《2007年おすすめ展覧会 特選25本立て!》

美術館&博物館は、過去の実績、交通の便などを考えて、以下の23館を中心に年間スケジュールをチェックしました。今年の24本のおすすめ展覧会の中でも特に期待大なのは、前半が『オルセー美術館展』『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』『モネ展』『ディズニー・アート展』、後半が『ルドン展』『フェルメール展』『ロートレック展』『狩野永徳展』デス!

《以下、すべて07年3月20日時点の公式サイトから》
札幌芸術の森美術館 07年8月5日まで発表
東京国立博物館 08年2月24日まで発表
国立新美術館  07年12月17日まで発表 
国立西洋美術館 07年8月26日まで発表
東京国立近代美術館 07年5月27日まで発表
東京都美術館   08年4月6日まで発表
Bunkamura ザ・ミュージアム 08年1月20日まで発表
サントリー美術館 07年12月16日まで発表
出光美術館    08年3月30日まで発表
東京芸大美術館 07年12月16日まで発表
京都国立博物館 07年11月18日まで発表
京都国立近代美術館 07年4月15日まで発表
京都市美術館  07年5月13日まで発表
国立国際美術館 08年4月13日まで発表
大阪市立美術館 08年3月23日まで発表
大丸ミュージアム梅田 07年5月7日まで発表
サントリーミュージアム天保山 08年1月14日まで発表
奈良国立博物館 07年7月8日まで発表
奈良県立美術館 08年3月23日まで発表
神戸市立博物館 08年3月30日まで発表
兵庫県立美術館 08年3月30日まで発表
九州国立博物館 07年6月10日まで発表
福岡県立美術館 07年7月29日まで発表


●開催日順にピックアップ!!

★『オルセー美術館展 19世紀 芸術家たちの楽園』東京都美術館(1/27-4/8)関東
オルセー美術館は世界屈指の印象派コレクションを誇り、ルーブルと共にフランスを代表する美術館。その収蔵品から19世紀後半の絵画、彫刻、素描、写真、工芸品、建築デッサンなど140余点を展示。ゴッホ『アルルのゴッホの寝室』、モネ「ルーアン大聖堂」、ゴーガン「黄色いキリストのある自画像」、マネ「すみれのブーケを付けたベルト・モリゾ」は必見!
http://www.tobikan.jp/


★「異邦人たちのパリ ポンピドー・センター所蔵作品展」国立新美術館(2/7-5/7)関東
近現代美術の殿堂ポンピドー・センター(フランス)の所蔵作品から、芸術の都パリに集まり才能を開花させた異邦人(エトランジェ)の芸術家、ピカソ(スペイン)、シャガール(ロシア)、モディリアーニ(イタリア)、藤田嗣治(日本)、ブランクーシ(ルーマニア)、ジャコメッティ(スイス)たちの約200点を紹介。
http://www.asahi.com/pompidou/


★『ダリ展 創造する多面体』サントリーミュージアム天保山(3/8-5/6)関西
溶ける時計のイメージなどで人間の心の奥の精神世界を描き出し、20世紀を代表する画家となったスペイン人サルバドール・ダリ。今展ではダリの油彩画約40点に加え、手稿やドローイングを交えた約180点の作品を展示。
http://www.suntory.co.jp/culture/smt/gallery/index.html


★『レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の実像』東京国立博物館(3/20-6/17)関東
20代の若きダ・ヴィンチが描いた「受胎告知」が日本へやって来る!この作品が完成したのは1473年。以来約530年の間、門外不出の“イタリアの至宝”として国外へ貸し出されることは
一度もなかった。海外で展示されるのは最初で最後とも言われており、ぜひ天才ダ・ヴィンチの作品世界に触れよう!(「受胎告知」はフィレンツェのウフィツィ美術館が所蔵)
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=X00/processId=00


★『華麗なるハリウッド映画衣装展』大丸ミュージアム神戸(3/21-4/2)関西
往年の名作映画から最新の話題作まで、様々なハリウッド映画に登場した衣装を約40点展示。主な作品は「風と共に去りぬ」「マイ・フェア・レディ」「タイタニック」「マトリックス」「ムーランルージュ」「ラストサムライ」etc。実際にオードリーやマリリン・モンロー、ジェームス・ディーン、ディカプリオやブラピ、トム・クルーズ、ジュリア・ロバーツらが着用したものが展示される、映画ファン垂涎の展覧会。
http://www.daimaru.co.jp/museum/schedule/kobe/index.html


★『大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産』国立新美術館(4/7-7/2)関東
世界中で絶大な人気を誇る印象派の巨匠クロード・モネ。国立新美術館の開館記念企画として、オルセー美術館、ボストン美術館、メトロポリタン美術館など、国内外の主要コレクションから約100点のモネの名作を集め、空前の規模の大回顧展を開催。傑作「日傘の女性」も展示される!
http://monet2007.jp/


