12時間かけて主要キャラ167人の魅力を語り合う! | 「25周年おメメタァございます!」人文字“25”で祝福! | 「このシーンのここがスゴイ!」と全キャラをスライド解説 |
2012年は“ジョジョの奇妙な冒険”連載25周年という記念すべき年!本年10月14日、このアニバーサリー・イヤーを祝ってファン有志が各地から集まり、ジョジョの素晴らしさを“トコトン”語り合うオフ会、『ジョジョ学会』を開催しましたッ! 内容は超シンプル。第1部から第8部までの主要キャラを1人ずつ取り上げ、「このキャラはもっと評価されるべき!」など、人物の隠れた魅力を参加者で吠えまくるというもの。第3部以降は全スタンド使いが対象になっているので、グッチョやカルネ、ケニーGまでも網羅。主要キャラだけで167人もいるため、1キャラ2分としても、それだけで334分。プログラム後半には「名セリフ・ランキング」「名シーン・ランキング」の選出もあり、食事休憩なども含めて、朝10時から夜10時までの12時間コースになった! 開催前は、10時間以上も話して頭がオーバーヒートしないのか、思考回路が鈍ってボーッと波紋を流されたワムウ化しないのか不安もありましたが、“今年やらなくていつやるのか”“四の五の言わずに集まってジョジョトークしよう”、そういう思いで当学会は実現しました。 ※長時間オフゆえに途中参加・離脱もあり、参加者数はトータルで43名です。 ※あくまでもファン・イベントであり荒木飛呂彦先生及び集英社とは関係ありません。 |
〔当日のプログラム〕 ●9:30 開場 ●10:00 このキャラのここが好き!第1部編(一通り話した後、各部ごとに投票で人気キャラTOP3を選出) ●10:45 このキャラのここが好き!第2部編 ●11:40 昼食 ●12:00 食後の運動「本気で挑戦する“ラジオJOJO体操”」&“25周年祝福”人文字 ●12:30 このキャラのここが好き!第3部編 ●14:00 このキャラのここが好き!第4部編 ●15:10 ブレイクタイム〜秘蔵ムービー「全スタンド再現動画by鬼教官」「2003年渋谷・大阪ジョジョ立ちハイライト」ほかたくさん! ●15:50 このキャラのここが好き!第5部編 ●17:00 このキャラのここが好き!第6部編 ●18:00 小休止&軽食 ●18:15 このキャラのここが好き!第7部編 ●19:20 このキャラのここが好き!第8部編 ●19:40 第1回ジョジョ学会が選ぶジョジョ・キャラMVP!…これまで選出されてきた各部人気キャラ上位3人×8部=24人の決選投票。25周年の 現時点で、誰が人気ナンバーワン・キャラなのか確定。ジョジョ学会として、今後、30周年、35周年と時代による変化がどれほどあるのか、その比較資料と して後世に残します。 ●20:00 好きなセリフのベスト10決定…ジョジョに出てくる名セリフのリストを配布し、ベストを選出。 ●20:30 好きなシーンのベスト10決定…上記の名セリフと同じ流れでベストシーンを選出。 ●21:00 懇親会。「リストにあのセリフが入ってない」「このシーンを入れて欲しかった!」など、参加者の様々な声を記録し、次回のリスト作成に反映させて頂きます。 ●22:00 完全終了。考えるのをやめます。 |
飾り付けのため9時から会場を借りた | 会場に持ち込む資料、フィギュアは9袋! | 単行本107冊。過去のジャンプもあり |
【第1部MVP】12キャラ ※1人あたり2票。 1.ジョナサン・ジョースター、スピードワゴン、ディオ・ブランドー(11票×3)※なんと3人の票数が同じ! 2.ウィル・A・ツェペリ(7票) 3.ダイアーさん(6票) 4.エリナ・ペンドルトン(4票) 5.ジョージ・ジョースターT世(3票) 5.黒騎士ブラフォード(2票) 6.ワンチェン、ポコ(1票) 無投票…タルカス、ストレイツォ 〔感想〕 1位のジョナサン、スピードワゴン、ディオが横並びというのは、実に興味深い。主人公も敵も魅力的であり、脇役の“語り部”(スピードワゴン)もキャラが立っているという、人間讃歌『ジョジョ』を象徴する見事なバランスになっている。ツェペリとダイアーさんは僅差であり、出番の少なさを考えるとダイアーさんの人気はガチ。 〔プレゼンから〕 ・ワンチェンをナメてはいけない。彼がいなければジョースター家の火災跡からディオは救出されず、6部プッチの加速もなかった。超重要人物。 ・ダイアーさんはディオに波紋ダメージを与えた最初の人物。無意識に“さん”を付けてしまう。読者から“さん付け”されるキャラは、他にトニオさん、ツェペリさんしかいない。 ・「人間讃歌」という言葉を使ったのはツェペリさんが最初。さすがはツェペリさん。 ・ブラフォード戦はリアルタイムで読んでいて最初に感動した戦い。一方、タルカスの雑巾絞りはキツすぎて夢に出そうだったが、こういう恐怖をマンガで見せてくれるのが嬉しいという気持ちもあった。 ・第1部は残酷描写がフル・スロットルだけど、連載当時は「ロマンホラー!-深紅の秘伝説-」というサブタイトルがあり、一般漫画ではなくホラー漫画として評価すべきだし、その意味でも名作。 ・ファーストキスを泥水で洗うエリナの気高さは全キャラを通してトップだと思う。現代では死語となった「いけないひとッ!」が初々しい。 ・スピードワゴンが生涯結婚しなかったのは、初対面の雪の日に、ジョナサンの人間性に惚れ込んだから。後の財団の活躍を考えると、ジョースター家と結婚したようなもの。ある意味影の主役とも言える。 ・ディオは母親の形見のドレスを父親が売ろうとした時に涙を流しており、意外と人間味がある。ゲロ以下の臭いがプンプンするほどではない。「礼儀を知らん者は生きる価値なしだな」もディオの言葉。 ・ラストシーンのコマは、ストレイツォがツェペリさんより大きい。2部への伏線か。 |
【第2部MVP】13キャラ 1.ワムウ(21票)※圧勝! 2.ジョセフ・ジョースター(16票) 3.シュトロハイム(7票) 4.シーザー(6票) 5.カーズ(4票) 6.以下1票が4人 エシディシ “2部”ストレイツォ スモーキー エリナ婆ちゃん 無投票…サンタナ、リサリサ、スージーQ、老スピードワゴン 〔感想〕 ワムウがここまで支持を得たのは、敵でありながらシーザーやジョセフに敬意を持っていたことだろう。彼が部下のゲスなゾンビ達を成敗したのは、誇りの高さを表す象徴的なシーンだ。シュトロハイムがシーザーを僅差で超えたのは強烈なキャラによるもの。カーズには好きなところとして「人間以外には優しい」という意見があった。 〔プレゼンから〕 ・ジョセフは格上の相手に知恵とハッタリと運で勝つ、今までの少年マンガの主人公像と異なる男。敵の裏をかいて危機を切り抜けていく様が痛快すぎる! ・そんなジョセフの魅力を最初に引き出したのはスモーキーということを忘れないで。あと、実際にジョージアには黒人市長がいる。 ・5巻の読者コーナーに「あーん!スト様が死んだ!」を載せるのは盛大なネタバレ。5巻の時点ではまだ死んでないのに!(爆) ・ストレイツォの最期、“体内から光がもれる”という発想が凄い。誇りと充実感を持って死に、2部の導入として最高の役割を果たした。 ・サンタナとワムウはどうして差がついてしまったのか。一緒に赤ん坊から育ったのに。 ・東京ジョジョ展の描き下ろしにあったリサリサ先生が美しすぎる。 ・「エリナは再婚しなかったのに、どうしてリサリサはハリウッド映画の脚本家と1948年に再婚したのか」と論議。結論は「ジョセフが“もう父さんに義理立てず、再婚して新しい人生を歩んだら”とアドバイスした」。波紋呼吸を止めたジョセフなら、いかにもそう言いそう。波紋戦士を卒業する意味でも結婚したのかも知れない。おそらく結婚後は普通に年をとって死んだのだろう。 ・なぜ14巻以降の巻頭のジョースター家の家系図にあるスージーQの挿絵は、エシディシ戦後の肌ボロボロ絵が使用されるのか。他にいくらでも可愛いカットはあるのに…。 ・ワムウと7部リンゴォには戦いを神聖なものとしている点で共通点を感じる。2人とも超ストイック。 ・ワムウの名セリフ「俺はお前に出逢う為に1万数千年もさまよってたのかもしれぬ」。これは“1万数千年も生きてきたのかもしれぬ”ではなく、“1万数千年もさまよってた”と語っていることに注目。ずっと満たされぬ思いを持っていたのだ。その点でも親近感が湧く。 ・ワムウは死んだけれど人生に満足して幸せで、カーズは死なないけれど全然幸せじゃないことが見事な対比になっている。 ・“ジョジョ”という作品の良いところは、敵も味方も“納得”して死んでいくところ。 ・カーズは究極生物になって視力が天体望遠鏡なみにアップしているのに、パラシュートの人形“へのへのもへじ”が見抜けなかった。考えられる理由は2つ。(1)天体望遠鏡は近くが見えない。(2)カーズのIQは400もあるが、IQが高くなると思考的な意味で視野が狭くなると言われており、ジョセフが落下した時に、“落下した”という事実だけで論理(対応策)が組み立てられていた可能性がある。 ・シュトロハイムほどのサイボーグ戦士がどういう状況でソ連軍相手に戦死したのか想像がつかない。 |
