には伝わらない」(2023年8月20日 朝日)
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●8月25日…以前、知人の女性が「黒髪のロングでおとなしい格好をしている時は、電車で何度も痴漢にあったけど、髪を赤く染めて肌を出す服を着るようになったら、痴漢されなくなった」と言っていた。別の女性からも同じ様な話を聞いたことから、僕は性被害にあった人に対して服装に原因を求める意見は、根本的な勘違いをしていると思うようになった。 いまネット上では、来日した女性DJがライブ中に性被害にあった事件について、「露出度の高い服装をしていたのが問題」などと、被害者を批判する二次加害の書き込みが問題になっている。中でも、ジブリ映画『猫の恩返し』を監督した森田宏幸氏(59)の投稿は本当に酷く、「(女性DJは)公開型のつつもたせ(美人局)なのだろう。誘惑されて仲良くしていたら、あとから怖い人が出てくるという。音楽フェスの主催者は、彼女の芸に加担しないことだ」とツイート。この投稿は翌日削除されたけど、ジブリ映画の監督が性被害の訴えを「彼女の芸」と表現し、被害者叩きに加わったことに寒気がした。 ほんと、この先もう理不尽な被害者叩きがなくなってほしい。 (追記)これを書き終わった後、ネットニュースにモデルの藤川らむるさんの記事を発見。次のような経験が記されていた。 「実際露出の多い服よりも地味で抵抗しなさそうな人が狙われるんですよね。私も学生時代スッピンでジャージのほうが痴漢にあいました。なのでわたしにとって露出の多い服は自己防衛でもあり、自分を強くするための戦闘服のようなものです」「多分男性はこのことを理解してないから露出しているのが悪いという考えになるのだなと私は思います。なので性被害について女性と男性の間にギャップが生まれるのだなと思いました」。 |
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●8月21日…8月29日(火)の23時すぎからNHKラジオ『ラジオ深夜便 世界偉人伝(20)』に出演するため、その準備に集中しています。なんだかんだでもう20回。15分のコーナーとはいえ、自分が好きな偉人とそのお墓について、全国に向けて生放送で自由に話していいという、ほんと夢のような時間です。 | ||||||||
●8月20日…今日メモった言葉。「後悔する必要はどこにあるのでしょう? 後悔は、何かをしなかったことに対してするものです。“あれこれやった結果、こうでした”という方がはるかにいい。それが生きるということの意味です。その結果に対しては、なんとかして向き合おうとするだけ。」(フランソワーズ・ジロー) 彼女は自分の意志でピカソのもとを去ったパートナー。「後悔は、何かをしなかったことに対してするもの」、僕も年を重ねるにつれ、ほんとそう思う。 |
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●8月19日…旅のWEBマガジン『旅色LIKES』に〔都内おすすめ文化人5選〕を寄稿しました。
みんな、駅から徒歩圏内にあり、すぐにでもお墓参りができる人物ばかりです。 (1)明日の保証もない作家の道を突き進んだ 夏目漱石(1867-1916) 雑司ヶ谷霊園 (2)誰でも平等に楽しめる作品を目指した 岡本太郎(1911-1996) 多磨霊園 (3)様々な絵の分野で名声を轟かせた 葛飾北斎(1760-1849) 誓教寺 (4)墓石から偉業が世の明るみに出た 伊能忠敬(1745-1818) 源空寺 (5)【番外編】江戸っ子の人気を集めたねずみ小僧(1797-1832) 回向院 コラムはフリーで読むことができるのでリンクを貼りますね! https://tabiiro.jp/likes/articles/view/1710/ |
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●8月18日…ピクサーの映画『マイ・エレメント』、全然話題になっていないけど、僕は面白かった。最近、ハリウッドのアクション大作に食傷気味だったので、素朴で優しいストーリーがピタッと心にハマった。炎と水の表現はCGアニメの極限、目を見張った。 /公開から1ヶ月を経てついに発売された『君たちはどう生きるか』のパンフレット、38ページのうち、作品解説はたった1ページ、宮崎監督の企画書が2ページしかなく仰天した。たしかに、宮崎監督が「トトロUを作るべきか戦争映画を作るべきか」と模索している企画書は貴重。でも、専門家のコラムもスタッフや声優インタビューもいっさいなし、30ページ以上がグラビアという“スカスカ”っぷりはあんまりだ。映画を理解するヒントを求めて購入した人も多いだろう。これまでの全パンフのワースト1位であり、これで820円もとるジブリの姿勢は理解不能。300円ならわかる。 |
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●8月17日…今回の欧州墓巡礼では2日目に英国オックスフォード近郊で作家ジョージ・オーウェルを墓参。オーウェルは小説『1984年』で近未来の全体主義国家の洗脳と恐怖の日々を描いた。この戦慄の書の作者は本名の「エリック・アーサー・ブレア」の名で眠る。 思わず見入ったのは墓前に供えられたオーウェルへの手紙。中国語で「親愛なるジョージ。あなたを深く、深く愛しています。安らかにお休みください…」とあった。香港や台湾の方だろうか。この3行は中国政府による言論統制を思うと非常に重みを感じる。僕が墓参りする1週間前に訪れており、お会いしたかったな。 (8/21追記。手紙に書かれた中国語が、台湾・香港・マカオで使用される繁体字ではなく、中国大陸で使われる簡体字であったことから、手紙の主に危険が及ぶことを避けるため、手紙の画像を削除しました)
