●12月31日…五輪汚職の大手企業トップ逮捕から始まり、ジャニーズ、宝塚、歌舞伎、吉本興業、自民党安倍派、これまで不変と思われた巨大組織の暗部がさらけ出され、徹底した変革が迫られた1年だった。ビッグモーターやダイハツなど上層部のモラルを問われる会社も続出、何度も唖然・絶句する一方で、すべて、来年が今年よりマシな国になることを指し示しており、前向きな気持ちで新年を迎えたい。皆様、良いお年を! //紅白歌合戦のYOASOBI『アイドル』、ダンスパフォーマンスを含めて素晴らしかった!めっちゃ贅沢な時間だった。 |
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●12月30日…今年も残すところあと1日。今年他界された著名人、昨日の続きです。 7月7日 PANTA(73歳)頭脳警察 7月11日 外山(とやま)雄三(92歳)指揮者、作曲家 7月12日 りゅうちぇる(27歳)タレント 7月16日 ジェーン・バーキン(76歳)俳優・歌手 7月21日 トニー・ベネット(96歳)ポピュラー歌手 7月24日 森村誠一(90歳)社会派作家 8月23日 テリー・ファンク(79歳)プロレスラー“テキサス・ブロンコ(荒馬)” 9月27日 マイケル・ガンボン(82歳)「ハリポタ」ダンブルドア校長(2代目) 10月8日 谷村新司(74歳)シンガーソングライター 10月18日 もんたよしのり(72歳)歌手 10月19日 櫻井敦司(57歳)「BUCK-TICK」ボーカル 11月12日 KAN(61歳)音楽家 11月24日 伊集院静(73歳)作家 11月26日 チバユウスケ(55歳)「ミッシェル・ガン・エレファント」ボーカル 11月29日 山田太一(89歳)脚本家 12月8日 ライアン・オニール(82歳)俳優「ある愛の詩」 12月29日 坂田利夫(82歳)喜劇役者 12月30日 八代亜紀(73歳)演歌の女王 他に3月に大川隆法氏(66)、11月に池田大作氏(95)という宗教者が世を去る。昨年の安倍元首相の死、今年の大川氏、池田氏の死と政党の顔の逝去が続き、この先、政界はどう変化していくのだろうか。 |
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●12月29日…今年も残すところあと2日。様々な方の訃報が伝えられる中、特に印象に残った方を、上半期から紹介。 1月2日 龍村仁(82歳)映画監督『地球交響曲』 1月10日 ジェフ・ベック(78歳)ギタリスト 1月11日 高橋幸宏(70歳)YMOドラマー 1月11日 鈴木邦男(79歳)新右翼かつ反差別 1月12日 リサ・マリー・プレスリー(54歳)プレスリーの娘でM・ジャクソンの元妻 1月19日 デビッド・クロスビー(81歳)フォーク・ロック 1月29日 鮎川誠(74歳)ギタリスト 2月8日 バート・バカラック(94歳)ポップス作曲家 2月15日 松本零士(85歳)漫画家 2月10日 カルロス・サウラ(91歳)映画監督『カルメン』 2月24日 西山太吉(91歳)元記者、沖縄返還時の日米密約を入手 3月2日 ウェイン・ショーター(89歳)サックス奏者 3月3日 大江健三郎(88歳)ノーベル賞作家 3月11日 陳建一(67歳)中華の鉄人 3月22日 団時朗(だんじろう)(74歳)“帰ってきたウルトラマン”郷隊員 3月28日 坂本龍一(71歳)世界のサカモト 4月5日 ムツゴロウ畑正憲(87歳)動物共生作家 4月13日 ジョー・プライス(93歳)伊藤若冲など美術収集家 4月25日 ハリー・ベラフォンテ(96歳)米歌手 5月18日 ヘルムート・バーガー(78歳)俳優 5月19日 上岡龍太郎(81歳)話芸の達人 6月6日 フランソワーズ・ジロー(101歳)ピカソに愛されたモデル 6月11日 中島貞夫(88歳)映画監督『序の舞』 |
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●12月28日…2003年、大道芸のように大阪駅近くの公園でジョジョ第3部から6部(当時は7部未連載)までの全スタンド100種強を、日用品や百均ショップの小道具で再現!そのうちハイライト70種を6分半の動画にまとめました。解説入りの「字幕オン」でお楽しみいただければ幸いです。『ジョジョ立ち教室in大阪』第2部です。(^_^)
※『スタンド再現70連発』 https://youtu.be/ZZ3Jqxo4qIs (6分)
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●12月27日…ちょうど20年前の2003年、まだジョジョがテレビアニメになる前に、大阪城公園に約500人のジョジョファンが集まった「ジョジョ立ち教室in大阪」を、盟友の鬼教官(ジョジョ立ちマスター)と企画しました。北は福島、南は福岡から大阪の地にジョジョ愛を肉体言語で表現するためにジョジョラーが結集!朝10時から17時半まで続いたイベントのメイン部分を、14分の映像に圧縮しました。 約200人のジョジョラーがいっせいにスタンド(エアロスミス)を発動させる光景や、石仮面発掘現場の熱気など、いま見ると“これは現実なのか”と思うような場面も少なくありません。 屋外のイベントで声が聞き取りにくい部分など、すべてに字幕を入れ、解説もところどころに加えました。是非とも、YouTubeの字幕設定をオンにしてお楽しみ下さいませ! ※『ジョジョ立ち教室in大阪』https://youtu.be/WIZ5g0FhbLI (14分)
※この頃に20代だった人はみんな中年に。参加者の方が、映像の中に懐かしい自分の姿を見つけられますように!(^_^) |
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●12月26日…コロナ禍で遠出が不可能だった2年前、「嗚呼!墓巡礼に行きたい!」と思いがつのり、ミニチュアアート作家の谷本朋子先生に制作を依頼したベートーヴェンのお墓がこのたび完成!本物の大理石と見間違うほどのリアルな質感に激感動、墓前の花も精巧に再現され、谷本先生の匠の技に感涙です。昨年完成したゴッホ兄弟のお墓と並べると、ベートーヴェンとゴッホが時空を超えて肩を接するという奇跡の絶景が爆誕しました(感無量)。
谷本先生は制作に入る前に、まず僕と直接会ってよく話し合い、怒濤のベートーヴェン愛をお聞きになり、その“想い”を造型に込められました。作品はクリスマスに到着、写真を共有しますね。 ※ベートーヴェンのお墓は、晩年に発明されたメトロノームの形をしています。耳が聴こえなくても、目で速さがわかるメトロノームにベートーヴェンは感激しました。没後にお墓のデザインが公募され、シューベルトのお兄さんがデザインしたこの形が採用されたのです。 ※谷本朋子先生の公式HPです。いろんなテレビ番組やCMでミニチュアを制作されています。お弟子さんを募集中です。
//大晦日までのおすすめ番組を更新。BSはなんと傑作音楽コメディ『ブルース・ブラザーズ』で新年の日付またぎ!番組編成さんに座布団3枚です。 |
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●12月25日…著作権違反にはめちゃくちゃ厳しい対応のディズニーだけど、なんと来年1月1日に「ミッキーマウス」と「ミニーマウス」の著作権が切れ、誰でも自由に使えるパブリックドメインになる。漫画やゲームなどにどんどん出てくるだろう。ただし、自由になったのは1928年に公開された白黒アニメ映画『蒸気船ウィリー』に登場する、蒸汽船を運転しながら口笛を吹くミッキーであり、手袋を付けたカラーのミッキーマウスじゃないので要注意。
※1977年以前に発表された著作物の法人著作権の満了がは95年間。 ![]() //松本人志氏を告発した女性は「ジャニーズ被害の証言者に勇気をもらった」と。勇気は連鎖する。 |
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●12月24日…先日他界した映画俳優ライアン・オニール(「ある愛の詩」「ペーパー・ムーン」)は、ハリウッドの墓地ウエストウッド・メモリアルパークで長年の恋人、女優ファラ・フォーセットの隣りに埋葬されたとのこと。この墓地にはマリリン・モンローやウィリアム・ワイラー、ピーター・フォーク(刑事コロンボ)、ジャック・レモン、ナタリー・ウッド、ジェームズ・コバーンなど映画人が多数眠っている。すごい墓地になってきた。 //M-1グランプリ決勝、トップバッターは不利といわれるなか、令和ロマンが見事優勝。ヤーレンズもボケの人のキャラが立っていた。“さや香”の2本目のシュールな“見せ算”ネタ、僕はとても楽しかったし、決勝で新境地を見せた勇気に感心したけど、審査員からは超不評、ネットを見ても酷評されまくりで、自分の笑いの感覚が世間とズレているのか(汗) 個人的に2本目のネタが見たかったのがマユリカ。審査員との受け答えも楽しく、マユリカに注目だ。 |
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●12月23日…万博協会が7月の時点で「大丈夫です、海外パビリオンは年内に着工すればまだ間に合います」と言ってたけど、年内に着工した国はゼロのまま年を越すことに。建設費は当初予算1850億円の約1.9倍、約2400億円になりまだ増えるという。いったいどうなることやら。 維新の狙いは万博終了後、2030年に同じ場所(人工島)に建設するIR(カジノ)。電気、上下水道などインフラを万博の予算で人工島に整備することが本命だから、絶対に諦めることはない。府民にはカジノに反対の人もいるから、カジノ建設に多額の税金を使うと反発を呼ぶ。だから万博を名目にして現地のインフラを整備している。日本政府からも税金が投入されているから、他府県の人からすれば「なんで自分の税金で大阪のカジノを?」となるだろう。 //今日は上皇陛下の90歳のお誕生日祝賀、卒寿おめでとう御座います。岸田首相は旧ツイッターに「本日、上皇陛下がつつがなく卒寿を迎えられましたことを、国民とともに心からお祝い申し上げます」と投稿。一方、百田尚樹氏、有本香氏らの日本保守党は、自民よりも右寄りをうたっていながら、お祝いの言葉は公式アカウントにまったくなし。「日本保守党」という名を掲げておきながら、卒寿のお祝いをしない。忘れているのか、興味がないのか。“なんちゃって保守”の底の浅さに脱力。 ちなみに、自民タカ派の高市早苗議員・佐藤正久議員(ヒゲの隊長)・杉田水脈議員も、明治天皇の玄孫をアピールする竹田恒泰氏も、右派論客の代表格である櫻井よしこ氏も、保守雑誌に引っ張りだこの門田隆将氏も、連日ツイートしまくりの加藤清隆氏も、こうした“保守”界隈からの上皇陛下への祝賀ツイートは皆無、完全スルー。日頃「日本の天皇家は世界に誇る長い歴史が」とメディアで語っていても、そんなものです。だからビジネス保守と言われてしまう。 |
