墓はグリーグの家(今は博物館)の裏手、海岸沿いにある。 家に至る道の美しいこと!林が夕陽を浴びて輝いていた |
これがグリーグ・ハウス |
そしてグリーグ像 |
裏庭を下ると海岸がある |
海が見えてきた! |
なんとー!彼の棺は海に面した崖にめり込んでいた! こんな場所にある墓なんて見たことないッ!ブッ飛んだぜーッ!! |
コルウォール駅前の郵便局 (英国の郵便局は雑貨も売って いてコンビニ化している) |
ネットで調べたエルガーの墓は駅から2km。「30分で行ける、楽勝」と思ってたら、無人駅で駅員に道を尋ねることが出来なかった。他に降車した乗客もおらず、駅前の郵便局に飛び込んだ。経営者の中年夫婦(?)は驚いて「リトル・モルビンは山の向こうよ!?」「無茶だ、往復20km近くある。帰りは山の中で夜になるぞ」。エーッ!2kmじゃないの?僕は仰天したけど、ここまで来るのだって大変だったんだ。なんとか地図だけでも書いてもらおうとした。しかし「遠すぎるし山道のグニャグニャは説明できない」とのこと。「この村にはバスなんかないし、タクシーを呼ぶしかないわ。でも、タクシーを呼ぶと言ってもどこから…」奥さんは夫の目を見つめた。夫「よし!分かった!車を出してやる!」。なんと、奥さんに店を任せて、ガレージからマイカーを出してきてくれた! |
ダンナさんの名前はロウさん。僕が 「あわわ、仕事中なのに!」とテンパると 「いいんだよ気にするな」。神ですか!? |
ダッシュボード上に『ウォレス とグルミット』のプルプル! |
山道を抜け約20分後、リトル・モルビン の教会に到着。ところが、この墓地に エルガーの墓はなかった!真っ青 |
「慌てるな、村人に訊いてみよう」 「ハ、ハイ!」僕はロウさんの後を ついて行った。(T_T) ウルウル |
馬具店で聞き込み中のロウさん |
「あの教会だ!今度こそ墓がある ハズ!」ロウさんもエキサイト |
ドキドキ… |
「エルガー・グレイブ」 キターッ! |
エルガー |
「やったー!エルガーさんだ!」墓前で思わず僕らは抱き合った。 エルガーさん、あなたがこの土地に眠って下さったおかげで、ここを訪れ ロウさんと出会えました!ロウさんに会わせてくれて本当に有難う! |
ロウさんスマイル |
ロンドンのウエストミンスター寺院には彼のメモリアルがある(以前はこれを墓と思ってた) |