以下、小説『1984年』の紹介と感想。ジョージ・オーウェルは第二次世界大戦の三年後に本作を発表した。 舞台は近未来のイギリス。独裁者ビッグ・ブラザー(偉大な兄弟)率いる党が人々を支配している。主人公スミスは真理省・記録局の職員で、公文書や歴史の改ざんが仕事。彼は党に都合が良いように毎日事実を書きかえている。“平和省”は戦争を行い、“愛情省”は党の脅威になりそうな人物を片っ端から拷問し殺害。政府に反抗した人間は“思考警察”に連行され、この世にいた痕跡をすべて真理省に抹消される。 各家庭には電源OFFできないテレスクリーン(壁掛けTV)があり、そこからカメラで監視されている。そしてテレビを見て顔に不適切な表情を浮かべると(例えば、戦争で勝利が発表されたときにそれを疑うような表情を浮かべること)、それ自体が“表情犯罪”として罰せられる。 そして国民は“二分間憎悪”の時間になるとスクリーンの前に集められ、党の裏切り者や敵対国への憎悪を叫ばねばならない。“二分間憎悪”でストレスを発散した国民は、生活の不満が党に向くことはない。街を歩けば、ポスターで党のスローガン「戦争は平和なり。自由は隷従(れいじゅう)なり。無知は力なり」をすり込まれる。 国民の85%を占める下層市民は“プロール”と呼ばれる。「きつい肉体労働、家庭と子どもの世話、隣人とのつまらぬいざこざ、映画、サッカー、ビール、そして何よりもギャンブル…それが彼らの心を占めるすべてである。プロール(下層市民)たちが強い政治的意見を持つことは望ましくないのだ」。 スミスは党員でありながら歴史の改ざんに良心の呵責を覚え、反政府地下組織に接近するが、同時にそれは思考警察に120%逮捕される覚悟を必要とした。ビッグ・ブラザーと思考警察からは絶対に逃げられない…。 僕が『1984年』で感銘を受けたのは、ビッグ・ブラザーを倒そうとしている人々は、最初から自分が生きているうちに結果は出ないと覚悟していたこと。 「しばらく(反体制派のために)働き、捕まり、自白し、そして死んでいくことになる。目に出来る結果はそうしたことだけ。我々の生きている間には、それと気づくほどの変化が何か起きるという可能性はない。我々にとって唯一本当の生は未来にある。私達は一握りの埃(ほこり)と砕けた骨のかけらとなって、その未来の生に加わることになる。しかしその未来がどれほど先のことか、それは誰にも分からない。千年先かも知れない。当面は(社会に)正気の領域を少しずつ拡大することしかできない。我々は(非合法ゆえ)集団で行動することができない。我々の知識を個人から個人へ、世代から世代へと広げるだけで精一杯なのだ。“思考警察”を相手にしたら、それ以外に方法がない」。 「いつの日か意識を持った人間の集団が生まれてくるに違いない。自分はもう死んでいる。彼らの子孫こそ未来なのだ。だが自分たちも、彼らが肉体を生かし続けるように精神を生かし続け、2足す2は4であるという秘密の教義を後世に伝えるなら、その未来に加わることができるだろう」。 これはガンジーの次の言葉を思い出させた。「重要なのは行為そのものであり結果ではない。行為が実を結ぶかどうかは、生きているうちに分かるとは限らない。正しいと信ずることを行いなさい。結果がどう出るにせよ、何もしなければ何の結果もないのだ」。 このような時代だからこそ、心からジョージ・オーウェルに感謝を。 《ジョージ・オーウェル語録》 「ジャーナリズムとは報じられたくない事を報じることだ、それ以外のものは広報にすぎない」 「現代の戦争とは支配集団(支配層)が自国民に対して仕掛けるものであり、戦争の目的は領土の征服やその阻止ではなく、支配構造を保つ事なのだ」 |
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●8月16日…150名を超える欧州の墓参りを終え、無事に帰国しました!様々なトラブルと地獄の円安(コーラ1本500円!※しかも1.5リットルではなく500ml)のなか、先々で地元の方に助けられ、とても実りある巡礼となりました。おいおいレポートしていきます! | ||||||||
●7月31日…《2023欧州墓巡礼の旅》約150名 コロナ禍の間、4年をかけて海外墓巡礼の計画を練り、日々節約し、仕事を調整し、ついに決行のときが。明日8/1から約2週間、念願の欧州墓巡礼に行ってきます(レンタカー利用)。期間限定で公開されるダイアナ妃の墓所や生誕170年のゴッホの墓、ミッフィーのブルーナさん、写真撮影が解禁され全世界の墓マイラーが狂喜乱舞したロンドンのウェストミンスター寺院(ニュートン、ダーウィンほか)など約150名をお墓参りします。 同時に、以前から訪れたかった欧州の3大戦跡、ワーテルロー古戦場(ナポレオン)、第一次世界大戦の戦跡(西部戦線異状なし)、第二次世界大戦の戦跡(ノルマンディー上陸作戦)へ。日本海軍の水野広徳大佐(1945没)は、第一次世界大戦の激戦地、ソンムとヴェルダンの広大な兵士の墓地を訪れ、軍国主義者から非戦論者に180度変わりました。その地に自分も立ってみたく!(巡礼地図) ★イギリス 80名 8/1(火) 大阪発〜夜イギリス着 日の出6時半/日没21時半 8/2(水)イギリス南部、中部 アーネスト・サトウ(幕末の通訳) T.S.エリオット(詩人/『キャッツ』原作) ハーディ(作家「テス」) アリス・リデル(「不思議の国のアリス」のモデル) コナン・ドイル(作家「シャーロック・ホームズ」) クヌート王(デンマーク王「ヴィンランド・サガ」) ジェーン・オースティン(作家) ヘンリー1世(レディング修道院) アガサ・クリスティ(作家/ミステリーの女王) ジョージ・オーウェル(作家「1984」) シェイクスピア ジョン・ボーナム(「レッド・ツェッペリン」ドラマー) 8/3(木)イギリス中部、南部 ゴダイヴァ(ゴディバ)夫人 ダイアナ妃 キューブリック(映画監督「2001年宇宙の旅」) ジョセフ・ロートブラット(物理学者、ノーベル平和賞) コールリッジ(ロマン派の詩人) ラッフルズ(花ラフレシアの名付け親) ハリー・パークス(幕末の駐日公使) 8/4(金)ロンドン ウェストミンスター寺院 ※ニュートン(科学者)、ダーウィン(進化論)、ディケンズ(作家)、ヘンデル(作曲家)、ホーキング博士(宇宙物理学者)、エリザベス女王、メアリー・スチュアートほか50名 