ヨーロッパ館
チェコ展
(1994年、プラハ)
(旧市街広場)ヤン・フス像
15世紀のプラハ。大学総長だったヤン・フスは、当時のカトリック教会の腐敗を激しく
批判し、それがもとで異端としてローマに召喚された。判決は死刑(火あぶり)だった。
最後に彼が残した言葉が、この像の台座に刻まれている。以下の壮絶な言葉だ。
「真実を愛し、真実を語り、真実を守れ」
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(プラハ城・城壁)
プラハはナチの爆撃を受けなかった為、中世の街並がそっくり残っている。
延々と続く石畳は、まるでタイムスリップしたような錯覚を旅行者に与える。
そう、プラハは世界で1番美しい街だとワシは断言しよう。左側面に城壁が
写っている。これをずっと降りていくと、あの大河モルダウに出るのだ。
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(プラネタリウム・カレンダー)
巨大な旧市庁舎の仕掛け時計。何と1490年から動いている。あまりにも
素晴らしい出来だった為、制作者は嫉妬した連中から目を潰されたという。
上円が地球を中心とした天体カレンダー、下は星座付き農業カレンダーだ!
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(1994)プラハ・聖ビート教会
ワシが今までに見たステンドグラスで最も素晴らしいと感じたのが、この教会の
作品群だ。特に右の写真はA・ミュシャの制作によるものだ。いやはや何とも!
(会場案内板へ)
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