映画ロケ地を行く
※現在19本!
★『ロード・オブ・ザ・リング』のホビット村を訪ねて〜ニュージーランド北島(2005)
まずはオークランドからマタマタへ | 町からロケ地へ一日4回ツアーバスが出ている。申込み所もホビットの家っぽいデザイン! |
ホビット村(庄)入口! | うおお!ホントに家がたくさんある (T_T) | 本編で使われなかった家もたくさんあった |
ビルボの誕生パーティーの場面に 登場した巨大なツリー |
ガンダルフが橋を渡った大きな池 |
橋のセットに使われた発泡スチロール。 石っぽく着色された面影が残っている |
はひー!フロドの家ッ!! | ホビット・サイズなので、とってもちっちゃい! | 丸窓からはパーティーツリーが見える |
この煙突付の家は英雄サムの家 ※“従者サム”なんて言わせない! |
サムの家の少し右上にフロドの家がある (この角度からしか同時に2人の家は見えない) |
フロド・ハウスの前庭から見渡す。めっさ美しい景観! |
観光客を見学する羊たち(笑)。 ホビット村の周囲は羊がいっぱい! |
ホビット村の360度動画(25秒) ※牛や鳥の声も入ってマス |
多くの映画に登場し、『デイ・アフター・トゥモロー』では 天変地異に襲われたNY市民の避難場所となった |
『ゴースト・バスターズ』に登場した正面玄関のライオン。 この図書館のトレードマークだ(名前はレオ) |
『セブン』ではモーガン・フリーマンがダンテの「神曲」を調べた |
(1989)イギリス〜地獄のフィルム・マラソン25時間 すでに14時間経過!皆ヘロヘロだ 英国ケンブリッジの映画館で開催された怒涛のSF映画11本立て大会。その7本目終了時の休憩時間の光景がこれだ!僕はこの頃22歳で、当地にホームステイ中。この映画館は、普段は通常のロードショーをしているんだけど(『いまを生きる』もここで観た)、館長が相当なシネマ・ジャンキーらしく、たまに通常の上映を中止して、こうして25時間に及ぶ11本連続上映会を企画するそうだ。 この日、わざわざ新作映画を観るために劇場へやって来た人は、入口に立てられた『本日、臨時イベント』の看板を見て「えーッ!」。方向転換して帰って行く人の背中に、参加者から「レッツ・トライ!」の声が掛けられる。 イベント入場料は約3500円(1本300円くらい)。安いかわりに館長の出した条件がエゲツない。PM10時のスタートから翌日最終のPM11時まで25時間、劇場から外へ出ると再入場禁止になるのだ(爆)。移動が許されるのはロビーまで。 ずっと館内にいると時間の感覚がなくなり、6本目あたりでトイレに行った時、窓から頭上に輝く太陽が見えて“自然はかくも美しい”とわけの分からん感動に襲われた。それは現地ピープルも同じ様で、パンク風兄ちゃんまで「オー、サンシャイン…ビューティフル」と呟いていた。要するに監禁状態だったわけだ。 だが外出禁止令には館長の言い分があった。この日の為に館長がかき集めた11本は『スター・ウオーズ』『2001年宇宙の旅』『未知との遭遇』『エイリアン』『ブレード・ランナー』等、“究極”と言っていいSF界の金字塔ばかり。館長は僕らに「“観客魂”を見せやがれ」と、そして「貴様ら本物のシネマ・キチならこれくらい耐えろ!」と、挑戦状を叩き付けたわけだ。(反面、眠気覚ましのコーヒーや紅茶は無料で飲ませてくれた。愛だね!) 企画終了後の客の反応が素晴らしかった。お互い初対面にも関わらず前後左右の客と握手していた!つまり、客にとってもこの25時間は「リトマス試験紙」のようなもので、本物の映画ファン=親友と出会える貴重な機会だったんだ。 温かい感動に包まれて劇場の出口に差し掛かかると、3人の英国人に呼び止められ「ヘイ、ビールでも飲もうぜ」と誘われた。僕の答えは「オフコース!」 完 |
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