ウォルター・ローリー(冒険家) ジェーン・グレイ(九日間のイングランド女王)ロンドン塔 ロバート・フック(細胞を発見) 8/5(土)ロンドン近郊 フレディ・マーキュリー旧墓 サッカレー(作家) ウォーターハウス(画家) ウィングフィールド(テニス創始) ロバート・ブラウン(植物学者、ブラウン運動) バルビローリ(指揮者) キャロル・リード(映画監督「第三の男」) ルイス・キャロル(作家「不思議の国のアリス」) ナポレオン3世 リチャード・アッテンボロー(俳優、映画監督「ガンジー」) 22:50フランス着 ★フランス 66名 8/6(日)パリ モンマルトル墓地 ※スタンダール(作家)、ドガ(画家)、ハイネ(詩人)、ベルリオーズ(作曲家)、トリュフォー(映画監督)、ジャンヌ・モロー(俳優)、ニジンスキー(舞踏家)、ピエール・カルダン(デザイナー) ナポレオン パスツール(細菌学者) モンパルナス墓地 ※サルトル(哲学者)、ボードレール(詩人)、ジャン・ポール・ベルモンド(俳優)、カリエール(画家)、ラトゥール(版画家)、鮫島尚信(初代駐仏特命全権公使)、ジェーン・バーキン コンコルド広場(アントワネット最期の地) 8/7(月)パリ ペール・ラシェーズ墓地 ※ショパン(作曲家)、ビゼー(作曲家)、ドラクロワ(画家)、ジム・モリソン(ロックシンガー)、ピアフ(シャンソン歌手)、モディリアーニ(画家)、プジョー(自動車)、ブガッティ(自動車)、ロスチャイルド(銀行家)、ブリュネ(陸軍士官、「ラストサムライ」のモデル)、ゲルダ(写真家、キャパ恋人)、ワイルド(作家)、ベッリーニ(作曲家) パスカル(思想家) ラシーヌ(劇作家) マラー(革命時の政治家) パンテオン ※キュリー夫妻(科学者)、ユゴー(作家「レ・ミゼラブル」)、ルソー(思想家)、ヴォルテール(思想家)、ラグランジュ(天文学者) リシュリュー枢機卿(宰相、「三銃士」悪役) パッシー墓地 ※ドビュッシー(作曲家)、フォーレ(作曲家)、ジバンシィ(服飾デザイナー)、アンリ・ファルマン(航空家)、ジャン=ルイ・バロー(俳優)、ゲラン(香水王) 8/8(火)フランス中部 サティ(作曲家) バタイユ(思想家) ルナール(作家「にんじん」) 聖ラザロ コルトー(ピアニスト) メシアン(作曲家) 8/9(水)フランス東部 レヴィ・ストロース(社会人類学者) ルノアール(画家) ド・ゴール(初代大統領) 藤田嗣治(画家) 第一次世界大戦の激戦地その1…ヴェルダン記念館、ドゥオモン納骨堂、塹壕の戦跡(西部戦線異状なし) ★オランダ 5名 8/10(木) アンネ・フランクの隠れ家 レンブラント ディック・ブルーナ(ミッフィー) フェルメール(画家) レーウェンフック(顕微鏡の父) スピノザ(哲学者) 国際司法裁判所 ゴッホの長兄 ★ベルギー 8/11(金) ワーテルロー古戦場(ナポレオン最後の戦い)…ウェリントン博物館、ライオンの丘 ★フランス 第1次世界大戦の激戦地その2…ソンム(西部戦線異状なし) サキ(作家) 8/12(土)フランス北部 ジュール・ヴェルヌ(SFの父) ブラック(画家) リチャード1世(ルーアン) ウィリアム1世(カーン) ノルマンディー米軍英霊墓地(「プライベート・ライアン」舞台)、オマハビーチ、ユタビーチ・メモリアル 8/13(日)フランス西部 シャトーブリアン(作家) フォントブロー修道院 ユル・ブリンナー(俳優) ユッセ城(「眠りの森の美女」の城) 8/14(月)フランス北部 ダ・ビンチ(天才) マスネー(作曲家) シスレー(画家) マラルメ(詩人) ミレー(画家) シュトロハイム(俳優) ロミー・シュナイダー(俳優) ルオー(画家) 8/15(火)パリ近郊 ロダン(彫刻家) シュバリエ(俳優) ミュンシュ(指揮者) ルイ・ヴィトン(鞄職人) ゴッホ兄弟※生誕170年 8/16(水)21:00帰国 ※墓参する人物の概要はこちらにまとめました。 ※私事ですが、結婚20周年であり、ゴッホのお墓参りは妻のかねてからの願いでした。ゴッホ生誕170年の今年、巡礼を敢行することに。子どもは、コナン・ドイルとアガサ・クリスティに会うのを楽しみにしています。 墓巡礼は一般の旅行とはまったく異なります。大まかな計画表は作っていますが、広い墓地で目的の人物を見つけるのにどれだけ時間がかかるか読めず、毎日どこで日没を迎えるか不明のため、事前に宿を予約することができません。レンタカーにパン、水、テントを積み込んでの移動、安宿やキャンプ場があればラッキーですが、車中泊になるのも“巡礼あるある”です。パリとロンドンだけは宿をとりましたが、これはレンタカーを犯罪から守るためです(以前、窓ガラスを割られ帰国するはめに)。 しかし、巡礼が大変であっても、生前は評価されなかったゴッホ、モディリアーニのような芸術家や、列強に祖国を占領され死ぬまで帰国できなかったショパンなど、先人たちが味わった苦労に比べればたいしたことはありません。お墓の場所はわかっている、行く方法もある、ならば「ありがとう」の一言だけでも伝えに墓前へ。ささやかですが、目一杯の恩返しです。 |
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●7月30日…いま、日本人が早急に向き合い、掘り下げるべき問題は次の12個と思う。整理しておきます。 (1)少子化にもかかわらず小学生、中学生、高校生の自殺者が過去最多の514人(昨年度)。こんな国はない。大人がこの社会を作っている。どうするのか。 (2)先進国で最低の実質賃金。世界有数の経済大国なのに。富の再分配がまともに機能していない。 (3)2016年に“やまゆり園”で障がい者19名が殺害された事件を、国民全体がまだ総括できていない。あれだけのことがあったのに。 (4)心身を疲弊させる長時間労働。欧州は残業なし、それどころか夏に労働者も3週間の夏休み(バカンス)。残業させる社長は無能という評価が欧州社会にはある。 (5)「人様に迷惑をかけるな」という日本的な美徳が、社会の攻撃性を生んでいる問題。