最新文芸情報


2014.1〜2

●2月28日…ジョジョ3部アニメの予告編・アヴドゥルバージョンが公開!動画で見るマジシャンズレッドは迫力があるなぁ。

//本日、詩人で多くの童謡を作詞した、まど・みちおさんが老衰で他界。104歳の長寿だった。『ぞうさん』『ふしぎなポケット』『やぎさんゆうびん』『一ねんせいになったら』など有名な曲が多い。子どもの頃、ビスケットが増えるポケットの歌を、ツバを湧かせつつ歌ってたなぁ。
※ウィキに「創作意欲の源は、政治・行政・教育・経済・戦争などに対する不満である」とあったけど、全然そのあたりが報道されない…。

//明日は“映画の日”で一律1000円。『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚『ホビット』第2章が今日から公開されるので観に行くつもり。そして皆さん!いまだ『ゼロ・グラビティ』をご覧になってない方、そろそろ公開終了になるので是非とも大スクリーンでご鑑賞を!レンタルDVDを小さなテレビで見ても、あの感動(体験)は1兆分の1も伝わりません。なんとしても劇場のスクリーンで!
●2月27日…これは東京?民族差別の落書きがいたるところに。『アンネの日記』が図書館だけじゃなく書店の本まで破られてるし、ユダヤ難民6千人の命を救った外交官、杉原千畝さんの伝記まで。日本はどうなってるのか。

●2月26日…スペインのフラメンコギターの巨匠パコ・デ・ルシアさんが心臓発作で他界。享年66。70代、80代と、さらに円熟した演奏を楽しみにしていたのに…合掌。※クラシックのアランフェス協奏曲(ロドリーゴ)を演奏している動画前半後半を発見!渋い!

●2月25日…週刊誌の嫌韓特集、だんだん露骨になってきたなぁ。電車の吊り広告がキツイ。一部の韓国人の行動を、民族全体のように書くのは、ヘイトスピーチ以外のなにものでもない。売れるからって…。

//利用者の口座が110万以上もあるビットコイン大手がアクセス不能に。370億円が引き出し不能というから、関係者はパニックと予想され。海外ではビットコインだけで生活している人も。オールドタイプの僕は実体のない電子マネーに怖くて手を出せない。運営が復旧しても、通貨としての信用回復は厳しいだろう。
●2月24日…笑いの内閣「ツレがウヨになりまして」京都公演の前売り券を購入。コピーは「国よりも、私を愛して!」「本物の右翼も絶賛」。かなりチケットが売れているとのこと、どんな舞台か楽しみ。主人公カップルの名前、日向あおいと富山蒼甫は、宮崎あおいと高岡奏輔のパロっすね。

//岩上安身『だれが「アンネの日記」を破ったのか、ということは突き止められなければならない。と同時に、何が「アンネの日記」を破らせたのか、という問いも、問われなくてはならないはずだ。誰かの手前、ではなく、我々自身のために、である』。



NASAが公開した夜の中国〜朝鮮半島。
右下の一番明るい街がソウル。左上は
中国。写真中央の「暗闇」が北朝鮮。
周辺の海と同じ暗さ。まるで海峡のよう。
同じ地域にありながら、戦後70年で
ここまで差がついたか。
●2月23日…安倍氏や改憲右派に聞かせてやりたい。本日、皇太子殿下の54歳の誕生日。東宮御所にて宮内記者会との会見で、殿下は現行憲法が戦後日本に果たしてきた役割を次のように高く評価された。
「今日の日本は戦後、日本国憲法を基礎として築き上げられ、平和と繁栄を享受している」「今後とも憲法を順守する立場に立ち、事に当たっていく」。
これは天皇陛下と同様の考え。陛下も昨年末の80歳誕生日会見で「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は平和と民主主義を守るべき大切なものとして日本国憲法をつくり、さまざまな改革を行って今日の日本を築いた」と述べている。
実のところ、皇太子殿下が現憲法をどのように感じておられるのか、これまでよく分からなかった。今回の会見で、“あえて”現憲法を讃えられ、順守宣言をされたことがリベラルとして本当に嬉しい。天皇陛下の護憲発言も安倍政権になってから力がこもったものになっており、保守をうたいながら皇室を軽視する連中に猛省を促したい。
戦前の軍部は、口では天皇陛下を崇敬しながら、やってることは陛下の意向と真逆の領土&戦火拡大。陛下が何度も中国を侵略するな、米国と戦争するなと言ってるのに、前線で名誉欲・出世欲に囚われた指揮官が全部無視。その旧軍指導者を安倍氏や田母神氏は持ち上げている。安倍氏は、昭和天皇が「A級戦犯の合祀後に靖国参拝をやめた」意図も分かっていない。或いは、旧軍指導者のように、意図を分かっていながらわざと無視しているのか。安倍支持者は護憲派を「売国奴」と糾弾しているけど、護憲発言を繰り返す陛下や殿下にも同じ言葉をぶつけるのか。まったく…。
●2月22日…ソチ五輪に出ているウクライナの選手が、母国の大混乱で途中帰国。一昨日だけで100人以上の死者が出ている模様。治安部隊も反政府派もなんでピストルやライフル銃を持ち出すのか…。

  美しいウクライナがまるで内戦状態…
●2月21日…3部ジョジョアニメの公式PV (2分)にしびれた!ぐおお、オンエアが楽しみ!/5月に発売される一番くじの「若ジョセフ・巨大フィギュア」も素晴らしい。これまで若ジョセフのフィギュアは微妙なものが多かったので、決定版がきた感じ。他のラインナップの発表が待ち遠しい。

//毎日新しい戦争美化発言やレイシズムの事件が起き、日記が追いつかない。東京の図書館でアンネ・フランクの関連本280冊以上が破られた事件は酷すぎる。狂ってる。どんな人間が犯人なのか。規模からいって複数犯なのか。絶対に捕まえて欲しい。

※都知事選で田母神氏の選挙カーの上から応援演説を行った瀬戸弘幸氏(政治団体“新風”元副代表)が4/20に「アドルフ・ヒトラー生誕125周年記念パーティ」を主催、参加を呼びかけている。瀬戸氏「偉大なる総統閣下が生誕された日に、皆でワインを飲みながら語らいましょう」。在特会のサイト「行動する保守運動のカレンダー」にはヒトラー生誕パーティの日程が掲載。こういうイベントに対する批判が日本社会では弱すぎる。

※ヒトラーは日本人を猿の雑種のように見下していた。戦前に刊行された日本語版の『我が闘争』は意図的にそこがカットされていたため、日本陸軍にはヒトラーに心酔する者がいた。海軍大将の山本五十六や井上成美(しげよし)は原書を読んでヒトラーが「日本人は想像力を持たぬ劣等民族(二等種)だが、小器用でドイツ人が手足として使うには便利だ」と考えているのを知っていた。陸軍中佐から「『我が闘争』を読め」と言われた井上成美は、原文の蔑視部分を見せて追い返したという(このエピソードは近年の役所広司の映画『山本五十六』にも出てくるくらい有名)。
日本軍が英軍に勝利してシンガポールを征服したことを聞いたヒトラーいわく「もう一度あの黄色い奴等を追い返すために、ドイツからイギリスに20個師団の援軍を送りたい気持ちだ」(ドイツ外交官ハッセル遺稿集)。同盟国の勝利より、白人の敗北が悔しい男。ヒトラーの誕生祝いなど自虐の極致。

//複数の読者の方から『仮面ライダークウガ』を熱烈に薦められ見始めた。オダギリジョーが若い!
●2月20日…22日(土)の15時から、大阪日本橋にてジャーナリスト安田浩一さんの講演会「レイシズムと外国人労働者問題」が開催されます。安田さんは身を危険に晒してまで差別主義と戦っている人物。以前お会いした際、普段はとても温厚・マイルドな人なのに、どこからその勇気が湧いてくるのかと僕は感嘆。今回は定員30人の小規模な講演会なので、質問タイムにいろいろ聞けると思います。まだ人数に余裕があるとのこと、僕も足を運びますので一緒にこの国を良くする方法を考えませんか。



安田さんは反対意見にも丁寧に耳を傾ける方。
僕は大きな信頼を寄せている。
著作『ネットと愛国』は、日本ジャーナリスト会議賞と
講談社ノンフィクション賞をW受賞!(管理人撮影)

//深夜のソチ五輪、仕事の手を止め、思わず見入った。浅田選手の女子フリーは、トリプルアクセルを華麗に決めるなど6種類8回の3回転ジャンプすべて成功!フリー自己ベストとなる高得点(142.71点)を叩き出す見事な演技だった!ショートプログラムが残念だっただけに、彼女自身が満足のいく滑りがフリーで出来てまっこと良かった!競技直後の表情を見てもらい泣きしそうに。今季で引退を表明している鈴木選手も、本当にお疲れさまでした。

//東京都美術館の言論弾圧問題、目前の仕事が終わったら日記で詳細に触れたい。反戦メッセージを掲げたのは表現の自由であり、本来なら美術館側が体を張って右翼から作者(中垣克久さん)を守る立場。先に弾圧を加えるとは情けない。中国や北朝鮮の美術館か。こんなこと民主主義が進んだ欧米の美術館ではあり得ない。
●2月19日…ジョジョ3部TVアニメのビジュアルイメージが公開された。花京院のハイエロファント、妖しく光るグリーンが美しい。これらがどのように動くのか本当に楽しみ。

//ついにきたか。甘利明TPP担当相「(聖域)5項目中の品目が一つ残らず微動だにしないということでは交渉にならない」と、米・肉類など重要5項目(586品目)も“譲歩”する方向で調整開始。マジで日本の“終わりの始まり”か。公約では、聖域を死守できなければ「条約不参加」だったはず。頼むで…。
●2月18日…東京・渋谷区の山種美術館において「カワイイ」をテーマに、室町時代から近現代までの日本画や工芸品約90点を集めた展覧会を開催中とのこと。若冲の作品も出ている(“伏見人形図”はオススメ)。生活圏内の方は足を運ばれては。3月2日まで。

//これは便利。グーグルが「豪雪災害情報マップ」を公開。過去4時間に車の走行が確認された道路が青く表示されている。これを見れば、どの道が機能してて、どの道が通行不可がおおよそ見当がつく。

//ジョジョ第3部アニメの放送開始日が、関東地区は4月4日(金)24時半からと発表されたけど、関西地区はまだ情報なし!はよう告知してくだされ!※公式サイトの予告アニメ、かっこいいっすね!
//@JOJOさんの情報によると、新書サイズで再版されるジョジョ小説『恥知らずのパープルヘイズ』に、新たにブチャラティの墓参りをするトリッシュの短編が追加されるとのこと!うおお、墓マイラーとしてもこの新規エピソードは是非読みたい。(Ama/現時点でベストセラー予約第1位!)
●2月17日…大雪の影響がまだ続き、今夜7時のニュースで「山梨県全域がほぼ孤立状態」と伝えられた。周辺の県と山梨を結ぶ国道の大半が通行止めになっているためだ。ここまでの雪はちょっと記憶にない。早く交通が復旧しますように。車の立往生(1000台以上)は4日目。ガソリンが切れたら暖もとれず命に関わる。
//大雪の中、山崎パンの運転手が「好きなだけ持ってってよ」と配っている1枚のツイッター画像が話題に。食料ゲットが難しい状況だからみんな助かったと思う。
〔2/18追記〕甲府〜東京の主要道路が開通!これで物流が機能する。よかった!
●2月16日…ソチ五輪、ラージ・ヒルで41歳の葛西選手が銀に輝き、五輪ジャンプ史上の最年長メダリストに!冬季五輪全体を通しても日本選手で史上最年長となった。20年以上かけてついにメダル獲得。昨日の日記で10代の若者の健闘を讃えたけど、年長選手も大奮闘!

