最新文芸情報


2021.11〜12

●12月31日…約2年に及ぶコロナ禍、うちの子(ふう)は6年生というのに学校行事は多くが中止になり、夏休みはどこにも行けず、ちょっと寂しい最終学年に。その代わり、山ほど名作映画を鑑賞。3時間超えの超大作もいっぱい。コロナ以前に観た映画も含め、積もり積もって200本を鑑賞したので、彼はそこから「ベスト100」を選び、6年生が感じたことをコメントで書きました。黒澤、スピルバーグ、ジブリ、チャップリンetc。映画を通して様々な国、いろんな時代を旅し、小学校生活最後の年に記録した映画讃歌。ボリュームがあるので育児ブログにアップしています。映画ファンの方、よろしければお楽しみ下さい。よれでは良いお年を!(来年こそ、コロナが落ち着いて、世界が再始動しますように!)

《ふうシネマパラダイス ベスト100のうちトップ30(ここではタイトルのみ)》
1.リメンバー・ミー
2.ベイマックス
3.七人の侍
4.トイ・ストーリー3
5.E.T.
6.火垂るの墓
7.ドラえもん・のび太の太陽王伝説
8.ラストサムライ
9.アナと雪の女王
10.スターウォーズEP4新たなる希望
11.ブルース・ブラザーズ
12.タクシー運転手〜約束は海を越えて
13.シャーロック・ホームズ/シャドウゲーム
14.ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
15.レディ・プレイヤー1
16.ルパン三世カリオストロの城
17.KANO 1931海の向こうの甲子園
18.チャップリンの独裁者
19.スタンド・バイ・ミー
20.スター・トレック(2009)
21.ジョーズ
22.キャスト・アウェイ
23.スターウォーズEP6ジェダイの帰還
24.ギャラクシー・クエスト
25.シャザム!
26.フォレスト・ガンプ
27.ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
28.ゴッドファーザー
29.北北西に進路を取れ
30.バック・トゥ・ザ・フューチャー
次31.風の谷のナウシカ
●12月30日…NHKラジオ『ラジオ深夜便』(23時5分すぎ)に臨時で生出演します!今年ももう終わりということで、2021年が生没年の記念の年だった偉人たちについて、生涯とお墓について15分ほど話す予定です(ナポレオン没200年など)。
※スマホやPCでも以下のNHKネットラジオで聴取可能です。
●12月29日…ドラマ『岸辺露伴は動かない』第2弾、3話とも奇妙な世界でジョジョっぽさが出ていた。特に良かったのが、市川猿之助の怪演が光った第5話「背中の正面」。さすがアニメ版ジョジョの構成担当・小林靖子さんの脚本、原作の改変に違和感がない。クライマックスは日本(イザナギ)やギリシャ(オルフェウス)の神話の話も取り入れた、思わずうなる展開に。ジョジョ未読の人の為に、スタンドという概念を出さずに独自の描きあげた。来年の年末、高橋一生さんの露伴先生に再会できますように!

  絶対に背中を見せない男を熱演
●12月28日…2021年のテレビ界最大のモンスター番組、それはNHKの深夜の定番リピート番組『平清盛 ゆかりの地を行く』だ。この紀行番組は2012年の大河『平清盛』の頃から放送されている。あの大河の大ファンということもあり、今年は何回放送されるか、1月から毎回記録してみた。数え漏れがなければ、地上波とBSを合わせて、これまで23回オンエアされた。そして大晦日早朝3時40分が堂々「24回目」のリピート!5分間のミニ番組ではなく45分のガチ番組が、わずか1年で24回も再放送された例はそうそうないと思う。大河の『平清盛』は傑作にもかかわらず視聴率がふるわず、低視聴率=失敗作という烙印を押された悲劇の大河。「『平清盛』は名作なんだ!」というNHK側の魂の叫びにも思える。

  間違いなく来年もリピートされるだろう
●12月27日…大河ドラマ『青天を衝け』、制作陣入魂の最終回、しかと受け止めた。冒頭で家康から視聴者への次のメッセージがあった。

  
「渋沢栄一の物語を閉じるにあたって是非皆さんに感じていただきたいことがあります」

  
「真心を込めて切り開いた彼らの道の先を歩んでいるのは、あなた方だということを」。
これはドラマと現実の視聴者との境界を越える異例ともいえる呼びかけ。

  
そして番組の最後の会話は、孫の敬三(1963年没)が故・栄一の故郷を訪れ、若い頃の栄一の幻影と交わしたもの。
栄一「今、日の本はどうなってる?」
敬三「それが…恥ずかしくてとても言えません」


正直、驚嘆した。僕は「今の日本はますます発展して、世界有数の経済大国になりました!」という無難な答えを予想していた。いわゆる安全運転の脚本。ところが、幅広い層の視聴者がいる大河、それも日曜夜のお茶の間で、まさかの「(日本がどうなったか)恥ずかしくてとても言えません」。脚本家の大森美香氏は公共放送の番組ラストに、よく勇気を出してこのセリフを書いたと思うし、この言葉で締めるからこそ、冒頭の家康の(日本の未来を託されているのは)「あなた方だということを」という投げかけが生きてくる。

