アラブ館
トルコ・チュニジア展B
(ゼルベ峡谷)
聖堂や住居跡が無数にあるゼルベ峡谷。ガイドの彼は若干弱冠16歳!この遺跡は
岩が崩れやすい上、内部は真っ暗で危険な為、必ず公的なガイドがつくみたいだ。彼
は懐中電灯をかざして遺跡内を案内してくれた。とは言ってもまだ16歳。ワシにギャグ
が通じると思うやいなや、洞窟内でわざと電気を消したり、先に進んで物陰からワッて
飛び出してきたり、足を踏み外すふりをして「ヘルプ〜ヘルプ〜」て叫んだり(左写真で
はるか下に地面が見える。マジ危険!)、それはもう大はしゃぎだった。別れ際、彼は
「ガイドをして1年になるけど、今日が今までで1番楽しかった!」と熱く語った。そりゃ
そうだろう、途中からワシも彼の先に回り込んでけっこう反撃してたもの(それに欧米人
相手にガイドが「ワッ!」とか驚かしたらマジでブチ切れそう)。最後に2人でタイマー撮影
をしたら(右)、思いきりギューッてしてきたので、ワシは何だかジーンとしてしまった…。
(トルコ人のキアヌ・リーブス)
入国ビザの申請でシリア大使館を探し、迷子になったワシを大使館まで案内して
くれたのが、このキアヌ・リーブス君だ(アラブの若者はこのポーズが大好き)。
隣国シリアへの入国は、ビザがすぐに発券されない為、少しわずらわしいのだ。
(ギョレメ村の惨事)
ドアのノブがないことに気がついた?・・・って、ワシが全面的に悪いんだけどね。
奇岩を見に山を登っていた時に部屋のカギを落としてしまったらしい。フロントで謝っ
て「スペアキーはいくらですか」と尋ねたら、「あの部屋のキーは、あれ1個だけ…」
と耳を疑う返事!結局夜10時までかかって、2人でキーを根こそぎ外したのだった。
翌日、町の錠前屋にオーナーと2人で新しいドアノブを買いに行く結果になった。
みんな、くれぐれもワシみたいなドジを踏まないように!…って踏むわけないよね。
(1990)“チュニジアの夜”
チュニジアの首都チュニスを海から見た夜景だ。ちょっと絵になり過ぎの
神秘的な月夜だった。この一枚を全ての熱きジャズ・ファンに捧げたい。
(会場案内板へ)
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