//差別扇動してる2ちゃん系の“保守まとめブログ”は本当にタチが悪い。アフィリエイトの広告収入が入るからって、若者の憎悪を煽るやり方にマジ閉口。書き込みを取捨選択する場合は、必ず両論併記にしなくては。それが大手ブログ管理人の責任。今は編集が恣意的すぎる。管理人の正義感は強者(権力側)にぶつけて欲しい。
●2月15日…羽生選手が日本男子フィギュアスケート史上、初の金メダル!本当におめでとう!スノーボードといい、先日のローザンヌ国際バレエといい、10代の若者が大活躍ですね!素晴らしい!
●2月14日…昨夜のソチ五輪フィギュアの男子シングル・ショートプログラム、羽生結弦選手が史上初となる“100点超え”を叩き出し、圧倒された!先日の団体戦よりもさらに美しい演技。人間の可能性の極限を見る思い。凄すぎる!今夜のフリー・プログラム、楽しみっす!
/男子シングルに、大好きな映画『クラウド・アトラス』のサウンドトラックで演技している選手がいた。『レ・ミゼラブル』を使用した選手も。スケートってみんな良い曲(美しくドラマチック)を選ぶので、掘り出し物の楽曲と出会える機会でもある。これまでに、フィギュアスケートの観戦がきっかけで巡り逢った名曲がいっぱい。
●2月13日…うげ、中部電力が浜岡原発の再稼働を求めて安全審査を申請。浜岡原発はいつ来てもおかしくない東海大地震の想定震源域のほぼ中央という、とてつもなく危険な場所に建っている。再稼働なんて冗談じゃない。あと、政治家・メディアは、いい加減に「原発停止のせいで貿易赤字」の宣伝をやめろ。輸入化石燃料は7割が車のガソリン。電力会社が発電用に使う割合はしれている(貿易赤字全体の1割以下)。アベノミクスの円安によって全体的に赤字になっているのに、原発のせいにして再稼働させようとする連中はホント悪質。あと100年以内にウランは枯渇するのに、猛毒の核廃棄物だけが10万年残るというクレイジーさ。後世の人類に恨みでもあるのか?地震国に数万年も安全に保管できる場所はない。“今さえ良ければ子孫がどうなろうと知ったこっちゃない”という態度で本当にいいのか。

//ソチ五輪。BBCとかCNNなど海外のマスコミは、「メダル!メダル!」と選手を追い込まない。よその国の選手を見ると、心から競技を楽しんでいるように見える。目標は1位でも、何よりも五輪というビッグイベントに参加できたことを喜んでいる。“国費で出場しているのに負けてヘラヘラするな”という意見は、そこ(ソチ)に至るまでの選手の努力と苦労を分かっていない。何様かと。こんなことを言う人物の父親が東京五輪招致委員会のトップという…。
●2月12日…ソチ五輪のアルペン女子滑降、スイスとスロベニアの2人の選手のタイムが「1分41.57秒」と“100分の1秒”まで同じになり、同競技で史上初のW金メダル!これにはビックリ。こんなこともあるんだねぇ。
●2月11日…この国のリベラルはなぜこうも仲が悪いのか。細かい政策の違いで争っているうちに、真反対の政策を掲げる勢力を勝たしている。共通の敵と戦う前に自滅。実に本末転倒。反核運動ひとつをとっても、いまだに原水禁と原水協が分裂している。お互いに「自分の方が正しい」と主張しあって団結できない。リベラルという船は沈没寸前なのに、オールの漕ぎ方の違いをめぐって喧嘩している愚。どうすりゃいいのか。気持ちばかりが焦る。

//12日24時からのEテレ『明日から役立つワークルール〜初めての労働法』は、長時間労働&サービス残業にスポット。法律上の労働時間の上限や、自分の給料や残業代が適切であるかどうかの計算方法などを伝授。
●2月10日…ジャーナリストの池上彰さんが、当選直後の舛添氏に質問してイラつかせたやり取り、これは動画で見たかったな。番組開始前に、池上さんは舛添氏から「TOKYOMXのアナウンサーからの質問であれば、単独インタビューの都合はつくが、池上彰さんが質問するなら都合がつかない」といわれたことから、池上さんはそのキャスターと舛添氏に割り込んで、鋭い質問を浴びせた。こういうところ、池上さんはさすがだし、池上さんに首相になって欲しい。

//ド極右(侵略戦争否定)の田母神候補に61万票も入っていることを、国内の全リベラル派が重大事件と捉えなくては。取り返しのつかないことになる。っていうか、もうなっている気が。妄想の歴史による過去の否定で「二次加害」を行うなど、国際社会では絶対に許されない。若者向け、っていうか自民以上にタカ派の維新の会一部議員に向けたページを、僕も作らねば。南京の虐殺は当時の資料がたくさん残ってるし、慰安婦については右派の批判が的外れ・低モラルすぎる。

//今日メモったツイート。「こういう時代に大切なのは、ものをハッキリ云う勇気と、降りかかる意見交換に疲れない対話のスタミナで、それは必ず自分をどんどん高めてくれるし、広げてくれる。自由への扉はそこにある」(三宅洋平)
●2月9日…選挙は最悪の結果。リベラルは勝てる選挙を分裂して、というか対立の様相さえ見せて、わざわざ負けに行った。野田政権からずっと覚めない悪夢を見ているようだ。都民の投票率は半分を切った(46.1%)とのこと。2人に1人も投票していない。この政治への関心の低さ!
一昨年の衆院選、昨年の参院選に続いて、三度(みたび)次のガンジーの言葉を書いて踏ん張らねばならぬ結果となり、無念の一語に尽きる。

「立ち上がっては倒れ、立ち上がっては倒れ、その足もとはおぼつかないかもしれない。けれども、立ち上がったことは、一生忘れることのない、かけがえのない記憶となる」
「あなたがする行動のほとんどが無意味であったとしても、それでもあなたはそれをしなくてはならない。それは、世界を変えるためにではなく、世界によって自分が変えられないようにするためにです」(ガンジー)
●2月8日…都知事選、ついに脱原発派は候補者を一本化できないまま、投票前日を迎えた。もし舛添氏の勝利となった場合に、細川・宇都宮両氏の合計表が上回っていたら、筆舌に尽くし難い悲劇。そうならないよう、投票権を持っている人は、最も勝ち目があると思った候補者に票を集中して欲しいです。都知事選の結果は他県や国会にも大きな影響を与えるので、心から都民の方にお願いします…!
●2月7日…都知事選報道が狂っている。舛添元厚労相に2億5000万円もの「政治とカネ」疑惑が浮上したのに(政党助成金で借金返済をしたのは違法/目的外使用)、赤旗がスクープしたためか大手新聞はこれを黙殺。NHKが伝えることもない。前任の猪瀬氏が政治資金問題で辞職したのに、舛添氏が当選したらまた同様の騒動になる可能性が。
舛添氏は過去に女性に対する蔑視ともとれる発言をしていることから女性たちによる落選運動も始まった。でも、こういうことは広くは伝わらない…。

//先日、ラジオDJのピーター・バラカンさんが「東京都知事選が終わるまでは原発に触れないよう言われた」と暴露したけど、それを裏付けるかのような深刻なニュースが別方面からも。
NHKラジオ第一放送で1/30朝に放送する番組で、中北徹東洋大教授が
「現状では原発稼働がゼロでもアベノミクスが成果を上げている。原発ゼロでも経済成長が実現できることを実証した」
「経済学の観点から、巨大事故が起きた際の損害額のリスクをゼロにできるのは、原発を止めることだ」
とコメントする予定だった。だが原稿を見たNHK担当ディレクターが「都知事選の最中は、原発問題は絶対にやめてほしい」と内容の変更を求め、中北教授は「趣旨を変えることはできない」と約20年間も出演してきた同番組をこの日から降板した。
中北教授の原稿ではほかに
「安全確保の対策や保険の費用など、原発再稼働コストの世界的上昇や損害が巨額になること、事前に積み上げるべき廃炉費用が、電力会社の貸借対照表に計上されていない」
「廃炉費用が将来の国民が負担する、見えない大きな費用になる可能性がある」
と指摘。「即時脱原発か穏やかに原発依存を減らしていくのか」と、“費用の選択”になると総括している
要するに“費用の選択”がポイントであり、特定の候補者を支援する内容でもないし、特定の立場を擁護してもいない。それでもNHKは許さないのだ。こういう部分にネット右翼化しつつあるNHK新体制の意向を感じてしまう。
●2月6日…約2分半でここまで魅せることができるのか!ソチ五輪フィギュアスケート団体戦・男子ショートプログラムで1位になった羽生結弦選手の演技が素晴らしすぎる!美しいフォームの4回転ジャンプ、飛距離のある完璧なトリプルアクセル、優雅なスピン、キレのある動き、何から何まで別格のデキ。伝説の王者・天才プルシェンコが見事な復活を果たしたので、プルシェンコが1位になると思いきや、最終滑走の羽生選手が点数で上回ったことでドラマチック度が増した。YouTubeのは消えたっぽいけど、Dailymotionにはまだ残っているので、見逃した方は是非!
●2月5日…YouTubeにアップされている『長時間作業用/バッハ名曲メドレー 25曲・高音質』がたっぷり2時間もあって至福。曲名が表示されるので、入門用としてもグッド。クラシック初心者の方は“聴いたことあるけど、なんて曲?”という謎が解明するかと。お気に入りの曲の名前が分かると、今度は曲名で検索して、自分の好みの演奏を探し出せる。バッハの曲は長い歴史の間に、ギター版、パイプオルガン版など様々なバージョンに編曲されており、そういうものにも「こりゃ良いな」というのが多い。
※曲の名前が分かるというのは大事。僕の好きな川柳に「草の名を聞いてむしるのためらわれ」というものがある。雑草の名前が分かるとなんだか親近感がわき抜きにくくなる。ちょっとたとえが変だけど、クラシック音楽も同じで、曲名を知るとそれまで聞き流していた“なんとなく良い曲”が、しっかりと存在感をもって心に届くようになる。
※個人的にこのバッバ名曲メドレーの“掘り出し物”は、バッハのシャコンヌ編曲版。通常はバイオリンのソロで演奏するんだけど、複数の弦とピアノで演ってる。バッハ原理主義者からすれば“冒涜”かも知れないけど、僕は亜流のものも大好物なので出会えて嬉しい。特に曲の中間部分のこのあたり(63分40秒から66分まで、2分半ほど続くグルーヴ感に恍惚っす)、そしてシャコンヌのラスト部分。神曲!
//さっぽろ雪まつり速報!今年のジョジョ雪像byコブラチームは、アバッキオ昇天だーッ!先月中旬に北海道を訪れた際、コブラチームの幹部の方から連絡を頂き一緒に飲み、その時にアバッキオを作るという情報をオフレコで聞いていた。誰にも言えずウズウズしてたけど、今日から雪まつりが始まり、情報解禁の許可が!コブラチームの方が撮影された写真を、制作前の段階のものも合わせて、以下にアップさせて頂きますーッ!




