ここに世界中の墓マイラーの間で話題 が沸騰している“あの”墓があるという |
児童文学の作家ゆえか、子ども たちが墓所を教えてくれた |
ゴゴゴゴゴ…見えてきたぞ… |
バンッ! | ドンッ! | ズギュゥゥゥウン! |
「ドリャー!バゴーン!」 お墓から出てきているーッ! |
ベキベキベキベキッ! | この角度が、最も今まさに墓から 出てきている感じがする |
真横に来るとヴェルヌのデカさが分かる |
巡礼者はみんな息を呑んで見入っていた。 「アイム・ノット・デッド・イエット」、こう呟く青年もいた |
ブルノはチェコ第2の都市。メンデルの墓の 場所を観光局で尋ねると、彼がエンドウの 遺伝子を研究していた修道院にあるとのこと! |
修道院は17時閉門。すでに16時半で 焦りまくる。画面中央の建物の背後に 教会が見える。トラムを降りてダッシュ! |
中庭にあったメンデル像。 これか?これが墓なのか!? |
ノーッ!修道士いわく「メンデル博物館は ここにあるけど、墓は中央墓地だよ」 アヒーッ!すぐに別のトラムに乗った! ※移動中モーレツな夕立になった! |
着いた!17時半!墓地の、 へ、閉門時間は…19時やった! これなら余裕で間に合う! |
ウギャー!事務所はもう閉まってて 管理人がいない!どうやって探せば いいんだ…。あれ?メンデルって書い てあるぞ!方角だけは分かった! |
方角は分かったけどあまりに広すぎる! 案内板は入口にあったものだけ。90分も あった時間が刻一刻と削られていく |
「あ、リスだ!カワイーッ!」 …などど言ってる場合ではない! 残り時間40分! |
半泣きで探し続けて1時間。よりによって 広大な墓地の最果ての地に彼の墓はあった。 (この囲まれている場所の一番右端) |
夕陽を浴びるメンデル。 実にいい時間帯だ |
っていうか!この墓にはメンデル以外も入って いる為、彼の名前は一部分に小さく刻まれてる だけ。しかも風化している!僕は3度も前を 通り過ぎていた(こんなの気づくかーッ!) |
とにもかくにも謁見を果たせて良かった。チェコ語の “ありがとう”は「ジェクユ・ヴァーム」。時間ギリギリ まで感謝の気持ちを伝えた。夕立が大気をキレイ にし、門に戻る帰り道、見上げた空はとても美しかった |