渋沢はアメリカを4度も訪問し、全米で友好・共栄を訴えて講演、4人の大統領と会見している。そしてアジア・太平洋戦争の端緒となった1931年9月の「満州事変」の2カ月後に没した。日米親善や日中親善のために奔走してきた彼にとっては、まだ幸せだったのかも知れない。他界の翌年、陸軍の満州建国に否定的だった犬養首相は五・一五事件で暗殺され、以降二・二六事件、日中戦争、対米開戦へと、渋沢が目指していた国際協調主義とは逆の方向へ転げ落ちていく様を見ずに済んだのだから…。

 
最終回で印象的だったのは、関東大震災のあと諸外国が復興を支援してくれたこと。アメリカから多額の寄付や食糧の援助があり、中華民国も日清戦争のわだかまりを超えて寄付金や支援物資を届けてくれた。渋沢「友とは、ありがたいものだ」。このエピソードがあるだけに8年後の、恩を仇で返すような満州事変の衝撃が大きい。

 
1931年に中国で大水害が起き、渋沢は「震災のときの恩返しだ」と、中華民国水災同情会の会長を務め義援金を募った。渋沢がラジオで直接呼びかけたこともあって多額の義援金が集まったが、満州事変が起きたため、中国側は「厳重な抗議の意思表示のため」と受け取りを拒絶し、渋沢は言葉を失う。米国では移民問題がこじれ排日移民法が可決された。
各国に友人がいる渋沢は「日本も大いに世界人類の幸せのために力を尽くすべき時なんだ」と嘆く。

『青天を衝け』の前半は、農民出身の渋沢が、尊皇攘夷の倒幕派を経て、真反対の徳川慶喜に重用される幕臣になり、幕府使節団でヨーロッパへ渡航するというジェットコースター人生。中盤は日本の国力を高めるために500もの企業の設立に関わると同時に、発展から取り残された弱者救済のため福祉事業に奔走する様子。後半は外国を見てきた彼が、国際親善に尽力する姿を描いた。幕末から維新、明治、大正、昭和初期まで91年の長寿を生ききった。
他の資本家が自分の財閥を拡大させることに血道をあげているなか、渋沢は財閥を作らず、「実業家は利益を独占するのではなく、国全体を豊かにすることを心がけ、富は全体で共有するものとして社会に還元せよ」と強調した。

渋沢栄一というと多数の企業の設立に関わった“日本資本主義の父”という面が注目されやすいが、ノーベル平和賞に2度候補になっていることを特筆したい。残念ながら大河ドラマではコロナと1年ズレた五輪で放送が9話カットされたため、晩年のパートは短くなってしまったので、本来なら描かれたであろうエピソードを補足。
−−渋沢は86歳となった1926年から他界前年の1930年まで、第一次世界大戦終結日である11月11日に、毎年ラジオ放送で平和を訴える演説を行った。満州で軍が張作霖爆殺事件を起こし暴走し始めた1928年のラジオ放送では、「科学の進歩は、戦争を昔よりもはるかに激烈惨たんにしております。一国の利益のみを主張せずに、政治経済を道徳と一致せしめて真正なる世界の平和を招きましょう」と呼びかけた。続けて国際児童親善会を設立し、米国の人形と日本人形を交換しあうことで日米親善交流の一環とした。
1931年、毎年ラジオで平和を訴えてきた、まさに11月11日の当日に91歳で他界。渋沢のお墓は徳川慶喜と同じ東京の谷中霊園に建てられ、彼が慕っていた慶喜公の方を向いている。

放送前に抱いていたドラマのイメージは「日本資本主義の父・渋沢が主人公=日本スゴイ!日本人スゴイ!系」のドラマ。フタを開けてみると、「国際問題は相手の立場になって考えてみよう、相手を知ろう」「手を取り合い、協力しあって皆で繁栄しよう」という国際友好の信念を持ち、実業家には「自分の金もうけだけを考えず、皆が豊かになる方法を考えよ。富を社会に還元せよ」と企業モラルを説く、そんな人物がこの国の基礎を作っていたと気付かせてくれる傑作ドラマだった。コロナで資本主義の負の部分が露わになり、格差社会が問題化している今、実にタイムリーだった。すべての番組スタッフに感謝!