作品名はジョジョラーなら誰
でも知っている第5部の「今に
も落ちてきそうな空の下で」
彫り始める前の段階。
会場に整然とスノー
キューブが並んでいる
そして!コブラチームが溢れん
ばかりのジョジョ愛で彫り続け、
アバッキオ像を完成させた!




ボスの攻撃を受けて、胸に大きな丸穴が
開いている!(穴の中に見えるフィギュアは
このアバッキオ像の原型ミニチュア)
アバッキオの側面の柱には
“ソリッド・ナーゾ”時代の
ボスの顔が!おいしいぜ!
背面にはコブラチームからの
お・も・て・な・し。寒いので
アツアツのアバ茶はいかが?
初めて会ったコブラチームの代表さんや広報さんは、ユーモアいっぱいの魅力的な人物。言葉の端々にジョジョネタが含まれており、カバンの中から普通にアイスクリームの玩具が出てきて噴いた(ミキタカのやつ)。ジョジョトークが尽きることはなく、次に北海道に行くときは一晩中たっぷり話したい。もしジョジョバーを借りられたら、この日記で告知するので、北海道のジョジョラーの皆さんも是非!
※帰りがけに、コブラチームの方が「これをお土産に」と言って、北海道名物のお菓子“白い恋人”をくれたんだけど、包装紙をよく見たら、第3部のスタンド「ラバーズ」の絵が!そして裏面にはスティーリー・ダンが!オリジナルのジョジョ・パロディ包装紙が嬉しすぎる(涙)。
ものすごく手の込んだ包装紙。表紙の装飾に「カラチ銘菓」「THE WEAKEST IS THE MOST TERRIBLE(史上最弱が最も恐ろしい)」とあり、裏には〔原材料名〕肉の芽、ドネル・ケバブ、タグホイヤー等々〔賞味期限〕10分もすれば脳を食いやぶる〔保存方法〕涼しい海底の棺桶で保存して下さい〔問い合わせ先〕DIOの館執事室、こんな感じでネタがテンコ盛り!なんかもう、感動しまくった。コブラチームの皆さん、まっこと有難うございましたァアアア!

//昔の労働組合はリベラル側に属していたけど、日本最大の労組「連合」の“連合東京”は舛添候補を支持。なぜか。それは連合東京の中核が「電力総連」(電力業界の労組)であり、脱原発だと困るからだ。腐りきってる。日本の左翼運動が死滅状態であることを示す象徴的な出来事。
●2月4日…作曲家佐村河内(さむらごうち)守さんのニセモノ騒動が残念すぎる…。っていうか、せめてソチの高橋選手の試合が終わるまで、ゴーストの公表を待って欲しかった。高橋選手が本当に気の毒。何度もケガをしながら頑張ってきたのに…。心情的には佐村河内さんの「イメージなどを伝え、曲にしてもらっていた」という部分をポジティブに考えたい。実際、曲は良いんだよねぇ…。
〔2/6追記〕ゴーストの方いわく「スケートが終わってからでは取り返しがつかない」。なるほど、そういう考え方もあるか…。高橋選手は「曲そのものが好きで滑りたい」と思っていると報道されており、作曲者と楽曲を切り離して競技にのぞむとのこと。応援しています!
〔2/7追記〕作曲の際の“設計図”が凄い。これはこれで才能というか、佐村河内さんがいなければ、この曲も生まれなかったわけだし、最初から共作ということにしておけば…。それはそれで話題になったのに…。

//5日夜のNHK22時『ヒストリア』は、茶の湯を心底から愛した戦国武将・古田織部の特集!信長、秀吉、家康と関係があり、実に波瀾万丈の人生。大河ドラマ来い!
あと、大河ドラマで見たい人物は、主君を7回も変えて生き残った藤堂高虎、幕末ではなく安土桃山時代の薩摩・島津家(戦国のバーサーカー)、そして大河初の太平洋戦争となる山本五十六。でも山本五十六だと1943年までになるから、終戦まで描くために米内光政とダブル主人公でもいい!日米開戦を避けるため全植民地を返上せよと命がけの論陣を張り、戦後に首相となった石橋湛山もGOOD。
●2月3日…1/30の日記に昨年大阪で開催した映画ファン・オフのレポをアップしてます。

//突然の訃報に絶句。『カポーティ』でアカデミー主演男優賞を受賞し、助演男優賞にも3度もノミネートされるなど、高い演技力がハリウッドの俳優仲間からも絶賛されていた名優、フィリップ・シーモア・ホフマンさんが昨日急死。享年46!腕にヘロインの注射が刺さったままというのも衝撃…。『ザ・マスター』の演技も素晴らしかったし、映画ファンとして本当に無念。
●1月31日…サイト読者の方から、映画『100,000年後の安全』がYouTubeで無料公開(1時間18分/吹替版)されていると情報を頂きました。フィンランドで建設中の核廃棄物最終処分場“オンカロ”を舞台にしており、小泉元首相を脱原発派に180度方向転換させた作品!静かで美しい映画ですがメッセージ性は強力。どうやって10万年も放射性廃棄物を管理するのか。これを見ても原発推進する人なんているのかな…。無料公開は都知事選翌日の2月10日正午まで。
※2/3追記。小泉元首相が自分のツイッターで「私はこれをみて変わった!一人でも多くの人に是非是非みて欲しい」と配信
●1月30日…もうすぐアカデミー賞の季節。遅ればせながら、昨年に大阪で開催した映画ファン・オフのレポをアップします!大阪での映画ファン・オフは前年に続いて2度目。北海道、四国(香川)、東京、関西圏から10名が集まり、ジャンル別(16部門)のマイ・ベストワン映画を発表しあった。以下、登場したタイトルです。(司会をしながらメモったので何本か漏れあり…スミマセン。タイトル初耳の映画は個人的にリンク)
【ヒューマンドラマ】ライフ・オブ・デビッド・ゲイル、ビッグ・フィッシュ、ショーシャンクの空に、クラッシュ、ガタカ、アイ・アム・サム、ゼア・ウィル・ビー・ブラッド、ニュー・シネマ・パラダイス、おくりびと、ぐるりのこと、新宿区歌舞伎町保育園(面白そう)。
【ドキュメンタリー】スーパー・サイズ・ミー、夜と霧、THIS IS IT、狩人と犬、最後の旅、地球交響曲、ボウリング・フォー・コロンバイン。
【コメディ】ブルース・ブラザース、メリーに首ったけ、ギャラクシー・クエスト、ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式、ポリスアカデミー、ナーズの復讐 集結!恐怖のオチコボレ軍団、男はつらいよ・寅次郎夕焼け小焼け。
【SF&ファンタジー】トゥモロー・ワールド、オーロラの彼方へ、E.T.、ターミネーター2、新・猿の惑星、スター・ウォーズEP4、ロボコップ2、ゴジラ(第1作)。
【ラブストーリー】ラブ・アクチュアリー、ブロークバック・マウンテン、クローサー、恋人たちの予感、ローマの休日、ロミオ&ジュリエット。
【伝記】アマデウス、白バラの祈り、エド・ウッド、シンドラーのリスト、シティ・オブ・ゴッド、JFK、ミス・ポター、写楽。
【アニメ】ナウシカ、FF7アドベントチルドレン、クレヨンしんちゃん電撃!ブタのヒヅメ大作戦。
【ホラー】シックス・センス、遊星からの物体X、エイリアン、プラネット・テラー in グラインドハウス、呪怨、HOUSE。
【サスペンス】羊たちの沈黙、セブン、ユージュアル・サスペクツ、アイデンティティー、プレステージ、情婦、アフタースクール
【キッズ】運動靴と赤い金魚、ロッタちゃんはじめてのおつかい、グーニーズ、ホームアローン、スタンド・バイ・ミー。
/その他の部門は前年にたくさん語り合ったので次回に持ち越し。オフ会は13時にスタートし、17時に終了する予定だったけど、まだ好きな監督や俳優についてトークしていなかったので、延長戦に突入。 10名ならなんとかウチに入れそうだったので、みんなで夕食を食べた後に我が家へ。著名映画人が演技論や人生観を語る『アクターズ・スタジオ・インタビュー』から、イーストウッドやモーガン・フリーマンの回などを鑑賞した。
作品の魅力を解説する
ためプロジェクターも活用
パンフやチラシなど持ち
込みの映画資料に見入る
カジポン家にて延長戦。
名優が語る映画論を鑑賞中

※今年は5月か6月に東京でやろうと思っています。土曜の13時〜18時。いつも東京文化会館を借りていますが、競争率も料金も高く…(汗)。もしも比較的に都心に家があり、15人くらいでテレビを見られる環境がある読者の方がおられましたら、映画ファン・オフ会の会場に提供して頂けると有難いです!日程によってはOKという方、コチラのアドレスにメールを下さると助かります。r(^_^;)
●1月29日…元米国家安全保障局(NSA)で国家による市民監視の実態(盗聴しまくり、メール見まくり)を暴露したスノーデン氏が、ノーベル平和賞候補にノミネート!米国政府にとっては犯罪者だが、ノーベル委員会の推薦人は「スノーデン容疑者の暴露によって、国家が自国民をどの程度監視しているかについて、市民の理解が深まった」「機密文書を暴露したことで、世界がより安全な場所に変わった」。
“安全な場所に変わった”というのは、市民監視の目的がテロ防止のためというより、1%の大富豪が99%の庶民を支配する現体制を“永遠に”維持し続けるためということ示唆している。今後、氏が逮捕されないためにもぜひ受賞を。
米政府もノーベル平和賞受賞者の逮捕には抵抗があるだろう(逮捕したら中国と同じに)。
今月、ニューヨーク・タイムズは社説でスノーデン氏を擁護し「(情報を暴露するために)犯罪行為を行ったかもしれないが、国家に多大な貢献をした」と主張している。さすがニューヨーク・タイムズ、良心は死なず。
米国の首都ワシントンD.C.を走る
「THANK YOU.EDWARD SNOWDEN!」
画像元ロイター/2013年12月撮影)
支持者がバス広告に。国家が犯罪者認定
している人物に“ありがとう”。日本では
バス会社が難色を示すだろう。
米国の民主主義の懐の深さを見た思い。

//STAP細胞の小保方さん、発見をなかなか信じてもらえず、論文を送った英ネイチャー誌から「あなたは過去何百年にわたる細胞生物学の歴史を愚弄している」と返事がきたとのこと。それでも諦めずに研究を続けたタフな精神力に脱帽。
※〔3/18追記〕論文の取り下げとか、その後の流れが残念過ぎる…。どうしてこうなった。

//掲示板2chのニュース速報板、デマを並べて在日コリアンへの憎悪を煽るレイシスト集団、在特会の本の広告がドーンと出てきて目が点に。以前から2chの差別用語あふれまくりの極右路線にうんざりしてたけど、そこまでやるか。「在日特権」デマに対する反証をまとめたサイト「在日コリアンFAQ」を読めば良いのに。愛国心があるなら、特別会計を食いものにする天下り団体など、もっと大きな巨悪と戦って欲しい。

//岩手県民の知人がリツイートしていた岩手県の地図、「じぇじぇじぇ」に噴いた。
●1月28日…4月19日(土)にNHK文化教室の講師として、京都・霊山墓地で幕末維新の著名人約20人(龍馬、高杉、木戸など)の墓所を案内&故人の人生を語ることになりました。後日、正式に告知しますね。※祇園にある、通常非公開の大雲院にも行けることに。こちらには織田信長・信忠父子と、あの石川五右衛門の墓所があります。
●1月27日…働く世代の単身女性の3分の1が、年収114万円未満。NHKきっての硬派番組『クローズアップ現代』が特集した女性の貧困問題が話題に。カメラは風俗店にも入った。NHK公式WEBに番組の全内容が載っている。僕もオンエアを見ていて、実態の深刻さに暗澹たる気持ちに。奨学金は結局学生ローンだし、希望がなさすぎる。日本は世界第3位の経済大国のハズなんだけど、富の再分配が正常に機能していない。男性も女性も非正規雇用だらけで、これで少子化問題が解決するわけない。本気で少子化を改善したいなら、なんで出産率がグングン伸びたフランス(最低賃金1300円、残業なし、大人も夏休み1ヶ月、出産無料、国立大学の学費年間2万円)などを参考にしないのか…。
※フランスは『バカンス法』があり、法律で一年に5週間の有給休暇が定められている。何時とってもいいけど、みんな夏にとる。
/岩上安身氏のツイート「今から約40年前の1975年当時、国立大学の授業料は3万6千円だった。現在は53万5千円。約15倍である。40年前のサラリーマンの平均年収は205万円。現在は409万円。2倍にしかなっていない」。

//フォーク界の巨星、反戦ソング「花はどこへ行った」などで知られる米シンガー・ソングライター、ピート・シーガー氏が老衰で他界(27日)。享年94。「ウィ・シャル・オーバーカム」が大ヒット。/永井一郎さんなど訃報が続くなぁ…。

●1月26日…猛スピードで72人が移動&交錯する日本体育大学の『集団行動』、その最新演技(12分)が超絶ハイクオリティで驚愕!特に後ろ歩きで集団がクロスする演技が圧巻。凄まじい練習量が成し得た人間アート。拍手!