【第3部MVP】33キャラ ※キャラ多数につき、以降は1人あたり3票。 1.ジョセフ・ジョースター/ハーミット・パープル(18票) 2.空条承太郎/スター・プラチナ(16票) 3.ジャン・ピエール・ポルナレフ/シルバー・チャリオッツ(15票) 4.イギー/ザ・フール(14票) 5.DIO様/ザ・ワールド(7票) 6.ンドゥール/ゲブ神(4票) 7.以下3票が4人 花京院 典明/ハイエロファント・グリーン ホル・ホース/エンペラー マライア/バステト女神 ダニエル・J・ダービー/オシリス神 ヴァニラ・アイス/クリーム 8.以下2票が4人 モハメド・アブドゥル/マジシャンズ・レッド ボインゴ(弟)/トト神 ペット・ショップ/ホルス神 テレンス・T・ダービー/アトゥム神(2票) 9.以下1票が3人 グレーフライ/タワー・オブ・グレー ラバーソール/イエロー・テンパランス カメオ/ジャッジメント 無投票…エンヤ婆、アレッシー、デーボ、J・ガイル、スティーリー・ダン、キャプテン・テニール、オランウータン(フォーエバー)、ズィー・ズィー、アラビア・ファッツ、ミドラー、マニッシュ・ボーイ、オインゴ(兄)、アヌビス神、ケニー・G、ヌケサク。 〔感想〕 主人公の承太郎より老ジョセフの方が上なのは、戦いの年期の差か。愛されキャラのポルポル君が3位で健闘。イギーも上位に食い込む一方、DIO様はワンコにダブルスコアで負けたことにショックを受けているだろう。DIO様の配下ではヴァニラを抑えてンドゥールが筆頭に。「悪には悪の救世主が必要」のインパクトか。 〔プレゼンから〕 ・ジョセフは元主役ゆえ、普通の漫画なら超強力なスタンドを作者から与えられていただろう。ツタを巻き付けるという弱い能力というところに、荒木先生のフロンティア精神を感じる。 ・ポルナレフは敵として登場しながら、仇討ちを果たした後も自らの意思で旅を続け、最後には「正義の“白”の中にいる」とまで言った男。成長っぷりに胸熱。 ・ジョースター御一行の中にポルナレフがいなかったら、ジョセフ以外は真面目人間ばかりで息の抜きどころがなく、彼らも読者もキツかっただろう。 ・校則が厳しい学校だったので花京院ヘアーに憧れた。人権標語コンテストに「花京院ヘアーも個性と認めよう」と書いて応募した。 ・花京院が好きでオリジナルTシャツを作り、サクランボのイヤリングで今日は会場に来た。彼の良さは協調性を大切にしているところ。しかもやる時はやる。 ・漫画のキャラが死んで、大きな喪失感を味わったのは花京院が初めて。大人になった彼が見たかった。 ・デーボは間抜けキャラと見られているけど、あえて自分を追い込んで精神力(スタンド)を強化する行為には凄味がある。 ・ジョジョ世界の罵倒用語「ビチグソが!」を最初に使ったのはラバーソウルが変身したおばちゃん。 ・ホル・ホースは味方になる構想もあったのではないか。荒木先生の絵の中に、ホル・ホースが承太郎の仲間になっているかのようなカラーイラストがある。ジョジョ展でも話題になっていた。 一番左側にホル・ホースがいる!(ジャンプ1990年第9号扉) ・“敵を騙すにはまず味方から”。ネーナはホル・ホースでさえ騙していた戦いのプロフェッショナル。どうやって細い体型の中に入っていたかはナゾ。 ・スティーリー・ダンは承太郎から最もオラオラを食らっている。DIOに対する怒りより上。 ・タロットのデス13には、“大人は殺されても赤ん坊だけは緑の法皇に助けられる”という設定がある。 ・カメオのジャッジメントは、荒木先生の描いたメカの中でトップクラスのカッコ良さ! ・ンドゥールはその死をもって読者にDIOのカリスマ性を存分に知らしめた。承太郎が敵でありながら墓を造ってあげた唯一の人物。その点でも別格。 ・人間は試練を経て成長する。ボインゴに対する先生のクールな対応は、ボインゴの試練が外部的な要因ばかりで(パートナーがドジるなど)、自分の内面から来るものではなかったため試練と見なされず、「簡単には変われない」という結論になったのだろう。 ・刀に魂が宿ったアヌビス神の存在は、人間が作ったものがスタンドになるということ。6部DIOの「すぐれた画家や彫刻家は時空を超えたスタンド使い」という言葉を彷彿させる。 ・マライア戦で、どんなに追い込まれても本気で怒らなかった老ジョセフ。あの余裕こそ年を重ねた男のカッコ良さ。砂漠でサンと戦った時に、ジョセフだけ敵に気づかなかったのはお爺ちゃんのご愛敬。 ・“マライア姉さん”はジョセフ・ファンの私の先輩。老ジョセフの魅力に10数分で気づくなんて、姉さんは男を見る目がある。 ・普通は自分のことを分からないもの。だが、アレッシーは自分が人格障害ということをちゃんと自覚しているから「エライねぇ」。 ・ペット・ショップ戦はイギーがめっちゃ喋っているだけに、一言も喋らずニヤリとする鳥が余計に怖かった。 ・テレンスが登場時にスーッと動いてたのはケニー・Gが幻覚で館のほうを動かしてた。 ・作家の乙一先生は、なんとケニー・Gを主人公にしたスピンオフを書こうとしていた。読みたかった! ・ヴァニラ、どんだけハートマークが好きやねん!っていうか、ペット・ショップまでハートマークをつけていたので、あれはテレンスが全員の衣装を用意しているのかも。 ・イギーの最期は、砂がパラパラと崩れ落ちる描写が消えゆく命を視覚で伝えて悲しみが増した。 ・イギーとスピードワゴン財団はどんな形で出会ったのか。あのイギーが協力する気になったのは、よほど犬好きの人が財団にいたからだろう。スピンオフが読みたい。 ・DIOは最強の力を手に入れた慢心から折られた方の足で蹴りに行き、結局、足から砕け散った。 ・DIOの能力が時を止める能力になったのは、どんな心理的背景があったのか。おそらく体がジョナサンということを常に感じるあまり、宿敵としての友情が深まり、“あの頃に戻りたい”という強い気持ちが“時を止めた”のだろう。 |
小休止。火照ったノドを飲み物で冷やしたり、 後半戦に向けて4部以降を読み返したり |
各部MVP投票は毎回盛り上がり、 緊急で追加プレゼンがあるケースも |
【第4部MVP】29キャラ 1.岸辺 露伴/ヘブンズ・ドアー(19票) 2.東方 仗助/クレイジー・ダイヤモンド(14票) 3.吉良 吉影(川尻 浩作)/キラー・クイーン(13票) 4.広瀬 康一/エコーズ(12票) 5.虹村 億泰/ザ・ハンド(10票) 6.噴上 裕也/ハイウェイ・スター(7票) 7.川尻 早人/スーパー小学5年生(6票) 8.以下4票が2人 トニオ・トラサルディー/パール・ジャム 猫草/ストレイ・キャット 9.“4部”空条 承太郎/スタープラチナ ザ・ワールド(3票) 10.以下2票が3人 山岸 由花子/ラブ・デラックス 矢安宮 重清/ハーヴェスト 川尻 しのぶ 無投票…支倉未起隆(意外!)、杉本鈴美(超意外!)、虹村形兆、音石明、“4部” ジョセフ、辻彩、片桐安十郎、小林玉美、間田敏和、吉良吉廣、鋼田一豊大、宮本輝之輔、大柳賢、乙雅三、静・ジョースター、ドブネズミ 〔感想〕 露伴先生、強ッ!仗助や吉良よりも上とは。仗助、康一君、億泰の票が近いのは、仲良し3人組らしい結果。噴上裕也はサブキャラとしては良い位置にいる。何気に猫草がトニオさんと並んで健闘。無投票のキャラにミキタカや鈴美サンがいるのは、彼らに魅力がないわけじゃなく、上位5人が3票を使い切ってしまう顔ぶれだからと思う。早人はスタンド使いじゃなく普通の小学生なのに敬意を集めていた。彼はジョースター級の勇気を持っていたよね。 〔プレゼンから〕 ・4部の真の主人公は康一君。彼の目から見た杜王町が語られている。康一君のナレーションで始まり、吉良との初戦で単身立ち向かって精神的には勝利し、最後に承太郎を唸らせ、康一君のナレーションで終わる。玉美や間田が次第に小さくなったのは、康一君の心の目線で描かれているから。最初は不気味で大きく見えたけど、倒したらそうでもなかった。また、康一君は自分の存在を大きく思っていないので必要以上に小さく描かれている。 ・スタンドが心のパワーの具現化ならば、3段階もスタンドが成長した康一君はとてつもない精神力(しかも康一君はジョルノや吉良のように矢の再挿入を経ていない)。 ・億泰も成長が著しい。最初は自分で物事を決められず兄貴に従っていたが、音石戦で“今まで兄貴に頼って生きてきたから決断は苦手”と言いつつも、“全員ブン殴る”と自分で判断し、吉良戦ではあの世に“まだ行かない”ことを自分で決めた。 ・康一君に惚れた由花子さんは“私の男を見る目は確か”と言っていた。全くその通り!決して目立つタイプではない康一君の真価を早々に見抜いたのはさすが。そして、大嫌いと言われてもまったくメゲない由花子さんのタフさにシビれる憧れる。 ・アンジェロは卑劣だけど、犬のフンを始末しないオッサンを成敗したのはザマミロ&スカッとサワヤカ。 ・音石はタフ。ザ・ハンドでスタンドが下半身を削られても生きていた。憎めないヤツと言いたいところだけど、形兆兄貴を殺した殺人犯であり、そこがマイナスポイント。殺しちゃダメ。 ・露伴の「だが断る」は勇気のあるセリフ。安全圏へ逃げずに自分を乗り越えて行く覚悟を示す名言。露伴は性格が悪いが、行動原理が“すべて漫画のため”とはっきりしていて人間臭い。 ・ドブネズミは能力がえぐいけど、メカとしてはジャッジメントに次いでカッコ良い。 ・重ちーは友達になってよという可愛さと、両親を守るための覚悟に好感。 ・ミキタカは矢が刺さらずにパキンと跳ね返った時点で宇宙人確定!あと、彼は体のどの部分をアイスに変えて仗助達にあげたのか。おそらく失っても問題ない=爪の垢。 ・ジャンケンだけでなんて盛り上がるんだ!おかけでジョジョ・ファン同士のジャンケンはエビぞりジャンプ。 ・猫草、ドブネズミや3部オランウータン、ペット・ショップなど、動物系のスタンドは恐ろしく強い。精神がスタンドに反映されるため、心に迷いを抱える人間と違って、動物は本能で100%攻撃モードになるからパワーがあるし、敵に回すとヤバ過ぎる。精神が純粋なものほど強力なスタンドということを動物たちが証明した。 ・宮本輝之輔は誰も殺してないから、殺人鬼アンジェロと同じ様な罰を受けるのはちょっと可哀相。 ・チープ・トリック戦は力を全く使わないで相手を追い詰めていく展開がスゴい。 ・読み返した時に、しのぶさんの初登場シーンの退廃っぷりにショックを受けた。激変キャラ、しのぶさん。 ・吉良は他のボスと違い、野望のためでなく自分の平穏な生活を守るために生きている。だからバイツァ・ダストのように自分を守るための能力が発現した。悪党だが「植物のように静かに暮らしたい」という気持ちには共感。あと、キラークイーンが履いているサンダルがオシャレ。 ・成長した川尻早人(20)と静・ジョースター(15)のスピンオフを読みたい。小説でもいいので…! ※番外編 ・以前はトマトが苦手だったけど、カプレーゼを食べた億泰の「ンま〜い!」を読んで、同じ食べ方をしたら本当に美味しかった。その衝撃が大きくて、実際にイタリア料理のシェフになってしまった! |
【第5部MVP】27キャラ 1.ブローノ・ブチャラティ/スティッキィ・フィンガーズ(23票) 2.グイード・ミスタ/セックス・ピストルズ(14票) 3.ジョルノ・ジョバァーナ/ゴールド・エクスペリエンス(11票) 4.以下9票が2人 ナランチャ・ギルガ/エアロスミス プロシュート兄貴/ザ・グレイトフル・デッド 5.レオーネ・アバッキオ/ムーディー・ブルース(7票) 6.ギアッチョ/ホワイト・アルバム(5票) 7.リゾット・ネエロ/メタリカ(4票) 8.以下3票が3人 ディアボロ/キング・クリムゾン パンナコッタ・フーゴ/パープル・ヘイズ ペッシ/ビーチ・ボーイ 9.以下2票が3人 メローネ/ベイビィ・フェイス チョコラータ/グリーン・ディ ヴィネガー・ドッピオ/エピタフ スコリッピ/ローリング・ストーン 10.以下1票が6人&1匹 トリッシュ(低ッ!)、サーレー、ホルマジオ、イルーゾォ、カルネ、ティッツァーノ、亀 無投票…ポルポ、ズッケェロ、スクアーロ、セッコ、“5部”ポルナレフ 〔感想〕 先の4部はメイン・キャラに票が集中し、無投票キャラが16名いたけど、5部ではたった5名しかいない。 TOPのブチャラティを除くと、他部に比べて票が分散している。この結果は、4位のプロシュートを筆頭に、5部は敵キャラにも魅力的な人物が多かったという証。中でもギアッチョはリゾットやフーゴよりも上になった(笑)。逆にトリッシュは、濃いキャラの多い敵の中に埋もれてしまった印象。ディアボロはドッピオと足しても5票しかなく、ヘタレ帝王の称号に恥じない結果に。 〔プレゼンから〕 ・ジョルノはまわりを成長させる主人公。多くの仲間がジョルノから影響を受けて成長していった。 ・ブチャラティのような上司についていきたい。 ・でもホルマジオのような上司でもいい。いつも「しょうがねぇなああ」と大きな心で許してくれそう。 ・モノにジッパーをつけるだけの能力でどれだけブチャは危機を乗り越えてきたか。スティッキィ・フィンガーズは「スタンドに強弱の概念はない」「ジョジョのバトルはインフレを起こさない」を体現する好例。 ・アバッキオはジョルノに辛くあたるから最初はヤな奴と思ったけど、20歳の彼に対してジョルノは15歳。あの年代の5歳差は超大きい。何度も異なる意見を言われたらカチンとくるのも分かる。特に上下関係の厳しい警官出身だから、年下なのに指示に従わないジョルノに余計に反発するのだろう。 ・アバッキオが海岸で彫りつけたボスの顔はディアボロに似ていない。つまり、ディアボロが過去に名乗っていたソリッド・ナーゾ時代の顔。ドッピオの存在のように、ソリッドも肉体変化を伴う別人格だったのでは。 ・ミスタは悲しい過去があるにもかかわらず明るい性格。「ただの銃声だよ」にギャングの怖さを感じる一方、4という数字に弱い可愛さもある。 ・ピストルズのメンバーでは臆病なNo.5が一番活躍していた(ミスタの良心?)。弱虫ほど本当は強いという荒木先生のメッセージを感じる。 ・ミスタの銃はWikipediaと異なり「S&W M10」ではないか?この銃を、ハンマーがポケットに引っかからないよう暗殺向きにカスタマイズしたと推測。 ・プロシュート兄貴の切符代を気にする人間臭さと、列車の乗客全員を巻き込む冷徹さ。 ・メローネは変態的だけど可愛い。危険な感じに惹かれる。「ディ・モールト」を広めた男。 ・ギアッチョ初登場時の異常な車の停め方が、さらなるヤバいヤツがやってきたと読者をビビらせた。 ・スタンドが精神の表れだとすると、スタンドを身にまとって他者との壁を作っているギアッチョは、強気に見えて実は5部で最も小心者では。だからこそ、「なめてんのか、このオレを!」とキレることで恐怖心を振り払う必要があった。ホワイトアルバムは、いわばエヴァのATフィールド。 ・ティッツアーノはスクアーロのことを「おまえ」ではなく「キミ」と言い、ギャングなのにエレガントさがある。スクアーロをかばって前に立つティッツアーノの、さらにその前に自分が立ちたいくらいティッツアーノが好き。代わりにボラボラされるから二人には幸せになってほしい。 ・死ぬ為にミスタの銃口に向かって歩き、悲鳴1つあげずに死んでいったカルネの「覚悟」に惚れた。それにしてもカルネはいつ死後の自分のスタンドを知ったのか。おそらく、仮死状態の時にノトーリアス・BIGが出現し、チョコラータが慌てて蘇生したのだろう。 ・ボスVSリゾットは、悪と悪が戦ってるのにメチャクチャ盛り上がった。ジョースターは関係なし。これもジョジョのすごいところ。 ・5部はジョルノがDIO系ということもあって他部と接点が少なく思えるので、3部のキャラ=ポルナレフが出てきた時はビックリした! ・チョコラータが放り込まれたゴミ収集車には「月水金」とあった。あれは「ゲスい菌」のダジャレなのかも。 ・“ジョジョ”には連載時は読み流していたのに、数年後に読み返した時に泣いてしまうシーンがある。ブチャの少年時代の回想シーンや、ナランチャの「トリッシュはオレだ」のシーン等々。 ・ジョジョは味方だけでなく敵の言葉にも勇気づけられることがある。ディアボロの「これは試練だ」はまさにそれ。絶対に克服しなければならない壁にぶつかったとき、この言葉を借りてしのいできた。ディアボロは裏側が気弱な青年ドッピオであること、「恐怖は過去からやってくる」というセリフなど、読者の感覚に近い部分もけっこう持っている。 ・荒木先生自ら「ジョジョの真髄がこのスコリッピ戦」と言っているように、“眠れる奴隷”に関するセリフが、荒木先生から読者への「運命だから仕方ないとは思わないように」というメッセージに聞こえる。スコリッピの言う“どこかの誰か”とは読者一人一人であり、読者が作品を完成させる。 |
