《2006年おすすめ展覧会 特選17本立て!》

美術館&博物館は、過去の実績、交通の便などを考えて、以下の約20館に絞って
年間スケジュールをチェックしました。今年の僕のイチオシは、前半が京都の『大絵巻展』、
後半は神戸の『オルセー美術館展』デス!※オルセー展は来年の年始から東京に移動
して開催。

《以下、すべて06年5月14日時点の公式サイトから》

東京国立博物館 07年3月18日まで発表 
国立西洋美術館 07年6月4日まで発表
東京国立近代美術館 07年5月27日まで発表
東京都美術館   07年3月31日まで発表
Bunkamura ザ・ミュージアム 07年7月22日まで発表
サントリー美術館 2007年春まで休館(移転の為)
出光美術館    07年4月22日まで発表
東京芸大美術館 07年10月15日まで発表
京都国立博物館 07年11月26日まで発表 
京都国立近代美術館 07年2月25日まで発表
京都市美術館  07年5月13日まで発表
国立国際美術館 07年3月25日まで発表
大阪市立美術館 07年3月25日まで発表
大丸ミュージアム梅田 06年10月9日まで発表
サントリーミュージアム天保山 07年1月21日まで発表 
奈良国立博物館 06年8月20日まで発表
奈良県立美術館 07年3月31日まで発表
神戸市立博物館 07年6月17日まで発表
兵庫県立美術館 07年3月21日まで発表 

全国の美術館のお役立ち総合リンク集→http://moo.artime.moo.jp/


●開催日順にピックアップ!!


★『ロダンとカリエール』国立西洋美術館(3/7-6/4) 関東
近代彫刻の父ロダンと画家カリエールは互いの作品を所有しあっていた大親友。
2人の彫刻、絵画、素描、版画約140点を様々な角度から味わう。※カリエールの
名前は日本ではあまり知られていないけど、人物が空気に溶けていくような独自の
タッチは、一度見たら忘れられない魅力がありマス。
http://www.nmwa.go.jp/jp/html/collection.html#tennrannkai


★『大勧進 国宝・重源展』奈良国立博物館(4/15-5/28) 関西
平家の南都焼討ちで灰燼と化した東大寺の再建に身を捧げた重源上人。今年は
没後800年にあたり、これを記念して国宝の『重源上人坐像』を公開!日本の
人物彫刻の最高傑作のひとつとして、後世の仏師たちに与えた影響は計り知れない。
※リンク先に画像があるのでぜひご覧下さい!
http://www.narahaku.go.jp/exhib/2006toku/chogen/chogen-1.htm


★『大絵巻展』京都国立博物館(4/22-6/4) 関西
平安時代に描かれた初期の絵巻、源氏物語絵巻、信貴山縁起、鳥獣人物戯画と
いった古典的名品を目玉に、日本美術史上の傑作絵巻が集結。美術館に行っても
普段は倉庫に大切に保管されて表に出てこない作品も多く、またとない機会を
ぜひお見逃しなく!
http://daiemaki.exh.jp/index.html


★『肉筆浮世絵展』神戸市立博物館(4/25-5/28) 関西
ボストン美術館が所蔵する世界最大級の浮世絵コレクションから、北斎や歌麿が
実際に筆をふるった「肉筆浮世絵」(版画ではない)を特別公開!その貴重さから
門外不出とされていた第一級作品の里帰り展。日本初公開のオンパレード!
http://www.city.kobe.jp/cityoffice/57/museum/tokuten/2006_01_boston.html


★『愛の旅人 シャガール展』サントリーミュージアム天保山(4/29-6/25) 関西
生涯を通じて「愛」や「生と死」をテーマに、幻想的で美しい色彩の絵画を描き続け
たシャガール。油彩や版画など約130点を展示し、シャガール・ワールドに迫る。
http://www.suntory.co.jp/culture/smt/gallery/index.html