※渋沢が設立に関わった企業は、日本最初の株式会社「第一国立銀行」(現みずほ銀行)、日本鉄道会社(JR東日本)、東京貯蓄銀行(りそな銀行)、東京電力、東京ガス、東京海上火災保険、日本郵船、大日本印刷、サッポロビール、キリンビール、東洋紡、王子製紙、帝国ホテル、京阪電鉄、富士通、大成建設、日本経済新聞、時事通信社、共同通信社など各分野500社。また東京商工会議所、東京証券取引所を設立し財界の組織化を行った。
※渋沢は30代前半から生活困窮者の福祉施設「東京養育院」の運営にも携わっている。近代的な診療設備を設置し、職業訓練所を設けて社会復帰を支援、子どもたちには学問所を作り知識を学ばせた。「富国強兵」が叫ばれるようになると、養育院の廃止案が議会に提案され、渋沢は議員から「貧民を救うために多額の税金を使うのはやめろ」と叩かれた。渋沢は「一国の首都にこの設備があるのは当たり前」と抵抗するが廃止の議決。渋沢は議員に啖呵をきる。「議会がそれほどまでに無情であるならば、今後は私が経営する」。鹿鳴館で日本初のチャリティーバザーを開催し、3千点をオークションに出品、3日間で現在の6800万円を売り上げた。集めた寄付金を公債や銀行預金で運用し、資金3億円を5年で9億円に増やし、養育院は東洋一の福祉施設となった。
その後、世界恐慌の中で救護法(生活保護法)が制定されたが、財源不足を理由に政府が実施を延期したことから、90歳の栄一は大蔵大臣に直談判し、「こういう時のために、(税収を確保できる)たくさんの産業を育てたのです。一生懸命に働いて、日本経済をこの様にしたのは、苦しい時にこそ役立てて頂きたいから。渋沢の最後のお願いです。救護法を実施して下さい」。大蔵大臣は予算を工面して救護法を実施、24万人もの人が助けられた。
※『青天を衝け』総集編は1月3日の朝8時15分から約4時間の放送。
●12月26日…「今までの道のりの結晶を」。今夜の全日本フィギュアにて、画面後方(右上)にあった《意気込みメモ》の羽生選手のひとこと。これすごく良い言葉ですね。

  
●12月25日…東京の街中12箇所で無料&予約なし&誰でもPCR検査を受けることがようやく可能に。海外に比べて約2年遅れだけど、それでも実現できて良かったと思う。
●12月24日…28日分までお薦め番組情報をアップ完了。年末に向けて良さげな番組がいろいろ。27日からはいよいよ露伴ドラマ第2弾っすね。

//昨日の日記にラジオ深夜便の出演日を29日(水)と書きましたが、正確には30日(木)でした(訂正済)!誰だ、カレンダーの29に丸印を付けたのは…。って、自分なんですが、おっちょこちょい過ぎる自分が怖い。
(追記)なんと、意外にもカジポンは間違っていなかった。NHKが当初伝えてきたのは29日出演だった!それがどこかで30日に変更されたっぽい。翌日は紅白歌合戦だから、今年の「深夜便文化部」は僕も大トリの1人に。こりゃ気合いが入る!
●12月23日…NHKの『ラジオ深夜便』、僕は第5火曜が本来の出演日ですが、急遽、今月30日(木曜日)に生出演することになり、いま鼻息荒く、そして必死こいて原稿をまとめています。今年や来年が生誕何百年、没何百年という偉人を特集する予定です!
※たとえば2021年は武田信玄の生誕500年であり、ナポレオンの没200年でした。そして来年は水木しげるの生誕100年であり、聖徳太子の没1400年、最澄の没1200年、森鴎外の没100年だったりします。
●12月22日…ジョジョ第6部のOP映像に、第2部のOP曲を流したら効果音まで完全一致したという動画(1分半)、凄すぎて鳥肌が立った!
●12月21日…M-1グランプリ、個人的には《ロングコートダディ》の肉うどんネタが1番好きだったので、2本目のネタが見たかったなぁ。ただ、《オズワルド》は上手かったし、《もも》の“なんでやねん”顔は笑ったし、17代目の王者に輝いた《錦鯉》も、50歳での優勝は琴線に響くものがあった。猿を捕らえる罠のバナナを自分で食べるくだりは爆笑でした(笑)。

