南米館
チリ展A
(2000年)
(パタゴニア地方)絶景!超古代氷河に落ちる夕陽
この氷は地球上に残った、最後の氷河期の遺物である。生成時期は新しい氷河で数万年、
古いものは何と150万年前までさかのぼる。写真1枚目の昼間の姿も十分に美しいが、やは
り夕陽を反射して黄金に輝く2枚目が、神がかっており圧倒的だ。流氷の数が両方の写真で
全然違うが、下写真は夕方になって気温が下がり、奥で溶けていた氷河が再凍結した為だ。
(パタゴニア)神秘的な青い氷河
先に降った雪が溶けぬうちに新たな次の降雪があると、古い雪はその重みで押し潰され
高い密度の氷の結晶になる。写真のように数万年も潰され続けて色がブルーになった
氷だと、結晶の密度は新雪の8倍以上だ。氷がこんな色になるなんて知らなかった…!
(サンチアゴ郊外)アンデス山脈の夕暮れ
日本列島の長さ約3000キロに対し、アンデス山脈は7200キロという、ブッ飛ぶ長さで、
もちろん世界最長の山脈だ。アマゾン川の源流もここにある。また、アンデス山脈は長い
だけでなく平均標高が非常に高い。最高峰の“アコンカグア”を筆頭に6000メートル級が
ゴロゴロしている。“アコンカグア”は7000メートルで富士山の2倍弱もある。高すぎ!!
(サンチアゴ)気さくな3人組
レストランの各テーブルで『ベサメ・ムーチョ』を熱唱していた3人。遠慮がちな彼らは、自分
からチップを強く要求せずモジモジしていた。っていうか、弱気!写真からも連中の人の良さ
がにじみ出ている。真ん中の彼いわく、「オレの髪型はマラドーナと同じなんだ」だってさ!
(さあ、イースター島へ!)
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