数年前から、「自力で生きていけない人たちを国や政府は助けるべきだとは思わない」との国際アンケートで、日本人の「助けるべきではない」の回答率が仏独の5倍もあることが話題になっている。僕の子ども時代は、大人たちがよく「困ったときはお互いさま」と言っていた。今は“自己責任論”が花盛り。それが自殺率の高さにも繋がっていると思われ、もう路線変更するときでは。 (6)世界男女平等ランキングも日本は最低クラス。 (7)選挙での異常な投票率の低さ。僕は、投票率が6割未満の選挙は無効・再選挙にすべきと思う。そこまでしないと、政治家も国民も動かない。 (8)防衛問題では、香港に続き台湾を支配下に置こうとする中国政府にどう対処するか。中国にあわせて軍拡路線を突き進む体力は日本にない。これ以上、社会保障を犠牲にして軍備を強化すると、先に国が内部から壊れる。難問なり。 (9)統一教会など被害者の会が裁判を起こすまでになった宗教カルトを放置していいのか。 (10)食糧自給率のとんでもない低さは、気候変動が起きている今、近い将来に致命傷とならないか。 (11)政治や歴史問題では、「言論の自由」を盾に、動画サイト等で怪しいデータを持ち出してデマを流し続けている“有識者”をどうすれば止められるのか。 (12)原発再稼働の論議から、「使用済み核燃料を無害になるまで10万年も保管する場所が日本にない」という歴然とした事実がすっぽり抜け落ちている。フィンランドは保管場所を作るまで原発稼働を認めないのに。まして地震大国の日本、保管場所を作るまで稼働させてはいけない。もう「想定外」は通用しない。 |
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●7月27日…視聴率最優先の民放にあって、日本のお墓文化を掘り下げてきた『お墓から見たニッポン』(テレビ大阪)。2020年のシーズン1から放送回を重ねて、このたびシーズン6が8月にオンエアされることになりました!先日ロケが終わり、あとはオンエアを待つだけです。 ひとつのシーズンが全3回なので、今回で18本目ということに。これはもう、「民放の奇跡」です。NHKやEテレにもこんな長期シリーズのお墓番組はありません。しかも5分のミニ番組ではなく、30分ガチでお墓のことばかり語って、それでエピソード18ですから、テレビ史の一里塚になったと確信しています。 考古学・民俗学者の朽木教授のお話は、収録中に思わずメモをとりたくなうようなお墓トリビアが満載。歴史番組などで活躍されている中野信子さん(脳科学者)のお話も、専門家ならではの切り口で信長を分析するなど興味津々でした。 シーズン6もこれまで同様、各回前半は歴史上の人物を墓参りしています。今シリーズでは信長を裏切った武将たち、浅井長政、松永久秀、荒木村重の心に迫りました。番組後半は「先祖との絆」をテーマに庶民のお墓を巡り、日本のお墓文化を紹介しています。今回、ロケ先の地元の方から深く胸に残るエピソードをお聞きしたので、私自身にとってもシーズン6は忘れ難いものになりました。 放送日は8月1日、8日、15日でいずれも火曜17時から。放送後、テレビ大阪の公式YouTubeにアップされる予定ですので、大阪以外の方も視聴可能です。お楽しみに! ※公式ページ『お墓から見たニッポン』 |
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●7月25日…ツイッターは2006年に設立され17年の歴史を持ち、世界4億5千万人が利用、国境を越えて大勢で作り上げてきたひとつの文化だ。たった1人の大金持ちの玩具ではない。だが、イーロン・マスクはツイッターの象徴である青い小鳥のロゴを、暗い「X」に変えてしまった。 歌人・俵万智さん(60)が、社名変更を発表したツイッターを詠んだ短歌を2首投稿。 「言の葉を ついと咥(くわ)えて 飛んでゆく 小さき青き鳥を忘れず」 「このままで いいのに異論は 届かない マスクの下に唇をかむ」 …“ついと咥えて”は「ツイートを咥えて」、“異論”はイーロン、さすが言葉の魔術師、こういうのを書ける人、ほんとすごいと思う。 |
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●7月20日…旅のWEBマガジン『旅色LIKES』に〔今年巡礼したい偉人たち7選〕を寄稿しました。いま“旬”な人物を主に都内から選んで紹介しています。
(1)放送中の朝ドラの主人公 牧野富太郎(1862-1957) 天王寺墓地 (2)来年から一万円札の顔に 渋沢栄一(1840-1931) 谷中霊園 (3)生誕120年を迎える童謡作詞家 サトウハチロー(1903-1973) 雑司ヶ谷霊園 (4)『シン・仮面ライダー』が大ヒット 石ノ森章太郎(1938-1998) 祥雲寺 (5)生誕200年、革新的な考えを持った幕臣 勝海舟(1823-1899) 洗足池公園 (6)大河ドラマで波乱万丈の人生が描かれる 徳川家康(1543-1616) 日光東照宮 【番外編】生誕100年で盛り上がる 忠犬ハチ公(1923-1935) 青山霊園 いずれも公共交通で巡礼できる方ばかりです。記事は誰でもフリーで読むことができるのでリンクを貼りますね。 08057197438 https://tabiiro.jp/likes/articles/view/1706/ |
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●7月19日…寿命の短いセミの成虫を思うと説得力が抜群だった。「悩むより
今日を生きよ 蝉鳴けり」。大阪天王寺のお寺の前にて。![]() |
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●7月18日…ストーリーのネタバレなしで映画『君たちはどう生きるか』コラム。宮崎さんという1人の芸術家のイマジネーションがフルに発揮されたファンタジーであり、超絶作画のオンパレードに圧倒された。今後、時間の経過と共に高い評価を集めていくだろう。