//カムカムエヴリバディがたった1週間で一気に悲劇になって動揺。登場人物に悪人はいないのに、悲しみと痛みに満ちた展開に。救いがなさすぎる…。
●12月20日…ウルトラジャンプに荒木先生がタッチしない、別の作者のジョジョのスピンオフが2本掲載され、ジョジョ・ワールドは新しい世界に入った。3部の人気キャラのホル・ホースが、4部の舞台・杜王町を訪れるという設定がとても楽しかった。
…でも、今のウルトラジャンプは露骨な性描写の作品が多く(青年誌とはいえ僕には一線を超えたように映る)、これでは幅広い層に「今月号を買って読んで」とは言いにくい。かつては『ピースメーカー』『アド・アストラ』『皇国の守護者』のような硬派でじっくり読ませる作品が多く、エロ要素は少なかったウルトラジャンプ。どの雑誌も売れなくなった時代に入った今、売上げのためにエロを導入するのは致し方ないにしても、もうちょっとオブラートに包むことができないだろうか。行為をモロに描いた作品が複数あって、青年誌より成人誌に近くなっており(今号ではここに書けないような言葉が少女の体に書かれている。なんで暴行を教唆するような文言が編集の校了を通った?)、完全に雑誌の方向性が変わった感がある。うちの子(小6)はジョジョが大好きだから、僕は今月号のホル・ホース外伝だけを切り取って読ませたけれど、この先のことを考えると憂鬱に。
●12月19日…神田沙也加さん(35)の訃報は本当にショック。太陽の陽射しのような明るい声質、伸びと艶のある歌声は彼女だけの宝だった。アナ雪のナンバー「生まれてはじめて」(3分41秒)を聴き、心から追悼。寂しいです。
●12月18日…昨日の大阪の医療クリニック放火殺人、逃げようとした人にタックルしたり、非常扉に細工していたりと、事件の詳細が判明するにつれて、亡くなられた25名の方の恐怖や無念さが思われ胸が痛む。京都アニメの悲劇の記憶もまだ生々しく残っている。なぜ世の中に不満がある時に、政治システムを変えるのではなく、無防備な市民を大量に殺害する方向へ行くのか。どうすれば無差別殺人事件に至る人を生み出さない社会にできるのか。強すぎる殺意が生まれる背景を社会全体で考えるときだ。
●12月17日…う〜む、今年最後の映画館通いとして見に行くつもりだった新作『マトリックス』の評判がギッタギタのメッタメタで残念。まあでも、世間の評価と僕の感想はけっこうズレることがあるし、自分の目で観てこよう…。
●12月16日…超気合いを入れて『覚えておきたいギリシャ神話の神々と英雄たち』を作成、アップしました!単なる神話のあらすじ紹介ではなく、これまで見た映画や漫画の情報も入れたサブカル的なページを目指しました。文字数は2万字を超えていますが、名画や彫刻など画像がたくさんある(70点)ので大丈夫です!とにかく、一度だけ最後まで目を通しておけば、今後、西洋の芸術がいっそう楽しめると思います。ぼちぼちお読みくだされ!
●12月15日…12月15日…12/19(日)まで公開されている東京メトロ渋谷駅B2Fののスペシャルモザイクアート、友人が送ってくれた写メに見入った!間近で見るとジョジョの名シーンになっているのがスゴイ。公開が終わったら、次はぜひ大阪の地下に!っていうか全国を巡回展示してほしいッ!!


●12月14日…近所のお寺の前に、胸に刻みたい言葉が。

「SNS 書いた言葉は消えません あなたは一瞬 相手は一生」

  
●12月13日…元禄15年(1702)12月14日は赤穂浪士47人が吉良邸に討ち入りし、主君の仇討ちを成し遂げた『忠臣蔵』の日。江戸で没した彼らの墓所は港区高輪の泉岳寺が有名ですが、実は大阪の浅野家菩提寺・吉祥寺にもあり、しかも大阪の墓(遺髪墓)は江戸や故郷赤穂の墓より先に建立されたと聞きます。浅野内匠頭は参勤交代の際に必ずこの寺に足を運んでいたとのこと。
『お墓から見たニッポン』では過去にこのお寺の義士墓を巡礼しており、動画を紹介しますね。境内には四十七士の石像もあり、解説させていただきました。
https://youtu.be/K38eZj5RKjk (23分)
※来年は討ち入り320年。
●12月12日…朝ドラの『カムカムエヴリバディ』は和菓子屋さんが登場するため、放送開始以来、もう何個おはぎを買ってしまい、そして胃袋に入れたかわからない。でも、ケーキや洋菓子に比べて、和菓子は太らないと聞いたことがあるし、大丈夫なはず。小豆がメインだし野菜みたいなものです(妄想)

  お茶もあうけど意外に牛乳もあう
●12月11日… 人生に悲しみはない方が良いに決まっているけど、Eテレ『理想本箱 君だけのブックガイド』で、吉岡里帆さんが朗読していた『悲しみの秘儀』(若松英輔著)の一文、これもまた真実と思う。歴史上の多くの芸術作品がこの言葉を証明。

「人生は悲しみを通じてしか開かない扉がある。悲しむ者は、新しい生の幕開けに立ち会っているのかもしれない」

 
●12月10日…旧友が「こんなの見つけた笑」と写真をくれた。焦って二度見した!カジポン?…カジュポン!!鹿児島物産展で売っていたらしい。この冬はこれで鍋料理を食べないと!(^^)
※500円を切ってるのもGOODです

 
●12月9日…今月、中国の月面探査機が撮影したこの建造物、いったい何でしょうね。正方形の石?たまたま凱旋門っぽくなった?バズプラスニュースくらいしか伝えておらず、NHKも新聞もスルーしているため、フェイクニュースなのかとも。過去のアポロ着陸船の足なのかな?
(NASAや旧ソ連が内緒にしていたのに、中国が空気を読まずに公開したとかなら、SFファン&元「ムー」読者的に面白いです、笑)

 
●12月8日…YMOの音楽はいつになっても古くならず、名曲選(68分)をしょっちゅう聴いている。でも一番好きな曲はここに入っていない「エピローグ」(4分30秒)っす!このノスタルジーやばい。
●12月7日…アメリカの史上最大級といわれる竜巻の映像に戦慄。300km移動って、東京から京都の距離。死者行方不明者100名以上。アメリカ内陸部では一戸建てに地下室が必ずある理由を実感。
●12月6日…今週は『お墓から見たニッポン シーズン5』のロケ撮影なので、更新は不定期になります。嬉しいことにシーズン5まできました!