//半年に一度の定期報告!ウチのサイトは文字が多く、広告を入れると読み難くなるため、アマゾン検索BOXを除いて広告ゼロで運営しています。読者の皆さんの中にはエールの意味で当サイトからアマゾンを利用して下さっている方もおられるかと思います。
サイト維持費(15万弱)の “約7割”をアマゾン還元金に助けられており、購入者のお名前が分からないので、せめて高額の商品名だけでも感謝を込めて報告させて頂きます!
(昨年度下半期:2013.6月〜12月分・高額利用リスト)
★定価2万円以上…「精霊の守り人」BOX、劇場版「ポケモン」BOX、「とらドラ!」BOX、「JOJOVELLER」完全限定版、FUJIデジタル一眼カメラ、マランツCDプレーヤー、ダイソン掃除機×2、フットマッサージャー、液晶モニター、ポリカーボネイトのスーツケース、ペンタブレット、子ども用チェア、サイクロン掃除機、スティック掃除機、音楽ソフトウェア集、3DS・ゼルダの伝説パック、DALIスピーカー、ソニー・ヘッドホン、セイコー・ルキア、CASIO電子ピアノ、Amazonギフト券。

★定価1万円台…「ゴーイング マイ ホーム」BOX、「翠星のガルガンティア」BOX 1〜3、「10-TEN-(吉井和哉)」、「グールドのバッハ集」、「ポール・モーリアのすべて」、「ユニコーンガンダム2号機 バンシィ」、空条徐倫フィギュア、FUJIデジカメ、レンズアダプター、デジタルアンプ、ヤマハ・サブウーァー 、ユピテル・カーナビ、DSPミキサー、ハンディーレコーダー、インクジェット機、ホットプレート、サイクロン掃除機×2、ブラザー・ミシン、シンガー・ミシン、圧力鍋、精米器、食器乾燥機、衝立、ガステーブル、スーツケース、ビジネスブーツ、腹筋ベルト、ソーマ・スポーツウォッチ、キーボード、外付ハードディスク。
以上、記入漏れがあれば申し訳ありません。他に単価1万円以下で複数注文して頂いたものに、写真用光沢紙やキャットフードがあります。
当サイトのアマゾン検索BOXを利用して頂いたすべての皆さん、本当に有難うございました!

※それにしてもアマゾンはシビア。以前は還元率が売上げの約4%だったのに、DVD、CD、ゲーム、オモチャ、PCソフトが昨年から2%固定&上限千円になり、さらに今年からフィギュアは0.5%という驚愕の還元率に。1万円の商品が売れて、ようやく50円還元…うああ…。数年前の8分の1。これはアニメ系のブログ管理人は致命的な数字かと…。アマゾンは既にライバルとのシェア争いに完全勝利しており、現時点はフィギュアだけが0.5%だけど、おそらく5年後には全商品が0.5%になっていそうな、絶望的な予感が…。アマゾンに対する強力なライバルの登場をマジで切望。アメリカの還元率は高いのに、日本だけ激下がりなのが悲しすぎる。
※「JOJOVELLER」完全限定版の値崩れ騒動、原因は書店サイドが予約以上に発注したことが理由らしい。うむ…。

//大竹しのぶさん、腹をくくった。首相を念頭に「無知な人間の妄想ほど恐ろしいものはない」と叩き付けた。菅原文太さん、吉永小百合さん、山本太郎さんに続いて、立ち上がった俳優さん。その勇気に敬服!
●1月25日…那覇市の上空に現れた謎のオレンジ色の光がUFO騒ぎに。最初は米軍ヘリかと思ったけど、突然、数が増えたのでビックリした。照明弾にしては一向に落下しないし…。蜃気楼?いったい正体は何だろう。

//都民でない僕が、都知事選について語ることを、どうか都民の方は許して欲しい。なぜなら、今年は福島、愛媛、山口など原発立地県の知事選ラッシュであり、都知事選の勝敗で世の中の潮流が決まってしまうからだ。年末には辺野古移設を容認した仲井真氏の信を問う沖縄の知事選もある。

【今年の知事選日程】
・2月…2日長崎県、9日東京都、23日山口県
・3月…16日石川県
・4月…6日京都府
・日時未定※カッコ内は任期最終月…滋賀県(7月)、長野県(8月)、香川県(9月)、福島県(11月)、愛媛県(11月)、沖縄県(12月)、和歌山県(12月)

「選挙は勝てそうな候補に一票を投じることじゃなくて自分の信じる候補に一票を託すもの」、これは正論だし僕もその考え方で投票してきた。
首相が麻生氏や福田氏の頃、つまり“平時”なら政策重視で間違いなく宇都宮氏を応援している。だけど、今は“非常時”だ。あまりに危険な男が日本の首相になっており、その権力者は反対派の声にまったく聞く耳を持たず、言論弾圧法の強行採決を平気でやる。
この非常時(改憲の動きを見ると戦時といってもいい)にあって、今度の都知事選は絶対に勝たなくてはいけない。現時点で投票先が決まっていない浮動票は4割以上もあり、浮動票は著名な候補者に流れやすい。その点では、元首相連合はインパクト大。
【結論】人で選ぶなら宇都宮氏、知名度でいえば細川氏。もし次の世論調査で宇都宮氏と細川氏の支持率に大きな差がついていたら、少ない方が相手の支持者となって候補を一本化すべき。絶対に。脱原発派が分裂して勝てるほど、舛添氏は甘い候補者ではない。

/リベラルなウェブ・マガジン『マガジン9』の中の人も、都知事選の脱原発派の分裂には悩んでいるなぁ…

//「ラジオはリスナーのため、テレビは視聴者のためにあるというのが僕の基本姿勢であり、崩したくはない。しかし、日本の放送界は全体的に、視聴者のためというより、局の利益のためにあると思っていると感じることがある」(ピーター・バラカン)。音楽評論家でラジオDJの英国人ピーター・バラカン氏。同氏が20日のラジオ番組内で「東京都知事選が終わるまでは原発に触れないよう、他の2つの放送局で言われました」と“暴露”したことが話題になっている。氏がレギュラーを持っているのはNHK−FMとTOKYO FM。原子力業界は福島の事故後も絶大な力を持ち続けている。
※この件を「ZAKZAK」(産経)と並んで保守系メディア筆頭のJ-CASTニュースが取り上げたことに驚き。良い感じ!

//こちらは日本で最も反体制路線の日刊ゲンダイの記事『都知事選 田母神も困惑した石原慎太郎のおぞましい演説』。いやはや、石原氏は根拠不明の差別発言の嵐。2ページ目、記者の最後の一行に噴いた。同紙は小泉元首相の脱原発演説もレポート。小泉氏は細川氏の応援に連日入るとのこと。NHKは流さないから有難い。
●1月24日…今日から通常国会が始まった。昨年ノーベル賞学者なども加わって結成された「特定秘密保護法案に反対する学者の会」は、名称から“案”をとって『特定秘密保護法に反対する学者の会』に変え、現在も活動を継続している。同会の賛同者は5千人を超えた。たったひとつの法案を廃止にするため、これほど多岐にわたる分野から学者が結集したのは前代未聞。同会の公式WEBには法案廃止を訴える全国の動きが随時更新されているので、とても重宝している。

/本日午後、国会初日に合わせて、市民3千人が秘密保護法廃案を訴える“人間の鎖”で国会議事堂を囲んだ。僕はいまだに、国民の“知る権利”の弾圧トンデモ法が、戦後70年近く民主主義を育んできたこの国で成立したことが信じられない。ごく少数の官僚・政治家だけが、都合の良いように情報を秘密指定し、国民にそれが開示されるのは60年後。今月成人式を迎えた若者が、今年安倍内閣が秘密指定する情報を知るのは“80歳”になったときだ。その頃になって、情報を秘密指定した行為が正しかったかどうか国民が検証しても、もう内閣の人間は全員この世にいないし、外交も内政も激変しているし、どうしようもない。60年間の過ちを取り戻せない。秘密指定する側だって、自分が生きているうちに情報公開されないと、後世に「好き勝手に情報を秘密にした」と批判された際に、「今だから言えるがこういう背景があったのだ」と事情を説明出来ないじゃないか。

/今国会では民主党と共産党がそれぞれ「秘密保護法“廃止”法案」を提出する。与党が過半数を占めている現状で、廃止法を成立させるのは生易しいことではない。反対派は、自民の古株でありながら同法に反対している村上誠一郎・元行革担当相のような人物を1人でも多く増やし、本音では反対なのに「党議拘束がかかっているから、賛成するしかない」と語っていた公明党幹事長代理で弁護士出身の富田茂之議員を味方に引き込むなど、与党の中の良心派を取り込んでいかねば。たとえ今国会がダメでも、次の国会、次がダメでもその次と、国会が開催される度に廃止法案を出し続け、2016年の総選挙で大きな争点にしていこう。2年後に反対派議員が多数になり、法律が廃止されたとき、これからの2年間に安倍政権が何を特定秘密にしたかすべて明らかにされると信じたい。

//ウルトラジャンプ今月号、『ジョジョリオン』が面白いのはもちろんのこと、皆川亮二先生の『PEACE MAKER』、カガノミハチ先生の『アド・アストラ-スキピオとハンニバル-』が読み応えあるなぁ。特に『PEACE MAKER』は個人的に過去最高回かも。(以下、プチ・ネタバレ)これまで守られてきたニコラが、敵の攻撃で気絶したホープを見て「まったく仕方ないなぁ」と“守る番”になったシーンはガチで胸熱。暗殺者に対する銃士たちの対応もキャラごとに個性があり、コマ割りも巧みで、読んでいて漫画的興奮を感じた。
●1月23日…今日はツイッターの底力を感じた。知人が「この仏像はどこにあるのでしょう?」と、やたらカッコいい仏像の写真をリツイート。僕も興味津々で、ぜひ実物を見たくて情報提供を求めた。すると!なんとたったの10分で「ネルソン・アトキンズ美術館の水月観音像ですね」と返事!ネルソン・アトキンズ美術館なんて聞いたことがなく、検索したら米国ミズーリ州カンザスシティにあった。同美術館HPで確認したら、確かにこの仏像が。こんなにアッという間に謎が解明されるなんて、ツイッター凄すぎ。なんちゅう時代に生きているのか。(☆o☆)
※ちなみに「水月観音」は水面に映ったお月さまを愛でる風流な観音さま。北鎌倉の東慶寺にも素晴らしい水月観音があり、事前にお寺に連絡すると会わせてもらえる。※リラックス・ポージングの東慶寺・水月観音