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●12月22日…NHK『クローズアップ現代』放送30周年の特番に、初代キャスターの国谷裕子(くにやひろこ)さんが出演。日本記者クラブ賞に輝いたこともある国谷さん、コメントのひとつひとつに重みがあった。2014年に国谷さんは生放送中に管官房長官(当時)に鋭い質問を繰り返し、激怒した官邸によって番組を降板させられた。 その後、国谷さんはジャーナリストとしての信念を雑誌(『世界』2016年5月号)にこう記している。 「聞くべきことはきちんと角度を変えて繰り返し聞く、とりわけ批判的な側面からインタビューをし、そのことによって事実を浮かび上がらせる、それがフェアなインタビューではないだろうか」。 ジャーナリストの鑑です。 |
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●12月21日…2019年に国際芸術祭・愛知トリエンナーレで「表現の不自由展・その後」を企画し、慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」を展示した津田大介監督が、氏を誹謗中傷した右派の医師・高須克弥氏に勝訴(20日)。東京地裁は、高須氏の社会的影響力と反省しない態度で被害者の精神的苦痛が大きくなったとし250万円の賠償を命じる判決を下した。 ちなみに芸術祭を擁護した大村知事に対して、高須氏が主導したリコール運動は、大量の捏造署名がバレて逮捕者(維新関係者を含む)が出る結果に。っていうか、署名偽造事件で高須氏が逮捕されなかったことに違和感。「勝手に秘書や仲間が偽造した」ことになっているけど、トップの高須氏に知らせないって、そんなことがありえるのか!? ※高須氏は「展示品の一部に昭和天皇を冒涜するものがあった」と主張しているけど、そんなものが比較にならないほど統一教会の開祖・文鮮明氏は天皇を冒涜しているのに、高須氏は何故か統一教会に対して怒りは全く感じないらしい。そもそも高須氏から統一教会に対しての言及を聞いた事がない。 /今月、津田大介氏は作家の百田尚樹氏にも東京高裁で勝訴し、先の10月にはジャーナリストの有本香氏に勝訴している。 東京高裁は「百田氏は著名な作家でフォロワーも多く、津田氏が受けた精神的損害は軽視できない」と、名誉毀損罪により百田氏に30万円の支払いを命じた一審を変更し、賠償額を50万円に増やした。 有本氏に対しては東京地裁が「何ら調査せず、客観的な根拠や裏付けがないのに補助金詐欺の疑いと断じた。真実と認められない」と指摘し、30万円の支払いを命じた。 津田氏は、高須氏、百田氏、有本氏という、保守著名人3名の全員に勝訴した。ただ、賠償金が安すぎてなんのダメージもないという…。これがアメリカならゼロの数が一桁、いや2桁違ってもおかしくない。モヤモヤする。 |
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●12月20日… 24日朝9時からのEテレ『日曜美術館』は漫画家・荒木飛呂彦先生と美術史学者・三浦篤さんがレクチャー。ピカソとブラックが創始、現代アートへとつながる視覚表現の大革命「キュビズム」について魅力を解説するとのこと。楽しみですね♪ //来年1月6日からNHKでアニメ『キングダム』の第5期オンエア開始!待ってました! |
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●12月19日…衝突試験やブレーキに関する試験の結果の虚偽記載など、安全性に関するものを含めた174件もの不正が発覚し、ダイハツの車が全車種で出荷停止。ダイハツの取引企業は8千社にのぼり、これはガチの大ごと。軽自動車市場で3割のシェアを握るダイハツが30年以上前から不正を重ねていたことにクラッとくる。ダイハツはトヨタの完全子会社。トヨタはなぜ気づかなかった。“ものづくり大国ニッポン”とキャンペーンをはってた頃も不正を続けていたのか。ついこの前も、自動車部品最大手デンソー製の燃料ポンプに不具合が相次ぎ、ホンダの車が高速道路上でエンストを起こして追突され、同乗者が死亡していたことが報道されたばかり。そちらは国内累計380万台以上のメガ・リコール(回収・無償修理)だ。新車を買えばリコール、ビッグモーターに修理に出せばゴルフボールで傷を拡大して修理代を水増し請求、これまで「日本の会社はモラルが高いから、そういうことをしない」とされてきたことが次々と否定されてる感じ。どうやって方向修正すれば。 ★今回、不正を調査した第三者委員会の報告書を見ると、ダイハツだけの問題というより日本企業全体の闇にも見え、教訓とするべく一部を紹介。 ・(開発コストを抑えるため)短期開発の強烈なプレッシャーの中で追い込まれた従業員が不正行為に及んだもので、今回の問題でまず責められるべきはダイハツの経営幹部。 ・開発日程に余裕がない中で認証試験を軽視し、不正確な情報を記載してはならないというごく当たり前の感覚を失うほどコンプライアンス(法令遵守)意識が希薄化していた。 ・何か失敗があった場合には激しい叱責や非難があったというケースも確認され、その中で「自分さえよければよく、他人がどうであってもかまわない」といった自己中心的な組織風土自体が社風として深く根付いた可能性がある。 ・現場任せで管理職が関与しない態勢で職場環境がブラックボックス化し、チェック体制が構築されていなかった。また、現場の実務や状況に管理職が精通しておらず、現場サイドから報告や相談ができない現場任せの対応になっていた。 ※日本は政治も企業も芸能界も、何もかもが大きな転換点に来ている気がします。 |
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●12月18日…テレビ大阪『お墓から見たニッポン』シーズン7(19〜21話)の制作が決定、ロケが始まっています。ついに20話の大台に。放送は来年1月後半、乞うご期待! | ||||||||
●12月17日…インフルエンザが流行し、過去10年で最も早く警報レベルを超えた。コロナ禍で免疫を持つ人が少なくなり、例年より1カ月ほど早く感染が広がっているという。特に北海道、宮城、大分で流行しており、北も南といった様相。皆さんお気をつけを。 //公開中の『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』、各映画レビューサイトで軒並みの高得点、これは観に行かないと! |
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●12月16日…まったくの私事ですが、本日12月16日(ベートーヴェン誕生日)はちょうど結婚20周年であり、2003年に祝福メッセージを寄せてくださった方に、ここまでなんとか三下り半を叩きつけられずにきたことをご報告するとともに、三度の飯より墓巡礼、朝から晩まで偉人のお墓の話ばかりしている変人に、呆れることなく一緒に過ごしてくれた妻に心からの感謝を(そして少し人生の話を)。
30代半ばまでトラックの運転手や会社勤めをしつつ、墓巡礼の資金ができると遠征に出ていたのですが、インターネットが発明されホームページから仕事(原稿)の依頼が来るようになり、脱サラをして文芸研究家に。自分はスラスラと文章を書ける文才はなく、書いては消し、書いては消しと、時間をかけて言葉を搾り出す人間なので、「とにかく貯金が底をつくまでは文芸研究家で頑張ってみよう」と、世間の荒波に船を漕ぎ始めました。 文芸評論家でなく“研究家”なのは、活動の目的が他者の作品の良し悪しを評論するものではなく(その資格もありません)、壁にぶつかったり、人生がつらいときに心の支えとなった文学や映画、音楽、絵画を生み出してくれた先人に、感謝を込めて、その恩返しがしたくて、作者の人生や作品を研究&紹介することにあるからです。そして、研究させていただいた御礼を伝えるために、その人のお墓参りをしています。 結婚前、妻は周囲からこの結婚を反対されていました。当然です、収入が不安定なのですから。僕が先方の親でも反対します。「趣味が墓参り?」「文芸研究家ってなんだ?」「ジョジョ立ちってなんだ?」「36才でバイト?」、もう、反対理由は無限にあります。 「なんでカジポンなんかと?」と妻は誰かに問われると、彼女はこう説明しました。「わたしが人生で一番大事にしたいことは冒険することなの」。結婚はある意味、人生最大の冒険であり、相手が僕だと(自分で言うのもなんですが)一寸先は闇なのでビンゴ状態でした。また、妻は映画や本が大好きなので、新作を観に行ったり、感想を語り合えるのも冒険の要素となりました。 とはいえ、妻の周囲の不安は消えません。彼女の友人だって9割が反対です。そこで、「まずは1年間一緒に暮らしてみて、それでもまだ結婚したい気持ちがあったら」となりました。共同生活をすると、現実問題として、それまでは気づかなかった相手の短所が見えてきます。苦手なクセもあるでしょう。結果、奇跡的にこの1年をクリアしました。おそらく、互いにもう30代半ばだったので、「人間、短所があってもお互いさま」と思っていたからでしょう。 