一方、原作の小説がほとんどスルー状態だったので、原作ファンとしての想いを語りたい。
宮崎監督がインスピレーションを受けたという『君たちはどう生きるか』は、1937年に発表された吉野源三郎の小説。刊行の6年前、満州事変の年に作者吉野(当時34歳)は治安維持法関連で逮捕されている。そしてこの本が発表された1937年7月は、まさに日本が太平洋戦争に突入していくきっかけとなった日中戦争(盧溝橋事件)が始まった月。まだ国民は、自分たちがとんでもない泥沼にハマっていると気づいていない。そういった時代背景にあって、理想主義者の吉野は世の中の事象を熟考し、若者に人生の羅針盤となるような小説を書きあげた。 反戦平和主義の宮崎監督が、引退宣言を撤回してまでこの小説を映画化すると知って、「これは不寛容の嵐が吹き荒れ、殺伐とした現代社会に向けた覚悟の一作となる」と思い公開を楽しみにしていた。ロシアのウクライナ侵攻もあり、今の時代に必要なものだ。ところが、フタを開けてみると、原作を反映したシーンはほぼ皆無、なんとアメリカ公開版はタイトルが『少年とアオサギ(青鷺)』に!もはや、吉野源三郎のカケラもない…。 あれほどの映像を大スクリーンで観られたことは幸せだけど、映画に登場しなかった原作の文章を紹介したく、以下に4つピックアップ。どれも15歳の主人公に語りかける叔父さんの言葉です。 「(水が酸素と水素からできていることは言葉で説明できるが)冷たい水の味がどんなものかということになると、もう、君自身が水を飲んでみない限り、どうしたって君に分からせることができない。誰がどんなに説明してみたところで、その本当の味は、飲んだことのある人でなければ分かりっこないだろう。(略)絵や彫刻や音楽の面白さなども、味わって初めて知ることで、優れた芸術に接したことのない人に、いくら説明したって、分からせることは到底できはしない。ことに、そういうものになると、ただ目や耳が備わっているというだけでは足りなくて、それを味わうだけの心の目や心の耳が、ひらけなくてはならないんだ。しかも、そういう心の目や心の耳がひらけるということも、実際に、優れた作品に接し、しみじみと心を打たれて、はじめてそうなるのだ」 「人間は、どんな人だって、ひとりの人間として経験することに限りがある。しかし、人間は言葉というものを持っている。だから、自分の経験を人に伝えることもできるし、人の経験を聞いて知ることもできる。そのうえに、文字というものを発明したから、書物を通じて、お互いの経験を伝えあうこともできる。こうして、できるだけ広い経験を、それぞれの方面から、間違いのないようにまとめあげていったものが、学問というものなんだ」 「人間が本来、人間同士調和して生きていくべきものでないならば、どうして人間は自分たちの不調和を苦しいものと感じることができよう。お互いに愛しあい、お互いに好意を尽くしあって生きていくべきものなのに、憎みあったり、敵対しあったりしなければいられないから、人間はそのことを不幸と感じ、そのために苦しむのだ。(略)人間がこういう不幸を感じたり、こういう苦痛をおぼえたりするということは、人間がもともと憎みあったり敵対しあったりすべきものではないからだ」 「(主人公がナポレオン崇拝者になったため、叔父はナポレオンのロシア遠征の悲劇を語る)ロシア遠征で60万もの人間がはるばるロシアまで出かけて行って、氷や雪の中で、ほとんど全部みじめな死に方をしてしまった。この人々はヨーロッパの各地から集まった兵隊たちで、なにも自分たちの国のためにロシアまで出かけて行った訳ではなかった。彼らは祖国の名誉のために戦ったのでもなければ、自分たちの信仰や主義のために戦ったのでもない。命にかけて守らなければならないものは何一つなく、ただナポレオンの権勢に引きずられてロシアまで出かけ、その野心の犠牲となって、むなしく死んでいったのだった。60万の人々には、それぞれ家族もあれば、友だちもある。だから、ただ60万人が死んでいったばかりでなく、そのうえに、なお生きている何百万という人々が、あきらめきれない、つらい涙を流したのだ。(略)英雄とか偉人とかいわれている人々の中で、本当に尊敬ができるのは、人類の進歩に役立った人だけだ」 最後のナポレオン論は、満州事変を起こした軍部を直接批判すると発禁処分になるため、ナポレオンを引用したのだろう。この作品は戦前に作家・山本有三が編纂した『日本少国民文庫』の最後に配本されたもの。戦後に出版社(ポプラ社)が書いた刊行の背景が作品理解の参考になったので要約。 「この本が発表された当時、軍国主義の広がりとともに言論や出版の自由はいちじるしく制限され、自由な執筆が困難な状況だった。それでも少年少女に訴える余地はまだ残っているし、せめて彼らだけは時勢の悪い影響から守りたい。少年少女には、偏狭な国粋(こくすい)主義や反動的な思想を越えた、自由で豊かな文化のあることを、なんとかして伝えておかねばならないし、人類の進歩についての信念を今のうちに養っておかねばならない。荒れ狂うファシズムのもとで、ヒューマニズムの精神を守らねばならないと考え、その希望を次代にかけ、『日本少国民文庫』は刊行された。だが、太平洋戦争が始まると、この本ですら刊行できなくなった」。 本音をいうと、原作と映画が別作品である以上、ジブリ映画は『少年とアオサギ』がよかった。でも、映画化をきっかけに86年前に書かれた『君たちはどう生きるか』を手に取る人が増えるのは間違いなく、その意味ではこのタイトルにして正解だ。監督は今年83歳。まだ1、2本は行けると思うので、監督が構想を温めてきた2作、『紅の豚 ポルコ・ロッソ最後の出撃』(既にタイトルも決まっている)と、青年芥川龍之介が晩年の漱石とミステリーを追う探偵モノを映像化してほし〜い! ![]() |