【第6部MVP】23キャラ 1.空条 徐倫/ストーン・フリー(26票) 2.F・F/フー・ファイターズ(20票) 3.ウェス・ブルーマリン/ウェザー・リポート(12票) 4.“6部”空条 承太郎/スタープラチナ ザ・ワールド(9票) 5.ナルシソ・アナスイ/ダイバー・ダウン(8票) 6.以下6票が2人 エンリコ・プッチ/ホワイトスネイク、C-MOON、メイド・イン・ヘブン エンポリオ・アルニーニョ/バーニング・ダウン・ザ・ハウス 7.エルメェス・コステロ/キッス(5票) 8.ミュッチャー・ミューラー/ジェイル・ハウス・ロック(4票) 9.以下2票が2人 ジョンガリ・A/マンハッタン・トランスファー DアンG/ヨーヨーマッ 10.リキエル/スカイ・ハイ(1票) 無投票…グェス、マックイイーン、ミラション、ラング・ラングラー、スポーツ・マックス、ウエストウッド、グッチョ、ケンゾー、ウンガロ、ヴェルサス、緑色の赤ちゃん 〔感想〕 徐倫はともかく、F・Fの人気が凄い。ギャグ・シーンの少ない6部にあって、F・Fのパートは読者を和ませたし、あの感動的な散り際がこの票数に繋がったのだろう。プッチとエンポリオが同票ということに因縁を感じる。 6部のイケメンDIOを選抜キャラに入れてなかったので、彼が入っていたら何票か獲得していたかも。 〔プレゼンから〕 ・大好きなF・Fッ!F・Fはジョジョキャラの中で自分を人間として最も意識している。普段僕らは自分が人間であるということを自覚せずに生きているけど、F・Fは“人間として生きることを楽しんでいる”。だから僕らはF・Fを見ると励まされるし癒やされるんだろう。F・Fはどんな小さなこと、変なことでも思い出、知性として大事にしている。足の指の形がどうのこうのと、くだらないことも嬉々として楽しんでいる。「たかがプランクトン」という言葉で傷ついた様子に胸を痛めた。 ・消滅する瞬間ですら、F・Fは“さよならを言える知性”を持っていることを喜んでいる。そこがまた泣ける。思い出こそ知性。そして思い出を大切にした“さよならを言った私”は、一巡後には登場しない。 ・連載時、少年ジャンプなのに主人公が女性っていうか、ジョジョなのに主役が女性ということに驚いたし、第1話では口に出すと恥ずかしいことが語られ、「編集部的には“あり”なのか」とおったまげた。 ・徐倫は女性なのに過酷なバトルの連続。歴代主人公の中で一番酷い目に遭っている。でも、彼女は戦いの際に、女性の弱さを利用した攻めをしない。男と戦う為に女性の弱さを切り捨て、男になって対決している。脱帽。 ・これまでのスタンド使いは、スタンドの形が変化しても本体はそのままだった。徐倫は初めて身体を物質(糸)に変化させて戦い、ジョジョ・バトルに新境地を開いた。これが7部のマウンティン・ティムやホット・パンツの移動方法に繋がったのだろう。糸が固まって立体になる概念も新鮮。 ・徐倫がイルカの生態(人間を乗せてる時は溺れさせないように泳ぐ)を知っていたのは、海洋学者の父への思いから興味を持っていたのでは。 ・グェスのピーちゃん、余裕でトラウマです。本当に有難うございました。 ・ジョンガリ・Aのシャワー・シーンでご飯3杯はいける。美しいし、背中と肩の世界地図(?)がクール。 ・ジョジョ全キャラの中で一番名前がカッコ良いのは“サンダー・マックイイーン”ではないか。ディズニー・アニメ『カーズ』(様)の主人公ライトニング・マックイーンの名前に影響を与えている?(サンダー=ライトニング) ・「ジョジョは一般に“敵も味方も全員前向き”とされるが、マックイイーンだけは違う」という意見に対し、「マックイイーンほど死ぬことに徹底的に前向きなヤツはいない、方向が異なるだけで前向きであることに変わりない」という見解があり、後者が支持された。ちなみに彼は冤罪。 ・ミラションの髪型は再現可能。ロングヘアの一端を円状にして、頭上でピンを使って固定すればいい。 ・ミラションの正式なスタンド名は“取り立て人マリリン・マンソン”。名前に“取り立て人”も含められる珍しいもの。これは8部の“カリフォルニア・キング・ベッドちゃん”が登場するまで唯一のものだった。 ・スポーツ・マックスはゲス野郎だが、“体のいろんなトコをフキっこしよう”という言い方はかわいい。 ・エルメェスの復讐は、徐倫も制止していたように、現代の価値観では判断が難しい。でも、エルメェスが深く考えてそう決めたのなら、その判断を尊重する。 ・ウェザーの本名ウェス・ブルーマリンはカッコ良いのでもっと認知されるべき。彼は39歳に見えないよね。 ・女版アナスイを主人公にしたスピンオフが読みたい。 ・「祝福しろ」でキレキレだったアナスイが、後半でなごみ要員になるとは思わなかった(笑)。 ・ウンガロのボヘミアン・ラプソディーは全世界をスタンドの射程距離にした。普通のスタンド使いでは絶対に不可能であり、そのあたりがさすがにDIO様のご子息。 ・異母兄弟のヴェルサス、リキエル、ジョルノがみんなイケメンだから、ウンガロも元はイケメンだったはず。それが麻薬中毒になって、あんなふうに歯もボロボロになった。 ・っていうか、ウンガロの顔はダリオ(DIOの父)に似ているので、いわゆる“隔世遺伝”というヤツでは。 ・宇宙まで射程範囲にしたウエストウッド看守の能力は規模が反則。遠隔操作型? ・リキエルはよく頑張った。リキエルは良い子。3人の息子の中で一番最後まで諦めずに戦った。 ・ロッズの詳細な図解は荒木先生のノリノリっぷりが伝わる。4部鉄塔の気合いの入った図解級。 ・ヴェルサスはヘトヘトの人生を送ってきたので、ボソッと「幸せになりたい」と言うところがむしろ本気っぽい。荒木先生の「本当に幸せになってほしいものだ」という同情に納得。冤罪だし…。 ・承太郎が徐倫をいつも大切に思っていたことを語るシーンは感動的。戦闘では、最強のスタンド使いが全盛期より衰えてるのを感じながら戦っている焦りが伝わった。41歳にしてあのズボンの柄! ・プッチが好き。彼は独善だし、自分の目的を全員に駄目出しされてるけど、あそこまで突破力があると見ていてカタルシスがある。スタンドのスケールはデカいし、圧巻の行動力は物語を締めくくるラスボスにふさわしい。 ・メイド・イン・ヘブンのデザインが素晴らしすぎる。あえて足が2本とか、上に乗ってるとか。太陽が白い線になるなど時間が加速している表現も素晴らしい。 ・最終決戦の主人公チームについて。これまでのジョジョなら、大けがでも翌週になれば復活していたので、心のどこかで安心していた。ところが、彼らは海の中で白骨化していき衝撃を受けた。死を受け入れることが出来ず、呆然と一週間を過ごした。 ・タイトルが『ジョジョの奇妙な冒険』なのに、最終決戦にジョースター家がいない!想像もしなかった、ジョースターとDIOの後継者同士の代理戦争。1部からの全ての流れがエンポリオ1人に集約された感慨。血統以外にも精神を伝えたという点で、徐倫は承太郎を超えた。そして、一巡後にエンポリオと一緒に泣いた。もの悲しさと温かさが入り交じった、神がかったラスト。ジョースター家の遺伝子は最後の決着を見届けた読者全員へ。 ・エンポリオが前半で「承太郎に面会するな」「死ぬより恐ろしいことになる」と徐倫に予言したのは、宇宙を何巡もしているからではないか。あの涙は、ついにプッチに勝利したことは未来に来たという喜びの涙でもある。彼が神父にDISCをインされてないのにバーニング・ダウン・ザ・ハウスを身に付けることが出来たのも、何巡目かにスタンド発現の出来事があったのだろう。 ・エンポリオの視点は読者の立場に近く、“読者代表”という気持ちで6部を読んでいたら、最後に最前線に連れ出された。これは荒木先生が「読者もこの世界にベンチ入りしてるんだよ」と言ってるように感じた(ユニフォームを着てるし)。そしてジョースターの精神は、既に80巻まで読んできた読者の魂の奥底に刻まれているから、“ここでジョースターの血統が途絶え彼らがいなくなっても、もう君たちは大丈夫”とエールをもらった気がした。 |
【第7部MVP】25キャラ 1.ジャイロ・ツェペリ/鉄球&ボール・ブレイカー(25票) 2.ジョニィ・ジョースター/タスク(18票) 3.以下8票が2人 リンゴォ・ロードアゲイン/マンダム ディエゴ・ブランドー/ザ・ワールド 4.スティーブン・スティール/ファンタジー(7票) 5.以下5票が2人 ファニー・ヴァレンタイン/D4C(ディー・フォー・シー) ホット・パンツ/クリーム・スターター 6.ルーシー・スティール/あの御方(4票) 7.以下3票が3人 ブラックモア/キャッチ・ザ・レインボー サウンドマン/イン・ア・サイレント・ウェイ ウェカピポ/レッキング・ボール 8.マウンテン・ティム/オー!ロンサム・ミー(2票) 9.以下1票が3人 シビル・ウォー/アクセル・RO チョコレート・ディスコ/ディ・ス・コ ポコロコ/無名スタンド 無投票…シュガー・マウンテン(意外)、マジェント・マジェント(同じく意外)、ミセス・ロビンスン、“ブンブーン”一家、オエコモバ、ポーク・パイ・ハット小僧、フェルディナンド博士、11人の男たち、マイク・O、スカーレット。 〔感想〕 人間味あふれるジャイロがトップ、ジョニィが2位のワンツー。敵方では全編で活躍したディエゴと、一度の対戦だったリンゴォが同票になり、リンゴォの人気が改めて証明された。スティール氏も大統領やHPを抑えて大健闘。ブラックモアやウェカピポにファンがいて個人的に嬉しい。ティムが伸び悩んだのは序盤の退場が効いたか。ディ・ス・コやアクセル・ROに票が入る一方で、シュガーやマジェントが無投票だったのは意外。 〔プレゼンから〕 ・ジャイロは馬に乗りながらずっとネタを考えているのが面白い。 ・大統領との最終決戦の前に、ジョニィが“ここから先はもう後戻り出来ないぞ”と確認するシーンがある。他のキャラなら、あそこで“覚悟は出来ている”とか決めゼリフを言うだろうけど、ジャイロは「互いに秘密を言い合おうぜ」と、覚悟のセリフではなく、秘密を共有し絆を深めたのが良い。