その後、2人が敬愛するベートーヴェンの誕生日に入籍したのですが、最もお金がなかった時期だったので−−− ・結婚式できず ・新婚旅行は梅田(大阪)の映画館で3本立て(「ファインディング・ニモ」「マトリックス・レボリューションズ」「ラストサムライ」) ・結婚指輪が1800円(アクセサリー雑貨屋で購入) この指輪は「今はまだ1800円のやつだけど、5年後、10年後には、ゴールドやプラチナにランクアップしよう」と言って買ったのですが、それから20年目の今も同じ指輪のままであり、実に不徳の致すところです。 ちなみに婚姻届を提出する際、どちらの名字にするか決めるため、市役所の前でジャンケンをしました。「勝った方の名字にしよう」と。結果はカジポン(梶本)のままに。 少し前に、これまでの海外の墓巡礼の交通費を計算したところ、安い家なら買えていた金額だったので、「本当にこの人生の選択(墓マイラー)で良かったのか?家が買えてたで…」と自問しましたが、ベートーヴェン、ゴッホ、ドストエフスキー、手塚治虫、チャップリンと出会った時点で、他の選択肢は消滅してしまった、不可抗力というのが結論でした。 とはいえ、収入が少ないと暮らしもままなりません。一度、貯金が底をつきかけたときに「もう文芸研究家をやめて、別の仕事を探そうと思ってる」と言ったことがあります。僕が予想した妻の反応は「これで生活が少し安定するね」でした。ところが、彼女は激怒しました。「約束が違う!」と。そして「そんな、ガッカリする寂しいこと言わないで。その程度の覚悟やったん?安定がほしかったら他の人と結婚してたよ。まだ行ってないお墓があるし、まとめた本も書いてないやん!」とも。僕は想定と真反対の言葉に仰天するとともに、妻の悲しそうな顔を見て「すまなかった、二度と言わない」と謝罪しました。そのときに踏ん張ったから、のちに『世界音楽家巡礼記』が本になり、『地球の歩き方』に参加でき、活動がテレビやラジオの仕事にも繋がりました。本当にありがとう。 結婚20年間で最も感動した瞬間は、出産に立ち会ったときです。40歳の高齢出産であり、分娩室で18時間半の長期戦に。しかも当日は僕の実父の葬儀と重なり、長男の僕は喪主であったため、お通夜の会場から午前4時に産婦人科にタクシーで駆けつけるという、運転手さんも「こんなことは初めてです」とびっくりの状況でした。妻が本当に頑張ってふう(息子)を産み、その直後に父のお骨を親族が持ってきてくれたときに、人生にこのような瞬間があるのかと、生と死、生命のリレーを目撃したように感じ、強く胸を打たれました。それから3年間は育児のために墓巡礼の遠征を中止しました。そんな息子も今は中2になり、「お父さんは変人やけど、お母さんは変人を好きな変人やな」と言ったりしています。 休日にカジポン家で出かけるときは、いつも墓地か映画館です。妻は「墓地の良いところは、ガラガラなことやね。連休だって、どこに行ってもすいている」、息子は「あと、無料なのもいい。無料は重要!」。墓マイラー活動は、まっこと、妻子の理解の上に成り立っています。世間的には少し風変わりな一家ですが、このめぐり会いに感謝です。(^^) ※円安でウルトラ物価高なのに、今夏無理をして欧州に行ったのは、結婚20周年記念で、妻が前から行きたがっていたゴッホ兄弟のお墓参りをすることが最大の目的でした。その念願を果たしました。 ※20年前に書いた結婚報告です。 https://kajipon.com/art/start.htm
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●12月15日…18日夜10時からのNHK『映像の世紀バタフライエフェクト 塩の行進 ガンジーの志を継ぐ者たち』、めっちゃオンエアを心待ちにしています。非暴力は「お花畑」と馬鹿にされがちですが、ガンジーは非暴力の力を証明しました。彼が訴えたのは「非暴力・不服従」です。非暴力=相手に服従することではありません。その志は時空を超え、キング牧師に、そしてその先へと受け継がれました。非暴力で世界を変えようとした人々の闘いの記録に期待大。 | ||||||||
●12月14日…忠臣蔵の討ち入りの日に、政治資金をピンハネした閣僚が次々と辞表を提出しており、検察は手応えを感じているだろう。安倍派は最大派閥にもかかわらず内閣から1人もいなくなった。こんな状況を年始には想像だにせず。とにかく政治の信頼回復に向けて真摯に取り組んでほしい。まずは再発防止策だ。政治資金パーティーや企業献金を全面禁止にしないなら、政党助成金をやめるべき。 /しっかし、検察は週明けに強制捜査する姿勢を見せているけれど、4日前から「やるぞ」と予告して、しかも土日を挟んでとか、それで強制捜査になるの?って思ってしまう。いきなり踏み込むから意味があるのに。ただ、検察側のこの余裕は、既に秘書や会計責任者の事情聴取が終了しており、証拠隠滅しても意味がないとも考えられる。来週も政界の激震は続くだろう。 |
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●12月13日…日本では性犯罪の話題は長くタブーとされてきた。昨日、自衛隊時代に受けた性被害を実名で告発していた五ノ井里奈さん(24)の勝訴判決を福島地裁が下した。五ノ井さんは米誌タイムの「次世代の100人」に選ばれ、BBCの今年の「100
Women(100人の女性)」にも“社会に大きな影響を与え、人々の心を動かした女性”として選出されている。被告の元自衛官3人は昨年1月に書類送検されたものの、当初は不起訴処分(嫌疑不十分)となった。しかし、五ノ井さんが審査を申し立てた検察審査会が昨年9月に「不起訴不当」と議決。検察は今年3月、一転して3人を強制わいせつ罪で起訴した。一方、3人は起訴内容を否定し無実を主張。 被告らは2021年8月、五ノ井さんをベッドに押し付け両脚を無理やり開き、代わる代わる性行為の真似事をしたが「わいせつな気持ちはなく笑いをとるためだった」と法廷で訴えた。「笑いをとるため」というこの弁明自体がすさまじい二次加害。事件当時、周りにいた十数人の同僚は誰も3人を止めなかったといい、しかも五ノ井さんが上官に報告した際に、誰も目撃証言をしなかったために被害の訴えは退けられた。五ノ井さんはショックで自衛隊を退職した。 判決は懲役2年執行猶予4年。五ノ井さん「笑いをとるためであっても犯罪なのだと示すことができたので、この判決が新たな被害の抑止力になり、被害にあった人が我慢することなく声をあげられる社会になってほしいと思ます」。日本社会では性暴力の被害者が、恥ずかしさと二次加害の恐怖から沈黙するケースが少なくない。実際、公の場に出たことで誹謗中傷や殺害予告を受けた人もいる。それでも社会を変えるべく勇気を出して声をあげた五ノ井さんや、伊藤詩織さん、ジャニー喜多川氏からの性被害を訴えた方々に、心から敬意とエール、そして連帯を。 ※性犯罪に関する法律は今年6月の法改正でやっと海外の基準と揃った。法改正では、レイプの罪名が「強制性交」から「不同意性交」に変わり、被害者が「性行為に同意しない意思を持ったり意思を示したりすることなどが困難な状態」として8項目の具体的な行為、「暴行や脅迫」「アルコールや薬物を摂取させること」「恐怖・驚愕させること」「地位関係性による不利益を憂慮させること」などが明記された。また、性交同意年齢も13歳から16歳に引き上げられ、公訴時効も延長された。 |
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●12月12日…ジョジョのフィギュアがゲットできる「一番くじ」が今月&年明けに連続してあるとのこと、デキがいいので入手したいもの。主人公チーム編(12/23〜)、シーザーとリサリサの大型フィギュア(23cm以上)は初めてのはず。そして敵ボス編(2/3〜)、こちらは再版のようだけど、カーズとディアボロの完成度が非常に高く、マジでほしい。 それにしても昔は1回500円だった気がするけど、850円ですか!850円払って何が当たるかわからないというのは、気軽に引けるくじではなく、ハズレたときの精神的ダメージがきつそう(汗)。 //くじといえば、年末ジャンボは2000万分の1の確率らしい(0.000005%)。満員の東京ドーム400個の観客から1人という。別の計算では、10キロのお米の袋40個のうちのお米1粒とも。とにもかくにも、奇跡が10回くらい起きないと無理な確率。もうちょっと高い確率だといいのにね。 |
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●12月11日…宝塚歌劇団をめぐって、読むのが辛い記事が多いなか、雪組トップスターの彩風咲奈さんのことを知って救われた気持ちがする。 「すべての男役トップスターがいじめをしているわけではありません。雪組トップスターの彩風咲奈さんは、娘役の夢白あやさんがAさんの訃報を聞いて泣き崩れたのを見て、プロデューサーに“稽古はできない”と訴えました。断られても諦めず、理事長に“このままの体制なら、もうやりません”と直訴。さすがにまずいと思ったのか、雪組の稽古、公演ともに延期となったんです」(元記事) |
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●12月10日…大手マスコミは自民の政治資金規正法違反を最新スクープのように報道しているけれど、昨年秋(2022年11月)の時点で神戸学院大学の上脇博之教授が最初に裏金の存在を指摘しているんだよね。『赤旗』記事ゆえか他のメディアはこのネタを掘り下げず、それから1年も放置してきた。上脇博之教授はこれまでにアベノマスク発注疑惑、黒川検事長定年延期、河井案里選挙違反、様々な問題で政権の不正に光を当てており、こういう人にこそ国民栄誉賞を贈るべきだ。 | ||||||||