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●7月17日…AI(人工知能)が今後及ぼすであろう影響について、ジェームズ・キャメロン監督がコメント。同監督は1984年に公開されたSF映画『ターミネーター』で、AIが起こした核戦争により荒廃した未来や、AI殺人マシーンと人類の壮絶な戦いを描いた。 キャメロン「1984年に僕はみなさんに警告しました。聞く耳を持たれなかったけれど」「僕が思うに、AIを兵器化することが、核軍拡競争に匹敵する最大の危険ではないでしょうか。もし自分たちがやらなければ、他がやる。そうしてエスカレートしていくのです。戦闘地域でAIが闘う様子を想像できるでしょう。全てをコンピューターが行えば、人の力では仲裁することができない。激化するのを止める能力は我々にはないのです」 |
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●7月16日…デヴィ夫人は自身の暴論に対する反論に耳を傾けてほしい。デヴィ夫人はツイッターで「ジャニー氏は半世紀に渡って日本の芸能界を牽引し、スターを育て、その非凡な才覚で何億何千万人という人々を楽しませ、夢中にさせきた」と功績をたたえ、「昨今の流れは偉大なジャニー氏の慰霊に対する冒涜、日本の恥である」「ジャニー氏が亡くなってから、我も我もと被害を訴える人が出てきた。死人に鞭打ちではないか。本当に嫌な思いをしたのなら、その時なぜすぐに訴えない」と主張。そして被害を訴えた元jr.について「勇気ある発言」と表現した東山紀之に対しては「恩を仇で返すとはこのことではないか」と批判した。 この「今更言うな」発言について、元jr.で性被害者のカウアンさんは「被害を訴えても貴方みたいな人に否定されてきた」「ジャニーさんの功績が全部消えるわけではありません。ただいくら愛していてもまだ性について何も理解できていない子供に対して性的な行為を行うのは極めて卑怯です」と、改めて子どもへの性加害の悪質性を強調。さらに「その出来事は簡単に打ち明けられるものではありません。もし勇気を振り絞って言ったとしても あなたのような人に否定されるからです。一生言えなくて苦しむ人がほとんどです」と告発することの困難さを訴え、その上で「ちゃんと一個ずつ気持ちを整理してから発言してくれると嬉しいです」とデヴィ夫人に対し理解を求めた。 米山隆一氏も次のツイートを投稿。「『愛国』と言うものの正体が、国の問題をなかった事にして、『自分達セレブ仲間』が『美しい存在』であり続けたいという要求に過ぎない事が良く分かるご発言です」「本当に国を愛するなら、この様な事で苦しむ人を日本で作らない為に、問題点を明らかにし対策を講ずるべきです」「『毒舌で人を罵倒して面白いから』と言う理由でこういう方をコメンテーターとして起用するなら、それは止めるべきだと、私は躊躇なく言わせて頂きます」。正論です。 |
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●7月15日…映画『君たちはどう生きるか』のネットレビュー、五つ星と一つ星に見事に分かれた!まさに真っ二つ、こんなにキレイに評価に差が出たの、初めて見たかも。(追記)公開4日で興行収入21.4億円、これは『千と千尋の神隠し』の初動4日間を超えているとのこと。まったく宣伝なしで!![]() |
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●7月14日…朝ドラ『らんまん』が毎回素晴らしすぎる!主人公は“日本植物学の父”牧野富太郎がモデル。笑いあり涙あり、超A級のヒューマンドラマであるだけでなく、観ているこちらまで植物が大好きになってしまうほど、主人公から怒濤の植物愛を感じる。演じる神木隆之介さんの熱量がすごい。 明治維新の6年前に生まれた牧野富太郎。これまで、植物の話だけでなく、ジョン万次郎、自由民権運動、彰義隊の生き残り、鹿鳴館など、歴史ドラマに出てくるエピソードも盛り込まれてきた。大河ドラマファンも嬉しくなる朝ドラだ。 初回からずっと脚本のクオリティをキープ、“神回”の発生率も高く、15分間の番組なのに、2時間の映画を観たような満足感のある回もしょっちゅうだ。「民衆など雑草だ」という言葉に対して、主人公が「雑草という名前の草はないんです。みんな自分が生きられる場所を見つけて、それぞれ頑張っている」と語ったのがブッ刺さった。 嗚呼、もっと社会現象になるほどこのドラマを観る人が増えてほしい!小学校を中退した主人公が、独学で得た植物の膨大な知識で東大の植物研究者たちを唸らせ、新種を発見し名付け親に。そして、日本中の植物をイラスト付きで紹介する「植物図鑑」を作りたいと、その夢に向かって突き進んでおり、応援せずにいられない。彼を変わり者扱いしたり、学歴で偏見を抱いていた人物が、評価が180度変わる過程はもう胸熱のなんの。嫌味なキャラが実はめっちゃ良い人だったりとか、友人のトラウマが氷解するとか、視聴者のツボを押しに押しまくっている。 今世紀最高の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』以来の感動を味わっています。 ![]() |
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●7月13日…祝!当サイトの訪問者が8000万に達しました!サイト開設から24年、つたない文章にもかかわらず、定期的に足を運んで下さる常連の皆さんに心から感謝しています。インスタやTikTokが主流の時代に、こうして個人サイトを訪問して下さることが本当に有難いです。自分の言葉に聞く耳を持って下さる方の存在が、どれほどサイト更新のモチベーションになっているか!来年で四半世紀、これからも文芸ジャンキーをよろしくお願いします! ※トップページのアクセスカウンターは原因不明の不具合で見えないんですが、読者の方から「他のページで生きているアクセスカウンターは6月22日くらいに8000万ヒットしていました」と教えていただきました。富山のKさん、有難うございました! //映画『君たちはどう生きるか』、7月17日(祝)に行けることに! |
