ミニ・コーナー
A COMMON BEAT

コモンビート/共通の鼓動〜炎のキャスト・JOJO

“人は誰でも心臓の音が同じように、それぞれ文化や肌の色が違っても皆をつなぐ共通の
ビートがあり、共存は可能なはず”---
『A COMMON BEAT(ひとつの鼓動)』はアメリカのNGO「Up With People」がそんな思いで作ったオリジナル・ミュージカルだ。どのナンバーも魅力的で親しみやすいメロディーなので、聴いてて全然飽きない!ウットリする美しい旋律もあれば、大地を揺るがすド迫力のリズムの曲まで、実にバラエティに富んでいるッ!!




オープニング『すべての命に』…精霊(人類の鼓動の象徴)の前にひざまずく人々



世界は赤大陸(アフリカ)、緑大陸(欧州)、黄大陸(アジア)、青大陸(アメリカ)の4つの文化に分かれている
※手前の3名は国境警備隊



ロシアの踊り

 

イタリアの踊り・1

  

イタリアの踊り・2

 

アイルランドの踊り



力強いアフリカン・ダンス(ガンブーツ)



他の大陸の存在に気づいた人々は交流を始める。「さぁ、君達も一緒に歌い踊らないか?」

  

しかし、各大陸の指導者は異文化と交流することで「伝統」が破壊されることを恐れ、
人々に“共通点”より“違い”を強調する。“違い”は“憎しみ”となり、やがて戦いが始まる



人類は分かり合えないのか…



生き残った人々は世界の惨状に愕然とする。嘆く者、手にした武器を見て茫然とする者…



その時!後ろから「文化や肌の色が違っても心臓の鼓動は共通だぜ!」。振り返る人々「そうだった!」。



高鳴る鼓動!!キープ・ザ・ビート!!

 

和解の握手!俺たちゃ同じ人類だ!



グランド・フィナーレ



祖先たちも見守っている!





★オマケ〜2003年(日本初演時)の秘蔵映像★




踊りまくる各チームは大陸ごとにカラーで分けられている!
赤…アフリカ・チーム 黄…アジア・チーム
緑…ヨーロッパ・チーム 青…アメリカ・チーム



ドラァッ!アフリカン・ダンスは大地のビート!熱いハートを受け取りやがれッ!(曲はYEKE YEKE)


ロシアン・ダンス フラメンコ“オーレ!”
いつだってエレガンスを忘れないヨーロッパ。シャープな動きの中から、ほとばしる気品!


KARATE インド舞踊
「押忍ッ!」アジアは空手の華麗な演武や、セクスィーなインド舞踊で観客のハートを鷲づかみに!


「イエーイ!」 「ノリノリだぜーッ!」
浮かれてスイングしまくる陽気でファンキーなアメリカ・チーム。365日、大はしゃぎだぜッ!



しかし互いの文化が出会った時、未知なる相手や
異文化への恐怖が差別や憎しみを生み、対立が
みるみる加速していく!---「Us ! Not Us !!」


“不寛容”はついに戦争という異常な事態にまで
発展してしまう。なんてこったい!Oh、No!!
※国境監視員の3匹の羊が怯えきっている。


戦いの後の廃墟。武器が打ち捨てられ散乱している。荒野に茫然と独りただずむ少女。
※ベジータの戦闘服やゴールドクロスが落ちている!グフ(少女)も武装解除。


曲「Can we sing a song of peace!」
長い時が流れた後、一人がリズムを刻み始めたことをきっかけに、人々が集まり始める。
文化に違いがあっても、命を刻む鼓動のリズムは皆同じだッ!共通のビートを胸に、
人々が円となって座り、自分が築いた心の壁を乗り越えてゆく。もう国境に意味はない!


曲「Common Beat V」
「皆それぞれ違うから素晴らしいんだ!」最後は全チームが交じり
合ってピース・ソングを高らかに歌う。涙と感動のエンディングだ。



万雷の拍手に包まれ、世紀の公演の幕が下りた。



この後、アンコール・ダンスが朝まで続いた!!




製作総指揮…ONI-KYOUKAN 撮影&編集…ATSUKO 人形操作…KAZ 食料(?)…TIYA
照明…SYOU 衣装…CHIHIRO 構成…RIE 文…KAJIPON
スペシャルサンクス…HAMADA婆&母








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