//今年の12月8日は真珠湾攻撃(1941)の80年。なぜ国力20倍という米国との無謀な開戦を防げなかったのか要検証です。ハルノートの誤訳なども。
●12月5日…1791年12月5日に35歳で他界したモーツァルト。今日はちょうど没後230年。彼に感謝を込め、お墓コーナーのモーツァルトの解説文を超大幅に加筆。文字数は3万6千字、YouTubeを使った紹介曲が「125曲」という、いささかクレイジーな規模になりました。全力で彼の人生と音楽を紹介しています。単なる出来事を追った年表ではなく、モーツァルトの手紙をたくさん引用し、彼の姿が浮かび上がる文章を目指しました。素晴らしい音楽をありがとう、モーツァルト。
●12月4日…だんだんオミクロン株の市中感染が増えてきて心配。一方、初めて重症化を防ぐ飲み薬モルヌピラビルが認可された。イスラエルは4回目のワクチン接種を決定。人類とコロナウイルスとの攻防は佳境に迫ってきた感がある。
●12月3日…先月末に立憲民主党の新党首が泉健太議員になった。ハキハキとした声が聞き取りやすいし、47歳という若さは強みになる。一方で、泉議員に見え隠れする右派属性に懸念。徹底した共産嫌いのせいで、死票が大量に生まれるのは勘弁。
●12月2日…「言葉の存在を最初に悟った日の夜。私は嬉しくて嬉しくて、ベッドの中で、この時初めて“早く明日になればいい”と思いました」(ヘレン・ケラー)
一昨日出演した『ラジオ深夜便 世界偉人伝』の聴き逃し配信が始まりました!
第12回は墓マイラーの米国巡礼記、首都ワシントンD.C.の「ヘレン・ケラー&サリバン先生」「ケネディ大統領夫妻」などの墓トークと、独立記念日の首都の様子等々!来週8日(水)午前0時までの公開です。
NHKサイトのリンク先、開始4分付近から登場します。約15分のコーナーなので、移動中などにお楽しみ頂ければ幸いです!
ヘレンとサリバン先生の名前が点字に ケネディ夫妻と墓所の炎
「幸せの一つの扉が閉じると、別の扉が開く。しかし、私たちは閉じた扉ばかり見ているために、せっかく開かれた扉が目に入らないことが多いのです」(ヘレン・ケラー)
●12月1日…祝!ジョジョ6部アニメNetflix世界総合2位!テンポ良いし声優さんは圧巻の神演技、そして6部バトルがこんなにアニメ向きとは!2012年に第1部が放送されたとき、OP曲冒頭にジョリーンが映り超大好きな6部アニメ化に期待、それから約10年、ついに夢が実現!しかも世界のも同時に楽しめるとはッ!!
ストーンオーシャン(6部)はOP曲とED曲もめっちゃ最高ですね!第6部は主人公が女性ゆえか、どちらの曲も女性ヴォーカル。何回でも聴きたく!
・オープニング曲「STONE OCEAN 」(90秒)移動カメラで撮影したような映像と、ポップな女性ボーカル&コーラスのコラボが超クール!
・エンディング曲「Distant Dreamer 」(90秒)。原作を読んでると、この海辺の光景だけで泣ける。そして和訳バージョンのアップに超感謝!「私は笑っていると思われるけど、心の中ではずっと自分の運命について考えている」って、まるでジョリーンのために書かれたような詞!
●11月30日…本日は水木しげる先生の命日「ゲゲゲ忌」。東京調布の覚證寺(かくしょうじ)を訪れた関東の友人が、今日の巡礼写真を送ってくれた。水木先生ご自身がデザインされた生前墓の前で、鬼太郎とねずみ男の石像が先生を護っています。墓前はファンの供花であふれ、みかんには鬼太郎のイラストも(笑)