★『ディズニー・アート展』
札幌芸術の森美術館(3/24-5/27)北海道
浜松市美術館(6/2-7/8)関東
サントリーミュージアム天保山(7/14-9/2)関西
米ウォルト・ディズニー社の全面協力のもと、約500点のオリジナル画が展示されるディズニー史上最大規模のアニメーション・アート展!
http://www.disney.co.jp/disneyart/index2.html


★『ロダン・創造の秘密 白と黒の新しい世界』兵庫県立美術館(4/3-5/13)関西
近代彫刻の祖、オーギュスト・ロダンの彫刻、版画、素描、写真など190点を展示。本展では
ブロンズの「黒いロダン」だけではなく、大理石や石膏の「白いロダン」も多数出品。
※石膏作品はもろく壊れやすいため展示される機会が少ない。
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/index.html


★『日本絵本の世界展』大丸ミュージアム梅田(4/4-4/16)関西
日本の絵本の歴史を時代別に紹介。初公開の明治・大正期の児童文学の資料、約200冊の絵本、現代の人気作家の原画約120点で絵本の歩みを見ていく。
http://www.daimaru.co.jp/museum/schedule/umeda/index.html


★『ベルギー王立美術館展』国立国際美術館(4/7-6/24)関西
ベルギー最大の美術館、王立美術館が所蔵する87点の作品を展示。ブリューゲルの名画「イカロスの墜落」は日本初公開!ルネ・マグリットの「光の帝国」やルーベンスの作品もやって来ます。
http://www.yomiuri.co.jp/osaka-event/royal/


★『パリを魅了した江戸の華 ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展』
大阪市立美術館(4/10-5/27)関西
ルーブル美術館の東洋美術コレクションが移管され、世界屈指の東洋美術の殿堂となったフランス国立ギメ東洋美術館。本展は同館所蔵の浮世絵コレクションから、北斎、写楽、歌麿、広重など、選りすぐりの名品約190点を展示!里帰りした傑作浮世絵を楽しもう。
http://ukiyoe.exh.jp/


★『華麗なるアール・ヌーヴォー、アール・デコの世界』福岡県立美術館(4/27-6/3)九州
19世紀末に花開いた装飾様式アール・ヌーヴォーからアール・デコの美を、ガラス作家エミール・ガレ、ドーム兄弟、ルネ・ラリックの名品約130点で紹介。色ガラスに色ガラスを重ねて彫刻を施したガレの美麗作品は目の保養!また、宝飾デザイナー出身のルネ・ラリックの作品も優美さにウットリ骨抜きになることウケアイ。
http://fpmahs1.fpart-unet.ocn.ne.jp/cont_j/index.php


★『サン=テグジュペリの星の王子さま展』
大丸ミュージアム京都(5/16-5/28)関西
http://www.daimaru.co.jp/museum/schedule/kyoto/index.html
大丸ミュージアム神戸(7/18-7/30)関西
http://www.daimaru.co.jp/museum/schedule/kobe/indexhtml
大丸ミュージアム札幌(8/8-8/20)北海道
http://www.daimaru.co.jp/museum/schedule/sapporo/index.html
160ヶ国以上に翻訳され世界的ベストセラーとして愛読されている『星の王子さま』。本展は作品の世界観を映像などを駆使して再現し、サン=テグジュペリの直筆のデッサンをはじめ、各国で出版された様々な『星の王子さま』を一堂に展覧。作品に込められた謎を解き明かしながら味わっていく。


★『肉筆浮世絵のすべて 誕生から歌麿・北斎・広重まで』出光美術館(4/28-7/1)関東
日本独特の風俗画・浮世絵。本展は歌麿・北斎・広重といった著名な浮世絵師の描く美人画を中心に、江戸中期から幕末まで2世紀以上も人気を博した浮世絵の歴史を見ていく。
http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/schedule/200701.html


★『西洋の青 プルシアンブルーをめぐって』神戸市立博物館(7/21-9/2)関西
1704年にヨーロッパで合成された青色顔料プルシアンブルー。この深く美しい「西洋の青」が江戸日本に伝わり、浮世絵に使用されることになる(特に風景画)。本展ではプルシアンブルーを使用した日本の絵画にスポットを当てていく。
http://www.city.kobe.jp/cityoffice/57/museum/tokuten/schedule.html


★『川村記念美術館所蔵 巨匠と出会う名画展』
兵庫県立美術館(7/28-10/8)関西
島根県立石見美術館(10/19-12/16)
松坂屋美術館・愛知(12/29-08年1/22)
貴重なマーク・ロスコの作品が出展されるかも!?


