アフリカ館
ジンバブエ&ザンビア展
(2000年)
ビクトリア巨大滝特集
〜百聞は一見にしかず〜
北米のナイアガラ、南米のイグアスと並ぶ世界3大瀑布のひとつが
アフリカ大陸のビクトリア巨大滝だ。3大とはいってもナイアガラは
40メートルの高さで、こちらは最大150メートル!初めて見た印象
は感動というより、むしろ恐怖感一色!マジで全身縮み上がった。
ビクトリア滝は地形的に、ナイアガラやイグアスと違って遠くから見えることはない。
熱帯雨林の中を轟音のとどろく方向へ突き進むと、突然眼前の大地が裂ける。そして
足元を恐る恐る覗き込むと、なんと大河が地の底まで落下しているのだ!観光客用の
柵や手すりなど、そういった安全設備はどこにもなく、右写真に草むらの一部が映ってる
ように、足下を滑らせれば一巻の終わりだ。おそらく遺体も上がらない。まるでこの世の
果てだ。誰もがヘナヘナとなり、恥ずかしいけど少しチビッてしまうことウケアイだ。
全身がビリビリ震えるほどの大音響は、もしかしたら視覚以上に訪れた人間を
恐怖のドン底へ叩き込んでいたかも。何も考えることが出来ぬほどの爆音だった。
そしてドシャ降りの水しぶき。この写真に写ってるように、150メートル落下した水が
跳ね上がって水煙となり、なんと頭上から降り注ぐのだ。その圧倒的迫力!この体験
は、問答無用でワシに自然への畏怖の念をさらに強くさせた。もう、ヤバイくらいに。
(会場案内板へ)
|