●12月9日…欧米の多くの政府がハマスを“テロリスト”だと非難する中、イギリスの公共放送BBCはこの表現を使わず、“戦闘員”“過激派”と呼んでいる。イスラエル寄りの英国の与党・保守党はこれを問題視し、BBCのデイビー会長を呼びつけハマスを「テロリスト」と表現するよう要求したものの、BBC会長は報道の方針(公平性)を説明し、要求を拒否したという。 BBCは1982年のフォークランド紛争(英国VSアルゼンチン)においても、英軍のことを「わが軍」と表現せず、「イギリス軍」「アルゼンチン軍」と対等の扱いで報道し、当時のサッチャー政権を激怒させている。そこまでして公平性を貫こうとするのがBBCだ。 BBCが「テロリスト」という言葉を使わない理由として挙げているのが、2019年に改訂した、BBCの報道指針をまとめた「編集ガイドライン」の規程。 「テロリズムは、重大な政治的色合いを伴う難しく感情的なテーマで、価値判断を伴う言葉の使用には注意が必要だ。出所を明示せず、テロリストという用語を使うべきではない」 「『テロリスト』という言葉は、理解の助けよりも妨げになる可能性がある。我々は何が起きたのか説明することで、視聴者に全貌を伝えるべきだ。他者の言葉を我々自身の言葉として採用すべきではない。我々の責任は客観性を保ち、誰が誰に対して何をしているのかを視聴者がみずから判断できるように報道することだ」 BBCに53年間勤める国際ジャーナリスト、ジョン・シンプソン記者「『テロリズム』とは、人々が倫理的に認めない集団に対して使う、意図が込められた言葉だ。誰を支持し、誰を非難すべきかを伝えるのはBBCの役割ではない」。 BBCのジョーダン局長は、パレスチナ問題の報道では歴史的な背景を考慮しているという。「すべてのメディアにとって、視聴者に対立の背景を理解してもらうことが重要だ。今回のハマスの襲撃は正当化されないのは当然だが、双方の対立は10月7日に始まった訳ではなく、長い歴史のある問題だ。イギリスは1917年のバルフォア宣言(※英国がパレスチナでのユダヤ人国家建設の支持を約束)など、イスラエルの国家樹立に間違いなく密接に関わっているので、その事実も我々の報道に反映させる必要がある」 公共メディアとして公平さを保つこと、そして、何が起きているのか、真実を伝えることの大切さを強調するジョーダン局長に敬意。 ジョーダン局長「公平さを保つのはこれまで以上に重要になってきていると思う。世界中の権威主義的な政府によって、立場の異なる相手を非難することが常態化しているからだ」 |
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●12月8日…米アカデミー賞の行方を占うゴールデン・グローブ賞の各候補が発表され、アニメ映画賞に宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」と新海誠監督の「すずめの戸締まり」がダブルでノミネートされた。授賞式は来年の1月7日。どちらか輝くといいですねぇ。 //『鬼滅の刃 柱稽古編』が来春から放送開始!地動説をめぐる中世の感動マンガ『チ。』も来年にアニメ化されるとのこと。楽しみです。 //マッドマックスの続編『マッドマックス:フュリオサ』がいつの間にか制作されていた!しかも予告編に出ているヒロイン役は『クイーンズ・ギャンビット』『エマ』のアニャ・テイラー=ジョイ!後者は作家ジェーン・オースティンの英国文学の映画化であり、200年前のイギリス貴族を優雅に演じていたアニャが、今度は第3次世界大戦後の荒廃した近未来でバトルするという、俳優としての振り幅に大きさにブッ飛んだ。期待値、爆上げです。 |
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●12月7日…現行法では政治資金は非課税扱いであり、だからこそ「ちゃんと政治活動に使ってますよ」と、使い道を領収書付きで報告せねばならない。いま自民党安倍派が大炎上しているのは、政治資金パーティー券で余分に得た収入を派閥の方針で組織的に記載せず懐に入れていたから。政治資金として報告しないのなら、それは所得税の課税対象であり、確定申告の際に雑所得として税務署に届けないとだめ。 うっかりミスではなく、20年前から続いている。いま報道で「5年で〜万円」としているのは、不記載罪の時効が5年だからであり、その4倍を裏金にしていたと思われても仕方がない。 「パーティー券には通し番号が振られており、派閥の事務局は、どの議員がパーティー券を何枚売ったのか、すべて把握しています。そしてパーティー終了後、しばらくしてから議員は派閥事務局に行き、ノルマ以上に売ったぶんを現金で受け取るんです。議員たちは秘書に責任を押しつけるでしょうが、この裏金を秘書がお小遣いとしてもらえることは、まずないですよ。事務所の運営費に使っていればまだマシで、子どもにマンションを買ってあげたり、いい車を買ったり、愛人に遣ったり……。基本的には議員の私的な“生活費”です」(自民ベテラン秘書) 検察はどこをゴール地点に見据えているのだろう。一般的な脱税であれば、修正申告して追徴課税を支払って終わりだ。その場合は国会議員のままでいられる。 だが、20年にわたる意図的な不記載が“悪質”と判断されれば、政治資金規正法違反で起訴され、罰金に加えて公民権停止(5年間投票も立候補もできない)の罰則がある。 国民には増税、自分たちは脱税、そんな政治家は必要ない。もうすぐ確定申告の季節がやって来るので、岸田政権は早めに政治資金問題にかかわった議員への懲罰人事を行わないと、国民の怒りは燃えあがる一方で、政権がもたないだろう。報道によると裏金疑惑が表面化した安倍派の幹部には、松野官房長官、西村経済産業相、萩生田政調会長、高木国会対策委員長、世耕参院幹事長の「5人衆」が軒並み入っており、首相は全員の更迭を検討しているとのこと。政界地図が大幅に塗り替えられる。 ※安倍派議員のうち、金額が最多とみられるのは大野泰正参院議員(岐阜)の5千万円超、次いで多いのが池田佳隆衆院議員(愛知)と谷川弥一衆院議員(長崎)の各4千万円超。
安倍さんが国葬儀となったとき、政府はその根拠のひとつに「歴代最長政権」をあげたが、自らが率いた派閥がずっと政治資金不記載にあったので、首相として違法行為を容認した期間も歴代最長ということに。政府は日本の最高位の勲章にあたる「大勲位菊花章頸飾(けいしょく)」まで安倍さんに贈った。戦後の首相で大勲位を受章したのは吉田茂、佐藤栄作、中曽根康弘の3人しかいない。もしも安倍派から逮捕者が出た場合、或いは派閥トップの安倍さんが違法行為を指示していた場合、大勲位に相応しいのか検証すべきだろう(同じ自民でも他派閥は金額が少ないため)。 ※こういう不正をなくすには企業献金の禁止しかない。そもそも、企業献金がなくても活動できるように、「政党助成金」という制度を使ったのではなかったか。僕らは自民に年間約160億円も税金から出している。結局、自民は企業献金も政党助成金も両方とも手にしており、話が違う。 ※広島で河合議員夫妻が逮捕された参議院選挙買収事件で使われた莫大なお金はどこからなのか、ウヤムヤになったままだ。この際、その問題も検察はクリアにしてほしい。「官邸から」という噂は当初からあった。僕は官房機密費と睨んでいたけど、キックバックで作った裏金の可能性もある。 //上記とは別件で故・安倍元首相の妻・昭恵さんが、3億4千万円もの巨額の政治資金を「非課税」で相続したことが問題になっている。政治団体の代表を親族が引き継いでも税金はかからず合法だけど、昭恵さんの場合は森友事件の時に「私人」と閣議決定されている。私人なのにすべて非課税で相続するのはおかしい。政治資金の私物化と批判されるのも当然だ。 |
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●12月6日…映画『ナポレオン』、歴史ファンとしては「トゥーロンの戦い」「アウステルリッツの戦い」「ワーテルローの戦い」がしっかりと描かれていたので、かなり満足できる内容だった。IMAXシアターで観たので、ワーテルローの古戦場に自分が立っているような錯覚に陥った。時空を超えてナポレオンの人生を追体験でき、興味深い体験だった。皇帝就任の戴冠式は、ルーブルにある絵を見事に再現していた。 だがしかし!一般の人のために、もっと戦場の地図を入れたり丁寧に状況説明をしないと、誰と誰がどの辺りの場所で戦っているかわかりにくい。モスクワに入ったときでさえ観客の何割かは、あそこがモスクワって最初は分からなかったんじゃないかな…。 あとPG12指定にはなっているけど、冒頭のマリー・アントワネットのギロチン・シーンは首から血がしたたり落ちて、夢に出てきそうなので要注意。ブッ飛んだのが直球の性交シーン。男女とも着衣のままだから映倫はPG12にしたのかもしれないけど、行為があまりもそのまんまだったので、劇場が凍りついた(隣には中2の息子)。僕はそのせいで、直後にあったエジプト遠征のスペクタクルな戦闘シーンが頭に入ってこなかった(汗)。やってくれたよ、リドリー・スコット。これまで『グラディエーター』にしろ『キングダム・オブ・ヘブン』にしろ、リドリーの史劇はそういうシーンがなかったので完全に油断していた。とはいえ、リドリー渾身の史劇、ホアキン・フェニックスも力演していたので、アカデミー協会がどう評価するか、来春のアカデミー賞が楽しみだ。 |
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●12月5日…映画『マーベルズ』がマーベル映画史上、最も不入りという結果になり、うちの近所の映画館も速攻で上映打ち切りに。決して悪い映画じゃなかった。3人のヒロインが瞬間移動で入れ替わりながらのバトルは、見たこともない映像表現だった。カマラ・カーンというシリーズ初の「イスラム教徒のスーパーヒーロー」という設定も新鮮だったし、ミュージカル「キャッツ」のネタも楽しかった。 敗因は3つ。(1)まず予備知識を要求しすぎ。3人のヒロインのうち2人が劇場版初登場にもかかわらず、どういう背景のヒーローなのかほどんど説明がない。Disney+で配信されているドラマシリーズを事前に見ておかねば訳が分からない。既にNetflixとアマゾンプライムを契約している人は、このうえさらにディズニーまで契約しているケースはそう多くないと思う。あまりにも観客に不親切だった。 (2)キャプテン・マーベルは異次元の強さのはずなのに、ザコ相手に手間取りすぎ。DCのワンダーウーマンに存在感で負けている。 (3)ストーリーが不発。今作は「スーパーヒーローも失敗することがある」という、掘り下げようによっては神脚本になり得たシナリオだったのに、ほとんど深掘りすることなく終了。この浅さでは、到底観客の満足感は得られない。世界トップクラスの才能が集まるハリウッドで、どうしてこのレベルの脚本で制作にGOサインが出たのかと首を傾げた。 ※とりあえず、冬の間だけDisney+に加入した。年末年始に「ミズ・マーベル」「ロキ」だけでも頑張って制覇しないと…。 |