★『生誕120年 藤田嗣治展』京都国立近代美術館(5/30-7/23) 関西
20世紀初頭に渡仏してピカソやモディリアニと親交を持ち、フランスで亡くなった
藤田嗣治。生誕120年を記念して、パリ時代から晩年までの代表作約100点を
一堂に展示し、孤高の芸術家フジタの全貌を探る。
http://foujita.exh.jp/


★『ロバート・キャパ写真展』大丸ミュージアムKOBE(5/31-6/12) 関西
CAPA IN COLOR!地雷に触れて40歳で他界した伝説の写真家キャパが
撮ったカラー写真が、60年ぶりにNYで大量に発見された!世界初公開! 
http://www2.daimaru.co.jp/daimaru/hp/pc/museum_schedule_ko2.jsp?HP_NO=15076


★『若冲と江戸絵画』展
東京国立博物館(7/4-8/27) 関東
京都国立近代美術館(9/23-11/5) 関西
伊藤若冲を筆頭とした、江戸時代の個性的な画家たちの作品101点を一挙公開。
「江戸時代にガラスケースはなかった」という観点から、ガラスケースを用いない
展示室も用意されているとのこと!
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=3119


★『開館110年記念 美のかけはし』京都国立博物館(7/15-8/27) 関西
名品が語る京博110年の歴史。俵屋宗達筆の国宝『風神雷神図屏風』も展示!


★『NHK日曜美術館30年展』
東京藝術大学大学美術館(9/9-10/15) 関東
京都文化博物館(12/13-07/1/21) 関西
1976年に放送を開始した「日曜美術館」は、放映回数が1500回を超える長寿番組。
番組30周年を迎えるにあたり、放送で紹介した作品中から、名品のみを厳選して
展示した特別記念展!

※来年の巡回先
広島県立美術館 07.2.15-3.25
岩手県立美術館 07.4.7-5.13
長崎県立美術館 07.5.26-7.1
静岡県立美術館 07.7.24-8.31


★『宗達・光琳・抱一琳派芸術の継承と創造』出光美術館(9/9-10/1) 関東
琳派絵師の俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一の3人の天才が描いた『風神雷神
図屏風』を、60数年ぶりに一堂に展示ッ!琳派アートの伝統と創造の秘密に迫る。
http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/index.html


★『オルセー美術館展 19世紀・芸術家たちの楽園』
神戸市立博物館(9/29-1/8) 関西
東京都美術館(来年1/27-3/31) 関東
ルーブルと共にフランスを代表するパリ・オルセー美術館。その膨大なコレクション
から、油絵、水彩、素描、写真、金属工芸、ガラスなど138点を選び、19世紀後半
のフランス美術を紹介!モネ、ルノワール、セザンヌ、マネ、ゴーギャンなど、
そうそうたる顔ぶれの作品が出展される。ゴッホの名作「アルルの寝室」も公開!


★『国宝 伴大納言絵巻展』出光美術館(10/7-11/5) 関東
日本三大絵巻のひとつ、国宝「伴大納言絵巻」を公開。
http://www.idemitsu.co.jp/museum/2006_honkantenji_b.html


★『応挙と芦雪(ろせつ)』奈良県立美術館(10/7-12/3) 関西
江戸時代に空前の人気絵師となった円山応挙と、その弟子であり“異端”と
呼ばれる長澤芦雪の代表作を展示。重文クラスの作品も多数出品予定。


★『京焼 みやこの意匠と技』京都国立博物館(10/17-11/26) 関西
京都のやきもの(京焼)の歴史を、名工・野々村仁清の作品等を集めて紹介。


★『エルミタージュ美術館展』東京都美術館(10/19-12/24) 関東
ロシアが世界に誇るエルミタージュ美術館の豊富な所蔵品から、モネ、ゴーギャン、
フリードリヒなど70点を展示。


★『スーパー・エッシャー展 ある特異な版画家の軌跡』 関東
Bunkamura ザ・ミュージアム (11/11-1/13)
目の錯覚を利用した“ダマシ絵”絵画の第一人者エッシャーの大回顧展!
http://www.ntv.co.jp/escher/index2.html


※年間スケジュールが確定していない美術館があるので、随時更新しますね!




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