   
天気も良く、最高の墓参日和ですね。(^^)
●11月29日…政府は、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が拡大していることを受け、外国人の入国禁止を全世界に拡大すると発表。ついこの前、新規感染者がゼロになったことを喜んだばかりなのに。コロナの野郎、しぶとすぎ。
●11月28日…明後日に立憲民主党の党首選。新党首は、女性の方が自公と目に見えて違っていいのに、辻元清美さんが落選して議員じゃないのが痛い、痛すぎる。
●11月27日…米アカデミー賞を受賞するなど国際的に活躍した衣装デザイナーのワダエミさんが今月13日に他界。84歳。黒澤監督の『乱』の衣装、素晴らしかったです。
●11月26日…本日、ヤクルトが日本シリーズでオリックスを下して、20年ぶりの日本一。セ・リーグのチームとしても9年ぶりのV。おめでとうございます。
●11月25日…朝ドラ「カムカムエヴリバディ」、初回からずっと笑いと涙の名脚本で神回多発。今日の第19回は切なすぎる衝撃の展開、放送直後、次の番組「あさイチ」メンバーの表情が感情移入の深さを物語っています。
驚愕の目の華丸さん、大泣きする鈴木アナ、その鈴木アナを気遣って報道センターに切り替えようとする優しい大吉さん。視聴者とのシンクロ率300%、思わず連続写真を。
カメラがスタジオに切り替わった直後 今日は哀しみが突き上げるラストだった
鈴木アナ「だめだ、もう…」 「ニュースセンターの方まだいない?」
●11月24日…自分の中では30代半ばという気がしているのに、いつの間にか54歳に。大ベートーヴェンの56歳まであと2年、ちょっと信じられないです。物忘れも多いですが、嫌なこともどんどん忘れるので、これはこれでいいかなと。(^^;)
誕生日は産んでくれた親にお礼を言う日だと思っていますが、中年になってから、誕生日に飲む酒は、下の映画のセリフを言ってから飲んでます。
「今日は誕生日だ。今日まで生き延びたことを祝おう」(映画『スモーク』)
人生いろいろありますが、芸術や自然が与えてくれる感動は、生きていればこそですね。長生きしましょう。
※インドの好きなことわざを。
「貴方が生まれたとき貴方は泣き、貴方の周囲の人々は喜んだ。貴方がこの世を去るときには貴方の周囲の人々が泣き、貴方のみ微笑むように」
●11月23日… 映画『エターナルズ』のテーマ曲(3分50秒)に激ハマリして、毎日50回以上聴きまくってる。冒頭、イントロ部分の1分間がとにかくヤバイというか、中毒性がある。
●11月22日…今月13日、将棋の藤井聡太三冠(19)=王位、叡王、棋聖=が第34期竜王戦で豊島将之竜王(31)を4連勝で破り、四冠を達成。19歳3カ月での四冠達成は史上最年少!
●11月21日…明日12時Eテレ『にっぽんの芸能 大江戸×バロック音楽〜時空を超えたコラボレーション』の再放送!先日の本放送、ビバルディ「四季」の“春”“冬”を琴で合奏(5人)、ほんと素晴らしかったです。番組後半ではバッハの名曲「シャコンヌ」を能楽師が舞い、源氏物語の六条御息所の悲しみを込めます。圧巻!
  生き霊となった六条御息所
●11月20日…今月9日に作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが他界。99歳の大往生。強権的な安倍政権下において、反戦平和の活動を積極的に行われ、敬意を表します。常にユーモアを忘れない姿勢、見習いたいです。
●11月19日…片腕に障がいがある人のために、片手で演奏可能なリコーダーを年配の日本人技術者が開発。トロンボーンのようにスライド式で音程を変えられる。ニュースでは小学生が「みんなと一緒に演奏できる」と喜んでいた。海外でも高く評価されていて、素晴らしい発明だと思う。
●11月18日…スピルバーグ監督版の『ウエストサイドストーリー』の日本公開日が2月11日に決定。米国は今月から。75歳となったスピルバーグは「私のキャリアの集大成」と語っており早く観たい。『マトリックス レザレクションズ』の日本公開は12月17日。
●11月17日…YouTubeから低評価の表示が消え、ツイッターと同様に高評価だけが見えるようになったのは、今後、インターネット史に刻まれるであろう革命的な大事件と思う。低評価の数を見て心を病んだり、自死する人が確実に減る。人間はそんなに強くない。99の高評価があっても、1の低評価があるとずっとそれが気になるもの。もちろん、低評価の表示機能があることで、詐欺や悪徳商法の警告になったけど、それはYouTubeの運営や司法が対処すべきこと。大袈裟ではなく命の問題であり、遅きに失したとはいえ、YouTubeの英断を称えたい。
●11月16日…明日21時からBSプレミアムで『反田恭平 ショパンコンクールを語る』!選曲の意図と戦略を解き明かすインタビューのほか、コンクール1・2次予選から1曲ずつ、そして3次予選の「英雄ポロネーズ」、ファイナルの「ピアノ協奏曲第1番」をノーカットでオンエア!(ぜひ地上波でも放送を)
●11月15日…沖縄県はいっとき多数のコロナ感染者が出て医療危機に陥ったけれど、本日、新たなコロナ感染者が0人!昨年7月以来というから実に1年4カ月ぶり。ほんとこのまま行ってほしい。
●11月14日…昨日、将棋の藤井聡太三冠(19)=王位、叡王、棋聖=が第34期竜王戦で豊島将之竜王(31)を4連勝で破り、四冠を達成。19歳3カ月での四冠達成は史上最年少!
●11月13日…エンゼルス・大谷翔平選手(27)がアメリカン・リーグMVP(最優秀選手)に「満票」で選出!おめでとう!満票という結果からも、ほんと愛されているのがわかる。日本人選手としてはイチロー選手以来20年ぶり。
●11月12日…『アベンジャーズ』に比べて全然話題になってないけど、その公式続編であり公開中の『エターナルズ』、個人的には拍手喝采の映画だった。ヒーローチームに白人以外に様々な人種がいて、同性愛者や障がい者もいる。科学の進歩が原爆に至ることをマイナス面として描写したのも、昔のハリウッド映画とは異なる。続編に期待!
●11月11日…11月11日はロシアの文豪ドストエフスキー生誕二百年(1821年生まれ)。どの小説も、たとえ悲痛な物語でも奥底には彼の深い優しさが。
「青年は笑っていましたけれど、やはり泣いていたのです…なぜならロシア人は泣くべきところで、笑うことが非常に多いからです」(『カラマーゾフの兄弟』)