//今年の秋頃、福島県では知事選がある。ネット上には、「都知事選に立候補している宇都宮さんは、日弁連の前会長という法律の専門家だから、福島知事になって法知識をフル活用して被災者救済にあたって欲しい」という声が。このまま都知事の選挙当日を迎えて、細川さんが2位、宇都宮さんが3位となり、2位と3位の合計票が1位舛添氏を上回っていたら、宇都宮さんも共産・社民も、ずっとずっと批判されることになる。いま宇都宮さんが「脱原発の都知事をなんとしても実現せんため」と涙をのんで降りれば、誰もが宇都宮さんを讃えるし、細川知事誕生となれば社会の流れが変わる。細川氏は僕が懸念していた秘密保護法にもちゃんと反対の立場を明確にした。TPPも反対。新自由主義の舛添氏より、はるかに社共に近い。それでも一本化できないか。
●1月22日…3年前の情報を初めて知った。ミッフィーの作者ディック・ブルーナさんによると、ミッフィーの口はバッテンではなく「∧」とのこと。そして「∨」が鼻。これがくっついて(・x・)になったそうだ。なるほど!(リンク

//これほどまでに貧富の差は拡大しているのか。世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に合わせて、国際非政府組織(NGO)オックスファム(Oxfam))が「世界の最富裕層“85人”の資産総額が、下層の35億人分(世界人口の半分)に相当するほど格差が悪化」と報告。同NGOは“世界の1%の最富裕層が持つ資産総額は110兆ドル(1京2千兆円)”“人口の1%を占める最富裕層が世界の富の半分を握っている”と分析している。
グローバル化で世界の貧困層は増加したが、日本を含む主要国24カ国は上位1%の最富裕層の割合が約30年前に比べて増加したと指摘。リーマン・ショック以降、米国民の下層の90%はさらに貧しくなったが、上位1%の最富裕層は危機後の2009〜12年で成長回復した利益の95%をかき集めたという。

オックスファムは格差を是正するため、累進課税強化、税金逃れ対策、労働者の賃金の確保、持続可能で公平な成長に向けた市場の規制強化などを政財界の指導者らに呼びかけた(音注意)。
※「裕福なエリートたちは、経済的なゲームのルールを不正に操作する政治権力を握り、民主主義を損ない、85人の富裕層が世界人口のほぼ半分の人々の富を所有するような世界を創り上げた」(オックスファム報告書『少数のために働く(Working for the Few)』)。
/「一部のウルトラ金持ちと大多数の貧乏人の二極化」がもたらすものは、治安の悪化など社会の不安定化。自殺者も増えていく。社会主義を目指す必要はないけど(中国や旧ソ連でも一部の金持ちと大多数の貧乏人の二極化は起きた)、餓死者や病院に行けない人が出ないよう、富の再分配がまともに機能する社会を目指し99%の人が声をあげることが肝要。
マンガやSF映画などで、もし全人口の半分の資産を85人が持っている惑星が登場したら、「なんてひどいシステムの惑星だ」「そんな体制は滅ぼされるべき」って観客は思うのに、それが地球のことなら“あるがまま受け入れよう”ってなるのが歯がゆい。

//都知事選、宇都宮さんを応援したいけど、脱原発運動の象徴ともいえる広瀬隆さんが、細川氏の支持を表明。僕が信頼しているジャーナリストの鎌田慧さん、そして瀬戸内寂聴さん、孫崎享さん、梅原猛さん、湯川れい子さん、金子勝さん、澤地久枝さん、茂木健一郎さんも細川さん支持。う〜む!リベラルとして、どうすりゃいいのかホント迷う。

//身体や老いのことを書くのは初めてと思う。最近、目のかすみがひどく、若くないことを思い知らされる日々。ほんま、見えないんですけど…。童顔とか関係なく、見えなさすぎて怖くなるくらい。歯茎もすっかり弱くなり、昨年は3本抜けた。徹夜が続くと、すぐに左耳が“閉じて”しまう(音がこもる感じ)。5年ほど前は200歳くらいまで生きれそうな気がしたけど、ジワジワと死の気配を感じる。もっと見たい映画、聴きたい音楽、読みたい小説があるのに、寿命が足りん…。とにかく、若い読者や自分の子が大きくなったときのためにも、思考の材料を提供したく、世のあらゆることを刻んでいく。

//『宇宙戦艦ヤマト組曲』(12分)、聞き覚えのあるメロディーがテンコ盛り。
●1月21日…レンブラント、ルーベンス、カラヴァッジョ、ティツィアーノなど西洋絵画をアニメのように動かした動画『BEAUTY』(約10分※画面拡大推奨!「HD」という字の右側に拡大ボタンあり)をツイッターで知って、思わず見入った。ミレイ「オフィーリア」が動いて感嘆!前半は天使や神話の女神など美しい絵画ばかりセレクトされているけど、後半はゴリアテやユディトの血生臭い題材がチョイスされ、単純に美しいだけのムービーとは異なるものになっている。この神秘的なBGM欲しいけど、ENRICO ASCOLI氏のCDって出てないみたい。

//このまま都知事選の脱原発候補を一本化せず、舛添氏(自公推薦)の勝利となり、敗北した2人の脱原発候補=宇都宮氏と細川氏の“合計票”が舛添氏を上回っていたら…。しかもその可能性が大。
道義上は、後から遅れて立候補し、選挙公約もまだ未発表で、佐川疑惑もある細川氏が降りるのが筋。だけど、知名度では元首相が断然有利だし、小泉父子が応援に登場すれば話題性もある。僕は庶民の味方の宇都宮氏を支持しているけど、細川氏を推す人の“現実路線”も分かる。とにかく、公開・非公開の形にこだわらず、まず両者が会ってどちらか降りるor副知事になる可能性を探って欲しい。
●1月20日…イタリアの世界的指揮者クラウディオ・アバド死去の報に驚く。享年80。胃ガンだったのか…。っていうか、いつの間にもう80歳に。アバドがカラヤンの後任でベルリン・フィルの芸術監督に決まったのは1989年。あれから25年も経つのか。
アバドが振ったブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」(70分/ウィーン・フィル)、オーケストラが教会のパイプオルガンのように豊かに響いてホント素晴らしく、ラスト2分は昇天しそうに。ド恍惚。冥福を祈ります。※「ロマンティック」は大曲で取っつきにくいかも知れないけど、第1楽章のこのあたりは雄大&美しく聴きやすいのでは。『銀河英雄伝説』で流れてそう。
●1月19日…出張から帰宅!北海道では、たくさんの石材屋さん、サイト読者の方、ジョジョバー組、コブラチーム@雪まつり、三重では留学生交流会の皆さんなど、いろんな人と交流でき、まっこと有意義な4日間でした。文芸ジャンキーとしては、小樽で小林多喜二の墓参(ほとんど雪山登山)をした際、ベートーヴェンが大好きだった多喜二に「第九」(バーンスタイン指揮)を聴かせてあげたくて、墓前までポータブルDVDを持参、音楽法要を実現したことが忘れ得ぬ思い出に。※墓地内で道を外れると鎖骨まで雪に埋まり、同行した石材屋さんのYさんにガチ救出されるという局面も…(汗)

//本日の沖縄・名護市長選で、普天間基地の辺野古移設に反対する稲嶺進氏が当選!本土の皆さん、この地元の声(民意)に耳を傾けましょう。
●1月15日…明日から北海道&三重に行くため、次回の更新は19日になります!番組情報をまとめてアップしておきますね。

//NHKの朝の子ども番組『フックブックロー』のOP曲(1分)の歌詞が好き。子どもにも大人にもに良いメッセージ。超ホッコリ。

はしっても あるいても
地球のスピードは おなじです
あせっても のんびりでも
ちゃんとあしたは くるんです
いそぐときほど くちぶえふこう
かなしいときほど にっこりえがお
フック ブック ロー
しあわせはいつも うしろから
フック ブック ロー
おいついてくるよ
だからここらで そよかぜを あおぞらを
ちょっと深呼吸

//18日の北海道オフ、お会いするのを楽しみにしています。集合場所は店の受付で。現在12名です(全員北海道在住)。
●1月14日…大統領報酬の約90%を貧しい人々や零細企業向けのチャリティに寄付し、自身は月に1000ドル(10万円)程度で生活している「世界一貧しい大統領」、ウルグアイのホセ・ムヒカ大統領(78歳)。氏は大統領公邸に住まず質素な農場に妻と住み、花を栽培。運転手付きの公用車に乗る代わりに中古のフォルクスワーゲン・ゴルフを愛車とし、飛行機はエコノミークラス。議会ではノーネクタイ&サンダル姿。
そんなムヒカ大統領が、「国連持続可能な開発会議」(2012/リオ会議)で行った10分間の渾身のスピーチ動画(拡大すると字幕が見やすいデス)に胸熱。チャップリンの傑作『独裁者』の感動的な演説シーンを彷彿(日本語字幕を付けてくれた方に感謝)。
ムヒカ大統領「私たちはこの無限の消費と発展を求める社会を作ってきた」「だが残酷な競争で成り立つ消費主義社会で『みんなの世界を良くしていこう』というような共存共栄な議論はできるのでしょうか」「私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです」「発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです」「石器時代に戻れとは言っていません。マーケットをまたコントロールしなければならないと言っているのです。私の謙虚な考え方では、これは政治問題です」。
際限なく金銭を追い求めるグローバリズムや消費主義社会に対して「貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲を持ちいくらあっても満足しない人のことだ」と社会モデルや生活スタイルの見直しを訴える大統領。演説は10分程度なので、ぜひ動画のフル視聴を。
※ムヒカ氏は1935年に貧しい移民の子として生まれ、5歳で父が他界した後は家畜の世話や花売りで家計を助けた。20代の時にキューバ革命の影響を受け、圧政に抗議してゲリラ組織に加入するなど4回も投獄されている。1972年(37歳)、警官から6発の銃弾を浴びて逮捕された後は軍事刑務所に「14年」にわたって収監され、そのうち2年以上は井戸の底に閉じ込められていたという。1985年(50歳)、軍事独裁政権が倒れ民主制が復活すると左派政党を結成。9年後に議員に初当選し、2009年(74歳)で大統領に当選した。英エコノミスト誌は2013年の「カントリー・オブ・ザ・イヤー」にウルグアイを選んで讃えている。(参考リンク