あの儀式はユーモラスに描かれていたけど相当シビれた。 ・ジャイロの最後の「本名を言うなよ」は実に彼らしくて良いし、リアル。ジャイロにはカッコつけないカッコ良さがある。煙になる場面がアッサリし過ぎという意見もあるけど、彼は人生に満足して、納得して死んでいったから、昇天時には本名のことくらいしか言い残すことがなかったんだ。 ・人生では納得できないことに直面することが多いから、「納得はすべてに優先する」に超共感! ・ジョニィほどよく泣く歴代主人公はいなかった。等身大だし、カッコ良く“ない”。それゆえに歴代の中で一番感情移入しやすかった。彼の「マイナスからゼロへ」はこっちも泣きそうに。人間らしい感情むき出しの前向きさ。読んでて一緒に成長できそう。 ・歴代ジョジョの主人公は、どちらかというと自分よりも他人のために戦っていたし、そこに気高さを感じた。だけどジョニィは唯一自分のために戦っていたし、その執念は目に漆黒の炎を宿すほど。大統領は清く正しくだけでは勝てない敵。ジョニィの“なりふり構わずさ”がなければ、大統領を倒すことは出来なかった。 ・そもそも漆黒の殺意があるから悪とは限らない。たとえばリンゴォは悪ではなかった。ワムウみたいなもの。公正な戦いの場では、殺意を持たずに挑むことが相手に非礼になる場合がある。 ・ジャイロ・ファンなので、ゴール直前に新聞を読めとしつこく強要したジョニィに漆黒の殺意を抱いた。 ・ゾンビ馬とは何だったのか。あの時に連載が半年止まったので、読者はみんなずっとそれを気にしていた。 ・フェルディナンド博士が死んでもディエゴの恐竜化が解除されなかったのは、スタンドとは精神力であり、ディエゴはその精神の強さによって、フェルディナンドから能力を奪い取ったため。 ・イケメン&性格最高のティムにコクられたルーシー。普通のマンガなら、顔を赤らめて戸惑うリアクションが描かれるだろう。ところが彼女は毅然として、笑顔で微笑むことさえ拒否した。相手は命の恩人なのに。あれでティムはさらに惚れたと思う。事実、ティムはルーシーの返事に対して、より大きな愛で命がけで応えた。 ・ティムとワンピースのバギーが戦ったら面白そう。 ・ホット・パンツが作ったサンドイッチが食いてーッ!ローストビーフ!オニオン!卵! ・ギリギリの戦い(男の世界)を通して成長したかったリンゴォ。リンゴォ戦のおかげでジャイロは成長できたわけで、主人公サイドを成長させる敵という設定に燃えた。 ・ブラックモアの洞察力が怖すぎる。あっさりと核心(ルーシー)にたどり着き、死んでるのに追いついてくる恐怖!ついに「あの御方」まで登場してしまった。 ・ブラックモア戦の雨の中のシーンが好き。白黒なのに色が見えた。 ・ネットの意見として「サンドマンがサウンドマンになったのは並行世界から連れてこられたから」説を紹介。これだとスタンドの形が変わったことにも説明がつく。 ・密かにドット・ハーンの活躍を楽しみにしていたんですが…。 ・ウェカピポは再登場した時に口髭を剃っていた。実は回想シーンの王族護衛官の頃も口髭がない。おそらく誰かを守るという生きる目的を取り戻したことの象徴だろう。呆気ない最期もSBRの魅力。 ・ウェカピポが腹に穴が空いても生きていたのは回転の力で内臓が移動したから。 ・スカーレットとの入れ替わりから始まるマイク・O戦〜大統領にグサリまでの緊迫感がハンパない! ・アクセル・ROのシビル・ウォーは、自分が死んでまで罪が増幅していく、一番恐怖を覚えたスタンド。ただし、罪悪感がない人には効かないかも? ・ディ・ス・コの魅力は無精髭や…“それ以上言わない”。 ・ヴァレンタイン大統領の思想はまさに『愛国無罪』。愛国心のためならすべて許されると思っているが荒木先生は許さない。 ・ディエゴの過去エピソード(スープ事件など)が可哀相すぎて、敵キャラなのに同情してしまう。軍服ディエゴに激萌え。 ・ディエゴとDIO様の決定的な違いは、ディエゴに惹かれた敵はいないこと。 ・3部承太郎がザ・ワールドの能力が時間停止であることを知るまでに、花京院とジョセフの犠牲が必要だった。ところがジョニィは単独でアッという間に時間停止を見抜いた。これはリンゴォ戦において、時間操作という能力の存在をあらかじめ知っていたことが大きいだろう。いわばリンゴォのおかげ。 ・ただし、ジョニィは最後までディエゴに勝てなかった。従来になかったパターン。 ・ポコロコは予言のラッキータイムが終わっても幸運が続いていた。スタンドは精神力の強さに比例しており、長いレースを通してポコロコも成長し、凄味でラッキータイムを延長させたに違いない。或いはスタンドを能力として使いこなせるようになったのかも。 ・聖人の遺体は目や腕がバラバラだったのに、どうして脚だけは両脚がワンセットなのか。 ・マルコは無実が証明されて釈放されたのではなく、あくまでも恩赦による解放。世間的には国王暗殺未遂犯のままだ。ゆえに、政治利用されぬようかくまわれたのでは。グレゴリオ(ジャイロの父)がウェカピポの妹を死んだことにして密かに保護したように、マルコもまた革命の混乱で犠牲にならぬようグレゴリオが死を擬装し、どこかで保護していると思う。 ・マルコの死は、5部や6部のラストで描かれた「結果ではなく過程が大切」の極め付けだと思う。あそこで「マルコは末長く幸福に暮らしました」と書くのは簡単だし、その方が後味も良い。だけど荒木先生は、“子どもの生命を救わない”という結果まで示して、“過程こそすべて”という重いメッセージを伝えていると感じた! ・シュガーの言っていた「全てを敢えて差し出した者が最後には真の全てを得る」について。ジョニィの場合、聖人の遺体を差し出して“得たもの”は真の友=ジャイロという解釈も可能。友情こそ“真の全て”なのかも。 ・荒木先生は18巻で「SBRの登場人物はみんな家に帰りたがっている」と言っている。ジョニィやジャイロが得たものとは、先生の言葉を借りるなら「帰る場所と帰る意味」(国や土地とは限らない。ティムの場合はルーシー)。ラストのジョニィの“家に帰ろう”の表情を見て、あの1コマだけで、足かけ7年ずっとSBRを読んできて良かったと思った。 ※実際、ジョジョ世界で故郷は大切なものと描かれてきた。3部ラストでポルナレフが「身内はいなくてもフランスは俺の祖国、故郷には思い出がある。どこへ行っても必ず帰ってしまう」と言い、ジョルノはナランチャに「君を必ず故郷に連れて帰る」と誓った。 |
【第8部MVP】4キャラ 1.広瀬康穂(18票) 2.東方定助(仮名)ソフト&ウェット(7票) 3.東方大弥/カリフォルニア・キング・ベッドちゃん(5票) 無投票…笹目桜二郎/ファン・ファン・ファン 〔感想〕 まだ3巻の時点でスタンド使いは4人しか出ていないので(康穂は推測)、8部トークは短時間で終了。っていうか、あまりに謎が多すぎて、(もう19時半だったし)謎を語り出すと残りのプログラムを消化できなくなるので、皆が暗黙の了解で先に進めた感じ。 〔プレゼンから〕 ・定助(仮)はジョースター顔で真面目なのに、コミカルなこともやっちゃう、今までにないタイプの主人公。 ・3巻になっても未だに主人公の本名が分からないマンガって珍しい。ソフト&ウェットは発動条件に制限を加えないと最強過ぎる(“命を奪う”で詰み)。 ・康穂は康一君と同じで誰からも愛されるキャラ。どんな行動も微笑ましい。 ・荒木先生は8部にエロを取り入れると公言している。ファンとして戸惑いもあるけど、先生がクリエイターである以上、今まで描いてなかったことに挑戦したいという気持ちはよく分かる。 ・大弥はスタンドの正式名称に“ちゃん”が付いているのが可愛い。記憶を奪うスタンドなんて、F・Fが聞いたら卒倒しそう。 |
各部の上位3人×8部で投票! 1.“2部”ジョセフ・ジョースター(9票) 2.以下7票が2人 ブローノ・ブチャラティ ジャイロ・ツェペリ 3.吉良吉影(5票) 4.以下4票が4人 ワムウ 東方仗助 空条徐倫 ジョルノ・ジョバァーナ 5.以下3票が4人 “1部”ディオ “3部”ジョセフ 岸辺露伴 ジョニィ 6.以下2票が2人 “3部”承太郎 F・F 7.以下1票が2人 “3部”ポルナレフ ミスタ、リンゴォ 無投票…ウェザー、ディエゴ、スピードワゴン、シュトロハイム ※3部DIOは“3部MVP”で5位だったことから、最初から圏外扱いに…。 ★さらに上位3人で決選投票!! 1.“2部”ジョセフ・ジョースター(16票) 2.ブローノ・ブチャラティ(10票) 3.ジャイロ・ツェペリ(6票) 〔感想〕 総合第1位をジョースター家の人間ジョセフが獲り、歴代主人公としての貫禄を示した。ジョセフは他部のどの主人公よりも陽気で、ユーモアに富んでいる。変装のためとはいえ、承太郎やジョルノがジョセフのように女装するとは考えられないし、DIOやディアボロといった強敵に向かって「ハッピー、うれピー、よろピくねー」とやっている姿は想像不可能。3位にヒョウヒョウとしたジャイロが入っていることからも、閉塞感のある現代にあって、ジョセフ&ジャイロのように明るく突破力のある人物が好まれるのだろう。2位のブチャラティは“人の悲しみを知りすぎる優しさ”を持ち、ブレない信念、鋭い決断力などもあって、多くの支持を得た。敵役では吉良が筆頭。続いてワムウ。世間的に最も有名な3部承太郎とDIOの名が上位にないことが、マニアックな『ジョジョ学会』らしさともいえる。ちなみに管理人は康一君推し! |