ドストエフスキーはロシア皇帝の圧政に逆らい、28歳で政治犯として死刑判決を受け、処刑“当日”に恩赦でシベリア流刑になったという凄絶な過去を持ち、小説の中で体験者にしか語れない言葉を綴っている。
「処刑前の5分間について彼は時間の割り振りをした。まず友達との別れに2分間ばかりあて、さらに2分間をもう一度自分自身の人生を振り返る為にあて、最後の1分間はこの世の名残りに、周囲の自然風景を静かに眺める為にあてたのです」 (『白痴』)

43歳のときの小説『地下室の手記』にはこんな会話が。
・「死んでやるわ」「でも、可哀想だな」「誰が?」「生命がさ」
・「人間というものは、不幸の方だけを並べ立てて幸福の方は数えようとしないものなんだ。ちゃんと数えてさえすれば、誰にだって幸福が授かっていることが、すぐ分かるはずなのにね」

苦しいときに支えとなる言葉をたくさん残してくれたドストエフスキー。ボリショイ・スパシーバ!(めっちゃおおきに)

※アインシュタイン「ドストエフスキーは、どんな思想家が与えてくれるものよりも多くのものを私に与えてくれる」

※黒澤明監督「あんな優しい好ましいものを持っている人はいないと思うのです。それは何というのか、普通の人間の限度を越えておると思うのです。どういうことかというと、僕らが優しいといっても、例えば大変悲惨なものを見た時、目をそ むけるようなそういう優しさですね。あの人は、その場合、目をそむけないで見ちゃう。一緒に苦しんじゃう、そういう点、人間じゃなくて神様みたいな素質を持っていると僕は思うんです」
※ドストエフスキーのお墓は人生で初めて訪れた偉人のお墓であり(1987年)、それがきっかけで墓マイラー になりました。画像は再巡礼時のもの。

  
●11月10日…ギリシャ神話の簡単なまとめページを作り始めたら、5日かかってもまだできないという。同じ名前なのに別人というケースが多すぎる。田中さんや鈴木さんが神話にいっぱいいる感じ。冥府のハデスより、ゼウスやポセイドンの方が悪事(女性関係)をはたらいている(汗)。
●11月9日…朝ドラ『カムカムエヴリバディ』、カメラの使い方が素晴らしい。音楽も映画のサントラみたいなやつがある。充実の15分。
●11月8日…大河『青天を衝け』をめちゃくちゃ面白いのに、年内に終わらせるため通常より10話も少ない全41話になるのが残念。前作『麒麟がくる』がコロナの影響で1月まで放送延長になったこと、夏に五輪があり放送休止になったことが影響。カットされる渋沢の良いエピソードは同じスタッフでスピンオフを作ってほしい!

 
『世界墓マイラー同盟』の盟友が渋沢の今年の命日(11/11)直後に墓参、大河オンエア中ということもあるのか、供花がすごい数に!
●11月7日…年末にNHKでオンエアされる『岸辺露伴は動かない』(主演・高橋一生)、第5話「背中の正面」はジョジョ第四部の乙雅三@チープ・トリック編を題材にしているとのこと!本編の実写化って嬉しすぎる!乙雅三役は市川猿之助さん。
●11月6日…今夜22時半からBSプレミアムで『発表!全仮面ライダー大投票』放送!昭和から令和まで、50周年の歴史、100を超える作品、200人以上の仮面ライダー、300曲の音楽のトップを決める視聴者投票に寄せられたのは57万票!ライダー俳優が登場、作品の魅力や舞台裏を語るコーナーもあり。
●11月5日…コロナ禍で所得格差が社会の分断を広げていることを受け、イギリス政府は来年4月から全国の最低賃金を約1500円(9.5ポンド)に引き上げると発表。スナク財務相「この政権は働く人々の味方だ。今回の賃上げで仕事に見合った報酬が得られるようになる」。
一方、日本は全国平均930円。この30年、世界中の賃金が右肩上がりを続ける中、日本の賃金は横ばいを続け、ついには韓国にも抜かれてしまった。一体なぜ、こんなことになったのか?元ゴールドマンサックスのアナリスト、実業家デービッ ド・アトキンソン氏は、日本人があまりに従順すぎて、どんなに給料が安かろうが文句ひとつ言わないため、経営者はなんの努力もしないという。「日本人はよく教育を受け、真面目に仕事をし、しかも最低賃金があまりにも安すぎるた め、経営者としてはもう努力する必要がなく、経営者としてそこに乗っかってるだけで工夫する必要はありません。ですから、動き出す動機がないんです」。ニューヨークのアルバイトの時給は、調理のアルバイト、大学の広報、日系企業、どれ も時給は15ドル、日本円にして約1700円。アトキンソン氏は時給が高くても企業はやっていけるという。理由は「これは経済学の基本中の基本ですけども、給料が上がってくると(経営者は)イノベーションをするようになりま す。先進国の場合は人間に払わなきゃいけないコストが高いので、高くなればなるほど、その賃金を払うために機械化もしますし、ビッグデータも使いますし、いろんな工夫をしてやっていきます」。先に賃金を上げてしまえば、経営者は否が応でも知恵を絞るし、日本以外の先進国はそうしていると。