//16日から北海道入りするんだけど、えらい寒波。札幌に宿泊するのは初めて。仕事の合間を縫っていろいろ行きたい場所が。現地の石材屋さんと小樽の小林多喜二の墓参に行く予定も組んでいるけど、小山を登ることになるため、墓前に到達出来るのか想像がつかない。交通機関がストップしませんように。
行動予定→16日札幌&小樽、17日札幌にて石材屋さんの集会で講演、18日市内探訪、午後からオフ会、19日飛行機で愛知に移動、そこから三重に入って津で外国人留学生(20カ国100人)に講演。フル・アクセルで挑みます。
【追記】読者の方からさっそく情報が。その方は今月小林多喜二に巡礼を試みたものの、未除雪ゆえ墓地入口までしか行けなかったとのこと。…ゴクリ。
●1月13日…今年7月に公開予定のハリウッド版『ゴジラ』の予告編。最後にチラッと巨大な姿が出ている。日本の初代ゴジラの身長は50m。今度の米国版は過去最大になるという。昨年話題になった『パシフィック・リム』のボスは181m。どこまで巨大になるのか期待。

//最新の週刊文春に、僕が1/7の日記で書いた“天皇のお気持ちの真逆をいく安倍内閣”と同方向の内容『天皇の憲法発言に秘められた安倍政権への強いメッセージ 』が掲載されていて、一時期はかなり政権ベッタリだった文春が、リベラル色を出してくれるようになって嬉しい。
/元旦の日記に、天皇陛下の年始のメッセージを追加アップ。短いお言葉の中から、(1)放射能汚染で避難する人々へのエールと風化させない決意(2)新自由主義の風潮“何でも自己責任”への批判(3)靖国参拝で世界から抗議・懸念を表明された安倍政権への警鐘、これらが伝わってくる。政治活動ができない陛下のギリギリの表現。
※放射能汚染の避難民に心を寄せる陛下は、都知事選候補・田母神氏のツイートを知れば相当ショックを受けられると思う。→田母神氏「福島県が県外に放射能避難をする人たちへの支援を打ち切ったことが批判的に報道されています。そして避難希望者が住居選択の自由を奪わないよう署名活動をして福島県などに提出したそうです。人の支援を得て避難することが当然という風潮はおかしい。自分で勝手に避難しろと言いたい。甘えるな」
もし知事になって何かコトが起きればこういう対応が待ってるだろう。このツイートには次のレスが。「国民の生命・財産を守るために国、自治体が機能していない方が異常で、(行政の方が)国民に甘えている」

//沖縄県議会が、普天間基地の辺野古移設を認めた仲井真知事に対して、県政史上初めてとなる辞職要求決議を可決(10日)。理由は“県外移設を求めた公約に違反”。仲井真知事は辞職して県民に信を問うべき。
/沖縄で米軍基地の県内(辺野古)移設に反対している県民は、政府のゴリ押しに怒ると共に、他県の人々の関心の低さに虚しさを感じていると思う。パレスチナが国連本会議で圧倒的多数の得票によって“国家”扱いになった際、パレスチナの人々が「私たちは孤独ではなかった。世界は私たちの味方だ。世界が見てくれている」と嬉し泣きでインタビューに答えていたのを思い出す。本土にも辺野古埋め立て反対している人はいる。JR大阪駅前では「9年間」も毎週反対の声をあげ続けている人々がいる。ところが!一昨日、警察やJR職員が大勢で彼らを取り囲み、反対アピールを禁じられたとのこと。動画(2分)を見て驚いた。「辺野古の海を守ろう」としか書かれていないプラカードを、見えないように妨害している。JRの私有地と言うが、駅前は公共の空間であり、近代市民社会ならそこで何かを主張するのは日常の光景。これも含めての民主主義。何かを破壊したり、誰かを傷つけろというような過激なプラカードではない。自然を守れという、ただそれだけのこと。何より、9年間も何も妨害されなかったのに、安倍内閣になってから突然この弾圧が始まったのが不気味。秘密保護法の制定など、一連の流れを象徴している。この動画、海外の人が見たら中国と間違えるのでは。
※もちろん、このJR職員が悪いのではない。誰がこんな指示を与えたんだろ…。

//先週、トルコのエルドアン首相が訪日。安倍氏が懸命にトルコに原発を輸出しようとしているんだけど、日本の原発には欧州の最新の原発なら当たり前のコアキャッチャー(事故で溶け落ちた核燃料を地下で受け止め冷却する設備)が付いていない。トルコは世界有数の地震大国。何度も何度も大地震にあっている。なんでそんな国に原発を輸出するんだ。本来なら「やめた方が良い」とアドバイスすべき立場。総事業費2兆円という金額に、相方の当事者が理性を失っているように見える。
※日本の電力会社はコアキャッチャーなしで再稼働させようとしているのも大問題。
1月12日…『軍師官兵衛』第2話も良かった。格調が高い映像。大河の合戦シーンは放送時間帯のこともあるし、“血糊”を使わないことが暗黙の了解だけど、今回主人公の顔に返り血がかかって驚いた。ことさら生々しくする必要はないとはいえ、やはり生死を賭けた駆け引きという緊張感が高まる。信長のパートでは弟を騙し討ち(暗殺)するエピソード、秀吉が少数の兵を大軍に見せる作戦(1人で松明を何本も掲げて夜襲)も丁寧に描かれており、兵庫の官兵衛、美濃の信長の相方の出世物語が見られてGOOD。官兵衛が出会う前の信長は描かれない(もしくはナレーションのみ)と思っていたので嬉しい。

//昨日、滋賀・近江神宮で開催された百人一首・競技かるた「クイーン位決定戦」で、楠木早紀さん(24)が驚愕の10連覇達成。楠木さんは中学3年生で史上最年少クイーンになって以来、10年間も頂点に。凄すぎる。マンガ『ちはやふる』大ヒットで百人一首の競技人口がドカンと増えたから、天才肌の挑戦者が複数出てきて、クイーン交代もあるかと思ったけど、1回戦を13枚差、2回戦を15枚差の圧勝。楠木さんは「(10連勝で)区切りがついた」と語っているけど、過去最高記録は渡辺令恵さんの11連覇(通算14度優勝)。ここまできたら、前人未踏の12連覇まで挑戦して欲しいな。

//番組情報の参考にするため、10年以上も買い続けてきた週刊『TVガイド』。“日付別”に「地上波、BS、お薦め番組」(各2ページ、計6ページ)が連続して掲載され非常に見やすかった。ところが!この度、誌面の大改悪があり、“日付別”ではなく、地上波、BS、お薦め番組それぞれに分かれてしまった。つまり、明日13日の情報を調べようと思ったら、まず地上波のコーナーから13日の分を探し、次にパラパラとめくってBSの13日を探しだし、さらに全然別の場所にある“お薦め番組ガイド”から13日分を探すというふうに。この誌面構成を考えた人も、OKを出した上役も、こんなのが使いやすいと思ってんのかな。マジで元に戻して欲しい…。発行部数が減ってきてテコ入れしたんだろうけど、部数減はネット普及の結果であり、これまでの誌面構成が悪かったワケではない。そこを間違えないように。

//週末、札幌に行ったら新しく出来たらしいジョジョバー「ビューティフルデイ」を覗いてみたいな。もう少し遅ければ雪まつりを見られたゆえそれがチト残念。
1月11日…ぬおっ、カラヤン&ベルリン・フィルのスメタナ作曲『わが祖国より“モルダウ”』(12分43秒)の動画なんかあったんだ!チェコのプラハを流れるモルダウ川の、最初はチョロチョロした石清水が、やがて大河となって海へ流れていく様子を10分強で描写したもの。途中には川岸で村人が踊っている光景も見える。実に雄大なこの楽曲を堪能!
 
//「トップページが縦に長すぎる」「文字が小さい」「芸術、文学の素晴らしさを伝える目的のサイトなのに、日記の時事ネタが長すぎてメインコンテンツにたどり着けない」「これでは初来訪した若者が帰ってしまう」、オフ会や友人からそんな意見をもらったので、試験的に文字をデカくし、メインコンテンツを上に、そして日記を下に配置換えしました。どうかな?日記欄も横幅を大きくとりました。しばらく、このレイアウトで様子を見ますね。

//日記やリベラルサイトのリンク集は、当ページ上部の白いバーから一気にジャンプできるので、ぜひご活用下さい。

//ちょうど一週間後(18日)に開催される初の北海道オフ(読者交流会)、現在、札幌市、苫小牧市、旭川市などから参加申込みを頂いています(約10名)。
1月10日…(憲法第9条を守ってきた日本国民にノーベル賞を!という運動の話)
/年末に安倍氏が靖国を参拝した際、氏は参拝後に「不戦の誓いをした」と語った。その後、国際世論からの批判に対し、安倍氏の支持者は氏の言葉を引き合いに「靖国では“不戦の誓い”をしたのであり、戦争肯定ではない」と擁護した。ところが!昨日の報道によると、自民党は今年の運動方針の靖国神社参拝に関する項目で、原案に記した「不戦の誓いと平和国家の理念を貫くことを決意し」との表現を“削除”し、新たに「(戦没者に対する)尊崇の念を高め」との文言を加えたという。これでは、言ってることが食い違ってるじゃないか…。約1ヶ月の間に、日本版NSC(国家安全保障会議)の創設、秘密保護法の強行採決、武器輸出三原則を破った他国軍への銃弾1万発提供、普天間基地の辺野古移設ゴリ押し、靖国参拝、原発再稼働の明言、そして「不戦の誓い」の文言の削除。この短期間でここまでやるとは。年始の安倍氏の抱負「わくわくする1年に」が怖い。
右傾化ノンストップの安倍政権を前に、憲法第9条は風前の灯。ぶっちゃけ、国際世論という外圧がなければ、絶滅寸前のリベラルだけでは、もはや9条を守ることは困難になってきた。2006年に爆笑問題太田さんが「憲法9条を世界遺産に」「この激動の時代に半世紀以上も変わらなかったのは奇跡」と対談本を出した時に“世界遺産はグッドアイデア!”と目からウロコだった。でも、その時は今ほど政治が右傾化してなかったから、彼の主張を具体化する動きはなかったように思う。

そして今、新たに「憲法9条を保持する日本国民にノーベル平和賞を!」という運動が起きている。これは既にプロジェクトとして動き出しており、次のノーベル平和賞に「ノミネートが決定」したとのこと。この運動、当初は「憲法9条にノーベル平和賞を」というものだったけど、ノーベル委員会から“賞の対象は人間や団体でなければばらない”と回答があり、ならば“日本国民に”(「世界各国に平和憲法を広めるために、日本国憲法、特に第9条、を保持している日本国民にノーベル平和賞を授与してください」)という流れになった。特設サイトでは賛同者をつのる署名を集めており(僕が署名した時点では1万2千人)、またノーベル平和賞の推薦締切2月1日までに一人でも多くの推薦人が、「日本国民がノーベル平和賞にがふさわしい理由」を説明する推薦文をノーベル委員会に送付して欲しいと呼びかけている。
これは本当に素晴らしい運動と思う。世界全体というか、お隣の中国・韓国の人でも、日本が戦争放棄をうたった憲法9条を保持していることを知らない国民が多い。これは日本が戦前とは違い、平和国家を目指していることを知らせる絶好の機会になる。それに、ある意味右派の人も賛同できるのでは。なぜなら、保守系ブログにはよく護憲派を批判しながら「まず中国に9条を作れと呼びかけろ」と書かれているので、日本には9条があることを中国の一般市民に知らせることが、中国で9条制定を呼びかける人が現れる可能性に繋がるからだ。中共政府が教科書で教えなくても、ノーベル平和賞をとればニュースに取り上げない訳にはいかないだろうし。