第7部プレゼン中。既に19時。開始から9時間経過 | テレビ局が東京から取材にきていた |
1.「オレは『納得』したいだけだ!『納得』は全てに優先するぜッ!!でないとオレは『前』へ進めねぇッ!『どこへ』も!『未来』への道も!探す事は出来ねえッ!!」(ジャイロ)SBR第8巻(16票) 2.「わたしは“結果”だけを求めてはいない。“結果”だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ…近道した時真実を見失うかもしれない。やる気も次第に失せていく。大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている。向かおうとする意志さえあれば、たとえ今回は犯人が逃げたとしても、いつかはたどり着くだろう?向かっているわけだからな…違うかい?」(殉職した警官)第59巻(15票) 3.「真の『失敗』とはッ!開拓の心を忘れ!困難に挑戦する事に無縁のところにいる者たちの事を言うのだッ!このレースに失敗なんか存在しないッ!存在するのは冒険者だけだッ!」(スティーブン・スティール)SBR第1巻(8票) 4.以下4票が2つ。 ・「彼らがこれから歩む『苦難の道』には何か意味があるのかもしれない…。彼らの苦難が…どこかの誰かに伝わって行く様な、何か大いなる意味となる始まりなのかもしれない…。無事を祈ってはやれないが、彼らが『眠れる奴隷』であることを祈ろう…目醒める事で…何か意味のある事を切り開いて行く『眠れる奴隷』である事を…」(スコリッピ)第63巻 ・「『ブッ殺す』…そんな言葉は使う必要がねーんだ。なぜならオレやオレたちの仲間は、その言葉を頭の中に思い浮かべた時には!実際に相手を殺っちまってもうすでに終わってるからだ!だから使った事がねェーッ!『ブッ殺した』なら使ってもいいッ!」(プロシュート)第52巻 5.以下3票が5つ。 ・「俺はお前に出逢う為に1万数千年もさまよってたのかもしれぬ」(ワムウ)第11巻 ・「お前は今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」(ディオ)第3巻 ・「吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!何も知らぬ無知なる者を利用する事だ…!!自分の利益だけの為に利用する事だ…!」(ブチャラティ)第55巻 ・「なあ…馬を呼ぶ前に乾杯しねーか?」「何に…?全てを失ってしまった」(略)「次の『遺体』に」「次の『遺体』か…それならいい…気に入った…。次の『遺体』とゴールに…」「次の『遺体』とゴールに…」(ジャイロとジョニィ)SBR第12巻 ・「ぼくはまだ「マイナス」なんだッ!「ゼロ」に向かって行きたいッ!「遺体」を手に入れて自分の「マイナス」を「ゼロ」に戻したいだけだッ!!」(ジョニィ)SBR第18巻 6.以下2票が8つ。 ・「オレは『正しい』と思ったからやったんだ。後悔はない…こんな世界とはいえ、オレは自分の『信じられる道』を歩いていたい!」(ブチャラティ)第56巻 ・「ジョルノ…オレは生き返ったんだ。ゆっくりと死んでいくだけだった…オレの心は生き返ったんだ…おまえのおかげでな…幸福というのはこういうことだ…これでいい」(ブチャラティ)第63巻 ・「この場所であってはならないのは、『精神力』の消耗だ…くだらないストレス!それに伴う『体力』へのダメージ…!!あたしはこの『厳正懲罰隔離房(ウルトラセキュリティハウスユニット)』で!!『やるべき目的』があるッ!必ずやりとげてやる…そのためには…!くだらない消耗があってはならないッ!」(徐倫)第70巻 ・「いいか…この蹴りはグロリアのぶんだ…顔面のどこかの骨がへし折れたようだが、それはグロリアがお前の顔をへし折ったと思え…。そしてこれもグロリアのぶんだッ!そして次のもグロリアのぶんだ。その次の次のも、その次の次の次のも…その次の次の次の次のも…次の!次も!グロリアのぶんだあああーッ!これも!これも!これも!これも!これも!これも!これも!これも!これも!」(エルメェス)第70巻 ・「仗助くん。わし…これから死ぬかも知れんから、その時は…君の母さんに…よろしく伝えといておくれよな…」(ジョセフ)第34巻 ・「遠回りこそが俺の最短の道だった」(ジャイロ)SBR第21巻 ・「山を登る時、ルートもわからん!頂上がどこにあるかもわからんでは遭難は確実なんじゃ!確実!そうコーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実じゃッ!」(ジョセフ)第27巻 ・「さすがディオ!俺達に出来ないことを平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!」(お調子者たち)第1巻 7.以下1票が22個。 ・「人間讃歌は“勇気”の讃歌ッ!!人間の素晴らしさは勇気の素晴らしさ!!いくら強くてもこいつらゾンビは“勇気”を知らん!」(ツェペリ)第3巻 ・「俺が最期に見せるのは代々受け継いだ未来に託すツェペリ魂だ!人間の魂だ!」(シーザー)第10巻 ・「ひるむ…と!思うのか…これしきの…これしきの事でよォォォォオオオオ」(ナランチャ)第57巻 ・「あたしがいたらあんたは逃れられない。一人で行くのよエンポリオ。あんたを逃がすのはアナスイであり…エルメェスであり、あたしの父さん空条承太郎…生き延びるのよ、あんたは『希望』!!ここはあたしが食い止める。来いッ!プッチ神父!」(徐倫)第80巻 ・「人が敗北する原因は…『恥』のためだ。人は『恥』のために死ぬ。あのときああすれば良かったとか、なぜ自分はあんな事をしてしまったのかと後悔する。『恥』のために人は弱り果て敗北していく」(プッチ)第74巻 ・「『言葉』でなく『心』で理解できた!」(ペッシ)第53巻 ・「お前はバカ丸出しだッ!あの世でお前が来るのを楽しみに待っててやるぞッ!」(康一)第39巻 ・「ブチャラティィィィィィィィィィ!行くよッ!オレも行くッ!行くんだよォーッ!!オレに“来るな”と命令しないでくれーッ!トリッシュはオレなんだッ!オレだ!トリッシュの腕のキズはオレのキズだ!!」(ナランチャ)第56巻 ・「人間の寿命はどうせ短い。死に急ぐ必要もなかろう」(ワムウ)第8巻 ・「オレのは違う。オレのはファンタジーなのに…」(スティーブン・スティール)SBR第2巻 ・「この岸辺露伴が金やチヤホヤされるためにマンガを描いてると思っていたのかァーッ!!」(露伴)第34巻 ・「『社会的な価値観』がある。そして『男の価値』がある。昔は一致していたがその“2つ”は現代では必ずしも一致はしてない。“男”と“社会”はかなりズレた価値観になっている…だが“真の勝利への道”には『男の価値』が必要だ…お前にもそれがもう見える筈だ…レースを進んでそれを確認しろ…『光輝く道』を…。オレはそれを祈っているぞ。そして感謝する」(リンゴォ)SBR第8巻 ・「ここまでの旅、いったい何本の「河」をぼくらは渡って来ただのだろう…そして、あといくつの「河」を渡るのだろう…。ジャイロの淹(い)れるイタリアン・コーヒーは、こんな旅において格別の楽しみだ。コールタールみたいに真っ黒でドロドロで、同じ量の砂糖を入れて飲む。これをダブルで飲むと、今までの疲れが全部吹っ飛んで、驚くほどの元気が体の芯から湧いてくる。信じられないくらいいい香りで、さらに新しい旅に出向いて行こうという気持ちになる。まさに大地の恵みだ」(ジョニィ)SBR第14巻 ・「ヤツらを探し出すために…『根掘り葉掘り聞き回る』の…『根掘り葉掘り』…ってよォ〜『根を掘る』ってのはわかる…スゲーよくわかる。根っこは土の中に埋まっとるからな…だが『葉掘り』って部分はどういうことだああ〜っ!?葉っぱが掘れるかっつーのよ─ッ!ナメやがってこの言葉ァ超イラつくぜぇ〜ッ!!」(ギアッチョ)第54巻 ・「ウンまああ〜いっ!こっこれは〜っ!この味わあぁ〜っ!サッパリとしたチーズにトマトのジューシー部分がからみつくうまさだ!!チーズがトマトを!トマトがチーズを引き立てるッ!“ハーモニー”っつーんですかあ〜、“味の調和”っつーんですか〜っ!例えるならサイモンとガーファンクルのデュエット!ウッチャンに対するナンチャン!高森朝雄の原作に対するちばてつやの“あしたのジョー”!」(億泰)第33巻 ・「スゲーッ爽やかな気分だぜ。新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のよーによォ〜ッ」(仗助)第42巻 ・「質問を質問で返すなあーっ!!