★『ルドンの黒 目を閉じると見えてくる異形の友人たち』Bunkamura(7/28-8/26)関東
フランス象徴主義を代表する幻想画の巨匠、オディロン・ルドン。高い精神性を秘めたルドンの版画作品を中心に、油彩やパステルの作品も加え、独創的な“黒の世界”を紹介。
http://www.bunkamura.co.jp/shokai/museum/lineup/index.html


★『仙香ESENGAI 禅画に遊ぶ』出光美術館(9/1-10/28)関東
仙香iせんがい)は江戸時代の禅寺の住職。ユーモラスで自由奔放なその書画は、現代人が見ても「楽しい、かわいい」と感じる不思議な魅力に溢れている。禅画に込められた仙高フ思いに触れていく。
http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/schedule/200702.html


★『ロートレック展 パリ、美しき時代を生きて』
サントリーミュージアム天保山(9/11-11/4)関西
36歳の若さで他界したロートレック。その晩年の10年間に焦点をあて、日本初公開の油彩画やデッサンをはじめ、絵画・版画・ポスター・挿絵など約250点をドドーンと大量展示。世紀末パリに花開いたロートレック芸術の魅力を紹介。
http://www.suntory.co.jp/culture/smt/gallery/schedule.html


★『フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展』国立新美術館(9/26-12/17)関東
オランダ・アムステルダム国立美術館の最重要所蔵品、フェルメールの傑作中の傑作「牛乳を注ぐ女」が日本初公開!本展では同作を中心に、油彩、水彩、版画、工芸品のほか、食器や楽器、家具なども展示して、17〜19世紀のオランダの生活を紹介する。
※フェルメールの作品は30数点しか現存せず、所有する美術館は滅多に外部へ貸し出すことはない。「牛乳を注ぐ女」が日本に来ている3ヶ月間、アムステルダムを訪れた世界中のフェルメール・ファンが「あり得ない!」と絶叫&号泣することに。


★『シャガール 愛と自然の賛歌』奈良県立美術館(10/6-12/16)関西
今年は20世紀を代表する巨匠シャガールの生誕120年。これを記念して、今まであまり取り上げられなかった風景描写にスポットを当て、フランス、アメリカ、スイスなどから名品を集める。
http://www.mahoroba.ne.jp/~museum/tenrankai.html


★『大徳川展』東京国立博物館(10/10-12/2)関東
徳川将軍家や御三家に伝わった宝物を一堂に展示。肖像画や武具・衣装などの遺品によって各将軍の個性をたどると共に、名物茶道具や能装束、姫君の華やかな婚礼調度など、江戸の武家文化を形成した徳川家の全てを紹介する。
http://www.tnm.go.jp/jp/exhibition/regular/one_year.html


★『フィラデルフィア美術館展  印象派と20世紀の美術』
東京都美術館(10/10-12/24)関東
アメリカ独立宣言の地に建てられた美の殿堂、フィラデルフィア美術館が所蔵する印象派から20世紀までの珠玉のコレクション77点を展示。主な作品は、ルノワール「ルグラン嬢の肖像」、ピカソ「三人の音楽師」、クールベ「スペインの女」、マティス「青いドレスの女」など。
http://www.tobikan.jp/


★『特別展覧会 狩野永徳』京都国立博物館(10/16-11/18)関西
信長、秀吉といった権力者に重用され、豪壮華麗な作品世界を確立した天才絵師・狩野永徳!その死から約420年を経て、初めての大回顧展が開催されるッ!永徳の4つの国宝、
『檜図屏風』『洛中洛外図屏風』『四季花鳥図襖』『琴棋書画図襖』がすべて一カ所に集まるのは史上初。永徳芸術の真髄を堪能しよう。
http://www.kyohaku.go.jp/jp/tenji/index.html


★『国宝・鳥獣人物戯画絵巻の全貌展』サントリー美術館(11/3-12/16)関東
本年3月に移転・新築オープンした同館の開館記念特別展。遊び、跳ねまわる動物たちを自由な筆線で描き出した『鳥獣戯画』は、日本のマンガの原点。京都・高山寺が所蔵し、甲・乙・丙・丁の4巻で構成されている。『鳥獣戯画』の展示は各巻が単独して展示されることが多く、全巻が同時に展示される機会は極めて珍しい。本展では各巻を比較し、その魅力と特色を浮き彫りにしていく。
※手塚治虫いわく--「平安末期に描かれた『鳥獣戯画』はマンガのルーツ。圧倒されます。兎、蛙、猿を同じ大きさで描くという“誇張”、相撲をとるなど本来あり得ない動作をする
“変形”、手を一本の線で描くといった“省略”、これらマンガの3大要素を全てやっていて、それが800年後に現代の芸術として息づいている。偉大な作品です」。
http://www.suntory.co.jp/sma/jp/calendar/0704/index.html


※年間スケジュールが確定していない美術館があるので、随時更新しますね!




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