日本も中国も韓国も、汚職や格差問題など内政の不満が政府に向けられると、失政から目をそらせるために、そして政権の支持率をアップするために、“強気外交”をして求心力を高めようとする。どの国の政権も、弱腰になれば自らが煽った愛国心によって国民から吊し上げられるので、1ミリも譲歩することが出来なくなる。メンツ問題や権力転落の恐怖が冷静さを失わせる。このチキンレースのゴールには銃口が待ち受ける。現状では、もし偶発的に尖閣や竹島で軍事衝突があり、相方に死傷者が出た場合、世論がどうなるのか予測出来ない。カッとなって地獄の釜のフタが開く可能性がある。そのとき、日本国民がノーベル平和賞を受賞していれば、そして理由が平和憲法にあることが近隣国に周知されていれば、他国の国民が安易に「日本が攻めてくる前に攻めろ」とはならないだろう(少なくともその可能性は高まる)。ぜひ、同賞の受賞が早い段階で実現しますように!今年が無理でも来年に!来年がダメでも再来年に!
1月9日…今月11日(土)夜に反レイシズムの大阪会議(ヘイトスピーチとカウンター)がある。梅田(大阪)駅から2分。仕事が早く終わったら行ってみようかな。レイシストの“天敵”安田浩一さん(ジャーナリスト)も来るし。野間易通さんの本(『「在日特権」の虚構〜在日特権?あるかボケ』)にサインしてもらおう。
いまだに匿名掲示板ではデマを流して在日の人を批判している書き込みが多い。サイト読者の中にも「在特会はやり方に問題があるけど主張は正しい」と考える人もいると思う。そういう人にこそ、この集会に参加して疑問点をぶつけて欲しい。そして疑念が晴れたら、その正義感を、もっと大きな巨悪(政治家・官僚の汚職や企業犯罪)に向けて日本を良い方向に進ませて欲しい。リベラル派は高年齢化が進んでおり、若い力を切実に必要としている。
※「在日特権」デマに対する反証はコチラのサイト「在日コリアンFAQ」が分かりやすい。

/『米兵ら起訴わずか5% 性犯罪すべて不起訴』…これぞ真の在日特権。沖縄の次に米兵の犯罪が多い神奈川県で、2008〜12年の5年間に一般刑法犯として起訴された米軍人・軍属とその家族は、送検された122人のうち、わずか7人(5.7%)だったことが情報公開請求で判明。強姦などの性犯罪では16人全員が不起訴!さらに、横浜地検が起訴した7人のうち、日本で裁判になったのは08年のタクシー運転手強盗殺人事件と09年の傷害事件の2人だけだ。9割以上の米兵容疑者らを不起訴にした検察は、その後の処分の有無を把握していないという。性犯罪に関してはアメリカの方が日本より何倍も罪が重いのに、それが日本人相手だと不起訴。これが在日特権でなくて何なのか。

/ツイッターでレイシストに「来るなら来い」的な挑発をされ、本当に家まで行った安田浩一さんに対し、レイシストが自宅で(顔を隠すため)サングラスをかけ、「30分後に来ていいよ」ってメールを出して警察呼ぶところがなんとも…。安田さんは良い酒を手土産に、ツイッター上の約束通りご馳走するつもりだったのだから、一緒に酒を呑んで徹底的に語り合えば良いのに。日頃、コリアンタウンをデモしながら「朝鮮人を皆殺しにしろ!」と叫んでいるレイシストが、ジャーナリストの取材ごときにビクついて、速攻で警察を呼ぶって…。安田さんの一連のツイートを読んでると、安田さんはレイシストを侮蔑しているのではなく、偏見をこじらせた人に対し、親身になって誤解を解こうとしているのが分かるんだけどなぁ。安田さんがアポなしで取材に訪れたことを非難する人がいるけど、「朝鮮人をガス室に送れ」とか言いながら集団で歩く(5分)のに比べれば可愛いものと思う。

//僕が都知事選候補者の宇都宮健児さんを知ったきっかけは8年前、2006年2月にオンエアされたNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀(5)人生も仕事もやり直せる/弁護士・宇都宮健児』(43分※CM後に再生)を見たこと。この回は冒頭から凄まじく、闇金ヤクザの怒号「コラー!心臓えぐるぞこのクソババア!血管ぶち抜いてからお前心臓えぐり取ったるわ!」という取り立て電話で始まった。彼ら闇金ヤクザが「宇都宮健児?それは相手が悪い」と尻込みしたという証言が出てくるのが冒頭3分。フルに視聴する時間がないか方、最初の3分だけでも見て頂けると嬉しいです。
弱者救済に奔走し、“カネにならない”仕事ばかり引き受けるので、弁護士事務所をクビになった宇都宮さん。オウム・サリン事件の被害対策弁護団長として被害者救済に奔走した。宇都宮さんの選挙公約は「脱原発/ブラック企業根絶/TPP反対/秘密保護法反対/増税反対/パチンコ課税/カジノ反対/無駄削減/首都圏防災/スマート五輪」。僕がサイトで主張している内容と見事にドンピシャ!※都知事選で民主が細川元首相を擁立したら確実にリベラルは票が割れて敗北する。なぜそんな子どもでも分かることが民主の議員には分からんのだ(涙)。
1月8日…これはすごい。海外の世界的に著名な有識者や文化人のグループが沖縄・辺野古への米軍普天間飛行場の移設について「長く続いてきた沖縄の人々の苦しみを永続させる」と移設中止&同飛行場の「即時返還」を主張!呼び掛け人に名を連ねているのは、ノーベル平和賞受賞のマイレッド・マグワイア氏、『敗北を抱きしめて』でピュリツァー賞を受賞した歴史学者ジョン・ダワー氏、アカデミー賞受賞のオリバー・ストーン監督、同じくアカデミー賞受賞のマイケル・ムーア監督(キタッ!)、言語学者のノーム・チョムスキー氏など29名!声明では、「日本の国土の0.6%しかない沖縄県に在日アメリカ軍施設の73.8%が集中している」として、「アメリカが独立宣言で認めていない『議会の同意のない軍隊の駐留』に当たる」「沖縄本島の18.3%は米軍に占拠されている。
普天間基地はそもそも1945年の沖縄戦のさ中、米軍が本土決戦に備え、住民の土地を奪って作ったもの。終戦後返還されるべきであったのに、戦後70年近く経っても米軍は保持したまま。返還に条件がつくことは本来的に許されないこと」と指摘。「沖縄への新たな基地建設に反対し、平和と尊厳、人権、環境保護のために闘う県民を支持する」と強力なメッセージを発信している。米平和団体アメリカンフレンズ奉仕委員会のジョセフ・ガーソン氏は声明の目的について、「沖縄の約70年にもおよぶ軍事植民地化を終わらせ、自らの尊厳と人権を守り、平和と環境保護を確保するための非暴力運動への国際的支援を集める」と説明。普天間問題で世界的な識者らが連名で声明を発表するのは異例であり、めっさ感動した。声明の賛同者をこれから呼びかけるため、賛同者はもっと増えるだろう。心強い!(声明全文と29名の名前
※沖縄がある場所=地政学上の理由から「中国に対する睨みなる」「沖縄でなければすぐに対応できない」という声があるけど、航空機が発達した近代戦において、沖縄も本土も大差ない。むしろ、北京からは沖縄より福岡の方が近い。ガチで日中が激闘すれば、中国は沖縄を無視して直接本土(東京)を狙うだろう。

//アメリカの大寒波、ミネソタ州でマイナス38度!NYでもマイナス17度。
1月7日…先月23日の天皇陛下80歳の誕生日に、会見で出されたコメントが護憲リベラルで胸熱。憲法の大切さ、作った人々への謝意、自ら守っていく、この3点を表明されていた。だがしかし!NHK『ニュース9』は会見を10分以上も紹介しながら、この超重要な憲法に関する部分を丸ごとカット!僕は“そんな馬鹿な”と録画分を見直したけど、やはり放送されていない。なんだそりゃあ!以下、放送されなかった部分→
「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました。戦争で荒廃した国土を立て直し、かつ、改善していくために当時の我が国の人々の払った努力に対し、深い感謝の気持ちを抱いています。また、当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならないことと思います」。
安倍氏は「押し付け憲法」といって改憲したがっているけど、今上天皇は“平和と民主主義を守るため日本国憲法を作った”と、結果的には日本が作ったのだと釘を刺している。さらには、「当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならない」と念を押し、保守派のいう「憲法を押し付けた米国人」という認識とは真逆の捉え方を表明している。さらには、「今後とも憲法を遵守(じゅんしゅ)する立場に立って、事に当たっていくつもりです」と宣言。
記者からの質問で「80年の道のりを振り返って特に印象に残っている出来事」を聞かれた今上天皇は「最も印象に残っているのは先の戦争のことです」「日本人の犠牲者は約310万人と言われています。前途に様々な夢を持って生きていた多くの人々が、若くして命を失ったことを思うと、本当に痛ましい限りです」と答えられた。陛下は東日本大震災の後、何度も、何度も、被災地を訪問されている。終戦時の陛下はまだ12歳だから、最も大きな出来事は東日本大震災と答えられると思った。それほど被災地に心を寄せている陛下が「先の戦争」と答えられたのは、常日頃の陛下のお言葉を追っていると、集団的自衛権を容認して戦地に兵を出そうとしている安倍政権へのけん制に思える。
日本国憲法を作った意義の話、憲法遵守宣言、こうした声明は政治活動を禁じられている天皇陛下のギリギリの意思表示と僕は受け取った。保守派は護憲の天皇陛下を支持するのか、それとも改憲派の安倍・石原一派を支持するのか。