疑問文には疑問文で答えろと学校で教えているのか?わたしが“名前”はと聞いているんだッ!」(吉良=川尻)第44巻 ・「腹の底から“ザマミロ&スカッとサワヤカ”の笑いが出てしょうがねーぜッ!」(ヌケサク)第27巻 ・「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!『俺は奴の前で階段を登っていたと思ったら、いつの間にか降りていた』。な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をされたのかわからなかった…頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」(ポルナレフ)第27巻 ・「だが断る!」(露伴)第41巻 ・「ありがとう…ありがとうジャイロ。本当に…本当に…「ありがとう」…それしか言う言葉がみつからない…」(ジョニィ)SBR第22巻 ・「『祈って』おこうかな…航海の無事を…この大西洋を渡って家に帰ろう…家に…帰ろう…」(ジョニィ)SBR第24巻 〔感想〕 驚くべき結果が出た。トップ5に並んだ10個のセリフ(4、5位が複数)は、なんと第5部と第7部だけで8割が占められている!それほど5部とSBRは生き方にモロに絡んでくるセリフが多いということか。そして第1位は“1票差”でジャイロの「『納得』は全てに優先するぜッ!!」が殉職警官のセリフを制した。困難な局面に身を置く時に、「納得」さえしていれば、踏ん張っていられる…今の時代、この言葉が切実に必要とされているのだろう。 もちろん、殉職警官の“結果ではなく過程が大切”というメッセージも、現代社会が見失っているものであり超重要。3位のスティール氏の演説にしろ、ブチャの「こんな世界とはいえ、オレは自分の『信じられる道』を歩いていたい!」にしろ、ジョジョには心を奮い立たせてくれる言葉が盛り沢山だ。 個人的にはジョリーンの“厳正懲罰隔離房”が入ったのが嬉しい。彼女のあのタフさ、文字を読んでるだけで力が湧く。ジョニィの「マイナスをゼロに戻したい」「ありがとう…それしか言う言葉がみつからない」はグッとくるね。荒木節からは「そこにシビれる!あこがれるゥ!」や、ディオの「パンの枚数」、ジョセフの「コーラ」、ギアッチョの「根掘り葉掘り」などがランクイン。これからジョジョリオンにどんなセリフが出てくるのか楽しみ! ※ジャイロの「遠回りこそが俺の最短の道だった」(6位)は殉職警官のセリフと通じるものがあり、その意味でジャイロは“名言王”と言える。 |
リフレッシュするため『ラジオJOJO体操』で「WRRRYYYYYY!!」 | フジ『めざましテレビ』のジョジョ特集で流れた (*^o^*) |
肩の筋肉が引きつる“レベル3ジョジョ立ち” | 族長(オサ)の「ウオオーン」 | そしてレベル10の“空中静止”!!(石仮面が2個転がっている、笑) |
〔投票1回目〕 1.ジョセフVSワムウ 11巻(10票) 2.ホワット・ア・ワンダフル・ワールド 80巻(9票) 3.今にも落ちて来そうな空の下で〜アバッキオの死 59巻(8票) 4.吉良との極限死闘に決着!! 46〜47巻(7票) 5.シーザーの死 10巻(6票) 6.F・Fとの別れ 74巻(5票) 7.以下4票が3つ。 ミスタVSギアッチョ、『覚悟』の戦い 55巻 リンゴォVSジャイロ「ようこそ…『男の世界』へ…」SBR第8巻 ジャイロ&ジョニィ、雪の中の乾杯 SBR第12巻 8.以下3票が3つ。 眠れる奴隷 63巻 ブチャラティVSプロシュート&ペッシ 53巻 9.以下2票が6つ。 ツェペリの死 4巻 ジョースターVS DIO、100年の因縁に決着 28巻 吉良VS康一 39巻 ブチャラティの裏切り〜ナランチャの涙 56巻 スティール氏のSBR開催宣言「真の『失敗』とはッ!」 SBR第1巻 最終回のジョニィの「祈り」 SBR第24巻 10.以下1票が15つ。 ジョセフVSカーズ〜ラスト・バトル 12巻 イギーVSペットショップ 24巻 イギーの死 26巻 東方良平の死 29巻 ボヨヨン岬の戦い 32巻 シンデレラにて、由花子&康一 38巻 猫草からしのぶを守る 42巻 早人の孤独な戦い 44〜45巻 プロシュート兄貴の長い説教 53巻 ナランチャVSティッツァーノ&スクアーロ 57巻 リゾット激闘 58〜59巻 ブチャラティの死、ディアボロ無限地獄 63巻 承太郎と徐倫の再会 65〜66巻 ヴァレンタインVSジョニィ、決着 SBR第23巻 ジョニィのモノローグ「河、旅、コーヒー」 SBR第14巻 〔投票2回目〕※1回目に5票以上入ったシーンのみ。21時前で人数が減っており33名で投票。 1.吉良との極限死闘に決着!! 46〜47巻(9票) 2.今にも落ちて来そうな空の下で〜アバッキオの死 59巻(8票) ジョセフVSワムウ 11巻(8票) 3.ホワット・ア・ワンダフル・ワールド 80巻(5票) 4.シーザーの死 10巻(2票) 5.F・Fとの別れ 74巻(1票) 〔投票3回目〕※2回目は上位が僅差だったので再投票 1.吉良との極限死闘に決着!! 46〜47巻(13票) 2.今にも落ちて来そうな空の下で〜アバッキオの死 59巻(12票) 3.ジョセフVSワムウ 11巻(8票) 〔感想〕 いやはや、手に汗握る投票タイムだった。1回目は「ジョセフVSワムウ」の頭脳バトル&戦士の友情が首位、2位が「ホワット・ア・ワンダフル・ワールド(第6部クライマックス)」だったのに、上位に絞った再投票を行うと、「吉良との最終決戦」が4位から一気にトップへ浮上し、2位が「今にも落ちて来そうな空の下で(殉職警官)」と「ジョセフVSワムウ」になった。あまりに順位が変わったのでトップ3本で決選投票を行った結果、1票差を死守した吉良とのラストバトルが第1位で確定! 単行本46巻から47巻まで2巻にわたる吉良との激戦は、攻守が約15回も入れ替わる凄まじい死闘だった。荒木先生でさえ、「吉良があまりに強すぎて、連載時は本当に勝てるのか心配だった」ともらすほどのギリギリの戦い。バイツァ・ダストを喰らって一度は主人公チームが全滅しており、まさに紙一重での勝利だった。早人の孤独な戦い(遠くは重ちーのボタン確保)から始まった見事なチームプレーに感動。 一方、残念ながら2位になった殉職警官の物語だけど、こちらもたった1話でありながら、「結果より過程が重要」というジョジョの大きなテーマのひとつが凝縮された傑作エピソード。僕は友人にジョジョを紹介する時に、物理的に100冊手渡すわけにはいかないので、このエピソードの数ページだけを「取りあえず読んで」と見せている。「ジョセフVSワムウ」は放送中のTV版ジョジョで確実にアニメ化されるから、あの胸熱の名バトルがどのように描かれるのか本当に楽しみだ。 ※個人的願望として、次のジョジョ学会では「ホワット・ア・ワンダフル・ワールド」を1位にしたく、その日に向けてプレゼンの特訓をしたい。 |
「主要キャラにドノヴァンとブルりんを追加して欲しい」との声 |
21時をまわり、関西圏でも遠方から来ている人はそろそろタイムリミット。全員で「アリアリアリ…アリーヴェデルチ!(さよならだ)」の咆哮と共に拳を天に突き上げ、いったんお開きにした。あとはネットカフェに泊まって始発で帰る覚悟を決めた連中をメインに車座でJOJOトーク。22時にホールが閉まると、2回目のお開きをして、さらに有志が居酒屋にバトルステージを移して24時まで語り合った。 第2回の開催に向けて改善点を出してもらった中で、最多の意見が「大型デジタル時計orタイムキーパー必須」。プレゼン時間を1キャラ2分以内にするために、目に見える形で時間を表示しないと、次回も時間がズレ込むのはコーラを飲んだらゲップが出るほど明らか(ただでさえ次回は8部キャラの大量参入でプレゼン時間が増える)。あと、休憩時間をもっと増やさないと、“話を聞きたいがトイレにも行きたい”という、ブチャでも両方は無理な状況になったとも。 体調なども考慮すると、土日の2DAYSに分け、7時間×7時間くらいのペースでやった方がいいのかも。そうなるとジョジョ合宿をした方が手っ取り早い気が。このあたり要検討だ。 |