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●7月12日…ジャニーズ事務所の前社長による性加害問題で、事務所側はこの問題に向き合っているとは言い難く、ついに国連人権理事会が動くことに。国際的な圧力があれば、このままウヤムヤにならないかも。各国の人権侵害を取り上げ、改善を促す人権理の専門家が実態把握に乗り出し、関係者が今月下旬に来日、被害を訴える当事者への聞き取り調査を東京と大阪で行うとのこと。 告発者の1人、元ジャニーズJr.の二本樹顕理さん「世界的に人権意識が高まる中、日本企業もグローバルスタンダードが求められている。日本の隠蔽体質でうやむやにして済ますのでなく、この問題を海外の方にも知ってほしい」。 同事務所の性加害問題を巡っては、英BBC放送が今年3月にドキュメンタリー番組を放送。その後、元ジャニーズJr.らによる告発が相次ぎ、藤島ジュリー景子現社長が動画や文書で謝罪したが、それからは何も目立った進展はなく、人々の関心が薄れるのを待っているかのようだ。 ジャニー喜多川前社長がやったことは、国際的に絶対に許されない子どもへの性加害であり、しかも被害者の人数は数百人と予想され、個人が行った性加害事件としては、日本史上最悪の規模であるばかりか、世界でも類を見ないもの。これが海外なら一発で会社が吹っ飛ぶレベル。でも、政界もメディアもそれがまだピンときていないようだ。日本の性犯罪への甘い対応が露呈している。 業界関係者「世界的に子どもへの性加害問題は厳しく対処される。日本政府も子どもの人権問題を軽く扱う国とみられるわけにもいかないので、場合によってはジャニーズに対して厳しい態度を示す必要が出てくるかもしれない」。 国連人権理事会は、劣悪な労働環境にある日本の被雇用者の人権などについても調査を予定。今月、日本政府や企業関係者らと面談する。低賃金で酷い労働環境、残業代の未払い、暴行やセクハラ、果ては労災隠し、これらにメスが入ることを願う。 ジャニーズと労働環境の調査結果を踏まえ、日本に対する勧告を含む報告書が来年6月からの人権理に提出される。外圧でしか変わることができない日本、そろそろ自ら変わってほしい。 |
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●7月11日…ロボットアニメ『UFOロボ グレンダイザー』が、1970年代にフランスで驚異の視聴率100%を叩き出して伝説になった(フランス名は「ゴルドラック」)。一方、フィリピンでは『ボルテスV』が大人気に。今年、そのフィリピン人のボルテス愛が実写ムービーとして結実し、フィリピン版『ボルテスV』(3分/映像つき主題歌)が大きな話題に。これこそリメイクの名に相応しい! ※YouTubeのコメント欄によると、監督いわく「OP曲をタガログ語や英語に訳してはみたが『歌に魔力が宿らない』と感じて日本語のままとした」。それで日本語の歌なのか! ![]() |
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●7月10日…織田信長と松永久秀が初対面した日を調べているうちに、とてつもなく壮大なホームページを見つけてしまった!こちらの『Household Industries 歴史館』にある《天下統一期年譜》は、戦国時代におきたあらゆる出来事が1日単位で記され、しかもそのすべてに出典が記されているという親切さ!このサイトは文芸ジャンキーよりも1年古く、しかも昨年も更新されている模様。これだけの労作をフリーで公開してくださる管理人氏に敬意を表します! | ||||||||
●7月9日…新作ジブリアニメ『君たちはどう生きるか』の上映時間が判明!「2時間15分」とのこと!たっぷり宮崎ワールドに浸ることができますね。 | ||||||||
●7月8日…ここ大阪東部、生駒山の麓では今日からセミの合唱が始まった。夏、来たる。 //安倍さんを狙った銃撃事件から1年。まさか、まだ統一教会に解散命令が出ていないとは。1990年代にちゃんと解散させていれば、霊感商法など被害の拡大は抑えられ、安倍さんの悲劇もなかったのに。自民党支持者こそ、本気で怒らないといけない問題。 ※右派の人が「統一教会は反共勢力として必要」とネットに書いてるのを散見するけど、それは勘違い。統一教会は反共と言いながら、北朝鮮に4500億円献金し、SLBM搭載型の旧ソ連製潜水艦も輸出。統一教会マネーが北朝鮮のミサイル開発に流れたとも。北朝鮮生まれの故・文鮮明教祖と、故・金日成主席は“義兄弟”の仲。保守派議員に近づくため反共を利用しているだけ。 韓国の国防部は2016年、北朝鮮がSLBM潜水艦発射型弾道ミサイルを打ち上げた際に、ロシアから統一教会の信者が仲介して北朝鮮の手に渡った潜水艦が、開発の元になっていたという報告を国会で行っている。 ![]() |
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●7月7日…大谷選手が133年ぶりに歴史の扉をこじ開けた。打者としてシーズン100安打&投手として100奪三振を3度達成し、メジャーリーグ史上最多となった。これまで最多で並んでいたアドニス・テリー(1887&1890年)を超えた。1890年といえばゴッホが亡くなった年。比較される歴史の年代がおかしい(笑) //大谷選手といえば、1日に10時間以上も睡眠をとるとのこと。一方、日本人全体は「世界で一番“寝不足”」であることがわかっている。最長は南アフリカの553分(9時間13分)、これに対して日本の平均睡眠時間は442分(7時間22分)で約2時間も少ない。っていうか「7時間22分」とれてる人がどれだけいるか。先進国で比較しても、日本の短さは男女とも突出して短い。 1日の睡眠が6時間以下の生活を続けると、多くの人で脳のパフォーマンスが低下。長期的にはメタボリック症候群、メンタル不調、感染症などにかかりやすくなるという。筑波大・柳沢正史教授(基礎生物学)は睡眠の重要性を指摘。「睡眠の効能は明らか。学習などの記憶が整理され、スポーツや楽器演奏といった技能の定着にもつながる」「一番大事なのは、睡眠量。質を上げようといろいろ工夫しても、そもそも時間が足りなければ効果は望めない。まずはいつもより30分早く寝る生活を続け、体調の変化を確認してほしい」。 |
