★第2回アート・感電ツアーのお知らせ〜絵本展&奈良仏像めぐり


バビーン!先日ご案内した『絵本&仏像』ド鑑賞行脚のスケジュールです。


●決行日時…2002年5月3日(祝)9時半に集結


●集合場所…JR大阪駅中央コンコース・噴水広場

大きな噴水なので簡単にたどり着けると思いますが、一応地図のリンクを下に。

http://map.yahoo.co.jp/cgi-bin/ploc?nl=34.698558&el=135.499180

…噴水広場(地図左上)&大丸ミュージアム(地図中央)

現地で目印に、今回もノートに大きく『カジポン』って書いて立ってますんで、初対面の人も分かると思います。ぜひ、近づく勇気を持って下さい。


●行程

(1)大丸ミュージアム(大丸百貨店15F)『ちひろと日本の絵本画家たち』

いわさきちひろの没後、1977年に設立されたちひろ美術館は、世界各国の絵本原画を約20000点も収蔵している。本展はその中から、日本で特に馴染みの深い個性豊かな13人の絵本画家の作品約180点を厳選して展示!印刷された絵本とはまた違う、作者の息づかいが聞こえてきそうな生命力あふれる原画の魅力を、じっくり楽しみましょう!
(原画の色は印刷物と比べモノにならないほど美しいです!)

→その後、奈良に移動 

※次の奈良国立博物館に入る前に、僭越ながらミニ講座で仏像鑑賞入門をやらせて頂きます。


(2)奈良国立博物館『東大寺のすべて』※1000年に1回のチャンス!

大仏開眼1250年記念という壮大な時間スケールの特別展覧会!東大寺に関係する仏教美術の名宝が一堂に集められ公開される。出展予定の総数約250件のうち、110余件が国宝、重要文化財というからスゴイ。大英博物館やボストン美術館にある仏像までが海を渡って里帰りしてくる。
中でも空前絶後の目玉は、1000年以上もお堂の暗がりの中にいた菩薩像たち。博物館の明るい照明の中へお出ましになるのは、これがなんと初めて!
“1000年に1回のチャンス!”
と各雑誌の紹介記事で書かれていた。(ものすごい煽りかただね)

(戒檀院に足を運び、名仏・四天王立像も拝観します。これほんと鳥肌モノ!)


(3)興福寺・春の秘仏特別公開&国宝館

1年のうち、春秋の1週間しか公開されない秘仏「無著・世親像」を拝観!これは史上最高の仏師・運慶最晩年の作品であり、同時に最高傑作の呼び声も高い2体だ。両像は悟りを得た如来ではなく、なかなか悟りを得られず、ひたむきに修行を続けている兄弟の像。ずっと阿弥陀如来などの仏を彫り続けてきた運慶が、人生の最後に「人間そのもの」を彫った感動的な作品だ!

また、先日のETVでみうらじゅん氏が土産物の阿修羅像を得意げに披露していたけれど(笑)、この国宝館には“本物”の阿修羅像があります。


(4)薬師寺or新薬師寺

もし全てが順調に進み、時間に余裕が出来るような奇跡が起きれば、ワシがド推薦したい名仏を所蔵している薬師寺or新薬師寺へGO!どちらにも、やばいくらい最高の仏像があります!


●参加申し込み…不要。直接、集合場所で落ち合いましょう。

●定員…なし

●参加費…無料(実費のみ)

※当日、人数次第では団体割引になるかも知れません。その場合、一括してチケットを買うので、釣り銭のないよう以下の金額を用意しておいて下さい。

(団体料金)
絵本展 一般600円、学生400円
東大寺展 一般1100円、学生700円

特に絵本展は10名から団体扱いなので割引料金の可能性大です。


●必携アイテム…東大寺展・待ち時間対策用文庫本。行列の長さが予測不能の東大寺展。心配している方もおられましょう。しかし、カバンにシェイクスピアや漱石があれば、アラ不思議、そこは青空図書館に早変わり!待ち時間に全員で本を読みふける異様な光景を作りましょう。

●昼食について…「奈良公園でキュートな鹿を眺めながら」なんて甘い考えは捨て去って下さい。大行列こそ、絶好のランチタイム。必ず朝のうちにコンビニでパンかオニギリを買っておいて下さい。

●もちろん、途中離脱自由デス。


それでは、当日にまた! (#^.^#)マッテマス

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