《まとめ》 手探りで始めた第1回のジョジョ学会。ジョジョは100人が読めば100通りの解釈が可能な物語であり、意見の集約など出来るのか不安もあったけど、とにもかくにも、互いのジョジョ愛を吠え合って、報告書というカタチまで漕ぎ着けた。愛ゆえの熱さから異なる意見がぶつかる時もあったけど、そこはジョジョ紳士&ジョジョ淑女、「君の意見を聞こうッ!」という姿勢で互いが敬意を払い和やかに進行し、多様なジョジョ観に触れることが出来た。 時代によって人間の価値観は変わっていくもの。レポ冒頭に記したように、今回のデータを、今後のジョジョ30周年、40周年に向けて、どのようにファンのジョジョ観が変化していくのか比較資料と して後世に残したい。 第2回は連載30周年となる2017年を考えているけど、ジョジョアニメが盛り上がって新規ファンがたくさん増えれば、2年後に開催するかも。その時は、今回未参加だった方も是非JOJOトークの場に加わって頂けると嬉しいです! ※次回は人物だけじゃなく、人気スタンドのベストなども選出したいですね(荒木先生はハーヴェストとのこと)。 ※早朝から荷物を運んで下さった参加者の皆さん、本当に有難うございました!!m(_ _)m ●オマケ/ジョジョ学会が終わってみれば…! ジョジョ学会の準備、資料作成などに1カ月を要し、その間にそれまでアンパンマンや機関車トーマスに夢中だった子(当時2歳)が、すっかり小さなジョジョラーになってしまった。彼のイチオシは「ぶちゃらてぃ」とのこと。(*^v^*) YouTube『ジョジョの奇妙な2歳児』(約2分)※大半が海外ジョジョファンからのアクセス。英語のコメントが熱い! |
【第1部】12名
1.ジョナサン・ジョースター
2.ジョージ・ジョースターT世
3.スピードワゴン
4.ウィル・A・ツェペリ
5.エリナ・ペンドルトン
6.ポコ
7.黒騎士ブラフォード
8.タルカス
9.ダイアー
10.ストレイツォ
11.ワンチェン
12.ディオ・ブランドー
【第2部】13名
13.ジョセフ・ジョースター
14.スモーキー
15.エリナ婆ちゃん
16.“2部” ストレイツォ
17.老スピードワゴン
18.シュトロハイム
19.サンタナ
20.シーザー
21.リサリサ
22.スージーQ
23.ワムウ
24.エシディシ
25.カーズ
【第3部】33名 26.空条承太郎/スター・プラチナ
27.モハメド・アブドゥル/マジシャンズ・レッド
28.ジョセフ・ジョースター/ハーミット・パープル
29.花京院 典明/ハイエロファント・グリーン
30.グレーフライ/タワー・オブ・グレー
31.ジャン・ピエール・ポルナレフ/シルバー・チャリオッツ
32.キャプテン・テニール/ダーク・ブルー・ムーン
33.オランウータン(フォーエバー)/ストレングス
34.呪いのデーボ/エボニー・デビル
35.ラバーソール/イエロー・テンパランス
36.J・ガイル/ハングド・マン
37.ホル・ホース/エンペラー
38.ネーナ/エンプレス
39. ズィー・ズィー/ホイール・オブ・フォーチュン
40.エンヤ婆/ジャスティス
41.スティーリー・ダン/ラバーズ
42.アラビア・ファッツ/サン
43.マニッシュ・ボーイ/デス・サーティーン
44.カメオ/ジャッジメント
45.ミドラー/ハイ・プリエステス
46.イギー/ザ・フール
47.ンドゥール/ゲブ神
48.ボインゴ(弟)/トト神
49.オインゴ(兄)/クヌム神
50.チャカ、カーンほか/アヌビス神
51.マライア/バステト女神
52.アレッシー/セト神
53.ダニエル・J・ダービー/オシリス神
54.ペット・ショップ/ホルス神
55.テレンス・T・ダービー/アトゥム神
56.ケニー・G/ティナー・サックス
57.ヌケサク
58.ヴァニラ・アイス/クリーム
59.DIO様/ザ・ワールド
【第4部】29名 60.東方 仗助/クレイジー・ダイヤモンド
61.片桐 安十郎/アクア・ネックレス
62.虹村 億泰/ザ・ハンド
63.虹村 形兆/バッド・カンパニー
64.広瀬 康一/エコーズ
65.小林 玉美/ザ・ロック
66.間田 敏和/サーフィス
67.山岸 由花子/ラブ・デラックス
68.トニオ・トラサルディー/パール・ジャム
69.音石 明/レッド・ホット・チリ・ペッパー
70.“4部” ジョセフ/ハーミット・パープル
71.静・ジョースター/アクトン・ベイビー
72.岸辺 露伴/ヘブンズ・ドアー
73.ドブネズミ/ラット
74.“4部” 空条 承太郎/スタープラチナ ザ・ワールド
75.矢安宮 重清/ハーヴェスト
76.辻 彩/シンデレラ
77.吉良 吉廣/アトム・ハート・ファーザー
78.大柳 賢/ボーイ・U・マン
79.支倉 未起隆(ヌ・ミキタカゾ・ンシ)/アース・ウインド・アンド・ファイヤー
80.噴上 裕也/ハイウェイ・スター
81.猫草/ストレイ・キャット
82.鋼田一 豊大(かねだいち とよひろ)/スーパー・フライ
83.宮本 輝之輔/エニグマ
84.乙 雅三/チープ・トリック
85.川尻 しのぶ
86.川尻 早人/スーパー小学5年生
87.吉良 吉影(川尻 浩作)/キラー・クイーン
88.杉本 鈴美
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【第5部】27名
89.ジョルノ・ジョバァーナ/ゴールド・エクスペリエンス
90.ブローノ・ブチャラティ/スティッキィ・フィンガーズ
91.ポルポ/ブラック・サバス
92.マリオ・ズッケェロ/ソフト・マシーン
93.レオーネ・アバッキオ/ムーディー・ブルース
94.グイード・ミスタ/セックス・ピストルズ
95.サーレー/クラフト・ワーク
96.ホルマジオ/リトル・フィート
97.ナランチャ・ギルガ/エアロスミス
98.イルーゾォ/マン・イン・ザ・ミラー
99.パンナコッタ・フーゴ/パープル・ヘイズ
100.亀(ココ・ジャンボ)/ミスター・プレジデント
101.ペッシ/ビーチ・ボーイ
102.プロシュート兄貴/ザ・グレイトフル・デッド
103.メローネ/ベイビィ・フェイス
104.ギアッチョ/ホワイト・アルバム
105.スクアーロ/クラッシュ
106.ティッツァーノ/トーキング・ヘッド
107.カルネ/ノトーリアス・BIG
108.トリッシュ・ウナ/スパイス・ガール
109.リゾット・ネエロ/メタリカ
110.チョコラータ(卑劣)/グリーン・ディ
111.セッコ/オアシス
112.ポルナレフ/チャリオッツ・レクイエム
113.ヴィネガー・ドッピオ(あえて分けます)/エピタフ
114.ディアボロ/キング・クリムゾン
115.スコリッピ/ローリング・ストーン
【第6部】23名
116.空条 徐倫/ストーン・フリー
117.グェス/グーグー・ドール
118.ジョンガリ・A/マンハッタン・トランスファー
119.エルメェス・コステロ/キッス
120.サンダー・マックイイーン/ハイウェイ・トゥ・ヘル
121.F・F/フー・ファイターズ
122.ミラション/マリリン・マンソン
123.ウェス・ブルーマリン/ウェザー・リポート
124.ラング・ラングラー/ジャンピン・ジャック・フラッシュ
125.スポーツ・マックス/リンプ・ビズキット
126.ナルシソ・アナスイ/ダイバー・ダウン
127.ヴィヴィアーノ・ウエストウッド/プラネット・ウェイブス
128.グッチョ/サバイバー
129.ケンゾー/ドラゴンズ・ドリーム
130.DアンG/ヨーヨーマッ
131.緑色の赤ちゃん/スタンド無名
132.ミュッチャー・ミューラー/ジェイル・ハウス・ロック
133.ウンガロ/ボヘミアン・ラプソディー
134.リキエル/スカイ・ハイ
135.ドナテロ・ヴェルサス/アンダー・ワールド
136.“6部”空条 承太郎/スタープラチナ ザ・ワールド
137.エンリコ・プッチ/ホワイトスネイク、C-MOON、メイド・イン・ヘブン
138.エンポリオ・アルニーニョ/バーニング・ダウン・ザ・ハウス
【第7部】25名 139.ジャイロ・ツェペリ/鉄球・ボール・ブレイカー
140.ジョニィ・ジョースター/タスク
141.スティーブン・スティール/ファンタジー
142.ミセス・ロビンスン/虫使い
143.“ブンブーン”一家=ベンジャミン、アンドレ、L.A.
(スタンド無名)※3個イチ 144.マウンテン・ティム/オー!ロンサム・ミー
145.オエコモバ/スタンド無名
146.ポーク・パイ・ハット小僧/ワイアード
147.フェルディナンド博士/スケアリーモンスターズ
148.ホット・パンツ/クリーム・スターター
149.リンゴォ・ロードアゲイン/マンダム
150.ブラックモア/キャッチ・ザ・レインボー
151.サウンドマン/イン・ア・サイレント・ウェイ
152.シュガー・マウンテン/泉
153.11人の男たち/タトゥーユー!
154.マイク・O/チューブラー・ベルズ
155.スカーレット・ヴァレンタイン/圧迫祭り
156.ウェカピポ/レッキング・ボール
157.マジェント・マジェント/20th(トウェンティース)センチュリー・ボーイ
158.シビル・ウォー/アクセル・RO
159.チョコレート・ディスコ/ディ・ス・コ
160.ルーシー・スティール/あの御方
161.ファニー・ヴァレンタイン/D4C(ディー・フォー・シー)
162.ディエゴ・ブランドー/ザ・ワールド
163.ポコロコ/無名スタンド
【第8部】4名 164.東方定助(仮名)ソフト&ウェット
165.笹目桜二郎/ファン・ファン・ファン 166.東方大弥/カリフォルニア・キング・ベッドちゃん
167.広瀬康穂 |
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