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●7月6日…来年オープンする滋賀県の『コストコ』(本店米国・量販店)が、時給1600円で募集をかけると話題に。アメリカでは2000円以上が珍しくないのでそれに比べれば安いけど、滋賀ではまさに“黒船”。1日8時間で1万2800円、20日で25万6千円。地域の競合店はどう反応するのか。この賃金が日本全国のスタンダードになるのは何年先のことだろう。 | ||||||||
●7月5日…宮崎駿監督のジブリ最新作『君たちはどう生きるか』の公開(7/14)までついに10日をきった。2013年公開の『風立ちぬ』以来10年ぶり。引退宣言を撤回してまで、宮崎さんがどうしても描きたかったストーリー、期待せずにはいられない。僕は原作とされる吉野源三郎による同名小説を読んだけれど、タイトルだけが同じで、中身は原作からインスパイアされた完全オリジナルになるという。 それにしても徹底された秘密主義に驚く。公開9日前にもかかわらず、声優は非公開、ストーリー未発表、予告編はタイトルだけ。監督が宮崎さん、音楽が久石譲、たったこれだけしかわからない!SNS全盛期のいま、関係者の一部から何か情報が漏れそうなものだけど、いっさいが謎に包まれている。 公開まで宣伝しない方針になったのは、ストーリーによほどの自信があるからか。宣伝ゼロでも大ヒットする確信を持っているのだろう。 |
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●7月4日…昨日、ガンダム新作『復讐のレクイエム』の制作が発表された!シリーズ第1作と同じ時間軸で一年戦争のヨーロッパ戦線を描くとのこと。3DCGで全6エピソード(30分×6話)が作られる。主人公はジオン公国軍。敗者側視点の一年戦争であり、良い脚本を書けば傑作になるのは確実。その昔、『ガンダムイグルー』という名作があり、30分のムービーを観るために千葉松戸まで行ったもの。これもジオン側視点だった。映像はかなり進化しており、完成が待ち遠しい。 ※『機動戦士ガンダム:復讐のレクイエム』(予告編 45秒)クオリティめっちゃ高い! |
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●7月3日…相変わらず酷い統一教会の実態が、衆院選の前にあらわになったのは、ある意味良かった。いまだに統一教会と縁が切れていない政治家は、これで腹をくくって訣別を。 統一教会の韓鶴子総裁が岸田首相を呼び捨てにし、激怒している音声が流出。6月28日、韓鶴子総裁は韓国に日本の幹部ら1200人を集めて「今の日本の政治家たちは統一教会に対して、何たる仕打ちなの。家庭連合を追い詰めているじゃない。政治家たち、岸田をここに呼びつけて、教育を受けさせなさい!」と怒りをぶちまけている。まるで「今までの首相には、統一教会による『教育』を受けた人がいる」みたいな言い方だ。失礼な、そんな首相が日本にいるはずがない。 そして「私を救世主だと理解できない罪は許さないと言ったのに、その道に向かっている日本は滅びるしかない」とも。 他にも「日本は特に第二次世界大戦の戦犯国だということ。原罪の国なのよ。ならば賠償すべきでしょう、被害を与えた国に」と主張。 「日本は滅びる」「戦犯国」「私は救世主」、これだけのワードが並ぶと、さすがに日本の保守界も怒り心頭となるかと思いきや、有名な保守言論人はそろってダンマリ。同じ言葉を韓国の閣僚やアイドルがすれば蜂の巣を突いたように大騒ぎするのに、統一教会の総裁なら見て見ない振りをする。だから理念ではなく損得で動くビジネス保守と言われるのだ。 批判が出来ない理由は、安倍元首相が韓鶴子総裁に敬意を示した、あの有名なビデオメッセージのせいなのか?わけがわからない。 日頃から愛国をアピールしている保守言論人は、ダブルスタンダードをやめて、いい加減に目を覚ましてほしい。 ※韓国への賠償は、1965年の日韓基本条約の時点で既に行っている。ただ、慰安婦のように、その後に新たに判明した人権侵害については考慮すべきと思う。一方、韓鶴子総裁の演説の文脈は、統一教会にもっとお金を出せ、さらに貢げというもの。宗教団体の総裁が植民地支配を口実に賠償を求めるのは、本当の被害者への冒涜だろう。 ※音声をスクープしたのはTBS(衛星)のド硬派な報道番組『報道1930』。さすがです。
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●7月2日…『どうする家康』の放送が始まったときから、史実にある家康の正室・築山殿(瀬名)と長男・信康の自害という悲惨な出来事をどう描くのか気になっていた。今夜の第25回で古沢良太氏は歴史書の様々なエピソードを再構成し、“誰も悪くない”という見事な脚本を書きあげ、「こんな展開にできるのか!」と脱帽した。
JR四ッ谷駅から徒歩5分の場所に、服部半蔵が信康の菩提の為に建立した西念寺があり、半蔵のお墓のすぐ近くに信康の墓がある。半蔵は晩年、信康の冥福を祈る為に出家、遺髪を埋め弔ったとのこと。説明板に“半蔵は信康の介錯を命じられたが(不憫で)果たせなかった”と。
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●7月1日…宇宙飛行士の若田光一さん(59)が国際宇宙ステーション(ISS)からTwitterに投稿した満月の写真が話題に。闇に浮かぶ月だけでなく、青い地球の美しさに目を奪われた。リンク先の画像はパソコンの壁紙にも使えるサイズなので、しばらくこれを使おうかと。涼しげで夏に良い感じ。っていうか、宇宙からツイートできることにまず驚きですね(笑)
※ちなみに、宇宙空間に星が写っていないのは地球が明るすぎるからッス。 ![]() |
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