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●12月4日…昨夜の『どうする家康』の大坂冬の陣、これまでの大河で描かれた冬の陣でトップクラスの出来映えだった。真田丸の活躍が紹介されたし、何より豊臣方が感じた「徳川の大筒(おおづつ)」の恐怖がよく伝わってきた。南蛮製の大砲をズラリと並べて発射する砲弾の嵐。史実でも天守に命中して淀殿の侍女が即死しており、城内の大混乱・パニックぶりがドラマでも再現されていた。 敵(豊臣)の射程外からの一方的な砲撃(殺戮)であり、娘(千姫)を豊臣秀頼に嫁がせている秀忠(家康嫡男)は、たまらず「父上!もうやめろ!これは戦ではない!」と涙ながらに抗議。それに対して家康は「これが戦じゃ。この世で最も愚かで…醜い…人の所業じゃ…!」と吐き捨てる。 この回は劇場の大スクリーンで観たかった。
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●12月3日…保守系マスコミの筆頭、産経新聞まで自民の裏金(脱税)問題を取り上げており驚いた。東京地検は地方の検事を援軍で呼び寄せており、今度という今度は本気かも。 →産経『自民党最大派閥の清和政策研究会(安倍派)が同派のパーティー券の販売ノルマ超過分を政治資金収支報告書に記載しなかった疑惑を巡り、同派の元衆院議員が産経新聞の取材に応じ、「裏金になっていたことはみんな分かっている。ほかの派閥も同じで党全体の問題だ」と語った。自身へのキックバック(還流)分については事務所秘書の給与やボーナスの一部に充てていたと説明した。 元議員によると、元議員が支持団体や企業に売り込んだパーティー券の費用は、直接購入者が派閥の専用口座に振り込むシステムになっていたが、振り込み用紙に番号が明記されており、どの議員がいくら売り上げたか、派閥が分かるようになっていた。ノルマの超過分は、派閥から直接キックバックを受けていた。 元議員は同派の裏金作りを知った当時を振り返り、「なぜこんなずさんなことをやっているのかと思った。ノルマを超えた分は収支報告書に載せればいいのに、慣習みたいな感じだった」と述べ、「裏金を受け取ることで秘密を共有し、結束を固める狙いがあったのではないか」とも言及した。 キックバック分を巡っては、「自分は汗をかいてくれた秘書の給料やボーナスに充てた」と説明。「多くの議員も地味な形で使ったのだろう」とも述べ、遊興費などへの使用は否定した。元議員は、自民では、ノルマを超えた分の収入を、議員に還流しない派閥もあるとも指摘した。 昨年5月と一昨年12月に同派が開いたパーティーでは、ノルマ超過分はキックバックされず、落選議員はパーティー券の販売ノルマも課せられなかったという。派内では、早い段階から東京地検特捜部による捜査が噂されていたといい、同派の経理担当者が警戒した可能性がある。 元議員は「非常におごりがあったと思う。収支報告書に記載しないことに疑問があったが、(執行部などに)対応を求めたりはしなかった」と語った。 自民党のベテラン秘書によれば、二階派(志帥会)、麻生派(志公会)、茂木派(平成研究会)なども同様の裏金作りを行っていたという。』 (元記事) |
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●12月2日…NHKの受信料は地上契約が年間で14,700円、衛星契約は26,040円と2倍近く高い料金設定になっている。それなのに、昨日、NHKは「BSプレミアム」を廃止して旧・BS1に統合した。4Kと8Kは、うちのDVDレコーダーでは見られない。通常のBSが「たった1チャンネル」しかないのに2倍も高い料金をとるのはおかしい。 っていうか、BSプレミアムは廃止しないで欲しかった。名作映画、ロックにクラシック、傑作ドキュメンタリーのアンコール放送など、僕にとってはBSプレミアムが最も視聴時間の多いチャンネルだった。それを廃止するなんて…なんてことしてくれたのか。本当に残念。 NHKは広報で「ほとんどの番組は新チャンネルに移行します」と言っているけど、移転先のBS1にもすでに良い番組があるのにどうするのか。考えられるのは、レギュラー番組以外の特番の激減。BSは単発の大型特番に良い番組が多いのに…。 NHKは統合前から「大相撲が始まると、映画よりも相撲が優先になり、昼間の映画はありません」と告知している。映画ファンは涙をのめと。このうえさらに大リーグが始まってしまうと、アート系の番組はどうなってしまうのだろう…。ぶっちゃけ、4Kや8Kこそ2つも必要ないので、削るならそっちにしてほしかった! |
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●12月1日…世界では宗教をめぐって紛争や対立が起きている。本来、寛容を説くべき宗教が、人を敵味方に分けて排除を煽る光景があちこちに。そんななか、友人が教えてくれた「数百年後の恩返し」のニュースに心を動かされた。床が抜けそうな貧乏寺の改築費用を寄付したのは、まさかの「潜伏キリシタン」の子孫だったという。 −−−−−− 【共同通信11/30配信】 東シナ海を望む長崎市樫山地区にある小高い山「赤岳」。その麓にある天福寺に1978年、少し離れた地区に住む人々が訪れた。寺は貧しく、本堂の床は抜け落ちそうで、天井から雪が舞い込むありさま。お布施の収入は月6万円ほどしかなく、檀家に改築費用を募っている最中だった。 訪れた住人たちは約400万円もの寄付を申し出た。ただ、仏教徒ではないという。 「私たちは潜伏キリシタンの子孫です。お寺のおかげで信仰と命をつなぐことができました。少しでも恩返しがしたい」 1688年に建立された天福寺は曹洞宗のお寺。にもかかわらず、キリスト教が禁止され、厳しい取り締まりがあった江戸時代に、危険を冒して潜伏キリシタンを檀家として受け入れ、積極的にかくまっていた歴史がある。 当時対応したのは、前住職の塩屋秀見さん(70)。塩屋さんによると、赤岳は江戸時代、ローマにつながる御利益がある「聖山」として、潜伏キリシタンたちがひそかにあがめた場所だった。 寄付を申し出たカトリック信者たちは30人ほど。寄付の理由をこう語った。 「天福寺に何かあったときは助けるようにと、いろり端で代々、伝えられてきたから」 そして、信仰する教会への不義理と捉えられるのを嫌がったのか、塩屋さんに「自分たちの名前を表に出さないで」と頼んだという。 塩屋さんは複雑な気持ちになった。 「うれしかった半面、『三時業』という仏語が浮かんで、恐ろしくなった」 三時業とは、善悪の業の報いを、本人が受けずに死んだとしても、生まれ変わった後に報いを受けるという教え。 数百年前にキリシタンを守った寺の先人たちの善行に対して、本当に世代を超えて報いが来たと実感した。反対に、もし天福寺が当時、キリシタンを弾圧する側に立っていたとしたら、今ごろどうなっていたのだろうかとも思ったという。 天福寺とキリシタンの関係は、それだけではない。 江戸時代、キリシタンを取り締まっていたのは長崎奉行所だが、そこからわずか2kmほどの浦上地区にもキリスト教徒たちは多くいた。1856年ごろ、この地区の信徒たちがキリシタンと疑われる嫌疑が浮上。当時「崩れ」と呼ばれた事件だ。信仰対象が没収されることを危惧した浦上の信徒は、険しい峠を夜中にひそかに越え、マリア観音像を天福寺に託したと伝えられる。その像は、今も本尊の隣に安置されている。 外海潜伏キリシタン文化資料館の松川隆治館長によると、浦上の信徒は天福寺に直接持って行ったわけではなく、樫山地区の潜伏キリシタンに預けた。このキリシタンは捕縛されたが、像を預かったことを最後まで否定し、牢屋で亡くなった。 塩屋さんは、口を割らなかったのは天福寺を守ろうとしたからだと考える。権力者の迫害から、お寺とキリシタンが協力してお互いを守った歴史がある。 「互いを認め合う日本人の宗教観や自然観が成した業だと思う。寛容の精神がなければ250年間も『潜伏』なんてできない」 お寺の歴史を振り返ると、現在の国際社会に深い懸念を感じるという。米中両国の覇権争いやウクライナ危機、イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘…。対立と分断が進み、他者への寛容性を失っているように見えるからだ。(元リンク@画像あり) −−−−−− この記事を教えて下さったHさん、有難うございました。 |
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●11月30日…東京地検特捜部が政治資金規正法違反(不記載・虚偽記載)容疑で立件を視野に自民党を調査、今後の動向が注目されている。一般的に自民の派閥パーティーの券は1枚2万円で、当選回数や役職によって所属議員に販売ノルマがある。ノルマを超えた分は派閥から議員側に資金がキックバックされる仕組みだ。それ自体は違法ではなく、一連の資金の流れを派閥と議員側が収支報告書に記載していれば問題はない。 しかし安倍派と二階派は、派閥の収支報告書にはノルマ分のみを収入として記載し、ノルマを超えた分は記載していなかった。二階派はまだマシで、議員側へのキックバックについては、寄付として支出に記載し、議員側もバック分を自身の政治団体の収入に記載する運用にしていた。安倍派はいずれも記載していなかったため、悪質性が強いとして地検特捜部は特に問題視している。 岸田派はこの案件では最もクリーンなので首相はなんだか涼しい顔。次期総裁選を見据えて、安倍派の力を削ぐために官邸がリークしているという線もゼロではないと思う。岸田派はかつて安倍さんに広島選挙区で刺客(河井氏)を送られ溝手議員が落選の涙を飲まされたり、総裁選で安倍派が高市氏につくという裏切りを経験している。しかも岸田首相のお膝元の広島は、河合氏がカネをばらまいて票を買う買収騒動で大混乱に陥った。心中穏やかではないだろう。 |