日本の経営者の中には「時給1500円なんてとんでもない」と背を向ける人もいるだろうけど、時給1500円でも年収は300万円であり、日本ではカツカツ。「労働者1人に300万も払えない」というなら、欧州では事業として破綻している。っていうか、欧州の場合、残業もなければ、一般企業に3週間の夏期休暇(バカンス)がある。それでも一人当たりの労働生産力は日本よりも上だ。
僕が小学生の頃、旧国鉄も私鉄もしょっちゅう賃上げを求めるストライキで止まっていた。今や「ゼネスト」(全国一斉スト)という言葉は死語になってしまった。「日本人も他の先進国なみの給料を」とゼネストで求める大義はある。「年間最低賃金」という概念も必要かと!
●11月4日…Netflixがジョジョ6部アニメのオンエアを12月1日と発表。どうやら12話分を一挙公開して、それをシーズン1とするようだ。12月の第一週は家でジョジョ祭り、ファンには嬉しい悲鳴。地上波でも正月明けにオンエアが始まるから、地上波が12話に近づいた頃に、Netflixでシーズン2をドカンとアップするんじゃないかな。
●11月3日…京王電車通り魔事件の続報に映画ファンとしてモヤモヤ。映画『ジョーカー』は電車に乗っているお爺ちゃんや女性を無差別に傷つけろなんてメッセージはこれっぽちも発信していないです。逆に列車内で困っていた女性を助けるシーンが あったくらい。
あの映画は格差社会の醜悪さ、非情な自己責任・新自由主義の終着点をこれでもかと描き、底なしの悲しみと痛みに満ちた作品ですが、「ジョーカーに影響された」って犯人が言うような、そういう映画じゃないと思います。
《自己責任の名の下に弱者が切り捨てられ、社会から“思いやり”が消えた時に「ジョーカー」を生む、だからこそ非正規が奴隷の様に扱われ上級国民という言葉が生まれたこの社会を変えていかねばならない》、僕は作品をそう受け止めました。
弱肉強食の新自由主義ではなく、人をまっとうに扱う社会を切望します。
※米国アカデミー主演男優賞受賞
  

【圧巻の予告編】https://youtu.be/C3nQcMM5fS4 (2分半)
●11月2日…岸田首相が会見で「選択的夫婦別姓制度の議論を進める。国民の理解について政治家として汗をかいていくのが大事」。結婚で強制的に名前が変更されるのは、世界で日本だけ。国連から人権侵害と批判されており、首相はこの制度改革をやってわが国の政治史に名を残してほしい。
※ちなみに岸田首相は今年3月に発足した「選択的夫婦別氏制度を早期に実現する議員連盟」に「呼びかけ人」として参加。
※“選択的”なので、今と同様に変更したい人は相手の名前に変えてOK。

/自民の甘利幹事長が小選挙区で野党統一候補に敗北したことで辞意を表明、後任の幹事長は岸田派と仲の良い竹下派の茂木氏に。甘利氏は安倍・麻生氏の盟友であり、安倍人事の象徴だった。その甘利氏が党幹部から外れ茂木氏にかわることで、岸田首相はさらに独自色を出しやすくなった。これは良い変化。
本日、首相は温暖化対策を話し合うためイギリスで開催されるCOP26出席へ。先進国に相応しい提案を希望。
●11月1日…衆院選の感想を書きたいけど、正直、混乱している状態。ポジティブに考えれば、岸田首相は自民単独過半数を得たことで、総裁選で訴えていた「これまでの弱肉強食の苛烈な新自由主義ではなく、格差を是正していく“新しい資本主義”」を、これで落ち着いて推し進められる。アベ・スガ路線と異なる、中間層をぶ厚くする経済に日本を戻してほしい。

/立憲・枝野氏と共産・志位氏はいったん交代した方がいい。今回の議席減はそれくらい深刻なこと。別の人(できれば若い議員)がやって、それからまた党内選挙で戻ればいい。負けたのにトップが変わらないのは民主的と言えない。

/そして、おかえり山本太郎。れいわ新選組は衆参で5議席に。NHK討論番組の出席条件の衆参5議席ラインに達したので、これからはテレビで政策を訴える機会も増えると思う。現状では「山本太郎党」だから、他にもれいわの顔を育てることが急務。(ただ、山本氏が反ワクチン?なのが気がかり)

/それにしても、投票率が戦後3番目の低さの55.9%しかないとは…。







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