★ジュール・ヴェルヌ/Jules Verne 1828-1905 (フランス、アミアン)2005

僕が今までに巡礼したお墓で、最も度肝を抜かれた最強インパクトのお墓、それがジュール・ヴェレルヌ!
『海底2万マイル』『八十日間世界一周』などを記し、SF小説の始祖と呼ばれるヴェルヌは、墓も超劇的だ!
墓巡礼のコンセプトは恩人への感謝だけど、この時は墓そのものの衝撃がデカすぎて、お礼を伝えるのをしばらく忘れていた!!









ここに世界中の墓マイラーの間で話題
が沸騰している“あの”墓があるという
児童文学の作家ゆえか、子ども
たちが墓所を教えてくれた
ゴゴゴゴゴ…見えてきたぞ…



バンッ! ドンッ! ズギュゥゥゥウン!

「ドリャー!バゴーン!」
お墓から出てきているーッ!
ベキベキベキベキッ! この角度が、最も今まさに墓から
出てきている感じがする




真横に来るとヴェルヌのデカさが分かる

巡礼者はみんな息を呑んで見入っていた。
「アイム・ノット・デッド・イエット」、こう呟く青年もいた



★メンデル(チェコ、ブルノ)2005


ブルノはチェコ第2の都市。メンデルの墓の
場所を観光局で尋ねると、彼がエンドウの
遺伝子を研究していた修道院にあるとのこと!
修道院は17時閉門。すでに16時半で
焦りまくる。画面中央の建物の背後に
教会が見える。トラムを降りてダッシュ!
中庭にあったメンデル像。
これか?これが墓なのか!?



ノーッ!修道士いわく「メンデル博物館は
ここにあるけど、墓は中央墓地だよ」
アヒーッ!すぐに別のトラムに乗った!
※移動中モーレツな夕立になった!
着いた!17時半!墓地の、
へ、閉門時間は…19時やった!
これなら余裕で間に合う!
ウギャー!事務所はもう閉まってて
管理人がいない!どうやって探せば
いいんだ…。あれ?メンデルって書い
てあるぞ!方角だけは分かった!



方角は分かったけどあまりに広すぎる!
案内板は入口にあったものだけ。90分も
あった時間が刻一刻と削られていく
「あ、リスだ!カワイーッ!」
…などど言ってる場合ではない!
残り時間40分!
半泣きで探し続けて1時間。よりによって
広大な墓地の最果ての地に彼の墓はあった。
(この囲まれている場所の一番右端)













夕陽を浴びるメンデル。
実にいい時間帯だ
っていうか!この墓にはメンデル以外も入って
いる為、彼の名前は一部分に小さく刻まれてる
だけ。しかも風化している!僕は3度も前を
通り過ぎていた(こんなの気づくかーッ!)
とにもかくにも謁見を果たせて良かった。チェコ語の
“ありがとう”は「ジェクユ・ヴァーム」。時間ギリギリ
まで感謝の気持ちを伝えた。夕立が大気をキレイ
にし、門に戻る帰り道、見上げた空はとても美しかった

「人間は自身の内に鼠とたわむれる猫を、仲間を真似る猿を、骨を投げてくれる者には誰かれなしに尾を振る犬を、
罠を張って獲物を待ち伏せする蜘蛛を、容赦なく鳥の首をねじ折るイタチを、あらゆる種族の動物を現している」(メンデル)。
修道士なのにこういうシニカルな視点を持っているメンデル。聖人君子より人間味があって僕は大好き。