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●11月29日…コロナ禍で中止になった2020年3月の当サイトのオフ会を、ようやく開催できる目処がたちました。2024年2月23日(祝・金)に大阪で決行します。内容は持ち時間15分以内でお薦めの音楽、映画、漫画、本などを紹介するというもの。年明けに正式に告知します。まずは日程の報告まで。(3連休の初日なので、遠方の方は翌日に奈良や京都を観光できますね) //追記としても書きましたが、熊に向かって食べ物の入ったバッグを囮で投げると、「熊は人を襲うと食べ物が手に入る」と学習してしまうので投げるのは厳禁、大声を出しながら後ずさりするしかないとのことです。勉強になりました。 |
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●11月28日…各地で熊の被害が続くなか、ニュース映像(12分)で見た熊とのバトルが勉強になった。どんな感じで襲って来るのかわかった。大型犬くらいの大きさの熊でも、爪と牙が超危険で、一瞬のうちに人間は深手を負ってしまう。大声を出しても、棒で叩いても、突進してくるんですね(汗) ※巨大なグリズリーだと、銃弾をくらっても突っ込んでくる(1分)。これはもう、丸腰だとひたすら逃げるしかない。食べ物の入ったリュックを囮で捨てればいいんだろうか…。 (12/2追記)読者の方から「食べ物の入ったバッグを囮で投げてはいけない」と教えていただきました。「熊は頭が良いので、人を襲うと食べ物が手に入るという学習がされてしまうからです」とのことでした。なるほど、気をつけます。 ![]() |
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●11月27日…あまりにも遅きに失したとはいえ、やっと行政が悪質ホストクラブの規制に動き出した。ホストは孤独な客の心を癒やしてくれる、彼らを必要としている人がいる、その事実を否定はしないし、ホストという職業があってもいいと思う。だけど、まだ20歳くらいの女の子が、たった一晩の遊びで百万円を超える借金を負わされてしまうのは明らかに異常。悪質ホストクラブは、「ツケでいいから」と借金させたあとグルの風俗店で働かせて延々搾り取るところまでがシステム化されている。 売掛金(ツケ)を直接的に規制する法整備はまだない。今回、規制に動き出したのは、悪徳ホストが売春組織を作ってアメリカに派遣し始めて、国際問題化したことが発端と聞く。外圧でしか変わらないと嘆きつつも、返済能力のない若い女性を餌食にするビジネスが早く規制されることを願ってる。同時に、ホストにはまる子は、家庭不和など孤立しているケースが多いため、サポートできる環境を社会が作っていかないと真の問題解決にならない。ホストでしか承認欲求が満たされない、そんな社会はおかしい。 ※カルト宗教、ホスト、愛国ビジネス、あまりにも被害が広まっており、学校教育の場で「洗脳」をテーマに啓蒙したほうがいい。10代のときから自分の心を依存ビジネスから守る訓練をしていないと、手遅れになるところまで来ている。大人でさえ、なかなか抜け出せない人がいるのに。 //29日の昼にBSで映画『いちご白書』。米国の学生運動を描いた伝説の映画。めったにテレビで放映されないので録画推奨です。機動隊突入と催涙弾、ジョン・レノンのギブ・ピース・ア・チャンス、ひとつの時代が銀幕に凝縮。1975年、この映画を題材に荒井由実さんが作詞、ばんばひろふみさんが歌った『いちご白書をもう一度』が大ヒットした。 『いちご白書をもう一度』 ♪いつか君と行った映画がまた来る 授業を抜け出して二人で出かけた 哀しい場面では涙ぐんでた 素直な横顔が今も恋しい 雨に破れかけた街角のポスターに 過ぎ去った昔が鮮やかによみがえる 君もみるだろうか「いちご白書」を 二人だけのメモリィー どこかでもう一度 僕は無精ヒゲと髪をのばして 学生集会へも時々出かけた 就職が決って髪を切ってきた時 もう若くないさと 君に言い訳したね 君もみるだろうか「いちご白書」を 二人だけのメモリィー どこかでもう一度 |
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●11月26日…大河『どうする家康』、家康・秀吉の次世代を演じている“ヘタレ”秀忠役の森崎ウィン(33)、カリスマ秀頼役の作間龍斗さん(21)、どちらも完璧に役柄をモノにしていて見事です。その前の回のラスト、時計の刻む音と背丈を柱に刻む描写とともに本多忠勝と榊原康政が他界するくだりもシビレる演出、ところどころに不満はあっても、全体としては傑作といっていい大河に。最終回(12/17)まで残り3回、次週からの大坂の陣、めっさ期待しています。
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●11月25日…本日、東京青山霊園の巡礼会にご参加の皆さんお疲れさまでした!寒い中、4時間半で31名の偉人を墓参り。日没までに終了するか心配していましたが、何とか無事に、明るいうちに終わって胸を撫で下ろしています。 今回の第4弾では世界墓マイラー同盟の5人の解説人(黒坂、金子、おくたか、眞野、カジポン)が熱く故人の人生を語りました。手元のメモを読むこともなく、情熱的に故人の魅力を語ることができる他の4人を、同じメンバーでありながらリスペクトしています。 そして今日、22歳という最年少の新たな同盟加入者が!この方は既にパリの3大墓地(ペール・ラシェーズ墓地、モンパルナス墓地、モンマルトル墓地)を制覇しており、前日は青森の墓地で棟方志功や沢田教一を巡礼していたとのこと、行動力バツグンの若い墓マイラーさんに脱帽しました。 次回の第5弾は春に染井霊園と周囲のお寺(芥川龍之介や遠山の金さんが眠る)を考えています。全力で案内しますので、告知をお楽しみに! |
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●11月24日…ついにベートーヴェンと同じ56歳になってしまいました。ずっと年上、なんなら500歳くらい年上の偉人と思っていたのですが、まさか年齢が“タメ”になってしまうとは!思えば、ロックのレジェンド27歳クラブ(ジミヘン、ジャニス、モリソン、コバーン)を追い抜かしたとき、シューベルトの31歳、モーツァルトの35歳、ゴッホの37歳、ショパンの39歳、ジョン・レノンの40歳と「あの憧れのヒーローが年下に!?」という衝撃は何度かあったのですが、まさかこんなに早くベートーヴェンの56歳がやってくるとは!そりゃあもう、はるかに未来のことだと…(汗) しかし、良いこともあります。もう年齢が並んだので、「ベートーヴェン様」とか「ベートーヴェン大明神」といってあがめたて、ひれ伏して崇拝する必要はありません。そんな水くさい、妙な距離を置くのは、彼も望んでないはず。1989年の初対面(ファーストランデブー)から何度もお墓で喋ってきたわけで、彼はまだ大学生だったカジポンを知っています。もうすっかり昔なじみの旧友、日常会話でいえば“ツレ”、もっといえば腐れ縁、そう、切っても切れない私たち。 なので、これからは「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン」の姓(ベートーヴェン)ではなく、ファーストネームの「ルードヴィッヒ」、なんなら「ルー君」でもまったく問題ないかと思われます。 嗚呼、ルー君!ルーゥウウウウウウくぅううううううん!!こういうふうに偉人と肩を組んで親しくなれるのなら、年を取るのも良いものですね。皆さん、長生きしましょう。(^_^)v --------------------------------------------- 《ベートーヴェン語録5選》※ルー君は音楽も良いけど、残した言葉もカッコいい。 ・「行為の動機が重要であって結果は関係ない。精神生活が旺盛なら結果を考慮しないし、貧困と不幸は単に事柄の結果であるにすぎない」 ・「今、運命が私をつかむ。やるならやってみよ運命よ!我々は自らを支配していない。始めから決定されてあることは、そうなる他はない。さあ、そうなるがよい!そして私に出来ることは何か?運命以上のものになることだ!」 ・一緒に散歩中のゲーテ「あなたはどうして王族の行列に頭を下げないのですか」「皇太子はこの世に何人でもいますが、ベートーヴェンはこの世に一人きりだからです」 ・「そうあらねばならぬか?そうあらねばならぬ!」(自筆楽譜の走り書き) ・「(聴覚を失いつつあるときの手記)自分を不幸だと思っている人間は、自分と同じ1人の不幸な者が、自然のあらゆる障害にもかかわらず、価値ある芸術家、価値ある人間の列に加えられんがため、全力を尽くしたことを知って、そこに慰めを見出すことができるだろう」 --------------------------------------------- 何年も前から「56歳の誕生日は日付が変わった瞬間に壮大な《第九》を聴こう!」と思っていたのですが、いざ日付が変わると再生したのは温もりのある田園交響曲(交響曲第6番)。しかも指揮は人情家ブルーノ・ワルター。なるほど、いま魂はこういう穏やかな世界を求めているのかと。熱いこぶ茶でも入れます。 『交響曲第6番』の副題「田園(独語Pastorale)」は彼本人によるものです。初演時のヴァイオリンのパート譜に、「絵画描写というよりも感情の表れです」と書き入れており、単なる自然の音楽描写ではなく、自然を前にした人間の心の動きが本質だと。そして、彼は各楽章に以下の標題を付しています。 第一楽章「田舎に到着したときの愉快な感情の目覚め」 第二楽章「小川のほとりの情景」(フルートがナイチンゲール、オーボエがウズラ、クラリネットがカッコウ) 第三楽章「田舎の人々の楽しい集い」 第四楽章「雷雨、嵐」 第五楽章「牧歌 嵐の後の喜ばしい感謝の気持ち」 後半はまるで「嵐のあとには虹が出るよ」と彼が言ってくれてるみたいです。