★緊急告知!第4回アート感電ツアーのお知らせ〜『秋の京都激満喫編』

ホント、急ですが今度の日曜日に京都でアートツアーを敢行します!なぜいきなり今週末なのか?それは今年の京都は、ここ数年で最も紅葉が美しいからッス!
紅葉は年によって当たり外れがあり、ここしばらくは暖冬続きで色付きがイマイチだった(気温差が激しいほど色が付く)。ところが今年は厳しい冷え込みのおかげで、紅葉は美の極致!今年を逃すと次は何年後にここまで鮮やかに染まるか分からないので、葉が落ちる前に急遽アートツアーを計画したわけです!
うまい具合に天才画家レンブラントの作品展もやっており、美術展&仏像&紅葉の超ド級フルコースを味わいませう!
今回は夜間特別拝観も楽しむため、約12時間のロング・ツアーですッ!
(もちろん途中離脱自由なので、どのタイミングで抜けられてもかまいません)


●決行日時…2002年11月24日(日)午前9時30分に集結!

●集合場所…近鉄京都線「東寺駅」改札出口(駅の改札はひとつデス)

以下に路線情報のアドレスを貼っておきます。最寄の駅からの所要時間が簡単に
分かります。JR京都駅から私鉄の近鉄に乗り換え、たったのひと駅!
http://transit.yahoo.co.jp/

ノートに『カジポン』って書いて立ってますんで、初対面の方もぜひ近づく勇気を!

●行程

(1)ザ・世界遺産!東寺
東寺宝物館では普段訪ねても拝観できない秘仏や名品の数々を現在特別公開中!これを逃す手はない。東寺には傑作仏像がひしめいており、まさに国宝オンパレード。日本一ハンサムなイケメン仏像(帝釈天)もおり、ハンカチの用意をお忘れなく。有名な約60mの五重塔は日本最大の塔!

(2)東福寺

境内のもみじは、その数2000本!訪れた友人の話では、足を踏み入れた瞬間、色の洪水のために色彩感覚が狂ったとのこと。観光客の数も半端じゃなく、入場制限の可能性もあるらしい。午前中に行くので大丈夫とは思いますが…ドキドキ。

(3)京都国立博物館『大レンブラント展』〜京都で奇蹟にめぐりあう
“光と影の魔術師”とも“魂の画家”とも呼ばれる西洋絵画史上の大巨人レンブラント。彼の作品に描かれた人物は、天上からの黄金の光によって闇の奧から浮かび上がっており、聖者も商人も罪人も、全ての人間が崇高で温かい空気に包み込まれている。彼自身は悲惨な後半生で、最初の妻にも後妻にも先立たれ、5人の子供のうち4人の死を看取った上に、裁判所から破産宣告を突きつけられ、ほとんどの作品は競売用に没収され二束三文で売られてしまった。晩年の彼が描いた何枚もの自画像には、いつまでも続く激痛にとうとう慣れてしまった、いわば“達観”した静かな目が描かれている…。これまでにも“レンブラント展”なるものは開催されたが、展示品は軽いデッサンや版画と、同時代の画家の作品で頭数を揃えたものが大半だった。今回は作品数こそ約50点と少ないものの、どれもレンブラントのものばかり、しかも深い精神性に満ちた油絵が大半。これだけ揃ったのはアジア初だ!
《必見BEST3》
『目を潰されるサムソン』…旧約聖書を題材にした2mX約3mの大作。勇者サムソンが暗殺される決定的瞬間を描いている。この作品が今京都で見られるということが信じられない。この絵はドイツの美術館が所蔵していてずっと門外不出だったもの。それが、今回一度だけという限定で来日した。再びドイツを出ることはまずありえないので、もし京都で見逃すと、飛行機に乗ってドイツまで見に行くしかない!
『机の前のティトゥス』…レンブラントが自分の息子を描いた作品。4人兄妹のうち、ティトゥスだけが無事に成人したが、彼はレンブラントの死の前年に26才の若さで亡くなった。絵に描かれているのは少年時代のティトゥス。後の薄命を思うと、あどけない表情に泣けてくる。
『笑う自画像』…最晩年、すべてを失った彼が描いた「笑う自画像」。彼の人生を知っているだけに、この笑顔を見ていると本当に胸が詰まってしまう。このような痛々しい笑顔を他に知らない!

※この大レンブラント展は京都オンリー。国内を巡回しません。

※チケットは当日券が大人1500円ですが、京都駅構内やコンビニで、なぜか期間中も前売券を1200円で売っているとのこと。それを利用しましょう。

→市バスで古都を北上。

(4)真如堂(別名:もみじ寺)
もみじ寺の名にふさわしく、参道を埋める真紅の紅葉は絶品!JTBの京都ガイドではトップで真っ先に紹介されていた。

(5)墓をたずねて三千里・谷崎潤一郎の巻(法然院)
アート感電ツアー恒例の墓巡礼。今回は法然院に眠る耽美派作家・谷崎潤一郎を墓参し、名作“春琴抄”を墓前で朗読!法然院には見事な庭園があり、そちらも必見。

→有名な“哲学の道”を南下!

(6)永観堂
永観堂といえば阿弥陀が後ろを振り向いている“みかえり阿弥陀”像が有名だが、この時期に永観堂を訪れる人の目当ては、17時半から始まる紅葉の夜間ライトアップだ。永観堂は山の斜面に沿って建っているので、紅葉に奥行きが生まれ、色に色が重なる色彩のオーケストラを楽しめるのだ!

※17時半までに時間があれば、南禅寺の天授庵に足を運ぶ予定。

(7)高台寺
アートツアーのラストは、京都の寺で最強最高のライトアップと評価されている高台寺へ!この寺は光そのものを芸術と捉えており、ライトアップの演出方法を毎年変化させるこだわりよう。闇の中で池に映り込んだ紅葉は、幻想的なことこのうえなし!この世の光景ならぬ幽玄な世界にどっぷり浸りませう!

→21時解散。ですが、遠方の参加者の為に、なんとか20時解散を目指します。

●参加申し込み…不要!直接、集合場所で落ち合いましょう。

●定員…なし

●参加費…無料(実費のみ)。各寺の拝観料は400〜500円。東寺は宝物館に入るので800円。

●必携アイテム…レンブラント展待ち時間対策用文庫本。また、紅葉の夜間拝観はめちゃくちゃ寒いので十分に厚着して下さい。

●昼食&夕食について…あまり時間がないので、各自パンやおにぎりを事前に用意しておいて下さい。当日、どこかでタイミングを見計い、速攻で食べます。

●繰り返しますが、途中離脱自由です!お気楽に。

それでは、当日にまた! (#^.^#)マッテマス


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