それにしても、なぜNHKは憲法関係の発言をカットしたのだろう。あと30秒あればオンエアできるのに。やはり改憲派の安倍政権への“高度な配慮”なのか?NHKに対しては、秘密保護法の強行採決を中継しないなど、「政権ベッタリ疑惑」を僕は持っているけど、新たにまた癒着を思わせる事例となった。この日は他にも、陛下がご自身の“強い希望”でサイパン島の“バンザイ・クリフ”(サイパン戦で逃げ場を失った日本人民間人が投降せずに自殺した断崖)に慰霊の旅をした様子も、30分枠の19時のニュースでは流したのに、60分枠の『ニュース9』では完全にカット。断崖絶壁を前に天皇・皇后両陛下が深々と礼をする姿を流さないのは、あの戦争を美しく勇まいものにしたいから?『ニュース9』はどうなってる?
最後に、会見のお言葉で、お人柄がうかがえてグッときた部分を紹介→「天皇という立場にあることは、孤独とも思えるものですが、私は結婚により、私が大切にしたいと思うものを共に大切に思ってくれる伴侶を得ました。皇后が常に私の立場を尊重しつつ寄り添ってくれたことに安らぎを覚え、これまで天皇の役割を果たそうと努力できたことを幸せだったと思っています」。(全文
※護憲と言えば、皇后・美智子さまも昨年10月に重大な発言をされている。宮内庁のHPに全文が出ているコメントに、「1年を振り返って」という質問に答える中で、「この1年も多くの親しい方たちが亡くなりました。阪神淡路大震災の時の日本看護協会会長・見藤隆子さん,暮しの手帖を創刊された大橋鎮子さん,日本における女性の人権の尊重を新憲法に反映させたベアテ・ゴードンさん」とあり、僕はベアテ・シロタ・ゴードンさんの名前があがったことに仰天した。ゴードンさんはGHQ憲法草案制定会議のメンバーで1946年の日本国憲法制定に関わった人物。憲法の起草で人権条項の作成に関わった。ゴードンさんの訃報なんて、一部のリベラルが話題にしただけで、世間からはスルーされていた。
憲法起草に関わったGHQメンバーを追悼する美智子さまに感動。心底、感動。しかもこのコメントには「五日市憲法草案」の文言まで出てきた。美智子さまは昨今の改憲論議に触れて、「五日市憲法草案」を思い出されたという。「五日市憲法草案」は明治憲法の公布に先立ち、農民、教員ら一般市民が論議して書き上げた“民間発の憲法草案”で、基本的人権の尊重や教育の保障、法の下の平等、言論の自由などが高らかにうたわれている。美智子さまは自民や維新が目指す自主憲法にある価値観=国家(政府)が考える公益>個人の人権、これに対して警鐘を鳴らすため、あえて「五日市憲法草案」の話をされたのだと思う(っていうか、他に解釈しようがない)。
天皇陛下も皇后さまも、護憲意識の高さはその辺のリベラルの比ではない。つくづく、素晴らしいご夫婦!
※宮内庁の風岡典之長官は昨年11月14日の定例会見で、秋の園遊会の際、天皇陛下に原発事故の現状を訴える手紙を手渡した山本太郎議員に、殺害予告やナイフ入り封筒が届いた事件をめぐり、新聞記事を読んだ天皇陛下が山本議員のことを心配をされていることを明らかにした。陛下が特定の議員をかばう、そんなことを宮内庁が発表するのは極めて異例。長官が勝手にこの話を公開するハズはなく、これは陛下の意向によるものと考えられる。
「(山本議員に)天誅を加えなきゃいかん」と非難していた自民党の鴻池祥肇元防災担当相は、“切腹用の刀”が届いた事件について、「犯人は私ではない。私は近くに寄って、すぱっといくから。間接的な殺人はしない」とコメント。まったく陛下の気持ちが分かっていない鴻池元防災担当相に唖然。
//ネタかと思ったらマジだった→「旭日旗と(ナチス)鉤十字が並ぶ絶望の状況発生へ」。こんなデモでも許可が降りるのか…。
//今月3日、関西で著名な“浪花の視聴率男”やしきたかじん氏が心不全で他界。享年64。司会者として有名だけど、僕が最初に知ったのは中学2年生のときに映画館で観た劇場版『機動戦士ガンダム』の主題歌「砂の十字架」(作詞・作曲谷村新司)。
1月6日… ジョジョニウム3巻、心配していた緑色のページ滲みはほぼナシ。よかった。表紙のディオ、舌を出してて妖しいっすね。4巻からは赤色になる。こうやって各部ごとに本全体が着色されていくと、全部並べた時にキレイだろうな。(と、ここまで書いてアマゾンの書評を見たら、星が一つ半!1、2巻と同じとは…。内容が悪いのではなく、安いインクで低評価というのはファンとしてツライものがある…)/ジョジョニウムはこれから第8部までの巨大シリーズになるから、スタートの評価が超重要なのに…う〜む。ページの外側に色を塗ること事態は、昔の漫画みたいにレトロな雰囲気があって好きなんだけどなぁ。小説版ジョジョ『恥知らずのパープルヘイズ』は同様に紫色を塗ってるのに、まったくインク滲みがない。同じ系統のインクを使えばいいのに。ジョジョ格ゲーの“オールスターバトル”が、12月のアップデートでバランスが劇的に改善して、めっさ良いゲームになったのに、初動対応で大コケしてイメージを変えられないパターンをまた繰り返すのかと、ファンとしてはもどかしい限り。

//トミカのミニカー、360円から450円に一気に値上げか。上げ幅はまったくミニじゃないのう。23年間値上げしなかったのはスゴいけど。変更は2月1日から。これこそ駆け込み需要あるだろうな。

//僕よりずっと年上のリベラルの人が、リベラル同士でいがみあっているのを見るとホント脱力する。都知事選は、脱原発・反TPP・秘密保護法廃止・増税凍結を訴えている宇都宮さんでいいじゃないか…。欠点ゼロの人間なんていない。いつもリベラルは政策の細かい違いで内輪もめをしている間に、真反対の政策を掲げる候補者を勝たせてしまう。今必要なのは「ベストではなくベターを」という考え方。何度でも書く、民主の議員は執行部に独自候補を立てぬよう働きかけて欲しい。噂されている細川元首相や、舛添自公民連立など論外。

//『ガンダムビルドファイターズ』の最新話、ガンダムがスタジアムで野球してた。目が点になったけど、この何でもあり感、突き抜けていて良い。
1月5日…大河ドラマ『軍師官兵衛』の第1話、冒頭で農民の少女が花摘みをしている美しいシーンから、いきなり合戦に雪崩れ込む展開は、甘い大河ではないハードボイルドな描写であり身を乗り出した。父親役の柴田恭兵も良い味。隣国・赤松氏の説得で主君を裏切るのかどうかなど、緊張感を持って見ることができた。第2回にも期待。※桶狭間、突撃シーンまでやるんなら、その先の今川義元の討死までやって欲しかった…。『武田信玄』の今川義元@中村勘三郎はすごかったからなぁ。

//育児ブログ、年末年始に集中更新したので、タイムラグがなくなった!(2、3週間もズレているときがあった)/育児ブログのアクセス累計が先月40万件を突破。多くの読者の方に育てて頂いている我が子デス。4歳になり、ガンダムや仮面ライダーWに開眼(ジョジョ&ウルトラマンもモチロン大好き)。
1月4日…ムソルグスキー(1839-1881 享年42)の『展覧会の絵』をマンドリンで演奏した動画とYouTubeで出会い、激ハマリ。チェロのパートはギターが担当。楽曲によって相性の良し悪しがあるんだけど、第2曲「古城」(4分半)とのシンクロ率は1兆パーセント!このむせ返るような哀愁。全世界がセピア色になる。年末年始は禁断中毒が出そうなくらい「古城」を聴きまくった。
※『展覧会の絵』は、ムソルグスキーが39歳で早逝した親友の画家ヴィクトル・ハルトマン(ガルトマン/1834-1873)の追悼展を観て、胸に残った10点の絵画に音楽をつけたもの。ハルトマンは母国ロシアでも無名の画家。頑固者で友達の少ないムソルグスキーのたった一人の理解者であり、作曲家と画家という立場は違えども「貴族のための芸術を、民衆のための芸術へ」を合い言葉に戦ってきた“同志”だった。ハルトマンが心臓発作で39年の人生を閉じた時、ムソルグスキーは34歳。その後、彼は絶望的なまでに孤独になり、アルコール中毒で内臓をやられ8年後に他界。生涯唯一の親友が遺した絵画に、作曲家として永遠の生命を吹き込んだ組曲『展覧会の絵』を聴く度に、音楽としての素晴らしさだけでなく、150年ほど前に紡がれた、世間から無視されていた2人の芸術家の友情が伝わってきて、たまらなく胸が熱くなる。“人間は死んだからって終わりではない”、その奇跡をムソルグスキーは見せてくれた。この曲を聴けば、ムソルグスキーの生命にも、ハルトマンの生命にも、いつだって会える。

第4曲「ヴィドロ」(最初の2分半)はこれまで“牛車”と訳されてきたが、近年の調査でこの言葉が持つもうひとつの意味「家畜のように抑圧された民衆」が真の意味と判明。発表当時、ロシアは皇帝配下の秘密警察が暗躍し、言論の自由はなく、集会の自由もなく、反体制と見なされると片っ端から投獄されていた。だから、ムソルグスキーは表向きは「“牛車”ということにして」おいた。この曲の着想の元になったハルトマンの絵「ポーランドの反乱」は、隣国ポーランドで圧政に抗議した民衆が絞首刑にされている絵だ。ハルトマンはポーランド旅行の際に、その目で処刑を目撃している。ポーランド民衆に対する同情を表明したロシアの知識人は次々と逮捕されており、これを作ったムソルグスキーはめっさ勇気がある(最近の僕は、安倍氏や石破氏の顔を見るとヴィドロが脳内再生される)。最後の第10曲「キエフの大門」は、ロマノフ王朝の独裁に弾圧され、貧困にあえぐロシア民衆の希望として、ロシア建国の象徴である古都キエフの大門(当時はボロボロだった)を、ハルトマンが美しい色彩で描きあげ、ムソルグスキーが輝かしい音色で鐘の音と共に“復活”させた歴史的名曲。
(先日、オフ会レポの中でこの曲のリンクを貼ったけど、演奏の様子を収録したもっと良い動画があったので、貼り直しました。動画は2本に分かれていて、1本目の冒頭でトランペットを吹いているのが、世界最高のトランペッター、シカゴ響の故アドルフ・ハーセスさん。「ヴィドロ」はここから。2本目、「キエフの大門」はここから!最後の拍手喝采がすごい!おとなしい日本の聴衆がここまで湧き上がるは珍しい)
1月3日…都知事選、絶対にリベラル勢力は候補者を乱立させないように。少ない票をさらに分裂させて勝てるワケがない。社民・共産が日弁連前会長の宇都宮健児さん(反貧困ネットワーク代表、闇金ヤクザとガチで戦う人権派弁護士、オウム犯罪被害者支援機構理事長)を推薦している以上、民主は別の候補者を擁立せず、宇都宮さんの支持に徹するべき。独自候補を立てるくらいなら自主投票に!
1月2日…うおお!やっと宇宙のサバイバル映画『ゼロ・グラビティ』を観に行った!まだ今年は363日残っているけど、本年の第1位になるかも!皆さん、DVDではなく、絶対に劇場の大スクリーンで観て下さいませ!後日、詳細レビューをアップします。※鑑賞から4時間経っても“宇宙酔い”が続いてる。
1月1日…新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!

//宮内庁が発表した、新年にあたって天皇陛下が発表したコメントが胸に響いた。以下が全文。
「東日本大震災から3度目の冬が巡ってきましたが、放射能汚染によりかつて住んでいた地域に戻れずにいる人々や、仮設住宅で厳しい冬を過ごす人々など、年頭に当たり、被災者のことが改めて深く案じられます。昨年も、多くの人々が様々な困難に直面し、苦労も多かったことと察していますが、新しく迎えたこの年に、国民皆が苦しい人々の荷を少しでも分かち持つ気持ちを失わず、助け合い、励まし合っていくとともに、世界の人々とも相携(あいたずさ)え、平和を求め、良き未来を築くために力を尽くしていくよう願っています。雪の深くなる季節、屋根の雪下ろしの事故には十分に気を付けてください。本年が、我が国の人々、そして世界の人々にとって幸せな年になることを祈ります」(宮内庁リンク
冒頭から放射能汚染のことに具体的に触れており、このことを風化させんばかりの政府やメディアと大違い。次に、小泉内閣や安倍内閣の特色である弱肉強食、格差拡大、“経済上の弱者は自己責任”という新自由主義に対して、人々が苦しい立場にある人の荷物を皆で持ってあげようと陛下は呼びかけられた。年末に生活保護切り捨てを決めた自公政権と逆。さらには“世界の人々”と互いに手を繋いで平和を求めよと、これは靖国参拝をして世界中から抗議や懸念を表明された安倍氏への言葉にも思える。これらの解釈は安倍支持者には“リベラルの曲解”と見えるかもしれないけど、最近の今上天皇の言葉をちゃんと聞いていると、“リベラルの曲解”でないことが分かる。新年初日から素晴らしいお言葉に勇気づけられた。
※過去の「年頭所感」と比較したブログがあり参考になった。





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