交響曲は通常4つの楽章ですが、異例の第5楽章をつけて「牧歌 嵐の後の喜ばしい感謝の気持ち」を聴かせてくれました。ここに彼の優しさがあります。 ルー君はウィーン郊外の森や林の散策を好みました。スケッチ帳にその喜びを綴っています。「田舎ではどの樹木も“聖なるかな、聖なるかな”と私に話し掛けているようだ。森の中の恍惚!」。その15年後、弟子シントラーと郊外ハイリゲンシュタットを訪れた時「小川の場面の楽章を書いたのはここだった。ここの上の方には、ホオジロやウズラやナイチンゲール、カッコウなどがいて、私と一緒に作曲した」と懐かしそうに語ったそうです。 ※『交響曲第6番』ワルター指揮コロンビア響の決定版 https://www.youtube.com/watch?v=LFFSdNVZ58E (41分) --------------------------------------------- ※ちなみに次のアニバーサリー年齢は作家ドストエフスキーの59歳!あと3年もあります。なんだ、まだまだず〜っと先のことですね。ひと休み、ひと休み。(フラグ) ![]() 画像のベートーヴェン像は、1989年夏(当時21歳)に初めてウィーンに墓参りに行ったあと、旅の後半にフランスで荷物を全部盗まれて身軽になったので(地獄)、「これなら重たい胸像でも持って帰られる!他に荷物ないし!」と半泣きで骨董屋で買い求め、ロンドンの空港から「さあ日本に帰国するぞ」という時に荷台から落下して「ガシャン!パキーン!」と7つの破片と化したものを執念で修復し、ヒビ割れをパテで埋めて色を塗ったものです(もともとはブロンズの緑色)。それからは、失恋したとき、仕事に行き詰まったとき、失恋したとき、失恋したとき、辞表を書いたとき、失恋したとき、30数年どんなときも側にいてくれたルー君なのです。「団結」は『第九』のメッセージで人類の団結を呼びかけています。ほんと良いヤツなんです。 |
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●11月19日…現在、11/25(土)に東京・青山霊園巡礼会で配布するレジュメを全身全霊で作成中!偉人たちの人生と墓について綴り、既に3万字をオーバー、まさに入魂の資料です。定員まであと2名、歴史ファンの方など、ご興味のある方はぜひ特設ページからお申し込みを! | ||||||||
●11月18日…19日の24時25分からNHKで『君が僕の息子について教えてくれたこと』が数年ぶりにアンコール放送!2014年に放送されると大きな反響を呼び、文化庁芸術祭テレビ・ドキュメンタリー部門大賞などを受賞した番組。人と人との出会いが奇跡を生む。自閉症の若者・東田直樹さんの書いたエッセイ本『自閉症の僕が飛び跳ねる理由』は20カ国以上で翻訳されベストセラーになっている。英訳したのは自閉症の息子がいるアイルランドの作家デイヴィッド・ミッチェル氏(SF『クラウド アトラス』原作者)で、氏はまるで息子が語りかけているように感じたと言う。ミッチェル氏の訳した本は、自閉症の子どもを持つ世界の家族に希望の灯をともした。日本の自閉症の若者と外国人作家の出会いから生まれた希望の物語。※もうずっと再放送を待っていました! | ||||||||
●11月17日…大谷選手が史上初、満票でMVP2回目!シーズン後半はケガで出場できなかったのに、それでも満票っていうのがすごい。 | ||||||||
●11月16日…イスラエルによる攻撃で1万人もの市民が死亡しているパレスチナ自治区ガザ。攻撃開始から1ヶ月以上も過ぎて、ようやく今回のガザ情勢で初の安保理決議が出た。15日、国連安全保障理事会は「長期間の人道的な戦闘休止と回廊の設置」を求める決議案を賛成多数で採択した。子どもを保護する重要性を強調したものであり、安保理を構成する15カ国のうち、日本など12カ国が決議に賛成した。 日本政府は親イスラエルの米国との協調を重視するあまり、これまでガザへの攻撃を事実上追認し、即時停戦を呼びかけていない。11月9日の衆院安全保障委員会でも、上川外相は「(イスラエルは)国際法に基づいて自国と自国民を守る権利を有する」と説明し、即時停戦の必要性を問われると「人道状況の改善へ外交努力を粘り強く続けたい」と述べるにとどめていた。それだけに、今回の安保理決議を棄権もしくは反対しないかとヒヤヒヤしていた。賛成票を投じてくれて、胸を撫で下ろしている。 棄権したのはアメリカ、イギリス、ロシアの3カ国。約5千人も子どもが亡くなっているのに、この3カ国はイスラエルに自制を呼びかけることすらできない。同時にこの3カ国はそろって常任理事国であり、拒否権を持つ特権的な国。棄権したことがイスラエルに「黙認する」というメッセージになると考えないのか。 今日、イスラエル軍は「病院の地下にハマス司令部がある」とガザ地区最大のシファ病院に突入した。だが、国連職員も、ここに勤務するノルウェーなど外国籍の医師も、地下の司令部など聞いたことがないという。英国BBCはイスラエル軍が公開する「証拠映像」は、取材が拒否され裏付けがとれないと、フェイクの可能性を示唆している。僕は司令部が見つかったとしても、これほど多くの子どもを殺害したのは戦争犯罪と考えてるし、もし見つからなかったら、米英露の拒否権を執行停止にして、平和維持軍をガザに派遣すべきと思う。10月7日のハマスのテロは最悪で断じて許されないことだ。でもそれはイスラエルが戦争犯罪をしていい理由にはならない。 //ミャンマーで国軍に弾圧され続けてきた民主派勢力が、少数民族の武装勢力と連携して一斉反攻に出た。軍の施設など150カ所を占拠し、軍の兵士の投降が相次いでいるという。戦闘機や戦車を持つ国軍に、市民の民主派ゲリラがどこまで戦えるか分からない。でも2021年2月の軍部クーデター以来、初めての大きな勝利であり、民主派勢力に希望を与えたことは間違いない。 |
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●11月15日…宝塚歌劇団のひどい会見の後、この記事によるとファンの間から専門チャンネル解約の動きが出ていると。「生徒の皆さんを応援する気持ちは変わらない。でもこんな劇団を支持できない」というファンの声に、経営陣はもっと真剣に耳を傾けて。 | ||||||||
●11月14日…「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の40歳代の男性がSNSで誹謗中傷を受け自死。地獄だ。実際、ネットには「金が欲しいんだろう」「虚言癖がある」「デビューできなかったくせに」といった男性に対する中傷が多数投稿されていた。旧ジャニーズ事務所はファンによる被害者叩き、暴走を明確に止めなかった。それどころか事務所側は「虚偽の告発をしている人が複数いる」と声明を出し、バッシングの燃料を投下していた。本当に虚偽なら個別に対応すればいいのに、ああいう言い方をすると勇気を出して事実を告白した人まで疑惑の目を向けられるのは分かりきったことだった。どれだけ取り返しのつかないことをしたのか、事務所やバッシングした人は考えてほしい。 /そして宝塚歌劇団。今日、9月末に25歳の劇団員(宙組)が自死した問題で、井塲睦之理事・制作部長が会見を行い「ハラスメントやいじめは確認できなかった」といじめ・パワハラを全面否定した。死を選んだ理由は「過密スケジュール」にあり「健康面での安全配慮義務十分果たせなかった」という。文春が伝えた、「上級生がヘアアイロンを額に押しつけて火傷をさせた」点について、会見では「ヘアアインロンの火傷はよくあること」で問題にしないとのこと。絶句した。しかも加害者とされている宙組上級生4名は劇団側のヒアリングを拒否しており、記者に拒否の理由を問われて「理由はご容赦ください」。ご容赦って…人がひとり亡くなっているのに。会見した理事は淡々と手元の紙を読み上げるだけで、故人を心から悼んでいるとは伝わらなかった。これで遺族が納得できるとは到底思えない。今日の会見以降に新たないじめの証言・証拠が出たら劇団側の調査不足ということになり、信頼は地に墜ちる。 /僕は何度か宝塚大劇場で公演を観ており、それは素晴らしい時間だった。ジャニーズにしろタカラヅカにしろ、人々を楽しく美しいステージにいざない、夢のようなひとときを見せてくれるものだったのに、もはや純粋に楽しめなくなってきているのが本当に残念でならない。とにかく、もうウミを出し切ろう。変わらないと! |
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●11月13日…連日のように熊が出没した、人が襲われたというニュース。富山、秋田、岐阜、岩手、非常に広範囲。今年は主食のドングリが空前の大凶作という。墓マイラーは山の中の墓地に入っていくことも多く、熊と鉢合わせにならないかと、ドキドキしながら墓参することも。音を出しながら歩くしかないけど、効果がないという人もいるし、これはまいった。 | ||||||||
●11月12日…『どうする家康』、今夜はいよいよ関ヶ原の戦いですね。歴代大河のベスト関ヶ原『葵三代』を超えられるか期待。中村七之助さん演じる石田三成は過去最高で間違いなし。 (追記)悪くはなかったけど、昔よりもCG技術は格段に進化しているのだから、もっと迫力のある天下分け目の大合戦を見たかった。島津の特攻もあっさりし過ぎというか、島津勢の会話ゼロ。っていうか、三成が捕縛されるシーンなし、捕縛後に各武将と対話するシーンもなしかぁ。良いエピソードがたくさんあったのに…。 |
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●11月11日…先日告知した11/25(土)の青山霊園巡礼会、定員まであと6名になりました!参加ご希望の方は、どうぞ申込みをお早めに! | ||||||||
●11月7日…公開中の『ゴジラ-1.0』は絶対に劇場の大スクリーン&大音響で観るように!素晴らしかったです!「山崎貴監督のドラクエ映画の失敗を、もう許した」という声が出てくるのも納得。シンゴジとはなんだったのか、そんな思いすらあり。やっぱ特撮であっても脚本が大事。 主人公が神風特攻を拒否した元特攻隊員というのがまず異色。そしてセリフの中で、かつて日本兵の多くが人命軽視・補給無視の作戦のために餓死や病気で死んでいったことに触れており、怪獣映画とは思えない脚本を書いた山崎監督に敬意。監督は『アルキメデスの大戦』でも、若者たちを特攻させる日本軍と、逆に脱出したパイロットをすぐに救出するアメリカ軍を対比しており、命の重みの描き方に信念を感じます。今から続編が楽しみ! |
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●11月5日…墓巡礼の過程でイスラエルとパレスチナの両方を訪れただけに今の悲惨なニュースに胸が押し潰される思い。なぜこの混沌に至ったのか、パレスチナ問題の歴史をわかりやすく解説したページを現在作成中です。 | ||||||||
●11月2日…先日出演した『ラジオ深夜便 世界偉人伝』(NHKラジオ)が、聴き逃し配信にアップされました!リンク先の開始4分付近からスタートします(11/7(火)午後11時55分まで)。ニューヨーク州に眠る作家マーク・トゥエインと写真家ユージン・スミスを取り上げています。 「自分を励ます一番のやり方は、人を励ますこと」。小説『トム・ソーヤーの冒険』で知られる米国の作家マーク・トゥエインは、南北戦争が勃発するまでミシシッピ川の蒸汽船の船乗りとして、船を誘導する水先案内人をやっていました。ペンネームである「マーク・トゥエイン(2ファゾンの印)」は船乗りの用語で安全な水深を指します。この名前からも、ペンを握る者として“世の中の水先案内人でありたい”という高い志を胸に抱いていたのでしょう。次のような言葉も残しています。 「やったことは、たとえ失敗しても20年後には笑い話にできる。しかし、やらなかったことは、20年後には後悔するだけだ」 「人生で最も重要な日は2つある。生まれた日と、自分がなぜ生まれたかを知った日だ」 「かくも短き人生に争い、謝罪し、昇進して、責任を追及している時間などない。愛し合うための時間しかない。それがたとえ一瞬にすぎなくても、良い人生は良い人間関係で築かれる」 「“優しさ”とは、耳の聞こえない者でも聞くことができ、目の見えない者も見ることができる言葉だ」※トゥエインはヘレン・ケラーと親しかった。 自然描写にも優れ、トム・ソーヤーが仲間とミシシッピの島で目覚める場面は特に素晴らしいです。 「明け方の空気はひんやりとして、あたりは静まりかえっていた。木の葉1枚動かない。朝つゆが草の上にたまっていた。夕べの焚き火から、薄い煙が立っている。(冒険仲間の)ジョーもハックも、まだ、ぐっすり眠りこけている。森の奥で小鳥が鳴いた。それにこたえて、また別の鳥が鳴いた。キツツキがコツコツと木を叩き出した。次第に空は明るさを増し、それにつれて、森の中は賑やかになってきた。(略)色んな鳥が、あちこちの木の中で、うるさいほどさえずっている。カケスが、パッと飛び降りてきて、近くの枝にとまり、トムを不思議そうに見ている。リスが木のウロから、パッと顔を出す。狐みたいなものが草の中を駆けて行った。朝日が木の葉の間から、きらりと光る槍のように差し込んできた。トムは仲間を起こした。」(訳:飯島淳秀) 最高傑作は『ハックルベリー・フィンの冒険』で、逃亡奴隷と共に旅をするハックを通して、米国が抱える深刻な人種問題に正面から切り込みました。のちに作家ヘミングウェイは「全ての現代アメリカ文学は《ハックルベリー・フィンの冒険》という一冊の本に由来する。この作品以前に、アメリカ文学とアメリカの作家は存在しなかったし、この作品以降に、これに匹敵する作品は存在しない」とまで絶賛しました。 /フォト・ジャーナリストのユージン・スミスは太平洋戦争の従軍カメラマンとして、サイパンや沖縄を転戦、戦争の悲惨さ、愚かさを目の当たりにし、日記にこう刻んでいます。「日本人(戦火に追われる民間人)の苦しみゆがむ顔に、私の妻や母、息子の顔が重なって見えた。彼らは私の家族だったかもしれない。偶然そこに生まれ、偶然そこにいただけだ。くたばれ、戦争屋ども」。戦後は熊本で水俣病の患者に寄り添い、世界に公害被害の実態や生命の尊さを伝えました。彼の墓に刻まれた言葉は、偏見を持つことの危険性を記した「真実を先入観にしよう」。今の時代、偏見を捨てることは本当に大事なことだと思います。
//今夜リリースされたビートルズ最後の“新曲”『ナウ・アンド・ゼン』、メロディーもジョンの声もすごくいい。ジョンが書き、他の3人で練り上げ、40年以上経ってポールとリンゴが完成させたとのこと。秋の夜長にしみじみ聴き入っています。 https://www.youtube.com/watch?v=AW55J2zE3N4 (4分間) //イスラエルのパレスチナ攻撃について引き続き情報を収集中。子どもが数千人もイスラエルのミサイルで死亡。あんなやり方でハマスを壊滅させたところでまた新しいハマスができるだけ。そしてイスラエル人はこれまで以上にアラブから憎悪の対象となる。悪い方向に進むだけなのに…。 |
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●11月1日…きたる11月25日(土)、東京・青山霊園巡礼の完結編となる3度目の巡礼会を実施します!
都心の青山霊園には近代日本の礎となった先人がたくさん眠っています。世界墓マイラー同盟では、青山霊園の偉人の墓を心を込めて案内し、それぞれの墓前で、なぜこの人に墓参したいのか、故人への熱い想いを語ります!
※面積は甲子園球場の約7倍、12万人が眠っているため、自力で目的の人物にたどり着くのは大変です。この機会に是非ご一緒に。申込みは特設ページに掲載されたメール・アドレスからになります。 開催日時:11月25日(土)12時より16時まで 集合時間:11時半より受付開始(日没が早いため前回より1時間の前倒し) 今回の青山最終章は「けっこう歩くコース」です。歩きやすい靴や服装でご参加下さい(雨天決行) 集合場所:青山霊園管理事務所前 参加費:2000円(資料代込み) 定員:20名強(先着順) 〔墓参予定の偉人(メイン)16名〕 (1)星新一(1926-1997)…SF短編小説の名手。ブラックユーモアの中に光るヒューマニズム。 (2)歴代市川団十郎(初代〜12代目)…歌舞伎の大名跡。成田屋。初代は1660年生まれ。 (3)北里柴三郎(1852-1931)…細菌学者。ペスト菌を発見。新千円札の顔。 (4)国木田独歩(1871-1908)…小説家・詩人。自然を愛する浪漫派。 (5)秋山好古(1859-1930)…日本騎兵の父、陸軍大将。日清・日露戦争に出征。弟はバルチック艦隊と戦った海軍の秋山真之。 (6)広瀬武夫(1868-1904)…部下の命を大切にし日露戦争に散った海軍中佐、「軍神」第一号。 (7)野村萬斎(初代1862-1938)…狂言師。初代のひ孫が活躍中の野村萬斎(二世)。万蔵(六世)も同所。 (8)山本権兵衛(1852-1933)…日本海軍の父。首相に2度就任。 (9)高木兼寛(1849-1920)…ビタミンの父。日本初の医学博士号。海軍から脚気をなくす。 (10)三島弥彦(1886-1954)…日本初の五輪代表選手。父は警視総監で鬼県令・三島通庸(みちつね)。 (11)相楽総三(1839-1868)…幕末期の赤報隊隊長。“偽官軍”の汚名を着せられ非業の死。 (12)何礼之(が・のりゆき 1840-1923)…幕末の教育者、塾生300名。岩倉使節団に参加。 (13)永田鉄山(1884-1935)…陸軍中将、軍務局長。統制派の中心人物。過激な皇道派に斬殺される。存命なら対米開戦を回避できた可能性。 (14)木下尚江(なおえ 1869-1937)…社会思想家。日露戦争で非戦論。 社会主義小説を発表。 (15)村橋久成(1842-1892)…元薩摩藩士で日本ビールの父。放浪の果てに行き倒れる。 (16)田中久重(1799〜1881)…東芝創業者、発明王。 別名「からくり儀右衛門」。 〔ワンポイント説明 14名〕 (補足1)宮沢喜一(1919-2007)…穏健ハト派の首相。 (補足2)副島種臣(たねおみ 1828-1905)…政治家、書家。佐賀藩士。 (補足3)長岡外史(がいし 1858-1933)…圧巻のプロペラひげ。日本スキー発祥にゆかり。陸軍中将。 (補足4)奥 保鞏(やすかた 1847-1930)…人徳があり、佐幕派なのに維新後は陸軍大将に抜擢され、薩長・皇族以外の出身者としてはじめて元帥となった。 (補足5)西郷糸子(1843-1922)…西郷隆盛の妻。西郷と他の女性との子も養育した。 (補足6)加納鷲雄(わしお 1839-1902)…元新選組隊士、御陵衛士。近藤勇を襲撃。 (補足7)松方正義(1835-1924)…日本銀行を創設。芸術作品のコレクター。 (補足8)山川浩(1845-1898)…幕末、官軍と戦った会津藩家老。智勇に優れ、新政府では陸軍少将に。 (補足9)金井之恭(かないゆきやす 1833-1907)…明治書壇の大家。墓は大陸風。 (補足10)木村芥舟(かいしゅう 1830-1901)…幕末、咸臨丸提督として渡米。乗組士官の選考で、若き福澤諭吉、勝海舟、ジョン万次郎(通訳)を選ぶ。 (補足11)田中英光(1913-1949)…作家。太宰治に傾倒、太宰の死の翌年に墓前で自死。 (補足12) 脇光三(1880-1904)…明治期の特務機関員。日露戦争の六烈士の1人。 (補足13)沖禎介(ていすけ 1874-1904)…日露戦争で銃殺された民間人スパイ。29歳だった。 (補足14)横川省三(1865-1904)の墓跡 …沖禎介とともに銃殺された伝説的な日本のスパイ。墓は移転。 サイト読者の方は「文芸ジャンキーからです」と気軽に声をかけて下さいね!(*^_^*)
//話題のアニメ『葬送のフリーレン』、4話まで鑑賞。ストーリーも良質ながら、これBGMがめちゃくちゃ良いですね。誰が作曲しているのかと思ったら、大河『鎌倉殿の13人』のエバン・コール!どうりで! //長旅に出ていたので、久々に「お薦め番組情報」を4日分掲載。ここが埋まっているだけで、小さな幸せを感じる。 |
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